1月11日 1月12日 1月13日 1月14日


<「民宿 高原」>
6:10 起床

はい、おはよう。外はまだ真っ暗です。今日が晴れなのか曇りなのかもわかりません。
でも、事前の予報では曇りでした。実際はどうなるだろ?

朝ご飯は6:30からです。
実は宿のおばあちゃんに「朝ご飯は何時からにする?」と昨夜聞かれたとき、ユウ君が「足摺岬から朝日を見たいから6:30からで」って堪えていたんだ。だから僕もそれに合わせちゃった。
おばあちゃんは「朝日見て帰ってきてから朝ご飯でもいいのよー」とか言っていたけど、ユウ君は先を急ぎたいそうなので。
まずは速攻で洗顔などを済ませる。6:20になると「ご飯で来ましたよー」とおばあちゃんから声がかかったので、食堂に行く。

6:20 朝食

 
朝ご飯も大盛り

うん、朝からボリューミー。
ユウ君に「昨夜のご飯、消化できている?」って聞くと、「全然…」っていう残念な回答が返ってきた。
味噌汁が多いのよ。
そして一番の難関が、山盛りのシラスなのよ。シラスって塩分濃いし、そんなムシャムシャ食べれるものじゃないっしょ。
でもすごい量なの。お茶で流し込もうとするんだけど、到底無理。

おばあちゃんは横で「足摺岬は断崖が多くて、自殺者もいるのよ…」みたいな話を始めた。
「先日も死体が見つかってね。こんな状態になっていてね…。もし身元が分からなかったりするとね…。」とか、「この民宿にもこういう人が宿泊していませんでしたかー?」って警察から確認が入るのよー」みたいに。
あのー、食事中ー。僕は別にどんな話をされても想像力が乏しいから大丈夫なんだけど、食事中にしてはデンジャラスな内容の話ですよー。

ご飯は僕もユウ君も残しちゃいました。シラス地獄にやられた。味はおいしんだけどね。
いかんせん、昨夜の夕食が多すぎた。
「足摺岬」からの日の出は7:02とのことで、ユウ君はバタバタと出発準備をしています。

そんで6:50頃、ユウ君が出発とのことでおばあちゃんと一緒に宿の玄関に見送りに出ました。


                 
旅立つユウ君

じゃあね、ユウ君。
このあとのルートは、山岳部と海岸部の違うはあれど、大体同じコースだからどこかでまた会うかもしれないね。
昨日は「佐田岬」からの朝日を曇っていてうまく撮影できなかったというユウ君、今日の「足摺岬」からの朝日は撮影できるといいね。
キンキンに冷え込む朝の冷たい空気の中、奈良ナンバーの車が走り去っていくのを見ていました。
おばあちゃんは「この天気だと雲がかかっちゃうっていると思うよ。たぶん朝日は見れないんじゃないかな。」とか不吉なことを呟いていましたけど。

僕はこの後しばらく部屋でゴロゴロし、昨夜の揚げ物の残りのイカゲソを持ち帰り用に包んでおく。
7:40頃、窓から外を見ると完全に朝日が昇ったような気配を感じる。これは絶対に太陽が見えている雰囲気だ。
じゃあ僕もボチボチ行きますか。荷物をひっつかんでロビーに向かう。


         
 朝日は昇った?                 「高原」

いやー、楽しい民宿だったなぁ。
やっぱ"高原"って感じはしないけど。目の前の広場は建設工場の資材置き場みたいな空間だから高原とは違う。
「"こうげん"って、"こうじげんば"の略なの?」みたいな感じ。でも、いい思い出ができました。
おばあちゃん、お元気で。

おばあちゃんは、浜さんに荷物を積み込む様子を見て、「すごい車に乗っているのねぇ…」とか目を丸くしていた。
んじゃ、気を付けて四国残り半分、走っていくよ。行ってきます!
ユウ君から遅れること1時間、僕も「足摺岬」に向かいます!

7:46 チェックアウト


<足摺岬>
7:49 足摺岬

わずか3分で四国の最南端、足摺岬に到着しました。ここに来るのは日本1周目のころから数えて4回目だね。
3年前の「四国西海岸ドライブ(4-9)」以来です。
まだ朝早いので岬の駐車場も空きが充分にありました。
岬の指名度の割には駐車スペースが少ないから、繁忙期の週末はすぐ満車になっちゃうんだよね、ここ。


   
四国最南端到達!          ジョン万次郎withカラス

駐車場に奈良ナンバーの車は無いな。ユウ君は既に出発してしまったようだな。
途中で頭にカラスを乗せている"ジョン万次郎"に挨拶しつつ、いつもの展望台へと急ぎます。

展望台は、黒潮の打ち寄せる高さ80mほどの断崖の上にあります。
目の前には太平洋の絶景が広がり、その真っ赤な海から朝日が昇っていました。
やったね、おばあちゃんの懸念を払拭した。少なくとも僕は、ちゃんと足摺岬から朝日を見れた。


      
太平洋からの日の出                         足摺岬展望台&YAMA

冬の朝日は綺麗。徐々に気温も上がってくる。しばらく見とれました。
いつもは人も多い展望台だけど、今回は登るときに1組と擦れ違っただけで、あとは無人。ステキだ。

ここの展望台の真ん中には、四国最南端と書かれたプレートがあります。
他にこの四国最南端の表記があるのは、上の写真でも紹介した灯台型のオブジェ。
どちらもウッカリしていると通り過ぎてしまうので気を付けよう。


                    
四国最南端のプレート

向こう側には足摺岬灯台が見えています。その直下のガケっぷりがすごい。
あそこが「民宿 高原」のおばあちゃんが言うところの自殺の名所です。

灯台は日本の灯台50選に登録されている、ロケット型。あそこまでここから徒歩10分弱なのだが、今回は行かなくていいや。
ここから眺めるだけにしておくよ。


                         
足摺岬灯台                              反対側も断崖


<白山洞門>

8:08 白山洞門

「足摺岬」からわずか1分で到着した、次の景勝地がここです。
岬からはほんのちょっと「民宿 高原」方面に戻ったところね。
岬の近辺には海蝕洞窟や洞門が数多くあり、その1つで最大のものがこれなのだそうだ。

僕はずーっと前からここの存在は知っているけど、近くの「足摺岬」のインパクトが大きすぎて毎回ここは「もういいや」ってスルーしていました。従い、立ち寄るのは今回が初めてなんだ。
近所の駐車場も狭かったので、この朝の時間帯にアプローチできて正解だったと思うよ。


                   
洞門手前の鳥居

断崖に設置された遊歩道を数分歩くと、洞門の上に登っちゃうコースと、海岸に降りて洞門の全景を見渡すコースとの2手に分かれます。それがこの鳥居。
横には立札が設置されていて、『洞門の上には白山本宮があります。この上には鎖も手すりも無くてメチャきけんだから参拝の人はここから見てね。』っていう内容が書かれています。
明確に禁止はされておらず、まぁ原則自粛で、どうしても行きたければ自己責任で、ってことですね。

これさ、日本4周目の頃の僕だったら皆さんご存じのとおり、ホイホイ行きましたよ。上の方に突っ込んで行きましたよ。
しかし「5th Stage」の僕はチキン野郎でしかも慎重派なんです。
ドラクエの作戦で言うところの"いのちをだいじに"です。
無理しないって心に決めてる。しかもまだ朝早いから、ムチャするテンションでもない。ここは下の道を選びます。
みんな、期待を裏切ってゴメン。


        
 巨大洞門                  洞門の上の社             穴の向こうの太平洋

こんな感じ。洞門、デカいっす。
なんでも高さ16m・幅17mあるそうで、花崗岩の海蝕洞に限定すれば日本一の規模なのだそうだ。
大きすぎて、目一杯後退しても全容がカメラのフレームに収まり切りません。

あと、その洞窟部分の真上にチラッと見えている社が、例の立札に書いてあった白山本宮ってヤツね。
なるほど、直下は空洞なワケか。そして手すりも鎖も無いとは、やっぱなかなかスリリングね。
2014年は小心者でいたいと心がける僕は、行かなくてよかったぜ。


そして遊歩道をまた戻り、浜さんに乗り込んで出発。
まずは昨日の夕方に来た道を、土佐清水の町まで全部戻ります。


   
  足摺エリアを後にする          晴天の土佐清水

8:40頃、「高原」や「足摺テルメ」の前を通過し、クネクネ道を攻略して土佐清水にある「あしずり温泉郷」のゲートまで戻ってきました。昨日の夕闇の中、僕は往路でこのゲートを潜っていたんだね。戻ってきたね。
ここからは国道321号で右手に太平洋を見ながら高知市方面に行きます。距離は150kmほど。頑張ろう!

しっかしいい天気だな。雲1つ無い快晴だよ。曇り予報はどこに行っちゃったんだろう。
快適に走ります。「四万十川」も青々としていて綺麗です。


     
 四万十市に入る              四万十川の河口


<四万十大橋>

「四万十川」の河口部分を、四万十大橋で渡りました。この橋のたもと付近の河川敷には駐車場があります。
あ、じゃあここに車を停めて少し「四万十川」を眺めて行きましょう。

9:20 四万十大橋

四万十大橋は、川の一番河口側に架かる全長687mの橋。
「四万十川」は源流点から中流の沈下橋エリアから河口まで、いろいろ走ったけども、やpっぱ日本1周目の「四国強行ドライブ2002(1-6)」の記憶が強いかもなー。
あのときBBQをしたのは、ここから3kmほど上流に当たりますね。


       
河川敷の駐車場                           四万十大橋&YAMA

こんな感じで河川敷はサラッと見るだけにして出発。だって寒いんだもん。
そして寒さのせいで、トイレ行きたいんだもん。だけども河川敷には東屋があるだけで、トイレ皆無。
トイレ目指して走り出します。


県道20号を使って「四万十川」の東岸を走る。もうちょっとで国道56号。
そこいらで、「四万十川」の雰囲気のいい場所があったので路肩に駐車して再度皮を眺めたり。
こういう自然の多い川って見ていてほっこりするわー。写真はすごい逆光だけど。


                     
静かな四万十川                       悪しき記憶

ここからはずっと国道56号です。四万十市の市街地では、「ジョイフル」前を通過。
ここを見る度にこれまた胸がチクッとします。日本1周目の苦い記憶です。


<道の駅 ビオスおおがた>
9:47 道の駅 ビオスおおがた

はいトイレー!ここではガマンしていたトイレだけ。そして先を急ぐこととしましょう。

 
トイレ休憩


しばらく国道56号を東に走ると、国道のすぐ脇に「井の岬」っていうのが出てきます。
ツーリングマップルにも掲載されているんだけど、今まで僕は行ったことが無い岬。
一応僕は自称岬ハンターなので、今回は立ち寄ってみたいと思います。国道56号を反れておよそ1kmくらい。
いきなり道は細くなってドキドキしてきました。


                
井の岬への狭路

狭いー。狭い―。ホントはね、愛車がHUMMERになってからはこういう狭い道は苦手だから無理して行きたくないの。
対向車の方も迷惑だろうし。
でも自分の趣味趣向からどうしても行きたくなっちゃうことや、行かねばならないこともある。
その辺のジレンマ、一体どうしてくれようかね。
早く人生のストーリーに一区切りつけて、「5th Stage」を終わらせてもっと小回りの利く車を入手するのが一番なんだろうね。

そうこうしているうちに「井の岬」と書かれた杭が見えてきました。
道路の脇にいきなり出てきて駐車スペースも皆無。目印は一本の杭のみなので、当たりをつけてキョロキョロしておかないとスルーしてしまうところでした。


<井の岬>
10:03 井の岬


        
路肩に駐車                 逆光の岩礁地帯               岬の杭の前で

そんな感じで、ご覧のとおり何もありません。
国道から、僕が北側とは逆の西からアプローチすると「井の岬温泉」っていうのがあるらしいが、岬はなんもない。
ネットで検索してもここをレポートしている人はほとんど存在しない。
だけどもそういうマイナー岬が好きなのです。

付近はメチャ狭いので、2回ほど切りかえして何とかUターンでき、そして発進です。


引き続きの国道56号は、スイスイとストレスフリーで進める。およそ50分で窪川の町へと到着しました。
「道の駅 あぐり窪川」の正面から、無料のバイパスが高知市方面に向けて出ています。
あぁ、なるほど。将来の高知自動車の西端が、今はここまで延びているんだね。そしてまだここいらは正式に有料区間になっていなくって、無料で通行できるのだね。
これからのスケジュールを考えると、使わせてもらった方がいいかな。ここからしばらくは停車したいポイントも無かったことだし。

10:54 高知自動車道 四万十町中央IC


11:10頃、須崎の町までやってきました。ここからは有料区間だそうです。
んー…、この勢いに任せてもうちょっと使わせてもらっちゃおうか。高知市まではスイスイ行きたいし。
高知市でランチにしたいし。

11:41 高知自動車道 高知IC

はい、およそ50分もラクをしちゃいました。ちょっと罪悪感。でもいっか。
ここから高知市の中心地に向かって走ります。まずはランチ、それから定番の「地球33番地」でも行こうかね。
それから「桂浜」かな?高知市はやることがいっぱいだ。あ、「はりまや橋」は今回は見なくていいや。


<「coin snack PLAZA」>
高知ICから高知駅方面に2kmほど走った産業道路沿いにあるゲームセンター兼自販機コーナーです。
大通り沿いで駐車場がどこだかわかりづらく1周しちゃったけど、店舗の隣に小さめの駐車場があり、無事に到着。

11:48 「coin snack PLAZA」


    
 ゲームセンター到着                           綺麗な自販機コーナー

はい、一昨日に引き続き、今回のお目当ても貴重なレトロ自販機です。
ここはすごい綺麗な立地だね。ピカピカな店内です。
そしてその中にはメチャ貴重な自販機がズラリと並んでいる、圧巻の光景です。
では、ここでランチにしましょう。


 
   ラーメンとそばうどん自販機                       230円のうどん

ここには四国で唯一とも言われる、ラーメンの自販機があります。
だけども、気分的にはうどん。四国に来たからにはうどん。
だからうどんにします。価格は230円。20数秒で取り出し口からアツアツうどんが誕生です。

上の写真ではわかりづらいけど、具は油揚げ・天ぷら・ネギでした。
湯具が入っている状態で切りをする関係上、具は落ちないように麺の下に隠されているケースが多いのだよ。
そして、ここの最大の目玉が次の自販機です。


        
西日本唯一のトースト自販機                               チーズトースト作成中

これは目的。西日本で第1台しか現存しない、トーストの自販機です。
全国でも残っているのは10台もないんじゃないかな?僕もこれが3店舗目くらい?
だけども以前「神流湖・長瀞ミステリー(4-46)」のときにトーストを食べた「GAME COSMOS」も今は閉店しちゃっているので、本当に源氏は残りわずかなんですよね。

今回はチーズトーストにしましょう。200円です。
ボタンを押すと数10秒トーストが中で温められ、そして死ぬほど熱くなって取り出し口から出てきます。
包装してあるアルミの熱さが触れないほどの殺人級です。それも醍醐味。


    
 アツアツのアルミ             トースト&うどん              チーズがトローリ

アルミは純正のもではなく、普通のアルミホイル。純正の物は数年前に製造会社が消滅してしまっているので、この先見ることはきっと一生ないでしょう。僕も実際この目で見たのは「神流湖・長瀞ミステリー(4-46)」の1回きりです。

トースト&うどん。ゴージャスなランチです。
自販機コーナーのカウンターに座り、前の産業道路を走る車を眺めながらランチタイム。
滞在時間中は誰も来なくってゆうゆうと食事ができました。大満足。


では、次は「地球33番地」です。
かなりわかりづらい上に目印も少ないスポットなんだけど、もう過去3回行っていつので勘で大体わかります。
駐車場は無いので、付近の駐車できるポイントに浜さんを停車させ、最後は自分の足で歩きます。


<地球33番地>
12:15 地球33番地


                    
川の中の正式ポイント                          "33"の文字

高知駅から西に2kmほどの「江ノ口川」。ここに地球33番地があります。
この地の経度・緯度は、東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒。
なんと経緯度の中に3が12個も並ぶのだ。だから地球33番地っていう名称。

このように経緯度において同じ数字が12個も並ぶのは、地球上のり地区にに9拠点しか存在しません。
その9拠点とは、アフリカ4箇所・ロシア2箇所・スマトラ半島1箇所・オーストラリア1箇所・日本1箇所なんだって。
しかし日本以外の8拠点はほんとんど砂漠だったり草原だったりして、人の住める場所からは遠く離れている。
唯一、日本のこの場所だけが一般人が容易に訪問できるのだよ。
ここは「徳島・高知ドライブ2012(4-66)」以来だね。

正確なポイントは川の中だから、上の写真のように川の中に向かって遊歩道ができています。
手すりが無いので油断するとドボンでございます。

 
植え込みの中にも33番地の碑

そして、でっかいモニュメントはここから川を挟んだ対岸にあります。
どちらかというと、そっちのモニュメントの方が有名。だけども川の中である本来のポイントからズレているから、もう1つちゃんとしたポイントに作ったのが上で紹介した丸い"33"の球体が付いているモニュメントです。
歩いて数分だから、でっかいモニュメントのほうにも行ってやろうね。


                    
川のほとりのモニュメント

はい、こっちはさっきのような逆光ではないから、少しは様になる写真が撮れますね。
ちなみにさっきの球体モニュメントは、左側の写真の川の中にも写っています。気付けるかな?

どちらもものすごい住宅地にあるので、写真を撮っていると変な目で見られます。観光客も特にここには来ないしね。
世間的には、本当に好きな人しか来ないような超マイナースポットなのです。
では、出発しましょう。


 
33番地のタンク

出発してすぐ、"地球33番地"と書かれたタンクが目に入りました。ビミョーにアピールしているんだね、33番地。
ここ10年ほど見てる限りでは、あんまり知名度は上がっていないけどね。

このあとは混雑した市街地を南に向かう。次は「桂浜」だ。えっと、「桂浜」は3年振りだっけ?
途中で給油したり信号に捕まりまくったりと、やや時間をかけつつ海岸に出ました。

 
桂浜への丘の道

「桂浜」って、この時間だと駐車場が有料なんだよね。日々をギリギリの水準で生きている僕にとってはかなり厳しい現実。
しかし確か数100m手前にいくつか小さな駐車スペースがあったような気が…。
そう思いながら走っていると、うん、見つけた。3台ほど車を駐車できる場所があったので、ゴリッと浜さんをネジ込みます。
どうやらここは「浦戸城跡」というらしいな。


<浦戸城跡>
13:01 浦戸城跡

「桂浜」の駐車場数100mのところにある城跡です。
戦国時代に"長宗我部元親"が居城にしていたそうだね。だけども今はほんのちょっとの石垣と碑が残るだけで、それがなければ城跡とはわからないような状態とのこと。
僕も今まで何度かこの道を走っているけど、ここに城跡があるだなんて今回初めて知ったもん。


                     
 城跡の碑

そういえば、この道を300mほど戻れば「高知灯台」があるよね。そこもついでに行こう。
「桂浜」までのクネクネの峠道沿いにあるんだけど、駐車スペースが皆無だから今まで車を停めたり写真を撮ったりはしたことが無かったのだよ。ここから歩けばきっと数分だ。


<高知灯台>
13:08 高知灯台

「桂浜」の上部に設置されている灯台だそうです。
結構茂みの中にあるんだけど、海からちゃんと見えているのかな?いや、見えるからあるんだろうけど。

 
桂浜の上に立つ

ここから「桂浜」までは車道を歩けば1kmくらいだろうか?
「さて歩こうか」と思っていると、下の方から「桂浜水族館」と思わしきアナウンスが聞こえてくる。
なるほど、ここの直下が「桂浜水族館」なのね。…ってことは、バカ正直に車道を歩かずに、遊歩道か何かで直接水族館方面にソートカットできる道があるんじゃないかな?

見てみると確かに道路側から見ての灯台裏側には、遊歩道が設置されている。
うん、この道を歩けば行けそうだ。


 
桂浜へ降りる道

テクテクとハイペースで遊歩道を下ること数分、「桂浜」が見えてきました。そして「桂浜水族館」の横に出る。
なるほど、ここに繋がるのか。これは駐車場で料金払うよりもいいかも。ほんの10数分長く歩けば料金がタダになるのだから。


<桂浜>
高知を代表する景勝地の1つです。ここに立つ"坂本龍馬"像は有名ですね。
僕は今回でここは4回目の訪問になるみたい。前回は「四国西海岸ドライブ(4-9)」のときで、ここから朝日を見たんだよね。

13:13 桂浜

 
太平洋を臨む砂浜

僕がいるのは、浜の一番西の端。すぐ背後には「龍王岬」があります。
あぁ、じゃあ久々に「龍王岬」に登ってみましょうかね。
やたら強風の中、岬への階段を上り桂浜を見下ろしました。うん、青空が撮っても綺麗!今まで来た中で一番いい景色かも。


                   
 龍王岬&YAMA                           桂浜を見下ろす

そのあとは「龍王岬」を下り、砂浜をザクザク歩いたり、「桂浜水族館」の賑わいを見てほっこりしたり。
真冬だけどもさすが3連休だけあってファミリーがたくさん来ているのだね。

そんで砂浜の反対側だけど、ここまで来たらやっぱ龍馬さんにも挨拶していくべきだよね?
反対側の丘を登り、龍馬さんにも会って行きました。


         美しい砂浜                   桂浜水族館                  龍馬像

龍馬さんは身長5.3m。台座を含めると13.5m。見上げるほどにビッグです。
龍馬と同じように海の方を眺めると、遠くにさっきの「龍王岬」が見えた。
んじゃ、ボチボチまたあそこから駐車スペースに戻りましょうかね。


       
ビッグな龍馬                    龍王岬を遠望

遊歩道をまた戻りながら考えたんだけど、まだ時間は13時台だし、もう少し高知市にいる時間がありそうです。
それで思い出したのが、いつもここ桂浜に来るために海岸線を西から走って来るときに目に入るクジラのオブジェ。

いつも突然出てくるから停車したりしたことがなくて、だから写真にもまともに撮れたことが無い。
このあと、クジラのオブジェを見にそこに行ってみようかな。新しいスポットも開拓しないとね。

13:40 出発


「桂浜」を出て、海岸線を西方面に走り出しました。反時計回りに四国を一周するところを少しだけ逆走です。
まぁでも大したロスにはならないでしょう。
…で、10分ほど走るんだけどもクジラが出てきません。もうちょっと先だったかな?もしかしてもっともっと先だったかな?
「桂浜」の手前5kmほどだと記憶していたけど、10数qとかだとさすがに気構えが必要だぞ。
ちょっとそこいらに停車して道を調べてみるわ。


<春野漁港>
13:50 春野漁港

 
漁港でシンキングタイム

漁港に車を停める。漁港とは反対側の砂浜が綺麗でした。

携帯電話のネットで目指すクジラのオブジェについて調べてみた。
場所の名称がわからないので、適当に「クジラのオブジェ」・「桂浜」・「県道14号沿い」みたいに検索し、なんとか発見。
目的地は「宇佐しおかぜ公園」というらしいね。「宇佐漁港」にあるらしい。
ここからさらに5kmほどだそうだ。予定より少し距離はあったけど、確認できて気が楽になった。では、出発!


<宇佐しおかぜ公園>
14:03 宇佐しおかぜ公園


                         
クジラの親子に再会

そうそう、見たかったのはこれなんですよ。興奮して写真を撮りまくった。浜さんとのツーショットも撮った。
調べてみると、どうやらホエールウォッチングの船がここから出航しているそうだね。なるほど、それでクジラのオブジェか。

それから公園内を少し散歩したり、トイレを借りたり。
ここには"ジョン万次郎"出航の記念碑もあった。そう、ジョン万次郎はここから出航して遭難したり死にそうになったりアメリカ船に助けられたりして、故郷に帰るのに12年もかかったんだよね。
だけどもアメリカで培った技術や知識は、日本の発展には欠かせないものとなったんだよね。


        
海沿いのデッキ         ジョン万次郎ら漂流出航の浦

ここでちょびっとだけ小腹が減ったので、昨夜の残りのイカゲソ揚げを取り出し、オヤツにムシャムシャ食べました。
うむ、昨日の今日ではあるが、やpっぱ揚げ物はボディにガツンときますな。
これで夕食は軽めでOKになりますよ。


浜さんに乗り込んで、また来た道を「桂浜」方面に戻る。引き続き「室戸岬」方面に行かねばね。
14:40頃、再び「桂浜」の前を通過しました。往復に1時間かかっちゃったか。まぁなんとかなるか。

しばらくは流れがあんまりよくないけど、夜須の町のあたりからは快走できるようになります。もうちょっとの辛抱。
そんでさっき「しおかぜ公園」でツーリングマップルを読んでいて思い出したんだけど、夜須には日本最古の掘込港がある。
そこに立ち寄って行こう。

 
海岸を快走


<道の駅 やす>
15:12 道の駅 やす

何度か立ち寄っている道の駅ですな。毎度おなじみ、グリーンで小ぶりな龍馬さんに挨拶。
そして建物内を物色してみる。お土産になるようなものを買えればと思ったんだけど、いいものないね。野菜ばっか。
さっきの「桂浜」で買っておけばよかったかな?

そして今度は建物の裏の海岸に出てみる。ここからは太平洋の眺めがなかなかいいのです。
ちょっとずつ日が西に傾いてきたね。


     グリーンな龍馬さん              西日と太平洋


<手結港>

「道の駅 やす」から数100m、路地裏をクネクネ走ってここへとやってきました。
僕はここ、初訪問です。

15:25 手結港

先ほど書いた通り、手結港は日本最古の掘込港。1653年に土佐藩が作ったのだそうだ。
掘込港ってのは海岸の砂丘地帯を掘り込んで作った人工の港のこと。
石積でレトロな雰囲気のする小さな港です。古そうな常夜灯もありました。


                  
  日本最古の掘込港                            常夜灯

そしてここでひときわ目を引くのが、「手結港可動橋」です。これも見てみたかったんだー。
可動橋ってのは、船が通る時間帯は道路がパカッと開くタイプの橋。日本ではあまり見かけないよね。

残念ながら今は道路が閉じていて車が通行できる状態。浜さんもここに来るときに普通に通行したし。
時刻表を見てみると、次に橋が持ち上がるのは今から25分後だそうだ。
面倒なのでそこまでは見ないで先を急ごうと思う。


                  
  可動橋と踏切                             可動橋の仕組み


<手結岬>

今度は「手結港」から1kmもないところにあるこの岬にやってきました。
国道をわずかに反れるところにあります。ここも初めての訪問。今回はこうした、高地から西側に重点を置きたくて午前中少し駆け足だったのよね。

15:39 手結岬

ここにも夫婦岩がありました。注連縄で結んであるときもあるそうだが、今回は結ばれていないね。架け替えシーズン?
ローカルで誰もいなくって、そんな適当な場所に浜さんを停めて夕日を眺めているのがとても開放感があってステキな気分になりました。なんか好きだ、ここ。


     
   海岸沿いにて                  手結埼灯台                    夫婦岩


そして再び国道55号を東に走る。次は安芸の「野良時計」でもチラッと見て行きましょうかね。
10数分走り、安芸の町に入りました。内陸部に進路を変えて「野良時計」を目指します。場所は大体記憶にある。
夕日に照らされた田園地帯の中をスイスイ走ります。
付近の橋の欄干は「野良時計」のデザインだったりしてオシャレ。このデザイン好きだわー。


     
野良時計デザインの橋            静かな安芸の町


<野良時計>
16:13 野良時計

ここは3回目の訪問です。
駐車場にはこいのぼりのモニュメントがあり、横のボタンを押せば"こいのぼり"の歌が流れる仕様になっているが、今は壊れているようでした。残念。

少し歩いたのどかな田園地帯の真ん中に建つ明治時代の豪邸に取り付けられているのが野良時計です。

野良時計は明治時代にこの屋敷に住んでいた地主さんが自力で作ったそうです。
当時は一般人は時計を持っていなかったから、農作業をしながらこの時計を見上げて時刻を把握していたんだそうだ。

ずっと時を刻んできたけど、完成から120年後の2004年に時計を動かし続けてきた子孫が亡くなってしまったので、120年間動いていた時計は止まってしまったのだ。


 
  こいのぼりのモニュメント                          安芸の野良時計

時計が動いているうちに1回、ここに来てみたかったね。ここの存在を知ったのが2004年、そして初訪問が2009年の「シルバーウィーク大暴走(3-73)」のとき。だから、僕はこの時計が動いているところを見たことが無いのです。それが残念。

このあと付近をグルリと一周し、近くにある鐘楼だとかを久々に見学。
ここいらには「安芸城跡」を示す標識がいくつかあります。「安芸城跡」、行ったことないな。
まだ日没までに少し時間はあるから、この後行ってみようか。


                   
付近の鐘楼


<安芸城跡>

16:26 安芸城跡

「野良時計」から車で1・2分で到着しました。
ここは安芸氏の居城だったらしい。"長宗我部元親"ともしばしば戦っていたそうな。

…しかし、スポットとしてはイマイチピンとこないな。あるのは資料館と美術館。どちらもなんとなく城郭のようなデザイン。
それからちょびっと遺構があるような感じ。平城だから特に長めがいいわけでもないし、復元された施設も無い。
「ふーん、なるほど」みたいな感じでザックリ一周してから出発することにしました。


      
お堀が残る              安芸市立書道美術館


安芸から先は海岸線は真っすぐ東ではなく、「室戸岬」に向けて南東に進む形状となります。
つまり、今まで南側だった海が西側にも見えるようになるということ。
それがどういうことかというと、海に沈む太陽が見えるアングルになるということです。

もうすぐ日が沈む。適当なところで夕日を眺めようじゃありませんか。
そんでどこで夕日を見るのかは、さっき安芸にいる間に既に考えておいた。このすぐ先にある「道の駅 大山」だ。


<道の駅 大山>
16:46 道の駅 大山

国道55号の海沿いの高台にある道の駅です。ちょうど日が沈みそうだよ、ベストなタイミング!
水平線付近は雲があって海に沈む太陽は見れなかったけど、16:53に太陽は雲の中に落ちて行きました。
綺麗な落陽だったよ。


      
 道の駅の敷地から                         雲に沈む夕日

さて、これで今日1日が大体終わったね。
日が昇っている間は時間がもったいなくてひたすら走って観光しているので、ようやくここでひといきつける気分。
ちょこちょこ携帯をいじって作業をしたり、明日の天気のチェックをしたりする。曇りだってさ…。どうしよね。

あぁ、ちなみに今日は車中泊にしようと思う。いろいろあってペース遅れちゃったからね。
当初は今の時点で鳴門にいる予定が、すごく遅れたよ。てゆーか、そんなペースで走るの自体無理だったよ。
明日は朝日を「室戸岬」で見て、そのままダッシュで「蒲生田岬」を攻略して四国脱出だ。宿に泊まっているとチェックアウトが遅くなるから、帰りに渋滞に巻き込まれるし明後日からの仕事に支障が出てしまう。
だから今夜は車中泊にするよ。


<道の駅 田野駅>
17:17 道の駅 田野駅

「道の駅 大山」から海沿いにちょっと走ったところにある道の駅。駅前が道の駅になっています。ここも過去に数回来たね。
コンビニも隣接しているんだぜ。便利。


                   
鉄道駅と合体

ここで携帯電話でネット検索。
僕の持っているツーリングマップル2009年版によると、このすぐ先に「二十三士温泉」っていうのがあるんだ。
そこで温泉入って、次の道の駅であるお馴染みの「キラメッセ室戸」で車中泊しよう。

いつもだったらそう考えて突撃するんだけど、なぜイヤな予感がしたんだ。
ネットで「二十三士温泉」を調べる。…出てこない。電話番号を調べ、電話する。…「使われておりません」…。
これは潰れたな。
さらに調べ、2013年9月に閉店した情報を掴んだ。

あー…、どうすんの、これ。もうこの付近に入浴施設内よ。ツーリングマップル見ても全然載ってないよ。
でも、お風呂入りたい…。
ネットで付近の入浴施設を片っ端から調べると、「シレスト室戸」という施設を発見。
あー!最近できたヤツね!ツーリングマップルには載っていないけど、「徳島・高知ドライブ2012(4-66)」のときに目にしていたからなんとなくわかるわ。

「室戸岬」のさらに数q向こう側だけど、まぁ普通に頑張れる距離。念のため電話し、本日営業していることと21:00過ぎまでOKなことも確認。よかったわー。どうなることかと思ったけど、これで今日も無事に1日を終えられそうです。


じゃあ、道の駅内のコンビニで夕食でも買ってここで食べようかね。この先食事処もあまりないし。
コンビニ弁当を買い、薄暗くなっていく空を眺めながら車中で食べました。
ユウ君は今ごろどのあたりかなー。今夜は室戸の民宿に泊まると言っていたから、近くにいるかなー。


            
     四国に夜がやって来る                      コンビニ弁当

そして食後はさらにビールを購入。これはお風呂から出た後、車中泊するスポットで飲もう。
この先はコンビニがほとんどないと記憶しているから、あらかじめここで買っておくのです。

17:52 出発


さぁ、本日のラストランだ。「道の駅 田野駅」で30分以上ゆっくりして元気が出た。頑張って行こう!
真っ暗な国道55号を「室戸岬」に向かって南下。

途中で本来車中泊予定だった「道の駅 キラメッセ室戸」を通過。お風呂入るところとの位置関係を考えると、今回はここでは車中泊できないね。まぁ全然いいけど。ここって車中泊すると強風で車がグワングワン揺れるし早朝はやたら寒いからね。


<「シレスト室戸」>
18:36 「シレスト室戸」

「室戸岬」を回り込んで数q。今夜の入浴施設です。
もうなんだか気分は深夜だけど、まだ18時台なんだね。月がやたら明るくて綺麗です。
ビールアぬるくならないように車外に置いておいて、お風呂にGoです。


                    
 レッツ・海洋深層水

レストランがあったり、海洋深層水を使ったプールやお風呂があったりする巨大施設です。
コンビニも無いような、この時間には真っ暗な小さな町なのに、ここだけドーンと近代的です。

プールを利用している人が多いけど、僕は当然無視してお風呂。
この後は寒い寒い車中泊なので、しっかり温まっておきました。


では、そろそろ寝ましょうか。「室戸岬」からここに来るまでの間にいくつも無料駐車場があるのは確認済みです。
その中でも街灯があって真っ暗ではなく、さらにトイレもある駐車場がある。そこに行こう。


<室戸岬>
19:45 室戸岬

「シレスト室戸」から2分ほどで到着しました。
この駐車場にはきっと正式名称は無い。一帯が室戸岬エリアなので、このように表記します。
ここでビール飲んで寝よう。


                       
岬で車中泊

浜さんの後部のベッドエリアで1人飲み会。1時間ほど1人でヘラヘラ陽気に飲んでいました。
この時間に酒が飲めるなんて、嬉しいねぇ。そして後は即寝るだけだし。

一昨日は四国最北端の「竹居岬」を踏み、昨日は四国最西端の「佐田岬」、そして今日は四国最南端「足摺岬」。
残すのは明日、四国最東端の「蒲生田岬」だけだ。
あそこは狭路続きだから緊張するぜ。あと、なんとか天気予報をくつがえして晴れることを祈るのみ。

21:00 就寝




 ――― 昨日までの走行ルート
 ――― 本日の走行ルート




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