四国一周ドライブ2014

クジラの親子が泳ぐ
日本5周目・9回目のドライブ
実行日:2014.1.11-14
実行人数:1+1名
走行距離:1706km
冬晴れの四国を海岸沿いに一周ドライブ!今回は無理せず、自由にかつ自分らしさを追究します!
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1月11日 1月12日 1月13日 1月14日


2014年一発目のロングドライブの舞台は四国!
成人の日の3連休に加え、有給休暇を1日追加して4連休にしてしまいました。
この4日間で四国を一周したいと思います。

本当は四国の魅力って海岸部分だけじゃなくて、永久に続くんじゃないかというような山間部のクネクネした酷道だとかもあるんだけど、冬場は凍結だとか積雪だとかで危険なので、今回は沿岸部のみ。
では、前夜発で張り切って行きましょう!


1.10

21:20 名古屋出発

仕事が終わり、帰宅して愛車の"浜さん"に荷物を積み込んだらすぐに出発です。
ちょっと久々の前夜発のパターンね。
ここからの4日間の天気は、1〜3日目が晴れ時々曇り、最後の4日目は曇りで降水確率は40%。
ふーむ…、冬だからスッキリ晴れて欲しいところだが、微妙な天気です。
だけどもせっかくの4連休だから出掛ける以外に選択肢無し!

 
レギュラー154円

まずは近所のガソリンスタンドで給油しておこう。
昨年末までは140円台だったのに、ジワーっと価格が上がってきていますな。懐も寒い限り。

21:38 名古屋高速

ここからは高速道路を繋ぎながら四国まで行きますよ。
だけども、走っているとすぐに雪がチラついてきました。わーお、雪ですか!さっきまで星空だったのに!
出鼻をくじかれたような気分だけど、しょうがない。進むのみ。

22:19 亀山JCT

東名阪から新名神に乗り換えます。この頃には雪も止みました。
しかし伊勢湾岸付近で雪が降るということは、この先通過する内陸部の土山付近なんかは軽く積もっているんじゃないかな?
よし、確かめてみよう。


23:32 土山SA

三重県と滋賀県の県境付近にある、山間部のSAです。
まだ別に疲れてはいないんだけど、雪が積もっているかどうか確認しにやってきた、物好きな僕です。


                    
   雪の積もる県境

おぉ、やっぱ雪だ。敷地内は雪が凍結してツルンツルンだ。
冬に立ち寄るとここはいつもこんな感じです。んじゃ、先を急ぎましょう。

23:07 草津JCT

間もなく京都府ですな。新名神から名神高速に入りました。まだまだ元気です。

23:42 吹田JCT

大阪府です。阪神高速に入ります。このあと、京橋付近で2kmほどの工事渋滞があったけど、短時間でクリア。
しかし深夜の渋滞は睡魔がやって来るので苦手っす。
そして世界一長い吊り橋である「明石海峡大橋」を渡り、淡路島に入りました。
では、大好きな「明石海峡大橋」を撮影して行こうかね。



1.11

0:39 淡路SA

あれ?淡路SAは改装工事をしているのかい。今までも充分綺麗だったのと思うのだが。
フードコートで温かいお茶を飲んで一休みをした後、「明石海峡大橋」を一望できる敷地内の展望所に向かいます。


        
改装中のSA                      明石海峡大橋

ぎょえぇぇー、さすがに寒い!冬で深夜で、海風をモロに被る立地ですもん。
橋もその背後の神戸の夜景も綺麗だね。お気に入りスポットの1つ。
22:00前だったら橋もカラフルにライトアップされているんだけど、さすがにこの時間は真っ暗ですけど。
かじかむ手で上の写真を撮影しました。


では、もうちょっとだけ走ろうね。明日の朝一から四国を観光できるように。
浜さんに乗り込んで、淡路島を南に縦断します。

1:36 淡路島南PA


                
車中泊の準備

淡路島の南端にあるPAです。この先はもうすぐに四国なので、ここで仮眠しておけば明日はすぐに四国観光できます。
では、浜さんを車中泊スタイルにして寝るとしましょう。

2:00 就寝


6:00 起床

はい、起きました。起きたのだが…、周囲真っ暗ね。そんで当然だけどメッチャ寒い。ついでに眠い。
まだ起きたくないなぁ…。しばらくは毛布と羽毛布団に包まってゴロゴロします。気持ちいい。

6:35 起床U

そろそろ空が明るくなってきました。いい加減起きましょう。
僕はこの後、対岸の「鳴門公園」から朝日を見れたらいいなって思っているのです。
これ以上ゴロゴロしていると朝日に間に合わなくなってしまうので。

 
朝が近づく

6:50頃、出発します。すぐに「大鳴門橋」が現れ、淡路島から四国の徳島県へと上陸しました。

6:55 神戸淡路鳴門自動車道 鳴門北IC

ICを降りたら海沿いに県道11号を「鳴門公園」方面に北上します。
いつものところで大鳴門橋の遠景も撮影していこう。

 
サンビーチからの鳴門海峡

はい、もう【日本走覇】を頻繁に訪問してくれている人からしたら「もう飽きたよ」ってくらい定番の構図ですね。
古くは日本1周目の「四国強行ドライブ2002(1-6)」から直近だと「四国北海岸ドライブ(4-76)」に至るまで、アホみたいに同じ構図で撮影していますもんね。
でも、好きなんだ、ここの景色。四国に来たぞっていう高揚感を感じられるんだ。


<鳴門公園>
7:05 鳴門公園

ここは7回目か8回目の訪問かな?結構お馴染みの場所です。
8:00からは駐車場が有料になってしまうので、いつもなるべく早く来れるように心掛けているのだよ。
正規の料金は確か410円。貧乏旅行の僕にとっては結構イタい金額なのです。

さぁ、朝日の時間は近いですよ!どこから眺めようかな?
ここから近いし初めて四国に上陸した際の「四国強行ドライブ2002(1-6)」で立ち寄った、思い出の展望所に行くかね。
キンキンに冷えた朝の空気の中、白い息を吐きながらホイホイ階段を駆け登り、そして到着した展望所で絶景に遭遇!


                               
大鳴門橋と朝日

ジャストタイミングー!!7:11、僕が展望所に到着したのと同時に、海の向こうから朝日が昇ってきました。
すっごい綺麗です!空が紫色です!
天気予報では今日は晴れ時々曇りと言っていたけど、これは快晴になる予感なんじゃないだろうかね?

そんで「大鳴門橋」の下には軽く渦潮が発生しつつある。確か毎日朝8:00くらいが最初の渦潮のピークだったかな?
複雑な動きをする海流が、朝日でキラキラ光っているよ。
僕は誰もいない展望所で1人、感動に打ち震えていました。


     
 朝日にズーム             鳴門海峡に架かる大鳴門橋               展望所を後にする

よーし、幸先のいいスタートだ!ここから僕の4日間の四国一周ドライブのスタートだ!

今回は反時計回りに四国を一周しようかなって考えています。
しかし1人でガムシャラに走るのではなく、他の人とも交流を持てるといいなって考えているので、今回は宿も取ります。
今夜は愛媛県の松山市内で押さえました。

明日は高知の予定だけど、ペース次第では前後しそうなのでまだ予約はしていません。
明後日はこの鳴門の地で宿泊できればいいなって思っている。
そうすれば最終日はゆっくり一般道で淡路島だとか兵庫県の瀬戸内海沿いも観光しつつ帰って来れると思うんだ。

県道183号の「鳴門スカイライン」に乗り、海沿いに西に進路を取ります。
次の立ち寄りスポットは「四方見展望台」だね。


<四方見展望台>
7:27 四方見展望台

鳴門スカイラインの起点から5kmほどのところにある絶景展望所です。
ここに来るのは8ヶ月前の「四国北海岸ドライブ(4-76)」以来だね。


       
  朝焼けの展望台                  遠くに大鳴門橋

駐車場にはスポーツカーで来ている人が数人ほど。でも、この時間でも人がいるんだね。
東側にはさっき見ていた「大鳴門橋」や「鳴門公園」がチラッとだけ見えています。

南側には、「ウチノ海」の複雑で穏やかな海岸線が広がっています。朝日を浴びて真っ赤です。
入り江にポツポツ浮かんでいるのは、何かの養殖用のイカダだね。
ここも「鳴門公園」に負けず劣らずの、すごい幻想的な光景だ。


                          ウチノ海の展望


その後も「鳴門スカイライン」をスイーッと走って、わずか数分で終点に到着。
ここで国道11号に合流です。ここからも海沿いに西に行きましょう。

さらに数q走ると、右手に「JF北灘 さかな市」が見えてくる。ここも前回お世話になったところだね。
瀬戸内海で獲れた鯛をテラス風の屋外席で食べれたところだ。


    
前回のランチスポット          香川県に入る

少し走ると香川県です。
次はどこを観光しましょうかね。いつものパターンだと日本一低い山の1つである「御山」だとか、「津田の松原」あたりが候補になるんです。「津田の松原」には道の駅もあるしね。

しかしそれらはGWに見て回ったばかり。
いくら全国を何週も走り回っている僕とは言え、毎度毎度同じコースなのはいただけない。
そりゃお気に入りだったり絶景が見れそうな天気だったらそれもアリだけど、義務感のように走りたくはない。プライベートなんだから、基本気の向くままっすよ。

ではね、「御山」も「津田の松原」も吹っ飛ばします。別にどちらも景色がいいわけではないし。近景だし。
そんでこれは突端マニアとして絶対に捨てるわけの行かない、四国最北端の「竹居岬」に行くのですよ。


<道の駅 源平の里むれ>
<房前公園>

8:36 道の駅 源平の里むれ

「四方見展望台」からおよそ1時間走り、ここの道の駅へとやってきました。
ここは国道11号から「竹居岬」へ道を反れるポイントとなることと、トイレに行きたいから、そして隣接の公園に古い電車が停まっていてそれにまた乗りたかったので立ち寄りました。


      
 道の駅の施設           高松琴平電気鉄道1000形     

道の駅からは隣接した房前公園という広い芝生の広場のある公園に移動。
その片隅に駅の跡と電車の展示がしてあるのです。かつては志度線の房前公園駅っていう駅だったらしいです。
この電車のデザインは大正時代のものとのこと。この車両は2006年までは現役だったそうです。

こんな朝の時間帯だから中には入れないかもなーって思っていたんだけど、ちゃんと開いていました。
さすがです。電車の1日は朝が早い。今はラッシュ時間帯ですもんね、この時間に電車に乗れないとおかしいですもんね。
まぁ実際の車内はガラガラで、ラッシュどころか客は僕1人でノビノビしちゃったんですけどね。


        
            ひとりぼっちの出勤                       運転席の計器類

では、次は四国最北端の岬である「竹居岬」です。
道の駅のすぐ先から県道36号に入り、海岸沿いのクネクネ道を走りながら庵治半島を北へと向かいます。


<竹居岬>
庵治半島の北端に当たり、別名"竹居観音岬"とも呼ばれます。ここに来るのは日本2周目から通算して4回目かな。
県道からの入口がわかりづらく、ポイントを知っていないとウロウロします。
僕も初回はそうでした。2005年当時はあんまりネットでここの情報は出てなかったからね。

9:03 竹居岬

県道から「竹居観音寺」の看板に従って、激狭の急坂を降りればゴールです。
僕のように反時計回りで来るとこの看板は見れないので、そしたら県道沿いにお寺の幟が出ていることに賭けるしかないでしょう。初回訪問時にはそれが唯一の目印です。


                            
時計のオブジェ

ここのシンボルは、年季の入った時計のオブジェ。今でもチャンと時を刻んでいます。この時計のくたびれた感じが大好き。
一番最初にここを目指したのは2005年だったんだけど、そのときもこの時計を早く見たくてワクワクしていたよな。
あと何年動くのかは不明だけど、ずっとこのままでいて欲しいものです。

時計のすぐ裏は砂浜。そしてその向こうには「小豆島」が浮かんでいます。
「小豆島」もそのうち行きたいんだよなー。見どころが多いのに、行ったことないからなー。
あまり尖った岬でもないので突端に来たって感覚は少ないけど、普通に綺麗な光景なのだよ。


       
四国最北端                             竹居観音に続く道

では、竹居観音を見て行こうか。
この時計のオブジェから海沿いに「竹居観音寺」の前を通り過ぎ、海ギリギリの岩礁沿いの遊歩道を歩きます。
この先の部分、GWに来たときは補修工事中で行き止まりにある岩屋まで行けなかったんだよな。
現在はどうなっているかな。

…そしたらちゃんと真新しい遊歩道ができていました。海の上、絶壁に取り付けられた遊歩道。
以前の日本3周目の「香川&徳島⇒明石旅行(3-54)」で来たときよりもしっかりして歩きやすく生まれ変わっているね。


                
    海ギリギリを歩く                           岩屋の観音堂

そして辿り着いた岩屋。入ろうと思ったら中から読経の声が聞こえてきます。
ぬお、朝のお勤めってヤツですかな?ここで小汚い部外者の僕がヒョコヒョコ入ったら場の空気を乱してしまうので、今回はここで引き返しましょう。


この庵治半島の西のすぐ隣には屋島半島っていう小さい半島がある。
源平合戦で有名な、あの屋島ですね。
僕もその半島の「屋島寺」だったら過去に行ったことがあるんだけど、半島の先端にある「長崎ノ鼻」という岬は未踏です。

8ヶ月前の「四国北海岸ドライブ(4-76)」では、僕はそこで夕日を見ようとしていたんだけど、岬の先端へと行く分岐をも逃してしまったのです。そして日没の時間も迫っていたので「もういいや」ってなって、夕日は代わりに「浦生海岸」ってところから見たのですよ。
今回は時間は充分にある。ちゃんと「長崎ノ鼻」をリベンジしましょう。

県道36号で庵治半島の西海岸を南下。そして県道150号で屋島半島の周回道路に乗り換えました。
前回はここいらの道がわかりづらくて迷って、それで冷静さを欠いていたので結局「長崎ノ鼻」への分岐を見つけられないという、ダブルで残念な人になっちゃったんだよな。
あのときのほろ苦い記憶を思い出しながら、慎重に道を選択。そして屋島半島を北上します。

 
屋島半島の先端へ

今回はちゃんと「長崎ノ鼻」への道を発見できました。…こりゃ気付かないわ。初見殺しだわ。
小さな看板はあったものの、すごい狭路でこの先からはダートらしい。
そんで僕のような反時計回りで来ると、岬への道への挿入角度は150度くらい。えらいヘアピンカーブです。
切り返ししないと入れなかったわ。

そして擦れ違いもできないようなダートが始まります。そんなに距離は無いとは言え、浜さんは初ダートだな。
以前の愛車の"イオ"は頻繁にダートを走ってドロドロになっていたけど、実は浜さんはもっと大事に乗りたい。


                  
浜さんの初ダート


<長崎ノ鼻>
9:47 長崎ノ鼻

…なんか、予報通り雲が多くなってきちゃったな。
「竹居岬」前後から、空がドンヨリしてきました。雨は降らないと思うんだけどね。そんで西の空はまだ明るいから、再び晴れてくれる可能性もあると思うんだ。

突き当りの空き地が駐車場。ここから100mほど歩くと殺風景でワイルドな屋島半島の最北端です。
さっきの「竹居岬」と同様、瀬戸内海の島々を多く見ることができます。
ここは昔は砲台跡だったみたいね。黒船来航後まもなく、海外からの侵攻を防ぐために幕府の命令でここに砲台が設置された歴史があるのだそうだ。


                 
  瀬戸内海に突き出す岬

先端まで歩いてみました。なんかの建物の基礎があった跡がある。
これが砲台跡…、ではないよね、きっと。江戸時代の物がここまで残っているとは思えないしね。そもそもこれ、コンクリの痕跡を残しているしね。また別の建物がかつてここにあったのだろうね。

静かで小さくて、ちょっと寂しい感じのマイナーな岬。こういうの、嫌いじゃない。
リベンジできてとてもよかったよ。


                   
岬の先端のYAMA


浜さんに乗り込み、ダートを引き返す。ダート脱出ギリギリのタイミングで対向車来たよ。
ダート手前のアスファルトの道で、僕が来るのを待っててくれたよ。危ない危ない。ダートで対面したら、マジで擦れ違いは不可能だった。

岬からは屋島半島の西海岸を南下しながら国道11号を目指します。
終盤は市街地で狭いんだ、これが。「対向車来るな、来るなー」と祈りながらなんとか国道に合流です。

 
市街地の狭路

さて、そろそろお腹が空いてきましたよ。朝ご飯の時間ですよ。香川と言ったらうどんですよ。
やっぱ観光客相手の小綺麗な店ではなくて、庶民的な製麺所で食べたいですな。ドキドキするけど、やっぱセルフスタイルのお店がいいなー。

そんでツーリングマップルをめくっていると、これから行こうと思っている「五色台」方面に「南原」というさぬきうどんの店がある。
見逃してしまうほどに小さなうどん屋さんなんだそうだ。
よし、決めた。そこで朝ご飯にするわ。

国道11号で高松市の喧騒を脱出したら、海沿いの県道16号に乗って「五色台」の北端の「大崎ノ鼻」に進路を取ります。
今まで「大崎ノ鼻」も行ったことないから、今回向かうのだ。
その道すがらに「南原」があるのでちょうどいいね。


<「南原」>
とてもローカルな田園地帯の広がる集落にて、そのお店がありました。
周囲の民家に完全に溶け込んでいるので、一旦スルーしちゃいました。
そんで「あれ?通り過ぎた??」って思って100m先から戻ってこのお店を発見。

木の表札で一応目指すお店なのだとわかる。しかし暖簾とかない。中も見えないし、営業しているのかどうかもわからない。
うわー…、入りづら…。でも行きますよ。うどん、食べますよ。

10:34 「南原」


  
     周囲は田園風景                 お店の外観

ガラガラッと引き戸を開けて中に入ると、テーブルが2つ。奥にカウンターがあって、そのさらに奥が製麺所tらしいね。
お客さんは僕1人でした。
壁にかかっているメニューを素早く確認し、「1玉ください」とオーダー。
まぁ製麺所のメニューなんてこんなもんですよね?玉数だけ言っておけばなんとかなるよね?

すぐにうどん1玉がどんぶりに入って提供される。
「少し湯がいたほうがいいよ」とアドバイスくれるので、側のテポに移し替えてお湯で温めてみた。
つゆの場所とかわからないので従業員さんに聞き、教えてもらったらそれを自分で入れる。
薬味はテーブルの上にネギや天かすや七味があるので勝手に投入する。


        
お湯で温める                うどんの完成!

そんで食べてみて、バカウマーー!!あー、これおいしいわ。コシがあるし、ツルッといけるし。
食通じゃないしむしろ味オンチだからうまく表現もできないけど、こんなシンプルなうどん1つでも、差が出るもんだな。

しかも料金250円だから非常にリーズナブル。ちなみに数年前までは200円だったらしいけど。それでも安い。
ちょっと入りづらいお店だけど、入ってしまえばもうこちらの空間。本当にこのローカルな空気を楽しんじゃっています。
こういうお店との出会いって、旅の醍醐味だよね。
スルスルッと2・3分であっという間に完食してしまいました。


                        
素朴な店内                              1玉250円

ご主人も気さくでいい人でした。ご挨拶してお店を出る。
よーし、寝不足気味だったけども、元気出てきたぞ!


そんで引き続き県道16号を「五色台」の先端方面に向かって走る。
「南原」から2・3km走ったところで「大崎ノ鼻」に到着します。


<大崎ノ鼻>
11:00 大崎ノ鼻


       
路肩の駐車スペース              小槌島と大槌島

「五色台スカイライン」を瀬戸内海に下りきったところと合流するポイントが、この岬。
瀬戸内海の島々が目の前に見えています。
目を引くのは、「小槌島」と「大槌島」。手前の「小槌島」の方が大きく見えるけど、これは遠近法です。
実際は少しだけ「大槌島」のほうが大きい。

進行方向の彼方を見ると、「瀬戸大橋」が水平線を横切っているんですよ。
来たーーー!!もう橋好きの僕は大興奮ですよね!天気も良くなってきたし、これから徐々に近づく「瀬戸大橋」を見ながらドライブができると思うと、もうたまんねーー!!


                                
水平線に瀬戸大橋


<乃生岬>
県道16号沿いにある、「大崎ノ鼻」の隣の岬です。
厳密に岬の先端を示す碑とか駐車スペースとかはなくって、海ギリギリの狭い道の路肩になんとか駐車する感じ。

11:15 乃生岬

そんでさらに「瀬戸大橋」が近づいてきました。直線距離で5kmくらいまでは来たかな?
この先、海をグルッと迂回して橋にギリギリまで近づきたいね。


                    
浜さん&瀬戸大橋

坂出の中心地近くを経由し、「瀬戸大橋」の付け根に来ました。
8ヶ月前の「四国北海岸ドライブ(4-76)」で夜にウロウロ徘徊した思い出の町ですな。
ここから埋め立て地を「瀬戸大橋」に沿って北上し、瀬戸内海方面に向かう。
空中を走る「瀬戸大橋」を地上から追いかけ、その限界点のところに道の駅があるので、そこまで行こう。


<道の駅 瀬戸大橋記念公園>
11:47 瀬戸大橋記念公園

坂出の町から海に向かって伸びる工場地帯を辿ったところにある道の駅。
もう真上が「瀬戸大橋」です。前回はここで車中泊したんだ。今回で3回目の訪問です。


                           
瀬戸大橋&YAMA

園内を散歩しながら、海ギリギリまで行ってみます。瀬戸内海を繋ぎながら岡山県に伸びる「瀬戸大橋」がカッコよすぎる。
前回、僕はここでライトアップされた橋を見ながらお弁当を食べてビールを飲み、そして早朝には朝焼けに染まる橋を眺めたんだよな。
もちろん、この日中帯の橋もすごくステキ。瀬戸内海には晴れた空が似合う。
下を大きな船が潜ったりしたりして、テンションが上がりますわ。

 
大型船が通る

このあとは、またうどんでも食べたいと思います。朝ご飯からあんまり感覚は空いていないけど、お昼ご飯の時間です。
そんでお昼は恒例の麺類のレトロ自販機にでもしようかなって思います。

この先の四国中央市沿岸部には、メチャ貴重なレトロな麺類自販機が2つ存在している。
…が、残念ながら1・2ヶ月前にそのうちの片方、寒川町の工業地帯にある自販機は壊されて撤去されてしまったそうなのだ。
既に数台しか現存していない"川鉄"っていうメーカーの40年ほど前の自販機。
僕も全国を駆け巡ったけど、2店舗でしか見かけたことが無かったタイプ。そんな貴重な自販機がなくなってしまって残念だ。

だからもう1つの、紙屋町の工業地帯にあるレトロ自販機を目指そうと思います。
この先の沿岸部観光は少しだけ飛ばします。
「紫雲出山」とかある、瀬戸内海に突き出た岬も前回観光したのでスルーします。「観音寺」の「銭形砂絵」も無視です。
だって、この3日間で四国一周予定だもんな。今日の宿は松山だもんな。そこそこのペースで行かないと、間に合わない。
まだ今日の行程の3分の1も走っていない。

 
目指すは四国中央市

国道尾11号で西へ西へとひた走る。
1時間半ほどノンストップで走り続け、紙屋町にやってきました。目印は「大王製紙」の大きな工場群です。
工場群、マジでかっこいいです。
過去に日本4周目を走っていた頃のコンセプトと合致する。過去の僕ならもっと喜んでいたかもしれないけど。

目指すレトロ自販機への詳細な道がわからず、適当なところで国道から海沿いに入ってみた。
そしたらモロに「大王製紙」の工場の中に突入してしまったようだ。


<「大王製紙」>
13:30 「大王製紙」

 
巨大な工場

まぁ正確には敷地内じゃないから僕が入ったところで問題ないんだけど、この道は工場にしか通じていない道なので、僕以外はトラックと関係者の車のみ。完全に僕は浮いちゃっている存在です。あわわわ…。

でも、入っちゃったからにはしばらくこの工場群を眺めさせてもらおう。
適当な岸壁に浜さんを駐車し、青空に聳える煙突を見上げていました。複雑な配管が魅力的。きっと夜のライトアップもすごいんだろうなー。


                        
  工場群と浜さん

そんで改めてレトロ自販機を目指そうとして、また間違えて浜さんの巨体では入れないような狭い住宅街に迷い込んだり。
深入りする前に必死にUターンしたので事なきを得たけど。
「目指す自販機は果たして見つかるのだろうか。諦めた方がいいのかな?」とか一瞬思ったけど、ラストチャレンジ。

「大王製紙」の300mほど西側の工場地帯に足を踏み込んでみました。
あ、なんか想像している雰囲気と近いな。
そしたら少し走ったところの工場の脇に、レトロ自販機発見!相当目立たないので知らなければ見過ごす立地。
というより、工場関係者じゃなければこのエリアにするほぼ入らないであろう立地。


<「大久保自販機店(紙屋町)」>
13:45 「大久保自販機店(紙屋町)」


                  
工場脇のレトロ自販機

駐車場は特にないけど、工場地帯の埠頭の一部なので適当な場所に駐車可能。
珍しく飲食スペースが設けられていない自販機コーナーなんだけど、しょうがないね。車の中で食べればいっか。

昭和後期に全盛を誇った麺類自販機の貴重な生き残りです。
メニューは天ぷらうどん一択のみで、250円でした。
お金を入れてボタンを押すと、わずか20秒で出来立てアツアツのうどんが登場します。


          
         天ぷらうどんの登場

なんと、油揚げも入っていますよ。きつねとたぬきのダブル。
そんで香川県だけあって、うどんの麺はしっかりコシがある。ダシは薄味で関西風。
おいしいね。自販機であっても充分おいしい。この寒い時期に車の中で食べているから、一層うまい。
今回2杯目のうどん、早速いただきました。

 工場地帯を後にする

ただいまの時刻は14:00。暗くなるまではあと3時間です。
しかし僕がいるのはまだ四国中央市。四国北海岸のほぼ中央です。

ここから新居浜とか西条を通過し、海沿いに行くのであれば今治をグルーッと迂回してようやく松山です。
最短ルートで行くのであれば今治まで行かずに国道11号を辿り、1時間分はショートカットできると思われる。
しかし僕は海沿いを走りたいんだよね。ちょっと焦る。
最終的な判断はそのときの現場に任せるとして、とりあえず今治を経由した大回りのルートを前提に入りますか。


       
 雪の石鎚山                               徐々に傾く太陽

国道11号ドライブはまだまだ続く。
しかしここいらって国道沿いにあんまり大きな景勝地が無いんだよね。淡々と西へと走ります。
西条あたりでは左手に雪を被った「石鎚山」が見えてきました。西日本の最高峰です。
今回は全部スルーしちゃうけど、ここいらの海岸沿いや「石鎚山」を走りまくった記録については前回の「四国北海岸ドライブ(4-76)」をご参照ください。

西条を越えると、このまま真っすぐに松山に行ける内陸部の国道11号と、今治経由で大きく海側を迂回して松山に行く国道196号との2択が現れます。
時刻は15:00。暗くなるまであと2時間。うーん、行ける。ギリギリ行ける。観光できるスポット数は1・2箇所になちゃうだろうけど、ここは海沿いをしっかり走りたい。いつか日本5周目を本格的に宣言した際に、ここだけ海岸線が走れていないとリカバリするのが面倒だからね…。
では、海沿いに国道196号を走ります。


<道の駅 今治湯ノ浦温泉>
15:25 道の駅 今治湯ノ浦温泉


                 
源泉のある道の駅

今治市に足を踏み込みました。過去にも何度か立ち寄っているここの道の駅でトイレ休憩です。
ここには「湯ノ浦温」の源泉があって、岩のオブジェからは湯気がモクモクと上がっています。


さらに国道196号を西に走ったら、国道317号に乗り換えて今治の町の中心地に出る。
すぐ近くには「今治城」があるんだけど、ここも今回は飛ばします。8ヶ月前に散歩したばかりだし。
次に僕が向かいたいのは、やっぱ「しまなみ海道」展望スポット。橋好きとして、ここだけは通過できません。

いつもはご存じの通り「糸山公園」から「しまなみ海道」を眺めているのです。
しかし今回は新しさが欲しい。
「しまなみ海道」から少しだけ距離はあるけど、「海山城展望台」っていうところに行ってみようかな。

 
今治中心地

国道317号の終点付近から標識に従い、住宅地のクネクネ道を進む。
「糸山公園」に行くよりもやや面倒な道のりだね。時間が気になる。
そして標高155mの「海山」へと登り始めます。狭い道が続きます。だけども対向車は全然なしで、楽勝ムードでした。

 
展望台への坂道


<海山城展望台>
16:07 海山城展望台

はい、誰もいません。駐車場も他に車はないし、そこから遊歩道を歩いて小山の上の展望台まで来たんだけど、そこも無人。
しかし清々しい天気だな。

説明版を読むと、ここは古くは「遠く見山」と呼ばれ、西暦700年代から番所が設置されていたそうだ。
その後もこの地を管理していた歴代の勢力がここの番所を使っていたんだけど、江戸時代に入るくらいに廃止されてそれっきりなんだそうだ。
今はそこに城跡みたいなかたちの展望台があるけど、史実とは異なるただのイメージなんだって。


                        
お城のような展望台                       瀬戸内海と夕日

予想していた通り、ここから「しまなみ海道」の「来島海峡大橋」までの距離は結構ある。
見えることは見えるけど、ちょっと満足感は低めかな。
「しまなみ海道」は瀬戸内海をここ愛媛県から広島県までを渡す10本の橋の総称。
「来島海峡大橋」は「しまなみ海道」の起点にある橋で、世界初・そして同時に世界最長の三連吊り橋です。全長は4105mもあります。

その「来島海峡大橋」が遠くにしか見えないのはちょっと残念だったけど、そのかわりに眼下の街並みは良く見えたし、遠くの瀬戸内海を照らす夕日も綺麗でした。
当たらいいスポットを開拓できたことは、純粋に嬉しいです。


                                     
来島海峡大橋

「海山城展望台」から降りたら、今度は四国西海岸の南下の始まりです。あと数10分で日が沈む…。
国道196号まで戻り、海を右手に見ながら松山目指して一直線です。

比較的天気のいい1日でよかった。四国の西海岸は全面夕日スポット。とてもいい夕日が見えています。
さーて、暗くなるまでにチェックインはできるんだろうかね?夕食は18:30からなので余裕だろうと思うんだけど、なるべく暗くなってからは車の運転はしたくないのだよ。

 
四国西海岸の夕陽


<道の駅 風早の郷 風和里>
16:52 道の駅 風早の郷 風和里

ちょうど3年振りに立ち寄る、海に面した道の駅です。ここでトイレ休憩&夕日を眺めて行きたいと思います。
道の駅の敷地から遊歩道を使って国道196号の反対側に渡れば、もうそこは海が広がっている。
そして今まさに夕日が沈もうとしています。


  
    夕日を見よう                             瀬戸内海に日が沈む

ここは西日本だから時差があるし、冬至から20日余りが経過したので少しだけ日が長くなったかな?
17:00を過ぎても空はやや明るいです。


引き続き松山に向けて走ります。
このあとはそこそこ順調に17:20頃には松山市街まで来たんだけど、ここで国道196号が大渋滞。
愛媛県の県庁所在地だし近所には有名な「道後温泉」があるし、そんで3連休の初日だからな…。
徐々に外は暗くなる。しかし道路はギュウギュウでほとんど動かない。どうしよー…。

 
松山の渋滞

地図を見て決心。よし、ここから酷道を反れて僕が今夜泊まる「松山ユースホステル」までショートカットできる道があるぞ。
予定より2kmくらい早く国道196号を反れる。そして県道40号に入る。

そしたらこの道、狭いのね。地元の人しかほとんど使わないような道なのだろう。アウェイな僕はドキドキです。
対向車が通過するのを待ってから走り出したりして、あんまり混雑していないんだけども思うように走れない。
さらに県道を反れて裏道に行くんだけど、マジ狭い。そんでいい感じに辺りも暗いので目が慣れない。

県道20号に出たら間もなく「道後温泉」。
この「道後温泉本館」の裏山に目指す「松山ユースホステル」があります。
その所在は3年前の「四国西海岸ドライブ(4-9)」で確認済みです。
最後に「道後温泉本館」からの坂道を「対向車来るなー!」と祈りながら駆け上がり、ユースホステルの前に出ました。


<「松山ユースホステル」>
17:53 「松山ユースホステル」

 
宿に到着

真っ暗になるとの同時くらいにユースに到着。
こんな時間まで明るくなったとは、驚きだ。横浜の当時のころと比べると1時間分くらいは日が長いね。

駐車場がわからなかったので受付のオーナーさんに確認すると、「道後温泉」の臨時駐車場が無料だから使っていいとのこと。
3年前に愛車の"イオ"を駐車した臨時駐車場ですな。だったらここから徒歩1分だし、覚えているよ。
駐車して荷物を転がして再びチェックイン。
どうやら僕の部屋は相部屋で、他にもう1人お客さんがあるとのことだ。うん、その辺は全然気にしない。むしろ話し相手がいることはウェルカムだ。

部屋に行ってみると、中は真っ暗。
そんで奥のベッドで誰か寝ている。あぁ、同泊の人ね。一応「すみませーん」とか言ってみたんだけど、爆睡で起きない。
さらにこの部屋、どこに電気のスイッチがあるのかよくわからん。電気つけて起こしちゃうのも悪い気がするし…。

どうせあと30分足らずで夕食だし、僕はこの部屋でやらねばならぬことは特にない。休憩室でダラダラしながら夕食の時間を待ちましょうかね。荷物を真っ暗な部屋に置き、貴重品だけ持って部屋を後にし、マンガ部屋にやってきました。


      
   マンガ部屋                          フライングでビール

ここにはビールの自販機もある。じゃ、飲みますか。
ビールを飲みながらダラダラマンガを読む。うむ、急に緊張感がなくなり、ゆるいモードに入りました。
そして寝不足カツ空きっ腹にいきなりビール。
これは酔いが回りますな。普段の3倍酔う。

18:30 夕食

ハラペコなので開始ピッタリの時間に食堂に行ったら、広い食堂にはまだ誰もいないのね。
「あれ?空気読んだ方が良かったの?」って思ったけど、空腹なのでいたしかたない。ご飯下さい。
配膳状況を見るに、他には30人ほどのお客さんがいる様子。ユースホステルとしては最大クラスの規模だね。

 
夕食の献立

夕食はおかずが8品ほど。揚げ物も多いし、豚肉は固形燃料式式のアレで自分で焼いて食べれるし。その他もいろいろあって盛りだくさんです。そんでご飯はお替り自由。セルフで炊飯器から盛ることができます。

充分に満腹になりました。食べている間に他のお客さんもぞろぞろ来るんだけど、みんなファミリーや友達同士みたいね。
他に1人旅の人は見当たらない。たぶん唯一僕の部屋の同泊の人が1人旅なんだろうけど、全然来ないや。一応僕と夕食のテーブル席が同じなんだけど、来る気配なし。まだ寝てるのかな?
1時間かけてゆっくり食べたんだけど、結局食べ終わるまで来ませんでした。

食堂を立ち去ろうとすると、従業員の人が「同じ部屋の人に夕食の準備ができていると声を掛けてもらえますか」と依頼された。
じゃあ起こしますか。
部屋に戻り、まだグースカ寝ているその人に声を掛けた。
50代くらいのおじさんだった。ここからは"ジャカルタおじさん"と呼ぼう。

ジャカルタおじさんが「うわっ、すみません!昼から酒飲んですごい寝てた!昨日はこの部屋1人だったから、今日も1人だと思っていた!」と言いながら食堂に降りて行った。


   
      僕らの部屋                    道後の町の夜景

じゃあ僕はこれから散歩に行きたいと思います。
3年前に歩いた通り、ここから「道後温泉本館」までは10分弱。これから見に行くっす。
今日のうちに観光しておけば、明日はチェックアウトと同時に道後の町を去ることができて時間を有効に使えるしね。

それに、「北海道旅2012(4-62)」で出会った「180SXとゆく。」の"BLUEayさん"に教えてもらったんだけど、夜の「道後温泉本館」って幻想的で綺麗なのね。日中だったら過去何度も来ているけど、夜景は見たことない。
だからこの機会にチャレンジなのです。

19:40 外出


<道後温泉本館>
19:49 道後温泉本館

3年振りに道後温泉のシンボルである本館前にやってきました。
道後温泉は日本最古の温泉で3000年以上前からあるのだ。"聖徳太子"も温泉に入った記録が残っているのだよ。
この本館は明治偉時代に建てられていて、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルの1つにもなっています。
では、一周グルリと歩いてみましょう。


                             
本館の正面

うわぁ、夜だと雰囲気あるなぁー。初めて見た。すごい情緒ある。
1月のこの寒い時期だというのに、観光客のみなさんは浴衣とかで歩いているのね。頑張っているね。

ちなみに今回も入らないけど、中は普通に立ち寄り湯ができます。
お金払わないとダメだから入れないけど、建物の内部も風情があって大正レトロって感じなんだよ。
入浴するにはいくつかプランがあって、一番高いのだと3つほどある全部のお風呂に入れるし、個室休憩室もあるし茶菓子が出るのです。僕も日本2周目の終盤ではそのプランでここでまったりくつろぎました。


       
ランプがともる                人力車スタンバイ            坊ちゃんメンバー勢ぞろい

本館の近くには、「坊ちゃん」の登場人物のオブジェが勢ぞろいしている記念撮影用のベンチがあります。
数年前に設置されたものだね。3年前と比べて、この周囲はさらに開発されていたような気がしたよ。
では、ボチボチ宿に戻りましょう。
周囲の浴衣の人も寒そうだけど、実は僕自身ジャージ姿なんだよ。一応上着を羽織っているけど、寒い寒い。


<「松山ユースホステル」>
20:10 「松山ユースホステル」

 
暖炉のある談話室

部屋に戻ると、ジャカルタおじさんがヒマそうにしていた。改めてご挨拶。
ジャカルタおじさんは、日本人だけど早期退職してジャカルタ在住。ときどき気ままにフラッと旅をしていて、今回もたまたま日本に戻って来てて、そこからここ道後に温泉旅行に来たんだって。普段は海外旅行と化しているそうだ。
日中は温泉に入り、ビール飲んでグダグダ昼寝して…っていうのを永遠に繰り返しているそうだ。
明日も「何しようかなー」とか言いつつ、きっと今日と同じプランになりそうな気配のおじさん。

「キミも温泉目当てで道後に来たの?」って言われたけど、残念ながら全然違いますね。
温泉入る予定ないし、道後も観光どころかまたまたここで夜を迎えることになりそうだから泊まっただけだし。
日本4周を既に走っていて、ドライブが趣味であることを話す。

「へぇ…。今の若い人で車で旅行するだなんて、かなり少数派じゃない?」とか言われました。
ん?そうなの?そこまでマイナーではないと思うけど。それは僕が若者ではないからかな?
ジャカルタおじさんは僕を含め"若者"と表現したのかどうかはナゾだけど。まぁ実際は若くは無い。
でもジャカルタおじさんもツールが車でないだけで、なかなか旅行好き。
2月か3月かに「八重山諸島」にも旅行するというし。あ、僕もその頃「八重山諸島」に行くかも。

あとはおじさんの子供についての悩みを聞かされたり。
「息子は30過ぎなんだけど、早く結婚してもらって孫の顔を見たいのよ。人生それだけが楽しみなのよ。どう思う?」とか、リアクションに困る質問をしてくるわけね。
どうもこうもね、僕だったら親のためにだなんて理由で子作りなんてしないですけどね。
てゆーかその予定も無いですけどね。ジャカルタおじさんも2度ガッカリな人間ですよ。


しばらく語り、そして僕はお風呂に入ることにしました。
宿のお風呂は、ちゃんと浴室になっている施設は有料。簡易的な狭いシャワールームだったら無料。
そもそもが宿泊者みんな温泉に入ることを前提に考えているらしい。ふむ、僕は異端児ね。望むところ。
迷わず無料のシャワールームに入りました。
こういう設備って初めて使ったけど、マジ狭かった。人1人が立つのがやっとで、文字通りシャワーしかないのね。

風呂上り、部屋に戻るとジャカルタおじさん寝てるー!また寝てるー!ふて寝してるー!
じゃあ僕は1人でまたマンガ部屋でお酒でも飲もうかな。

 
1人飲み会

21:30 晩酌

どうやら宿泊客のうちの10数人は、談話室でオーナーと共におしゃべりしているらしい。
なんかオーナーのスピチュアルな講座が実施されているらしい。
特に興味ないので、僕は今夜は1人でいいや。久々にマンガ読むのも楽しいし。

22:30 お開き

そして今日は早めに寝ることにします。せっかく車中泊ではなくてベッドで寝れるからね。
ありがたいっす、宿があるってのは。

23:00 就寝


――― 本日の走行ルート




1月11日 1月12日 1月13日 1月14日

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