津軽半島一周ドライブ2016

北海道を眺める岬にて
日本5周目・79回目のドライブ
実行日:2016.9.24
実行人数:2名
走行距離:875km
長雨の中の快晴の1日を利用して日帰り青森ドライブ!久々の張れた津軽半島を一周走って景勝地巡り!
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9月に入ってからも、ずっと台風だとか記録的大雨だとか、災害が止まらない。秋空が恋しい。
せっかくのシルバーウィーク期間だけども、
相変わらずの雨です。

しかし、天気予報によれば久々に晴れ間が見える日が到来するらしい。
ただし1日だけだけど。そのまた翌日からは雨続き。そんな晴れの1日に焦点を当て、僕はドライブに行くことにしました。
目指すは、青森県の津軽半島だ。


9.23

20:28 出発

20:32 三陸自動車道

自宅の最寄から高速道路に乗り、北を目指します。
あらかじめ用意しておいたオニギリやサンドイッチを食べ、これを夕食とする。

20:48 登米IC

登米ICで一般道に降ります。東北道に乗り換えるには、ここで降りるのが便利。
県道36号・国道398号など数本の道をテクニカルに使用して、東北道を目指します。
およそ1ヶ月前の「北海道一周大旅行2016(5-78)」で、台風から逃げながらこの道を走った記憶が鮮明に蘇るね。

三陸道から東北道への乗り換え区間

21:23 東北自動車道 若柳金成IC

ここからは東北道です。三陸道と東北道の乗り換えまでの間、グネグネの道を30分以上走らなければならないのが、石巻に居住している上での難点だよな…。しょうがないけど。

ここからはひたすら青森を目指して北上です。


0:01 浪岡IC

はい、休憩なしに一気に青森市までやってきました。眠い。雨は高速道路を走っているうちに止みました。
今日はどこで車中泊をしようか…って思い、結論「木造駅」で寝ることとしました。
あそこの駅舎、メチャ大きい土偶のかたちをしていてインパクトあるんだよね。夜はライトアップされているそうだけど、夜バージョンは見たことがないので見てみたい。もっとも、この時間ではすでに消灯しているかもしれないけどな…。

国道101号を西に走り、五所川原の中心地に入りました。


24:12 五所川原のコンビニ

ここでトイレ休憩。いつもであれば車中泊のときの晩酌用にお酒を買ったりするのだが、今回は買いません。
このスケジュールだと、翌朝の運転開始までにアルコールが抜けないからね。

出発するとすぐ、飲酒検問していた警察官に呼び止められました。
右側シートにやってきて「これに息を吹きかけて」とか言い出しました。いや、そっち助手席だし。そこに座っているの、全く運転をする予定の無い相方ですし。
僕は親切に「そっちは助手席ですよ。この車は左ハンドルですよ。」って教えてあげたら、その若い警官は「うおぉ、ほんとうだ!」とか、素でビックリして改めて僕のアルコールチェック。もちろん異常なし。


<木造駅>
24:44 木造駅

今日のゴール後に到着しました。これが木造駅だ。


 
巨大土偶の恐怖

ここは「青森ドライブ2014(5-17)」以来の2回目の訪問。ビルの3階に相当する、高さ17m以上の土偶です。
この近所で遮光器土偶が発見されたから、このようなデザインなのでしょうな。
では、ここで車中泊です。巨大土偶に見下ろされる恐怖にガタガタ震えながら、浜さんの後部シートで寝ました。

25:00 就寝



9.24

5:45 起床

おはよう、土偶。土偶モーニング。
スッキリ晴れた、清々しい朝です。天気予報通り、今日は晴れだね。本当に久々の、太陽とのご対面。
でも、もう青森県のこの時期のこの時間はヒンヤリするね。もう秋がしっかりとやってきている。


                     朝起きて土偶                              顔もリアル

まずは朝起きたら土偶にご挨拶ですよね。土偶を見上げたり、駅舎の周囲をグルグル回ったり。
駅の敷地内には、竪穴式住居を模したような小屋のある公園もありました。

駅舎の脇には外付け階段があったので、そこを登る。
すると駅舎の裏側には田園風景がずっと続いていて、その彼方には「岩木山」が見えていました。かっこいいー!
今日は幸先のいいスタートだぞ。このまま1日晴れだといいな。



                          駅舎から見る岩木山

6:25 出発


まずは国道101号を西に走り、津軽半島の南西部に行きたいと思います。そこから津軽半島を時計回りしたい。
昨夜まで雨が降っていたのか、まだ道路が濡れている中でのスタートです。

しばらく走っていると、「岩木山」がバッチリ見えてきました。
あまりに綺麗なので、さらにいい景色で見るために脇道に車を入れる。そこは田んぼの中の農道のような場所でした。
黄金色の田んぼの向こうに「岩木山」が聳えている。あぁ、いい景色だー!日本の秋だー!
大喜びでシャッターを切りまくりました。


                                        
岩木山の見える景色


<道の駅 もりた>

6:38 道の駅 もりた

「木造駅」から西に8q程の場所にある、国道101号沿いの道の駅です。

ここで洗顔したり、身だしなみを整えたりしたいと思います。さっきの木造駅は夜間に使用できるトイレが見つからなかったので、ここでそういうことをするのだ。

敷地内には「旧増田家住宅母屋」っていう昔の建物がありました。
木造茅葺の2階建て。つがる市の有形文化財なのだそうだ。
出発前に自販機でホットコーヒーを購入。体を温めながら改めてドライブ開始です。


        
洗顔しよう                 旧増田家住宅母屋


間もなく津軽半島の西側の海岸を走る県道12号に出ます。ここで針路を北に取る。
…胸がズキズキする。過去の忌まわしい記憶が甦るからだ。

ここは、2011年の 「青森県海岸線全走破(4-24)」のとき、疲労困憊状態でネコを避けて、車が斜めになりながら側溝に突っ込んで、さらに車が止まらなくって目に前にポールが迫ってきて、死を一瞬意識した場所。
でもなぜか僕も車も無傷で…っていうミラクルだったんだけどな。あのときの慢心を、僕は忘れない。

その現場が見えてきました。相方にそれを紹介する。
たぶんここ。あのとき僕が落ちた側溝が埋められていて、車でなぎ倒しながら走った道路脇の茂みも綺麗になっているけど、間違いなくここだった。
あのとき声をかけて助けてくれた地元の皆さん、ありがとう。津軽弁、全然理解できなかったよ。でも、ありがとう。


       
津軽半島に入る            あの日の事故現場            当時の写真(2011)


<亀ヶ岡石器時代遺跡>
7:10 亀ヶ岡石器時代遺跡

事故現場からほんの1・2kmで、この遺跡のパーキングへとやってきました。前述の事故の後、レッカーで引き揚げてもらってドロドロになった車を半泣きになりながら洗ったのがここなのね。そういう苦い思い出の地。

ここの遺跡では、縄文時代のいろんなものが発見されたそうです。特に遮光器土偶が有名ですな。
なので遮光器土偶の大きなレプリカも展示されています。もっとも、さっきの「木造駅」に比べれば幼虫みたいなサイズだけど。
あと、電灯なども土偶デザイン。凝っています。


       
 甦る記憶                       土偶と共に                 電灯も土偶


さらに県道12号を6q程北上したところで、県道228号を西に入ります。
この県道は3kmほど先の海間際で終点となってしまうのだが、その終点部分に「高山稲荷神社」っていうのがあります。
次の目的はそこでして、僕は今回が初訪問となります。



高山稲荷神社
7:29 高山稲荷神社

林に囲まれた県道228号の突き当りに、ドーンと大鳥居。そしてその後ろには立派な宿坊。そんな立地。
この参集殿、300人が宿泊できるような規模だそうです。デカい。
しかし目的はここではなく、境内のどこかにあるという千本鳥居です。近くにあった案内MAPを見て、おおまかな位置を把握。丘へと続く林の中の石段を登り、千本鳥居を探しに行きます。


                    
 大鳥居と参集殿                           丘の上の拝殿

丘の上に建っているのは拝殿。木漏れ日の中、朝日を浴びて幻想的です。
さらに階段を使って丘の反対側へと降りて行く。

そこにあったのは、山のくぼ地のようなところに作られた、日本庭園チックな世界。階段を降り切ったところには池があり、その池の中には島がある。その島には龍神宮という名前の社が建っていました。
龍神宮のある池からは、小川が伸びている。その小川に沿って、無数の鳥居が連なっている。
うん、ここが僕らの目的の、千本鳥居だ。


      橋の向こうの龍神宮                          千本鳥居の散歩道

日本庭園をクネクネと進む、鳥居の道。200本ほどの鳥居がおよそ1m間隔で連なっています。
その合間から見える、早朝の青空。時間が早いせいかここには誰もいなくって、ひたすら静寂。無人の世界に広がる、この綺麗すぎる箱庭に、なんだか異世界のような不思議な感覚を覚えます。

鳥居好きの相方は、もうテンションMAX。
遊歩道を歩き終わったところには、「神明社」という小さな祠のような社がありました。ここはちょっと小高くなっている。
そこから、ここまで歩いた道を振り返ると圧巻。鳥居が龍のように龍神宮に向かって伸びています。


                                   
千本鳥居を一望

かっこいいー!ここに来れて良かった!津軽半島は何度も走っているのに、ここは初めてだったもんな。
若い頃は「神社仏閣なんて興味ないしー」みたいな感じで、
よっぽど有名だったり奇抜だったりしていない限り避けていた。
それって、もったいなかったかもしれいなー。

しばらくこの絶景を堪能し、また来た道を引き返します。
丘の上の拝殿まで来たところで、「そういや最初見た案内MAPでは、ここいらにいろいろ社があったなー」と思い出す。
ちょっと寄り道をしてみますね。丘の上を、ちょうど尾根沿いに進むような感覚で歩いて行く。




すると丘の上の箱庭のような庭園が現れました。稲荷神社が3つギュッと寄り集まっている。間隔としては庭付き一戸建てみたいな感じ。隣り合っているけど、ちゃんとそれぞれの庭の敷地は明確化されている、みたいな感じで。
綺麗でかわいいぞ。
参拝もしておいた。


<チェスボロー号記念公園>
「高山稲荷神社」の手前200mほどの場所。余裕で歩いて行けるような場所に展望公園があります。
さっきは千本鳥居を早く見たくてスルーしたけど、帰り道でちゃんと寄りますよ。
相方に「チェスボロー号とは何か」の説明をしつつ、絶対に擦れ違いできなさそうな激坂の狭路をグイグイ登って駐車場に向かいます。

8:10 チェスボロー号記念公園


     
激坂&狭路を登る                             船のレリーフの展望台

まだ明治時代の1889年、アメリカの船"チェスボロー号"がこの近辺で嵐のために座礁したんだよね。
23名中19名が死亡したんだけど、地元の人たちは必死に残り4人を救出したのだそうだ。
それ以来、アメリカとこの地は友好関係が続いているのだとか。
ここはその慰霊公園です。敷地内には慰霊のための十字架も建てられています。

展望台には大きな船のレリーフ。では、展望台を登ってみよう。
屋上まで登ると、ここは県道228号の突き当たり付近なので、森の向こうに日本海が見えました。
その手前の森の中に、きっとさっきの「高山稲荷神社」があるのだね。


                      
  十字架を見下ろす展望台


袋小路の県道228号を戻ります。
でも、県道12号まで戻る手前に「メロンロード」っていう快走路があるんだ。これを使って再び津軽半島西海岸を北上します。
この道、何にもない直線道路なのだよ。もう少し警官が開ければ北海道レベル。車も全然いないし。


 
メロンロード


<浜明神>
メロンロードからさらに延長で続く小道を疾走していると、見覚えのある神社が右手に見えてきました。
おぉ、これ、浜明神じゃないですか。2011年の 「青森県海岸線全走破(4-24)」で、例の事故の後に立ち寄った場所。
立ち寄るかどうかちょっと迷ったけど、せっかくなのでチラッと見て行こう。

8:29 浜明神



                 
     海上安全の神社

ここは…、なんだったっけ?
確か2011年のドライブの際、「浜明神で参拝すれば大丈夫だから」って誰かがが励ましてくれたよな?
事故現場の集まった人たちの誰かだったっけ?それとも、事故の後に津軽のどこかで出会った人だったっけ?それとも天の声だったのだろうか?

もう5年以上前なので記憶がおぼろげだが、確かこの土地の人には重要な意味を持つ神社だと言われたはずだ。
でも、特に参拝に興味がなかった僕は、鳥居の前で手を合わせただけだったんだよね。
実は拝殿は、林の中の遊歩道をしばらく登って行かねばなりません。数分歩き、初めての拝殿アプローチ。
なんか拝殿は小さくって質素だったけど、とりあえずいつかどこかの約束はこれで完全に実行できたよ。


                   
小さな拝殿


<十三湖>
浜明神」からさらに小道を北に3kmほど走ると毎度おなじみの十三湖です。
前回の際にも日本4周目の際にも書いているけど、僕はここのことを「すごい!」って思ったことがありません。何度も来ているのに、ほとんど晴れたときの十三湖を見たことが無いからかな?
そんなビミョースポットですが、2人で来るのは初めてだし有名な景勝地でもあるので、立ち寄ります。

8:42 十三湖

いつもの、「中の島遊歩道橋」の見える賑やかなパーキングに車を停めました。
あー、今日はすんごい綺麗!青空と湖畔と「中の島遊歩道橋」!晴れているとすんごい爽やかで清々しい。
これが本当の十三湖か!初めてこの湖を綺麗だと
思ったわ!今までゴメン!!


                        
 中の島遊歩道橋

全長250mのこの橋を渡ると、「中の島ブリッジパーク」っていうキャンプ場やらアスレチックがあるという、モリモリ木が生い茂った小島があります。
僕らは行かないけど。僕自身も一度も行ったことないけど。特にそこには興味がないので、この景色を見るだけでいい。
ちょっとだけ橋に踏み込んだあたりで撮影などして、あとは湖畔の芝生でノンビリと過ごしました。


      
     木製の橋                      相方&YAMA 

それから、駐車場に立ち並ぶ模擬店を覗いてみる。
ぶっちゃけ今までは湖自体がパッとしなかったので、模擬店にもあまり興味をひかれていなかったのだ。
だけども、これだけ天気が良くって上機嫌だと、いろんな部分に興味も出てくるね。
ずっと前から存在には気付いていたけど、まともに覗くのは初めてな、模擬店群。十三湖はシジミが有名なので、シジミラーメンとかシジミ汁とかがあります。

僕らは特にお腹は空いていないのだが、シジミ汁は安いし興味はある。
2人で1杯オーダーしてみることにしました。屋外のテントの下のテーブル席で食べてみます。


       
湖畔の模擬店群                       シジミ汁を食べよう

うまいー!ハンパなくいいダシが出ているよー!
興奮して売店のお姉さんにも話しかけ、シジミ汁のポテンシャルについて熱弁を語っていただきました。
楽しかった。朝の胃腸に暖かく優しいシジミ汁がしっかりと浸透したよ。


このあとは、毎度のルートであれば小泊半島「徐福の里」や「権現崎」だろうか?
でも、「権現崎」は岬の敷地丸ごと廃墟だしな。2005年の台風でグッチャグチャになっちゃったしな。「青森県海岸線全走破(4-24)」のときは生命の危機を感じるギリギリまで行ったりしたこともあったけど、あそこの岬自体、相方を連れて行くような場所ではないよな。

では、半島の先端よりちょっと手前にある「徐福の里」まで行くのはどうかな?
相方に「"徐福さん"は好きか?」と唐突に尋ねて困らせたりもしたけど、徐福さんがどういうオッサンか、そして「徐福の里」がおdのようなところかを話し、結果訪問することになりました。


      
 小泊半島を仰ぐ                 半島先端への道

毎回思うんだけどさ、半島の南側から先端へと向かう道、すんごい綺麗で広いのよ。バイパスみたいに。
橋の欄干にはマーライオンみたいな像もあったりと、「この先にはどれだけ立派な施設があるんだろう」とか思うレベル。
でも、急に道はショボくなり、「権現崎」付近では小さな漁港と擦れ違いも困難な道になり、最終的にはバリケードで通行止めで、Uターンすら厄介になるんだよね。
毎回そこまで行っているけど、今回はややショボくなるあたりの「徐福の里」をゴールとします。


徐福の里
9:22 徐福の里

青森ドライブ2014(5-17)」以来の訪問です。通算4回目くらいかね?
毎度お馴染みの徐福さんが「よぉ、久々!」みたいに片手をあげて僕を迎えてくれました。



      
 中国風トイレ                                   徐福像と共に

チャイナ風の外観のトイレと徐福像。大体それだけの公園です。
前回旅友の"FUGA君"と来たときにはなぜかトイレ脇にヤギがいたんだけどな。どっかいっちゃったな。

もともと「権現崎」は徐福上陸の地。秦の始皇帝に「不老不死の薬を持ってくるから莫大な金と人下さい」っていて旅立って、そのままトンズラこいちゃって、「権現崎」に来たらしいのよね。
かつて徐福像は「権現崎」に立っていたんだけど、2005年の災害で岬が壊れたので、もうちょっと手前のこの公園に移設されたのです。


そして龍泊ラインへ…!

小泊半島をまた根元に戻って国道339号に乗る。
「道の駅 こどまり」は今回はスルーしよう。
さぁ、絶景の快走路として有名な「龍泊ライン」がスタートするぞ!日本2周目で絶景を見て以来10年以上、快晴の津軽半島を見れていない僕。久々の快晴津軽ですよ。これは気合いが入りますな。


<七ツ滝>
9:47 七ツ滝

ここへの訪問は4間回目だっけね?国道沿いにいきなり出てくる滝です。そして国道を挟んだ反対側は海。
海ギリギリまでい岩山が迫り出している立地なのだね。
相方が滝好きなので立ち寄りました。名前の通り、7段に分かれて流れ落ちているそうだよ。清涼感バツグン。だけども毎回思うんだけど、駐車スペースがほぼゼロなのが難点です。しかも死角にあるので存在を知らないと気付かずにスルーしちゃいがちと思われる。


                           
  国道沿いの滝


<坂本台>
9:53 坂本台

「龍泊ライン」を七ツ滝」から2kmほど進み、九十九折の坂を上った中腹にあるのがこの展望所です。
ここは前回"FUGA君"と来て以来の2回目。
日本4周目までは、存在にすら気づいていなかったというスポットなのです。"坂本台"の石碑が小さくて目立たないし、カーブの途中にあるし、駐車場もパッと目に入るような場所ではなくて路肩の駐車帯利用だったりする点が気付きにくかったのだろう。

標高はそんなには高くないものの、日本海の眺めはバツグンです。
遠くにはさっき徐福さんに挨拶をした小泊半島も見えているしね。もうずいぶん離れたところまで来たもんだ。


                 
カーブの途中の絶景ポイント


「龍泊ライン」はさらにクネクネと曲がりながら標高を上げて行きます。
前方はひたすら青空。バックミラーの向こうにときどきチラリと眼下の日本海。最高です。

実はこの道、反対方向から海を見降ろしながら走った方が迫力あるんだけどね、それでも最高の景色。
「龍泊ライン」は名道50選の1つ。この道が日本で一番好きなライダーさんやドライバーの人も多いことでしょう。僕も2004年の「津軽大遠征(2-58)」で初めて走ったときにはそりゃ感動したわ。
でもそのときには道路をカメラで撮影しなかったんだよね。その後の訪問ではずっと曇り続きだったから、晴れた「龍泊ライン」を撮影できるのはこれが初めてなのよ。

 名道50選


<眺瞰台>
10:04 眺瞰台

まるで龍がのたうつようなこの快走路を一望できる展望所です。「龍泊ライン」の有名な展望所。
「龍泊ライン」のすんごいワインディングを振り返ることが出来るし、その向こうには小さく小泊半島も見えています。

それなりに標高が高いためか、結構涼しいぞ、ここ。


                           
小泊半島を振り返る

反対側の進行方向は、背後以上にすごい。
目指す津軽半島最北端の「龍飛崎」に建つ白亜の灯台が遠望できる。そう、僕らはあそこを目指して朝からずーっと津軽半島を北上して来ているのだよ。

さらにそこから津軽海峡を挟んだ海の向こう、雲に覆われてドーンと横たわっているのは北海道の地だ。
あの辺りは松前とか、北海道最南端の「白神岬」とか。ちょうど1ヶ月前の僕らは、「北海道一周大旅行2016(5-78)」にてあっちからこっちを眺めていたんだな。あの日からもう1ヶ月か…。色んな思いが胸の中に錯綜するよ。
水平線に浮かぶ小島は、「渡島小島」という北海道の無人島。

晴れているからこその、この絶景。マジで鳥肌立つわ。なんというワクワク感。
さぁ、もうすぐ津軽半島の最北端だ。出発しよう。


                            
 龍飛崎と北海道の大地                     渡島小島 


国道3
39号をさらに北上し、10数分後には「龍飛崎」エリアにやってきました。
ここまでの延長で、丘の上をそのまま少し進めば目指す「龍飛崎」です。
いや、でも僕はすぐには岬の先端には行かぬ。楽しみは後まで取っておく。岬の前に、「階段国道339号」を下から眺めようと思うのです。

「階段国道339号」は名前の通り階段になっている国道です。
当然階段部分は車では入れないんだけど、階段部分の上と下までは車でアプローチできます。「龍飛崎」に行ったとしたら、上の方から階段を見下ろすことができます。
ただね、階段は下から見上げたほうが絵になる。目の前の視界を覆うように階段が聳えている方が、迫力あるじゃないですか。

 龍飛漁港への国道

初めてアプローチする相方のためにも、ここはまず最初に下から階段を見上げようってなりました。

2011年の「青森県海岸線全走破(4-24)」のときのリポートとかが参考になるかと思うんだけど、岬の丘を車で下り、龍飛漁港方面に進みます。そのときのレポートに詳細が書かれている通り、「ここが国道かなー」って信じて進んでいた道が、何の前触れもなく町道とかになるんだよね。その目印は皆無。
じゃあ国道は一体どこに行っちゃったんだって話だけど、その脇にある民家の隙間には、赤く塗られた路地が続く。実は国道はこっち側に続いているんだよね。

…っていうビックリな実態を見せたいじゃないですか。だから下から行くのです。
「衝撃の事実を思い知れ」とか言いながら、龍飛漁港の「階段国道」直下にある駐車場に浜さんを停めました。


<階段国道399号>

10:25 
階段国道399号



                       
赤いラインが国道

ワハハ、狭すぎる。だ
けどもこれが国道。天下の国道。国道の色は赤だもんね、この赤を辿ればもうちょっとで階段国道の本番が出てくるのだよ。細い路地を2人でワクワクしながら進んで行く。
…だけども、なんだか変だぞ。僕の嗅覚が異常を告げていた。

焦げ臭い。なんか変だ。明らかに変だ。
国道の赤いラインに沿って、集落の奥の方の角を曲がると、一面焼け野原が現れた。
家があったはずの部分には焼け焦げた柱やガレキや残骸のみ。そして、人々が忙しそうにそれらを運び出している。
火事か。直前に火事があったのだな…。

なんかここを歩いて通過していい物かどうか迷ったけど、公道だからとりあえず進む。
しかし、さらに進んで階段部分に差し掛かったところで、さらに周囲がコゲコゲの状態となった。僕ら、現場の中にいる。
階段部分にも運び出された備品などが並べられていて、歩行の支障になるレベル。
これは、この状況下で観光客が足を踏み込んでいい場所じゃないかもな…。


         
焼け焦げた階段                   階段を遠望する

作業をしているおじさんが、「階段を上るのかい?」って声を掛けてきた。
「ちょっとだけ階段に足を踏み込んでみたくて来たんですけど、これじゃあご迷惑ですよね…?」って聞いてみる。
「うーん、火事になっちゃったからねー。ギリギリかもねー。うーん。」みたいな反応だったので、ここは無難に引き返しました。

階段の直下から国道の標識と共に上を見上げる構図、好きだったんだけどなー…。青森県海岸線全走破(4-24)」の構図で相方に紹介したかったし、写真を撮りたかったんだけどなー。
あとほんの10mほどのところで、断念しちゃっいました。
しかし、階段の周囲って確かに古い民家がすごい密集しているしね。火事になったら一気に燃え広がるのかもね。

車道まで戻り、改めて山肌の階段を見上げます。右の写真、九十九折の階段が見えますでしょうか。
あれを数100m登ると、「龍飛崎」の目の前の、階段の上部に出るのです。
ま、僕らはこれから車でスイーッと向かいましょう。


<龍飛崎>
10:35 龍飛崎


                   
  階段国道の上部                        階段を見下ろす

駐車場に車を停めたら、まずは岬の手前にある「階段国道399号」の上側の入口を眺めます。
観光客的には、階段国道といったらこっちね。龍飛崎とセットでアプローチできるから。
ふと見ると、入り口部分に貼り紙が貼ってありました。

9月21日に発生した火事の影響で、階段国道の下の方が通行止めであると書かれていました。
さっき階段下の集落で火事が発生し、住宅14棟が全焼、死者1名だったとのことです。
大半の観光客はこっち側、上部からのアプローチなので貼り紙を見て把握できるけど、僕はいきなり下から行こうとしたので貼り紙も無く、わけわからん状態だったのだ。

だけども多くの観光客が、「せめて通行止めのところまでを往復しよう」と階段を下って行っていました。
僕らは行かないけどな。
9月下旬の青森県だというのに、今日はポカポカでかなり暑い。半袖で大丈夫なくらい。こんな陽気で階段を歩くのはかなりシンドそうだからな…。


         
龍飛崎灯台                                  津軽半島最北端にて

ここは津軽半島の先北端。晴れれば19.5km離れた北海道最南端の「白神岬」までもがクッキリ見える絶景岬です。
いつもの階段の遊歩道をゆっくり登り、灯台の前を通過。そして岬の先端の広場までやってきました。

目の前には海上自衛隊龍飛警備所のレーダー観測所があり、その向こうには津軽海峡。
さらにその先には、さっき「眺瞰台」からも見えていた北海道が、さらに近くに見えています。
「函館山」の展望台だって肉眼で見えるんだぜ。あそこで僕ら、先月夜景を見ていたよね。
今、あの場所のこんなにも近くにいるのだなー。もうひと頑張りして北海道まで行っちゃいたい気分だよ。
ちなみに足元の海もすごい透き通っていて綺麗。


         海の向こうの北海道         
   足元の海も透き通る               函館山

展望台や灯台のある丘を下り、駐車場近くまで戻ってきました。
ここにあるのは"津軽海峡冬景色"の碑。その背後には、さっき徘徊した龍飛漁港の集落が見下ろせます。
このすぐ脇から始まる階段国道は、あそこまで繋がっているのです。

恒例だけども目の前にある"津軽海峡冬景色"の碑に設置されているボタンを嬉々としてプッシュしました。岬一帯に"津軽海峡冬景色"の歌が爆音で轟きました。ウッヒョーイ、テンション上がるー!
11年振りの晴れた龍飛崎だもんね。その旨を相方にも話し、1人ハシャイじゃいます。


          
龍飛漁港                                "津軽海峡冬景色"の碑

んじゃ、次はここからわずか1kmほどのところにある「青函トンネル記念館」に行ってみようと思います。
海底にある青函トンネルまで、実際に行くことが出来るんだよ。
2013年までは日本でいちばん深いところにある「竜飛定点駅」まで行けたんだけど、あの駅は北海道新幹線開通の準備のために廃止されちゃったんだよね。だから現在は残念ながら行けないのだ。

時期的には少し遅れちゃったけど、なかなか1人で行くには勇気のいるスポットなので今まで行かなかったのだ。
今回は2名だから、こういうスポットも楽しめるかなってもって行くことにしました。まだ昼まで時間があるから余裕を持って行動できるしね。


<道の駅 みんまや>
<「青函トンネル記念館」>

11:05 「青函トンネル記念館」


                       
  道の駅施設内の資料館

はい、道の駅に到着です。以前車中泊とかもしたことのある場所ですな。
ここの敷地内にある青函トンネル記念館が次の目的地。
内部は大きく分けて資料館と体験坑道とがあるんだけど、僕らが購入だけのチケットを購入しました。料金は1000円。

地下の坑道へはケーブルカーで行くんだけど、これは大体30分おきに出ているそうです。
時刻表を見てみると、次は11:30で、1つ前が11:05。なんだー、1つ前のヤツ、わずか3分差くらいで乗れなかったのかー。
しょうがないので、自販機でドリンク買って涼んだり、お土産コーナーをグルグル回ったり。
そのうち数10人規模のツアーの人たちもやってきたので、順番を抜かされないようにしっかり一番前で並んでおとなしく待つことにしました。


                    ケーブルカーに乗り込む                       特等席を確保

11:25頃、ケーブルカーへの乗車がスタートしました。
正式名称は青函トンネル竜飛斜坑線。走行距離は778mだそうで、これを使って海面の140m下にある「体験坑道駅」まで行くこととなります。25%の傾斜を進むのだそうです。

僕らは一番乗りなので、当然一番前の関を確保しました。運転手さんのすぐ横。他の座席とは違い、何も障害物がなく前方を見れる、唯一の客席です。やったー!長い時間待ったかいがあったね。1本前の11:05の便に乗ったら、きっと一番後ろの席とかになり、進行状況は全く見れなかっただろうね。



                
   地下へのゲートが開く                         海底へのいざない

いよいよ出発の時間。斜め下に見下ろす進行方向のゲートが「ゴゴゴゴ…!」と上に開いて行き、その向こうに地底へと続く深いトンネルが姿を現しました。すっげー!なんかSFの世界みたいだ!

11:30、定刻通りケーブルカーが発進します。
ゆっくりゆっくり、地底への斜めのレールを下がって行く。ま、予想はしていたことだけど、景色は全部一緒。
なので最初だけ盛り上がって写真を撮り、後はちょっと眠いのでウツラウツラしていました。



      出発の合図                             海底へのレール

11:37、体験坑道駅に到着。現時点では世界で最も深い場所にある駅です。日本一とか世界一が大好き。なので前々から機会があればここにきたかったのだ。2013年に、より深部にある「竜飛海底駅」が廃止になってしまったのは残念だけど。
地底なのでヒンヤリしますな。

ここからおよそ30分、地底ガイドしてくれるそうだ。基本的に一緒の列車に乗った人との団体行動。自由に1人で動くことはできません。先頭のガイドさんに着いて行かねば出し、最後尾には警備員さんが着いて来ているし。


  
    体験坑道駅のケーブルカー                        140海底ランド

みんなで地底の線路沿いを歩く。僕らはツアー客には混じらずに、最後尾。
なのでガイドさんの声はよく聞き取れなかったが、どうやらここは「青函トンネル」と同じ深さのスポット。だけども「青函トンネル」までは数100mの距離があり、電車が走っている様子などを気軽に見れるような場所ではないらしい。

「青函トンネル」掘削工事の際に使われた過去があり、現在も「青函トンネル」で何か大きなトラブルがあったら、乗客はこっち側まで歩いて来て地上に避難できるようになっているらしい。2015年には実際にそういう用途で使用されたのだそうだ。

トンネル内には「140海底ランド」というミニコーナーがあり、水槽の中の魚が展示されていた。


       
地底の線路                掘削の工具展示                 削岩機

次が見学エリアのメインとなるフロア。トンネル内に「青函トンネル」掘削の際に使われた工具がズラリと展示されています。
そして、レールの上には作業に使用した実際のトロッコ車両も。それぞれに、マネキン人形が添えられていて、少し当時の作業風景が想像できたりもします。

一同色めき立って、写真を撮りまくります。ガイドさんは「ここで充分な時間を確保してありますので、焦らずごゆっくりしてくださいねー」と言ってくれる。だから僕らはみんながワシャワシャしているときには少し後ろで傍観し、みんなが飽きて空いて来たときに2人だけで充分に堪能しました。
赤い蓄電池機関車、そしてずり積み機っていう小さなブルドーザーみたいなのが好きだ。



      
 トロッコの展示                 蓄電池機関車                ずり積み機

海底下の閉鎖空間で作業をしてきた人たちのストレスは、きっと相当なものだったろう。
だからこそ、
北海道側と青森側とが貫通したときの、作業員たちの嬉しそうな顔の白黒写真の展示とかとか見ると感慨深いわ。歴史的な偉業だしね。掘削の歴史が塗り替えられた瞬間だしね。
ズレなく2つのトンネルが繋がるなんて、利用者からしたら当たり前のことなんだけど、改めてその技術はすごいよな。


僕らは時間ギリギリまで大型重機類や掘削の説明パネルを見てワクワクしていました。



                            
展示室の全容

一番遅れてさらに次のフロアに行くと、簡単なトンネル説明がありました。
金網が設置してあってその向こうには行けないが、向こう側にはかつての「竜飛海底駅」があるらしい。さらにその向こうが「青函トンネル」って感じ?
一応、ここが現状で一般人が行ける一番地下深いところなのかな?あんまり真面目に説明を聞いていなかったので、覚えていないけど。

なんかここで「10分弱自由時間です。ただし行動範囲はここだけです。」とか言われて戸惑った。
何をすればいいのか…。ベンチはあるが数名しか座れないし。とりあえず挙動不審にグルグル徘徊した。


                  
     最深部の様子                     青函トンネルへの鉄柵前で

12:03頃、再び体験坑道駅のホームに戻ってきました。
最後まで僕らはグループの最後尾にいたので、乗り込んだのもほぼ最後。座席の中途半端な位置だったけど、もういいや。ケーブルカーは帰りは後ろ向きなので、どこに座っても行きのような迫力は味わえないし。

ウトウトしているうちに地上のホームに到着しました。
ケーブルカーを降りると、横で地底への扉が閉ざされようとしていました。
一般観光客向けの設備はそこまで充実していなかったけど、貴重でいい経験になったと思うよ。

 
さよなら、海底ワールド

そしてお土産コーナーで会社へのお土産を購入しておく。お土産はいつものように適当に2分選びました。
さっきのツアー客が併設のレストランで一斉にランチを始めたので、従業員さんはてんやわんやになっていました。
ちょうどお昼どきだしねー。

じゃ、僕らもどっかそこいらでいいお店を見つけたらランチにしましょうかね。
では、これからは津軽半島東部分を南下開始だ。

12:20 出発


津軽半島南下開始

なんだかんだで「龍飛崎」近辺には2時間ほども滞在しちゃったのなー。結構ノンビリしたなー。
さて、実は僕は今日の最後の観光スポットを田舎館の「田んぼアート」にできたらって考えているのだが、そこまで間に合うのだろうか…。さっきチラッとネットを調べたら、「田んぼアート」への入場は17:00までなのだそうだ。
あと4時間半。しかしランチ時間も混みだ。かなり際どい可能性もあるだろう。頭の中でいくつかシナリオを考えておこう。

国道339号を海岸沿いに走ながらランチできるようなお店が無いかキョロキョロする。
でも、小さな漁村集落ばかりで、なかなかいい感じのところはないっぽです。1軒、すんごいひなびた僕好みの怪しい食堂があったけど、そこは助手席で相方がウトウトしていために了解を取れず、なんとなく通過してしまったし。

ま、もう少し走れば今別駅だ。その近辺であれば食堂の1軒もあるだろう。そのあたりでランチにするわ。
…って思っていた矢先「青函トンネル入口公園」の標識が出てきた。
うん、行くー!標識に従い、国道を一旦反れる。


<青函トンネル入口公園>
12:42 青函トンネル入口公園


           
         新しくなった公園                           トンネル神社

あれ。前回FUGA君と訪問した青森ドライブ2014(5-17)」のときと比べて、公園が一新されています。
もともとここに初訪問したのは11年前の2005年のときだったんだけど、その当時からかなりくたびれた雰囲気の公園だった。2年前は、さらにそれに拍車がかかっていた。
しかし今回来てみたら、工事中の箇所も多くあるものの、かなり変わっているよ。

以前の古びた公園の施設やオブジェは、すべて消えていました。
そのかわり、小さなお土産屋さんのブースが出来ていたり、「トンネル神社」とかいう不思議なネーミングの社が出来ていたり。
きっと北海道新幹線の開業に合わせ、リニューアルしたのだろうな。

ここは文字通り、北海道へと続く「青函トンネル」の入口にあたるスポット。
1ヶ月前の僕らは、「北海道一周大旅行2016(5-78)にて北海道側の入口を見たけどね。あそこからここまで、海底をトンネルで繋いでいるのです。
さて、次に電車が通るのはいつかな?売店横にある時刻表でチェックをする。
すると次の通過時間はわずか4分後。おぉぉ、なんというナイスタイミング。とりあえずビュースポットに急げー!


   
  もうすぐ電車到来                           北海道新幹線通過

線路の向こう側のビュースポットに移動。あ、ここにも前回なかった展望台が出来ているね。
でも、その意義をあまり見出せなかったのと、もう本当に電車到来まで時間がないことから、展望台の下で電車を待ちうけることにしました。

すぐに電車がやってくる。北海道新幹線!!
前回の際には『2015年に北海道新幹線が開通しますよ』みたいなことが書かれ、新幹線の大きなイメージ看板が設置されていた。それが今回、現実のものになっている。やったねー!本当に北海道まで新幹線が通じたんだねー!
一瞬で消えていく新幹線を見送りました。
北海道側のトンネルから出てきた新幹線はすごいスピードで公園の僕らの前を通過し、青森側にまたすぐに待ちかまえているトンネルの中に消えて行きました。



    
奥津軽いまべつ駅誕生              今別駅                  海の向こうの北の大地

さて、国道399号をまた少し走って今別駅前までやってきました。
途中には前回FUGA君と立ち寄ったコンビニがありました。あのときも敷地内にドーンと立っている看板に「奥津軽今別駅」のことが書かれていて、インパクトを受けたよな。既に半年前に駅は無事に開業できたみたいで、記載内容も一新されていました。

次に津軽線の今別駅前に行ってみた。
…うん、布陣でメッチャ静か。さっき記載したとおり、この周辺に食事できるところがないかを探すのが目的です。
でも駅前には何もない。駅に設置されていた案内板にはいくつか食事処の情報があったので、それを頼りに食事処を探してみました。でも、道を勘違いしていたのか見つからず…。
ただ、津軽海峡越しの北海道なら綺麗だった。

ではどうしよう。ツーリングマップルを見ると、ここから県道14号で5kmほど南下すると「道の駅 いまべつ」がある。
今まで一度も訪問したことのない道の駅だが、そこなら何か食べれるだろう。そこに向かおう。


<道の駅 いまべつ>
13:12 道の駅 いまべつ


                          
奥津軽今別駅

田園の中に、突如として巨大建造物が出てきたのでビビった。
あー!これが半年前に開業した奥津軽今別駅なのか!そして、道の駅はその隣にある建物か!

ピッカピカで立派な駅な、なんだかこの周囲の田園風景とは不釣り合い。周囲に大きな町も無いようだけども、利用者数はどのくらいなのかな?駅をチラリと見た後、道の駅内にあるレストランへと入りました。


                  
道の駅でのランチ

僕らがオーダーしたのは、今別牛焼肉定食とイノシシ丼。
今別には今別牛なんていうブランドがあるのか。初めて知った。説明によれば、今別に牧場があり、そこで育てられた牛なのだそうだ。ちょっと肉の量が少なめだけども、鉄板焼きでジュージューいっててうまい。イノシシ丼は想像の通り、味は豚丼とほぼ同一だよな。
僕らは今日は朝に「十三湖」で1杯のシジミ汁をシェアして飲んで以来、食事をしていなかった。だからこそのガッツリ肉メニュー。ハラペコだっただけに、どちらもおいしかった。


      今別牛焼肉定食              イノシシ丼

食後、どのようなルートで津軽半島を南下していくか作戦会議をする。
大きく分けて選択肢は2つです。

@ 今別駅まで戻ったら、海沿いの国道280号で津軽半島東海岸を全部トレース
A このまま県道14号で山間部を南下し、蟹田の町で海岸線沿いに出たらそこから津軽半島東海岸を南下

僕的には、前回も前々回も海岸線沿いの「@」だったから、今回はもう数q山間部に入っていることもあり、「A」はどうかなって思っていた。しかし滝好きの相方がレストランで見た無料の観光雑誌で、海沿いに「だるま滝」というのがあるの発見。それを見てみたいとのことで、「A」となりました。
うん、まぁ海沿いの方が観光スポットも多いしね、楽しいことは楽しいよね。
ただし、走行距離は増える上、観光地に立ち寄るほど時間はかかる。田舎館の「田んぼアート」、間に合うかなぁ…。


また県道14号を数q引き替えし、今別駅前の海沿いの国道まで戻ってきました。
ここから海沿いの国道は、339こ号に変わって280号です。


<鋳釜崎>
13:57 鋳釜崎


                  芝生の東屋と砦のような展望所

はい、4回目の訪問となる国道沿いの小さな岬。
小さな砦のような、飾りっ気のないコンクリートの展望所が個人的に好みのスポット。

左手に目を凝らすと、「龍飛崎」と、そこから橋で繋がる「帯島」が見える。「帯島」もさっき"津軽海峡冬景色"の碑から見降ろしたな。よーく見ると灯台も肉眼で見えたよ。
うーむ…、灯台の前に立ってからすでに3時間。まだ視界に収まるような場所にいるのか…。ややピンチ。


                     
  龍飛崎と灯台


<高野崎>
14:07 高野崎

さっきの「鋳釜崎」から一瞬走ると出てくる、次なる小さな岬です。ここは岬の先端までは徒歩5分ほどなのだよ。
広大な芝生の敷地を、海に向かってテクテク歩きます。

敷地はキャンプ場になっていて、そこを過ぎると突端に紅白の灯台がある。
さらにそこから断崖の下を見下ろすと、水没しそうな磯場に小さな赤い橋が2つ架けられているのが見えます。「潮騒橋」と「渚橋」という名前がちゃんとついているのだよ。


      
キャンプ場の敷地              磯に架かる太鼓橋               紅白の灯台

海の彼方には、まだ北海道の「函館山」が見えています。てゆーか、直線距離だけでいえば、さっき見えていた「龍飛崎よりかこっちの方が若干「函館山」には近いのかな?

さらに、平舘海峡を挟んだ対岸には、青森県のもう1つの大きな半島である、下北半島が見えてきた。荒々しい白亜の断崖は、「仏ヶ浦」エリアだね。すごいキックリと、手に取るようにワイルドな海岸線が見えています。


                   
 再び函館山                             対岸は下北半島


<赤根沢の赤石>
14:19 赤根沢の赤石

 
無造作に転がる大きな石

はい、ここいらは小さなスポットが続くので、ジャンジャン行きますよ。
次は「高野崎」からわずか1kmほどの距離にある岩です。朱塗りの原料としていたとかで、付近の地層は赤いです。
そんな中にゴロリと転がる岩。ブルドーザーで撤去で来ちゃいそうな大きさだけど、れっきとした観光スポットみたいで、赤根沢の赤石を示す立札も横に立っています。

これさ、前回来たとき「まさかこんなチャチなのがスポットじゃないだろ」って疑ってかかり、FUGA君と隅々まで捜索したんだよね。でも、これが正真正銘の赤根沢の赤石だった。なんてコンパクトなスポットだ。

僕らもあのときは曇天の中でも精一杯楽しむ
ために、「そんな小さな観光スポットも見逃さないぞ」って勢いだったからこそ発見できた場所。普段であればとても足を止めて見入るようなところじゃないわな。
そんな前回のエピソードを相方にも語った。


<だるま滝>
前回立ち寄った「鬼泊巌谷観音」の前を通過。そろそろ相方が見たいと言っていただるま滝だが、そんな滝なんて国道沿いにあったかなーって思いつつ、キョロキョロしながら進む。
あった!国道がすっごい小さな橋になっていて、その脇に小さな滝が流れ込んでいる。今まで何度もこの道を走っているけど、今回初めて存在に気付いたよ。

14:24 だるま滝


                      
だるまに見える??

滝の目の前に架かる橋の名前も「だるま橋」。欄干のかたちもだるま型。
で、当の滝はこれです。きっとこれもだるまのように見えたので、このネーミングなのだろう。
上下2つ、大小の丸い岩がくっついているように見えなくもない…。が、ちょっと苦しいか?でも、滝好きの相方が満足するのであれば、それでいっか。


いよいよ時間が気になりだした。田舎館には、どんなに遅くともあと2時間以内には到着していたい。
これは、もう青森ICあたりから高速道路を使わないと無理かもなー…。
津軽半島の陸奥湾沿いまでやってきました。今までは津軽半島北端エリアだったけど、ここいらからようやく本格的な南下が始まる感じです。まだまだ先は長いぞ。


<平舘灯台>
14:35 平舘灯台

よく立ち寄っている、「道の駅 平舘」の裏にある灯台です。
いつもは道の駅とセットで訪問するのだが、その時間がない。灯台の目の前に浜さんをドガッと停車させました。
せっかくなので、短時間だけども灯台を見て行こうと思うのです。



                    
陸奥湾を眺める灯台                            霧笛

この平舘灯台って、真っすぐな海岸線沿いの芝生地帯に建っているんだ、岬とかじゃなくて。普通に「遊歩道を歩いていたら途中に灯台がありました」ってな感じ。ちょっと珍しい立地。そして足元まで行ける。横には古い霧笛も展示してある。
湾を挟んだ対岸には、下北半島が見えています。「仏ヶ浦」まで、手に取るようにハッキリと見えている。

目を凝らすと、下北半島の脇野沢沖に浮かぶ「鯛島」まで見えるじゃないか!
タイというより、クジラのように見える島。頭から潮を吹いているかのように、灯台を乗せているのです。2011年の「青森県海岸線全走破(4-24)」でビュースポットを探したりしたね。


       
 仏ヶ浦                  奇岩、鯛島


<トップマスト>
14:55 トップマスト

前回FUGA君と車中泊したスポットです。展望台だけども、登ったことは無い。でも、何かとお世話になっているスポットです。
今回は、一瞬トイレに立ち寄りました。ここにトイレがあることは前回の車中泊の際に知っていたので。
そしてすぐに出発です。急がねばー。

 
トップマストと浜さん


国道280号で津軽半島東海岸を駆け下りる。ここいらは半分バイパスみたいな直線道路が延々と続いていて、田園の中をノーストレスで疾走できるのだ。ここまでは観光の連続でペースが上がらなかったが、ここで一気に巻き返します。
30分もしないうちに、津軽半島の根元までやってきました。
その勢いで、東北道のICを目指します。

15:37 東北自動車道 青森IC

ここからは高速道路でワープです。そんなに長い距離ではないが、一般道で行くよりかは20〜30分は早いだそう。
その2・30分が死活問題なのだよ。


15:52 黒石IC

一般道に降りました。3ヶ月ほど前の「青荷温泉・ランプの宿(5-73)」の舞台と重なりましたな。なんか雲が出てきた。
ここから国道102号で4kmほど西に走れば、2つある田んぼアートの1つ目、「道の駅 いなかだて」です。
しっかし、この国道はなかなか交通量が多くて思うように進まず、焦って来るぜー…。


<道の駅 いなかだて>
<第2田んぼアート>

16:05 道の駅 いなかだて


はい、到着!道の駅の駐車場から、田んぼアートを見下ろす展望台までは徒歩で5分ちょっとあります。
あらかじめ展望台近くで相方を降ろし、チケットを買っておいてもらう。その間に僕は離れた駐車場に浜さんを停め、展望台までダッシュです。


    
 3ヶ月ぶりの道の駅               展望タワー

この第2田んぼアートの今年の絵柄は"シン・ゴジラ"なんだけど、3ヶ月前の「青荷温泉・ランプの宿(5-73)」のときはまだ田植えから数日しか経っていなかったので、なにがなんだかよく見えなかったんだよね。
なのでリベンジし、Before-Afterを見てみたかったのです。
9月末には稲刈りが行われるそうなので、もう今は本当にシーズン終盤。だからこそ、どうにかして今回ここまで来たかったのだ。ゴジラに会いたかったのだ。

では、稲刈り直前のゴジラです。是非、前回の写真と見比べてみてください。


                       シン・ゴジラ

ゴジラーー!!
今回じゃちゃんと見えるよ!稲の色で陰影をつけているのも、ちゃんとわかるよ。もう秋だから全体的に茶色だけども。
前回は「全然迫力ないなー。夏本番になったらちゃんとカッコよく見えるのかなー。」って疑っていたけど、やpっぱすごい技術だわ。迫力あるわ。これて良かった。




                  惜しまれる人

タワーの反対側を見下ろすと、"惜しまれる人"とタイトルとつけられたデッカい砂絵。
片方は、2年ほど前に亡くなった"高倉健さん"。前回も見下ろしたね。
そして、新たに完成したのが、"石原裕次郎さん"。前回はまだ下地を作っている段階だったが、今回はご覧の通り。

さて、田んぼアートはもう1つある。第1会場の"真田丸より 石田三成と真田昌幸"だ。
まだ時間はある。今から行っても何とか間に合うだろう。場所はここから3kmほど。すぐに向かおうか。それが、今回のドライブのラストの観光だ。
駐車場の浜さんの元に戻り、乗り込んだら第1会場の「田舎館村役場」を目指して出発です。


<田舎館村役場>
<第1田んぼアート>

16:24 田舎館村役場

国道を走っていると、村役場の天守閣のような建物が遠方に見えてきます。そこを目指せばOKです。
チケットを買い、スムーズに展望台のエレベーターの乗り込んで展望デッキに到着しました。


      天守閣のような村役場                        展望台からの田んぼアート

今年の大河ドラマが「真田丸」なので、それをテーマにした絵柄です。
こっちの方は3ヶ月前時点でやや稲が育っていたので、前回もそれなりに見えたんだ。
でも、秋に見るとまた重厚感が違うよな。あのとき緑色だった2人のおじさんの絵は、すっかり茶色く「サーファーですか?」ってくらいにコンガリ日焼けしていました。

これにて2つの田んぼアート、それぞれ田植え直後と稲刈り直前の2パターンの見学完了!
季節の移り変わりを見れて楽しかった!もう季節は秋だね…。ドライブの本格シーズンも間もなく終了。それが一抹の寂しさを感じさせるわ。


                     
石田三成と真田昌幸

役場の1階のロビーでは、過去の作品群が展示してある展示室になっていました。
あ、これは前回は無かったね。嬉しい。これで全作品を大きな写真でゆっくり見れるわ。閉館の17:00にはまだ少し時間があるので、僕らも作品群を眺めました。

ここ、冬も冬で雪原に模様を描く田んぼアートっていうのをやっているんだね。これは初めて知った。
でも、人間が足跡などを使って幾何学模様を雪に描くというもの。質もアイディアも、やっぱ稲を使った否の時期のヤツのほうが好きだな。ま、オフシーズンの集客イベントとしてはアリだろうけど。


               
   過去の作品を見る                   冬の田んぼアート予告

じゃあ、最後は早めの夕食としよう。
なんだかさっきランチにしたばかりのような気もするけど、麺類であれば入るよね?
ここ黒石エリアまで来たのであれば、ご当地グルメの"つゆ焼きそば"といこうか?前回の青荷温泉・ランプの宿(5-73)」のときは津軽そばやバラ焼きを食べたため、食べる機会がなかったもんな。

そして、つゆ焼きそばを食べるのであれば、その発祥の店と言われ、さらに小説「津軽百年食堂」の舞台にもなっている「すごう食堂」に行こう。記憶を頼りに、黒石駅前に車を走らせます。


<「すごう食堂」>
17:01 「すごう食堂」

日本3周目の「青森ドライブ2010(3-92)」以来の、久々の訪問です。」
「津軽百年食堂」っていう小説のモデルになった店で、大正元年創業の老舗なのです。


                     
6年振りの訪問

前回は満席近かった店内だけど、今回は中途半端な時間なだけか、お客さんは僕らだけ。
ちょっと耳の遠い3代目のオーナーであるお婆さんに声を掛け、テーブル席に座りました。
どのイスも真っ白な布のカバーがされているのが、なんだか昭和レトロチックです。
店内で見つけた説明チラシによると、お婆さんが3代目を襲名してから実に50年も経っているのだそうだ。半世紀も、この食堂の歴史を守り続けているのだね。


               
      レトロな店内                             メニューの一覧

壁には大きなメニュー一覧のパネルが貼ってある。これも昭和レトロっぽい要素の1つ。
一番高い定食でも900円という、お得な値段設定です。

僕はオーダーしたのは、名物のつゆ焼きそば。スープの中に焼きそばが入っているという、黒石特有の奇妙なメニューです。
これ、6年前にもオーダーしたんだけど、ぶっちゃけそんなにおいしいとは感じないんだよな…。

2つともつゆ焼きそばだと面白みがないので、もう1つは津軽そばにしました。
前回の青荷温泉・ランプの宿(5-73)」のときに詳細説明したけど、これも津軽地方特有の麺。そばがきを作って一晩置き、それから大豆粉とこねあわせてさらに一晩置き、最後に麺を茹でてから半日置いている。だからコシはゼロでフニフニなのが特徴です。そんな特徴的な面だけど、前回相方にとっては大ヒットだったので、このお店でも頼んでみよう。


     
 つゆ焼きそば                津軽そば

つゆ焼きそばは、焼きそばに蕎麦のだし汁を掛けただけのような味。そこにかき揚げ。
うん…、やっぱあんまりマッチしていないような気がするんだよね。無理矢理感を感じる。
だからこそ、2014年の「栃木県B級スポット旅行(5-22)」のときに那須塩原で食べた、ご当地メニューのスープ入り焼きそばっていう同じような食べ物が予想以上においしくって感動したんだよね。あれは本当においしかった。

津軽そばはおいしかったです。
やっぱその存在自体、そば好きからは反感を買うような要素ばかりなんだけど、まぁこういう食べ物だと思うとアリなんじゃない?だしはすごい透き通って優しい繊細な味だし。



                     
夕焼け色の空

17:32 出発

お店を出ると、空はもう夕焼けの時間も終盤に差し掛かった状態。風も急に冷たさを感じる。
もう秋分も過ぎたし、日が短くなって来たよね。これからは、季節はどんどん冬へと向かっていくのだろうね。
お店の近所のコンビニで栄養ドリンクを買って飲み、気合いを入れる。さぁ、石巻に帰ろう!


17:49 東北自動車道 黒石IC

さっき田んぼアートを見るために高速を降りた黒石ICにて高速に乗ります。宮城県を目指して南下開始。

 
帰路の高速


19:50 前沢SA

2時間で岩手県の南部までやってきました。…眠い。
さすがに昨日の睡眠時間少なめだったし、1日ガッツリ観光しまくったので疲れが出ている。栄養ドリンク1本程度ではダメだったみたいです。じゃ、少しだけ仮眠するかー…。

20:20 起床

 少し仮眠

30分弱寝て、なんとかスタミナを取り戻しました。家まではあと1時間半程度。頑張ろう。


20:43 東北自動車道 若柳金成IC

行きと同じように、ここで一般道に降ります。そして東へとクネクネ走り、三陸道の登米ICに向かいます。

21:15頃 三陸自動車道 登米IC

ここまで来れば、石巻はあとちょっと…って思ったら、ラスト10kmで突然の土砂降り。
そう、天気予報によれば、9月の長雨の中でも晴れ間が見えるのは今日だけだったからね。
今日1日、晴れてくれてありがとう。

21:40 帰宅



このあとはしばらくやるべきことがあるので、次のドライブはきっと10月中旬だろう。
石巻の我が家にお客様が来るので、一緒にドライブしつつ石巻近辺を紹介できればと思うのだ。
その頃には、東北はすっかり秋色だろう。
季節は巡る。




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