8/24 日本最北の白い道
走行距離:379km  支出:13,665


<「夕休」>
7:05 起床

今日は稚内に向かう日。窓から外を眺めてみた。うーん、イマイチな天気。
だけども今日は道北は晴れ間が見える予報なのだ。序盤はかなりハイペースに走
る予定なので、ここいらの天気は僕には関係なかったか。

あ…、ちょっと二日酔いだね。少し頭が痛いね。昨日かなりの量の焼酎を飲みまし
たもんね。

あと、声が異様にハスキーです。いつもと違う。酒の飲みすぎかな?
ここを読んでくれている人の99%は僕の声がどんなのか知らないかと思います。
僕の声って普段は、清らかな泉の横で天使が奏でるハープの音色のような美声な
んですけど、今日はガラガラ。
こんなんじゃ今日会うBLUEayさんに「声がイメージ通りじゃない」とか思われかねま
せんな。

とりあえず、7:30からの朝食に備えてなるべく出発準備を整えておきます。

7:35 朝食

8/24 日本最北の白い道
8/25 爆発した鉱山立坑
8/26 再訪と再会を願って
8/21 砂地に聳える灯台
8/22 日勝峠のさらに上
8/23 白金の青い池の今
8/17・18 北国への航路
8/19 消滅した炭坑の町
8/20 日本一困難な参拝

―― 前日までの走行

―― 本日の走行

二日酔いの朝

走行距離:379km  支出:13,665
8/24 日本最北の白い道
8/25 爆発した鉱山立坑
8/26 再訪と再会を願って
8/21 砂地に聳える灯台
8/22 日勝峠のさらに上
8/23 白金の青い池の今
8/17・18 北国への航路
8/19 消滅した炭坑の町
8/20 日本一困難な参拝











ちょっと食欲ないけど、頑張って食べるよ。コーヒーも不安は甘ったるくするけど、気
付けのために無理してブラックで飲むよ。
そしたら結構体調が良くなってきた。うん、今日もバリバリ走れそうだ。
頑張るよ、今日が旅のクライマックスの始まりだ。

少し遅れて兄弟君たちも起きてきた。
寝起きの悪い弟君は死んだような顔で起きてきた。
よくわからないけど、今日はすっごい電車に乗りに行くんだろ?元気出していこうぜ。
とりあえず談笑して精気を注入する。

8:25 チェックアウト
(1泊2食・ビール・カンパ込み \6600)


では、そろそろ出発です。
いい宿だったな。建物の造りは素朴だったけど、夕ご飯がおいしかった。
外に出ると車が濡れている。夜間に雨が降っていたのかな?

お父さん・兄弟君も出てきて、まずはイオをお披露目。内部も見せてあげる。
へへっ、カッコいいでしょ。僕のお気に入りの愛車なのだよ。
そんでまだパジャマ姿の弟君を乗せ、ちょっと近所を走りに行くわ。
お父さんとお兄ちゃんには後ろから車で追跡してもらいます。
では、お世話になりました!行ってきます!

畑の中のダート

お助手席の弟君

宿の近くは畑の中のダート道。どうだ、これがダートを走る四駆だぜ。
少しワイルドに走ってやるぜ。
っていうか、その身長で外が見えているのかな…、弟君。

まぁでも「すごいすごい」と喜ぶ弟君に満足しながら比布の田園地帯を走り、国道
40号が目の前に見えるところまでやってきました。
では、ここで一旦お別れです。畑の脇にイオを停め、弟君を降ろす。

追走してきたお父さんとお兄ちゃんにもご挨拶。
ま、きっと明日の夜にまたお会い出来るでしょう。帰りのフェリーではよろしくね!
バイバイ!


国道40号を士別に向かって北上する。この賑やかな界隈にいるうちにガソリンを入
れておこうか。
(ガソリン \5565)

大動脈、国道40号

スイッと士別までやってきました。
今から10年前、ここの駅の近くの「サフォークランド」ってところで朝ご飯を自炊した
よな。懐かしいな。あれ以来、士別の中心地には来ていなかったな。

ここで国道239号に進路を変える。
国道40号で内陸部から稚内を目指すのではなく、日本海側から遠回りして稚内に
向くルートです。
なぜかっていうと、絶景の「オロロンライン」を走りたいから。この1点のみよ。

…そういや、BLUEayさんから連絡が無いな。
今日の早朝にフェリーで小樽港に上陸しているはず。
稚内に向かうのだから、きっと日本海沿いを爆走しているはず。
8:00頃に一旦現在地のメールをくれる予定だったのだが…。

そしたら9:00くらいにメールが入る。名寄市にいるようだ。
名寄はここ士別から20kmほど北の街。
あれ?なぜ内陸にいるんだ?そんでどのルートで稚内目指すつもりなんだ?
なにはともあれ、時間的には僕と30分差くらいかな。なんとかなるな。

そう思ってふとメールの送信日時を見たら、8:10だった。1時間前だった。
僕の携帯電話が「夕休」では電波の入りが悪く、1時間遅れて今受信したのだった。
ふむ、これはマズいです。1時間半も遅れを取っています。少し急ごうか。

霧立峠へ

日本海に向かうに当たって越えなければいけない峠、「霧立峠」。
交通量はほぼ皆無の、気持ちの良いワインディングです。
ただ、景観はそんなに開けないし見どころもないけどね。純粋に走りだけを楽しむよ
うなルートです。


<霧立峠>
9:27 霧立峠

頂上の駐車場

標高380mにある峠のピーク。ここも景色は見えないし、誰もいません。
ついでにトイレとか、一般客向けの施設は何もありません。
まぁ以前も走っているから知っていたけどね。さて、続きを急ぐぜ。


このあとも日本海を目指しながら、ひたすら高速ワインディング。
脇目も振らずに峠を下って行きます。

日本海に出る

10:00ちょっと過ぎ、日本海沿いの国道232号に合流しました。
もうあとはここから左手に日本海を見ながら北上していけば稚内です。
あと145kmもあるけど。

だけど、進行方向は明るい気がするぞ。そして予定よりはタイムはやや早い。
頑張った、イオは頑張った。
引き続きペースを保ちたいので、「道の駅 風Wとままえ」はスルーします。

へへっ、結構早いだろ。もう羽幌だぜ。
BLUEayさんに現在地をメールしたら、「ノンストップでオトンルイ風力発電所まで来
た。」だとか「利尻富士が綺麗。」だとか返信が来た。

ちょっとちょっとーー!もう最北エリアかよ!いつの間にかそっちも日本海かよ!
そんで、ノンストップじゃなく、停まってください。ゆっくりしちゃってください。
じゃないとBLUEayさんのスポーツカーに僕のイオが追い付けるわけないじゃないで
すか。僕、ただでさえ寄り道多い人なのに。

羽幌のオロロン鳥

あの日のTOYOTA

羽幌の町の入口・出口には、町のシンボルであるオロロン鳥の巨大オブジェがあ
ります。「天売島」で繁殖しているウミガラス。ちょっとペンギンに似てるっす。

北海道旅2006(3-8)」で宿泊した「吉里吉里」の前を通過。
もし昨日「夕休」に宿泊できなかったら、ここで宿泊しようと考えていたのです。
オーナーさんからは「日本4周目でまた来てね」って言われているんだった。
いつかまたお世話になりたいものです。

続いてトヨタのお店が目に入る。
ここは前回の「北海道旅2010(3-94)」でお世話になりました。
僕ったら、もう日本3周目の最後だからブレーキが定期的にブッ壊れるという大変な
状態の車で北海道を旅していたのですよ。

ブレーキを踏めば踏むほどすぐに壊れるので、あまりブレーキを踏まずに走ってい
たんだよ。その旅の途中でブレーキのメンテナンスに立ち寄ったお店です。

北は晴れる

初山別村に走ってしばらく走ったところ、遥か前方の水平線の上に「利尻富士」が
見えました。
おぉぉぉ、最北のシンボル、「利尻富士」!!盛り上がってきたー!
最北にいるという実感がヒシヒシと湧いてきたー!

「利尻富士」が見えているということは、最北エリアは晴れている証明だよね?
稚内も日本最北端の「宗谷岬」も期待できそうですな。


<道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ>
10:45 道の駅 ☆ロマン街道しょさんべつ

天文台のある道の駅

「みさき台公園」と合体している道の駅。以前はここを散歩したっけ。
今はあんまり時間がありません。トイレだけ借りて、すぐに出発します。


国道232号の直線道路を北へ北へとひた走り、「道の駅 富士見」を通過。
天塩エリアまでやってきました。
オーナーさんは「天塩港も芝生が昼寝に最適」と薦めてくれていたけど、ゴメン、ま
た今度ね。今回はスルーします。

利尻富士はさらに大きく

そして106号へ…!

「道の駅 てしお」の近辺で国道232号を離れ、海沿いギリギリの道道106号に入る。
さぁ、来ましたよ。
「オロロンライン」最大の見どころ、道道106号エリアが。

「サロベツ原野」脇を疾走する、果てしないストレート。
0円マップのライダーの選ぶ最高の道で第1位であり、僕にとってもテンションの上が
る道第1位かもしれない。
ハンドルを道道106号方面に切る時点で、もう心臓バクバクです。

左に利尻富士

右にオトンルイ

左手に日本海と「利尻富士」、右手に「オトンルイ風力発電所」や「サロベツ原野」を
臨み、信号も家もガードレールも何もない、無限の原野を地平線まで突き抜ける直
線道路。そこに突入しました。

気持ちいいー!窓を開けて走ると最高!!
まだここは雲の下なのでそれが残念だけど、進行方向にしっかり晴れ間が見えてい
るだけでもありがたい。

巨大プロペラ群

<オトンルイ風力発電所>
プロペラ群の前をそのまま疾走して通り過ぎてしまってはもったいないので、ちょっ
と駐車してみます。
原則駐車できるところはないんだけど、よく見ると狭いダートがプロペラに向かって
伸びている部分があるので、そこに入ってみます。

11:35 オトンルイ風力発電所

ここは、最高到達地点99mもある化け物みたいな大きさのプロペラ28基が3km近く
も立ち並んでいます。ダートを走り、その裏側に回り込んでみました。
ここまでちょっと入るだけで、もう誰も無い。
しばらくは1人ノンビリとプロペラを見上げようか。

プロペラの裏手へ

オトンルイ&YAMA

<サロベツ原野駐車公園>
11:45 サロベツ原野駐車公園

来る度に立ち寄っている道道106号の駐車ペースです。
ここは「オトンルイ風力発電所」の道路を挟んだ向かい側にあるので風力発電所の
プロペラを気軽に見ることができるし、海側にある駐車場なので日本海や「利尻富
士」を見るのにも打ってつけです。

あと、トイレもあるよ。
ライダーさんたちは大体道道106号を走っているとここに一旦停車して写真撮影を
しているよ。そんな場所。

利尻富士&イオ

「利尻島」に聳える「利尻岳(利尻富士)」は、標高1721mの円錐状の山で、日本最
北の百名山。
ずっと前から僕が訪問したい島の1つです。まだ行けていないんだけど。
そのすぐ隣の島である日本最北の「礼文島」には何度か行ったんだけどな。

ちなみに、あの山は"白い恋人"という北海道の有名なお菓子のパッケージイラス
トに使われているのです。

さらばオトンルイ

<北緯45度通過点
11:52 北緯45度通過点

「サロベツ原野駐車公園」を出発し、わずか数分で現れるスポット。
ここが北緯45度です。"N"のモニュメントが立っています。

特に目印は無いので、多くの人が通り過ぎてしまうスポット。
道道106号沿いにあり、道道972号の起点より2km北、そして道道106号のパーキ
ングシェルターよりかは数100m南です。注意していれば見つかるハズ。

北緯45度のモニュメント

毎回愛車と写真撮影しているモニュメント。愛車は来る度に変わっているので、イオ
との撮影はこれが初めて。
"N"のバックに聳える「利尻富士」がステキだね。今日はすごくクッキリと見えている
よ。ラッキーです。

あと、この「サロベツ原野」周辺にはいくつか展望スポットがあって、僕はよく「幌延ビ
ジターセンター」の展望タワーに登ったりするのですが、今回は立ち寄らずに稚内を
目指しますね。

遥かなる地平線

直線道路と利尻富士

このあとは、もうひたすら何もない道。原野と空。それだけです。
これが道道106号の真骨頂。ときおり地平線の向こう側からバイクや車が現れるだ
けで、それ以外には何もない世界です。最高です。

12:00ごろ、BLUEayさんから「ノシャップ岬に到着した」と連絡が来た。
うーむ、僕はあと40分くらいだろうかね?どうしよう。この炎天下、ずっと「ノシャップ」
で待っててもらうわけにもいかないし。
先に「宗谷岬」へ行っててもらったりしたら、もう二度と追いつけないかもしれないし。

そうだ、「ノシャップ岬」のすぐ近くにある「稚内公園」に行っててもらおう。
BLUEayさん、確か「稚内公園」は行ったことなかったよね?
薦めてみた。そしたら立ち寄ってくれるそうだ。よーし、時間稼ぎ成功!


<夕来展望所>
ここは3回目の立ち寄りだったかな?とてもレアな展望所。どこにも標識とか出てな
いし。道道106号の『稚内 26km』の標識が目印です。

12:16 夕来展望所

小さな祠と展望所

眺める角度の問題からか、「利尻富士」に雲がかかり始めている。
さっきからかなり北に走っているのに、なかなか頭上の雲がなくならないなぁ…。

そして「利尻富士」の右手からは日本最北の有人島、「礼文島」が見え始めた。
平べったい形状の、花の浮島。
僕は日本3周目で3回、あの島を散策したのです。懐かしい。

利尻島

礼文島

さて、「ノシャップ岬」まではあと30kmちょっと。一息で行ける距離ですな。
直線道路もこのあたりでボチボチ終了。
右手の内陸部にも少し丘が多くなってきます。そのなだらかな丘陵地帯を眺めな
がら、稚内の市街を目指します。なんて心癒される光景なんだ。

丘を越えて

道道106号から道道254号に乗り換え、海沿いを「ノシャップ岬」に向かって真っすぐ
北上する。
どうやらBLUEayさんはこれから「稚内公園」を出発するそうで、僕の方がちょっと先
に「ノシャップ岬」に到着しそうだ。うん、計算通り。


<ノシャップ岬>
12:43 ノシャップ岬

イルカの岬

お馴染み、イルカの像のある岬です。アイヌ語で"波が砕ける場所"を意味する岬
です。
空の半分はクモが広がっているけど、もう半分はアホみたいに綺麗な青空。
空気も澄んでいて、水平線までクッキリです。

そして最北エリアまで来たのに全然寒くないね。半袖で余裕。今までは夏でもか
なり寒い思いをすることが多かったのに。
「礼文島」なんていつも7月後半に行ってたけど、ストーブつけたり最高気温が10
度台半ばとか普通だったのに。

稚内灯台と宗谷湾

しばらくはテトラポットの上で海を眺めていた。とても綺麗。
今日のような天気だったら、「宗谷岬」まで行けば「サハリン」も見えるかもしれない
ね。見えたらいいな。

10分ほど待っていたらBLUEayさんからここに到着したと連絡が入る。
どこだ?僕はBLUEayさんがどんな人なのか全く知らないし。とりあえず、僕を見つけ
てほしい。

とりあえず「イルカの近くにいるよ」を略して「イルカ」ってメールしてみたけど、何も反
応無いっすわ。ヤベぇ、通じなかった。てゆーか、スルーされた。
こっちも道行く人を全チェックし、全員に殺人的な視線を投げかけているんだけど、全
くわからんし目をそらされるし。

岬からの利尻富士

ここで待つか。「ベンチに座ってます」と連絡し、BLUEayさんが僕を発見してくれるの
を待つ。
そんでここでついでに今夜の宿を予約しておきました。
無難に浜頓別の「トシカの宿」。過去にも2回宿泊したことのある宿です。

間もなく、BLUEayさんが僕を見つけてくれ、声をかけられました。
あ、初めまして。
BLUEayさんは、群馬県から遥か北海道まで単身旅をしているというのに、なんかヒ
ラヒラしたオシャレな格好で全然旅っぽくないのだよ。こりゃどの街でも溶け込むわ。

小樽からの行程を聞いてみたが、高速道路を使って速攻で来たらしいね。
なるほど、だから名寄にいたのか。
てゆかー、朝の4時台にスポーツカーで小樽から高速道路で爆走されたらさ、宿でゆ
っくり寝た後に子供と遊んでいた僕なんかが追い付くはずがなかったわな。
ハナっから勝負はついていた。

ここでほんのちょっと時系列は前後しますが、BLUEayさんが乗ってきた車"180SX"
を見せてもらいました。

BLUEayさん&180SX

ノシャップのイオ

黒い!イカつい!かっこいい!内装もスペシャル!
イオとは正反対の属性の車ですね。僕にはとても扱いきれなさそうだけど、ナイスな
車ですね。

続いて僕のイオもお披露目。いや、きったないね、このパジェロイオ…。
あの、言っときますけどね、これでも旅立つ前の週に洗車したのですよ。
この北海道での1週間が壮絶で汚れちゃっただけなんですよ。
まずは言い訳から入る、心弱き者、YAMA。

んじゃ、お昼ご飯でも食べに行きますか!
昨夜考えた通り、お昼はここの近所の「漁師の店」に行くわ。
katsu君、キミのオススメの店を使わせてもらうぜ。
徒歩で5分くらいの場所なので、BLUEayさんとおしゃべりしながら歩いていく。


<「漁師の店」>
13:17 「漁師の店」

海鮮のお店

庶民的な食堂風のお店。魚屋風になっている片側のブースで注文し、そして食堂ブ
ースでメニューが出てくるのを待つシステム。
買った魚を食堂ブースで自分で焼くこともできるみたいだ。

メニューにないものでも「好きな具を言ってくれれば海鮮丼にするよ」とのことなので、
ウニとイクラでオーダーしてみた。
これで1500円。安い…ッ!すぐ向かい側にある「樺太食堂」のおよそ半額だね。
(食費 \1500)

ウニイクラ丼

そんでウマいしー!新鮮だしー!確かにこのお店は穴場だわ。機会があったらまた
来よっと。

BLUEayさんとこのあとのルートを打ち合わせる。
まぁ日本最北端の「宗谷岬」はガチとして。
BLUEayさんが行きたいというスポットで、「最北の白い道」というのが挙がった。
あぁ、0円マップに載っているヤツですね。

最近できたばかりでまだあんまり有名になっていないので、このタイミングで訪問で
きたらなかなかのステータスになる場所。
特に今回訪問する予定もないし、てゆーか予定自体何も考えていなかったので、BL
UEayさんが行きたいのであれば、行ってみよう。
たぶん場所はちょっとわかりづらいところにあるので、2人で探してみましょう。


店を出てまた歩いて「ノシャップ岬」まで戻り、車に乗り込む。
では、ここから車2台で日本最北の「宗谷岬」まで走ります。

14:10 ノシャップ岬 出発

今度は岬の東側、稚内駅をかすめるように南下する。
一瞬新しくなったという稚内駅を見てみようかなって思ったけど、やめた。
スルーします。古かった頃の稚内駅が好きだったのだ。
いつもは駅と共に「北防波堤ドーム」・「日本最北の線路」など巡っていたんだけど、
今回は全部すっ飛ばしますね。

国道238号に出て、宗谷湾を左手に見ながら走る。

丘の上のプロペラ

日本最北の海

もうすぐ宗谷

「宗谷岬」を目指してノンビリ走る。
左の手の海のずっと向こう。うっすらと陸地が見えるような気がするよ。「サハリン」
かな?「宗谷岬」まで行けばバッチリ見えそうだよね?


<宗谷岬>
14:47 宗谷岬

スムーズに駐車場に車を入れることができました。ここは5回目の訪問かな。
混雑していると「うわっ」って思うくらいに観光客がひしめいているんだけど、今日は
まだ穏やかなレベルだと思われます。

宗谷岬はゆるいカーブの途中にある岬で特別尖ってはいない。
だけれども、れっきとした日本最北の地。
多くの旅人やライダーが集結しています。『日本最北端の地』のモニュメントの前
は、記念撮影の人々が途切れることがありません。

僕、2年前の前回からの違いに気付いちゃったよ。
日本最北端の碑には『日本最北端の地』って刻印がされているんだけど、その文
字の下に新たに『The Northenmost Point in Japan』っていうプレートが取り付け
られたのね。
BLUEayさんに確認してみたところ、去年は無かったみたいだ。

間宮林蔵と日本最北端の碑

新バージョン

水平線のサハリン

水平線には「サハリン」。写真だとビミョーだけど、肉眼だとバッチリ見えます。
ここから「サハリン」までの距離はわずか43kmなんだよ。
43kmだけども、なかなか手の届かない存在。近くて遠い。

近くにいた観光客に、それぞれ僕らの写真を撮ってもらいました。
僕が頼んだ人、なんかセンスがイマイチだった。てゆーか僕が変な注文を出したの
が原因かもしれないけど。
んじゃ、ここでは後日BLUEayさんからいただいた写真を掲載しておきましょう。

BLUEayさん&YAMA

<宗谷岬平和公園>
15:07 宗谷岬平和公園

「宗谷岬」から車でで背後の丘を登って行ってすぐの場所。そこには岬を見下ろす
なだらかな丘が続いている。
灯台もあるし、「旧海軍望楼」っていう日露戦争時代に海を監視した展望台もあるし、
その他にもいろんなモニュメントがあるのだ。

そこそこの広さの敷地なので、思い思いの場所を撮影しながらブラブラする。
僕はイオと「サハリン」を一緒のフレームに収めようと頑張っていた。

180SX&イオ

イオ&サハリン

宗谷岬灯台

宗谷岬灯台は、日本の最北に位置する国境の灯台。
小さめだけど重要な役割を持つ灯台なのです。残念ながらこれ以上は近付けない
けど。

続いては「旧海軍望楼」を舐めるように見渡してやったよ。
主に廃墟的な視点から。だけどもさすがに古すぎる施設で、中を覗き見ても撮影に
値するようなものはなかったけどね。日露戦争時代のものだもんな。

旧海軍望楼

世界の都市へ

あけぼの像

丘の向こう側に見える風車型の建物は「ゲストハウス アルメリア」というレストラン。
日本1周目の「北海道旅2002(1-8)」で僕らが立ち寄った場所です。
肉牛の牧場に隣接しているから肉牛が名物なんだけど、当時の僕はそれを食べる
お金が無かったのだった。まぁ今も無いけど。
すっごく懐かしい。とりあえず写真撮っておこうかな。

「アルメリア」

宗谷岬を見下ろして

じゃあ次は「最北の白い道」だね。0円マップを確認し、BLUEayさんと一緒にツーリ
ングマップルやカーナビとも照合。
僕の持っているツーリングマップル2008年版には、ここから5kmほど戻ったところの
郵便局の裏手から「宗谷丘陵」に入るダートが紹介されている。

推測だけど、いろんな情報を統合するとこのダートがこの4年間の間に「最北の白い
道」として生まれ変わっているんじゃないかと思うのですよ。
では、この目で確かめてみましょうか。

BLUEayさんに「よくわかんねーから、間違えたらゴメン」と先に謝っておいてから、イ
オに乗りこんで出発。

15:25 宗谷岬 出発


国道238号を5kmほど引き返し、国道の裏手に入った小道の小さな集落で郵便局を
発見。この裏手の道か?
目の前に現れた道は3本。どれも激狭。そしてうち2本はいきなりダート。
このうちの1本が正解なのだろう。
なんかツーリングマップルでは2本しか道は無いんだけどな。

とりあえず、ツーリングマップルではダートは北東に伸びているので、それに最も近
い角度でスタートしている道に入ってみた。

すっごい登る

ひいぃぃぃー!登る登る。激坂をすっごい角度で上がって行くのね。
ホントにこっちでいいのかな?
BLUEayさんは「このくらいの道なら大丈夫」と言っていたけど、僕の方がヤバい。
ドキドキしちまう。

…そんで行き止まりだったーッ!
電気だか観測だか知らないけど、小さな小屋みたいな施設があって、それだけ。
狭い空き地でグニグニとターンし、そしてまた激坂を下る。

じゃあ、次は2本目だ。こっちもなかなかの激坂だ。
では、突撃!

また登る

対向車、来た

なんかこの激狭な道でまさかの対向車が登場。
僕は「ギェェェ!」って路肩に半分突っ込みながら回避したんだけど、180SXが詰ま
っちゃった。
まぁそもそも擦れ違い可能な道幅じゃないし、しょうがない。
それでもBLUEayさんはなんとか擦れ違って、脱出してきた。

その道をさらに登って行くと、ついにありました!
道が全面真っ白な、「最北の白い道」!!


<最北の白い道>
15:43 最北の白い道

白い道発見!

ホタテの敷き詰められた道

詳細はあんまり知らないけど、確かこの道が"白い道"となったのは、ほんの1年前
の2011年のこと。
稚内市が観光事業を強化するために実施した施策の1つです。
この道は、粉砕したホタテの貝殻が敷き詰められているんだよ。

とりあえず、予想以上の白さに興奮。初めて来るレアスポットって気持ちが昂るわ。
車を停めて早速撮影大会です。

BLUEayさん&白い道

YAMA&白い道

いいね、ここの角度だと登り坂だからちょうど車のバックに「利尻富士」がくるのだ。
少し雲が出てきてしまっているが、いい写真が撮り放題です。
車も全く来ないし。序盤に擦れ違った1台だけです。

では、さらに坂を上ってみようか。
進んで行くうちに両側のススキがなくなり、最北の海が左手にドーンと見えるように
なってきた。

利尻をバックに

高台に出ると、海の彼方に「サハリン」がはっきりと見えていた。「サハリン」までもを
臨む、最北の丘。そして背後には「利尻富士」。
ステキなロケーションじゃないですか。
ここでも一度車を停めてみます。風が気持ちいい。

あと、今更だけどBLUEayさんの名前の読み方がわかんなかったので教えてもらった。
ついでに由来まで教えてもらった。

丘の高台

サハリン遠望

さらに進むと、広大な丘陵地帯が眼前にどこまで広がったよ。
そうそう、ここは「宗谷丘陵」の一角なんだ。
無数の狭い道やダートが入り乱れているけど、うまく走ればまた「宗谷岬平和公園
」に出ることも可能だろうし、オホーツク海側まで内陸部を横断することも可能だと思
うのだ。

しかし、正直なところ僕はこの圧倒的規模の景観にちょっと面食らった。
ヤベーな、そろそろ日が傾くこの時間に、この壮大な世界に突っ込むのは危険かもし
れないぞ
そんな不安感をあおるほどに圧倒的な規模だった。。しかも進行方向の丘陵の上空、
曇っているし。

宗谷丘陵

180SX

ここいらでボチボチUターンですかな。最後にここで丘陵見ながら小休止。
あ、ちなみに上の180SXの写真、僕のお気に入りです。

最後となる待ち合わせ場所を「宗谷岬」に定め、僕らはここでUターン。
徐々に夕暮れの気配が近づいてきた。
最北の空と海が、夕焼け色に染まって行く。

夕暮れ近付く白い道

<宗谷岬>
「白い道」のダートを下り、国道238号を使って宗谷岬へと戻ってきました。

16:36 宗谷岬

僕はこれから進行方向へと走り、浜頓別の宿へと向かいます。
BLUEayさんは、ずいぶん雲が少なくなってきたのでここで夕方の宗谷岬の写真撮
影をするらしい。

そのあとのルートは知らないが、後日「滝野霊園」に行くんだってさ。
モアイ前で待ち合わせがあるらしい。
「モアイはすぐ見つかる?」って聞かれたけど、あんなもん探さずともバリバリ視界
に入りますわ。モアイによろしく。

夕方の宗谷岬

BLUEayさんは、北海道のエピソードをサイトに9月中にUPすると言っていた。
早ッ!来月じゃないですか。

僕なんて、9月じゃまだ執筆を開始すらしてないですよ、きっと。
しかも今日のこの日ってね、北海道旅の中でも終盤なんですよ。
たぶん順調に行って年末、ヘタすりゃ正月明けくらいに今日の日のことを書いてま
すわ。
いずれにしろ、「寒い寒い」と言いながら真冬に真夏のことを書いてますわ。
ま、気長に待っていてくださいね。そうお伝えしておいた。

では、ここでBLUEayさんとはお別れです。
僕の旅はもうすぐ終わるけど、BLUEayさんの北海道ドライブは今日スタートしたば
かり。良い旅になるよう、祈っています。
それでは!


「宗谷岬」を出発し、国道238号でオホーツク海沿いを南下する。
時刻はもうすぐ17:00になろうとしている。
うーむ、今日もチェックインに遅刻するでしょうね。17:30って言われているんだ。
ちょっと間に合いそうにないや。


<道の駅 さるふつ公園>
17:11 道の駅 さるふつ公園

猿仏の風車

大体毎回立ち寄っている道の駅。風車がシンボルです。
まぁ急いでいるのでここではトイレ休憩だけ。
あと、宿に電話して10〜20分遅れることを告げておきました。夕食は18:30からなの
で余裕らしい。よかったー。


引き続き国道238号を南下する。「エサヌカ原生花園」とかがあるエリア。
明日の朝、晴れたらここまで戻って快走路「エサヌカ線」を疾走しようかね。

背中に夕日を感じながら

浜頓別の町

今夜の宿、「トシカの宿」は浜頓別の町を「クッチャロ湖」方面に入ったところだったよ
な。もう3回目なので、道はやや複雑だけども大体覚えている。
強烈な西日を掻い潜りながら宿を目指す。
どうには10分遅れくらいで到着できそうです。いいペースでここまで来れた。

<「トシカの宿」>
17:41 「トシカの宿」

3度目の訪問

ここは北海道旅2006(3-8)」と「北海道旅2010(3-94)」でお世話になった宿です。
2年振りの訪問です。

今日は宿泊客が多いらしいね。8人くらいいるらしい。ライダーも多いらしい。
とりあえず今の時間はお風呂が混雑しているそうなので、僕は夕食後にしようと思
う。同室の札幌から走って来たライダーさんと語らいながら荷物を片付け、夕食の
時間を待つことにします。

2段ベッドの部屋

うむ、室内暑い。途中から談話室に逃げて、置いてあるガイドブックを読んだり、過
去2回の僕の宿泊した際の写真をアルバムから眺めていました。
"和泉さん"、元気かなー?一緒に「エサヌカ線」を走ったなー…。

18:30 夕食

夕食は恒例、ジンギスカンの食べ放題です。
なんか今日のメンバーは若手が多いです。学生君も2人います。
肉を前にみんな目がギラギラしているぞ。
とりあえずサッポロクラシックの生を頼んでみんなでカンパーイ!

ジンギスカンパーティー

今日も飲みます

みんなでワイワイしていると、肉も酒も進むのが早いね。
同じテーブルが学生ライダー2人で、メッチャ食べる。僕まで同じくくりにされて、オー
ナーさんに「お替り食べるよね?」とか聞かれる。
学生君たちにも「食べましょー、食べましょー」的なノリに持っていかれ、まぁ結局食
べちゃうのですが。

別に僕はもう若くはないのでそこまでお肉食べないんだけど、こういう時に食べてお
かないと現実世界に戻った後に後悔しますもんね!

学生ライダー2人は、仙台から来ているんだって。
今日のルートを聞いてみたら、羽幌の「吉里吉里」に宿泊していたそうだ。
ぬおっ、僕が昨日候補に入れていた宿じゃないか。今朝も前を通過したし。
オーナーさんご夫婦、元気だったかな?
あそこのオーナーさん、かつての僕の愛車の運転席に座ったこともあるんだよね。

そして2人は道道106号で「ノシャップ岬」を踏み、「漁師の店」でご飯を食べ、それか
ら「宗谷岬」を踏んで「最北の白い道」を走った後ここに来たんだって。
あれー!?全部同じー!僕と同じー!
出会っていないのが不思議なくらいだ。

お互いの写真撮影時間を確認すると、ギリギリですれ違っているのね。
僕が「ノシャップ」に着くちょっと前に「漁師の店」に入り、僕が「漁師の店」に行くと同
時に出発している感じ。
BLUEayさんが最初に「ノシャップ」に到着したときと大体同刻だから、BLUEayさんは
この2人を「ノシャップ」で見かけていたかもしれない。


食後、宿泊スタンプをとほの本に押してもらう。
スタンプを集め始めた2010年から通算して、これで10個目のスタンプ!

10個目のスタンプ

記念品ゲット!

記念品は、とほオリジナルの手ぬぐい。やった!大事にしよっと。


デザートとお茶をいただいた後にお風呂に入り、21:00の飲み会開始まではまた談
話室でダラダラ過ごします。
素泊まりで自転車で北海道を走っている学生チャリダー君、「礼文島」の「桃岩荘」
に昨日泊まっていた旅人なども集合した。
今日はいろんな人が集まっているな。楽しいな。

21:00 飲み会

カンパ制の飲み会開始。学生君たちはソフトドリンクで行くそうなので、僕と札幌ライ
ダーのおじさんのみアルコール行きます。日本酒を飲みます。

お酒を飲みながらダラダラ語る。
やっぱチャリダー君の旅がすごいです。チャリダーってキャンプとかライダーハウ
スに泊まる人が多いから、なかなかこういう宿では知り合えないんだよね。
車派にはわからない、過酷でハードな旅だしトラブルも多いんだとか。

学生ライダー君たちからも貴重なお話を聞けました。
昨年の東日本大震災では、津波警報を半信半疑でとりあえず逃げてみたら、ギリ
ギリで助かったんだそうだ。
宮城県、今年の春に行く予定が名古屋に引っ越しになったせいで行けなくなっちゃ
ったけど、日本4周目の終盤で必ず行くからね。

コハル登場

やぁ"コハル"、久しぶり。あいかわらずオテンバな柴犬です。
今回もターゲットを1人決めて執拗に絡んでいました。
今回は僕じゃなくてよかった。

でも僕、バッグの中から軍手を盗まれました。ちょっと待てー!それは臭いぞ。
「太田山神社」で汗だくベチョベチョになったから、帰ったら捨てようと思っていた軍
手だぞ。
オーナーさんは「コハルは臭いものが大好きなのよ」とか言って笑っていたけど。


僕、明日のルートを発表してみました。
明日は北海道を離れる日。夜には苫小牧港からフェリーに乗ります。
だから、ルートはまだ決めていないけど、ここ北海道のほぼ最北の地から南部の苫
小牧まで北海道を一気に縦断するんですわ。

会場が一気に「ザワッ」ってなった。
「そんなこと、可能なのか?」、「観光を全くしなくっても、キツいんじゃないか?」みた
いなムードだった。
アハハ、まぁ何とかなりますって。何とかならなかったら、職を失っちゃいますもん。
だから、どうにかするよ。

23:00 お開き

では、明日は長距離走行なのであまり無理せずに早めに寝ます。

23:30 就寝




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 BLUEayさんのサイト
   「180SXとゆく。 -全都道府県めぐることを夢見て-
 
   YAMA登場のエピソード
    「SideStory」 Sidestory-1
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