秋田ドライブ2016

田沢湖の"たつこ像"
日本5周目・69回目のドライブ
実行日:2016.5.13-15
実行人数2名
走行距離:921km
新緑の季節がやってきた!大好きな秋田県を大まかに一周しつつ、山や海を見ながらドライブです!
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5/13 5/14 5/15


僕の住む石巻もすっかり暖かくなりました。
もっとも、東海や関東のように「熱中症注意!!」みたいになることはないけど、寒くはないくらいになりました。

本日5月13日は石巻でも気温が24℃まで行ったそうです。
昨日まではシャツの上にさらに薄手の上着を羽織っていたんだけど、今日は半袖でもOKな感じです。
今シーズン初めて「暑いかも…」って思ったね。

そんな今週末は秋田県にお出掛けします。それ以上の行先は特に決まっていません。
日本5周目において海岸線は既に走り終えているから、久々に秋田県の内陸部を新緑見ながら走りたいとは思っているけど、その程度のイメージです。ま、現地のテンションで決めますわ。


14:10 石巻出発

妻と共に愛車の"浜さん"に乗り込んで出発です。
今日は金曜日。有給取って午前中は用事があったのでそれを済ませ、ランチ後の出発となりました。
とりあえず今回は一般道で秋田を目指すこととしよう。
国道108号で古川方面に田園地帯を疾走します。

 
一般道で秋田に行こう

古川の町からは、国道47号に乗り換え。そして北西方面にさらに走ります。
間もなく「あ・ら・伊達な道の駅」が出てくるけどここはスルー。僕の記憶にある中で、一番入りにくいし出にくい、大混雑する道の駅だからトラウマになっているし、そもそもネーミングが好きではない。
なのであまり立ち寄らない道の駅なのです。

さらに進むと「鳴子温泉」が近付くので、道端には大きなこけしのオブジェがチラホラ出てきます。
このこけしたちは好き。「こけし、こけしー!」と発見するたびに大喜びしながら、山間部を突き進みます。


    
 あ・ら・伊達な道の駅                          こけしロード

「鳴子温泉」にて、国道108号に入り北へ行く。
そのまま国道47号に乗っていればほんの数分で有名な「鳴子峡」だとかを見れるんだけどね、今回は立ち寄りません。
「鳴子峡」は紅葉で有名だから、およそ半年後くらいに紅葉の季節になったら再訪するのもいいかもな。


<鳴子ダム>

15:48 鳴子ダム

国道108号に入って2・3km進んだ山間部に、青々としたダム湖が現れます。
車数台分の駐車スペースがあるので浜さんを駐車して、ちょっと眺めていきましょう。


                
     新緑のダム湖                          巨大ダムの上から  

あぁ、これはステキね。大自然の中の巨大なダム。新緑に囲まれて青々としています。
空気も綺麗だし、熱くも寒くもない爽やかな気候だし。春のドライブは大好きだ。


ダム湖の「荒雄湖」を左手に見ながら、国道108号をどんどん北上していきます。ひたすら山深い。緑が生い茂っています。交通量もほぼゼロで、快適なドライブを楽しめる。
間もなく「鬼首トンネル」で宮城県から秋田県へと入りました。

 
秋田県へ

しばらく山間部を入っていると、ひなびた雰囲気の「秋の宮温泉郷」です。
ここから脇道の県道310号に入ってクネクネ道を10kmちょっと進むと「川原毛地獄」っていう、「恐山」や「立山」と共に日本三大地獄に数えられるスポットがあります。日本4周目の「秋田アドベンチャー(4-33)」でも訪問したよね。

しかしこの県道310号がすごく狭そうなのです。
ビビリのYAMAさんは国道から覗き込んで「どうしよう…。狭かったら怖いよう…。」ってガタガタ震え、挙句の果てに突入することなく諦めました。
まぁいいや。初日の今日のまだ明るいうちにしっかりした観光を1つ挟みたかったけど、狭い道の方が怖いし。今の愛車の浜さんではこの道では擦れ違いできないだろうし。


<目覚めの水>
16:39 目覚めの水


                      
 峠の名水                               傍らの社

さっきの県道310号との分岐を無視してすぐ、国道沿いに湧水スポットが出てきました。複数の道が交わる、ちょうどその分離帯みたいなところに社があり、その横に水が湧きだしています。
あ、じゃあ飲んで行く。汲んで行く。

目覚めの水という名前で、名前の通り『目覚めの水を飲んで清新な気持ちを持続させて、ブレーキ・ハンドル・アクセルに気を配り、(以下略)』ってな安全運転緒啓蒙看板も横にありました。
ちょうど少し眠気を感じていたからちょうどいい。ガブガブ飲んでテンションアップなのです。


                
目覚めスッキリ


そしてさらに国道108号で山間部の峠道を下って行く。すると国道13号に突き当たります。
この道を5・60km真っすぐに北に行くと横手市の中心地。たぶんそのあたりで夜がやってくるだそう。
そのタイミングで、横手のご当地グルメである横手焼きそばを食べようと思っているのです。


                  
 穏やかな秋田の平原


<道の駅 おがち>

16:56 道の駅 おがち

国道13号沿いにある道の駅へとやってきました。ここは「秋田アドベンチャー(4-33)」以来4年半ぶりですかね?
"小野小町"の誕生の地ってこともあり、建物は市女笠をモチーフにした形でユニークなんだよな、ここ。

建物の中を覗いてみた。
ここから北に行ったところにある、横手の名物である横手焼きそばを大々的にアピールしていた。
ここでは味噌パンとふくれ煎を買いました。明日以降の非常食にしよう。


                     大きな市女笠                         愛車の浜さんの前で
 

<道の駅 十文字>
17:55 道の駅 十文字

国道13号を、さっきの「道の駅 おがち」から25q程北上したところにある道の駅です。
ここでも閉店間際のショップの中をフラフラ物色しました。農産物が多かったけど、手造りパンもある。あ、こういうのいいな。
明日の朝ご飯にするために、数個のパンを購入しておきました。
同じパンでもどこでもいっそのコンビニのパンよりも、こういう地元色の強い物の方が入手して嬉しいし。
建物内にはウーパールーパーのいる水槽もありました。久々に見たな。


       
再び道の駅                  こいのぼり              ウーパールーパーの"ウパ吉"

夏至まであと1ヶ月でかなり日が長いとは言え、ボチボチ日も暮れています。
せっかく有給の今日に秋田まで来ているのだから、秋田で1つくらい観光をしたいんだけどなぁ…。

そう思って敷地内に設置してある大きな周辺観光MAPを見る。
芝桜の公園があるらしいが、そこは今からではもう行けないね。
「琵琶沼」という、森の中の湧水の泉があるらしい。あ、ここはちょっと綺麗そうかもしれない。ここから5km程だろうか?
ちょっと道はわかりづらそうだし、デフォルメされている観光MAPなのでなおさら詳細把握が困難だが、目指してみよう。


「道の駅 十文字」を出発し、県道117号を北西に走る。
しばらくすると右手に「浅舞公園」という公園が見えてきた。緑の中に、池と赤い太鼓橋がチラリと見える。
そういやここも、さっきの道の駅の観光MAPにあったっけ。ここもなんとなく綺麗そうだな。

そこからアドリブで小道に入り、「琵琶沼」がありそうなところをグルグル走る。
ここいらだと思うんだけどなー。
もうメッチャ狭い路地にも入り込み、でも見つからず、そうこうしていると日も暮れてしまうので、もういっそのことさっきの「浅舞公園」で手を打とうかなって思った矢先、「琵琶沼」の小さな小さな看板が唐突に現れました。


<琵琶沼>
18:21 琵琶沼


                      静かな水路                           木道のYAMA

平鹿地区っていう住宅地の奥にヒッソリと佇む水路と沼。
このエリアっていたるところに湧水があるらしく、その中でも規模が大きいのがここなのだそうだ。
設置されている看板によると、ここにはトゲウオっていう魚も生息しているらしい。

水路には小さな水車が設置されていて、たぶん電気を動力にパシャパシャと回っていた。
その横の木道を歩いていくと、水草で濃い緑色に見える沼ゾーンが見えてくる。なかなかに澄んでいる。
近くには「浅舞のケヤキ」っていう大きなケヤキの木もありました。樹齢500年以上、幹囲は8.3mで樹高35mなのだそうだ。


                
        沼の遊歩道                         浅舞のケヤキ


<浅舞朝市>

「琵琶沼」から狭い車道を挟んだ反対側に、朝市の看板が出ていたので覗いてみました。
もちろん今は夕暮れ時だから、朝市なんてやっていないんだけどね。
でも、どんなところで市場をやっているのかなってのを見てみたかったので足を踏み入れました。

どうやらこの朝市は江戸時代から続く、古い伝統があるそうだ。
木で造られた長屋のような店舗群が立ち並ぶ。
内部にはテーブルだとか各種備品が置いてあって、朝市の喧騒が少しだけ窺い知れました。


      
朝市会場へ                             静かな店舗群


…まだ暗くなるまでちょっとだけ時間があるな。
せっかく日が長いシーズンに突入しているのだから、日がある限りは遊ばないともったいない。
さっき前を通過した「浅舞公園」に行ってみようか。


<浅舞公園>
18:40 浅舞公園

園内MAPを見たところ、ここはアヤメがたくさん植えられているアヤメ園を最大のウリにしているそうだ。
でも、確かアヤメって初夏だよね?このシーズンはまだ早いか。そして僕、別にアヤメには興味ないし。
園内には和風庭園と洋風庭園っていうエリアもあるんだけど、さっき車窓から一瞬見えたのはきっと和風庭園。
そこがいい雰囲気だったので、そこを目指してみよう。


                         
 和風庭園と噴水

もう夕暮れ時なので、園内に人は皆無。ノビノビと広い園内を独占できました。
和風庭園は池に太鼓橋がかかり、池の中には噴水。夕涼みするにはいい感じ。

フラフラ歩いているうちに、すごく気になる立て看板を発見しました。
「忠義な猫の碑」っていうのが園内にあるみたいです。なにそれ気になる!猫好きの妻も同調。
立て看板の示す矢印に沿って進み、そしたらまた「忠義な猫の碑」の看板が出てきて、右へ左へと猫を目指してグルグルと誘導されている気分。


                    
忠義な猫の碑とは?
 
ありました。公園内のちょっと高台になっている地の目立たないところに碑がありました。
うん、ただの碑ではなくて猫の姿がレリーフになっているのでポイント高いような気もするが、いかんせん目立たないサイズとその立地。ここまで大々的に立て看板で誘導するだけのスポットだったのかな?
見た瞬間、両者共に「お、おう…」ってなりました。


                   
猫のレリーフ

説明版があり、忠義な猫ってどこが忠義なんだろう、っていうナゾも解けました。
明治時代のこと、この地域に住んでいるナントカさんは、地域の人たちのためにお米を備蓄するための蔵を作ったり、ここ浅舞公園を作り始めていたりと頑張っていたんだって。
でも、ネズミが大量発生して蔵のお米を食べたり公園の樹木をかじったりとやりたい放題だったらしい。
そこに登場したのがナントカさんの飼い猫で、飼い主の気持ちを汲んでネズミを退治しまくったのだそうだ。
そのお蔭で、蔵のお米も公園の樹木も守られましたよって話。

いや、それ忠義なのかな?ただ猫が本能に従っただけじゃないのかな?
ま、猫の気持ちがわからないし、結果として人間が助かったのでそう思っておくに越したことはないと思うけど。
説明版には『世に稀な忠義な猫』と、最大の賛辞をしていたけどね。うん、はい。


 
横手は近い


「浅舞公園」を出て、県道270号を経由し、さっきの国道13号に戻ってきました。
7kmほど国道を北上すれば横手市の中心地です。横手焼きそば、食べるぞー!

今回は、「ゆう」っていう横手焼きそばの食べれる鄙びた感じの食事処をターゲットにします。
横手駅の近くを、「そういえば1年前の「岩手・秋田内陸ドライブ(5-49)」のときに横手焼きそばのお店を目指して徘徊したなー。」とか思い出しながら進みます。
あのときは「出端屋」っていうお店に1人で入ったんだったよね。

で、目指す「ゆう」の前までやってきました。薄暗い路地。
そして「ゆう」、電気がついていない。あ、これ営業していないわ。情報では不定休とのことだが、運悪く今日が休業日だったのだろう。あー、ついてないな。ガッカリだ。
だけども、落ち込むのはまだ早い。1年前に訪問した「出端屋」は、ここから100mもない場所にある。そっちで食べようか。僕って同じお店の再訪は、メッチャ気に入っていないとあまりやらなくって、どちらかというと新規開拓が好きなんだけど、まかいっしょ。


<「出端屋」>
19:15 「出端屋」


               グランプリのお店                       地元の飲み屋

はい、およそ1年振りにこのお店に帰ってきましたよっと。
庶民的な雰囲気の飲み屋で、カウンターでもお座敷席でも、何グループかが賑やかに飲んでいました。
でも実はこのお店、横手市に数ある焼きそばのお店に置いて、過去6回も四天王に選ばれているのだよ。なかなかすごいところなのです。

今回は2人なので、座敷席を案内されました。
僕は2回目なので、前回とは違うメニューにしようと思い、奮発して"牛すじ焼きそば"にしてみました。


 牛すじ焼きそば

横手焼きそばの特徴としては、トッピングが紅ショウガではなくて福神漬け。それから目玉焼きが乗っている。
麺は柔らかくって、ソースは味の薄めなウスターソースが多め、って感じですな。
傍らにはトロトロに煮込んだ牛スジがたっぷりとトッピングされています。これ、うまいー!
大満足して店を後にしました。


では、このあとは宿泊のことを考えよう。今回も車中泊だよ。
今日は午後出発でお風呂に入ってから出発しているので、いつものようにお風呂を探す必要はない。もう寝るだけ。
1年前の「岩手・秋田内陸ドライブ(5-49)」のときには、横手の市街地に入る前に、そのちょっと北にある「道の駅 雁の里せんなん」に立ち寄ったじゃないですか。
今回はその道の駅で車中泊したいと思います。国道13号をさらに8q程北に走ります。


<道の駅 雁の里せんなん>
20:17 道の駅 雁の里せんなん

すぐ手前にコンビニがあったのでそこで晩酌用のお酒とツマミを買い、ここへとやってきました。
デフォルメされた"伊達政宗"の騎馬像のある道の駅ね。



               伊達政宗像のある道の駅

さて、どこかに腰かけてお酒を飲めるようなテーブルとベンチは無いかな、って思ったら、無料の屋内休憩所があるのね。
これはありがたい。最近こういう道の駅も増えているよね。
外は外で情緒があっていいんだけど、さすがにこの時間はちょっと寒いので、屋内で飲むことにしました。

さっき道の駅で購入したふくれ煎も食べてみます。
うん、うまい。ダイレクトに油の味がするような感じだけど、ビールにはそれも合うな。
2人でダラダラと小1時間飲みました。なんて平和な時間。旅先の飲みは楽しいな。



                 休憩所での晩酌タイム


22:20 就寝

あれやこれやと車内で寝る準備を整え、そして就寝です。
明日は日の出と同時に出発して、さらに北の方、秋田県の内陸部を走りたいね。
天気予報では快晴。期待して寝よう。




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