―― 本日の走行

9/18 知床の章:最北東端と湖巡り
走行距離:263km  支出:\11,714


<「とおまわり」>
7:00 起床

はい、起きました。朝ご飯に間に合うギリギリくらいのタイミングでの起床です。
窓を開けてみると外の景色は最高っぽいです。
そりゃそうだ。あれだけの台風を耐え抜いたんだから、後の日程は全部晴天でいて
くれないと困るっすわ。

隣の千葉さんに「お腹、空いているっすか?」と聞いてみた。
全然満腹だって。
そうだよね、実は僕もだ。あれだけの量を夕食で食べて、そして夜中まで飲んでい
たもんな。
だけどもここ、朝食も相当な量なのよね…。

7:30 朝食

9/20 斜里の章:裏摩周とサンゴ草
9/21 稚内の章:直線道路と最果て
9/22 増毛の章:陸の孤島と廃炭鉱
9/23 十勝の章:秋の山脈と噴火湾
9/24 エピローグ:帰路と旅の終焉
9/28 後日譚:移りゆく季節と時代
9/13・14 プロローグ:船旅と苫小牧
9/15 襟裳の章:濃霧と迫り来る嵐
9/16 釧路の章:巨大湿原と暴風雨
9/17 根室の章:秘境岬と北方領土
9/18 知床の章:最北東端と湖巡り
9/19 弟子屈の章:大草原と地平線

漁師の宿の朝ご飯

―― 前日までの走行

走行距離:263km  支出:\11,714
9/20 斜里の章:裏摩周とサンゴ草
9/21 稚内の章:直線道路と最果て
9/22 増毛の章:陸の孤島と廃炭鉱
9/23 十勝の章:秋の山脈と噴火湾
9/24 エピローグ:帰路と旅の終焉
9/28 後日譚:移りゆく季節と時代
9/13・14 プロローグ:船旅と苫小牧
9/15 襟裳の章:濃霧と迫り来る嵐
9/16 釧路の章:巨大湿原と暴風雨
9/17 根室の章:秘境岬と北方領土
9/18 知床の章:最北東端と湖巡り
9/19 弟子屈の章:大草原と地平線











あ、以前と比べて少し量が減っている。
サンマが半身になっている。これでも充分多いけど。
ちなみに殺人的ボリュームだった昨日の夕食も、昔はさらにボリューミーだったらし
いよ。小さいホタテがいっぱい入った味噌汁がおいしいっす。

釣り爺さんは既に朝の釣りから帰ってきた後だった。
「今日は国後島からの朝日が最高に良かったぞー!」と嬉しそうだったが、僕は今
日は例え朝日がどんなに綺麗だろうと出掛けるだけの体力なかったよ。
いっぱい食べて酒飲んでダウン状態だったから。

横浜の若夫婦は、この後バスで「知床峠」を越え、「知床五湖」や「カムイワッカ湯の
滝」に行く予定なんだって。
む、それではまた再会するかもしれないですな。僕も同じルートで観光しようと思っ
ているのだ。
最も、僕の場合は峠越えをする前にしっかり羅臼観光をする予定だがね。

千葉さんも同じく「知床峠」ルートだって。
午後にウトロから「知床岬」方面へのホエールウォッチングの船に乗るらしい。
どうやらかなりの予約状況で、直前では午前便が予約できなかったそうなのだ。
じゃあ、千葉さんともまた会えるかもしれないね!

宿には情報がいっぱい

そのままダイニングでダラダラTVを見ていると、2日前の台風の被害状況がいろい
ろ映し出された。
僕が牡蠣を食べた厚岸の町、結構水没しています。
根室・厚岸・釧路あたりの鉄道は運行できない状態になっているそうです。

うおぉ、マジでか。厚岸、そんなに被害が大きかったのか。僕は間一髪か。
一方、公共交通機関を使っている若夫婦も同じく「うおぉ」みたいな感じでショックを
受けていた。数日後に釧路に行くそうで。
とりあえず、「釧路湿原」のオススメの展望台を聞かれたので、いろいろお伝えして
おいたよ。

そして僕は出発準備。
会話の中で僕がサイト運営をしていることを千葉君が感づき、後日訪問してくれるそ
うなので、数少ない【日本走覇】の名刺をプレゼントしておいた。
実は僕、自分がサイトをやっていることtとかは旅の最中にはほぼ全くと言っていい
ほど言わないのよ。ダイレクトに聞かれたときくらいです。

では、ボチボチチェックアウト。
(1泊2食+カンパ \6100)

きっと関東地方とかだったら、夕食とお酒だけでこのくらいの金額行くんだろうね。
だけどもここは、風呂あがりの缶ビールとか別注した生ビールとか含めてもこの値段
なのです。

ななめさんは昨夜から漁に出ているので最後に挨拶できなくて残念だけど、奥さん
に見送られて出発です。
車に乗り込み、昨日水没した靴がそのままの状態で全然乾いていないことにショッ
クを受けつつ、出発!行ってきまーす!!

8:30 チェックアウト

さよなら、ドカ盛りの宿

知床は今日も晴れ

いい天気です。今日はこのまま知床の羅臼側を、海沿いに「知床岬」方面に走りま
す。この道が大自然にはばまれて途切れるのは、ここからおよそ25km先。
その終着地点までを往復します。


<しおかぜ公園>
「とおまわり」からほんの数分、「道の駅 知床・らうす」をちょっと過ぎたところで右手
に海を臨む公園を発見です。すごく気持ちのいい朝なので、立ち寄ってみましょうか。

8:34 しおかぜ公園

オホーツク老人

羅臼漁港と国後島

潮風を感じよう

ここは羅臼漁港を一望する芝生の公園。ななめさんは、ここから出航したのだね。
そして海の向こうには「国後島」が横たわっています。

芝生には"オホーツク老人"の像が立つ。
"戸川幸夫"の同名の小説の登場人物なんだそうだ。
そしてこれを映画化する際に誕生したのが"知床旅情"の歌なんだってさ。
なるほど、知床旅情のタイトルくらいは聞いたことあるわ。

国後島を眺めながら

岸壁の上の灯台

「知床峠」への分岐から北へ2・3kmほど進んだところで、岸壁の上に立つ灯台を発
見。あ、あの灯台、初めて存在に気付いた。

通り過ぎがてら目に入ったのだが、上の写真の反対側から灯台に登る道がありそう
だね。標識には「クジラの見える丘公園 」って書いてあった。
たぶんそれがあの灯台のあるスポットの名前。
相泊集落まで行った帰りに、気が向いたらアプローチしてみようかな。


<セセキの滝>
道道87号を岬方面にどんどん進んだ、最終地点の相泊集落の1つ手前、セセキ。
ここで左手に突如滝が出てきたので車を停めました。

9:02 セセキの滝

知床を流れる滝

あれー、ここに滝なんてあったっけー??忘れていた。
僕がこの道を走るのは「北海道旅2006(3-8)」のときの1度きりなんで忘れている。
もしくは、この滝は普段はそんなに水量が無いらいしいので記憶にとどめていなか
ったのかもしれないね。

今目の前にあるこの滝は、台風の影響もあるのか凄まじい迫力だ。
海ギリギリの道路に向かって豪快に流れ落ちてきている。落差は40mらしい。


9:07 相泊集落

7年振りの訪問です。ここが道道87号が終わる場所。
この先は道なき知床半島のヒグマ天国。それでもかまわずズンズン進み、2泊3日
の大冒険の後に辿り着けるのが、日本最北東端の「知床岬」なのです。
僕は今回は、車で行けるところまででおしまいです。

日本最北東端の舗装路

知床岬の秘境が始まる

車はここまで

『この先行き止まり』・『キケン道なし!』の看板の数10m先で道は終わります。
この先は石がゴロゴロしている海岸が続き、数軒の昆布漁の番屋が見える。
ここをずーっと歩けば「知床岬」なのだね。

ちょっと特別に許可をいただきまして、通常の駐車場より少し先までイオで行ってみ
ました。海ギリギリ。そしてその向こうには「国後島」。
いい光景だ。ここで最後の旅となる相棒、イオの写真も存分に撮っておこう。

イオと国後島

さて、それでは付近を少しだけ散歩です。
道道87号の舗装が途切れるところには橋があり、下を川が流れています。
この川はサケが遡上してくることで有名らしいです。

橋からちょっと見下ろせば、そこにはもう大型のサケがウヨウヨ。
どいつも長旅の影響でボロボロなんだけど、産卵のためにはもっと上流までいくの
だろうかね?お疲れ様です。悔いの無いよう頑張っちゃってください。

サケの遡上

そして、以前トド肉を食べて証明書も発行してもらった食事処、「熊の穴」の前まで
行ってみました。昨日横浜の若夫婦が言っていた通り、営業していなくて工事をし
ている様子でした。

僕が「北海道旅2006(3-8)」のときに撮影した「日本最北東突端地」の碑もこの食
事処の敷地にあります。
あのときから碑はリニューアルされているのは知っていたけど、その新しい碑も工
事のためか大きく傾いていて、すぐ脇には資材とかが無造作に積まれていてゴミみ
たいな扱いだ。少し悲しい。

「熊の穴」と最北東突端地

碑はお店の駐車場にあるので、つまりお店の敷地内。
だから工事の人に、ひと声かけてから撮影することにしました。撮影は快諾。

ついでに世間話的に「何の工事ですか?リニューアルですか?」って聞いてみた。
そしたら「ここのオーナーさんが亡くなったので、もう壊すんだよ」とのこと。
えぇーー!!閉店なのですか!あのオーナーさん、亡くなっちゃったのですか!

ショックです。「熊の穴」は、ただの食事処ではない。
日本最北東端の代名詞の店だったし、トド肉を食べれば証明書を発行してくれるの
で、反れ目当ての旅人も多かったし、現に僕もそれを実行した。
さらに、「知床岬」への2泊3日のアドベンチャーの起点として、そして帰りに船で迎
えにに来てくれることも交渉次第では可能とのことで、一部で有名だった。

僕が訪問したのは2006年の1度きりだったけど、そういう情報はいろんなサイトで事
前に収集していたりしたので、特別思い入れも強かったのだよ。
今後、この日本最北東端の碑はどうなるのだろうか。
店と共に消滅してしまうことだけは、避けられるといいなぁ…。

「熊の穴」とYAMA

<相泊温泉>
相泊の行き止まりの場所から車で羅臼の中心地方面に引き返す。
また同じ道を走って羅臼の町まで戻るしか選択肢がないので。
その際に行きに飛ばしたスポットも立ち寄ります。まずはここだ。

9:20 相泊温泉

突端地からほんのちょっと引き返したところにある温泉です。海の目の前の海岸に
湧き出る温泉で、無料。
夏場は湯船にベニヤ板の囲いがされていて、道路側から見えなくなっているが、も
う秋なので少し前に板が取り外されたと「とおまわり」の奥さんが言っていたな。

海の間近の温泉

道路からは、何人かが湯船の周りにいるのがわかる。
実際に温泉に入っている人がいるのかどうかはここからは明確には見えないが、
もし入っている人がいるなら興味本位で来ただけの僕は迷惑な存在だよね。
だからここから1枚写真を撮るだけにしておくよ。


<熊岩>
9:28 熊岩

同じく、引き返すルート上の道道87号沿いのスポットです。

クマに見える岩

どうやらこれ、羅臼側から少し距離を取って見るとクマの姿に見えるそうだけど、今
回これを撮影したのは相泊側からかなり接近した状態。
結果、あんまりクマには見えませんでした…。


さらにしばらく走り、羅臼の中心地が近づいてきました。
さっき往路で見かけた「クジラの見える丘公園 」への入口が見えてきたよ。
よしっ、じゃあ今から訪問してみましょう。

公園への急坂

さっき見上げたとおり、道道87号からここの灯台のある公園までは相当な標高差
であり、しかも急坂。そんな坂をガンガン上がって行きます。
眼下には羅臼の海がどんどん広がってきましたよ。


<クジラの見える丘公園>
9:46 クジラの見える丘公園

羅臼灯台

クジラの調査員

展望台

ここは標高80mの丘の上。羅臼灯台のすぐ横に、展望デッキがありました。
名前の通り、ここからは下の海を泳ぐ数種類のクジラを見ることができるそうです。
デッキには調査員っぽい人もいて、双眼鏡で海を監視し、無線で状況をどこかに報
告している様子でした。

大型のマッコウクジラを見れる日もあるそうだが、本日目撃できているのはツチクジ
ラだそうです。
でも、肉眼ではムリっぽいそうです。ふむ、そうだよね。
とりあえず、遠くに見える「国後島」はとても綺麗でした。

クジラ情報

展望台からの国後島

道道87号でもうちょっと戻ると、羅臼の市街地です。
ここで「マッカウス洞窟」が目に入る。おっと、コイツを見逃すところだったぜ。
「知床峠」に入る最後の立ち寄りは、ここにしましょう。


<マッカウス洞窟>
10:06 マッカウス洞窟

日本2周目の「北海道旅2005(2-45)」で訪れた、ヒカリゴケで有名な洞窟です。
でもヒカリゴケのシーズンは夏〜秋なので、春に訪れたあのときは見ることができ
なかったんだよな。
秋に訪れた2006年のときはなぜかスルーしちゃったので、今回が初めてのシーズ
ン内での訪問となります。

洞窟に入る

ヒカリゴケ

8年前と違っていたのは、洞窟にヒカリゴケを見る専用通路ができていたこと。
そこから内部に入ると、国内で数箇所しか生息していないヒカリゴケを見れます。
とても繊細な苔なので、現在は準絶滅危惧種となっているんだって。

上の写真の、エメラルドグリーンに光っているのがヒカリグケです。
今回初めて見ることができました。見れて良かった。


では、いよいよ「知床岬」攻略です!道内の国道では最も急カーブ&急坂の道。
羅臼側からウトロ側へ、標高700mもの高所を経由して一気に移動しますよ。
千葉さんも若夫婦も、もうすでにあの向こうに行ってしまっているのだろう。
僕も今から追走するよ!

知床峠突入!

羅臼岳接近

国道334号の知床横断道路で標高を上げてきます。どんどん空が近づいて来て気
持ちがいい。一気に「知床峠」まで到達しました。


<知床峠>
10:30 知床峠

多くのライダーや旅行客が休憩する、人気のスポットです。
僕もここは日本1周目のころから走っているしね。
標高は738m。外に出たらいきなりかなりの寒さです。うおぉ、寒い、風強い。
とりあえずトイレ休憩。

雲の中の羅臼岳

羅臼の海を振り返る

峠の碑の前で

峠の敷地内を歩き回り、過去「北海道旅2006(3-8)」で"katsu君"と記念撮影した
碑の前で写真を撮ったりする。
残念ながら「羅臼岳」の山頂部分は雲の中に隠れているな…。

ちょっと嫌な予感がする。
ここ知床峠を境界に天気が変わることが多いんだ。
夏はウトロ側、「サロマ湖」とかは晴れることが多く、羅臼側は中標津・根室に至る
まで曇ることが多い。「北海道旅2008(3-43)」とかはその典型。

今は秋なのでその逆パターンが頻繁に発生するんだっけ?
峠の向こう側は雲に覆われているように見える。
うーむ、せっかく台風を乗り越えたんだからもっと晴れて欲しいのだが。
ま、曇っていたらまた場所を変えればいっか。

ウトロ側の高速コーナー

「羅臼岳」をミラー越しに見ながら、「知床峠」をウトロに向かって下ります。
さぁ、このあとは5年振りに「知床五湖」を巡りましょう。

峠を降りてウトロに出たら、「知床岬」の突端方面へ道道93号を走る。
ちょっと雲が多くなってきたなー。雨は降らないだろうけど、せっかくの青空が隠れ
てきて残念な気分です。

しばらく走ると、「知床五湖」のさらに奥にある「カムイワッカ湯の滝」の情報の立札
がありました。
『カムイワッカ方面マイカー規制実施中』…、だってさ。

あらら、先日「なかまの家」で入手した情報によると、9月になると土日祝以外はマ
イカーでも「カムイワッカ」に行けるらしい、行った人もいるらしいと聞いて期待して
いたのにな。

カムイワッカはマイカー規制

「カムイワッカ湯の滝」っていうのは、「知床岬」方面への道の突き当りにあってね。
かなりの距離のダートを走ってようやく到達できる、温泉の滝。
サンダル履いて沢歩きみたいな感じで滝に突入して行けるんだ。

2005年ごろからはマイカー規制になったし上の方の滝つぼは危険のために立入禁
止になっているんだけど、今回はとりあえず行ってみようかなって思っていたんだ。
しかしマイカーで行けないとなると、有料シャトルバス。
時間もお金もかかるしなぁ。

それでも快晴だったら行く価値あると思うけど、曇りだとビミョーな気分。
では、最初に「知床五湖」に行きましょう。どうせ「カムイワッカ」行きのシャトルバス
もそこから出て切るし。
湖を巡って、快晴だったら「カムイワッカ」に行くことにしましょう。


<知床五湖>
11:11 知床五湖

世界遺産知床を間近に感じられる、超有名スポットですな。
僕は5年振りの訪問です。
(駐車場 \410)

湖を巡る遊歩道は半分ハイキングコースみたいな感じ。
本来であればスニーカーで行きたいのだが、昨日の事件以来まだベチョベチョで
す。しょうがないので靴下の上からサンダルを履いて歩くとしよう。
スニーカーはボンネットの上において乾かしておくとしよう。
なんか駐車場の誘導員に変な顔されたけど、気にしない気にしない。

施設の建物は、以前とかなり変わっている。コースも変わっている?
なんかとりあえず観光料金が必要とのことで、そのためのチケット購入。
(観光 \250)

立入認定証

講習会場

どうやら5年前とは、観光前のプロセスも大幅に違っている。
氏名や住所を受付で記載し、立入認定証をまず発行してもらう。
次に20分に1度くらいのペースで行われる講習に出席する。「あと2分で始まるので
すぐに入ってください。ちなみにこの先はもうトイレがありません。」とのこと。

うおぉい、実はちょっとトイレに行きたいのだ。
だけどもトイレに行ったがために次の講習まで20分待つのもイヤだ。
トイレ、ガマンする。

そして幸か不幸か、本日は珍しく一湖〜五湖まですべて解放されている。
普段はクマ出没のために大体一・二湖までしか行けないんだけどね。
僕も何度もここには来ているが五湖まで解放されているのは初めてだ。
だからすごいウキウキなんだけど、90分かかると言われている五湖コース、ずっと
トイレをガマンできるかなぁ…。

とりあえず、同時刻に集まった人たちと講習を受けました。
コースの案内や、ビデオ上映によるヒグマとの遭遇を避ける方法、遭遇したときの
身の守り方などがメインでした。
あとは服装に気を付けましょう、とか。サンダルは好ましくないです、とか。
うん、知ってる。

日本3周目に来たころはこんな講習も関所も無くって、駐車場からフリーダムに遊歩
道に入れていたんだ。
だからサンダル履きだとかの変に軽装の人もチラホラいて、当時の記事の中で『ち
ょっと考えが甘すぎなんじゃないですかねぇ』とか書いているんだ。

しかし今回の僕は、まさにそれ。講習受けたのにサンダルだから、なおさらひどい。
すみません、以前の記事では辛辣なこと書いてしまってすみません。
あのときのサンダルの人々も、前日にスニーカーがベチョベチョになったとかの事情
があったかもしれないのにさ。

いざ、知床の大自然へ

はい、上のMAPを見てください。今回僕は一番の外周を通り、五湖から一湖の順
に巡ります。
今までの訪問時はクマ出僕の影響で、左側の赤いコースしか歩いたことがありま
せんでした。そしてここ5年で変わったのが、一番左の太く塗りつぶされている部
分に高架木道っていうのができたことです。ここだけはどうやら無料らしい。

五湖

一緒に講習を受けたの中では一番乗りで五湖に到着しました。
サンダルは恥ずかしいからね、ちょっとみんなと離れて歩きたかったの。
講習が20分おきだから、裏を返せば20分ごとにしか遊歩道に人が放出されない。
つまり、同期の中で1番になれば、その先ずーっと1人だけで歩けるのだ。

1人でいるというのはヒグマの出没のことを考えるとあまり好ましくは無いんだけど、
そのぶんドッタンバッタン音を立てながら歩けばヒグマもこっちに気付いて逃げて行
ってくれることでしょう。

四湖

MAPの通り、スタートから五湖まではかなり距離があったが、そこから四湖までは
すぐでした。ちなみにこのコース、一周は3kmだってさ。
四湖まで来ると、前のグループの後方集団に追いつきつつありました。

結果的に、僕はこの四湖が一番好きだったかも。
木々の間から見える、素朴な風景に心を打たれましたわ。

三湖

三湖は、遊歩道が周囲を回る込むような形で設置されているので、シャッターチャ
ンスが多い。だけども、ピンと来るようなアングルが無くて写真を撮るのに苦労しま
した。
歩く分には雰囲気はいいのだよ。長い時間湖を眺めながらノンビリと散歩を出来る
のだから。

三湖から二湖の間は、台風の影響なのかかなりぬかるんでいる道が多い。
そのぬかるみを避けるのに僕は必至です。
靴下にサンダルという極めて守備力の低い格好ですからね。ぬかるみ危険です。
ついでに遊歩道には木の根っことかも多いので、足を引っ掛けて爪を剥がしたりし
ないように気を使う。

二湖

二湖から先は、お馴染みの光景。ここからはかなり景観も開けます。
ただ、それだけに雲の多さが目立つなぁ。晴れていればここいらの景色はとても絵
になるんだけどなぁ。

とりあえず、さっきまで迷っていた「カムイワッカ湯の滝」へのアプローチは辞めよう。
この天気では爽快感を味わえないかもしれないので。

一湖

最後の一湖の上空も、もちろんドンヨリ。これで五湖全て回れました。満足した。
ここからはゲートをくぐって800m続く高架木道に入ります。
2011年に建造された真新しいバリアフリーの木道で、ここに入ったらもう後戻りはで
きない仕組み。クマ対策の電気柵も併設されている、安心設計です。

この木道は「オコツク展望台」と「連山展望台」の2つの展望台があり、そこからは一
湖も遠望できます。
ただ、眺めはそんなに良くは無い。木道は無料なので、無料ゾーンだけ楽しみたい
人が一湖を遠くに眺めてなんとか満足するという、そんな感じかね?
曇っているので遠景もイマイチですし。

高架木道

少し退屈な高架木道をテクテク歩き、無事に五湖探索ルートを歩き切りました。
トイレもちゃんとガマンできました。えらいえらい。

このあとは併設の土産店を物色し、職場へのお土産を購入。
お土産はいつものように適当に2分で選んだ。
(土産 \950)

施設内には軽食コーナーもあります。歩いてお腹も減って来たし、この先ランチの
明確なプランもないからここで食べちゃおうかなぁ。
見ると、知床五湖限定の熊肉バーガーというのがあります。
熊肉は臭いんだけど、秘伝の味付けで臭みを消して食べやすくしたんだけどか。
でも、やっぱ熱いうちに食べないと臭みが気になっちゃうかもしれないんだとか。
んじゃ、これにしましょう。
(食費 \400)

熊肉バーガー

最強の捕食者

熊肉バーガー、食べてみた。まぁ、予想はしていたけど、そこまでエキサイティング
な味じゃあありません。
牛肉よりほんのちょっとクセがあるかなーくらいです。観光地だもんね。
でも、食べたことがあるというステータスが重要だよね。これで僕も食物連鎖の頂点
だよね。


12:50頃、「知床五湖」を出発。滞在時間は1時間40分でした。結構長居したな。
でも、まだスニーカーは乾きませんでした。残念。

このあとのプランなのだが、ウトロ側は曇っているので晴れている方に行こうと思うの
です。「斜里岳」の南に行けば、天候も好転することでしょう。
だから今夜の宿は弟子屈付近にし、明日は弟子屈・摩周といった道内でも僕が最も
好きなエリアを走り回ろうと思うのです。


<フレぺの滝>
「知床五湖」からの道道93号を引き替えし、「知床峠」を降りてきた地点まで戻ったあ
たりです。そういや僕、随分前からフレぺの滝の存在は知っているが、見たことは無
かった。今回立ち寄りましょう。

13:00 「知床自然センター」 駐車場

滝はここから徒歩20分なんだってさ。
ここで圏外だった携帯電話に電波が戻りました。ついでに今夜の宿を予約しよう。
車内でとほの本をパラパラめくって考える。

弟子屈はとほ宿が密集していて選び放題。新規開拓したいな。今まで泊まったこと
のある宿は候補から外す。
「ミルクロード」か「地平線」かの2つに絞り、先に「地平線」に電話をしたら空きがあっ
たので、ここに決定としました。では、フレぺの滝への散歩開始だ。

滝への遊歩道

わずかな青空を追い求め

滝への道のりは、木立の中を歩いたり草原を歩いたりと、変化に富んでいる。
まぁサンダルでもそこそこ歩けるような道で安心したよ。
ただ、サンダルって、足の裏へのダメージが大きいね。今日は結構歩いているので
そろそろ足がシンドくなってきました。

15分ほど歩いたところに東屋が1つあり、その先の絶壁からプレペの滝を見下ろせ
るみたいです。

乙女の涙

手前の陸地に隠れて上半分しか見えないしかなり距離も遠いけど、あれがフレペ
の滝です。静かなその水流は、別名"乙女の涙"と呼ばれています。

落差はおよそ100m。この滝には川が無くって、知床連山に染みこんだ雪解け水や
雨が、この岩の隙間から染み出して滝になっているのです。
その滝の真下は海。海に直接流れ込む滝って、すごく珍しいのだよ。

滝から引き返す途中、パラパラと小雨が降り始めました。
あわわわ、ついに雨ーー!!?
もう駐車場も近かったので、車までのラスト200mをダッシュ。
ギリギリで本降りになる前にイオに到達しました。危ない危ない。
しかし、雨は困るなー。通り雨だったらいいんだが…。


<ゴジラ岩>
「フレペの滝」を往復した「知床自然センター」を出発して10分弱。
ウロロの港にやってきました。雨はすぐ止んだ。良かった、通り雨だったようだ。

13:59 ウトロ港

知床観光船「オーロラ」

港に立つゴジラ

港にはゴジラ岩っていう、その名の通りゴジラっぽい岩があります。
ゴジラ岩っていう名前の岩は秋田にあったり能登にあったりして、もちろn僕もそれ
らを見ていますが、それらに比べてもこれはなかなかレベルが高いかも。

向こうに停泊している船は、きっと知床観光船のオーロラ号。
「知床岬」方面を往復する船です。きっと千葉さんはこれからあれに乗って出発す
るのだろう。行ってらっしゃーい。

青空との再会

国道334号で知床岬を付け根方面へと走ります。
すぐに青空が見えてきました。うおぉ、やったよー!待ってたよー!

知床半島の先端半分だけ雲に覆われていたのだろうか。
それとも、まだ道路が濡れているから、完全な通り雨だったのだろうか。
なんにせよ、青空が見えるってのは嬉しいことですよ。


<オシンコシンの滝>
14:15 オシンコシンの滝

国道334号沿いにある、知床を代表する滝です。
過去に何度か見ているので特に今回立ち寄らなくてもいいかなって思うんだけど、
国道からも見えるくらい近くてほとんどタイムロスにもならないので、チラッと見て
行きましょう。

大迫力の滝

オシンコシン&YAMA

落差80m・幅30m。その規模もさることながら、それをメチャ至近距離で眺められる
のがこの滝のいいところなのです。滝の飛沫も浴びれるくらいだからね。
だからこの滝は人気で、ひっきりなしに観光客や観光バスが来ているのだよ。


さらに国道334号を知床半島の付け根方面、斜里の町目指して走ります。
空はもう完全に晴れてきて、左手には「「斜里岳」が綺麗に見えています。
あの山を見ると、「風景画」という斜里の宿に泊まった日のことを思い出すな。

青空までもう一歩

斜里岳

斜里から内陸部へ…

海沿いの国道334号を、内陸部に切れ込む国道244号との合流地点まで走る。
「道の駅 しゃり」があるところね。ここから僕は、内陸部に入って今夜の宿のある弟
子屈の町を目指すのです。

何気にもう時刻は15:00を過ぎているからね。あと2時間ちょっとで弟子屈エリアに
着いていなければならないのです。
ちょっとこの道は退屈。人家も店も無い国道244号を、「根北峠」を越えて標津の町
に戻ってきました。

開陽台まで30km

中標津の超有名スポット、「開陽台」まであと30kmに迫りました。
その「開陽台」のすぐ近くに今夜の宿があるのです。
しかし、すぐにチェックインはしません。その前にもうちょっと遊ばなきゃ。
そしてお腹が減った。やっぱあの小ぶりな熊肉バーガーだけじゃ足りなかった。

中標津中心地に行けばお店があるかなぁ。
安くてうまくて旅人にも人気の「中標津すしロード」もあるしね。
よしっ、町に行ってみよう!


道道975号を町に向かって南に走り、道道774号に乗り換えてさらに南下すれば、
中標津の町です。
ここで中標津空港をかすめました。なるほど、まっつんが一昨日に飛行機で到着
したのはここね。

国道272号に出ました。ツーリングマップルでの「中標津すしロード」のあるポイント
まで来たつもりなんだけど、店がどこなのかよくわからない。
てゆーか、ほとんど周囲は草原だし。おっかしいな。この回転寿司のお店でほん
のちょっとだけ食べて、夕食までの時間の空腹を満たせればと思ったんだけどな。
でも、そこまでこの店に執着する気もない。店を探してウロウロする時間ももったい
ない。ここは諦めよう。


15:55 中標津のセイコーマート

またセイコマに来ちゃった。一昨日みたいに本格的な弁当を食べて満腹になるわ
けにはいかないし、どうしよっかな…。
ふと享年北海道で出会ったライダーの"寺門さん"の言葉を思い出した。
「小腹が減ったらセイコマのゆでとうきびがちょうどいい」って言ってたっけ。
はい、じゃあとうきびを買おう。
(食費 \198)

ゆでとうきび購入

駐車場のイオの中でムシャムシャ食べながら、次に行く場所をチェック。
去年版の0円マップに載っているレアスポットで、「鮭の頭」っていうのがあるんだよ
ね。これが気になっていた。だからこれから行く。ガソリン入れてから行く。
(ガソリン \3000)

0円マップの地図は大雑把なので、しっかりピンポイントでの検討を付けておく。
観光スポットではないので、気を抜いたら100%見逃してしまいそうだしな…。


セイコマを出発し、道道13号を西に注意深く走る。
当幌の町の郊外のとあるところで、目的の「鮭の頭」を発見。うおぉ、かなりわかり
づらかったけど、無事に発見できてよかったー。
そして案の定駐車場は無いー。


<鮭の頭>
16:23 鮭の頭

巨大鮭&YAMA

道道13号沿いの畑の中にゴロンと放置されている、鮭の生首。
大きさは高さ4.2m、首回り7mなのだそうだ。
ここの土地のオーナーさんが、閉店した魚屋のモニュメントをもらってきて設置した
んだって。

0円マップ掲載写真ではこの鮭の前にバイクを停めているが、現在それは無理。
掲載写真では草むらだった鮭の目の前の土地は、今は耕されてモコモコ。
そしてなぜかすんごいヤブ蚊が多いです。
写真だけ撮って僕はすぐに撤退しました。

草原のフィールドへ

虹の出現

「鮭の頭」を出発し、道道13号を西に走る。
そのあと道道505号で養老牛を目指します。ボチボチ日も沈むので、宿方面に戻ら
ないとですしね。

大好きな同等の草原地帯。さっきの「鮭の頭」付近ではまた雲が多くて不安になっ
たたが、ここでまた晴れ間が見えてきました。夕日が見えるといいなぁ。
途中、虹が見れました。今日の午後は少し雲も多かったけど、終盤に見えた虹が
煮え切らなかった気持ちを全て吹き飛ばしてくれた。
あぁ、虹なんて何年振りだろうねぇ…。

知床連山と夕日

優しい色の空

夕日が草原をクッキリと際立たせてくれ、1日の最後のひとときを最高に演出してく
れている。なんて素敵な光景。なんて幸せな時間。
車の窓を開けて風を取り込みながら、ゆっくりと草原の中に一本道を走る。

特に名所でもなんでもない道。観光地でもないし、施設も無い。
だけども、僕は最高の気分。こういう時間があるから北海道が好きなんだ。
もしかしたら札幌や函館の市街地観光をメインしている人たちには理解できないシ
チュエーションなのかもしれないけど。だけどもライダーの体感には劣るのだろうけ
ど。何もいらないんだよ。草原だけあれば、それでいいんだ。


<牛文字>
17:00 牛文字

毎度おなじみのスポットです。前回訪問の「北海道旅2008(3-43)」まではここの名
称を「「牛」の丘」って書いていたけど、今回はこの表記で行きます。

巨大な"牛"の文字

養老牛にある、大きく「牛」の文字が書かれた丘です。
駐車場は特にありません。うまい具合にわずかなスペースに駐車しなくちゃいけま
せん。
本当は農協の青年部が牛乳の消費拡大を目指してに"牛乳"って書きたかったそ
うだ。だけども最初の1文字を大きく書きすぎて"乳"まで書くスペースがなくなっち
ゃって、こうなったのです。

ちょうど知床の山々に日が沈む様子をここから見れました。
いい夕日だなぁ。感動ものだ。

牛の丘の全景

北の大地に日が沈む

道道150号で「開陽台」方面を目指します。
草原に建つ木立の間から、まだ夕日がチラチラと見えています。

地平線に日が沈むまでに「開陽台」に到達するのは困難だろうけど、残照だったら
見れるかもしれないねぇ。
じゃあ、チェックインの前に「開陽台」に立ち寄ってみようかな。
宿への到着は18:00までと言われているが、まだ40分あるもん。まだ時間はある。

夕焼けドライブ

<開陽台>
中標津にある、お馴染みライダーの聖地の展望スポットです。
日本1周目から、何度も来ている場所。

17:28 開陽台

もう日没後なので人々が展望台から駐車場へと引き返す中、僕はダッシュで展望
台へと駆け上がって行きました。もうこの時間は寒いねぇ。

いつもの展望台へ

残照の開陽台

ほぼ360度、どこまでも草原が広がる。東側には「国後島」も見える。
西は少し雲が多かったけど、その分夕日の赤が映りこんで幻想的でした。

反対側、東の空には綺麗な月が浮かんでいます。明日が中秋の名月です。
明日も天気が良くて月が見えるといいですな。
徐々に暗くなる空を見ていたけど、10分ほどでかなり薄暗くなってきた。
では、宿に行きますか。

夜の時間の始まり

<「民宿 地平線」>
今夜の宿は、「開陽台」から延びる「開陽台北19号」っていうライダーにとても人気
の道の途中くらいにあります。
北19号は何度も走っているけど、ここの宿の存在には今まで気づかなかったわ。

17:45 「民宿 地平線」

約束の18時より、15分早い到着。でも周囲はほぼ真っ暗。
まぁ妥当な時間の到着でしたな。

開陽台の近くの宿へ

エンジン音を聞いて、オーナーのおじさんが出て来てくれました。そして部屋を案内
してくれる。

それと同時に「これからみんなで温泉行くけど、YAMA君はどうする?」と聞いてくる。
あぁ、行きます。そしたら同泊の人に「今から温泉行きますよー!」と声がかかり、す
ぐにも出発しそうな勢い。
あわわわ、待って。40秒で支度するからちょっとだけ待って。

とりあえずまだ荷物を部屋に放り込んで、そこからお風呂セットを出しただでチェック
インから2分も経っていないけど、早速出発です。
同泊の人2人とおじさんの車に乗り込み、温泉へと出かけます。


宿のおじさんの車で中標津の市街地方面に走る。
同泊の人とも自己紹介をしあい、ここまでの行程をお話しする。
同泊の人2人は、一緒に20日間ほどかけて車で北海道を一周しているんだって。
昨日は網走で、明日は釧路だと言っていたので、時計回りかな?


<「中標津保養所温泉」>
18:11 「中標津保養所温泉」

温泉にやってきた

あ、ここの温泉施設の存在は今回初めて知ったよ。このあと確認してみたらツーリ
ングマップルのも施設名の掲載があったんだけどね。
宿のおじさんが受付で手続きしてくれました。

庶民的な雰囲気の温泉だけども露天風呂もある。泉質はヌルヌルでスベスベにな
れそう。ちなみにシャワーーのお湯までヌルヌルだ。
露天風呂では同泊の人たちと語り合いながらゆっくりできました。


帰りの車では、宿のおじさんが「これからセイコマ寄るから、夕食と一緒にビールを
飲みたい人はそこで買うといいよ」と案内してくる。
あれ?宿には売っていないのかなって思って聞くと、「売っているけそ少し割高料金
だから損しちゃうよ」とのこと。

はにゃ?商売っ気があるのかないのか…。わざわざセイコマで買ったお酒を持ち込
めるのはありがたいけど、それって宿で販売しているお酒の価格をコンビニと一緒に
しちゃうのとほとんど同じでは…?よくわかんないけど、まぁいいや。
立ち寄ったセイコマで同泊の2人とワイワイ買い物。
サッポロクラシックをとりあえず2本買っておきました。たぶん足りないけど。
(食費 \406)

帰り道では運転しながら宿のおじさんがいろんな話を僕らにしてくれる。
「あの街灯は中標津空港の滑走路の物だよ」とか、「上空の雲に映っている灯りは
標津の沖のイカ釣り漁船の灯りで、昔確かめるために光を追って車で出かけたこと
があってね…」とか。

あと、中標津周辺の防風林の形状がすごく特殊なものであることに最近気づいたら
しく、夜にその根拠を見せるから楽しみにしおいてほしい、とのことだ。
ふむー、なんだろう。気になる」。


<「民宿 地平線」>
19:18 帰還

そしてそのまますぐに夕食突入です。よーし、お腹減ったぞー。

温泉にやってきた

メニューは鮭のホイル焼き・ホタテの刺身・豚しゃぶ・地元で獲れたブロッコリーや
大根やジャガイモなど。
鮭のホイル焼きの味噌味が、ビールにとても合うっすよ!
そして苦手でほとんど食べたことのなかったブロッコリーにも、初チャレンジしてみ
ましたよ。

同泊の2人はすんごいお酒のペース早いのよね。まだ食事中なのに500ml缶3本目
ですかー。とりあえず僕も出来る限りついていくっすよ、先輩!
そんでビールおごってもらったりしました。


21:00頃、夕食は終わったけどそのままの流れで飲み会に突入です。
同泊の2人はクーラーボックスにお酒とかツマミとかいっぱい持ってて、それを座卓
に並べてくれるんだ。わー、すみません、ありがたくいただいちゃいます。

今宵も飲みます

ちょっと寒くなってきたので、おじさんがストーブをつけてくれました。
まだ9月だし日中は暑いけど、もう北海道はそんな季節なのですね。

同泊の人は何度かこの宿に泊まったことがあるけど、今回は10年振りだそうだ。
ようやく念願が叶ったらしく相当喜んでいて、そんな勢いもあって酒のペースがメチ
ャ早いのです。

明日の宿泊予定が釧路で、オススメの宿が無いか聞かれるんだけど、釧路の海岸
沿いはあんまりわからんね。もともと釧路の海岸にとほ宿が無いから、先日標茶の
「なかまの家」に行ったんだしね。

あぁでもとほ宿ではなく旅人宿だったらいくつかあるか。
「休坂」とか「えとぴりか村」とかかなー。僕はそれらには宿泊したことは無いけど、ツ
ーリングマップルを参照してもらって場所は伝えておいた。

そういやここの宿も、去年でとほ宿の加盟から外れたそうです。
飲み会のときに初めて知った。
あらら。とほ宿のスタンプを集めてながら旅していたけど、ここの宿ではスタンプはも
らえないか…。
そしてもう1つスタンプを収集していた"道東旅人宿の会"からも昨年いっぱいで抜け
ちゃったんだってさ。まぁいろいろご事情もあるだろうから理由は聞かないけど。

道東の格子状防風林

おじさんは、さっき温泉を往復した車の中で話してくれたここ周辺も防風林の構造
について、PCで地図サイトを見せながら説明してくれました。
上の写真の薄っすら格子状に見えるものが、全て防風林。
明治後期に外国から来た開拓顧問の人の提案で造られたらしい。

おじさんは「宇宙からも見える。こんな防風林は世界中を調べたがここだけだった。
ナスカの地上絵よりもすごい。これは世界遺産にすべき!」と興奮気味。
もともとこの地が大好きなので宿を始めたそうなので、さらにこういう特殊なスポット
だと知って誇りが高まったと言う。
確かになかなかのスケールですな。でも地上から認識できないのが残念だ。


また、おじさんからは一周200kmの"ディープサウスの旅"の手作りMAPをもらいま
した。この宿から根釧台地の名所を地図通りに巡り1日で帰ってくる、もう北海道を
行きつくした人用のツーリング用MAP。
まだ完走出来た人は1名しかいないとのことだ。
ふむ、いつかこれを参考に走ってみるかも。地元ならではの情報も散りばめられて
いたので、いろいろ質問して情報を得ておいた。

飲みながらの情報交換会

時刻は22:30になりました。同泊の人のうちの1人は酔っぱらってダイニングで爆睡
しています。僕もそろそろ寝る準備をしようかなぁ。
おじさんが「開陽台からの朝日が最高だ。4:30に見えるから興味があれば是非!」
と言っているので、もし起きれたら見に行こうかなーと思うんだ。
きっと明日も快晴だし。だから早めに寝ようかなぁと。

同泊の人が「僕らは最強にいびきがうるさいので、耳栓をあげますよ」と言って耳栓
をくれた。ま、酒飲んで寝ていればそんなに気にならないんだけどね。

だけども昨夜「とおまわり」で飲んでいるときにいびきのうるさい旅人の話になって、
ななめさんが「でも、わざわざ耳栓を同泊者に配るような親切すぎる人もいたんだぜ
」と話していた矢先なので、ちょっとウケた。
早速翌日、そういう人に出会えちゃったよ、僕。ありがたく使わせてもらうよ。

22:40 脱退

耳栓もらった

今日は1人部屋

今日は僕1人で1部屋確保できています。質素な感じだけど、リラックスできそう。
1人のときのチャンスを生かし、少し明日以降のスケジュールを組んだり調べ物をし
たりして過ごしました。

さーて、明日はどうしようかな。早起きしようかな。
とりあえずアラームだけセットしておきます。
んじゃ、おやすみ!

23:30 就寝