下呂温泉旅行2013

温泉寺の紅葉ライトアップ
日本5周目・5回目のドライブ
実行日:2013.11.24-25
実行人数:4名
走行距離:387km
家族旅行第3回は、日本三名泉「下呂温泉」!老舗旅館に泊まり、紅葉を見たり懐石料理でリフレッシュ!
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11月24日 11月25日


皆さんの住む地に、秋はやってきましたか?
僕の住む名古屋もここ1週間ほどで一気に秋らしくなり、道路のイチョウ並木も黄色く染まりました。
考えてみれば2013年も残すところあと1ヶ月だしね。早いもんだよね。

そんな中、有給を1日取得し、この日曜日と月曜日の2日間で旅行に出掛けます。

 自宅近くのイチョウ並木

今回は、珍しく家族旅行です。実はこのシリーズ、今年で第3回。
・第1回 … 「四万温泉旅行2011(4-39)
・第2回 … 「木曽路旅行2012(4-68)
…ってな具合です。

母親の誕生日シーズンに合わせ、ちょっと親孝行でもしようかと始めたのがきっかけです。
今回は恒例の母親と妹の"ぶーちゃん"に加え、初めて弟が参加するそうです。
【日本走覇】のドライブエピソード本編に弟が登場するのは、これが初めてですな。

去年と同様、車の出発地は僕の住む名古屋の街です。
他の3人には、神奈川県から新幹線で名古屋まで来てもらいます。
10:00に名古屋駅に待ち合わせの予定。それに合わせ、僕は愛車の"浜さん"に荷物を積み込みます。
今日は快晴。天気予報だと明日はち雨になっちゃうそうだけど、その分今日をしっかり楽しもう。

北海道旅2013(4-87)」でブッ壊した愛用のミラーレス一眼のカメラも、先日修理を終えて帰ってきました。
カメラ、2ヶ月ぶりの復活です。このカメラで初めて愛車を撮ってみる。うん、いい感じ。
今回は戻ってきたこのカメラでいっぱい写真を撮りたいな。

 浜さん、準備完了

では、ボチボチ出発です。10:00に名古屋駅に行かないとなので。
エンジンをかけ…、うん、かからない。

どうした、浜さん。いきなりの事態に僕は軽くパニックです。深呼吸してもう一度キーを回そうとするも、ムリ。
何度もキュルキュル回すんだけど、エンジンがちゃんとかからない。バッテリーが上がるようなこともしていないのに。先週はちゃんとかかったのに。
じゃあバッテリーではない?車体そのものに重大な不具合?この車、ボチボチ潮時?
どうするよ、レンタカー?今から借りれる?それともこの車の不具合を治す?

数分パニックで部屋と駐車場の間をドタバタしたのちに、JAFを呼ぶことにしました。
15分でここまで来れるって。さすが名古屋、大都会。
そして副幹事の妹に連絡をする。もう名古屋駅に着くとのことです。

ウチにJAFが来て不具合を治して、それから僕が名古屋に行くとなるとみんなには1時間ほど待ってもらうことになっちゃう。
それは時間がもったいない。集合場所を変更だ。みんな、ウチに来てくれ。作戦変更。


そして約束の時間にJAFが到着。
ちょこっとチェックし、「バッテリー上がってますね」とのこと。ジャンプスタートで無事にエンジンがかかる。
バッテリーが上がるようなことをした心当たりがないことを話すと、「じゃあここ数日の寒さでバッテリーが弱っていたのでしょう」とのことです。
いやいやいや、確かに急に冷え込んできたけど、1月や2月の寒さに比べればまだまだ序の口じゃないっすか!
これじゃあ先が思いやられるよ!
でもありがとう!助かった!これで家族と旅行に行けるよ。

JAFの人が去ったと同時に、みんながウチの最寄駅に着いたとのこと。
数分待つとみんなやってきました。
はい、久しぶり。母親は「伊豆熱川温泉旅行2013-秋(5-4)」で実家に帰ったときに会ったが、弟とぶーちゃんは今年初か?

10:32 名古屋出発

 
ぶーちゃん・母・弟・YAMA

母は僕の車の車種を既に忘れていたのだが、見た目だけを弟に伝え、弟はそれがHUMMERではないかと予想していたようだ。
なるほど、正解です。4人乗り込んで予定よりおよそ30分遅れで出発。ま、このくらいなら全然許容範囲内。

今回の目的地は、岐阜県の「下呂温泉」です。
前回の「木曽路旅行2012(4-68)」のエピソード読んでの通り、去年の時点で実は「下呂温泉」も候補に挙がっていたのだ。
だけどももう12月で積雪の危険があるから、やや安全な「木曽路」にしたの。
結果「木曽路」も大寒波でヤバかったけど、もし「下呂温泉」に行っていたら100%帰れなかっただろうね。

だから「下呂温泉」は今回の企画用にずっとストックして温めておいたのだ。
僕の人生で初の「下呂温泉」です。
今回はその中でも一番高い台にあって、かつて"昭和天皇"も宿泊した老舗の旅館を予約しておきました。


10:45 名古屋高速

今回は目的地が近いので基本一般道。序盤だけ高速道路を使おうかと思います。

10:51 名古屋JCT

ここで東名高速道路に乗り、少しだけ西に向かいます。

11:07 小牧IC

ここから一般道です。国道41号で犬山市を縦断し、真っすぐ北に走って岐阜県に行こうと思います。
中央道の中津川IC経由の方法もあるけど、今日は晴れているのでこっちのルートの方がドライブして楽しいと思うんだ。
…だけどもいきなり小牧からの国道41号が渋滞です…。
まぁ時間はたっぷりある。気楽に行こう。


      
小牧での渋滞                  航空ショー

どうやら近辺で航空ショーが行われているみたいですね。
青空に戦闘機が飛行機雲でハート形を描いていました。大きすぎてカメラのフレームには収まりきれまないけど。
そのあとも何度か数機でアクロバティックな飛行をしている。
渋滞の中でも、こういうの見れるとテンション上がるね。いいもの見たわ。

犬山市辺りで渋滞解消。国道41号をスイスイ北上して岐阜県です。
岐阜県に入ると、「飛騨川」に沿って走る山間部の快適な道。
今日はドライブ日和だからね、こういうシチュエーションを狙っていたのだ。あぁ。気持ちがいいなぁ。

七宗町までやってきました。
ここは懐かしいね。2011年の東日本大震災明けの復帰ドライブ第1弾である「東海山間突破(4-12)」で訪問したね。
「日本最古の石博物館」があって、ちょっと芳ばしいテイストのシアターとか1人で見たよね。
そんな思い出話を家族に語った。
んじゃ、最初のトイレ休憩として、「日本最古の石博物館」の隣の道の駅に行こうか。


<道の駅 ロック・ガーデン ひちそう>
12:00 道の駅 ロック・ガーデン ひちそう


      
最初の休憩ポイント             日本最古の石博物館              七宗御殿

道の駅のすぐ裏は「飛騨川」。ここいらは「飛水峡」といって、この道の駅の裏手からでも雄大な渓谷美を見下ろすことができるのだよ。今回はトイレ休憩し、少し土産物コーナーを巡るだけにしてすぐ出発ね。


でも、ここの道の駅を出た直後、国道41号の「七宗橋」からは「飛水峡」を一望できるのだ。
あらかじめみんなに声を掛け、橋の上では少しスローリーに運転。そして渓谷を眺める。
渓谷、綺麗ー!秋色に染まっていて、なかなかの絶景でした。


<天心白菊の塔>
道の駅から10分少々国道を北上。左手の「飛騨川」と紅葉が綺麗なのでどこかで駐車しようかと考えていたところ、ちょうどいい駐車スペースを発見。それがここでした。

12:20 天心白菊の塔


       悲惨な事故の慰霊碑                   紅葉の渓谷

ここは1968年に起きた日本のバス事故史上最悪の「飛騨川バス転落事故」の現場です。
豪雨の夜にここを走っていた名古屋からの観光バス2台が土砂崩れに巻き込まれて「飛騨川」に転落し、107名のうち104名もの人がが亡くなったのだ。

山は深く、交通量もほとんどなくて紅葉が綺麗。
下の渓流はちょっと見づらいアングルだね。でも空気が最高においしい。


      
             渓流を見下ろす

さらに30分ほど国道41号を北上。そろそろランチにします。
ランチは、国道41号から国道256号へ1kmほど反れたところにある、飛騨金山の道の駅です。


<道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉>
12:55 道の駅 飛騨金山ぬく森の里温泉

温泉併設の道の駅です。ここの施設内の食事処でご飯にします。
ちょっと混雑していてすぐには店内に入れなかったので、受付に名前を書いてからお土産物コーナーをブラブラしたり、「下呂温泉」の情報を収集したり。
20分ちょっとで名前を呼ばれ、入店できました。


                
  道の駅の食事処                     飛騨牛焼き肉定食

飛騨牛関連のメニューが綬実しています。
僕はその中でもリーズナブルな、ひじり茸と飛騨牛の焼き肉定食をオーダー。
あんまり食べちゃうと、夕食の懐石料理がおなかに入らなくなっちゃうからね。

20分待ちくらいでメニューが登場。もう結構ハラペコになっちゃった。飛騨牛うまい。タマネギ比率が高いけど、肉うまい。
僕らが最後のピーク時の入店だったみたい。食べている頃にはもう店内は閑散とし始めていました。
時間には充分余裕があるんだけど、この時間に食べちゃうと夕食を完食できるか、一抹の不安…。

食後外に出ると、もう太陽が西に傾き始めていました。
うわー、この時期は日が短いねぇ。でも冬至まであと1ヶ月もあるというから、ビックリだねぇ。これ以上日が短くなっちゃって大丈夫なのかねぇ?

14:25 出発


<下原ダム>
国道41号をさらに北上。10分ほど走ったところで、右手に澄み渡った「飛騨川」が広がりました。
うおぉーー!絶景!!ここで景色を眺めようよ!
ちょうどいい駐車帯もあったので、浜さんを停めます。

14:35 下原ダム


                      
鏡面のような飛騨川

ここはほとんど流れも無くって、川面には対岸の紅葉がクッキリと映りこんでいるんだ。
下流方面を見るとダムの堤防があるので、それが川を堰き止めているからこんなにも穏やかに見えるのかな?

対岸には電車の線路も通っています。高山本線だね。あの線路も国道41号や「飛騨川」とずーっと並行していて、愛知県の犬山からこの先の「下呂温泉」まで、僕らと併走するのです。
あっちからの眺めも良さそうだね。まさに紅葉の中を走っているわ。


                              
高山本線と下原ダム

どうやらここいらの景色は鉄道ファンの間でもちょっと人気になっているらしいね。それもうなずける。
暫しこの絶景を堪能。天気予報によれば明日は雨だから、こういう景勝地は今日のうちに目に焼き付けておかないと。
そして記念写真を撮って、浜さんに乗り込み出発です。


       
赤く色づく                  ぶーちゃん・母・弟             ぶーちゃん・YAMA・弟

さぁ、もうすぐ「下呂温泉」だ。あと20分ってところかな?
国道41号をさらに北上していくと、道路脇には紅葉が満開。撮影している人もチラホラ。
これは「下呂温泉」付近の紅葉も期待できそうですな。どうやら温泉街で紅葉ライトアップをしているそうなので。そして本日が今年のライトアップの最終日だそうなので。これは是非見ておきたいと思うのですよ。

 
下呂温泉目指して

10数分走り、15:00ちょい前には「下呂温泉」エリアに入りました。おぉ、早い。
15:00からチェックインなので、これを目指して行こうと計画を練っていたんだ。朝一ではトラブルがあったけど、挽回して予定通りに事が運んだね。

では、チェックイン前に温泉街で2次会用のお酒やおつまみを買っておきますか。
温泉街なのでコンビニの駐車場も狭くって数台分しかないんだけど、なんとか浜さんを駐車。
そして買い出し。

では、改めて宿を目指します。「下呂温泉」の高台に聳える、「湯之島館」っていう旅館だよ。
温泉街から車で坂を上って行くと、もう両側が紅葉です。素晴らしいね。


                           
紅葉に包まれた丘へ

<「湯之島館」>

15:10 「湯之島館」

はい、到着しました。どうやら旅館の建物までは歩いてここから2・3分の距離みたい。
ここでストレートにチェックインしてもいいけど、せっかく紅葉が綺麗でまだ日も昇っているので、一瞬道を戻って紅葉を眺めて行きませんかね?そう家族に提案し、賛同をもらいました。

だってさ、チェックインしちゃったら次に外に出るときにはもう日が陰っちゃっているでしょうし。
そうすると明日は雨だから、日に当たった綺麗な紅葉を見れるチャンスがなくなっちゃうんだもん。
今しかないんです。今のうちに、この光景を目に焼き付けたいじゃないですか。


                   
まだ黄色いモミジ                              深紅の世界

山の斜面に生えているモミジは、まだ葉が黄色い。一瞬イチョウかと思っちゃった。完全に紅葉はしていないんだね。
だけどもライトアップイベントは今日で終了か。ちょっともったいない。
今年は例年よりも色付きが遅かったりしているのだろうか?

眺めているとわずか2・3分で日が落ちて、紅葉の鮮やかさがダウンしてしまった。
よかった、ギリギリでこの光景を見れたんだね。英断だったのだね。
では、また夜にライトアップを見よう。どうやらこの斜面の下あたりがライトアップしている「温泉寺」っていうところらしい。


       
木立の間からの旅館                 お屋敷のようだ

車から荷物を降ろし、数分歩いて旅館に向かいます。
やがて木立の向こうに重厚な造りのレトロな建築物が見えてくる。
すんごーい。木造っすね。「四万温泉旅行2011(4-39)」の「積善館」のような、温かみのある繊細な木造建築。僕、今回で気付いたんだけど木造建築と窓ガラスとのコラボレーションって結構好きかも。

この建物は昭和6年、つまり1931年創業で国の登録有名文化財にもなっています。
正面入口にて係りの人に誘導してもらい、僕はチェックイン手続き。他の3人は待合室でくつろいでてもらいます。


                   
囲炉裏のあるロビー

そして仲居さんに案内してもらい、僕らの部屋に移動。角部屋だね!いいね!
古めかしいけど、味わい深い。ワクワクしちゃう。

僕らが宿泊する部屋は、本館。さっきここに来るまでに木立の間から見えていた木造3階建ての建物です。
昭和6年創業時からほとんどそのままの状態で残っているんだってさ。
とても貴重な建物。だからこそ、今回は敢えて本館に宿泊するプランにしたのだよ。


       
  弟・母・ぶーちゃん                 弟・YAMA・母                窓際のスペース

仲居さんにお茶も入れてもらっちゃったので、ちょっとゆっくりしながら今後のプランを詰めましょう。
夕食は18:30からです。今は15:20です。あと3時間。

その間にまず温泉はしっかり入るとして、温泉街の散歩や紅葉のライトアップはどうしようね。
夕食を食べ終わったらきっと21:30くらいにはなるから、ちょっと外に出るのはおっくうな時間だし、ライトアップも終わってしまうかもしれない。
だとしたら、今行くしかないね。この時期であれば17:00にはほぼ真っ暗だからね。
このあと散歩して、そのうち日が暮れるから紅葉ライトアップ見て、17:00ちょいすぎに宿に戻ってきて温泉入って夕食。
はい、これでいこう。


                     
窓の外の眺め                           紅葉に色付く庭園

出発前に部屋の中をちょっと探検。
窓ガラスは昭和時代のものらしく、ほんのちょっと歪みのある独特の物。このガラス、好きなんだよね。
そんでネジ式の窓のロックを外すと、その目の前には秋色に染まった庭園が広がります。

かなりいい眺め。庭園を散歩している人もいるし、さらにその向こう側からこっちを撮影している人もいる。
あぁ、チェックイン直前の僕が木立越しに写真を撮ったのもあのあたりでしたな。

 
散歩に出掛けよう

15:50 出発

では、ボチボチ薄暗くなってきてしまうので、散歩に出掛けましょう。深紅の絨毯の廊下を抜け、玄関に行く。
玄関で僕はちょっとフロントにより、温泉街のMAPを入手しておきました。
ついでに温泉街への近道と、ライトアップのハイライトとなる「温泉寺」の詳細アプローチ方法を確認しておいた。

温泉街へは車だとクネクネ道を下って1・2kmほど距離があるんだけど、徒歩だと山の斜面を下る細い階段があるので10分ほどですぐに着いちゃいます。とは言っても、これを帰りは登るんだよね…。


<「白鷺の湯」>
16:03 「白鷺の湯」


        
洋風の外観                ビーナスの足湯         日本三名泉発祥乃地

温泉街に降りてきて最初に目に入ったのがここ。
大正時代末期から続く老舗の大衆浴場なのだそうです。傍らには"日本三名泉発祥乃地"の碑があります。
そして建物の軒下には「ビーナスの足湯」っていう無料の足湯もあります。触ってみたらちょっとぬるかった。今日のこの気温の中で浸かったら、足湯とは言え湯冷めしちゃいそうだな。


<温泉神社>
16:07 温泉神社

次は、「白鷺の湯」から数10mのところにある温泉神社にやってきました。
「下呂温泉会館」っていうビルの1階の吹き抜けスペースに神社の社と湧き出る温泉の噴水(?)。
なんだか変わったロケーションの神社です。こんな不思議な神社は初めてだ。

下呂温泉の繁栄を願って、「出羽三山」の「湯殿山神社」の分霊を祀っているそうです。
ここのお湯はとても熱い。兄弟3人でアチーアチーと言いながら触った。


    建物内の小さな神社               温泉の手水   


<チャップリン像>
温泉神社のすぐ脇、「白鷺橋」周辺が温泉街の中心地あたりなんだろうかね?
その橋のたもとに座っている"チャップリン"。宿で観光MAPをもらったときにちょっと気になっていたのでやってきました。

16:12 チャップリン像


    
チャップリン&YAMA           橋の街灯に火が灯る

なんでこんなところにチャップリンがいるのだろう?
調べてみると、「観光客が楽しく映画について語らいながら歩ける温泉街にしよう」という意図で、そのシンボルとして設置したんだとか。現に10数年前に1階だけだけど、温泉街で映画祭りってことで無料映画上映会もしたんだとか。

しかし、チャップリンさん小柄。チビのYAMAより小柄。そして悲しそうな顔して座り込み、視線は下を向いている。
おうぅ…、なんでこんな切ない像にしちゃったのだよ。思わず横に腰掛けて励ましてあげたくなるぜ。
あのさ、チャップリンさん。『もし下を向いたままならば、決して虹を見つけることはできない』なんだぜ。
今、ちょっと落ち込んでらっしゃるのかもしれないけどさ、『人生はクローズアップで見れば悲劇、ロングショットで見れば喜劇』なんだぜ。…と、そんな言葉を授けた。


<噴泉池>
16:16 噴泉池

では、「白鷺橋」を渡ります。数100mあるこの橋の下には「益田川」が流れています。
その河原にあるのが、この噴泉池っていう下呂温泉のシンボル的存在なのだよ。


                      
白鷺橋からの噴泉池

これね、立派な入浴施設。橋の上から丸見えだけれども。
眺めていると、早速1人のオジサンが入浴していたよ。あ、ちなみにここは水着の着用可だそうです。

橋から後ろを振り返ると、温泉街の背後にドーンと山が聳えています。
その中腹辺りに「湯之島館」と書かれた照明と、森の中のいくつかの建物。
あぁ、僕らはあそこから歩いて山を下ってきたんだね。こう見ると、結構距離を歩いて来たのだなぁ。


                      
湯之島館を遠望する

橋の反対側も賑わっていて、多くの土産物屋や飲食店が立ち並んでいます。
しばらく母親とお土産とか眺めていました。ここはもう飛騨エリアだから、さるぼぼだとか朴葉だとかが多いね。
間もなく外が暗くなってきたので、また「白鷺橋」を渡って反対側に戻る。

ここでね、副幹事のぶーちゃんとあらかじめ行きたいスポットを考えているのです。
それは昔ながらの射的屋さん。温泉街っぽくていいじゃないですか。
ほら、2年前の「四万温泉旅行2011(4-39)」でもスマートボールをやって、母親と盛り上がったでしょ?こういうのだったら母親でも楽しめるかなって思って探しておいたのだ。

しかしね、なんか知らないけど見つからない。結構路地裏の方まで行ったり、携帯電話で地図サイトを見ながら周辺をチェックするんだけど、どうにもわからん。


                  
 夕暮れの温泉街

<かえる神社>

16:45 かえる神社

最初に訪問した「白鷺神社」のほど近く、かえる神社にやってきました。
うーん、ここまで来ちゃったってことは、確実に射的屋さんを通り過ぎているなぁ…。

他の3人にはちょっと神社で待機しててもらい、僕1人で200mほど戻って最後にもう一度射的屋さんを探してきます。
そして絶対にここだろうという場所を見つけたのですが、看板もないし営業している気配も無し。
あれ?閉店しちゃったのかな?それとも曜日や時期限定の営業なのだろうか?
いずれにしても営業していないのであればしょうがない。みんなのところに戻ってかえる神社でも見学すっか。


          
     そこかしこにカエル                     ぶーちゃん&弟

かえる神社という名前の通り、いろんなところにカエルがいます。燈篭も照明部分がカエルのシルエットになっています。
どうやら4年ほど前にできたばかりの新しい神社。
下呂温泉の"ゲロ"から"かえる"のネーミングになったのだね。なるほど。

そして社の中にも大きな"加恵瑠(かえる)大明神"が鎮座。徹底しているわ。
とりあえずお参りはしておいたよ。


           
     加恵瑠(かえる)大明神

実は射的屋さんを案内したかったこと、そしてそのお店は営業していなかったことを母親に報告。
しゃーないね。
んじゃ、ちょうど暗くなってきたことだし、紅葉ライトアップの「温泉寺」に向かいますか。
僕らの宿泊している「湯之島館」方面に戻れば、目指す「温泉寺」だね。


         
温泉寺へ歩く                  お寺への石段

お寺に続く石段をゆっくり登って行く。他にも多くの人たちがお寺を目指している。
みんな今日の最終日のライトアップを見に来たんだね。
途中で17:00の鐘が聞こえてきた。このタイミングで紅葉ライトアップの始まりなのかな?
そして、石段の上にある温泉寺に到着です。


<温泉寺>
173段の階段を上りきったところで、息を飲みました。幻想的で心落ち着くお寺のお堂のライトアップ。
おぉぉ、すごい。予想以上にいい絵です。他の観光客の人たちもここで必ずいったん立ち止まる。

17:02 温泉寺


                        
   ライトアップされた境内

このお寺は、いわゆる"白鷺伝説"の地。全国の温泉発祥のエピソードの典型的な一例で、白鷺が発見しましたってヤツです。
昔、温泉が枯れてしまったときに1羽の白鷺が訪れて、その場所に行ってみたら温泉が湧いていたんだとか。
その後にその白鷺がとまった場所に薬師如来像が鎮座してて、それがこのお寺の歴史の始まりなんだとか。

境内には無料の足湯なんかもあるそうだけど、タオル持っていないしゆっくりしているとこのあと温泉に入る時間もなくなるので、ゆっくり境内を歩いて紅葉を眺めます。


    
 まだ紅葉はオンシーズン                        人もまばらな遊歩道

紅葉ライトアップは今日が最終日なんだよね。
日中も思ったとこだけどさ、やっぱもったいない。まだこんなにも綺麗に残っているのに。てゆーか、まだ黄色っぽくて色付きが完全なじゃないモミジもいっぱいあるのに。
でも、このタイミングで来れて良かったよ。今日は天気もいいし紅葉もジャストなタイミングだし、ライトアップもしているしで、とてもいい日だ。

ここの境内の裏手の遊歩道を登って行けば、「湯之島館」に戻れるのかな?
また一度173段の石段を下った後に再度山を登るのはシンドいですよ。
境内の裏に回り、人もまばらな遊歩道を登って行く。ここも静かで雰囲気がいいです。


              
   温泉寺の裏手から                        湯之島館が見えてきた

はい、ちゃんと「湯之島館」の前の車道に出れました。そんなに疲れることなく、山を登って宿に帰ってきました。
17:00を少し回ったばかりだというのに、辺りはもうほぼ真っ暗だよ。日が短い。


<「湯之島館」>
17:15 帰還

んじゃ、夕食の始まる18:30までの間に温泉入ろうね。速攻で支度して旅館内の温泉に向かう。
複雑な渡り廊下を歩き、おそらく山の斜面に数個建っていると思われる旅館の建物の、後方上層部方面にエレベーターで向かう。
そこに展望大浴場があります。

広々とした脱衣室、そんで内湯も外湯ももちろん広い。露天風呂も日本庭園みたくなっていたよ。
お湯は無色透明なんだけど、サラサラしてていい感じ。
しばらくダラーッと弟と共にリラックスしていました。
お昼がちょっと遅めでお腹が減るか心配だったけど、散歩と温泉のお蔭で空腹になってきたぞ。


18:20、お風呂から上がって母親とぶーちゃんと合流し、部屋に戻ってきました。
もう夕食の準備が始まっていました。夕食は懐石料理で、部屋食です。

18:30 夕食


    
刺身の盛り合わせ           しゃぶしゃぶ             からくりボックス

瓶ビールでカンパイし、宴会スタートです。
小鉢類はなんか立体的でパカッと開くからくりボックスに入って登場した。愉快な構造。

お刺身はマグロとカンパチ、飛騨牛と飛騨豚のしゃぶしゃぶもあります。うおぉ、このサシの入り方はヤバいぞ。
2食連続飛騨牛なんて、メチャ贅沢だぜ。口の中でとろけます。
他にも序盤〜中盤の料理はたくさんあるんだけど、面倒なのでここでの紹介は省略します。


       
母&ぶーちゃん               弟&YAMA              氷室登場

弟のリクエストで、飛騨高山の生酒、"氷室"をオーダー。
スッキリして辛口、料理にもとてもマッチしていてするする飲めちゃいます。おいしいね。

弟はお酒が昔から弱いし顔に出やすいのでもう真っ赤です。ヘンテコなテンションになっています。
きっと弟よりも若いであろう仲居さん心配されちゃっています。
アマゴの塩焼きも「うまいうまい」と言いながら頭から尻尾まで全部食べています。
母親やぶーちゃんが「いや、さすがに頭は残しなよ…」と言うのに、食べちゃってます。
弟は若い仲居さんに「普通全部食べますよね?」と聞き、「いや、あまり全部食べる人はいないですけど…」という苦笑いをもらっていました。仲居さん、正直者。


     
アマゴの塩焼き          サケの塩麹焼き          マツタケのお吸い物

さぁ、食事もそろそろ終盤です。どれもおいしいけど、胃が苦しくなってきましたよ。
いつも、少食な母親からのキラーパスがなかなかにキツいのです。ただし今回は弟がいるので、母からの譲渡は弟に受け流すことができてちょっとだけラク。その分ビール飲むけど。
マツタケの炊き込みご飯がすごくおいしかった。秋の味覚、すばらしい。

妹も結構赤くなってきて目がウツロです。弟はピークを越えてなぜか普通の顔色に戻っています。
僕は氷室を気に入ったので、1人でパカパカ飲んでいました。


               
終盤のテンション                   マツタケご飯と味噌汁

最後はデザート。仲居さんが運んでくる直前で、部屋の外から「ドガシャン!」と愉快なサウンドがしました。
どうやら1つ引っくり返してダメにしてしまった様子で。
僕らは明るく「ドンマイ!」って言うんだけど、「あわわわ…、料理長に怒られる…!」と青い顔をしつつ、代わりの1つを補充してくれました。
黒糖のゼリー。これはすごくおいしかった。フルーツ苦手な僕に合わせてくれた一品。素晴らしいっす。


    
 黒糖ゼリー             食後のひととき

20:20頃、食事終了。大満足。
このあとは一息ついた後に部屋で2次会をしたいと思います。
昨年の「木曽路旅行2012(4-68)」では、満腹感からゴロゴロしたらそのまま落ちてしまい、2次会の準備をしていたのにもかかわらず実行できなかったじゃないですか。
今回はそうならないようにちゃんと起きていたいと思います。夜の時間がもったいない。

布団敷きの係の人が来てくれたので布団の配置をお伝えし、素早く布団を敷く達人技にみんなで見入りました。
それから宿で入手したパンフ類を見ながら明日の計画を相談したり。
明日は午前中であればギリギリで雨が降らなそうなので、それを前提としたプランを僕が構築します。


21:15 2次会


        
 2次会やるよ            名古屋の赤味噌ラガー        ロサンゼルス土産

僕は名古屋から赤味噌ラガー持ってきました。正直僕はこれ、苦手だけどもネタとして。
先日までPVの撮影でロサンゼルスに行っていたぶーちゃんは現地のお菓子を買って来ていたんだけど、いや、これ大半は日本にもあるから。ドリトスとかチートスとか、普通にコンビニにもあったりするから。
それを知ったぶーちゃんはショックを受けていた。

そんなこんなで、もう結構出来上がった状態でギャンギャン飲みました。ずっとくだらない話をしていました。
今日は弟の誕生日なので、母が主体となってサプライズでのプレゼントを用意していたんだ。それで弟をお祝いしたりもしました。うん、今月は母親と弟、2人の誕生月。

23:00、お開き。
寝る準備をします。健康的な時間に寝れて幸せっすね。

23:40 就寝




11月24日 11月25日

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