2007年4月(後半)

【2007.4.16  スリーパー】

最近ダメ。死ぬほど眠い。

もう布団大好き。特にタオル生地のヤツが大好き。

あのさ、「私と仕事、どっちが大事なの!?」
みたいな展開はよく耳にしたりすることがあるかと思いますけど、
「私とタオルケット、どっちが大事なの!?」
って言われた経験のある人間はそうはおるまい。
あのときはホントにビックリしたなぁ…。


いや、布団がなくても睡眠そのものも好きですよ。
電車の中でも座れば寝るし、吊り革につかまってても寝るし、職場でも
毎日寝てます。
あ、業務中には寝ませんよ。
昼休みとか10分で速攻でゴハン食べて、あとの50分は寝て過ごすって
カンジです。

もう人生の半分は寝ていたい。かなうことなら冬眠したい。
僕は人より長い時間を寝ていないと体調を保てないロングスリーパー
なのでね、寝ることにすごく幸せを感じる。


そういえば先月、聞いたら速攻で眠くなるというCDが発売されましたね。

約10分で、グンニャリと夢の世界にグッバイしてしまうという『Dreams』
、これは興味津々ですよ。
170回も睡眠実験をしたところ、曲が始まって約1分で眠りにつくケース
もあったし、平均でも6分ちょいで眠っちゃったらしいですよ。
これはホンモノだ。
是非聞いてみたい。


しかしね、ふと気付くと僕の部屋の中にはCDプレイヤーがないんです
よね。たしか大学2年生のとき、プレイヤーが欲しいなぁと電気店に行
って、お気に入りまで見つけたんですよね。
でも、なんやかんやで先に購入したい生活必需品とかがあってさ、貧乏人
な僕はなかなかそういう娯楽用品まで手が届かない。
そうこうしているうちに現在になってしまったよ。

こりゃあCD聞けないじゃん。
PCで聴くって手もあるけど、僕のPC、まだ新しいけど買って1ヶ月で音が
出なくなったからね。なんだコレ?


そんなワケでCDは100枚くらい持ってはいるけれど、普段CDを聞くのは
車の中だけに限られる。
でも『Dreams』なんて運転中に聞いて寝ちゃったらホントに一生目が
覚めない眠りに陥ってしまうので買わないほうが賢明でしょうな。


寝るときは布団で。
これ、基本ね。

今日もお気に入りの布団で寝ます。旅に出て車中泊をする場合でも、
僕の場合は全部自分の布団です。
他の日本一周人みたいに寝袋は使えませんな。


布団大好き。
そういや僕、最初にやったバイトが布団屋だったわ。



【2007.4.17  ステッピーが走る日】

こんばんは、YAMAです。
『2007.2.1 グリドル演算』で、世間を困惑させたマックグリドル
について日記を書きましたが、マクドナルドはいまだに力いっぱい
マックグリドルを宣伝してらっしゃるようですね。

そのキャッチフレーズ、
「だれも知らない朝ごはん」から「説明できない朝ごはん」に変わって
いました。
うん、確かにフレーズは変わったけど、開発者すら混乱してそうなニュ
アンスだけは不変なので少し笑えた。

でもまだ僕はマックグリドル食べていません。
今度早起きできたら食べてみよう。


今日もまた3年前の日記から抜粋です。
3年前の今日って(2-1参照)の通り、以前の愛車のステッピーと初めて
ドライブに出かけた日だったんだよな。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
<2004年の日記>

■4月16日(金)
 なんか今、自宅の改装工事をしているんですよ。
 ウチの白い家をもっと白く!みたいな、歯のホワイトニングに躍起に
 なっているOLみたいな我が家。

 だから家の周りに足場を組んで、職人達が壁に張り付いて作業して
 います。
 今日も足場を組む音で目が覚めた。ぶっちゃけ眠れない。
 
 
 でも、今日は眠っている場合じゃないよ。
 ステッピーと名付けた愛車が来ましたからね。
 厚木市まで走って来ましたよ。自分の車!ワクワクするーー!!
 
 できればずっと乗っていたいんだけど、昨日まで勤めていた職場の
 送別会があるんです。
 休日だけど、ノコノコ電車で皇居の近くまで出かけました。


 同僚が企画してくれた壮行会。
 いっぱい人が来てくれた。今日が休みの人まで来てくれた。
 みんなと握手し、何人かに抱きつかれたので抱き返した。
 
 もうほとんど会う機会はないだろうけど、ずっと続けていればまた
 どこかで会うメンバーもいるかもしれない。
 再会までに乗り越えなきゃいけない壁はお互いいろいろあるだろう
 けど、また会えるといいね。

 終電で帰宅し、ちょびっと仮眠。
 そしたら真っ暗なうちにまたステッピーを運転します。
 
 
 いろんな意味で新しい1日。
 窓を開けると吹き込んできた春の夜の風が気持ちよかった。
 
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
 
で、これがドライブエピソード第2部の、
「初ドライブ・三春滝桜(2-1)」に続きます。
 
窓を開けないとステッピーの前のオーナーが車に乗せていたアニマルの
臭いがキツくて、たまんなかったんだよな。



【2007.4.18  高遠は遠く…】

寒い。2月のころとそんなに気温が変わっていないんじゃないかな?
最近ずっと雨だし。
また風邪引いたよ。4月に入って2度目だよ。どんだけ周期短いのよ。


ちょっと話を整理しますとね、今年は桜をずっと見ていなくて、僕の
住む横浜の桜なんてそりゃとっくの昔に散り果ててモリモリの葉桜に
なっているんですけどね、まだ咲いている地方があるじゃないですか。

ネットをしていて偶然見つけた「天下第一、高遠の桜」。
これ、いいなぁ。見に行きたいなぁ。
急に桜を見たくなりましたよ。

高遠は長野県の諏訪の近く。充分日帰りで行ける距離です。
いい天気で、休日さえあれば行けるね!行っちゃおうか!
…こう思っていたんですよね。


ところがね、4月10日辺りから強烈な風邪を引いてダウン。
高遠の桜が12日頃から満開になるというのにそれに合わせたかのように
ダウン。
先日なんとか復活したんだけど、でも世間は雨ばかりでしょ。
雨の日に桜は見たくないし…。
少なくとも1万円以上の経費をかけて雨の中、諏訪まで桜を1人で見に
行くのはちょっとゲンナリだし。

そうやってるうちに休日と天気と体調がどうにも合致しないままズルズル
と時間だけが経過していたんです。
いい加減桜も散るわな。


そして桜が散る前の最後かと思われるチャンス。
それが今日と明日の連休。

相変わらず雨。しかも諏訪の天気を調べてみたら雪だったよ、明日。
どうなってるんでしょう、この季節。
で、さらに寒すぎて風邪を引いたんですよね。
もう踏んだり蹴ったりです。


とどめとばかりに今日は会社のキックオフ。
忘れてた。せっかくの連休なのに、今から雨の中、2時間かけて都心まで
出て行かないと。風邪なのに。

フラフラしながら都心まで行き、ズルズル鼻水を垂れ流しながら今年度
のプレゼンを聞く。頭がボーッとする。
その後は待ちに待った立食パーティで、タダで飲み食いできるから本能
的にはこれがほとんどお目当てなんだけど、すでに体調は最悪。

だから軽く飲み、素早くバイキングで食べ物を詰め込んだら早退。
もう体調がヤバイ。明日は寝てないとヤバイ。


結局高遠の桜も見に行けなかったし、キックオフも満喫できなかった。
桜は散るし雪は降るし風邪は引く。

どうにもマイナスオーラが付き纏う今日この頃。
せめて青い空を見たいです。
そうすりゃマイナスオーラなんて吹き飛ぶわ。


今年の桜の季節は高遠には手が届かず。
まぁいいや、来年こそは行くぞ!



【2007.4.19  アナザーワールド】

特記するようなことがない。
しかしそれはあくまで僕らの住む世界において、ということ。

アナザーワールド、つまりは僕の見る夢の世界は今日も波乱万丈でして
、僕も変に夢の記憶力がいいもんだから今日もまたアナザーワールド内
での記憶をモリモリとお持ち帰りしてしまいました。
そしてあっちの世界のことばかり考えて、その無秩序さに悶々として
おります。

今日は夢の記憶を3つ持ってきました。


@雨の日、いつものようにサファリのサー君を運転していたら、前を走る
 ランクルが急に減速しやがってね、こっちもブレーキをかけたんです
 けど若干間に合わなくてコツンとぶつかりました。
 
 おいおいカンベンだよ、と思いつつ車を降りて来たランクルの運転手を
 確認すると、亀田興毅でした。
 おー、こりゃ沸点低そうなのに当たっちまったよどうするよって思ったら
 、亀田の素顔は意外と抜けてるみたいなカンジで、「あ〜、いいっすよ
 。別に。」ってぶつかったところすら確認せずにボンヤリフラフラと
 またランクルに乗り込んでどっか行っちまいました。
 
 まぁこっちが一方的に悪いわけではないだろうけど、とりあえず僕は
 少々車がヘコんだくらいでは気にしないタイプなので、穏便に済んで
 よかったな、ヘタをしてボーナス一括払いにならなくえてかったなって
 思っていたんです。
 
 そしたら数日後に怒り狂った亀田興毅が家に乗り込んできた。
 「やっぱ納得いかねぇ!」とか言ってた。
 
 僕もビックリして「アンタの感情はどんだけの時差でやってくるんだよ
 !?」って思わず聞いた。
 
 そしたら亀田曰くですね、昔から怒るようなことがあってもその場では
 起これずに後から沸々と来るタイプで、昨晩のカレーを火にかけたとき
 みたいにじっくりコトコト長時間かけないと沸点まで行かないとかなん
 とかって説明を怒り狂いながらしていた。
 
 まいったまいった。そんなに怒鳴られたら近所迷惑。

 …そんな夢。


Aボーナスについて。今まで僕はボーナスと言えば、夏と冬の季語であり
 、その季節にチョビっと支給されるおこづかいみたいなものだと思って
 いました。でも違ってた。

 なんかボーナスとヴィーナスっていう小学生2人がいたんです。
 ヴィーナスのほうはご存知、美と愛の女神の幼き日の姿なんですけど、
 想像通り清楚なカンジで成績もいいし人と当たりもいい。ランドセルも
 ピカピカの赤だった。
 
 一方ボーナスはボサボサの黒髪で身なりも汚く、なんか突っぱねた性格
 をしているんですよ。
 しかもコイツが何かっていうとヴィーナスに絡む絡む。
 
 もう嫌がらせとか日常茶飯事で、ヴィーナスはそのイジメにも健気に
 耐えてるとかそういう設定。
 
 たまたま僕が見た日は、ボーナスが自分の消しゴム、なんか小さくて
 汚くてハナクソみたいな消しゴムを忘れてきちゃったみたいだったん
 です。
 それでヴィーナスの綺麗な消しゴミを借りるんですけど、それを意図
 的に借りパクしやがりまして、ニヤニヤしながら「これは元々アタシの
 消しゴムだよ」とか言ってる。
 
 …そんな夢。
 
 
B砂利を敷き詰めて作ったような駐車場。既に結構満車。
 僕の愛車のサー君はデッカい車でして、狭い駐車場に入れるのって
 そこそこ精神力を消費するんです。
 
 でも今は凄く眠い。精神力の残りポイントもあとわずかなので、頑張
 って駐車することは諦め、駐車場入り口で仮眠して精神力がたまって
 きてからしっかり駐車しようかなって考えました。
 
 サー君のセカンドシートに移動して、しばらく寝ていると車内がなぜ
 か騒がしい。
 目を覚ますと、近所の子供が2・3人、車の中に乗り込んで遊んでいる。
 しかもそのうちの1人が「俺が代わりに駐車してやるよー」とか言い
 出した。
 
 「いやいや、無茶するなって」って言ったけど、セカンドシートにい
 たから素早く前まで行けない。
 そうこうしているうちに子供がサー君をホントに運転しだして、駐車場
 の空きスペースにバックで入れだした。
 
 「うわー、怖えー!ぶつかるよ!」って叫んだけど、なんとかちゃんと
 駐車 できて…、って思ったらバックしすぎてさ。
 「バカ、もういい!止まれ!」って言ったけど、後ろのスペースに停ま
 っていたHUMMERのH1みたいな黄色い車に「ゴッ!」ってぶつかった。
 
 H1には人が乗っていて、それが朝青龍。
 朝青龍がデカすぎてH1がとても小さく見えたのが印象的だった。
 
 朝青龍の私服は初めて見たんだけど、なんかヒップホップみたいな
 ズルズルしたTシャツ着てて、ヘンテコなデカいメガネをしていた。
 そんで「おいおいオマエー、やってくれたなー!」とか笑いながら
 言ってる。
 笑ってるけど間違いなく怒ってる。
 
 これはヤバイっすよ。あんなヤツの張り手食らったらきりもみ回転しな
 がら駐車場の外まで吹っ飛んでくよ。
 
 いい加減この夢、終わりにしよう。さぁ目を覚ますぞー…。
 
 …そんな夢。
 
 
こうやって朝が来ました。
 
思い返せば大航海時代のバイキングみたいに金と暴力が渦巻いている夢。
なんか鬱だ。

でも現実ではヴィーナスよりボーナスのほうが必要かもしれない。



【2007.4.20  バックファイア(前編)】

こんばんは、YAMAです。
僕の知り合いに"山田さん"って人がいます。

山田さんは動かないバスが好きで、ようするに廃バスなんですけど、
廃バスは動けないので自分が動いて全国の廃バスに会いに行くという
変わった趣味を持ってるんです。
そんで『廃バス図鑑』というサイトを持っていたりもします。

今回は本人許可が下りたので、例の山田さんについてひとつ書かせて
いただきます。


僕も日本中をグルグル走ってると、旅の途中で廃バスの1つや2つはすぐに
発見できるんですよね。
今年の2月に九州を旅したときも極上の廃バスを発見したんです。

佐賀県の「立神岩」の駐車場の隣の空き地にすっごいオンボロの廃バス
がありましてね、元の色がわからないくらいに茶色にサビつき、もし車内
に入り込んだら出てくるまでにどっか流血騒ぎになるんじゃないかって
くらいに内部も荒れ果てていました。
そんなグタグタの佃煮みたいになっちゃった廃バス。

愛車の「サー君」で隣を通り過ぎるときに思わず車を停めて「うわー、
こりゃ芸術的に朽ち果てたなー!」とか思ってさ、山田さんが見たら
どういう評価を下すんだろう、とか一瞬考えました。

そう、一瞬だけ「このバスを撮影して持って帰り、山田さんに見せよう
かな。」って思ったけど、メンドいので無視して通り過ぎました。
そして1人で立神岩に登ろうとしてズリ落ちたり、爪を痛めたりと充実
したひとときを満喫しました。(3-15参照)


数日後、無事に帰還し山田さんに報告。
「もうすっげぇ廃バスを見つけましたよ。あれはキングオブ廃バスですよ
。笑っちゃうほどブロークンでしたよ。あ、写真は撮りませんでしたけど
ね。」とか言いました。

そしたら山田さん、メチャ食いついてくるし、僕が写真を撮らなかった
ことをなじられるし。

いや、言い訳させてもらうけどさ、去年僕が北海道を旅しているときは
それこそモリモリ廃バスが散らかっていたから何枚か写真に収めたんです
よ。どこに廃バスがあったかも覚えていたよ。

でもそのときの山田さんの反応が冷たくってさ。
「あぁ、北海道は廃バスのキングダムだからそれくらいあって当然だよ。
それにどうせ公共機関も通っていないような山奥で発見したんでしょ?
僕は車は運転できないから、そんなところまで行けないんだよね。」
みたいに言われたんですよ。


いやー、そこまで言われたらこっちもデジカメの貴重なメモリを消費
してまでバスの写真なんか撮りませんて。

でも面白いからさ、どれだけその廃バスがすごかったかを大げさ(←?)
にアピールしまくり、山田さんにはここぞとばかりに歯痒い思いをして
いただいたワケです。


そしたら先週だったかな。
山田さんが「4連休を使って廃バスを見るために佐賀県に行く!」
とか高らかに宣言しましてビックリしたわ。

そこまで山田さんを駆り立てる廃バスってすごいわ。
そんなワケで僕も一言と一台の動かないバスが、何万円かの旅費を伴う
旅行にまで発展してアワワ…、な状況。


えっと、続きは21日の日記で書きます。



【2007.4.21  バックファイア(後編)】

こんばんは、YAMAです。
今日の日記は昨日の『2007.4.20 バックファイア(前編)』の続きです。


知り合いの山田さんに「佐賀県にすごいボロい廃バスがあるんだよ」
って言ったら廃バス好きの山田さんが「見に行く!」とか声高らかに
言い放ち、東京から4連休を使ってワザワザ1台の廃バスを見に佐賀県に
行くとのことなんですよ。

なんて元気な脳味噌なんだ。
18切符を使うから佐賀県まで行くだけで丸1日かかるけど、廃バスさえ
見れれば本望だ、みたいなことを言い出している。

スゲーなこの人は。
廃バスなんていう活力も魂も抜けちまった物体に対してなんでこんなにも
エネルギッシュになれるんだ?
そのパワーを分けてあげれば廃バスももう一度動き出すんじゃないか?
とか少々思ったけど、まぁ僕も廃墟とかちょっとカッコイイと感じる
タイプなんでわからなくもないかな…。


でも、この山田さんってのは雨男だし、障害と言う名の小石があれば
必ずつまずくようなカンジの人。
去年もワクワクしながら九州まで出かけたら台風とか暴風雨とか直撃し、
挙句の果てに延岡で竜巻に巻かれたような人。

だから今回もなんか芳ばしいハプニングが起こるんじゃないかと天気
予報を見てみたら、台風はおろか雨すら降りそうにない天気。
ちょっと悔しい。面白くない。

でも玄海灘や長崎のオススメスポットをいくつか紹介しておきました。
やっぱり自分の気に入ったスポットは他の人にも見てもらいたいし、
できれば気に入っていただきたいですからね。


こうして山田さんは大志を抱き、仕事帰りに大きな荷物を持って遥か九州
に向けて旅立っていったんです。


ここからの数日間は僕のいる関東も山田さんのいる九州北部も比較的
穏やかな天候。
暴風雨の申し子である山田さんが行った先が晴れてるだなんて珍しい
こともあるもんだなぁ、と思っていたら僕は強烈な風邪を引き、仕事も
2日連続で早退するくらい体内が暴風警報。
軽く死ぬかと思った。
それでもなんとか回復し、落ち着いたころに山田さんと再会。

喜んで旅の話でもし出すのかなって思ったら、なんかションボリしてる。
お土産すら登場の気配が無い。

あれ?廃バスは期待したほどのものじゃなかったとか?
それとも山田さんが行ったときには既に撤去されていたとか?

本人から話を切り出さないもんだから僕のほうから「旅はどうでした?」
って聞いちゃったよ。
そしたら「実は、佐賀県まで行けなかったんだ…」って泣きそうなテン
ションで口を開いたんですよ。

えぇーー!?なんで?普通に旅立って行ったじゃん。
どこで何が起きたのよ?


聞くとですね、深夜列車でノロノロと東京から西へと向かっていたら、
ちょっと前から嫌な予感がしていた体調が激烈に悪化したそうなんです
よ。なんか完全に風邪が発動したらしく。
そんな苦痛にしばらく耐えながらも夜中かけて西へと向かい、明け方に
名古屋まで来たときに辛抱たまらず逆噴射して東京に戻ってきたそうな
んです。
また同じだけの時間をかけて。

それであとの3日間は自宅で療養してたとか。
おいおい、最悪な4連休じゃないっすか。名古屋でも何もする気力が無く
、そのまま折り返しの電車に乗っちゃったそうじゃないですか。
もったいないよー、時間も金ももったいなすぎるよー。


そんな不運な山田さんをブヒャヒャと笑い疲れるまで笑ってあげたんで
すけど、ふと気がついた。

山田さん、出発前から体調がおかしかったって言ったよね?
出発直前に僕らは会っていたよね?
そして僕と山田さんの風邪の発動時間が一致していたよね?

うん、そうかそうか、僕お風邪は山田さんからのもらい物だったか。
山田さんは九州まで行けないし、僕はお土産のかわりに風邪をもらうし
、なんなんだ?このお互い生産性の無い数日間は。


あ、いや、今回も芳ばしいエピソードを提供してくれただけ生産性は
ありましたね。
そんなワケでありがとう、山田さん。

次回の活躍にも期待しています。



【2007.4.22  陣馬山へ】

調子に乗るとすぐにブレーキが効かなくなる。
思うままに行動してしまう。
僕は小さい頃からそうでして、何度先生に怒られ親を泣かしてきたか
見当も付きません。

別に今はそこまでアウトローではないのですが、突っ走っちゃうことは
確かにありますね。

昨日も実際突っ走りました。ホントに走りました。


昨日は"まっちー"が部長を務める、高尾山に登る「山岳部」の第2回だ
ったんです。僕も屋久島を来月に控えている身ですので、ちょっと体は
作っておきたいじゃないですか。

先日どこぞの掲示板を覗いていたら、屋久島の縄文杉往復コースと富士
山登頂はどっちがキツイかで議論していて、「縄文杉のほうがキツイ」
という意見が多かったんですよ。
これは危機感バリバリ、できることなら今のうちに少々自分に試練を
与え、クライマーズハイをスムーズに発動できるようにしておきたいと
考えたんですよ。

しかしながら高尾山ってのは山と言うより坂でして、舗装されているし、
食べ歩きしながらなので観光としては楽しいけれど、体力作りとしては
いささか不安。
食べ歩きしながら登頂したところで、カロリーがプラスなのかマイナス
になってるのかよくわからん。
もちろん、高尾山を往復するだけで2時間以上は歩くのだから健康的では
あるだろうけど、その一歩先を求めたいところ。


昨日のコースは「高尾山⇒小仏城山⇒景信山」と3つの山を制覇するコース
だったんですけど、この高尾山を越えてから未舗装路となり、木々も青々
としたハイキングコースってカンジになるんです。

僕は自然大好きでして、仕事とか世間のしがらみさえ無ければ森へと帰
ってアウストラロピテクスみたいな原始の生活をおくっちゃうような人間
ですから、こういう景色を見ると俄然元気が出てくるんです。

ただでさえ最近はずっと雨で寒くてさ、今日も未明まで雨だったし、明日
からまた天気が崩れるそうなのに今日だけいい天気。
まさに春うららってカンジ。

これは走り出したいほど嬉しい気分ですよ。
それでホントに走りました。


みんなで小仏城山でお昼を食べた後、各希望に合わせてチームを分断する
というまっちー部長の判断が出たので、本能に任せて走りましたさ。
あ、きっとメンバーに100kmマラソンのおっちーがいたので、変に対抗
意識を燃やしたのかも。
ま、僕は10kmも走れないけど。というより毎日駅の階段ごときでくたばり
そうになってますけど。


でも走った。
木々の間から吹く風が気持ちよかった。僕自身も風になったかと思った。
すぐに景信山まで着いた。あと10kmほど咲きの陣馬山も行けるって確信
した。

でもそのうちすぐへこたれた。
冷静になって考えると、ここから歩いて陣馬山まで行き、さらに下山
すると確実に日が落ちる。
てゆーかメンバーの1人が「陣馬山の下山口から駅までの終バスは17:00
くらいだったよ。」とか行ってた気がする。

歩いていたら間に合わない。今までのペースでガンガン走ってギリギリ
くらいだ。なんか変な汗が出てきたよ。

西日を見ながら走る。時計を見ながら走る。ちょっと泣きそう。
明日は朝から仕事だし。

普段はメタボリックハイウェイを爆走している僕なのに、今は陣馬山
目指して脂肪を燃焼させながら爆進している。
あ、例の右ヒザの違和感がみるみる増大。これはもうすぐヒザが壊れる
な。まぁいいや。バスのほうが大事。


ま、結局陣馬山の山頂の売店のじいちゃんに聞いたら、17:00過ぎても
普通にバスはあるそうなんだって。安心。これで走らなくてすむわ。

でも右ヒザが故障した。
右足を曲げることが出来ない。曲げると思わず「ギャー!」と叫ぶくらい
の激痛が走る。右足を一歩踏み出すのにすさまじい勇気が必要。
そんな無駄に決死の覚悟であと5kmちょっとの下山ルートに突入しました。


いやー、調子に乗りすぎたわ。
この涙は痛さや後悔からではなくて、西日が目に眩しいからであって…
…、と言い訳してみる。



【2007.4.23  楽観バイアス(前編)】

こんばんは、YAMAです。

僕も普段はヘラヘラと力無くクラゲのような生活を送っており、「悩みが
ないのが悩みです」みたいにポジティブの意味を履き違えたような小さな
脳みそを頭に詰めて人生謳歌してるワケです。


しかしそんな僕にとっても自然災害は怖いもの。
科学が進歩し、ある程度の予想はできるようになったとは言え、自然災害
は突然やって来て全てを奪い取って行ってしまうかもしれない。

最近は日本の至るところで震度5とか6とかの地震が起きていますよね。
世界に目を広げてみても地震のニュースが最近増えたような気がする。
危険な臭いがしてならない。 
なぜならなんか東京だけ地震と言えるような地震が来ていないですからね。 
そう遠くない未来にガツンと来るんじゃないかと思うのは極めて当然の
発想かと思います。


東京なんて電気と交通さえ遮断してしまえば脆いものでして、それだけ
で機能の9割はダウンしそうですよね。 
都心に勤務している人は大地震が来て交通が麻痺したとき、自力で家まで
帰れますか?普段何気なく電車に揺られて会社まで来ているけど、いざ
道を辿るとなると早速方向を見失ってしまう人も多いんじゃないですか?
都会になるばなるほど人の能力の高低は、野生における動物のそれとは
反比例のラインを描きますよね。 


仮にそんな壊滅的な地震が街を襲ったとき、あなたはどんな状況にあり、
どんな行動をしてますか?

そんな質問を、世の中がまだ阪神大震災の被害を引きずっている頃にに
された記憶があります。


なんでも、ほとんどの人が「傷付いた人の救出をする」・「家族と安全な
ところまで避難する」・「壊れた地区の復旧にあたる」とか答えるそう
です。
つまり、死者が多数出ているであろう規模の地震のはずなのに自分自身は
死なず、動ける状態にあるはずだと無意識のうちに位置付けてしまうそう
なんですよね。 
ま、僕がこの話を聞いたのは10年ほど前ですから記憶は朧げだけど。


これこそが災害心理学における楽観バイアス。
人間心理として当然の結果なのかもしれないけど、そのハリボテのような
妄想を抱いてどれだけの人間が散っていくのやら。

あ、僕も例によって「なんとかなるでしょ」とか思ってますよ。
なんだかんだで生き残って、ガレキの中でパスタでも茹でてるんじゃな
いの?みたいな妄想してますもん。


でも、ちょっとリアルに考えると実際はもう悲惨なことになってるでしょ
うけどね。
よく周りからは旅のスキルとか、どこでも走れる愛車の「サー君」とその
装備に着目されて「YAMAは最後まで生き延びそう」とか言われるけど、
そんなワケないじゃないですか。

たぶん自分が普段働いている部屋が脱出できる確率が50%、社内から脱出
できる確率が30%、ビルから脱出できる確率が5% こんなところでしょう
な。ぶっちゃけ知恵も力もないから真っ先に死ぬわ。 

「大地震にも関わらず奇跡的に死者1名!」とかだったらその1人が僕で
すわ。ホラー計画やモンスター掲示板の映画だったら、その恐怖の対象
すらわからないほど序盤で真っ先に殺されるメンバーが僕ですわ。
これが多分現実。

先日新聞を読んでいたところ、各地の10年後までの大規模地震発生率って
のが載ってました。
静岡が最高ポイントで、80%代。そろそろ太平洋プレートにも限界が来そう
です。


ちょうど確か10年ほど前なんですけどね、学校で楽観バイアスの話と地震
発生率の話を聞いたことがありまして、今回はその思い出話とかしてみよ
うと思います。
でもちょっと長くなっちゃったので、続きは明日に書きますね。



【2007.4.24  楽観バイアス(後編)】

こんばんは、YAMAです。昨日の続きを書きます。

突然昔話をしちゃうけど、あれは確か高校1年だったころ 数学の柏木
(仮名)って教師がいてね。コイツが偉い嫌われ者なの。

当時僕は無駄に特別進学クラスってトコにいて、柏木の数学も国立大学
を前提とした難解な問題ばっか。国立大学と言えば、今はどうだか知ら
ないけど、問題が数問しかないアレですよ。
「○○を証明せよ」みたいなカンジの簡素な問題で、あとは自分で好き
勝手ズラズラと筋道立てて解を導き出す。
ようするに最初の方向を見失ったらその時点でアウト。

たった数問しかない試験だから、運が悪いと限りなく0点に近い結末が
待ち受けている。そんな試験の問題用紙の表紙にはデカデカとドクロが
描かれててさ。
あと、なんか「第7サティアン生還判定」みたいなことまで書かれてい
たし。 あ、そういやあのころはオウム事件からまだ1・2年だったっけ?
ホントコイツ趣味悪い。
で、僕は右脳派の典型的な文系人間だからこんなの限りなく苦手でさ。
もう胃が痛い。


で、テストの返却のときは柏木がニヤニヤしながら点数の高い順に返却
するのね。

「1位、阿部 235点!
 2位、佐々木 210点!
 …まぁここまでが合格だ!」
 
…こんなカンジ。
当然僕の名前なんて終盤ですから、胃をキリキリさせながら待つのみ。


「ここからのヤツ、授業中何聞いてやがったー!!
 32位、中曽根 92点!
 33位、浅村 86点!」

当然まだ僕の名前なんて呼ばれませんよね。
あーもー、消えてなくなりたい。

「ここからは、赤点!!一般クラスに落とすぞボケがぁーー!!」
さぁそろそろ僕の出番も近いかな。
「38位、松本 25点!
 39位、YAMA 23点!
 最下位、蒲生 10点!」

うん、こんなモン。
ちなみに「一般クラス」って名前こそ一般ですけど、僕らにとっては
ゴミの集合体そのもの。教師陣からも「一般クラスのクズどもとは会話
をするな」と刷り込まれてますから、一般くらすに落ちることはそれ
即ち人生の終焉。

まぁそんなワケで、ようやく席を立って教壇の柏木のヤツからゴミの
ようにテスト用紙を返却される。
なんか用紙はゼロとか「×」とかが並んで真っ赤だった。
「○」なんてひとつもねぇや。ギャハハ。

まぁその後も壁に成績順位がデカデカと張り出されたり、猛暑の夏休み
にクーラーもない教室で柏木の陰湿夏期講習が延々続いたりしてね。
もう数学と聞いただけでゲロ吐きそう。


「なぁ、僕らが卒業する際には柏木をボロ雑巾みたくフクロにしようや」
「アイツの机を丸ごとグラウンドでBBQのように燃やしてやろうや」

そんなバイレンスなプロジェクトが赤点軍団の中で持ち上がったくらい
でして、とにかく柏木は嫌われていた。
やりたい放題だから成績がいい連中にまで嫌われていた 。


そんな折り、軍人のような担任教師の早乙女(仮名)がね、いつものよう
に大声でこんな話をしたんです。
「本日、来るべき地震への対処として、教師全員の自宅と地層の調査を
行った!結果!柏木先生の自宅の下に活断層あり!!」

イヤッホーーイ!!
もうこのときはクラス中が歓喜に沸いたわ。なんか地割れに挟まった柏木
とか想像して大爆笑したわ。
ブラボーブラボー!

僕らの高校生活って一般クラスとは隔離されていたから文化祭も体育祭も
なかったんだけど、このときは高校生活唯一の祭騒ぎだったわ。
この担任の早乙女ってのもすっごい暴力教師でさ、僕も幾度となく殴られ
てるから柏木と一緒に地割れに喰われて全然OKなんですけど、とにかく
柏木ひとりに盛り上がったわ。


このとき出たのが冒頭の「地震が起きたときのあなたは?」の楽観バイ
アスを導き出す質問なんですよね。
「10年後、東海大地震がまだ来ていない確率は20%だ!」とか言われた
気がする。もうあれから10年経ったけど。


あのときの僕らは「いますぐにでも柏木の家にピンポイントで直下地震
を!」みたいに神に祈っていたけどね。

あれから10年。
地震は来なかったけど、いろんなことがあったよな
特別進学クラスにいた僕はその方針に反旗を翻し学歴主義とは掛け離れ
た道を選んだしね。


柏木や早乙女に変に鍛えられたからちょっとやそっとではヘコまなく
なっちゃったよ。(←楽観バイアス)
細かいことは気にしない、大雑把この上ないな性格になっちゃったよ。
(←楽観バイアス)

今日もコーヒーにズザザーッと大量に砂糖とクリープを投入しちゃった
りしてさ。ハチミツみたいに甘くなったけど、まぁいっかって思ったり。
(←楽観バイアス)

今日も繰り上がりのある2桁の足し算とかよくわからないけど、まぁ適当
でいいやって思うし。(←ただのバカ)

そりゃ数学の点数も低いハズだわ。



【2007.4.25  来月は5月】

こんばんは、YAMAです。
このところ、ずっと体調が低迷しています。

まぁ僕ってデフォルトで体調が悪い人だから、そんなに気にはしません
けど、でもなんか最近はダルくて頭の中がモヤモヤしてて気分が浮かな
いわ。
たぶん5月病。
まだ4月だけど流行先取り。

あれ、でも5月病って、4月に頑張っていた人が自分の目標を見失ってウツ
になることを言うんだっけ??
僕はそもそも特に目標の無い人生を謳歌してますから5月病じゃないか。
標準で低パワー。


でも、5月の目標と言えば、屋久島に行く予定です。
ずっと以前から縄文杉を見てみたくて、予定を組んだんです。
縄文杉までは片道5時間歩くそうで。
屋久島はほとんどが山に覆われているから、他の主だった観光地もほぼ
全て山で、毎日数時間歩く体力とクツが必要だと思う。

クツは今度新しいのを買っておこうかな。
体力は心配だけど、ちょこちょこ歩いているからなんとかなるかな。


でもね、なんか飛行機の予約が初めてだったから、非効率なプランに
なっちゃった。
鹿児島空港で一回乗り換えないと屋久島まで行けないんだけど、この間
その鹿児島〜屋久島の便を予約したときに既に午前中の便が埋まっていて
、鹿児島出発が午後13:00過ぎになっちゃった。

一方、羽田〜鹿児島は空きがたくさんあって、とりあえず1分でも早く
現地に着いていたいから始発便を申し込んだ。

で、申し込んだあと気付いたんですけど、空港まで行く電車、始発でも
間に合わないかもしれない。朝早いのにしすぎた。
鹿児島までは1時間40分ほどで着くらしいから、鹿児島で昼過ぎまで待つ。
その時間が4時間ほど。
ボケボケしてて乗り継ぎのことあんまり考えてなったわ。

しかし4時間も空港で何するよ。
乗り換えに4時間って、どっかの田舎町の電車みたいだ。

まぁいっか。
5月病1000年以上の樹齢を誇る数々の屋久杉からパワーをもらって乗り
切ります。


短い上にワケのわからい内容になりましたが、グッタリしているので
そろそろ寝ますね。マジ眠い。



【2007.4.26  N・F・O】

今までも何度か書きましたが、僕の携帯電話には年中無休で迷惑メール
が舞い込み、毎日毎日満員御礼の大騒ぎです。

別にそんなに気にしてはいないですけど、新年一発目のメールがスパム
だったときにはションボリしましたよ。


しかしね、ここ2週間ほどは変にスパムメールの数が減ってます。
しかも送信元メールアドレスが変に簡素だ。
実は今までも何度かこういうことがありまして、僕はこのことを「番組
改変期」とか「人事異動」とか呼んでいるんですけどね。

今回は4月に合わせてメール数が減っているので「人事異動」かな。
ざっとその経緯を想像すると、以下のようなカンジ。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

…3月は出会いと別れの季節。
長年日本中にスパムメールをバラ撒いてきた、スパムメールの第一人者
、森川氏もこの度定年退職することとなった。

机の中には今まで作成して来た大量の送信元アドレスの冊子が入っている。
不幸のメール・出会い系メール・ワンクリック詐欺メール…。
「今までいろんなメールを送ったなぁ。」

冊子をめくっていくと、懐かしい数々の思い出が走馬灯のように甦る。
古いものなんてもう紙が黄ばんでいるけれど、あれもこれも全て大事な
思い出だ。

でも、それも今日で最後。
4月から入ってくる新人に全てを託し、森川氏はこの職場を去る。
「これからは孫をメールのやり取りができる日が来ることを楽しみに
余生を送ります。皆さんは今後も精一杯、世の中にスパムメールを配信
し続けてください!」
ちょっと涙声で花束を抱えた森川氏は挨拶し、職場を去った。


…そして桜咲く4月。
森川氏の後継者として配属したのは今年高校を卒業したての田中君。
年齢は森川氏の息子より全然下だ。

社会という慣れない空気を吸ってしまった田中君は毎日テンパリ気味。
まるで真水に晒されて浸透圧で死にそうになっている海の魚みたいだ。

田中君は、3月まで森川氏がスパムメールを送信していた顧客に今後も
メールを送り続けるのが主な任務。
一通り新人研修を終え、顧客の一人である「YAMA」という人物にスパム
メールを送信してみる。

しかし、田中君はさすが新人。要領が悪い。
森川氏は様々な送信元メールアドレスを駆使して「YAMA」に対しドッコン
ドッコンとメールを送っていたものだが、田中君はバラエティに乏しい
貧相なメールアドレスしか準備できず、さらに送信できるメールの絶対量
も森川氏より遥かに少ない。

そう、森川氏は「eroero@…」とかファンキーなアドレス、それから一見
すると個人のアドレスかと思うような巧妙なものを駆使して送信していた
のだが、田中君の作るアドレスは「info@…」とか無難なものばかり。
さすがに新人で「eroeoro」は精神的敷居が高すぎるのだろうか?


しかも田中君、それを意識しすぎてガチガチになり、送信元メールアド
レス「info@…」の申請すら間違えてしまう始末。



それが上の写真。
山のように来た「info@…」の中に間違って作ってしまった「nfo@…」が
混じってます。

これは恥ずかしい、田中君!
彼が森川氏の遺志を継げる日はまだまだ先の様子です…。


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

…と、携帯電話を眺めながらこんなストーリーを想像してました。

「nfo」ってなんだよ。
「拡張子大辞典」を調べてみたら載ってた。なんかレアなテキストファ
イル用の拡張子で、下準備をしてないと正常表示すら困難らしい。

あとは、「naval flight officer」の略だって。
海軍航空士官。田中君は何を目指しているんだか。


僕は今後も「nfo」メールを温かく見守ります。



【2007.4.27  ニューシューズ】

こんばんは、YAMAです。

先日、新しいクツを買っちゃったよ。
僕は極力お金を使いたくないタイプの人間だから、クツを購入するなんて
それこそ「DIARY」に書いてインターネットで大公開しちゃうほどのビッグ
ニュース。
普段ハダシで生活している貧民街の子供みたいにクツ買って浮かれて
日記書いちゃいます。
ホント自分以外の人にはどうでもいい情報なので申し訳ないんだけど、
不動の「マイ・ベスト・エピソード(2007)」です。


ほら、つい一昨日にも書いたけど僕は5月に屋久島に行くわけでして、
屋久島といえば山歩きでして、山歩きといえば丈夫なクツが必要となる
ワケなんですよ。

でも、僕は普段履いているクツってブッ壊れているんですよ。
別に何年も履き続けているボロ靴ってワケではないですよ。
買ったのは去年の7月ですから。
富士山に登るにあたって新調した物ですから。


しかしね、酷使しすぎたのかなぁ。
富士山の下りでは豪快に砂走りしてグッタグッタになり、続けて首都圏の
低山を歩き回り。
たぶんね、ちゃんとしたウォーキングシューズでなかったのがまずかった。

エアの部分のビニールが劣化して亀裂が入り、しまいには大きなクレバス
のようにハデにひび割れた。
それが去年の12月だから、買ってからわずか5ヶ月くらいですよ。

それでね、歩くとエアの部分のひび割れた隙間から中の空気が押し出さ
れて、「ブヒャッ、ブヒャッ!」ってオナラみたいな音がするんです。
どこ歩いてもブヒャッブヒャッいってて恥ずかしい。


僕は職場に行くにもこのクツを履いていくんです。
そうするとオフィス内を歩くときもブヒャッブヒャッと小さいこの履く
クツみたいに愉快な音が鳴るもんだから、真面目な話をしながら歩いて
るときとか気まずいことこの上ない。

100歩ゆずっても仕事ができる人には思われない。
あ、これは事実だからそういう認識でいいんですけど。


とにかく、こんなダダ漏れエアは「エア入りシューズ」とは呼べない。
こんなクツで屋久島を歩くことは出来ない。
そう思い、新しいクツを買いました。

今度は前回を教訓に、エアの入っていないクツ。
耐久性にはかなりこだわりました。
ま、ちゃんとした登山靴ではなく、またなんちゃってウォーキングシュ
ーズなんですけど、僕は軽いヤツが好みなのでよほどの山で無い限りは
こういうのを選ぶんです。


しっかし今日気付いたんだけど、耐久性とかエアの有無とか、そういう
のを意識しすぎて、フィット感とか僕の足との相性とかをあんまり重視
しなかった。

さっそく履いていたら親指辺りが擦れてさ、足の指の皮が一部硬くなっ
ちゃったよ。
これはヤバイ。
長距離歩いたら靴擦れとかマメの原因になるかも。


そんなわけで迷ってます。
屋久島では新しい軽いクツで靴擦れ起こすか、古いクツでブヒャッブヒ
ャッ言いながら恥じを晒すか…。



【2007.4.28  ニャップルパイ】

GW初日!今日は秩父に芝桜を見に行きます。
朝の4:30くらいに起きちゃった。すっげぇ眠い。

今日は2年前のGW直前日記をペーストしておきます。
2年前といえばGWの足掛け11日間を使って北海道を旅した年。
楽しかったな…。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・
<2004年の日記>

■4月26日(火)
 GWの予定がわかった!念願の10連休!前半と後半がズラズラッと芸術的
 に一繋がりになりました。

 いやー、うれしいわ。
 職場の空気を読まずに決死の10連休申請してよかったわ。
 あ、ホントに良かったかどうかはGW後のみんなから受ける扱いにより
 ますね…。
 
 よし、北海道行くぞ!!
 GWが繋がらなかったら日程的に九州一周にしようかなって思ってたけど
 、やっぱ今行きたいのは断然北海道!
 てゆーかね、北海道行きを前提に既に愛車のステッピーの中にいろいろ
 機材や衣類の搬入を既に始めている。
 
 もし九州だったら衣類が全然変わるんですよ。
 北海道はまだ冬気候だから完全武装が必要だけど、九州だったら半袖
 でも可能なくらいですからね。
 北海道でよかったわ。
 
 
 予定が決まった瞬間、速攻で帰りのフェリーを予約した。
 実は行きのフェリーはずいぶん前に予約済みだったんだ。行きは混み
 そうだから。いざとなったらキャンセルもありかなって思って。
 
 早速仕事帰りに買出し。
 そして速攻で企画を詰める。
 
 この1ヶ月程予習し、国道くらいならは大体頭に入っている。
 あとは日数に応じて行きたい場所を洗い出そう。
 ま、ルートはほとんどアドリブですけど。
 
 燃えてきたー!!


■4月27日(水)
 コンちゃんっていうデブでマゾな同僚がいましてね(ちゃんと本人許可
 もらって書いてます)、何度か「死ね」とか言ったりしてます。
 
 そのコンちゃんのデスクに「ニャップルパイ」っていうぬいぐるみが
 あるんです。
 確か「にゃんこバーガー」シリーズのヤツ。
 なんか、アップルパイのケースにネコが入ってて、顔だけ出てる。
 コンちゃんのお気に入りらしい。
 
 
 僕もぬいぐるみは好きで、車の中に10数匹は乗せてるくらいだから
 コンちゃんに「ねぇ、それカワイイから俺にちょうだいよ」みたいに
 前々から言ってるんだけど、なかなかくれない。
 
 僕は顔はのび太なのにジャイアニズムの持ち主ですから、なんで僕が
 欲しいものをコンちゃんがくれないのか理解できない。
 
 で、今日は「車に乗せて北海道にニャップル連れて行くからちょうだ
 いよ。コンちゃんどうせ明日でここの職場辞めるんだからもういいじゃ
 ん。」と、コンちゃん相手でなければ絶対いえないようなことを言って
 みた。
 そしたらニャップルパイ、くれた。
 
 なんか寂しそうな顔して「じゃあ俺の形見として連れて行ってくれ」
 とか言ってた。
 ワ〜イ!もらっちゃったー!
 
 
 で、明日はコンちゃんの送別会だって?
 いや、行かないよ。僕は明日が北海道への出発日だし。
 なんかコンちゃんが携帯アドレスの交換をしておこうとか言っている。
 ん?マジいらない。
 でも社交辞令で交換くらいはしておくか。
 
 
 今日も帰宅後は必死で旅支度。      


■4月28日(木)
 別れ際にコンちゃんが「後はアンタの無事だけが心配だよ…」とか言い
 出していた。
 いや、俺のことはいいから自分の心配をしなよ。
 
 なんかコンちゃんは料理好きでさ、僕が「北海道では自炊をしながら
 する」と宣言したら、いろいろ炊飯とかのアドバイスをしてきた。
 でも、コンちゃんの料理は本格過ぎだって。
 
 「北海道といえばジャガイモだろ?ジャガイモを使った料理といえば…」
 とか言ってきてるけど、ジャガイモはたぶん使わんよ。
 蒸かしても茹でても柔らかくなるまでに時間かかるし。電子レンジが
 ないと無理。
 
 
 もう業務終了後はダッシュで帰宅して一刻も早く北を目指さないと…。
 横浜から青森までは仮眠を一度入れないとシンドイかもな…。
  
 もうコンちゃんの最後の挨拶とか上の空。
 コンちゃんが、机の中に溜め込んでいたお菓子とかをどっさり「選別
 だ」とか言ってくれた。
 すげー量。
 こりゃ太るはずだわ。
 
 
 コンちゃんに「土産話は次に会うときに」と言っておいた。
 会えるかどうかわからんけど、きっとまた会うことはあるでしょう。
 
 さて、まずは青森を目指して東北道完走だ〜!!
 
〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

「北海道旅2005」(2-45参照)の出発直前のエピソードでした。
僕、極悪な性格をしていますね…。

ちなみにニャップルパイは北海道には忘れていきました。
北海道から帰還後は廃車になるまでダッシュボードに置いていたけどね。


今はまだこのときの北海道エピソードを公開していないけど、5月中に
作成する予定です。
お楽しみに!
(コンちゃんはこのサイトに来ているのかなぁ。ドキドキ…。)



【2007.4.29  にわか雨】

こんばんは、YAMAです。
体調が悪いです。4月だけで3回も風邪引いた。ミラクルだ。

ここの日記もハデに遅れが出てきました。
でも、ちゃんと追いつきますからね。
昔、2ヶ月ほど遅れていた日記を根性で追いつかせたこともありますし。
あっ、これは全然自慢にならないっすね…。

とにかく体調悪いし、やること貯まってるので今回はmixiから日記を
パクりますわ。

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

昨日は秩父の芝桜を見てたら急に雨が降り出しました。
ほとんど観光を終え、お昼も終えて後は駐車場に帰るだけの
状態だったからまぁ良かったんですけど。

それでも駐車場までの徒歩15分くらいの道のりでかなり濡れました。
4月なのに雨が降るとすげー寒い。
あまりに寒いので、最後の数100mはメンバーの1人である"DIME"と車まで
ダッシュしました。

そんですぐに車のエンジンをかけて、女性陣を迎えに行くというカッコ
いいアクションをしたんですけど僕、すでに寒くてガタガタ震えてたし。


で、嫌な予感はしていたんだけど今日、確信しましたよ。
…風邪引いた。


どうりで帰路の運転がツライと思ったわ。
どうりで東京に入ってからの記憶がないと思ったわ。
どうりで夜に立ち寄ったラーメン屋で食べるのが異常にツライと思ったわ。
どうりで今朝寝坊して会社に2時間以上も遅刻したわけだわ。


あ、ドサクサにまぎれて書いたけど、やっぱ最後のはオカシイわ。

そんなワケで体調は悪いです。
肩身が狭いです。
今なら冷蔵庫の裏とか入れそうなくらい肩身が狭い気がする。


アハハハアハ。
僕なんて桜と一緒に散ってしまえぃ!(←ウソ)

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜・

いやー、もうヤバイっすね。
僕は普段は眠りが凄く浅いので、携帯のマナーモードを目覚ましにして
いて、マナーモードなのに1秒でちゃんと目が覚める人なんだけど、こう
悪条件が重なると無理だったわ。

今度から音が鳴るようにします。


とりあえず、フラフラだ。鼻水が止まらん。寝ます。



【2007.4.30  破壊神サンサン】

どうにもこうにもバイオリズムが低下しています。
ぶっちゃけ風邪なんですけど。

全くの季節はずれですが、台風の話をします。先日日記の中に"山田さん"
の掲載の本人許可が下りたって書きましたけど、今日も調子に乗って山田
さんの話。
許可が下りている間に書けるものは書いてしまおうという寸法です。


2006年9月中旬。「サンサン」と名付けられた台風13号が九州で猛威を
振るったのは記憶に新しい。
死者9人・行方不明者1人・負傷者323人・被害総額460億円。
(参考:Wikipedia)

話はここから一週間ほどさかのぼったところから開始したいと思います。


知り合いの山田さんは廃バス好きでして、全国の廃バスを求めて飛び回
っているんですけど、いかんせん雨男だし、行く先々で不幸なネタが待ち
構えているような人。

夏休みを取って九州まで廃バスを探しに行くとか意気揚々だったんです
けど、出発一週間前になって天気予報を見ながらため息ばかりついている
んです。
理由を聞けば一週間後の九州はずっと雨。
これではせっかくの旅行も気分が滅入ると言っておりました。

「まぁまぁ、そんなに頻繁に天気予報を見たところで天気が回復するわけ
でもないですし。文字通り運を天に任せましょうよ。」
そんな風にフォローにもならないコメントをしてはみたものの、確かに
今年の天気は異常だ。

来るのが早すぎ、そして終わらない梅雨。そして間髪入れずにやってきた
連続台風。そして秋の長雨。
太陽は出ずに農業や各種産業にも被害が出ているし、僕だって青空を拝め
ずにイライラしているさ。


九州も今年は集中的に雨が降り、度重なる豪雨で水没したとか土砂崩れが
起きたとかニュースでやっているのがもはや恒例になっていた。

確かに山田さんは雨男だけど、ここまで来るとこれは山田さんだけのせい
じゃないかもよ。開き直ろうよ。ほら、雨が降ってても温泉とかグルメと
か、ほあkに楽しめる要素はあ意じゃないですか。
そこで「なんかグルメは目標にしていないんですか?」と尋ねてみた。

そしたら「うん、とりあえず佐世保バーガーは食べようと予定しているん
だ。」と言っていた。
2006年当時の僕は"佐世保バーガー"って言われてもイマイチピンと来なく
て、むしろ黒豚とか鶏だとかって答えを期待していたんだけど、まぁそれ
はそれで応援しておいた。

そして出発の日。
貴重な夏休みの天気回復に一縷の望みを託し、山田さんは九州に廃バスを
探しに旅立っていきました。これまた雨の降る東京からバスで。
なんかバス尽くしで常人には理解できないけど、とにかく旅立って行きま
した。


さて、東京はその後も相変わらず雨ですが、山田さんのいる九州はいかが
なものか。天気予報を見てみると、鹿児島付近に巨大な渦はかかっていた。

あ。台風。

雨だったらまだしも、巨大な台風が近づいてきています。
どんだけ雨男なんだか。


山田さんの予定は廃バス中心なので僕には山田さんがどこで何をしている
か想像がつかないのですが、ただ1つ、佐世保バーガーを目指していたこと
だけは明白です。
プランを推理し、山田さんが佐世保を訪れるであろう日を割り出し、その
日に天気予報を見てみました。

もうすっごい台風。ジャスト佐世保上空に台風が来ていた。
近年稀に見る大騒ぎ。
天気図で確認したら佐世保上空で台風が豪快に渦巻いているからさ、茶を
吹きそうになったわ。
ニュースを見ても佐世保が取り上げられている。なんかトラックとか2・3
台がひっくり返って転がっていたし、道路にいろんなものが散乱していた。


九州の人はシャレにならんほど大変だろうけど、山田さん個人レベルで考
えると大爆笑。
荒れ狂う暴風雨の中、のんきに佐世保バーガーを注文しようとし、店員に
「それどころじゃない!!」と怒られる山田さん。
強風と豪雨にさらわれそうになるバンズえお必死に抑えながら佐世保バー
ガーにかぶりつく山田さん。
暴風にレタスがはためき、ついには風にあおられてそのレタスが天空の彼
方に消え失せる様子を呆然と眺める山田さん。
…そんなことを考えて一人で喜んでおりました。


で、台風を追いかけるように東京に帰ってきた山田さんにワクワクしなが
ら旅の思い出をインタビューしてみましたよ。
なんか残念ながら、佐世保には行けなかったんだか予定を変えたんだか、
とにかく行かなかったらしい。
まぁ行ったら大変だったしね。
念願の佐世保バーガーを食べられずに悔しがっていた。

その代わりに宮崎県の延岡に行ったら竜巻が発生して町は大変な騒ぎにな
ったって言ってた。
えっ!あのニュースでやってた延岡の竜巻、実際見てきたの!?
やっぱ山田さんの行く先はロクなもんじゃないや。

なんか、街中がガレキと化していたり、コンビニも停電していたり、宿に
入ったら避難所みたく素泊まり状態で食事もサービスも何も無かったって
言ってた。なんてこったい。

さすが竜巻。これじゃあ普通のバスでも山田さんの好きな「廃バス」にな
っちゃてったんじゃないの?


そして山田さんの旅の終わりを見届けるかのように台風は消滅。
巨大台風「サンサン」が去ったあとは台風一過で見事に晴れ辺り、ホント
に久しぶりの青空が顔を覗かせた。

ここで晴れ男、YAMAの出番ですよ。
夏休み、発動!!
最高の青空を眺めながら、北海道を走りに行ってきます!
(3-8「北海道旅2006」参照)

こうやって山田さん帰還の翌日に旅立った2006年9月の出来事。


あ、そうそう。
僕は2007年2月に九州にドライブに行き(3-15参照)、基本全て自炊し大自
然の中ばかりを走り回っていたんですけど、一度だけワザワザ都市部に入
って出来合いの食べ物を購入したんです。
そのメニューとは佐世保バーガー。

なんでこんなことをしたのか。
それは山田さんへの当て付けだったのかもしれないね。(←性格最悪)