―― 本日の走行

9/22 増毛の章:陸の孤島と廃炭鉱
走行距離:354km  支出:\14,484


<「吉里吉里」>
7:00 起床

おはよう。北海道に上陸して9日目です。
北海道にいられるのも、残すところ今日と明日の2日間だけになってしまいました。

だけども、毎日が充実しているのでとても満足しているよ。
それと同時に、そろそろ僕も現実世界に変える時期だと思い始めているよ。
もうね、昨日の宴会でも「台風の日は…」とか話しても誰にも通じないんだ。
みんなそれよりも後に北海道に入ってきているから。僕、かなり長居しちゃっている
人種です。

ダラダラ居座り続けないで、サクッと目的を発生して少し物足りないくらいの感じで
北海道を離れたい。
それが今後も何度も北海道に行きたくなるための秘訣だと思っている。

ぶっちゃけ延長して明後日まで北海道にいてもいいんだけど、もうそんなに頑張ら
ないようにしようと思う。
ただ、やるべきことはやる。まだ道内に走りたい海岸線が残っているんだ。

9/20 斜里の章:裏摩周とサンゴ草
9/21 稚内の章:直線道路と最果て
9/22 増毛の章:陸の孤島と廃炭鉱
9/23 十勝の章:秋の山脈と噴火湾
9/24 エピローグ:帰路と旅の終焉
9/28 後日譚:移りゆく季節と時代
9/13・14 プロローグ:船旅と苫小牧
9/15 襟裳の章:濃霧と迫り来る嵐
9/16 釧路の章:巨大湿原と暴風雨
9/17 根室の章:秘境岬と北方領土
9/18 知床の章:最北東端と湖巡り
9/19 弟子屈の章:大草原と地平線

―― 前日までの走行

走行距離:354km  支出:\14,484
9/20 斜里の章:裏摩周とサンゴ草
9/21 稚内の章:直線道路と最果て
9/22 増毛の章:陸の孤島と廃炭鉱
9/23 十勝の章:秋の山脈と噴火湾
9/24 エピローグ:帰路と旅の終焉
9/28 後日譚:移りゆく季節と時代
9/13・14 プロローグ:船旅と苫小牧
9/15 襟裳の章:濃霧と迫り来る嵐
9/16 釧路の章:巨大湿原と暴風雨
9/17 根室の章:秘境岬と北方領土
9/18 知床の章:最北東端と湖巡り
9/19 弟子屈の章:大草原と地平線











―― 2013年のおおまかな
      海岸線走行状況

―― 2012年の走行

上の図を見ていただければと思います。
もともと日本4周目は去年の「北海道旅2012(4-62)」と今回の2回を予定しており、
この2回で北海道の海岸線を大体回りきることを予定していました。
そして去年は北海道の西半分・そして今年は東半分にしようかと思っていました。

ここで想定外のハプニング発生なのですが、昨年の僕の走りがワンパクすぎて、北
海道西半分にも走り残した海岸線がモリモリ残留しているのです。

特に困るのは
紫色の部分でして、ここだけのために函館まで行くなんてちょっと非
現実的。そんなことやったら、結果去年特に走らなくても、今年だけで北海道の海
岸線を網羅できちゃうくらい走りまわる結果となってしまいます。

本当は紫色の部分も去年走りたかったんだけど、「日本一参拝が困難な神社の攻
略」の称号と引き換えに、大きな宿題を残してしまいましたね…。

はい、そんでどうするかというと、これも上の地図を見ての通りなのですが、紫色
日本4周目では捨てます。
代わりにまだ日本4周目で走り切れていない、白枠の部分は頑張って今日・明日で
走ります。

白枠だったら誰が見ても2日間で走れると判断するでしょう。
だけど、もし僕が「でも今日の宿が上富良野なんですよね…」と言ったらどうでしょう。
途端に「アホか」って感じの視線をいただくでしょう。
うん、でも頑張る。

7:30 朝食

パンとオムレツ

居心地のいい空間

今日は結構晴れそうな気配ですな。朝日の射し込む食堂で、みんなで朝ご飯。
トルティージャ的なオムレツがおいしい。
食後のコーヒーもいい感じにくつろげる。気分のいい朝だな。

車旅をしているおじさんと、女性ライダーが数年前に北海道で出会ったことがある
と発覚していた。こういう出会いがあるのも、こういう宿ならではですよね。
うらやましいね。僕も過去に出会った人に再会したいものだね。

「焼尻島」や「天売島」に行く船の1便が8:00ちょっと過ぎだそうで、まずは女子大
生が一足先にチェックアウトし、オーナーのおじさんの車で数分のところにある港
へと向かう。


では、僕も支度を始めますか。今日も、昨日ほどではないにしても結構走る日。
気合いを入れていかねばなりません。
オーナーのおばさんに、受付でお会計。昨日のビール代込みでお支払いします。
(1泊2食 \7200)

南は晴れている

晴れと曇りの混在

そしてみんな庭に出てそれぞれ出発荷物の積み込みです。
バイクの人たち、かっこいいね。荷物のパッキングとかしていると、目が一気に旅人
に変わるね。

空は南側がスッキリ晴れている。北側はかなり濃い雲が覆っている。
僕は南なのでラッキーだ。チャリダーさんは今日稚内まで行くのに、大丈夫かな?
予報では雨は降らないみたいだけど…。

戦闘準備のライダーたち

チャリダーさん&女性ライダーさん

準備のできた人から、「ライダーズ名鑑」・「トリッパーズ名鑑」用の写真を撮影して
旅立っていく。
これでみんなバラバラだけど、いつの日かここでアルバムを見れば、お酒を飲んで
楽しく過ごした昨日の思い出がよみがえるよね!

まずは東北から来た車旅の人が、北に旅立つ。
そしてチャリダーさんも大きく手を振りながら、北に向かって自転車をこぎ出す。
それをみんなで見送る。お気をつけて!良い旅を!

さぁ、次は僕の番だ。
写真撮影用に愛車のイオを庭の前まで前進させる。
オーナーのおじさんに「おいおい、YAMA君の車はずいぶん汚れているな」って言わ
れちゃった。

だってー!毎日ダートを走っていたんだもん!好きで汚したんじゃないよ!
汚れが目立たないように撮ってって言ったんだけど、「じゃあ旅の汚れをアピールす
る構図で撮ってやる!」って言われちった。まぁそれはそれでいいや。
そして2006年のときと同様に、オーナーさんご夫妻とも一緒に記念撮影。

オーナーさんご夫妻と

女性ライダーさんがイオに貼ってある【日本走覇】のステッカーを見て、「それは目
標?」って聞いてきた。
うん、目標でもあり、半分達成しつつもあり、僕のサイト名でもあり…。
実はもう日本4周目の最後の旅なんだよね。そう言ったら驚かれた。

そんでこの車も、この旅が終わればお別れ。つまり、まともに一緒にドライブを出来
るのは、もう今日と明日の2日間だけなのですよ。
あ、ヤベッ、自分で説明しててセンチな気分になって来ちゃった。

では、僕は出発します。女性ライダーさんとは今日のコースが重なるから、どこか
で会えるといいね!
僕、出発早くてもいろんなでダラダラしているから、きっと追い抜かれるよ。
そう言ってイオに乗り込み、みんなに手を振って出発します。

8:40 チェックアウト


「吉里吉里」を出たら海沿いの国道232号の南下を始める。
すぐに右手に「焼尻島」・「天売島」が見えたので車を停めてみた。

焼尻・天売

キミも、良い旅を

どちらも1周12qのとても小さな島。「天売島」のほうは絶滅間近のオロロン鳥が生
息する、海鳥の楽園なのだそうだ。行ったことないから知らないけど。

ずーっと遠くには、島へと向かう船が見える。
あぁ、横浜出身の女の子が乗っている船だね。島旅、楽しんでね!

僕の向かう先は晴れ

<道の駅 風Wとままえ>
海沿いの国道232号にある道の駅。いつも思うんだけど、"ふわっと とままえ"は初
見では絶対読めないね。

8:51 道の駅 風Wとままえ

羽幌の町からほんの10分ほどで到着です。数qしか離れていないから。
羽幌にある「道の駅 ほっと・はぼろ」からの距離も8q程。
スイスイ走れる北海道で、2つの道の駅同士の距離がここまで近いのは、他にない
んじゃないかな。

暗雲を背負って

まだここいらは空が暗いね。とりあえず写真だけ撮り、トイレを借りて再出発。
青空目指して走ります。


「上平グリーンヒル ウィンドファーム」の風力発電プロペラを眺めながら日本海沿
いを南下し、小平の町に入る。
ここでコンビニを発見したので立ち寄り、ドリンクを補充しておきます。
(食費 \179)

日本海を走行中

遠く、海の向こうに見えている陸地は増毛かなぁ。
地理的にはあんまり鋭角に飛び出しているエリアではないんだけど、肉眼で見ると
すごい尖がっているみたいだね。この後あそこに行くよ。


<道の駅 おびら鰊番屋>
9:23 道の駅 おびら鰊番屋

道の駅の施設のすぐ横には、昔の鰊番屋が建っています。
北海道の日本海側って昔はニシン漁がすごい盛んでね、いろんなところに漁のた
めの施設兼豪邸の鰊番屋が建てられたんだ。

旧花田家番屋

内部の見学は有料です。そこまで興味があるわけではないので、ここでは外観の
写真を撮るだけに留めておきましょう。


留萌の少し手前辺りでガソリンを給油しておきます。
そしてタイヤの空気圧も確認に、正常値にセット。少し空気が巣少なくになってきた
ような印象だったので。最後まで安全運転で行きたいからね。
(ガソリン \5620)

留萌の町に入りました。ここの町の中心地からわずかに外れた留萌港近辺には、「
黄金岬」っていうとても小さな岬があります。
標識が出ているので今まで気にはなっていたけど、行ったことのない岬。
この機会にアプローチしてみます。

こっちかなーと思う方向に進んでいると、デザイン灯台「「波涛の女」」の標識が出
ている。そっちでいんですかね?
示されるままに進んでいくと、なんか港だか岸壁工事だかの、ガチャガチャして資
材だらけのエリアに突っ込みました。でも構わず進む。


<黄金岬>
10:00 黄金岬

デザイン灯台「「波涛の女」の前に到着。最初に到着したここは、実は一般的に言
われる黄金岬の先端ではないんだけど、岬の灯台だから一応"黄金岬"に含めて
ご紹介します。

波涛の女

灯台というより、街灯を掲げた女性の像ですな。まぁどっちでもいいけど。

こんなアングルの写真にした理由は、青空が綺麗に広がったというのもあるけれど
も、地上の様子がビミョーだったから。
埋め立てられた小さな埠頭の先端付近で周囲は工事現場だらけ、そして釣り人が
たくさん。観光客が来るような雰囲気とは、ちょっと違うね。

僕がイオに乗って突っ込んで来たときも、「あの車は何ぞや」・「あの人は何を釣りに
来たのかな?」みたいな視線をいただいちゃいました。
かといって、「女性の銅像を舐めるようにジロジロ見た後写真を撮るために来たので
す」と声に出すのもどうかと思うので。

では、改めて岬の先端と思われる方向を目指してみようか。再度イオに乗りこむ。
しかし海に面した岬の先端部分は、今日この後行われるマラソンだかなんだかで通
行止めになっていた。
うわっ、これはしょうがない。だけども岬を眺める丘が背後にある。
そこに登ってみよう。

岬の展望施設
黄金岬&YAMA

よく晴れてきたねぇ。もうほとんど雲もないや。
ここ留萌の丘は、昔ニシンの群れを監視していた場所。大きな群れが来たときに
は、それが夕日で輝いて黄金のように見えたのだそうだ。
それがこの岬の名前の由来。なんともステキな話じゃないですか。


次は増毛の町です。このまま国道231号を海沿いに駆け下りておきます。
そして、町の中心地に近付いたところで国道を反れて駅方面に下る。
なつかしい増毛の街並みが見えてきましたよ。

伝統ある増毛の街並み
「ぼちぼちいこか増毛館」

"増毛"は"ぞうもう"ではないよ、"ましけ"だよ。
ニシンが多く集まってきて、そのニシンを食べにカモメもたくさんきた場所。
"カモメが集まる場所"をアイヌ語で言うと"マシュケ"。これが町の由来です。

増毛駅前に車を停め、そして少し周囲を散歩してみる。
昭和初期の建築物が多いのが、この町の特徴です。ニシン時代に栄華を極め、そ
れらの貨物利用の去年となったので、その時代の名残だね。

駅にほど近い「ぼちぼちいこか増毛館」は、日本3周目ラストの「北海道旅2010(3-
94)
」で僕が宿泊したとほ宿の1つ。
昭和初期に建てられた増毛駅前の旅館をリフォームしたとほ宿です。
その歴史ある建物は、北海道遺産にも指定されているのです。


10:34 増毛駅

「ぼちぼちいこか増毛館」のオーナーの"一休さん"が以前増毛の町の解説をして
くれたんだ。
「増毛駅は鉄道の終点。鉄道マニアの人はここで切れた線路を見て感慨に浸るそ
うだ。」とか、「増毛の灯台は駅の上の方にあって珍しい立地なんだよ。」とか言っ
ていた。
説明されてから3年遅れだけど、それらを見ていこう。

終着駅

どうやら1981年の「駅 STATION」っていう"高倉健さん"主演の映画の無頼になった
ことで有名らしいけど、その映画知らんわ。
留萌本線の終着駅で、駅の前で線路はプッツリと切れて終わっています。
駅舎の内部の写真は撮らなかったんだけど、非常に昭和レトロな感じ。
併設の食堂とか、改札口がいい味を出していました。

次はここから200mほどの「増毛灯台」に行きます。
歩いて行ける距離だけども、車で行ってみようかね。イオに乗り込む。
しかし灯台直前は激坂で、しかも道が細かったよ。

道幅はギリギリ

<増毛灯台>
10:44 増毛灯台

狭い道を登った先の、木立に背後を囲まれた小さな空き地に建つ灯台。
ここからは増毛港、そして留萌方面の海岸線を見ることができます。

増毛の港
町を見下ろす灯台

ここでは散歩をしていた地元のおじいさんと知り合いました。
苫小牧から上陸し、北海道を反時計回りに旅していること、函館方面には行かな
いのでもうすぐ旅も終わりだということを話す。

おじいさんは増毛の地理の話をしてくれたり、ここから見える景色について解説し
てくれたりする。
肉眼で苫前・小平・留萌の風力発電プロペラが見えるんだね。全部今日、ここに車
でに横眼で見ながら通過してきたスポットだ。

さらに気象条件が良ければここから「利尻富士」まで見えるんだそうだ。
すごっ!
だけども今日みたいに単純に晴れていれば見えるわけでもないらしい。
北部の海岸線はどんなに晴れても霞んでしまうことが多く、見えることは滅多にな
いそうだ。

おじいさんとは20分近くおしゃべりした後、「気を付けて楽しんでね」と手を振って見
送ってもらいました。


ここからの海沿い231号は、比較的最近まで陸の孤島の代名詞となっていた区間。
標高1491mの「暑寒別岳」の山麓がそのままドカーンと日本海まで続いているので、
海ギリギリまで断崖絶壁。そんな区間が25kmも続きます。
そのワイルドっぷりは、"西の知床"という異名もあるほど。

増毛のすぐ南から雄冬エリアを越えて浜益の町までの25kmはもうトンネルだらけな
のです。
「雄冬岬」まではそんな感じで大きな見どころもないので、淡々と走りましょう。

雄冬岬の展望台へ

トンネルがわずかに途切れたところにある「雄冬岬」。
ここを楽しむのであれば「雄冬岬展望台」に登るのが一番だと思います。
国道から背後の山へとグングン登っていきます。なかなかの斜度だな、これ。
しかし天気は最高。
今まで雄冬地区で晴れたことは無かったので、この後の景色が楽しみです。


<雄冬岬展望台>
3年振りの訪問です。陸の孤島、雄冬を見下ろす山の中の展望台です。

11:18 雄冬岬展望台

円型の展望台

数分階段を上り、遊歩道を歩き、見えてきた展望台。おぉ、景色最高だな。
今日ここに来れて良かったな。

ここ雄冬岬は先日の「落石岬」と共に、北海道三大秘岬の1つに数えられる。
今でこそアプローチは容易だが、昔はこの国道自体繋がっていなかったからね。

かつては雄冬への陸路は無くて、船での行き来のみだったそうだ。
道路ができた後も、北側の増毛に夏季に行き来できるだけで、南のサッポロ側は険
しすぎてなかなか開通できなくて。
しかも電話工事が行われたのも北海道内で一番遅くて1978年のこと。

ようやくまともに札幌方面への道ができたのは、1984年なんだそうだ。
とはいっても冬はやっぱり雪で埋もれて船に頼るしかなくって、通年で国道が利用
できるようになったのは1992年。
一般人がフラッと来て気軽に観光できるようになったのは、ここ20年ほどの話なの
だろうね。

かつての陸の孤島

<白銀の滝>
「雄冬岬展望台」から酷道231号に戻り、少し南下したところにある国道沿いの滝で
す。ここに立ち寄るのは日本2周目以来だな。

11:32 白銀の滝

長いトンネルのすぐ手前にある、落差30mの滝。すんごい逆光。
トンネルが多くちょっと冗長なここいらのエリアにおいて、清涼感をもたらしてくれる
貴重な存在かも。たくさんの人が足を止めて見入っていました。

暑寒連峰を流れ落ちる水流
車内は猛暑

では、浜益までの陸の孤島後半部分を走ります。
ここからは石狩市になります。
天気は最高で、車内は窓全開でもあんまり風が入らずに相当に暑いです。
9月も下旬となった北海道で、エアコンをつけるのもなんだか悔しいしね…。

たぶん浜益くらいから、かなり前方にずっと遅い車がいます。
制限速度60kmの道で、ずっと30〜40km。北海道のように信号も無く幅も広い快走
路でこの速度は、相当に遅く感じます。
スピードが出ないと車内に風も入らず、余計車内は不快になってしまう。

もう前も後ろも長い渋滞が出来ています。
僕も安全運転派でそんんあい飛ばすことは無いんだけども、これはちょっとウンザ
リ気味。
そんでこういうときに限ってちょっと車を停められそうなコンビニだとか眺めのいいス
ポットがないのが不思議っすね。

30kmほどノロノロ走って厚田の町まで来たとき、国道沿いに休憩施設があるのを発
見しました。
かなり車が混み合っているが、駐車できるスペースは少し空いていそう。
よしっ、ここに入ろう。


<あいロード 夕日の丘>
12:25 あいロード 夕日の丘
浜益へ…
海岸の休憩施設
日本海の展望

いやー、外はやっぱり清々しいねー!気持ちいいねー!
適度に風が吹いていて、暑苦しい車内とは打って変わって快適。リフレッシュー!

とりあえずトイレを借り、外でしばらく海を眺めていると、渋滞は解消した。
やっぱり遅い車のせいで一時的に詰まってしまっていたのだな。
もう交通量はほぼ皆無になっているわ。

ボチボチ出発してもいいのだが、渋滞区間に追いついちゃうのもイヤだし、幸いこ
この施設には食堂もある。もう昼どきだし、食べれるときに食べておくのが賢いか
もしれないな。

店内は土産物コーナーと食堂コーナーが一緒になっていて、しかも観光客多数。
もうゴチャゴチャです。
だけども外のテーブルとベンチは空いている。気持ちのいい天気だからソ外で食べ
たいな。

お外でニシンそば

ここいらはニシン街道ですからね、オーダーしたのはニシンそば。
ニシンって独特のクセがあって好き嫌いが分かれるけど、僕は好きだよ。
外で食べるの、気持ちいいー!
(食費 \580)


食後、渋滞が解消した海沿いの国道をスイスイ南下。
でもかなり札幌が接近してきたので、「石狩川」あたりからは混雑気味です。
都市部が苦手な僕は早々にウンザリし始めた。
だけども去年の走行ルートと海岸線を繋げないと…。あとちょっとの辛抱だ…。
頑張れ、YAMA。

サーモンファクトリー
札幌接近

「サーモンファクトリー」の前を通過。ここは日本2周目の「北海道旅2005(2-45)」で
中を覗いたところだね。
特大の海鮮おにぎりが有名だと聞いていたので立ち寄ったけど、まだ朝の8時で開
店してなくって諦めたスポットだったね。

いよいよ札幌市に入りました。入っちゃいました。うげー…。
海沿いの国道は337号です。
このまましばらく走り、13:40に積丹半島の付け根にあたる銭函までやってきました。
ここで国道5号と合流。そして同時に、昨年の「北海道旅2012(4-62)」ともルートを
接続できました。

ルート接続完了!

んーと、ここから今夜の宿である上富良野に向かうには、まずは岩見沢方面にでも
行けばいい感じ?
だけどもそうなると札幌のほぼ中心部を横断することになる。
僕、札幌には失礼だけども、一刻も早く札幌を脱出したいんだよね。どうしよう…。

とりあえず銭函から国道5号で札幌中心地方面に走るんだけど、やっぱ混雑気味。
そして周囲は普通に都会の街並みなので、全然景色が良くない。
空はこんなに晴れているのに。日中の時間が無駄に過ぎ去ってしまう。

こうなったら、札幌の中心地は高速道路を使って一気にエスケープしましょう。
ちょうど視界に札樽自動車道の手稲ICを示す標識が目に入ったので、そちらにハン
ドルを切る。

札幌エスケープ作戦

13:50 札樽自動車道 手稲IC

銭函で昨年tののルート接続をしてからわずか10分。
10分しかガマンできなかったけど、判断は早い方がいいもんね。これで札幌の中
心地には接触することなくおさらばできます。
周囲に立ち並ぶビルを見ながら、高速道路を颯爽を駆け抜けます。

途中、札幌JCTで道央自動車道に乗り換えました。
えっとー、どこまで高速で行こうか。
江別東まで行けば、その先はあんまりゴミゴミしていなから大丈夫だよね?
あんまり高速道路には頼りたくないからさ。

14:13 道央自動車道 江別東IC
(有料道路 \650)

およそ20分の高速の旅、これにておしまい。
すぐに現れる、「石狩川」に架かる「美原大橋」がかっこよかった。
全長973mの斜張橋です。

美原大橋
岩見沢の直線

岩見沢の町中を、国道12号で北上する。
そこそこのストレートだし混雑もそこまでなく快適に走れているんだけど、全然楽し
くない。
やっぱ道東や道北を見慣れてしまったので、それと比較しているのだろうな。
周囲に景勝地もないし、退屈で仕方がない。

なんだか眠気にも襲われてきた。眠気覚まし用のガムもちょうどなくなってしまった
ので、補充がてらコンビニで風に当たって小休憩しよう。

14:40 岩見沢のセイコーマート
(食費 \255)

さらにしばらく国道12号を北上し、三笠で道道116号で東に入る。
ここからは山間ルートで芦別を経由しながら富良野を目指します。
退屈が払拭されることを切に願うぜ。

三笠の山間部へ

この道道116号って、何気に昨年の「北海道旅2012(4-62)」でも足を踏み入れて
いるのですよ。
終盤で最後の観光スポットとして、爆発した鉱山の立坑櫓である「奔別炭鉱」を見
に行き、そして見た後はターンして引き返しているんだよな。

ここいらで明確に知っている立ち寄りスポットはあそこのみ。
ちょっとここ2・3時間は観光もできていなくて悶々としているので、あそこを再訪して
行きましょうかね。

…しかし、どこだったっけ…。
基本的に廃墟という位置付けなので、ナビなんかにも掲載が無い。
道道116号からチラッと見える場所にあるので、キョロキョロしながら進む。

「もう行き過ぎたかな?気付かずに通過しちゃったかな?」って諦めかけたあたり
で、立坑櫓がようやく見えてきました。
あぁ、思ったよりも東にあったね。「桂沢ダム」の少し手前くらいか。


<奔別炭鉱跡>
15:11 奔別炭鉱跡

東洋一の立坑

昨年の解説と内容が被りますが、奔別炭鉱は深さが750mもあり、そして高さ51mの
立坑櫓を持つダイナミックなものでした。規模としては東洋一だったらしい。
さらに当時の技術の粋を結集させたので、「100年採掘できる」と言われていたんだ
そうです。

しかし現実は厳しくて、エネルギーの移り変わりでわずか10年ちょっとで閉山。
さらにその閉山作業中に死者複数名を出す爆発事故が起こり、立坑櫓は現在のよ
うに鉄骨剥き出しになってしまったんだそうだ。

味のあるフォントで書かれた「奔別」の文字と大車輪(?)がカッコイイですな。
僕、7月の「石膏廃校と芦津渓谷(4-83)」で"廃墟はもう卒業"的なことを書きました
が、最後にここを見るわ。とりあえずどこか観光しときたい気分だから。
だけども、これが基本的に最後ね。日本4周目が終わったら、廃墟は卒業。
そのあとの物語は、また違うテーマになるのです。


で、この立坑櫓なんだけど、去年は敷地が封鎖されていて少し離れたところから見
るのみでした。まぁ廃墟とはいえ炭鉱施設の土地だったから納得。
だけども今回来てみたら、敷地へのゲートが開いている。
関係者オンリーってわけではなく、中には一般人らしき人もいるし、敷地内にはズラ
ッと多くの車が停められています。なんだろう?じゃあとりあえず僕も中に入る。

選炭施設に向かう人

敷地内には、なんかのイベント受付用のテントがある。そんでその周りに多くの人
がいる。学園祭的な地域イベント?
とりあえず受付テントに近付いてみたら係りの人に「見学ですかー?よかったら見
て行ってください。」と言われたので概要を聞いてみることにした。

これは「奔別アートプロジェクト」という、昨日から始まったイベントの2日目。
札幌市立大学の主催するイベントで、選炭施設の廃墟を舞台に、アートの力で炭
鉱遺産の価値と記憶を甦らせて炭鉱の記憶と人々を繋ぐ企画なのだそうだ。
あ、面白そうです。見て行きます。
企画も面白いし、廃炭鉱の中に正式な許可を取ってで入れるしで、一石二鳥。

まずは受付で企画概要を聞き、そして廃墟の中がどんな状態なのか、そしてどの
ように注意して行動すべきかの説明を聞きます。そんで同意書にサインをする。

この同意書、住所も書くんだけど、名古屋って書いたら係の人にビックリされた。
「まさか、名古屋からこれを見るために遥々ッ!?」って言われた。
うーむー…。
「北海道を一周は知っている旅行者です」ってとりあえず答えた。
そしたら「では、その旅行中にここの情報を聞いて興味を持ってくれたのですね!
」って言われた。

いやぁ、なんと言ったらいいか…。
「廃墟を求めてここまで来たら、皆さんがお祭りをやっていたのです」とも言えない
ので、うまいこと現実と虚構を織り交ぜてお話しました。
では、いざ廃炭鉱を目指しましょう!!

会場は選炭施設

「奔愛」

アートプロジェクトの舞台は、選炭施設の廃墟。
僕は石炭の加工は全然詳しくないんだけど、どうやら掘り出した石炭を綺麗に加工
し、そして石炭貨車に積み込む作業をしていた施設らしいです。
横の長さは100mくらいあって、国内最大級の大きさの施設だそうだよ。

右端には大きく"奔愛"の文字。
選炭施設の前でルート案内してくれた係員さんが、「あれの作品の1つなんです。ク
レーンで設置したんですよ。」って嬉しそうに説明してくれた。
なんか、いいなぁ。
僕、手作り感のある地域密着型のイベントやお祭りって好きなんだ。

きっと学生時代、学園祭の実行委員をやっていたからだろう。実行委員は裏方の仕
事だから模擬店を出すこともライブをすることもないんだけど、こういうイベントの準
備やそれに賭ける思いは誰よりも知っているつもり。
だからこそ、そのときの仲間と今でも頻繁にドライブしたり酒飲んだりできているんだ
ろうな。

立坑櫓を別角度から

上の写真は、立坑櫓を選炭施設から見たものです。施設の敷地内に入れたこの
タイミングだからこそ撮影できたものです。

左側の写真を撮った直後のことでした。
一度電源を切った愛用のミラーレス一眼カメラに電源を入れても、レンズが対象
物を認識しない。つまりシャッターも下りず、写真を撮れない。

この現象は前もあった。
大体はカメラを1回再起動すれば治ったのだが、先月の「信州ドライブ2013(4-8
4)
」のときは治るまで1時間くらい時間がかかった。
今回も1・2時間は復旧に時間がかかるかもしれないな…。

そんなときはコンパクトデジタルカメラもあるのでそれを使えばよいのだが、車の
中において来ちゃったよ。
いつも僕はカメラ2台体制で観光しているのだが、今回は「なんで人が集まってい
るんだろう?」って確かめるために車を降りたのがそもそもだから、何も荷物を持
っていなかったんだ。

じゃあしょうがない。携帯電話のカメラで撮影するしかないな。
せっかくの廃墟なのに携帯電話しかカメラが無いのが残念だが、また歩いて受付
を経由し数100m先の駐車場まで戻りたくないからねぇ。

アート空間への潜入

あ、いいねぇ。廃墟本来のドロドロ具合を壊さずに、うまくアートが同居している。
足もとも荒れていたり水たまりがあったりしているんだけど、それに対して最低限
の対策で留めている。照明もほぼゼロ。自然光だけ。
だから廃墟独特のドキドキ感を少し感じることができるよ。

ところどころで音や光を使い、ちょっとシュールな演出も行われている。不思議な
空間。係りの人も廃墟の中の随所にいて、解説したり案内をしたりしてくれます。
でも僕はなるべく自分のペースでウロウロします。

記憶の輪郭

廃材との融合

どこまでが本物で、どこからが作品なのか一見よくわからない。
それほどまでに見事な融合。廃墟好きの視点からでも充分に楽しめるじゃないで
すか。
薄暗い選炭施設の中をワクワクしながら進みます。
偶然にもこんなイベントをしている日で、本当に良かったなー。

現実への扉

過去の遺物

そして選炭施設の反対側から外に出ました。
まだ屋外や他の場所にも作品があるようだが、ちょっと時間がないかもな。

僕は日が沈むまでに今夜の宿の上富良野まで行かないといけないのだが、まだ現
在地は三笠。上富良野は遥か彼方だ。
だけども残されている時間はあと2時間も無い。ちょっと急がないとな。

ひとまず大きな目的である炭鉱廃墟いn当たるところは見れたから良しとしよう。
あと30分あれば、もっと見て回れたのになー。
でも、偶然こんなイベントを見れたことに感謝。

夕張国道北上

「桂沢ダム」にて国道452号に乗り、山間部を芦別に向かって北上する。
芦別の中心地までは相当の距離があるが、信号も集落も無い山間部だからスイス
イと進む。


<三段滝>
国道452号の、三笠と芦別の中間くらいの何も無い山間部にある滝です。
ここ、2005年以来の8年半ぶりだな。
国道のすぐ脇にあるのでそんなに時間もロスしないし、見て行こう。

16:07 三段滝

なんにもない山の中なのに、以外と駐車場にも車が数台停まっています。
まぁ駐車場にはトイレもあるし、ドライブやツーリング中での貴重な休憩スポットでは
あるのだろうな。
半分ハイキングコースみたいな遊歩道を100mほど下り、滝の前に出ました。

水量の多い滝

落差は全然ないけど、水量が多くて見とれますな。
でも、2005年の「北海道旅2005(2-45)」のときとはちょっと記憶が違うような…。

あのときは柵なんて無くてもっとギリギリまで行けたし、水量もさらにすごくて荒れ
狂ってて、飛沫も大量に飛んできて大変だったんだよな。
滝は数多く見ているので、8年半も経つと他の滝と混同してきているのかね??

遊歩道を歩きながらミラーレスカメラをいじるが、復旧しない。
もう調子が悪くなって1時間経つのになぁ…。
コンパクトカメラじゃやっぱ性能差が歴然なのよね…。

芦別到着

引き続き、夕張国道

16:40ごろ、夕張国道は芦別にて国道38号に突き当たる。
この国道38号を富良野方面に東に向かいます。

このまま国道38号をトレースすると富良野駅に着くんだけど、それでは目的の上
富良野までは少し遠回りになってしまうので、裏道を使ってテクニカルに進み、中
富良野で国道237号に出ました。


17:05、中富良野の国道沿いの駐車スペースに入りました。
十勝連峰に沈もうとしている夕日がとても綺麗だったので。

雲の中の十勝岳

日没の時間

東の空には標高2077mの日本100名山の1つ、「十勝岳」。
ドーンと聳えていて大迫力です。5合目より上が雲の中なので残念だ。
でもまだチャンスがある。明日の朝に晴れてくれればいい。それに期待をしておこ
う。
そして西の空には、今、山肌に夕日が沈む。
昨日の夕日も最高だったが、今日もいいね。てゆーか、今回の旅では大体毎日綺
麗な夕日を見れているような気がする。

富良野の夕陽

夕日が綺麗だということは、とても大事なこと。
それは1日の締めくくりが綺麗だったということ。
だから僕はここでしばらく、夕日が消えるのを待ちます。今日という日に感謝をしな
がら。

日没後、薄暗くなっていく国道237号を今夜の宿の「かみふらの道楽館」に向かって
走ります。あと10kmちょっと。暗くなるまでには到達できそうですな。

思い出のローソン

国道沿いにある、思い出のローソン。
7年前の「北海道旅2006(3-8)」のとき、「ツーリングマップル68C~D-1"。そこのロー
ソンで合流しよう!」と僕が提案したローソン。

ここであの年の旅の最終日、序盤に出会ったライダーのkatsu君と再会したんだ。
ここで1時間くらいお互いの旅路を話し合ったよね。
もしあの旅が存在していなかったら、僕はきっと【日本走覇】のサイトを作成していな
かっただろうなぁ。


<深山峠>
国道237号沿いにある、なだらかな峠の展望所です。
ここまで来れば、「かみふらの道楽館」までもあと100mくらいです。余裕。

17:22 深山峠

観覧車!?

夕暮れの丘陵

最初に目に入ったのは、このデカい観覧車。あれ!こんなのいつできたの!?
なんか巨大な観覧車が回り、周囲はミニ遊園地みたいな敷地になっていて、スッ
チャカスッチャカと景気のいいBGMが流れています。
そしてチラホラだか、いる人はカップルばっか。

うおぉ、来るたびに変化するな、ここは。
大昔は峠の碑と丘しか無くて、素朴な風景が広がっていた。
日本3周目頃は、「トリックアート美術館」がデーンと出来ていて、峠の碑や丘はそ
の裏側に隠れてしまっていた。

そして今回はこれ。
どうやらトリックアートとかと複合して「深山峠アートパーク」っていう施設になり、そ
の中にはBBQテラスや工房などもできているそうだ。おーぅ、賛否ありそうだな。

峠の景観

<「かみふらの道楽館」>
17:40 「かみふらの道楽館」

3回目の宿泊です。
1回目は「北海道旅2006(3-8)」で、「吉里吉里」でオーナーの"sotoooさん"と出
会い、そして翌日にここに宿泊しました。
2回目は「北海道旅2008(3-43)」で、そのときはメッセージカードに『日本4周目で
また来ます』って書いておきました。そして今回、約束を守るのです。

むぅ、ここの庭からもさっきの観覧車が見えてしまうのね。なんか雰囲気が崩れち
ゃいそうな気がするな…。

3回目の訪問

sotoooさんにご挨拶し、お部屋を案内してもらう。とても清潔感のあるベッドの部屋
です。とりあえず荷物を整理し、すぐにお風呂。
そして部屋に戻ると夕食の声掛けがありました。よーし、食べるぞ。

18:25 夕食

あ、なんとなく気付いていたけど、今日の宿泊客は僕1人みたいですね。
昨日は10人くらいいたみたいだけど。
北海道シーズンは少しずつ終わりに近づいて来ているのかな?
大人数の方が盛り上がるけど、少人数も嫌いではない。ゆっくりまったりとこの宿を
楽しもう。

豪華なディナーとハートランド

まずはハートランドの生ビール。今までアホみたいにサッポロクラシックだったけど、
道楽館ではハートランドを飲むのが恒例です。

そんでここの宿の特徴は、sotoooさんがすごく料理にこだわっているのでどれもと
てもおいしいこと。ダッチオーブンによる本格料理の宿なのです。
基本は大皿から各自取り分ける形式。
まぁ今日はsotoooさんと2人なんですけど。でもたぶん料理形式上一定量以上を作
らないとアレなのか、ものすごい量が多いよ。4人分くらいあるよ、これ。

まずは生でも食べられるピュアホワイトコーンのスープ。
そして生ハムとクレソンのサラダ。うまー!クレソンうまい!
"宮崎駿監督"の「風立ちぬ」の某ドイツ人みたいにムシャムシャ食ってやった。

そしてトマトとオクラの土佐醤油浸しも絶品。僕ってトマトがかなり苦手なんだけど、
これは初めてトマトを心からおいしいと思ったかも。
sotoooさんに作り方まで尋ねた。

あとはインカの目覚めを使ったジャガバタや、バンバンジー。
どれもお酒に合う。そんでボリュームすごい。全然大皿からなくならない。
ビールはお替りもします。生なのでちょっとお高めだけど、1杯じゃ満足できないし。


sotoooさんにいつ「深山峠」の観覧車ができたのか聞いてみたら、2009年だって。
あれ、ここ1年くらいのことだと思っていたよ。
そっか、あれ以降美瑛には来たりしたけど、「深山峠」はギリギリで通過していなか
ったから気付かなかったんだな。

あと、今日のルートをお話したら「またキミは非効率な走り方をして…」と呆れられ
た。うん、「吉里吉里」から真っすぐここに向かえば、昼には充分着くもんね。
そういや2006年の初回も、僕は「吉里吉里」を出た後に旭川の林道を走ったりして
ここに登場したんだっけ。

今日のメニュー

夕食を食べながら、sottoooさんとサッカーのなでしこジャパンとナイジェリアとの試
合を見て、2人でなでしこを応援した。
僕ってTVを持っていないので知らないんだけど、今のTVってすごいのね。
なんか試合の合間にリモコンを使ってミニゲームができて、それでグッズの応募と
かできるのね。

sottoooさんがPKゲームをし、どうにか応募券をゲットしたみたいで、僕もフォローし
つつ四苦八苦しながら商品応募の手続きをしてみた。

その後、そのままダラダラ飲み会。
お菓子とか出してもらい、僕はコーヒー焼酎をオーダー。
sottoooさんが「"半沢直樹"の最終回を見よう」と言うので、一緒に飲みながら見た。
半沢は視聴率が40%を超えるすさまじい人気ドラマだそうけど、僕は全く知らないん
だよねー。でも見る。

ドラマのジャンルも知らない。主人公も知らない。主演の"堺雅人"という人も初めて
見たかも。当然これまでのストーリーも知らない。
最終回で、かつ拡大版だからすごいカタルシスを感じられる展開なのはなんとなくわ
かったが、結構ついて行くのがギリギリ。でも面白かった。

途中でsottoooさんが爆笑すれば僕もそれなりに笑い、「なるほど、そう来たかー!」
とつぶやけば「えぇ、意外ですね」と合わせるが、実際の理解力は3分の1くらいだっ
たかもしれません。
このときばかりは、他に宿泊客がいたほうがよかったかもねー。

22:30 お開き

自室に戻る

部屋には座布団と座卓があるので、それを広げて今までの情報のまとめ作業をす
る。TVもあるから何も見ようかなって思うんだけども、つけ方がわからない。
うん、僕機械オンチなんだよね。TVも見なくなって久しいし。
でも、よくよく考えると見たい番組もないし、TVを見る必要は皆無。
じゃあ、無音のまま作業しましょう。

明日は北海道最後の日。
その最後の日のプランも大体まとまりました。
では、明日もいい日になりますように。

24:00 就寝