徳島・高知ドライブ2012 (4-66)

2012.11.3-4
走行距離:1164km
実行人数:1名

四国には、日本一長い87.7kmの林道が存在する!紅葉を眺めながら、その超ロングダートを走り抜けよう!

秋色の山を行く

11月3日:剣山スーパー林道攻略    11月4日:蒲生田岬攻略
11月3日:剣山スーパー林道攻略


0:03 名古屋出発

愛車の"イオ"に乗り、仕事から帰宅後に名古屋の歓楽街を出発。

11月に入り、秋も深まってきましたね。今回僕が目指すのは四国です。
紅葉に染まる「剣山スーパー林道」を走破したいと思います。それ以外のことはほと
んど何も考えないまま出発しちゃいました。
走りながら考えようと思います。

0:08 名古屋高速

11月3日:剣山スーパー林道攻略    11月4日:蒲生田岬攻略











00:31 四日市JCT

00:53 亀山JCT

亀山からは新名神で西へと向かいます。
ここいらでパラパラと雨が降ってきました。うおっ、聞いていないんですけど。

これから紅葉を見に行くのに雨なんてありえないんですけど。
曇りでも無し。晴れが大前提なのに。
まぁそのうち止むでしょう。ポジティブに行こう。


1:11 甲南PA

滋賀県に入りました。まだ出発してからそんなに走っていないけど、もう眠いのでこ
こで仮眠してから行こうと思います。
どうせ行先は徳島県、そんなに急ぐ必要もないさ。

静かな夜

早々に仮眠

もう寒い時期になっているので、今回からは車中泊にも羽毛布団を乗っけてきてい
ます。これでエンジンを切った車内であってもポカポカなのだ。

1:30 仮眠


5:15 起床

はい、おはよう。結構良く寝ちゃった。まだ真っ暗だけど。朝と言える時間まで寝ち
ゃった。車を片付けて、四国を目指し早速出発。

5:30 出発

夜明け前の進軍

5:41 草津JCT

ここで名神高速に乗り換えます。少しずつ空が明るくなってきた。
あと、雨はやはり一時的なものだったみたいだね。たぶん今日は晴れると思うよ。

6:25 西宮JCT

阪神高速に乗る。もうすぐ「明石海峡大橋」だ。
そして6:55、大好きな「明石海峡大橋」に差し掛かる。
長い長い「舞子トンネル」を抜けて飛び出した先は、本州から淡路島へと掛かる世
界一長い吊り橋の上。

この爽快感はハンパないね!朝日に照らされるの明石海峡を横断する!

舞子トンネル

朝の明石海峡大橋

あぁ、それでですね、こういった走行中の写真は僕はちょっとした工夫で、画面を見
ることなく撮影できるようにセットして実施しています。

今のところの道交法は携帯電話と音楽機器を手に持ち、かつ液晶画面を中止する
ことが違反行為でして、デジカメ等はその対象がいなんだけどもそのうち法が変わ
ったときに厄介ですもんね。

どうやって撮影しているかの具体策は、みなさん工夫して自分なりにやっていると思
うし僕もそうなのでオフレコで。


7:02 淡路SA

大体いつも「明石海峡大橋」を眺めるためだけに立ち寄るSA。
今回も実はそうなのです。

淡路島からの明石海峡大橋

その後、およそ40分をかけて淡路島を縦断。どんどん空が晴れてきたよー。
気分も盛り上がってきたよー。
そして淡路島の最後は鳴門海峡を渡る「大鳴門橋」です。
橋、大好き。ここも渦潮を眼下に眺めながら通過するのが爽快なのです。

大鳴門橋

そうだ、「鳴門公園」でも観光していこうかな。
まだまだ「剣山スーパー林道」までは遠いですもん。それまでに観光をしつつ士気
を高めたいですもん。鳴門はうってつけだ。

時刻は7:50になるところ。
「鳴門公園」の駐車場が有料になるのは確か8:00からだっただろうか?
ギリギリで無料時間帯に到着できるかもしれないな。すぐに高速を降りる。

7:53 神戸淡路鳴門自動車道 鳴門北IC

ICから「鳴門公園」方面に戻る。「鳴門公園」ももう6回目か7回目かな?
走り慣れた道です。いつものところで大鳴門橋の遠景も撮影していこう。

サンビーチからの鳴門海峡

<鳴門公園>
7:59 鳴門公園

ちょうど駐車場は係員の人が出勤してきて料金所の準備をしている途中。
この時間であればギリギリで料金を徴収されずに済みます。
正規の料金は確か410円。貧乏旅行の僕にとっては結構イタい金額なので無料時
間帯に来れたのはかなりラッキーです。

では、3年振りの鳴門公園観光です。
ここにはいくつもの絶景展望台があるのですが、前回の「シルバーウィーク大暴走(
3-73)
」のときに新たに見つけた「千畳敷展望台」を今日のメインにしようかなって思
います。

テクテクと徒歩10分ほどの距離にある展望台へと向かう。

孫崎の灯台と淡路島

鳴門の渦

鳴門といえば渦潮が有名。今日の渦潮発生のピークは8:00。つまりちょうど今です。
足もとには豪快に海が荒れ狂い、左右の海がぶつかり合っています。
まぁなかなか絵にかいたようなきれいな渦潮は見れないし、それを写真に収めるとな
るとさらに大変なんだけどね。

尚、年に2回の4月と10月あたりには、地球の自転だけではなく公転の作用も入り、超
巨大な渦潮が発生します。
それを晴天の日に見に真上から見下ろしたのが「徳島⇒明石旅行(2-23)」です。
良かったら見てやってください。


展望からはさらに海面方面に下る遊歩道がある。
あ、この道は前回には気付かなかったな。降りてみよう。どんな景色が眺められるの
だろうか。

大鳴門橋を見上げる

あ、ここはなかなかいいところです。
誰もいない、海っぺりギリギリのロケーション。頭上には大鳴門橋。
そして目の前では朝日に照されて輝く海がぶつかり合っています。この光景は見と
れるわ。

孫崎&YAMA

目の前の鳴門海峡

「鳴門公園」を出発して徳島市方面に県道11号を南下する。
ここで「小鳴門橋」っていうのを渡るんだ。さっき見上げていたのは大鳴門橋だけど、
ちゃんと"小"のほうも存在しているんだよ。

そのすぐ左には高速道路の神戸淡路鳴門自動車道が並走しています。
さっき鳴門北ICで降りなければ、その一瞬後にはここを走っていたのだ。

小鳴門橋

徳島市へ

9:00頃、徳島市内に入る。道路は広くて走りやすいです。
ここで今のうちに満タンまで給油をしておこう。「剣山スーパー林道」に至るまでは山
の中なので、ガソリンスタンドもほぼない。
仮にあったとしても週末なので、営業していない可能性もある。
そんな心配をしたくはないので、都会の徳島市街地にいるうちに給油するのだ。

ついでにマクドナルドにドライブスルーで立ち寄る。
朝マックで軽く朝ご飯にしておこう。

あ、そうだ。せっかく徳島の中心地にいるので「弁天山」についで立ち寄ろうかな。
ここ国道55号からほんの2kmほど反れれば、「弁天山」という日本一低い自然の山
があるのです。
記憶を頼りにハンドルを切ってみた。


<弁天山>
9:38 弁天山

日本一低い自然の山、弁天山。ここも5・6回目の訪問だろうか?
日本3周目の「香川&徳島⇒明石旅行(3-54)」で6人で攻略して以来かな?

日本一低い山

この山の標高はたったの6.1m。僕は以前にふもとから山頂までダッシュで駆け上が
ったときのタイムを計測してもらったことがありますが、そのときは5.6秒でした。
お手軽登山です。

ちなみに、この記事を読んで「あれ?日本一低い山って天保山じゃなかったっけ?」
とか「もっと他に低い山ってなかったっけ?」って思われる方もいるかもしれません。
そんな方は「日本一低い山リスト」をご覧ください。
全国の低い山を攻略してきた僕のレポートを集約させてあります。

山の全景

山頂のYAMA

山頂は数人が立てるくらいのスペースしかない。あるのは小さな祠と記帳所。
木々が生い茂っているので眺望はそんなに良くは無い。しかし僕はこの山が全国の
低い山の中でも一番好きなのだ


「弁天山」から国道55号に戻ってほんのちょっとだけ南に行くと県道16号への分岐が
出てくる。この道をひたすらたどれば「剣山スーパー林道」だそうだ。
よーし、いよいよ山間部に踏み込んでいくぞ!
一気にローカルな雰囲気になる県道16号を、「勝浦川」沿いに走って行く。

目指せ!スーパー林道!

<道の駅 ひなの里かつうら>
県道16号沿いに道の駅がありました。ここの存在、初めて行ったよ。
どうやら1年半ほど前に出来たばかりの道の駅なんだそうだ。

10:09 道の駅 ひなの里かつうら

「スーパー林道」にほど近い道の駅だから、林道の案内MAPとかないかなーって思
って思って情報コーナーを捜索したんだけど、残念ながらありませんでした。

勝浦にできた道の駅

<日浦ロードオアシス>
10:38 日浦ロードオアシス

さらに県道16号を進むと、休憩所と公衆トイレが見えてくる。
ここがロードオアシス。おそらくスーパー林道の手前では最後の休憩スポットでしょ
う。ここでトイレに立ち寄っておかなければ。これからは長い闘いだから。

闘いは近い

「スーパー林道」まであと3.2kmという標識を通過。
はーい、ドキドキしてきましたねぇー。

ここいらは横に「月ヶ谷温泉村キャンプ場」っていうのがあるんだけど、その施設前
にはたくさんの十月桜が咲き誇っていました。
県道16号沿いにも普通に咲いている。いいものを発見したものですなぁ。
車を停めてちょっと撮影していきました。

あと3.2km

月ヶ谷の十月桜

キャンプ場を過ぎるとすぐに県道16号を離れます。
いよいよ道も細くなってきたぜ。山も深くなってきたぜ。「剣山スーパー林道」始まり
までのカウントダウンです。
天気は引き続き良好。イオ、今回もワクワクするようなドライブをしようぜ!

いよいよ…

<剣山スーパー林道>
10:55 剣山スーパー林道

辿り着きました、写真でよく目にするスーパー林道起点の標識前です。
僕もここでイオを入れての記念撮影。

剣山スーパー林道はここから87.7kmも続く日本一長い林道です。
ダート走行をするオフロードバイクの人たちにとっての聖地です。

攻略にはどのくらいの時間がかかるんだろう?日が暮れるまでには突破できるとは
思うが。
そして一部工事で迂回をしなければいけないという情報も掴んでいます。
アドリブを要すると思われるが、こっちも時間はたっぷりある。暗くなるまでなら大丈
夫。では、突撃します!

10:55 始まりの地

ここからの長い長い四国山間部の道のりについて、ルートの詳細とかは本サイトで
は記載しません。MAP対比の説明とかは他にもいいサイトがたくさんあるので、そっ
ちで見てくださいね。

あと、観光もほとんどしません。有名な「百闡黶vとかありますけど、僕はひらすら走
って通過しますので。

11:05 ダート突入

最初の数qはクネクネした細いアスファルト。しかしすぐにダートが始まります。
もうここからはほぼ全線ダートなので覚悟しておこう。
普通車でも走れないことはないが、なかなかワイルドだよ。

そして標高は600〜700mくらいだろうか?どんどん登って行きます。
紅葉もチラホラ出現してきます。

11:10 紅葉峡

道端に「紅葉峡」という立札の設置されているスポット。
道の端にイオを停車してみました。
川沿いに見事な紅葉が広がっています。あと1・2週間後がピークって感じかな?
頭上のモミジもとても綺麗だ。青空の紅葉、素晴らしい。

11:18 荒れた道を行く

…落石が多い。そして道が狭い。擦れ違いは場所によってはかなり困難なレベル。
しかし晴天の週末のためか、オフロードバイクは結構多い。
後ろから来たら抜かしてもらいます。

四輪車は意外と四駆ではない普通の車もいたりする。そんで大抵そういう車は高齢
者が乗っていたりする。すごい度胸です。
まぁ僕も「青森ドライブ2010(3-92)」では車高を下げたbBで「白神ライン」のダート42
kmを走り抜けたけどね。

11:21 殿川内氏神金刀比羅宮

廃墟!?

道の脇に「殿川内氏神金刀比羅宮」という小さいお堂がありました。
そこを過ぎるとすぐに木造の廃墟がモリモリッと出てきたので大興奮。

これ、家屋じゃなくて作業小屋とかかな?家屋だったら最高だけど。
走行しながらチラッと中に目を凝らすと残留物はほとんどない様子だ。残念。
まぁいずれにしろ、今回は廃墟企画ではないのでここはスルーしますよ。

11:25 紅葉の坂

「勝浦川」沿いの紅葉を見ながらグングン標高を上げてきます。
ここで最初の大きなポイント、標高1180mの「旭丸峠」に辿り着きました。
スーパー林道走行開始から45分で標高を900m近く登ったことになります。
もう、雲上の世界だ。

11:40 旭丸峠

11:40 標高1180mの世界

ここからは「雲早山」方面に向けて下り坂が始まります。標高900mくらいまでのダウ
ンヒルみたいですぜ。

峠を越えたことで、この道は太陽が当たりやすいロケーションとなりました。
ぽかぽかの秋の陽気を浴びながらの林道走行です。
色付き始める山々の中のドライブは気持ちがいいな。

12:01 秋色の世界

紅葉の中のイオ

しばらくはこんな幹事の快適な道を土ホコリを舞い上げながらゴトゴトと進む。
そうこうしているうちに、唐突に舗装路が出てきました。

ツーリングマップルを見てみると、スーパー林道はここいらで一時的に国道193号と
合流している。その区間の1kmちょっとが国道だから、舗装されているってわけね。
はい、そんなワケでここまでがスーパー林道の第1区、序盤にあたる部分でした。

12:07 束の間の舗装路

12:10 第2区の開幕

第2区の開始ポイントには案内板がありました。
ここから「ファガスの森」まで6.5km。「山の家 奥槍戸」までは44.2km。
どちらもスーパー林道にある貴重な休憩施設です。よしっ、まずは目標は「ファガス
の森」だ。そこで一旦休憩しよう。

あと、そのあとの後半部分でやはり一部通行止めがあるようだな。迂回路を使って
大回りしないとダメなようだ。ま、しょうがない。

12:22 荒れたダートを登る

「ファガスの森」に向けて一気に標高を上げていきます。そんで路面は結構荒れ気
味。だけどももうダートにも慣れたので、若干滑ろうとも楽しいくらいだ。


<「ファガスの森」>
12:31 「ファガスの森」

スーパー林道にあるドライブイン&バンガロー。休憩所や情報コーナー、レストラン
など設備は充実しています。
数少ない休憩所なので、スーパー林道を走る車やバイクはとりあえず立ち寄ってト
イレ休憩に使ったりしているようだ。

休憩しよう

紅葉と青空と

一歩外に出ると、うっひゃー、寒い!
ここはもう標高1300mを越えている。そりゃ寒いわ。四国の思いっきり山間部だもん
な。とりあえずトイレによ寄り、そして情報などを入手する。

休憩所内はレストランがが営業していたが、僕はもうちょっとガマン。
ここでは食べません。
でもスーパー林道のオリジナルステッカーが売っていたので衝動買いしちゃった。
あと、スーパー林道の見どころつきのMAPを入手。やったー。

ステッカー&MAP

通行止め情報

12:50、20分ほど滞在した「ファガスの森」を出発する。
次のポイントはほんの数q先、「徳島のヘソ」と呼ばれる絶景スポットです。


<徳島のヘソ>
13:00 徳島のヘソ

急に前方が開け、崖の向こうに大展望が出現。
ここが徳島のヘソ。スーパー林道の最高地点の標高1500mに近いスポットであり、
晴れた日には「大鳴門橋」までも見えるそうなのだ。

ヘソ&イオ

空に飛び出すように

てゆーかね、ぶっちゃけここに着いたときには絶景過ぎて、ここから「大鳴門橋」が
見えることを忘れていた。

一体こんな山の中で、どっちの方向に鳴門が見えるのだろうか。
きっとこれだけ晴れていれば間違いなく見えていたはずなんだけど…。
ネットを検索してもここからちゃんと「大鳴門橋」を見れた人が見つからず、よくわか
らないのです…。

ヘソ&YAMA

どこまでも山の中

全景

13:08 高城山のレーダーとレール

出発するとすぐに標高1628mの「高城山」に聳えるレーダー基地が間近に見えてき
ます。スーパー林道から基地までの間はモノラックレールみたいなレールが伸びて
いました。
あのレーダーでは四国東半分の雨量を観測しているんだってさ。
当然一般人はレール内には立ち入っちゃダメなのです。

そして、頭上ばっかりに気を取られていてはいけません。
ここはワイルドな剣山スーパー林道。いたるところでダートは荒れたり崩落したりし
ているのです。
この付近の道路も、豪快にガードレールが落っこちていますよ。怖ー。

13:10 崩落したガードレール

スーパー林道も距離的にはそろそろ後半か。「高城山」をバックに急坂を下って行
く。なんかもうこの辺は木々も少なくて紅葉って感じじゃないけど、晴天過ぎて気分
は最高。ところどころで車を停める。

13:15 ひたすら続くダート

スーパー林道とイオ

<風の広場>
13:19 風の広場

次に出てくるポイントがここです。前の車が入ったから、釣られて入っちゃった。
そしたらそこは壮大な草原。うっひゃー、ここもすごい眺めだなー。
そんで「ファガスの森」からずっと、ちょくちょくいろんなところに立ち寄ってばかりだな。
でも楽しいぞ。

風の通り道

ただただ何もない草原。風だけが吹き抜けていく。
その端まで行って足元を見下ろすと、ずーっと山々が遥か彼方まで続いている。
風の音だけが、ここにあった。
僕もしばらく風を体に受けながら、雄大な景色を見てボケッと佇んだ。

どこまでも続く山

13:35 川成峠

次にチェックポイント、標高1318mの川成峠に到達しました。
ここにはスーパー林道の案内板も立っています。
「ファガスの森」から11km来たらしい。そして「山の家 奥槍戸」まではあと26.7kmらし
いです。

しかしここでいよいよ通行止めの影響が出てきます。
ここから10km先で林道は全面通行止め。道路が崩落してしまっているそうで、10月
13日から通ることができなくなっており、復旧は現在見て行だそうだ。

これを迂回する方法は1つ。
この川成峠から分岐している町道槍戸線が、スーパー林道と並行して走っている。
それを延々走り、およそ20km先の三叉路でスーパー林道に再合流。
そうすれば「山の家 奥槍戸」の4kmほど手前に出てるのだそうだ。

13:35 通行止めの看板

13:58 坂洲木頭川

14:09 トラバースコース

通り抜けができないのであれば、わざわざ袋小路に突撃するなんてことはできない。
僕も標識の案内通り、「川成峠」にて林道木屋平木沢線に反れました。
ここからはしばらくスーパー林道ではないので、説明はザックリにします。

迂回路の林道木屋平木沢線と町道槍戸線は全面舗装。
序盤は林道木屋平木沢線を使って町道目指して山道を下って行くクネクネルートで
す。
ダートから解放されたことと運転の疲れもあって、少し眠気に襲われる。

山を下ったところで町道槍戸線に合流。
ここからは北部を走るスーパー林道と並走するルートです。
途中の「坂洲木頭川」の渓流がなかなか綺麗。
あと、全面舗装と言ってもかなり道は荒れ気味。ガタガタだし細いし落ち葉も溜まっ
ています。

14:23 槍戸線攻略

トラバースルート、ひたすら長い。紅葉もそれなりに綺麗なので退屈ではないけれど、
正直ちょっと飽きる。同じ景色がひたすら繰り返されている気がする。
まぁこの辺はカーナビがないから現在地がわからないっていうのも大きいのだろうけ
どさ。
そして14:00を過ぎると早くもには西に傾きつつある。ちょっと焦るね。秋の日は短い。

14:30 三叉路

再びスーパー林道

三叉路で再びスーパー林道に合流できました。結構長かったな。迂回に1時間もか
かってしまったか。
ここからはダートの再来。「山の家 奥槍戸」までは4.2kmなので、そこで休憩したいと
思います。もう僕、トイレ行きたいもん。

では、スーパー林道もボチボチ終盤戦。頑張って走りますよ。


<「山の家 奥槍戸」>
14:42 「山の家 奥槍戸」

剣山?

小休止

この施設は登山者の拠点として使われている様子です。とりあえずここから先のル
ート情報を確認し、そしてトイレを借りる。

ここから北側には「剣山」が見えているはずなんだけど、あれかな?
山はあんまり詳しくないのでわからんのです。
「剣山」は過去「シルバーウィーク大暴走(3-73)」のときにリフトが設置されている
北側から眺めたことならあるんだけどね。

車内で遅いお昼ご飯にしました。
とは言っても、家から持ってきた賞味期限切れの食パンをモソモソ食べるだけの簡
素なもの。ふむ、おいしくない。そして口の中の水分が吸い取られる。

15:00 最終ラウンドに発進!

紅葉に抱かれて

では、ここからスーパー林道の終点までは一気に走り抜けます!
「ファガスの森」でもらった地図によると、ここから終点までは18km、時間にしておよ
そ50分だってさ。

淡々と走る。序盤のように毎度毎度立ち止まったり写真を撮ったりはしない。
もう感動バロメーターがマヒしつつありますので。

15:30頃、スーパー林道最後の見どころとなる「高の瀬峡」の入口にさしかかる。
「高の瀬峡」は西日本で一番紅葉が綺麗な場所とも言われているんだって。
駐車場にも周囲の道にも車がギッシリ。
僕はここは通過しちゃいます。もうここまででステキな紅葉をいっぱい見て来たから
満足なのです。

15:35 高の瀬峡下部の駐車場

「高の瀬峡」から先は、ようやく舗装路が復活する。うおぉ、なんて快適なんだ、アス
ファルトは。
残り数kmを滑るように駆け下り、そして国道195号に出ました。
あ、ここでスーパー林道も終了か。

15:40 剣山スーパー林道終点

激闘に終止符を

山脈を振り返る

10:55に始点のポールを通過してから、実に5時間。迂回を余儀なくされたポイント
もありましたが、無事に日本一長い林道87.7kmの走行を終えました。
深い山々を振り返り、5時間の道のりを回顧した。

どこかすごく目立たないところに小さく終点の標識があるそうなのだが、どこだった
のだろうか?「高の瀬峡」の駐車場あたりだったのだろうか?
まぁいいや。もう僕、満足しているし。


あ、そんで質問なんですけど、この後僕はどうしたらいいのでしょうか。
唯一にして最大の目的である「剣山スーパー林道」の走破は終わってしまった。
これからどっちに行こう。

とりあえず、せっかく四国東部にいるのだから四国最東端の「蒲生田岬」はまた踏
んでおこうかなって思うんだけど。

僕が今いる国道195号。
これを東に行けば、徳島県の阿南市に出るので「蒲生田岬」も近い。北上すればす
ぐに徳島市に出れる。
西に行けば高知県の南国市や高知市。そっからどう走るのかにもよるが、まだまだ
長いドライブの旅となるだろう。

んー…、僕は後者で行きます。結構タイトになるけど、高知に行くわ。
そんで「室戸岬」を経由して帰るわ。
僕は日本4周目の旅の途中。それを忘れてはいけない。
そしてこれで高知で海岸線の旅を終えた「四国西海岸ドライブ(4-9)」とストーリー
が繋がるね。

西日の国道195号

西日に照らされながら走る。このままなら、高知市到着辺りで暗くなっているよな。
そんな高地で何をしよう。
真っ暗な「桂浜」行ってもアレだし、真っ暗な「桂浜」は日本3周目で体感済みだし。

「地球33番地」に行くか。
四国西海岸ドライブ(4-9)」での最後の立ち寄りスポットである「地球33番地」に再
び行くことで、シナリオを繋げるか。あそこは市街地なので夜に行っても大丈夫。
そしてあそこは夜間にライトアップされるそうだが、過去2回は日中だったので夜は初
めて。
うん、うってつけだ。国道195号を西に走り、すぐに高知県に入る。


<道の駅 美良布>
16:29 道の駅 美良布

アンパンマンミュージアムあります

久々に賑やかな町中にやってきました。安心したのか、結構眠い。
道の駅の向かいにあるコンビニで眠気覚ましの栄養ドリンクを買っておく。
この道の駅には「アンパンマンミュージアム」が併設されていて、多くのファミリーが
見かけられました。

暮れゆく秋の日

混雑気味の南国市・高知市の市街地をダラダラと走る。
17:00台にもなるともうかなり空は暗いね。本当は「地球33番地」にはちょっぴり明
るさの残る夕闇みたいな時間帯に到着したかったんだけど、このペースでは厳しい
かな?

カーナビなしで高知の中心地にある「地球33番地」に到着するのはなかなkハード
ル高いね。
高知駅と「はりまや橋」から大体の位置関係を割り出し、あとは記憶頼り。
見当をつけて「江ノ口川」沿いの道に出ると、遠くにライトアップされたモニュメントが
見えました。ビンゴ!


<地球33番地>
この地の経度・緯度は、東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒。
なんと経緯度の中に3が12個も並ぶのだ。だから地球33番地っていう名称。

このように経緯度において同じ数字が12個も並ぶのは、地球上のり地区にに9拠
点しか存在しません。
その9拠点とは、アフリカ4箇所・ロシア2箇所・スマトラ半島1箇所・オーストラリア
1箇所・日本1箇所なんだって。

しかし日本以外の8拠点はほんとんど砂漠だったり草原だったりして、人の住める
場所からは遠く離れている。
唯一、日本のこの場所だけが一般人が容易に訪問できるのだよ。

17:52 地球33番地

2つのモニュメント

標示塔

あーあ、結局真っ暗になっちった。まだ17時台なのに。
しかし今回はモニュメントに近くに車を停められたよ。過去2回のように1kmも歩いて
捜索せずにこの地を発見できたよ。

地球33番地は標示塔のモニュメントと川の中のシンボルの2つが川を挟んで立って
います。まず上の写真が前者です。
そして少し歩いたところにある橋を使って対岸に渡り、後者のシンボルの方にも行っ
てみましょう。

川の中の正式ポイント

はい、対岸にやってきました。
さっきの白いモニュメントの北側30mの川の中にある、本当の33番地です。
これらは川の対岸で向かい合って立っているのです。
このシンボル、川の中に足場を作り、そこに設置されているんだよ。
結構暗いけど手すりとかはないので、油断するとドボンです。

"33"の文字

方角を示す

さて、では風呂にでも行こうか。高知市にある入浴施設といえば、日本2周目の「
四国大暴走(2-16)」でみんなで立ち寄った「高知ポカポカ温泉」です。
8年振りに行ってみようか。このすぐ近くだし。


<「高知ポカポカ温泉」>
18:20 「高知ポカポカ温泉」

8年振り!

んっと。こんなところだったっけ?8年振りなので大体忘れた。
あのときはよさこい祭りの日で激混みだったことだけ覚えている。


そして風呂上り。まだ今日という日は終わらない。これからなるべく「室戸岬」の近く
まで走ります。そして明日の朝日を「室戸岬」で見たいんだ。
高知市から国道55号に乗り、海沿いに東に走り出します。


<道の駅 やす>
19:37 道の駅 やす

坂本竜馬さん

3回目の訪問です。グリーンな"坂本竜馬"の像の立つ道の駅です。なぜこんなに
も緑色なのか。謎です。考えるのも面倒です。ここでトイレ休憩。


ここいらからは海沿いの国道をノーストレスでスイスイ走れる。
そうだ、安芸の町に「野良時計」があるよね。チラッとアレを見て行こうか。
ライトアップしているといいけどなー。しているかなー。

安芸の町に入る。真っ暗な田園地帯をしばらく徘徊し、「野良時計」を探す。
暗すぎて見落としたのか、標識が途中でなくなってしまったりして困ったりもしたが、
前回訪問時の記憶を頼りになんとか軌道修正。ようやくを発見できました。


<野良時計>
20:15 野良時計

のどかな田園地帯の真ん中に建つ明治時代の豪邸。
そこに取り付けられているのが野良時計です。

針の止まった時計

野良時計は明治時代にこの屋敷に住んでいた地主さんが自力で作ったそうです。
当時は一般人は時計を持っていなかったから、農作業をしながらこの時計を見上げ
て時刻を把握していたんだそうだ。

ずっと時を刻んできたけど、完成から120年後の2004年に時計を動かし続けてきた子
孫が亡くなってしまったので、120年間動いていた時計は止まってしまったのだ。

ちなみにここはライトアップされていませんでした。
道端の街灯の光を使い、露出最高でようやく上のような写真が撮れたのです。
最初は暗すぎて野良時計の存在に気付かず通り過ぎるところでしたもん。


<道の駅 大山>
20:35 道の駅 大山

チラ見していこう

「野良時計」の同じ安芸市内にある道の駅です。
小さいし真っ暗だった道の駅。何かないかなーとなんとなしに立ち寄ったが、やるこ
とないや。すぐに出発。


<道の駅 田野駅屋>
同じく海沿いの国道55号を少し進んだところにある道の駅。
ここは本物駅と合体しているんだね。そして田野町の中心地にあたるのでやや栄え
ていて、隣にはコンビニもあったりします。

20:46 道の駅 田野駅屋

鉄道の田野駅

そこそこ居心地がいいのでここで車中泊しちゃおうかと一瞬迷ったが、まだ早いな。
明日の朝日を「室戸岬」で見るのであれば、もう1つ先、ここから20kmほどのところに
ある「キラメッセ」までは走りたい。

ここで晩酌用のビールとツマミ、そしてカップ麺を購入。
カップ麺だけ食べて夕食にしました。今回の食事は質素なものばっかだなー。
では、このビールがぬるくなっちまわないうちに「キラメッセ」に行きますよ!


<道の駅 キラメッセ室戸>
ここは日本2周目でも車中泊したことのある道の駅。久々ですな。

21:25 道の駅 キラメッセ室戸

ここでイオを車中泊バージョンにする。そし車内飲み会開始です。
いやー、長い1日だったなー。疲れたなー。
だからか結構酔いが回るのが早いぞ。普段の3倍酔う。
でも久々の車中泊での飲みだから、旅って感じがして楽しくてしょうがないや。

23:10 就寝

車内飲み会