<次回予告>

全てにおいて時間がないし、確定事項が無いし…。
でも、僕らは夢を諦めずに必死になって計画を進めていた。

行先は沖縄本島!
中部空港発と羽田空港発の2便が那覇空港で合流するというミラクルプランを
企画します。
でもー、ツアーはどこもいっぱいだー!電話しまくり、全てに断られる!
そして航空会社の座席の残り数席。
そうこうしているうちにレンタカーもなくなるー!

で、宿は?最後の1人のメンバーも決まっていないけど、どうするの?
サプライズのバースデーパーティーは?

…あと、そもそも僕は参加できるんですか?
休日出勤の可能性が濃厚ですが…。

次回、「
沖縄旅行2013(4-72)」、乞うご期待!!











三重県南部海岸線ドライブ (4-71)

2013.1.27
走行距離:498km
実行人数:1名

冬の良く晴れた日に半日だけ、羽を伸ばしたいと思います。熊野・尾鷲を中心とした海岸沿いをドライブ観光にしに行こう!

楯ヶ崎の透き通る海

名古屋で初めて迎える冬は寒かった…。
どうにもこうにも忙しいし、寒いしで、週末もドライブする気力が無い。

しかし愛車の"イオ"にたまには乗ってやらねば。
もう前回イオを運転した「三河湾ドライブ(4-69)」から1ヶ月以上が経過してしまっ
た。明日は晴れそうだし、前夜発の半日で行ける範囲で楽しみますか。
意を決して土曜の夜、僕は旅立つ決意を固める。

吹雪いた…

出発数時間前の夕方、マンションの外を見ると吹雪いていました。
おいおいおいー、テンション下がるなー、もう。
こんな天気で走れるんだろうな?明日は晴れるんだろうな?不安…。


1.26

21:00 名古屋出発

夜になると雪は一旦止んだようなので、出かけることにします。
イオにも周囲の車にも、うっすらと雪が積もっていたよ。でも道路は無事。

イオに積もる雪

冷え切った夜

21:04 名古屋高速

高速に乗ると、すぐにまたチラチラと雪が降り始めた。しかもよく見ると路面の左右
は雪で白くなっているし、中央付近も凍ってそうな雰囲気だ。
アワワワ…、怖い。怖すぎる。
当然速度はノロノロでの運転です。

東名阪道に入ると、さらに道が白くなり始めた。
…これって、ドライブするには普通にキケンなレベルなんじゃないだろうか。行楽な
んてしている場合じゃないんじゃなかろうか。
せっかく久々にドライブだというのに、眠いし寒い中頑張って出てきたというのに、こ
の条件は厳しすぎやしませんか?

早くも後悔。これ、家で寝ていたほうが幸せだったかも。
家にいたほうが幸せだし、安全だし。これで事故ったら笑えない。

21:32 四日市JCT


21:35 御在所SA

雪原のSA

すぐに三重県の御在所SAに入りました。
なぜかというと、きっと今回のドライブでここいらが一番積雪があるだろうから。
どんなもんなのか、体感したくて立ち寄りました。
うん、敷地内が全部真っ白だ。これはすっごいわ。

まぁ僕はこれからさらに南に行くから、これ以上条件が悪くなることは無いよな。
そして明日は日が高いうちに名古屋に買ってくる予定だから、雪や凍結の心配は
ないハズだ。ここいらのエリアさえ乗り越えられれば大丈夫。


SAを出発し、伊勢道をガンガン南に走る。

22:00 亀山JCT

22:35 勢和多気JCT

ここからは紀勢自動車道に乗ります。この道路って、僕は走るのは初めて。
2006年にできた現在55kmの比較的若い高速道路ですからね。
今までは海岸沿いを一般道で走っていたので、ここまで高速で来る機会ってなか
ったのだ。

22:53 紀勢自動車道 紀伊大内山IC

ここが紀勢自動車道の終点です。ここからは一般道で紀伊半島を南下しよう。

国道42号へ

さて、では今回の僕の目的をご紹介しましょう。
今回、僕が走りたいと思っているのは三重県南部の海岸線です。夜のうちに三重県
と和歌山県との県境まで走っておき、明日の朝に本格的に走り出す。

そして北上を続けて志摩半島の直前、つまり今高速を降りた紀伊大内山ICくらいま
で走ろうかと思います。
「どうせなら三重県の海岸線を一気に全部走れよ」って言われるかもしれませんが、
伊勢志摩は去年の「伊勢ドライブ2012-夏(4-61)」・「伊勢ドライブ2012-秋(4-65)
で既に走っているので今回は行きません。

あと、もう1つ理由があるとすれば、僕のスタミナが足りないから。
最近非常にお疲れなので、走れるのは明日の昼ごろまでだと思う。
あとは家路に着かないともうヤバい。


<道の駅 紀伊長島マンボウ>
23:11 道の駅 紀伊長島マンボウ

紀伊長島の道の駅にやってきました。確か日中であれば海が綺麗で南国気分の道
の駅だよね。

氷点下ドライブ

南国植物の下で

道の駅でちょっと休憩した後、さらに国道42号を南下。
交通量は少ないし、信号も少ないので走りやすい。
尾鷲を通過し、熊野の山間部で次の道の駅が見えてきます。


1.27

<道の駅 熊野きのくに>

24:07 道の駅 熊野きのくに

ここの道の駅は、写真に撮るのは初めてかな?確か日本3周目の「西日本一周旅(
3-27)
」の終盤で立ち寄ったことがあったよね。
小さくて、普通のパーキングみたいな道の駅。
見た感じ、トイレと自販機しかないっぽいよ。まぁ今の僕員はそれらがあれば十分だ
けど。

小さな道の駅

山間部を走っていた国道41号は、熊野の中心地で再び海沿いに出る。
さらに20kmほど南下したところにある「道の駅 パーク七里御浜」を本日のゴールに
しようかと思います。もう眠いし。

24:30 御浜町のコンビニ

道の駅のちょっと手前でコンビニを発見。この後の晩酌用にビールとおつまみを買い
ました。


<道の駅 パーク七里御浜>
御浜町にある、海に面した道の駅。今夜はここで車中泊をします。
ここは日本1周目で朝日を見た場所だね。それ以降、何度もお世話になっています。

24:43 道の駅 パーク七里御浜

イオを車中泊バージョンにし、車内で飲み会でもやりますか。
寒いけど、久々の車中泊は楽しいな。

車中飲み会

四国で紅葉を見たとき以来、2ヶ月半ぶりの車中飲み会なので嬉しくなって夜更か
ししちゃいました。ビールは1缶だけにして、あとはゴロゴロしてた。
気付けばもう夜中の2時か。
実は夕方に3時間ほどお昼寝をしていなんだけど、すでにもうかなり眠い。
明け方まで寝るとしましょう。

26:00 就寝


6:05 起床

空が明るくなって来たので起きました。道の駅の敷地から国道41号を挟んだ反対
まで行けばもうそこは海。
歩道橋を渡って海が見える位置まで行ってみましょう。

歩道橋と熊野灘

うぅ…、寒い。この時間が一番冷え込みキッツイよね?
でも、冬の朝は神聖な気分だ。明るくなっていく水平線も美しい。
こういう景色を眺められるのも、車中泊の醍醐味だよね。宿に泊まっていたらなか
なか朝日なんて見れないもんね。

朝焼けに染まる海

道の駅の敷地

では、僕はこのまま日の出を待っていられるほどノンビリ屋でもないので、出発しま
しょう。身支度を済ませ、車内を片付ける。

缶コーヒーで温まりながら道の駅を出発します。
ここはまだ三重県。和歌山県との県境は10kmほど南なので、まずはそこを目指し
ましょう。

6:32 出発


<七里御浜ふれあいビーチ>
あの、出発してわすか数10秒だけど、七里御浜ふれあいビーチが見えてさ、そこの
景色がよさそうだったので立ち寄ることにしました。
うん、そうだ。日本1周目で朝日を見たのは、まさにここだった。

6:33 七里御浜ふれあいビーチ

真冬のトロピカル

再び出発後、すぐに紀宝町に入る。三重県最南部の町だね。
「道の駅 紀宝町ウミガメ公園」はとりあえず通過。

その後、「熊野川」にて三重県から和歌山県へと入ります。過去に何度も跨いでい
る県境だね。また来たよ、和歌山県。

三重から和歌山へ

今回の目的は三重県の海岸線なので和歌山は全然観光の対象外ではあるけれど、
せっかく足を踏み入れたのだから足跡は残しておきたい。
そしてそこを、いずれ和歌山県の海岸線を走るときのスタートかゴールとしたい。

ちょうど県境の「熊野川」を渡った直後に「熊野速玉大社」が出てきます。
ここに立ち寄って行きましょう。


<熊野速玉大社>

6:52 熊野速玉大社

ちょっと路地に入ったところにある駐車場にイオを駐車。そして拝観に向かいます。
何度も国道41号は走っているけど、ここに立ち寄るのは実は初めてなのだ。

静かな境内

日の出前の参拝

ここも「熊野古道」を含む世界遺産の一部だったよね、確か。
そして熊野三山の1つだね。
まだ日が昇らない静かな境内は、ほとんど人もいない。ご近所の人が2・3人散歩を
している程度です。

とりあえず写真を撮影しながら境内を一周。こういうのの由緒とかってあまり詳しくな
いけど、とりあえず神社には冬の朝が似合う。
こういうシチュエーションの散歩は嫌いじゃない。

速玉大社&YAMA

それでは、三重県の海岸線走行を始めます。Uターンして和歌山県から三重県に
入る。「熊野川」を渡るとき、熊野灘の彼方から太陽が昇ってきました。
おぉー!朝日だー!!明るいぞー!
昨夜遅くに雪が降っていたのがウソのような快晴の朝の到来です。

国道41号の「熊野川」の河口にある「紀州製紙」の工場前に車を停める。
工場の向こうから朝日が昇る図がいいね。

工場と朝日

<道の駅 紀宝町ウミガメ公園>
7:17 道の駅 紀宝町ウミガメ公園

さっき和歌山に向かっているときに通過した道の駅です。
ここには無料の「ウミガメふれあいパーク」っていうのがあって、水槽の中を及ぶウ
ミガメを見学できたりするのですよ。
日本3周目の「紀伊半島一周ドライブ(3-57)」でもウミガメを眺めたね。

しかし、この早朝の時間帯なので「ウミガメふれあいパーク」はまだオープンしてい
ません。わかっちゃいたけど、残念。

ウミガメのいる道の駅

その後、7:30頃に車中泊をした「道の駅 パーク七里御浜」の前を通過。
出発してまだ1時間だけど、すっかり日も出て明るくなったな。
では、ここからは国道41号を北上しながらガンガン観光もしていきますよ。

まずは熊野エリア、3つの密集しているスポットを順に回ります。
その最初は「花の窟神社」だ。


<花の窟神社>
7:39 花の窟神社

日本2周目の頃から何度か来ている、一風変わった神社です。
駐車場付近は綺麗に整備されていて、宿場町チックな土産物屋や食堂みたいなお
店が密集する小さなスポットになっていました。
こんなの、前回は無かったな。変わったな、ここ。

空中の注連縄

イザナミノミコトが祀られている
"イザナミノミコト"を祭っている神社。
聳え立った70mの岩の間に注連縄を渡しているのが特徴的です。
これそのものが御神体だそうだ。
注連縄がある部分の高さは45m、そしてその長さは170mもあるみたいです。

毎年2月2日の「お綱かけ神事」でこの縄は架け替えられるそうで、本日8:00〜は
「縄なえ作業」 といって、多くの人手を借りてその縄をなう作業をするんだって。
既に小屋の中で作業を始めている人もチラホラいたよ。


<獅子岩>
「花の窟神社」から国道を1kmほど北上したところにある奇岩です。
ここもお馴染み。

7:51 獅子岩

海に吼える獅子

朝日を眺める

南国景色

ライオンの横顔に見えることが、この岩の名前の由来です。わかるような、わから
ないような…。
でも、ここからの海はとてもきれいなんだぜ。


<鬼ヶ城>
「獅子岩」から国道41号をさらに1kmほど北上したところにある「鬼ヶ城トンネル」の
手前まで来ました。
すると、鬼ヶ城入口の小さな標識がある。

あれ、鬼ヶ城ってトンネルの南側からも行けるのか。今までは北側から入っていた
よね。そっちは大規模な有料駐車場があって、客引きの激しい土産物通りを通過し
て景勝地まで歩いたよね。

一転、ここは何にもない。駐車場も無料だ。
僕以外に車もないし何もなさ過ぎて不安なんだけど、駐車場が無料なんだからこれ
はラッキーですよ。ここからアプローチしてみましょう。

7:57 鬼ヶ城

心細いアプローチ

うわぁ、本当にこっちでいいのかなぁ。標識とか無いからカンで進む。
いきなり貧相な階段。
そして人もないくて小さな漁港の脇を通り、それから階段で山道に入る。

全然観光地っぽくないよ。誰もいないよ。この山道はどこまで続くの?
こっと不安になったが、この道をしばらく進むと海っぺりの岸壁エリアに出る。
鬼ヶ城特有の岩肌だ。
そして海に向かって大きくロケーションが開けたことで、朝日を浴びて印象も大きく
好転。
あぁ、僕は知っている。ここが今までも来ている鬼ヶ城だ。

奇岩とYAMA

"坂上田村麻呂"が"桓武天皇"の命を受け、鬼と呼ばれていた海賊の"多娥丸"
を征伐したという伝説の残る地です。

ここでは波や風による浸食と地震とかの天災によって生まれた複雑な地形を目の
当たりにすることができます。
こんな奇妙な形になるだなんて、自然の力は不思議だね。
今までは北側から歩いていて途中で引き返していたから、こっちの南部の方が初
めてです。新鮮な気分。

垂れ下がる岩

蜂の巣

洞内から

"波切不動"・"蜂の巣"を経て海沿いギリギリの断崖の遊歩道を進む。
蜂の巣はその名の通り、岩肌にボコボコに穴が開いている。リアルに蜂の巣にそっ
くりだ。
岩肌がオーバーハングしている場所も多く、ちょっとした洞窟気分。
そこから見る青い海がステキ。

いやぁ、いい気分だねぇ。リフレッシュで来ているねぇ、僕。
昨夜の雪にはビビッたけど、心から決行して良かったと思うよ。

波に洗われる

不思議な模様

岩肌には丸や線で繋がれた、不思議な紋様が残されている。
古代文明にて描かれたような、そんな感じのデザインだ。

これは水の通り道だね。凝灰岩のこの岩肌を上から滴り落ちる水滴が岩を削り、そ
してその水流がいつしか線となったのだろう。
そして丸いのは、水が溜まっている場所。これはポットホールだろうか?
もしそうだとしたら、小石が水流でカラカラ周り、長い年月をかけてその窪みが大きく
丸く成長したのだろう。
自然が作り出した、芸術的な紋様ですな。

アップダウンの道のり

挟まる

冬の朝日で陰影が浮かぶ

そんな感じで海を見たり岩肌を触ったりしながらおよそ40分の快適な散歩を楽しみ、
イオの元へと戻りました。
朝だったためか、それともマイナーな南半分の探索だったからか、この間で誰1人と
も擦れ違いませんでした。


「鬼ヶ城」のすぐ北で国道は2つに別れます。
1つは国道42号。やや内陸部を通る、僕が域に南下してきたルートです。
内陸部だけども走りやすく、紀伊半島でのメインのルートとなっています。

もう1つは国道311号。海沿いギリギリを走る国道です。
海岸線に合わせてクネクネしているので距離が長く、そして狭い部分もかなり多い、
マイナールートです。帰り道は後者を選ぶよ。
国道311号に入る。

国道311号の狭路

これでも立派な国道です。ところどころ擦れ違いは困難だが、交通量はほぼゼロ。
冬の低い日差しを浴びながら眼下に海を眺めつつゆっくり走りましょう。


<太郎坂広場>
9:01 太郎坂広場

国道311号をおよそ20分走ったところで中佐な駐車場と展望スペースがありました。
ここの存在には初めて気付いたな。遠くに見えているのは「楯ヶ崎」だね。

そして展望所には花が植えられ、こじんまりしているけど手入れが行き届いている。
地元の人たちがきちんと管理してくれているのだろう。
ほのぼのした雰囲気の展望所です。

遠くに見える楯ヶ崎

小さな展望所

「楯ヶ崎」はここから見るとまるで島のようだ。
「楯ヶ崎」の駐車場は上の写真では写らないほど左の方。だから、岬の先端まで
行くには、写真に写っている島のような半島を全て歩かないといけないのだ。
僕は今回は歩いてみようと思うけどね。


<楯ヶ崎>
「太郎坂広場」から15分近くクネクネ道を走り、楯ヶ崎へのアプローチ拠点となる
駐車場までやっていました。

9:18 楯ヶ崎 駐車場

始まりの地

前回の「紀伊半島一周ドライブ(3-57)」のとき、僕はここで「楯ヶ崎」の先端まで片
道45分なんて歩きたくない」と言い、この駐車場で海を見ながらサンマ寿司を食べ
たんだ。
しかし今回はちゃんと先端まで行こうと思うよ。
片道は1.9kmらしい。ではスタート!

まずは山道をサクサクと下る。さっき「太郎坂広場」から見た、岬へと続くくびれの部
分を下っているんだと思う。そんなに苦労せずに1kmほど山道を下ると、そこには小
さな漁港と「阿古師神社」という神社がありました。
ここまでは駐車場から15分くらいです。

阿古師神社

ここからは登りです。結構シンドいです。体も温まってきたぞ。
基本的に展望は開けません。ほとんどずっと木立の中の山歩きです。

途中、周囲がガサガサしたのでビックリ。そしたら鹿が何頭も現れました。こんな海
の近くでも鹿がいるんだねー。

登り坂

鹿だ!

鬱蒼とした木立

淡々と歩き続け、駐車場出発からおよそ30分が経った頃。森が開けて目の前に灯
台が現れました。

9:48 楯ヶ崎到着

真っ青な空と海。誰もいない岩礁地帯。おぉー、これはいいね!
この感覚は本州最東端の「トドヶ崎」を目指したときと似ているね。気に入った。

二木島灯台

灯台をバックに

足場の悪い岩盤に出てみる。ここは「千畳敷」と呼ばれているそうだね。
斜面の先には断崖でその下には海が広がる。ワイルドでいい眺め。
とその岩盤にはレンガ造りの何かの施設の遺構が残されています。これはなんな
のだろう?
観測所?旧灯台跡?それともなんらかの碑が立っていたりしたのかな?

次に、千畳敷を歩きながら200mほど向こうに見えている楯ヶ崎のシンボルの岩に
向かってみましょう。

千畳敷からの灯台

熊野灘が広がる

太郎坂方面

足場はそんなに良くないけど、このあたりのテンションはMAXです。素晴らしい。

そして、目の前に楯ヶ崎の名前の由来となる、楯のかたちをした岩が現れる。
高さ80m・周囲が550mもある、海から聳える巨大な柱状節理です。

柱状節理の楯ヶ崎

おぉ、本当に楯のように薄っぺらい岩なんだね。写真では大きさは良くわからない
だろうけど、メチャ巨大です。高さ80mですから。
またしばらく「千畳敷」の景観を眺め、そして大満足で山道を引き返します。

1kmほど引き返して「阿古師神社」の鳥居近くまでやってきました。
行きのときには角度的に気付きにくかったけど、神社の目の前の小さな漁港の海
の色がとても綺麗であることにここで気付く。
いいわー。歩いて疲れているときにこのブルーの海は癒されるわー。

阿古師神社と漁港

登山路から見える海

10:32、往復4kmほどの道を歩いて駐車場に帰ってきました。
いい運動になった。ついでにお腹も空いてきた。
車を発進させる前にツーリングマップを見て考える。

国道311号を引き続き走ると、まだまだ続くクネクネ道で時間もかかる。しかもこの
先はそんなに目ぼしい景勝地も無い。
しかしここから数km国道311号を北上すれば県道70号というエスケープルートが
あり、それを利用すれば簡単に内陸部を走る国道42号に戻れる感じ。

よーし、県道70号を利用するルートを取りますか。
そんで尾鷲の中心地まで行けばいろいろ食事処もあるだろうから、そこで魚介でも
食べるとしますか。

楯ヶ崎出発!

県道70号

海岸線沿いをしばらくクネクネした後、国道311号を離れて県道70号に乗る。
内陸部に一気に進む、快適な2車線道路です。全然車がいないです。
そして国道41号に再合流。
このままこの道を北上すれば、およそ15kmほどで尾鷲の中心地です。


<「尾鷲 お魚いちば おとと」>
尾鷲の街中までやってきました。ここは「土井竹林」とかもある、多くのレストランが
集合する駐車場の一角。以前にも竹林に行くためにここに車を停めたね。
そこに魚市場があるのを発見しました。
この魚市場に食事処は併設されているだろうか?ちょっと覗いてみよう。

11:07 「尾鷲 お魚いちば おとと」

お魚いちば

巨大駐車場

ここでは尾鷲の港に水揚げされた新鮮な魚を毎日運んできて販売しているんだっ
て。鮮魚の販売コーナーを奥へと進むと、海鮮問屋お弁当、お寿司の販売コーナ
ーがありました。

持ち帰り用のパッケージにはなっているけど、飲食ブースもあって買ったものはこ
こで自由に食べれるそうだ。目の前で作っているのでどれも出来立て。
では、せっかく紀伊半島に来ているので、紀伊でしか食べれないサンマ寿司にし
ましょうか。

サンマ寿司

飲食ブースを使う人だけ、無料で味噌汁もついてきます。
魚のダシの利いた味噌汁。おいしいー!サンマ寿司も大好き!
サンマ寿司を一気に1本丸々食べてお腹もいっぱい。では、少し散歩しよう。


<土井竹林>
さっき少し触れたとおり、この敷地の奥の方には土井竹林があります。
尾鷲の名所の1つですね。そこを散歩して来ようと思います。

回転寿司の店の奥

僕も昔はこの看板を見て目を疑ったものです。尾鷲を代表する名所の1つが、回転
寿司やマクドナルド、パチンコ店の裏にあるだなんて…。

今しがたご飯を食べた「おとと」とも繋がる、広い駐車場の奥の小道に入ります。
上の写真に写っている山の真下辺りが竹林です。
駐車場エリアを過ぎると「お人形の家」という施設が見えてきます。

お人形の家

庭の井戸

この「お人形の家」は、土井竹林を作った土井家の別荘で、明治時代の建物。
中には世界中の人形などが集められていて、予約時のみ開館してくれるのだそう
だ。
この施設からさらに奥へ進み、山道チックな道を登ります。
数分歩くと、素掘りの小さなトンネルの向こうに竹林が垣間見えました。

トンネルの向こうの竹林

竹林の中の東屋

誰もいな竹林エリアにやってきました。東屋がありますが、施錠された扉の向こうな
ので実際に利用することはできません。
竹林を取り囲む垣根に沿って歩いていきます。

敷地内には直径30cm・高さ15mほどの巨大な竹が密集しています。
NHKドラマの「旅路」の舞台として全国的に有名になったらしいね。僕は知らないけ
ど。てゆーか、僕の生まれる遥か昔のドラマだそうだし。

静かな竹林

歩道崩壊

竹の合間から見える太陽の光が幻想的で、上を見上げつつ写真を撮る。
しかし、少し進んだところで歩道が崩壊してしまっていた。ハデに陥没していた。

あれ?以前来たときはこんなだったっけ?
本当にかなりの壊れっぷりで、無理矢理突撃しようにも危険だからやめた。
ここまでの道のりだけでも充分に堪能できた。

12:00ちょっと過ぎ、「おとと」の前のイオに乗りこんで出発。
ご飯と竹林で、およそ1時間の滞在でした。


国道42号を北へと走り、「高塚台公園」への分岐の看板が出てくる。
あぁ、日本3周目でも立ち寄ったなぁ。ここからすぐだからまた行こうか。

高塚台へ

<高塚台公園>
国道からはほんの500mほどのところに駐車場があります。ここからさらに500mほ
ど歩けば海を一望できる展望台があるのです。

12:28 高塚台公園

舗装された展望台への歩道をテクテク歩く。地味な上り坂が「楯ヶ崎」攻略後の足
腰に重くのしかかってきます。

展望台への登り坂

展望台到着

標高74m。海に突き出た丘の上からは、熊野灘のリアス式海岸が一望できます。
ここいらの島々は、"紀伊の松島"とも呼ばれているそうだね。
ここも無人だったので1人で景色を堪能。というより、今回丼このスポットでも僕以外
の観光客を見かけていないな…。冬だから??

紀伊の松島

展望台のYAMA

再び駐車場のイオに乗りこみ、国道42号を走る。
行きにチラッと立ち寄った「道の駅 紀伊長島マンボウ」の前を通過。
ここからは海を少し離れ、山間部を九十九折に登って行きます。


<マンボウの丘>
国道42号の「荷坂峠」にある展望所です。
ここ、行きに深夜走ったときに気になっていたんだ。

13:05 マンボウの丘

空を泳ぐマンボウ

さよなら、紀伊の国

展望所にはマンボウをかたどったポールが何本も設置されていました。
眼下には、紀伊長島の海が見える。
ここは「荷坂峠」っていって、かつての紀伊と伊勢の国境にあたります。

国道42号もここからはずっと内陸部に入るので、海岸線の旅はこれでおしまい。
さーて、名古屋に帰りますかねー。
ここからは行きと全く同じルートだよ。


13:20 紀勢自動車道 紀伊大内山IC

13:41 勢和多気JCT

ここで伊勢道に入ります。

14:15 亀山JCT

14:31 四日市JCT

14:36 大山田PA

桑名のPA

もう自宅まで30分ほどの距離だけど、ここでトイレ休憩。
そして愛知県の名古屋市に入ります。

15:11 帰宅