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四国西海岸ドライブ (4-9)

2011.1.8-10
走行距離:2363km
実行人数:1名

四国の最西端と最南端を巡るシーサイドドライブ!行き当たりばったりの車中泊で駆け抜けます!

しまなみ海道を走る

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特に大きな目的は無いんだけど、この3連休で四国まで走ることにしました。
前日まで瀬戸内海一周とどっちにしようか迷っていたんだけど、「佐田岬」をまた踏
みたいがために四国ドライブとしました。

四国は山間部の狭路ととても魅力的なんだけど、この時期に山間部に入るのは凍
結と積雪の点からも自殺行為なので、海岸を走ることにするよ。
では、恒例の前夜発で行ってきますかね。


1.7

21:19 横浜出発

愛車の"イオ"に乗り、横浜の片田舎を出発しました。

21:45 東名高速道路 横浜町田IC

ここからは高速です。一気に四国までワープしますよ!


1.8

0:55 豊田JCT

愛知県です。伊勢湾岸自動車道に入ります。気温は0℃です。

1:25 四日市JCT

ここで東名阪自動車道。このルート、ほんの2週間ほど前にも走ったばかりだよね。
慣れた。慣れきった。

1:42 亀山JCT

新名神自動車道で紀伊半島をブチ抜いてやります。
すぐに三重県と滋賀県の県境となる、長さ4kmほどの「鈴鹿トンネル」が出現。

鈴鹿トンネル

トンネルを抜けるとそこは… ―

1:52 土山SA

雪の土山SA

― …ホントに雪国でした。

どうだい、ひねりが無いと一周回って逆に新鮮だろ?そんなことないか?
とりあえず寒いな、ここは。トイレ休憩と給油だけ済ませて出発しよう。


2:42 大津SA

ここで少し仮眠しておこうと思います。もう眠い。
イオを車中泊バージョンにし、おやすみなさい。

2:55 仮眠

大津で仮眠

5:50 起床

はい、おはよう。まだ真っ暗だね。とんでもなく寒いね。
生きる意志を再燃させるため、缶コーヒーで温まるよ。いやー、寒い。

6:05 出発


6:30 吹田JCT

大阪まで来ました。若干明るくなってきたような気もするけど、まだ夜です。
中国道に乗り換えます。まだまだ西へ行くよ。広島県まで行ってやるよ。

大阪を走る

6:55 神戸JCT

ここで山陽自動車道に入ります。晴れてきていい天気だけど、眠い。
やっぱ睡眠不足、シンドい。


7:00 淡河PA

眠いのでここで2度寝します。
車内はポカポカしていて寝たら気持ちよさそうだ。

8:10 起床

快晴の兵庫

50分ほど寝ました。うん、まぁまぁかな。これならば、今日1日走り続けられそうだ。
せっかく天気もいいことだから、頑張って四国に行こう。

8:25 出発


10:18 福山SA

兵庫県を脱出し、一気に岡山県を横断し、広島県まで来ました。
もう少し先からは「しまなみ海道」を使って瀬戸内海を渡ります。
そのためのルート確認をしました。「しまなみ海道」を北側から入るのって久しぶり
だもんな。

広島県に入りました

10:32 山陽自動車道 福山西IC

「しまなみ海道」を走るには、ここで一旦山陽道を下降りなければなりません。
ICを出て、5kmほどの松永道路っていうバイパスを走ります。


<しまなみ海道>
10:38 西瀬戸尾道IC

さぁ、ここからしまなみ海道を使って瀬戸内海を渡りますよ!
前回の「シルバーウィーク大暴走(3-73)」のときは深夜走行だったから、明るい時
間帯でのしまなみ海道の走行は久しぶりなのです。

瀬戸内海に浮かぶ9つの島に、10本の橋が架かるしまなみ海道。
橋好きとしてはたまらんね、こりゃ。

1本目:新尾道大橋

本州の陸地と「向島」を繋ぐ、「新尾道大橋」。全長は546mの斜張橋です。
写真の左側にチラッと映っているけど、すぐ左には一般国道に架かる「尾道大橋」
が平行して走っています。つまりはこの2本、双子橋なのだ。

しまなみ海道本線料金所

ここで料金所が登場します。通常時はバカ高いけれど、週末は1000円。
ありがたや。
そして「向島」を縦断し、次の「因島」との間に架かる「因島大橋」が見えてきた。
コイツはデカいよ!

全長1270m、中央支間長770m!デカいしカッコいい!
この橋、世界最長の吊り橋である「明石海峡大橋」には遥かに及ばないものの、開
通当初の1983年には日本一長い吊り橋だったんだよ。

そしてこの橋、実は上下二段構造。
この車道の下には歩行者や自転車専用のゾーンが隠されているのだ。
橋の上を走行すると、左右には瀬戸内海のパノラマが広がる。
点々と浮かぶ小島が陽光に照らされている。上空50mからの景観。素晴らしいね!

「因島」を縦断。次の島は「生口島」です!

2本目:因島大橋

3本目:生口橋

生口橋!全長790m、中央支間長490m。
1991年完成当初は世界最長の斜張橋だったんだよな!
このフォルム、たまんねー!

側経間にヘビー級のコンクリート桁を使い、そして中央経間に軽めの鋼桁を使うと
いう複合構造は、日本ではこの橋に最初に取り入れられたんだ。
この橋のの完成を成功させた技術は、次世代の世界最長の斜張橋となる「多々良
大橋」に受け継がれるのだよ。


「生口島」を突破。次は「大三島」。
その両島の架け橋となるアイツが来るよー!
ウワサの日本最長の斜張橋がやってくるよー!

4本目:多々羅大橋

広島県と愛媛県との県境、多々羅大橋!!
全長は1480m、支間長は890mだよ。

建設当時は世界一の長さの斜張橋だったけど、残念ながら2009年に中国にできた
「蘇通長江公路大橋」に世界一の座を譲ってしまいました。
今では世界では2番目、国内では最長です。

いやー、テンションが上がりっぱなしだなー。息苦しいくらいにワクワクが止まらん。
次は"伯方の塩"で有名な「伯方島」ですね。

5本目:大三島橋

「大三島」と「伯方島」を結ぶ、「大三島橋」は全長328m、支間長は297mのアーチ橋
です。細かく言うと単径間ソリッドリブ2ヒンジアーチ橋。
この形状としては東洋一の規模なんだそうだ。

そしてこの橋はしまなみ海道の計10本の橋の中でも一番最初の1979年に造られた、
記念すべき橋なのだよ。

「伯方島」の次は「見近島」と「大島」です。

6・7本目:伯方・大島大橋

「伯方・大島大橋」。上の写真の通り、見た目は一本だし呼び名も「伯方・大島大橋」
ってひとくくりにすることが多いです。
だけども厳密には「伯方橋」と「大島大橋」。この2本が一体化している橋なのです。

「伯方橋」と「大島大橋」の境目には「見近島」っていう小さな無人島があって、上の
写真の場所がちょうどその「見近島」の真上です。
橋を走っていても気付きません。だけども人間や自転車は実は橋から降りれる場所
がある、穴場的な島です。

ちなみにこの橋、日本国内の長大吊橋としては初めて鋼箱桁で作られたんです。


「大島」に入りました。これで10本の橋のうち、7本は走りました。
残るは3本。この最後の3本がメインディッシュです。
しかしここでちょっと休憩しましょう。一度しなまみ海道を降りちゃおうと思います。
「亀老山展望公園」に行くのだよ。

11:10 瀬戸内しまなみ海道 大島北IC

しばらくは国道317号に沿って南下。
島の南部まで行ったら、「亀老山展望公園」の標識に従って国道を反れます。

亀老山に登る

しばらくローカルな道路が続いた後、バリバリの上り坂が現れます。
「亀老山」は標高300mを超えますからね。そこまで一気に登るのよ。
途中、2・3台の自転車を追い抜いたよ。自転車でここ登るのか、スゲー!

途中でチラッチラッと眼下の瀬戸内海が見えます。
一瞬しまなみ海道のラストを飾る「来島海峡大橋」も見えたりする。

うおぉぉ!絶景すぎる!
しかしここはまだ山の途中、そして駐車するスペースもない。
この展望をゆっくり満喫するのは、山頂の展望公園まで取っておこう。


<亀老山展望公園>
しまなみ海道最高の絶景ポイントです。ガイドブックにもポスターにも、しまなみ海
道といえばここの写真が使われるケースが多いんじゃないでしょうか。

11:24 亀老山展望公園

亀老山の亀

YAMA&イオ

ここから数分歩道を登っていくと、展望台が見えてきます。
歩道橋はが縦横無尽に絡むような奇抜なデザインです。
一流芸術家の作品らしい。僕はその辺疎いので全く知らないけどさ。

展望台を見上げる

展望台の最上階に登り、瀬戸内海を見下ろしてみた。
しまなみ海道の残る最後の区間、来島海峡エリアを一望できた。

すっげー!!四国まで手に取るように見える!
これってまさに鳥の目線のじゃないっすか!リアルにバードビューだね。

来島海峡のパノラマ

ここから見ると穏やかそうだけど、この来島海峡って鳴門海峡や関門海峡と共に
日本三大急潮に入っているんだよな。
良く見ると確かに小島周辺の潮がうねっているのがわかります。
場合によっては渦潮も見れるそうだよ。

展望台のYAMA

ここ、すごいね。いつもは通過していただけだったけど、わざわざ立ち寄って良か
った。
一旦高速を降りたことで、改めてもう1000円払わないと四国まで行けないけど、お
金じゃない価値があったよな。

下り坂もなかなかですな。急坂の向こうに瀬戸内外を見ながら、ダイブするように
標高を下げていく。実際に走らないとこの楽しさはわからないだろうけどね。

亀老山を下る

このあとは大島南ICからまた高速に乗ろうと思うんだけど、その前のICの近くに道
の駅があるので立ち寄って行こうと思います。


<道の駅 よしうみいきいき館>
11:50 道の駅 よしうみいきいき館

小さな漁港みたいな敷地に併設して建てられている道の駅。
そして海を挟んで向こう側には、「来島海峡大橋」。
うん、この構図を見たかったんだ。橋を走っていては見られない、橋全体が見渡せ
るアングル。

道の駅からの来島海峡大橋

ここの道の駅、愛媛県の名物のじゃこ天の販売ブースがあったんだけど、まだ準
備中だってさ。小腹も減っていたし手軽だから食べたかったのに。
まぁでもこれから四国の中で食べるチャンスはたくさんあるだろうからいいか。

では、四国本土に上陸しましょうかね。
すぐ近くの大島南ICに入る。

12:06 瀬戸内しまなみ海道 大島南IC

なぜ降りたのが大島北ICで乗ったのが大島南ICかというと、それぞれ出口専用と
入口専用だからなのだよ。
この1つの島の中に、1組2つのICがあるのだ。

8本目: 来島海峡第一大橋
9本目: 来島海峡第二大橋
10本目:来島海峡第三大橋

しまなみ海道の最後を飾る、「来島海峡大橋」です。さっき「亀老山」から見下ろして
いた橋ね。
3つの橋の総称は「来島海峡大橋」なんだけど、どこでどういう風に3つに分かれて
いるかは、さっきの「亀老山」の写真を見ていただけるとわかりやすいかと思います。

この橋は世界初の3連吊り橋であり、それと同時に正解最長の3連吊り橋です。
3つ合わせた長さはなんと4105mにもなるのだよ。ビッグスケール!
そして休日ではない普段の通行量は1kmあたりの換算で233円。
日本一高いっす…。ショボーン…。

糸山展望台

四国本土に入るとすぐ、右手の丘の上に「糸山展望台」が見えます。
あぁ、懐かしい。1年半前の「シルバーウィーク大暴走(3-73)」では、僕はあそこか
らこっちを見ていたね。

12:12 今治北IC

四国本土の最初のICです。ここからは一般道でドライブをするよ。
海岸線沿いに四国の西半分を走って行こう。
県道15号を経由し、国道196号に出ました。愛媛県の県庁所在地、松山市方面に
ダラダラ走ってみようかと思います。海沿いのドライブは気持ちがいい。


<道の駅 風早の郷 風和里>
国道196号沿い、海に面した道の駅です。
日本2周目で立ち寄ったことがあったよな、ここ。久々だ。
そしてここいらが日本2周目で最後に残った日本本土の海岸線だったな。

12:48 道の駅 風早の郷 風和里

伊予北条の道の駅

食事処も併設

道の駅の敷地内には「花へんろ」っていう食事処がある。
空腹なのでここでご飯を食べていこうかな。
外ののぼりには、郷土料理の"ぼっかけ丼"っていうのがあるんだ。
どんなのだろう。オーダーしてみた。 

郷土料理ぼっかけ丼

えっとね、けんちん汁。
ちょっと甘めのけんちん汁をご飯にぶっかけたような感じの丼です。
野菜中心ですごくヘルシーそうな丼ですな。

ぼっかけって、神戸地区にも同じ名前の料理あるよね。むしろきっとそっちの方が
有名だよね。牛スジとコンニャクを煮込んだヤツ。
同じ名前の料理が愛媛にもあったんだー、初めて知った。


久々に空腹が満たされて満足しながら引き続き国道196号を南下。
20kmほど走ると松山市の中心地に突入しました。
ここから内陸部に5kmほど入ると「道後温泉」があるんだよな。「道後温泉本館」の
建物はデザインが結構好き。

別に今回改めて見てみたい気分でもなかったけど、他にこの付近で刊行したいス
ポットもなかったので、無難に観光できるという意味で「道後温泉」に向かうことにし
ました。

いつもは「道後温泉本館」の横の有料駐車場に停めているんだけど、期間限定で
無料駐車スペースが解放されているとか。
当然貧乏な僕は無料という言葉に惹かれるんだけど、看板に従って進んで行った
らかなり奥の方まで行っちまったよ。
「松山ユースホステル」のもっと奥の方まで行っちまった。


<道後温泉>

これ、「道後温泉本館」まで歩いて10分以上かかるんじゃなかろうか。
まぁいいけど。急いでいないし。
イオを無料駐車場に停めて坂を下り、まずは道後温泉駅方面に歩きます。

14:02 道後温泉

道後温泉駅

坊ちゃん列車

駅舎は明治洋風建築。当時のデザインのまま復元してあり、現在も使われていま
す。タイミングが良ければ"坊ちゃん列車"っていう身にSLも見れます。
前回は僕も駅のホームで見れたよね。

駅の外には坊っちゃん列車が展示されていました。
あれ?これは以前もあったっけ?
まだ街中を現役で走っている車両もあるよね?引退しちゃってたら寂しいぞ。


<放生園>
道後温泉駅の前にある広場です。無料の足湯があったりします。
この時期は寒いか見かけないけど、温かい時期には足湯は結構人気だよ。

このからくり時計が放生園のシンボル。
今は静かだけど、時間になるとからくりが動きだし、それを見る人で周辺はにぎわ
います。
そのときのビックリからくりは、「シルバーウィーク大暴走(3-73)」をご参照あれ。


<「道後温泉本館」>
駅前のアーケード商店街を潜り抜け、道後温泉のシンボルである本館前にやって
きました。
道後温泉は日本最古の温泉で3000年以上前からあるのだ。
"聖徳太子"も温泉に入った記録が残っているんだってさ。

この本館は明治偉時代に建てられていて、ジブリ映画の「千と千尋の神隠し」の湯
屋のモデルの1つにもなっています。建物の周りを一周歩いてみますね。

放生園とからくり時計

本館の正面

ちなみに今回も入らないけど、中は普通に立ち寄り湯ができます。
それなりの風情がある内部です。
いくつかプランがあって、一番高いのだと全部のお風呂に入れるし、個室休憩室と
茶菓子が出るんだ。
僕も日本2周目の終盤ではそのプランでここでまったりくつろぎました。

趣のある外灯

本館の近くには、「坊ちゃん」の登場人物のオブジェが勢ぞろいしている記念撮影
用のベンチがあった。
あ、いいね、あれ。以前にはあったっけ?気付かなかっただけかな?

坊ちゃんメンバー勢ぞろい

ぼちぼち駐車場に戻ろうかなー。
行きと違う道を辿りながら帰りたいなって思ったら、なんかハードそうな道を発見し
てしまいました。
どうやら「伊佐爾波神社」へと続く参道みたいです。

天空への石段

ウオッホ!この階段は痩せますなー。でも登っちゃうましょうか。
前回はこの道、発見したんだけどこの急勾配に心が折れて見なかったことにしま
した。だから前回のエピソードにはこの神社は全く登場しなかったりしてます。


<伊佐爾波神社>
はい、階段の上までやってきました。思ったよりかはラクでした。
まだまだ若い者には負けませんよ、フフフ。

湯築城の鎮守神

新しそうだし綺麗ですね。青空に映える朱色ですな。

どうやら日本三大八幡造りってことをアピールしているみたい。
日本三大八幡造りって、初めて聞いたよ。あとの2つは京都の「石清水八幡」と大分
の「宇佐八幡」らしいけど、その2つで八幡造りっていうキーワードも聞いたことない
ぞ。まぁでもすごいらしいことはなんとなく理解しておく。


さらに歩いて駐車場に戻り、イオに乗り込んで出発します。
次は「松山城」にでも行きましょうかね。「湯築城跡」の展望台から遠くに見たことが
あるだけで、間近には行ったことがないもんな。

神社&YAMA

新旧路面電車

あ、現役の坊っちゃん列車を発見!かっこいいなー!
でも、毎度思うけど路面電車と一緒に走るのっって、すごく走りづらい。
信号も良くわからん。

とりあえず「松山城」の近くまでやってきたんだけど、城のある山の上までは一筋
縄では行けないみたいなのね。
ロープウェイに乗っていくの?ロープウェイ乗り場なら見つけた。

しかし野郎1人でロープウェイ乗ってても虚しさが募るだけじゃないですか。
こちとらせっかく車なんですから車で城に行きたいよ。
しかし車で行けるのか、それとも行けないのか、道はごちゃごちゃしているし観光
客でゴッタ返しているしちょっと停車することもできないから城を見上げることもで
きないし。

なんなんだ、これ。道後あたりから遠望していたほうがよかったかね?
近付いたらただただパニック起こしているだけですわ。
そりゃ「四国大暴走(2-16)」の"タモリ"も「松山城」に行きつけなかったワケだわ。

加藤義明公

すみません、僕にはこれが精いっぱいです。
山のふもとにあった「松山城」の初代藩主、"加藤義明"の騎馬像です。
車の中から一瞬の停車時間を狙って撮影しました。

はい、じゃあこれで松山の街とはさよならです。
国道56号で南下し、海沿いの国道378号に乗るよ。通称「夕やけこやけライン」ね。

伊予の海を見ながら

時刻は15:30を回っています。あと1時間半もしたら真っ暗なんだよな、これ。
冬の1日は短いぜ。どうしよう。何しよう。とりあえず海沿い走り続けるか。
四国最西端の「佐田岬」に日没までに間に合うか微妙なので、早めに諦めておくの
がコツですかね?


<道の駅 ふたみ>
15:38 道の駅 ふたみ

「夕やけこやけライン」の海沿いにある道の駅です。
真っ青な空と海。ちょっと寒いけど気持ちがいいなー。

どうやら15:00まで初春水仙花祭り」っていうのが行われていたらしい。
模擬店が出ていて、じゃこ天とかのご当地グルメも安く販売されていたらしい。
あぁ、こりゃ残念ですな。

背後は砂浜

祭の後

祭りの模擬店は閉まってしまったが、道の駅本来の売店ブースが施設内にある。
ここでもメニューにじゃこ天があるので「ください」って言ってみたら、今日はもう品切
れなんだってさ。
なにこれ?今日は僕、じゃこ天に嫌われまくっているんですけど?

あとは館内にある「夕日のミュージアム」をちょっと見て回った。
ここ双海町のキャッチフレーズは"沈む夕日が立ち止まる町"。
夕日の美しい町として有名なのだ。

さらについでに土産物を購入。忘れないうちに早めに買っておかないと、年末の「
良・平城遷都1300年記念旅行(4-7)
」のときのような失敗をしかねない。
お土産はいつものように適当に2分で選んだ。

夕やけこやけライン

長浜大橋

伊予長浜では、車窓からチラリと「長浜大橋」が見えた。
あれは2009年に近代化産業遺産に認定されたばかりの、国内に現存する最古の
道路開閉橋。今も毎週日曜に開閉するよ。

また、ここは肱川あらしっていう自然現象でも有名。
この寒い時期だけに見える、川を霧が這い上がっていく現象。僕も見れたらいいな
って思っていたけど、あれはきっと朝だけのイベントだよね?
今の川面は綺麗なもんです。

佐田岬半島に日が傾く

いよいよ見えてきましたよ、四国最西端の「佐田岬」を有する、佐田岬半島!
ちなみにこの半島、日本一細長い半島です。
根元から先端までは40kmあります。ま、まだ根元までも程遠いけど。

見えた以上は今日中にあそこの先端まで行ってやりたいけど、メッチャ急いだとし
ても夕日にギリギリで間に合わないだろう。
何せ終盤は山道みたいな遊歩道を歩き続けないといけないからな。

無理して行ったら、きっと「西日本一周旅(3-27)」のときの二の舞になるであろう。
あのとき失敗したから今回ちゃんとリベンジしたいのに、また同じミスをしたら笑う
に笑えない。
今日は「佐田岬」の先端まで行くのは避けるべきと見たよ、オトナの対応。


じゃあ「佐田岬」は明日の朝に行くとして、今日はこれからどうするの?
うん、じゃあここいらで夕日を拝むわ。

国道378号で一旦佐田岬半島の根元を縦断。半島の北から南に移動しました。
西に海が見える立地を探していくと、県道249号に迷い込む。
なかなかの狭さとカーブですな。
しばらくクネクネしていたら、「八幡浜港」に出ました。


<八幡浜港>
16:48 八幡浜港

港の夕陽

微調整を加えながら慎重に場所を選び、結果ここで日没を見ることにしました。
"八幡浜港"って書いたけど、フェリーとか乗る場所よりも2・3kmほど外側。
小長早っていうバス停のある場所の近くです。
防波堤と数人の釣り人しかいない、とても静かな場所です。

ここで夕日を見たりツーリングマップルでこのあとのお風呂&車中泊計画を練った
りしながら日が沈むのを待ちました。

そして17:15、いよいよ最高の日没が迫ってきたぜ!
空が真っ赤だー!
冬の落陽ってなんか心にジーンと来るんだよな。切な美しい。

沖の小島に日が落ちる

ちょうど、視界の右手から一隻の小さい漁船が動き出した。
おぉ、この20分間で全く港に動きがなかったのに、いいタイミングで船が動いたよ。
これはうまくいけばいいショットを狙えるかもよ。

カメラを構える。
漁船、急げー!早くしないと太陽が沈んじゃう!
だけどもちょっとくらい沈んだ方がいい絵になるしー。でも船、急げー!
数秒しかない一瞬のチャンスを狙い、それなりに満足のいく写真が撮れました。

漁船と落陽

17:20、日没。
冬至を過ぎて20日近く立ったし西日本っていうのもあるけど、結構日が伸びたね。
17:00には真っ暗になることを想定していたからさ、少し意外。


では、このあとのスケジュールは風呂とメシと酒と車中泊です。やることいっぱい。
まずはお風呂に入るよ。
この近くだと、ひと山越えて内陸の大洲に入ったところにある「ゆう湯さがの」があ
る。
そこでもいいんだけど、「さがの」は過去2回入ったことがあるから、もっと先の大洲
の中心地にある「臥龍の湯」にでもしようかなー。

国道197号を走り、「夜昼トンネル」を越えてスイッと大洲に入りました。
「ゆう湯さがの」が右手に見えた。
もういいや、入っちゃえ。思い返せば僕、別にお風呂にこだわりはないんだった。
過去2回来てるからなんだ。3回目、入ればよかろう。


<「ゆう湯さがの」>
というワケで3回目の訪問です。
ちなみに1回目は2004年の「四国大暴走(2-16)」で、2回目は2007年の「西日本
一周旅(3-27)
」ですな。

17:45 「ゆう湯さがの」

表側はレストラン嵯峨野

国道に面しているのは「レストラン 嵯峨野」でね、その裏に隠れるように建ってる。
初めてだとちょっとわかりづらいかな?
半額デーの日が結構あって今までは半額の340円で入れていたんだけど、今回は
通常料金の680円。若干イタタ。


風呂から出たら、次は夕食ですね。
「レストラン 嵯峨野」を外からチラッと覗いてみるんだけど、うん、まぁ普通かな。
ちょっと昔のファミレスといった感じで、特筆できるものはなさそうだ。
ちょっとネットで調べてみると、さっき夕日を見ていた八幡浜の名物はちゃんぽんら
しい。
ふーん。じゃあちょっと八幡浜に戻ってみましょうかね?


そんなわけで国道197号をまた戻って八幡浜にやってきました。
テキトーにグルグル走ってみたけど、なんか真っ暗。コンビニを2軒くらい見つける
のがやっとで、ちゃんぽんはおろか普通の食事処さえ見つからん。

ちなみに車を停めてアーケードの商店街の中に入ったら、いくつかあったけど、そ
れは料亭ね。さすがに1人で料亭は入れないわな。
別にご飯にこだわる必要はないか。明日に期待しよう。
近くのコンビニに入り、コンビニ弁当を食べました。ついでに酒も買っておいた。

19:05 八幡浜のコンビニで夕食


では、今日の寝床に向かいますか!
明日は四国最西端の「佐田岬」に朝一で行きたいので、これから西へと向くぞ。
国道197号を、さっきの大洲とは逆方向の西側に走れば佐田岬半島に入ります。
この道は通称「佐田岬メロディーライン」という快走路なんだよ。

10kmほど走ると道の駅があるので、今日はここまでの走行とします。


<道の駅 伊方きらら館>
19:45 道の駅 伊方きらら館

3度目の訪問
真っ暗闇

この道の駅、とてつもなく真っ暗です。何も見えない。
そして車も他にはキャンピングカー1台しかいない。あと、風が強くてとても寒い。
凍えながらイオを車中泊スタイルに変更し、ベッドを作りました。

じゃ、お楽しみの1人飲み会としますか!
さっきコンビニで買ったビールとおつまみで飲み会を開始。
あー、酔うね。今日はかなり走ったからなぁ。普段の3倍酔う。

車内でビール

空を見上げると、真っ暗な夜空に星が瞬いていた。
この周辺は人家もないから星が綺麗だね。星を見ながら飲む酒はうまい。
ほどよく酔ってそのまま寝ます。

21:20 就寝


…この日の走行距離:983km

―― 本日の走行