・内容
  5年に1度行われる国勢調査の2000年時の結果です。
  前項の美並から場所は南東に移動し、旧武儀町のとんでもない山の中になっちゃい
  ました。
  山間部、かつまた次回にここからは移動しちゃうかもしれないので、美並と比べるとず
  いぶん簡素なモニュメントです。叩くとわかるけど、この球体の中は空洞です。

・アプローチ
  県道325号から水成集落を経由し、水成林道を終点まで上り詰める。
  林道は舗装されていない区間が多いので四駆の方が無難です。
  終点からは水晶山の登山が始まります。20分くらい登ればこのモニュメントです。
  かなりの勾配の山なのでシンドい。
◆「日本人口重心地点(2000)」     岐阜県関市旧武儀町水晶山  

・内容
  5年に1度行われる国勢調査の2005年時の結果です。
  この碑は2007年の建てられたばかりです。
  前項の2000年時のモニュメントと比べ、さらに簡素化が進んでいます。

・アプローチ
  「道の駅 平成」の北、県道325号沿い。美並からのアプローチであれば簡単な標識が
  随所にあるが、北からだと全くない。
  ちなみにその標識ですら、2011年には風雨で剥がれつつあり、非常にわかりづらい。
  最後はかなりの急勾配林道を登ってヘトヘトになれる。
  2008年のときはきれいだった林道やモニュメントも、2011年のときにはかなり荒れてき
  ています。
  訪問者もいないし地元民も整備するモチベーションがないってことかな?

◆「日本人口重心地点(2005)」     岐阜県関市北部  

・内容
  5年に1度行われる国勢調査。
  その調査にて、1995年までは日本の人口の重心地点だったスポットです。
  人口重心とは、ことばの通り日本に住んでいる人々の人数と住所から割り出す、重心の
  取れるポイントです。つまりは日本人全員の体重の中心地ってこと。

  それを記念して1997年に22億円かけて「日本まん真ん中センター」っていうすごい施設を
  作ったんだけど、3年後の2000年にはここ美並町から隣の旧武儀町に移っちゃいました。
  そんなガッカリかつスパイシーなスポットです。

・アプローチ
  東海北陸自動車道の美並ICすぐ。
  

◆「日本人口重心地点(1995)」     岐阜県郡上市美並町  

・内容
  静岡県富士市田子の浦港の海岸線まで : 114.853m
  新潟県上越市直江津の海岸線まで    : 114.854m
  神奈川県小田原市国府津の海岸線まで : 114.862m
  新潟県糸魚川市梶屋敷の海岸線まで   : 114.861m

・アプローチ
  長野県と群馬県の県境付近です。標高は1200m。
  長野県だったら臼田・群馬県だったら下仁田から県道93号に入る。かなりの山道。
  雨川ダムのちょっと東に「湖月荘」っていう宿があるので、そこに車を停めさせてもらう。
  
  近くに日本で海から一番遠い地点への標識があるので、あとは頑張れ!
  山道だぞ。所要時間は2時間とかって書いてあるぞ。
  道はちょっとわかりづらいし滑るし崩れるし汚れるぞ。

◆「日本で海岸線から一番遠い地点」     長野県佐久市田口峠  

・内容
  その名の通り、本州の中心であることを地味にアピールしている。
  しかしその根拠はどこにも書いておらず、すぐ横にある説明板にも後ろのお堂の由緒しか
  書いていない。

  本州の中心が長野県、そして長野県の中心が松本市であるから、という推測も存在する。
  誰か正確な定義を知っている人がいたら教えてください。

・アプローチ
  松本市の浅間温泉を目指してください。
  そこの下浅間あたりの薬師堂前にひっそりと立っています。
  薬師堂自体小さく両側の建物に埋もれつつありますが、この碑はさらにその片隅にあるの
  で気付きにくいです。

広義での日本の中心
◆「本洲中央の地」     長野県松本市浅間温泉  

・伝承
  この神社には、生国魂大神と足国魂大神の2人の神様を祀っている。
  どちらも日本国全体の御霊として奉祀されている神様である。
  従い、この神社は太古より日本総鎮守として位置付けられ、それがすなわち日本中央
  なのだ。


・アプローチ
  上田駅から県道65号を南西に5kmほど。
  由緒ある神社なのでそこそこ目立つしわかりやすい。駐車場も豊富。

◆「日本中央」     長野県上田市下之郷  

・伝承
  前項の「日本中央の碑(発見地)」の通り。
  尚、伝承としては平安時代に書かれた前記の内容の通りだが、日本を千島列島を含めて
  考えたと仮定すると、この場所もあながち見当外れではないとする説もある。
  また、蝦夷ピンポイントを日本を称していた例もあり、この碑は蝦夷の中央という意味とす
  る説もある。
 
  ちなみにこの岩が本物の"つぼのいしぶみ"なのか、鑑定結果は出ていません。
  でも、最低でも室町時代よりは古い文字らしいです。


・アプローチ
  県道8号と国道394号が交わる辺り。
  「日本中央の碑保存館」という無料の施設として整備されています。
  発見時の新聞記事や写真等も見れます。

◆「日本中央の碑(保存館)」     青森県上北郡東北町  

・伝承
  奈良時代、坂上田村麻呂が蝦夷遠征の際、大きな岩に弓の先で「日本中央」と彫った。
  「ここは自分らの概念的にはぶっちゃけ東の果てだけど、このさらに東にも陸とか島とか
  あるし、そう考えるとここを日本の中央と考えてもいいんじゃない?」と言ったらしい。

  この岩を"つぼのいしぶみ"という。
  この岩の所在は平安時代にはもうわからなくなっていた。
  でも有名な逸話なので、多くの歌人が「どこにあるかわからない」という意味で歌の枕詞
  として使った。

  近代に入って、明治天皇も頑張って捜索したりした。それでも見つからなかった。
  とうとう見つかったのは、昭和中期。当時は大ニュースになったらしい。
  その岩が見つかった場所が、ここだ。

・アプローチ
  東北町の中心地より少し北、県道8号沿い。上の写真の通り、赤い標識が出てきます。
  他に何もない樹林地帯の道路なので、気を付けていれば見落とすことはない。
  
  遊歩道を数100m下ったところにある湿地帯に写真の碑があります。
  足元ヌタヌタにつき、注意。

伝承に基づく日本の中心
◆「日本中央の碑(発見地)」     青森県上北郡東北町  

・中心算出の根拠
  全国に40箇所ある、ゼロポイント(緯度・経度の分と秒が00’00)の中心地。
  尚、ゼロポイントジャストの位置は視界の開けない山岳地帯であるため、この碑の設置場
  所は若干ずらして北緯36度00分47秒・東経137度59分36秒とした。

  この根拠は、2010年現在においてネット上ではほぼどこにも公開されていない情報です。
  碑の近辺にも、辰野町のオフィシャルサイトにも根拠掲載はありません。

・アプローチ
  標高1200mの山の中、王城枝垂栗林道沿いにあります。
  南北どちらからもアプローチ可能ですが、南の辰野駅から入るルートがよりラクです。
  しかし30分近く激狭区間であり、そのうち数kmはガレガレの未舗装地帯です。
  正直、四駆じゃないとかなり運転つらいです。

  しかしここは中心マニアからは絶大な支持を集めている、マニアックな人気スポットです。
  

◆「日本中心の標」     長野県辰野町鶴ヶ峰  

・中心算出の根拠
  緯度経度の下2桁同一の地の北端は、北海道常呂町(北緯44度・東経144度)から
  南端は沖縄県竹富島(北緯24度・東経124度)まで9つある。
  その9つの中心にあたるのが、北緯34度・東経134度地点。

・アプローチ
  三加茂駅から県道44号で南下。標高1000mほどの山岳地帯へ。
  県道を反れ、「風呂塔キャンプ場」・「六地蔵峠」を経由する。
  所要時間は三加茂駅から片道50分ほど。「ゆめりあ34」が日本列島中心点です。

  非常にシンドい道のりです。交通量は皆無だが、擦れ違い出来ない地点が多い。
  舗装尾も一部荒れ気味。
  看板は相当山奥に入ってから出てくるが、一部不親切。
  「六地蔵峠」で左上の道に入ること。間違えると大変な道に入ります。
  

◆「日本列島中心点」     徳島県三好郡東みよし町毛田  

・中心算出の根拠
  日本北端:宗谷岬(北緯46度) 日本南端:波照間島(北緯24度)
  日本東端:択捉島(東経147度) 日本西端:与那国島(東経123度)
  …それぞれの緯度経度の中間は、北緯35度・東経135度の地

・アプローチ
  西脇市の国道175号沿い。鉄道では小さいながらも日本へそ公園駅がある。
  日本の中心の中ではかなりメジャーどころなので迷うことはないでしょう。
  モニュメント多数あるし散歩もできるし大型屋内施設もあり、充実。

◆「日本のへそ」     兵庫県西脇市上比延町  

・中心算出の根拠
  国土地理院が算出した日本国土の重心が能登半島最先端の禄剛崎沖にある。
  そこから一番近い陸地である禄剛崎に、この碑を作った。

・アプローチ
  「禄剛崎を目指してください」って言うのが一番簡単ですね。
  最後は駐車場から徒歩10分ほどです。
  灯台の近くにいくつかモニュメントがあり、その中の1つです。

◆「日本列島ここが中心」     石川県珠洲市狼煙町  

いつだってみんなの輪の外にいて、中心とは程遠いYAMA。
今日もため息をつきながら布団に入ったら、中心の神様が夢枕に立つんですよ。

「日本の中心に立ちなさい。そうすればオマエは職場でもプライベートでも、中心に立てる人物と
なれるであろう。」

ま、全部ウソなんですけど、端っこに行って真ん中に行かないのもアレですし、日本の真ん中に
も僕の大好きなモニュメント類があるそうなので、お告げに従って行ってみることにしました。


しかし、調べてみて気付くんですけど、日本の中心って1つじゃないのね。

「Aという定義で考えたらここが中心です」
「Bという定義で考えたらここが中心です」
「Cという定義で考えたら …
「Dは …

あ、メンドくさい。
全部行く。全部見てから考える。

とりあえずザックリと対象となるポイントをリストアップします。
懐かしの、日本2周目までの軌跡が記載されているかつての【日本走覇】TOPの日本地図でも
引っ張ってきてみましょうか。

日本の中心リスト

―― ・日本中央の碑発見地
    ・
日本中央の碑保存館

日本のへそ



日本列島中心点








日本列島ここが中心






















日本人口重心地点(1995)
日本人口重心地点(2000)

日本人口重心地点(2005)

――――― ・日本経緯度原点
          ・
日本水準原点
          ・日本国道路元標

―――――――――――――――― 日本列島の中心地
                        
日本列島の臍






日本中心の標

本洲中央の地
















日本中央













日本の臍
 中心標







――――――― ・日本列島中心の地
           
日本の地理的中心"00ポイント"
―――――――――――― 日本で海岸線から一番遠い地点

※日本の中心に本州が位置することから、
  本州関連の中心地も併記しています。

※網羅性を高めるため、広義の日本中心
  関連も併記しています。

※日本中心関連はYAMAの確認の限りで
  全て訪問したつもりです。
  もし「これ以外にも存在するよ」という情
  報があったらメールください。
  ただし、明確な場所が存在するスポット
  に限ります。

…多ッ!!
多すぎて心が折れた。
"中心"っていう文字が多すぎて途中からゲシュタルト崩壊した。

そしてどれも名前が酷似しているね。それぞれ名前が被らないように意識していうのかな?
リストアップしている途中、同じ名前が出てこないかヒヤヒヤしたさ。
「日本列島中心の地」と「日本列島の中心地」とか、もう紙一重すぎて「ヒィー」って言いそうになった。

じゃあこのページでは、日本の中心ハンターのYAMAがこれらをバシバシ紹介していきますよ!

「日本列島中心の地」     栃木県佐野市田沼町  
地理的観点からの日本の中心

・中心算出の根拠
  @日本本土最北端「宗谷岬」と、日本本土最南端「佐多岬」の中間点
  A上記「@」地点にさらに、太平洋・日本海の中間地点となるよう条件設定

・アプローチ
  田沼町の中心地から、県道201号を北上。車でおよそ30分。
  「蓬山ログビレッジ」内。
  施設名から推測できる通り、かなりの山の中です。そして、そこからはほとんどエスケープ
  ルートが無いので、そのまま来た道を町まで戻るのが無難でしょう。

◆「日本の臍中心標」     群馬県渋川市寄居町  

・中心算出の根拠
  日本本土最北端「宗谷岬」と、日本本土最南端「佐多岬」を直径とする円の中心。

・アプローチ
  四つ角交差点の近所にある「寄居町会館前。
  渋川駅からも近い、にぎやかな街中です。アプローチは全シリーズ中もっとも楽かも。
  大きな道路がすぐ背後にあるので写真が撮りづらい、人通りが多いので気恥ずかしさ
  からも写真が撮りづらい。

◆「日本列島の中心地」     山梨県韮崎市大草町  

・中心算出の根拠
  日本本土最北端「宗谷岬」と日本本土最南端「佐多岬」を直径とする円の中心が、日本
  最東端「南鳥島」と「日本最西端「与那国島」との中心経度と交差する地点。

  …現地の説明板を噛み砕いたつもりなんだが、自分でもイマイチわからん。
  そして、北と南は本土なのに、東と西は日本国土全部から引用している点もあまり整合
  性がないなぁ。

・アプローチ
  国道52号北端から県道607号に入ってしばらく南下。「南宮神社」近くから立札あり。
  すごいレアなところでネット上での情報も非常に少ないです。
  (南宮神社には仮の石碑があるので、ここをゴールとするならば幾分ラクですが)

  僕は1時間近く迷ったし、近所の人に聞き込みもしました。
  このあたりから見える果樹園の中の鉄塔が真のゴールです。
  ちなみに極狭道路であり、駐車場はありません。

◆「日本列島の臍」     山梨県韮崎市大草町  


・中心算出の根拠
  前項の「日本列島の中心地」の通り。

  正確な場所が上記のとおりかなりわかりづらい上に駐車場すらない果樹園の中な
  ので、ここ大草町の中心的存在の場所に仮の石碑を置いたそうだ。
  ここならば広い神社だし大草公民館の横なので町民も納得ですな。

・アプローチ
  国道52号北端から県道607号に入ってしばらく南下。大草町の上條東割地区。
  甘利小学校近くを通過すると県道607号が直角に左折するところがある。
  そこの左手がこの南宮神社です。

◆「日本の地理的中心"00ポイント"」     長野県辰野町大城山付近  

・中心算出の根拠
  前項の「日本中心の標」のゼロポイントジャスト版です。
  2011年に設置されたばかりの非常に新しいスポットです。
  全国のゼロポイントの中心にあたり、Google Earthの初期画面もここだったりします。

・アプローチ
  標高1000mの「大城山」の少し北側の山間部にあります。
  車道はありません。山道です。標識はありません。さらに山道も途中で無くなります。
  こうなると頼るべきはGPSと野生の勘だけです。
  碑は傾斜40度ほどの急斜面の林の中に立っていました。
  おそらく辰野町がこの標を設置したときの写真を除けば、僕の写真がネット上初なん
  じゃないかな?

  ※2011年度内にこのゼロポイントへの遊歩道が作られるそうです。
  

本州のHESO










◆「本州のHESO」     長野県上水内郡小川村法地  
・中心算出の根拠
  本州を平面としたときの、重心の取れるポイント。
  2004年にとある測量会社によって発見されたそうです。

・アプローチ
  長野県の県道31号、「道の駅 おがわ」のちょっと西から北へ伸びる村道1号に入る。
  そこから6q程で恩柱の見える山間部の小さな展望所に辿り着く。
  さらに恩柱の足元まで行くのなら、その脇から始める遊歩道を150mほど。
  2013年現在、整備はあまりされていないので草ボウボウだし夏場は虫だらけ。

・内容
  日本の測量の基準点。北緯35度39分29秒1572・東経139度44分28秒8759。
  ここはかつて子午環っていう、いわゆる上下にしか動かせない天体望遠鏡が設置され
  ていて、それでグリニッジ天文台との時差計測をしていたんだ。
  でも子午環は関東大震災で壊れちゃったので、この場所を経緯度原点としました。

・アプローチ
  どこの駅からもちょっと遠い。都心にしては結構歩きます。
  ここいらは大使館が乱立していて物々しい。ここもロシア大使館裏にあるのだ。

◆「日本経緯度原点」     東京都港区麻布台  

・内容
  日本の高低の測量の基準となる点。
  絶対にズレたりしないよう、地下10mのガッチリした地層から築き上げたのこがこれです。
  ローマ神殿風建築の強固な日本水準原点標庫の中に原点があります。
  当然それを見ることはできないjけど、この標庫だけでも非常に歴史的価値があるのだ。

・アプローチ
  国会議事堂の正面には道路を隔てて2つの庭園がある。その北側のちょっとした丘の上。

◆「日本水準原点」     東京都千代田区国会議事堂前  

・内容
  東京の日本橋は、1603年の完成。
  翌1604年に五街道が確立されて以来、現在に至るまで日本の道路の中心です。
  明治時代には改めて日本橋の中央を国内諸街道の起点とすることが定められたんだ。
  道路あってのドライブ、道路あっての【日本走覇】。この存在を無視はできまい。

・アプローチ
  日本橋。アプローチ方法はここで書かずとも各自調べられるかと思います。

◆「日本国道路元標」     東京都中央区日本橋  














◆「明石市立天文科学館 塔時計」     兵庫県明石市  

・内容
  日本の標準時子午線、東経135度線の通る明石市の「天文科学館」。
  子午線のライン上の科学館には"Japan Standard Time Meridian"の略称が書かれた
  大きなセイコーの時計がついていて、時間を刻んでいる。
 
 正確に言うと、日本の時計は別にここの時計に合わせて設定されているのではない。
 ただし、イギリスの「グリニッジ天文台」をもとに設定されている日本の時間の概念の中枢
 となるのは、確かにここなのだ。

・アプローチ
  国道2号で人丸前駅近辺まで行けば、国道から見えています。
  駅方面への小路を入れば科学館まですぐです。











明石市立天文科学館