部屋から見る国道228号

8/21 砂地に聳える灯台
走行距離:325km  支出:11,582


<「函館クロスロード」>
6:45 起床

はい、起きました。窓のすぐ外は車通りも多くて、騒音も多少するし大型車が通れば
宿も揺れるね。フェリー乗り場にも近い函館だから、しょうがないよね。

昨日の夜に寝る前にね、同室の松島さんと窓を開けるか開けないかで議論になった
のだよ。
僕は暑いのイヤだから開ける派。松島さんはうるさいと寝れないから閉める派。
最終的に僕が勝ったの。そして開けたまま寝たの。

だけど朝起きたら松島さん、「やっぱうるさくて寝れなかった。あと、暑くて寝れなかっ
た。」って言ってた。半分ハダカみたいなベロンベロンの状態になってた。ダメじゃん。

8/24 日本最北の白い道
8/25 爆発した鉱山立坑
8/26 再訪と再会を願って
8/21 砂地に聳える灯台
8/22 日勝峠のさらに上
8/23 白金の青い池の今
8/17・18 北国への航路
8/19 消滅した炭坑の町
8/20 日本一困難な参拝

走行距離:325km  支出:11,582
8/24 日本最北の白い道
8/25 爆発した鉱山立坑
8/26 再訪と再会を願って
8/21 砂地に聳える灯台
8/22 日勝峠のさらに上
8/23 白金の青い池の今
8/17・18 北国への航路
8/19 消滅した炭坑の町
8/20 日本一困難な参拝











―― 前日までの走行

―― 本日の走行

今日は函館港からフェリーで本州に帰るという松島さんは、早々に出発。
とりあえずお見送り。
素泊まりの宿だと、出発も随分バラバラになっちゃうね。
オーナーさんも「他の宿みたいに玄関前での集合写真を撮ってみたいんだけど、素
泊まりだからできない…」って言ってた。そりゃそうですな。

僕は談話室でしばらくまったりコーヒーを飲みながら過ごす。
昨日会わなかったお客さんも2人いた。あれ?僕のチェックインの時にはもう部屋に
こもっていたとか?

ロビーの様子

朝の談話室

僕、せっかく函館に来ているのだから「函館朝市」くらいは寄って行こうと思います。
「朝市」で朝ご飯を食べようかと思います。ここからも近いらしいし。

オーナーさんと談話室でおしゃべりしながらオススメの店を聞く。
「駅二市場二番館」っていう、500円で海鮮丼が食べれるお店があるんだって。
ちょっと量は少なめだけど。
あ、ではそこにします。朝から海鮮丼フルサイズは重いし、北海道上陸後から海鮮
続きだったので、少なめサイズでちょうどいい気分。

今日は優雅に過ごそうと思うよ。もう昨日のようなヘロヘロはゴメンだ。
オーナーさんにも「今日はほとんど歩かずに1日サンダルで過ごします!」となぜか
宣言してしまった。
今日は快晴で猛暑だから、アロハにサンダルで行くっすよ。

間もなく、まこGさんの旅立ちのとき。
僕も外に出て、ご自慢のバイクを見せてもらった。ファイアパターンのスクータータイ
プ。カッコイイです!
まこGさんはTシャツにサンダルという、近所に原チャで買い物に行くような風貌で颯
爽と旅立っていった。
「特に行先は決めていない」と言いながら旅立って行ったよ。

まこGさんの旅立ち

さーて、僕は今日のルートはどうしようか。
「函館朝市」に行った後は、「函館山」の南側にある「立待岬」でも行ってみようかな。
そこは今まで行ったことないし。

それから渡島半島の内側を海沿いに北上だな。「恵山岬」に立ち寄るかどうか迷う。
過去に2度行っているので特に行きたくはないし、道の行き止まりにあるから往復に
時間がかかる。
まぁこれは現場が近づいてからの気分で決めましょう。

オーナーさんは「寄り道せずに海沿いに行くと森で10:00、長万部で12:00くらいだよ
」って教えてくれた。
うーむ、僕はズルズル寄り道するタイプだから、さらに2時間くらい遅れるかな。
早速「函館朝市」で最低3・40分は滞在するだろうし。

今日の宿はどうしよっかな。それはおいおい決めますかね。
では、ボチボチ僕も旅立ちます。
(宿泊 \2500)

晴天の出発

オーナーさんに記念撮影してもらい、出発!
「函館朝市」の場所も教えてもらった。では、朝ご飯食べに行きますか!

7:58 チェックアウト

ここから「朝市」までは5kmくらい。ちょっと混雑組の都会の道路をノロノロ
進む。天気は快晴で、この時間で既にムシムシして暑い。
今日は厳しい暑さになりそうだな。

快晴の函館

函館駅

<函館朝市>
一度駐車場を見逃しちゃって1周回っちゃったけど、無事に朝市に到着しました。
函館には過去何度も来ているけど、函館朝市はとっても久々。
どのくらい久々かと言うと、日本1周目の「北海道旅2002(1-8)」以来の10年振り。

8:15 函館朝市

朝市に一番近いコインパーキングにイオを停めて、敷地内を歩く。
あー…、前回の記憶がほとんどないわ。
グルグル歩いて10年前のお店の場所を想い出そうとしたんだけど、ちょっとムリ。
とりあえず、オーナーさんオススメの500円海鮮丼のお店はすぐに発見できたから、
まずはそこでお朝ご飯にしよう。

懐かしの朝市

駅二市場発見

<「駅二市場 二番館」>
8:22 「駅二市場 二番館」

500円丼で有名な朝市内のお店。僕ももちろん500円丼がお目当てです。
店内は100人近く入れそうなほど広いテーブル席。そんでこんな朝からそこそこの
人。店員さんも忙しそうだ。
水などはセルフサービスだったりと、安さを追求するようなシステムであるとは感じ
た。まぁそこはしょうがない。

店のテラスから

五目丼

これが500円の五目丼です。そりゃ1000いくらもするようなメニューに比べれば見劣
りするかもしれないけど、朝食だからこれで充分。
てゆーか、ぶっちゃけ朝から刺身は胃もたれしそうなくらい。
これに味噌汁や漬物もセットになるのだから、500円はお得でしょう。
(食費 \500)


食後は朝市内を探検。まだ観光客も少なくて移動しやすい。
ただしまだこの時間なのに猛暑だから、日陰を選んで忍のように徘徊する。

話に聞くほどお土産屋でのカニとかの押し売り(?)は激しくありませんでした。
むしろ、全然客引きされなかった。
朝だからお店の人もテンション上がりきっていなかったのか、それとも僕が貧乏そう
に見えたからなのか。
オーナーさんに脅されたから勧誘を断るシナリオをいろいろ考えていたのに、全く活
用のチャンスが無かったぜ。

朝市の商店群

次は予告通り「立待岬」に行くよ。この近所だからすぐだと思うよ。
コインパーキングに戻ると、もう車だらけで満車。僕はいい時間に来たものだ。
早々に熱気がこもっちゃっている車に乗り込み、朝市を出発した。
(駐車場 \250)


函館の市街地を走る。正面に聳える「函館山」が綺麗です。
今回は行かないけどね。

あと、函館の市街地は路面電車が走っている。僕は路面電車に遭遇するとパニック
になるタイプの人間。道路を電車が走っているだなんてにわかに信じがたいし、どう
住み分けりゃいいのかもわからんし、信号も複雑だから。
内心「ヒィィー!どっか行ってくれー!」と叫びながら函館を走る。

函館山

路面電車も走る

函館の外れの岬に近付くと、なんか墓地。墓地の中の登り坂。
本当にこの先に岬があるの?
どうやらこの墓地の中には"石川啄木"一族のお墓もあるようですね。看板が出てい
たのでそれで知った。

<立待岬>
9:05 立待岬

駐車場から来た方向を振り返ると、函館の市街地が海の向こうに広がっている。
あぁ、ここはなかなかいい眺めだね。
"与謝野鉄幹"や"与謝野晶子"の歌碑もあるそうだが、それにはあまり興味がない。
ただ海とその向こうの街並みを見ているだけで満足できるような景色だ。

墓場の中の道

イオ&函館市街

反対側は海へ続く絶壁。打って変わってワイルドな眺めです。
函館も、町が広がっているのは北部の岬の付け根周辺だもんな。
「函館山」の西や南は相当山深くて近付くのも困難な立地。あの断崖がずっと先ま
で続いているのだろう。

函館の裏の顔

では、来た道をしばらく戻った後、函館の中心地にて国道278号に乗ります。
このまま海沿いの国道を東に走って行き、「恵山岬」方面に行きます。

しばらくは街中で混雑していた道も、「湯の川温泉」を越えたあたりからは空いてく
るし信号自体もほとんどなくなって走りやすい。
そして青空が最高に綺麗。こういう道を晴れている日にスイスイ走っていると、もう
嬉しすぎて意味も無く写真をいっぱい撮っちゃうわ。

恵山国道

北海道と本州の最短距離の一端である「汐首岬」の直前、僕が立ち寄っていたかっ
たスポットがあります。
それは「旧戸井線コンクリートアーチ橋」。今回初めての立ち寄りです。


<旧戸井線コンクリートアーチ橋>
9:48 旧戸井線コンクリートアーチ橋

国道278号沿い、ほんのちょっと奥まった山肌に設置されているアーチ橋。
函館からここ戸井に設置された砲台まで、軍事資材や兵員を輸送するため築かれ
た鉄道です。

未完の産業遺産

建設中であとちょっとで完成というところで第二次世界大戦も激しくなり、資金不足
もあって工事は中断。
そのまま永遠に完成することなく、現在こうして朽ちていっているのです。

寒い北海道の地で、多くの労力と犠牲の上でここまでできた軍事鉄道。
ちゃんと完成までこぎつけることが幸せだったのか、完成することなく中止したのが
正解だったのか…。ちょっと複雑。
でも、後者で良かったのだろうな、きっと。もっとも、世界が平和であればこれを建設
しようとすることすらなかったのだろうが…。


<汐首岬>
「旧戸井線コンクリートアーチ橋」からは、もう汐首岬の灯台が間近に見えている。
ほんのちょっと車を移動させ、灯台の真下部分にイオを停めました。

汐首岬灯台

国道から灯台を見上げる。観光用の展望台みたいな、独特のデザインの灯台。

かなりの勾配だけど灯台へと続く階段が斜面に設置されています。
前回はこの会談の存在には気付かずにスルーしてしまっていたよな。
灯台へと上がろうとしたんだけど、階段が立入禁止。なぜだろう。バリケードもして
ある。
目の前にあるバス停の名前も"汐首灯台"ってなっているのに、肝心の灯台には近
付けないの?

それでも灯台まで登ってやろうかとも思ったが、やめた。
立入禁止を突破するのは良くないよね。あと、今日は無理しないと決めたんだった。
そのためにサンダルでの行動だったんだった。

北海道〜本州最短地点

さらに灯台から車でちょっと進んだところにあるのが、汐首岬と「北海道〜本州最短
地点」の看板。ここから本州最北端の「大間崎」まではわずか17.5kmなのだよ。
今は逆光で本州方面は見えづらいけど。

この看板の前は普通に国道で駐車場も皆無。
ほとんど気付く人もいないし、気付いても駐車できずにスルーしてしまうことがほと
んどと思われます。
僕も今回は車の中からヘタクソな写真を撮っただけ。

ちゃんとこの場所に立って綺麗な写真を撮った記録は、前回の「北海道旅2010(3-
94)
」をご参照ください。

シーサイド快走

引き続き、天気は最高すぎる。これ、やっぱ「恵山岬」に行きましょうかね。
ちょっと遠回りになろうとも、晴れているうちにいろんなスポットを巡っておいた方が
いいんじゃなかろうか。

んじゃ、このペースで行くと今日の宿はまたニセコとかそこいら辺かな?
噴火湾沿いにはあまりとほ宿がないから、やっぱニセコが無難だよね?
今日の天気であれば悲願の「羊蹄山」も拝むことができそうだし。


<道の駅 なとわ・えさん>
10:16 道の駅 なとわ・えさん

恵山で休憩

3回目の訪問だったかな、ここは。ここではトイレ休憩だけ。先を急ぎましょう。


この先は険しい「恵山」が海ギリギリまで聳えているので、海沿いの道が無い。
国道278号は「恵山」を回避して内陸部から北上、そしてその先で分岐する道道231
号で海沿いに「恵山」方面に戻ります。
この道の終着点が、「恵山岬」。

岬の高台に登る道

<恵山岬>
10:37 恵山岬

ここは2年振りの3回目。日本3周目の最後の車中泊の場所だったんだよね。
あのときはここから北海道最後の朝日を眺めたんだった。懐かしいな。
あのときと同じ空き地にイオを停めてみたよ。

かつての車中泊の地

亀田半島の先端に立つ灯台。この灯台は"日本の灯台50選"にも選ばれています。
綺麗に整備された芝生の公園の中の遊歩道を歩き、灯台に向かう。

青空と白亜の灯台、最高のコラボっすね。笑顔がこぼれるっすね。
そりゃバッタリ出会ったカップルに写真もせがまれますわ。あまりの綺麗な光景に、
こっちもカップル以上の笑顔で応えてやりますわ。

恵山岬灯台

灯台&YAMA

1組のカップルと擦れ違った以外は誰もいなかった恵山岬。木陰の芝生に腰をおろ
し、しばらく灯台を見つめていました。
夏草の匂いが心地よい。気温は暑すぎだけど。

空気が澄んでいれば余裕で青森県の「大間崎」が見えるのだろうが、やっぱ逆光
でここでも見えず。
本州側から北海道を見たことは数あれど、その逆はなぜかないんだよな。
いつもタイミング悪いのかな?

行き止まりの道道231号を引き替えし、国道278号まで戻る。
ここからは噴火湾沿いの北上ルートになります。
前回はここいらは全部残業して走ったんだよな。あ、僕の場合夜間に走ることを残
業と呼んでいます。


<道の駅 縄文ロマン 南かやべ>
11:20 道の駅 縄文ロマン 南かやべ

国道278号、茅部では2本になったんだね。片方がバイパスチックになっている。
こんな感じになってからは初めての通行だった。
そんな道をスイスイ走っていて見つけたのがこの道の駅。
去年の10月にOPENしたばかりの道の駅なんだってさ。

コンクリート打ちっぱなし

どうやらここいらの茅部地区は、縄文時代からの遺跡が多くあるらしい。
この道の駅のメイン施設も「縄文文化交流センター」という名前で、"中空土偶"って
いう国宝の土偶が展示されているんだって。
北海道としては唯一の国宝であり、そして道の駅に展示されている国宝としては日
本で唯一なんだってさ。

ここの駐車場にて、エンジンを切ってムンムンに暑いイオの中、とほの本をパラパラ
めくって今夜の宿を探す。
さっき決めたとおり、今夜はニセコに舞い戻る。
また「旅物語」に泊まってもいいんだけど、せっかくの北海道だからもっと放浪感を追
究したい。だから宿は毎晩変えていきたい。

よしっ、今日は「アンビシャス」にしよう。
「旅物語」のオーナーさんも一目置いていた、人気だという宿。
さっそく電話し、宿の確保完了しました。

噴火湾を北上

<三味線滝>
鹿部の中心地の少し手前、国道沿いにいきなり出てくる小さな滝です。
駐車スペースは滝の前のわずかな部分に2・3台が限度かな?

11:42 三味線滝

この滝は「北海道旅2005(2-45)」で一度見学しているけど、写真に撮るのは初め
てですな。あのときは雨が強くて外に出れず、車窓から眺めたんだった。

岩肌を落ちる滝

この滝は落差15〜20mほど。水量は少なめで静かなイメージ。
昔のリポート時にも書いたけど、流れる落ちる音が三味線の音色に聞こえることが
この滝の名前の由来だそうですよ。

うん、全然三味線の音に聞こえないね。音質が違い過ぎるよね。
どうしてこんなことになっちゃったんだろうね。
…ま、いっか。


さらに海岸線を北上し、砂原地区に入りました。左手には「駒ヶ岳」が聳えています。
あの山の南側の麓には「大沼公園」という有名な観光スポットがある。
すごーくヒマだったら久々に訪問したいんだけど、今回は行きません。
いずれ機会があったら再訪しよう。日本5周目以降でね。

車窓からの駒ヶ岳

んで、次の僕が目指すのは砂原地区の「砂崎」です。
砂地に立つ、珍しいタイプの灯台があるそうだ。

この「砂崎」は随分前からツーリングマップルで見て気になっていた。しかし2年前に
ここを走っていたのは夜間。
「それでも行ってみようかな…」って思ったんだけど、夜行くのはかなり危険なレベル
の道だと判断し、諦めたのだ。
今回リベンジするっす。砂地だろうとなんだろうと、イオと一緒ならば大丈夫。

国道を反れて脇道に入り、さらに標識に従って草原の中の小道に入る。
うおぉ、すごい道だね。舗装されていないね。
こんな道が2kmほど続くというウワサ。

草むらのダート

そのうちだんだん足元の砂利が砂成分が多くなってきた。草は少なくなってきた。
アップダウンが少しずつ増えてきて、軽くダカールラリーぽいっすよ。

しかし気分の盛り上がりとは裏腹に、天気はイマイチ。
なんかダートに入ったあたりから上空に雲が出てきた。
国道方面はまだ青空が広がっているのに、この砂地上空だけが分厚い雲なのよ。
なんでだろう、残念。せっかく岬の灯台を見るのだから晴天であってほしいのに。

4WDでモリモリと砂地を走り、灯台のすぐ近くまでやってきました。
普通車で行く人は注意。ネット上を見てもたまに砂にはまっちゃう人がいるからね。
もうダートの入口くらいから人の気配はゼロだったよ。


<砂崎灯台>
12:15 砂崎灯台

足もとは砂浜

YAMA&砂崎灯台

砂地に立つ、紅白のストライプの灯台。砂浜に設置されている灯台は非常に珍しい。
僕も国内ではここ以外に存在を知らないや。

それだけに、この雲の多さが残念だけどね。雲と言うか、霧と言うか。もう周囲全部
真っ白だもん。
海も近いんだけどあんまり見えないし、晴れれば「駒ヶ岳」と灯台のコラボも撮れる
んだけど、それもできんわ。

ここ以外の天気がいいということは、少し待てば雲が流れたりするだろうか。
そう思って10分ほど周囲を散歩しながら晴れるのを待った。
だけども無駄だった。
しょうがないっすね!こんなこともあるっすよね!ドンマイ!

また砂地の道を引き返し、国道278号に戻る。

青空の再来

背後の暗黒空間

国道に出てほんのちょっと北上すると…。
ほらー!やっぱりだー!青空が戻りやがった!サイドミラーを覗くと背後がドロンド
ロンに曇っているよ。
チクショウ!なんて「砂崎だけ曇っていたんだろうかね?悔しいよ。


<道の駅 つど〜る・プラザ・さわら>
12:40 道の駅 つど〜る・プラザ・さわら

ここは「砂崎」からほんの3kmほどの距離の道の駅。
すごい近いのに、「砂崎」とは全く違って快晴です。

砂原の道の駅

ここでは道路越しに見える「駒ヶ岳」の撮影をしたり、南側のドス黒い雲を眺めて「
なんなんだよ!」とか内心憤慨したりして過ごしました。それだけ。
では、この先ほんの数qでまた次の道の駅もあることなので、早々に出発します。


<道の駅 YOU・遊・もり>
12:55 道の駅 YOU・遊・もり

森の道の駅までやってきました。ここからは海沿いの国道は5号になります。
もう時刻は13:00。お腹が減ってきたな。

いかめしで有名な森

森駅っていかめしの駅弁で有名なのですよ。それだけをお昼ご飯にするのはちょ
っと侘しいけど、繋ぎには充分だろうしせっかくの名物なので食べて損はない。
さて、道の駅にあるだろうか。入ってみた。

…だけども期待したようなものが無かった。
真空パック的なものに詰められて、冷やされて販売されている。
これ、お土産用だね。買ったところで今食べる気にはならないな。

購入を諦める。さーて、ではどこでお昼を食べようか。
長万部かなぁ。オーナーさんが進めてくれた「浜ちゃんぽん」もあるし、過去に僕が
立ち寄ったことのある名物かにめしなんかのお店もいっぱいあるしな。
ただ、あの辺はなんか昭和レトロな雰囲気で、できれば避けたい気持ちもあるんだ
よな…。


道の駅を出発し、あれこれ昼ご飯のことを考えながら国道を北上する。
そして閃いた。
「ハーヴェスター八雲」…。確かそんな名前のレストランがあったよな、八雲の小高
い丘の上に。2006年ごろのツーリングマップルで写真付きで掲載されていたことと
かあったような気がするぞ。

一旦車を路肩に停めて「ハーヴェスター八雲」の場所を調べる。
ここから15kmくらいだね。うん、行ってみよう。


<「ハーヴェスター八雲」>
国道5号から離れ、ちょっとクネクネ丘を経由して辿り着きました。
迷いそうになった。
なんか敷地に入るゲートからしてめっちゃオシャレそうなんですけど、場違いじゃな
いですかねぇ、僕…。

13:35 「ハーヴェスター八雲」

オシャレなレストラン

ヤベーな、これ。避暑地の別荘でサマーバカンスを楽しむ貴族なファミリーとか、ワ
ンピースの似合う女性とかが来るような雰囲気のお店じゃねーの、ここ?
僕なんてアロハにサンダル、そして500円丼で大喜びするような下々の民ですよ。
TPO的に大丈夫ですかね?ま、試しに特攻してみますかね。

店内もなかなかにオシャレ。そして結構混雑している。
あ、このお店は最初にトレーを持ってショーケースに入っているメニューから好きな
ものを選んで、最後にまとめて会計するのね。

とりあえず名物だというフライドチキン。
それから塩ピッツァをオーダーしてみた。
ピッツァは焼き上げに時間がかかるから、あとで取りに行くらしいよ。

座席は店内だけではなくて、テラス席もあるんだね。
僕はテラスを選ぶ。店内ほど混雑していないので独り身としては過ごしやすい。
景色も眺められて一石二鳥。

テラスから見る草原

うっひゃー!これはいい眺めだね。こんな景色を眺めながらランチとは、最高だ。
テラスの真下からずーっと草原が広がり、遠くには噴火湾。
のどかです。貴族な気分です。

フライドチキンをかじっていると間もなくピッツァの焼き上げを知らせる手元のブザー
が鳴る。僕は店内にピッツァを取りに行く。

ピッツァをテラス席に持ち帰ると、その光景を見ていた店員さんが心配そうに声をか
けてきた。
「チキンを置いて席を立っていましたが、カラスに食べられていませんか?ここはチ
キンを狙うカラスが多くて…。もし食べられてしまったら教えてくださいね。」って。

えっ。そうなのか!カラスがいるのか!
テラスから上を見上げると、確かに建物の尖塔の上に、ガーゴイルのようにカラス
が鎮座してテラスを監視している。気付かなかったわ。
ま、この食べかけチキン、僕が食べたのかカラスが食べたのか、見たところでもう
よくわかんないけど、どうでもいいや。

塩ピッツァ&フライドチキン

テラスのYAMA

うわぁ、ピッツァがうますぎる。石窯を使ってパリッと焼き上げてあるし、塩は昨日走
った熊石町の海洋深層水から採れる塩を使っているんだって。
マジうまい。だけどもこのピッツァとチキンを1人で食べるのはなかなか苦労する。
それでもおいしいから食べれちゃうんだけど。もう満腹。
(食費 \1448)


大満足してお店を出る。
あ、ここで気付いたんだけど、お店からダイレクトに国道5号に出れる道があるんだ
ね。この道が素晴らしかった。海へと続く、下り坂の白樺並木。
あぁ、この光景は昔のツーリングマップルに掲載されていたっけ??そんな記憶。

ハーヴェスターからの道

再び噴火湾沿いに国道5号を北上。長万部ではオーナーさんがオススメしてくれて
いた「浜ちゃんぽん」を目撃。あんかけ焼きそばのお店ね。
ま、もしかしたらいずれ立ち寄るかもしれんし、立ち寄ることはないかもしれない。
(ガソリン \6184)

浜ちゃんぽん

国道5号は内陸へ

ここ長万部で国道5号は内陸に入っていきます。このまま国道5号に従って進めば
ニセコエリアに辿り着くのだよ。
だから僕もここで噴火湾とはさようなら。一気に内陸に入っていきます。


<道の駅 くろまつない>
15:25 道の駅 くろまつない

国道5号沿いの道の駅に入りました。このあたりはあまり見どころが無いね。
運転していて眠くなっちゃった。
近くには日本最北限のブナ林である「歌才ブナ林」っていうのがあるんだけど、これ
は特に興味を惹かれないし。

道の駅で周辺の観光案内を調べてみたりもしたんだけど、自然散策系ばかりで今
の僕の気分とはちょっと合致しないな。

草原を走る

睡魔を堪えて

引き続き淡々と山間部を走り、「目名峠」を越える。
相変わらず景勝地や観光スポットは無いが、草原が広がる光景がチラホラ目に入
る。
僕的に、北海道と言えば海沿いよりも、どこまでも広がる広大な草原。
だからこういう光景が好き。今回の旅はまだ南エリアばかりだから壮大な光景はあ
まりみれていないけどさ。
だから嬉しくなって、ところどころで景色の写真を撮りながら進む。

緑に囲まれて

<道の駅 らんこし・ふるさとの丘>
15:55 道の駅 らんこし・ふるさとの丘

ここは昔、初めて1人で北海道の地を踏んだ最初の車中泊の地。
「弁慶岬」で夕日を見た後、「GWの北海道は寒いなー。想定外だ。」とか思いながら
車内でパスタを茹でたんだよね。もう7年以上前のお話。

思い出の蘭越

さぁ、ここまで来ればニセコエリアはもうすぐです。
噴火湾あたりから景勝地は少なかったのでスイスイここまで来ちゃったけど、その分
ニセコを走れる時間が増えたと思えばお得だよね。

昨日の朝、土砂降りの中をニセコから日本海目指して走ったルートと重なります。
昆布の町を過ぎたあたりで気持ちが急ぎ、国道5号よりも「羊蹄山」に近道で行ける
道を選択する。

その道、舗装されていなくてすっごかったけどね。
そんで地元の人が使うのが中心の道なのか、前をトラクターがゆっくりゴトゴト走って
いてさ、かえって時間がかかったような気もするけどね。

ニセコのダート

羊蹄山出現!

鬱蒼としたダートを抜けた瞬間、初めて「羊蹄山」が姿を現した。
おぉー!「羊蹄山」、ちゃんと見るのは7年振り!
昨日や一昨日のニセコエリアは天気が悪くて全く見れなかったからさ、今日見れて
良かったよ。これだけでもニセコに戻ってきた意味があったよ。
ま、山頂部は雲の中だけどね。このあと雲が晴れるといいね。

「羊蹄山」はその景観から"蝦夷富士"とも呼ばれる、標高1892mの日本百名山。
ニセコのシンボル的な存在でもあります。
このあとは「羊蹄山」を見ながら一周ドライブなんてどうかな?

ニセコ駅前

農道みたいな道をウネウネ走り、気付いたらニセコ駅前にいました。
昨日の朝一でガソリンを入れた場所ですね。

16:32 ニセコ駅

ここで地図を見ながらこの後のルートを決める。
「羊蹄山」を時計回り。そして豊富なニセコの湧水でも2・3スポット巡りながら「羊蹄
山」一周しよう。
今夜の宿の「アンビシャス」のチェックインは18:00。
1時間半あればそれが可能でしょう。

近付く羊蹄山

どんどん近づいて巨大化してくる「羊蹄山」。テンションも上がるっす。
上の写真は、南西部から見た光景。
そのうち国道5号は「羊蹄山」の西側を通過するかたちになります。

倶知安の駅前あたりに「日本一の水」っていう湧水ポイントがあるんだけど、曲がる
ところを間違えて通過してしまう。
まぁいいや。スルーする。一番立ち寄りたい湧水スポットは、「ふきだし公園」だよ。
そこだけ抑えられればとりあえずは満足だ。

西側から

北側から

<道の駅 名水の郷 きょうごく>
17:04 道の駅 名水の郷 きょうごく

「羊蹄山」の北東部にある、「ふきだし公園」っていう湧水スポットになってきました。
あぁ、ここは2007年に道の駅になったらしいね。
僕の知っている時代だと、ここは「ふきだし公園」って呼ばれていたのだ。

今も変わらない売店

ペットボトルを持ち、湧水ポイントの標識を頼りに遊歩道に入る。
かつて「北海道旅2005(2-45)」では早朝のまだ暗いころに「寒い寒い」と言いながら
水を汲んだ記憶がわずかにあるんだけど、そこに至るまでのこの遊歩道の記憶は大
体消滅してました。

数分歩くと、下の方に清流とその上に架かる木道が見えてくる。
あぁ、思い出してきたぞ。確かにこんな感じだったわ。

迷路のような木道

これ全部湧水。「羊蹄山」に降った雪や雨が地中にしみこみ、50〜70年もの歳月を
かけて再び地上に湧き出ているのだ。その量は1日に8万tとも言われています。

木道や川の周辺は清流の冷気でヒンヤリと涼しい。
そして多くの人が水を汲んだり水遊びをしたりと楽しんでいる。
いい風景。こんなに大規模な湧き水、僕は他には知らないくらいだ。

豊富な湧き水

水を汲もうとすると、手にかかる水がとんでもなく冷たい。感覚がなくなるほどだ。
神聖な感じがするね。でもキンキンに冷えた。

駐車場に戻り、宿に持ち込む荷物などを揃える。
時刻は17:30だ。思ったより長居をしちゃったかな?
では、急いで残りの5分の3周くらいを走り、宿に向かおう。
車に乗り込んで出発しかけ、そしてブレーキを踏んだ。

いや、このまま時計回りに「羊蹄山」を走ってチェックインに間に合うのか?
まぁぶっ飛ばしていけば不可能ではないかもしれないが、脇目も振らずに走ることを
目的にはしたくない。
「羊蹄山」の南側にある「羊蹄山の湧水」っていう、昔水を汲んだことのあるスポットに
立ち寄るのとかがいいかなって思っている。

しかしそれだとチェックインにまた遅刻しちゃうんじゃないの?3日連続で。
来た道を戻ればきっと間に合うだろう。
だったらここでそんなリスクのあることしなくてもいいんじゃない?
今日はおとなしくチェックインしようよ。

はい、そんな感じで冷静になったので、来た道を引き返して「羊蹄山」の北側経由で
西側に向かいます。

西日に向かって

「羊蹄山」の西側、さっきは国道5号を走っていたけど、今回はその一般外側の道道
343号に入る。この道沿いに今夜の宿の「アンビシャス」があると思うのだ。
途中で夕暮れの「羊蹄山」がカッコ良かったので車を停めて撮影したりもした。

あと、ここいらには「拓跡」っていう最近できたばかりのスポットがあると思うのだ。
まぁこれも湧水なんだけど、ちょっとユニーク。
通過がてらそこに立ち寄りたいなって思っていたんだけど、場所がよくわからなかっ
た。これは時間があったら明日の朝にもう一度探してみよう。


<「ニセコ アンビシャス」>
18:01 「ニセコ アンビシャス」

のどかな木立の続くエリアに立つ、ログハウスの宿。
一昨日宿泊した「旅物語」からは直線5kmくらいの場所にある宿です。
ようやくちゃんとした時間にそこそこ余裕を持ってチェックインできたよ。
オーナーの"村長さん"に部屋を案内してもらう。

羊蹄山&イオ

ログハウスの宿

宿のかたちに合わせて傾斜した、三角形の部屋。ぐおっ、室温すっごい暑い。
じっとしていても汗かくくらいに暑い。
夜はまた涼しくなるだろうが、今の時間は厳しいね。
とりあえず夕食は18:30頃からだそうなので、それまで荷物の整理などをして過ご
す。部屋は暑いが、ガマン。

ところで、今日はここは僕以外に旅人はいないのかな?
1階から2階まで吹き抜けで物音が聞こえやすい造りの宿だけど、オーナーさん一
家以外の気配を感じないぞ。

18:40 夕食

夕食に呼ばれてロビーへと行く。
あぁ、やっぱり今日の宿泊者は僕だけだったみたいね。オーナーさん一家と一緒に
夕ご飯。僕、今までの旅人系の宿で完全に1人って、何気に初めてかな?

夕食&ビール

献立は土地の野菜をふんだんに使ったもの。シチュー系のメニューがおいしい。
入っているお肉もおいしい。だけども暑い。この時期にシチューは確かに暑い。
村長さんも「いつもはお盆を過ぎると秋の気配なんだけどな…」とか言いながら暑が
っている。

僕、フライングしてビールもオーダーしちゃいました。ビール飲まなきゃ。夏だもん。
ただ、なぜかブレーキかけてサッポロクラシックにはしなかった。
(食費 \200)

「このあと、良ければ温泉まで送って行くけどどうする?」って村長さんに声をかけら
れる。あぁ、じゃあ行く。ニセコの温泉の素晴らしさは2日前に思い知らされた。
機会があるなら是非また行きたい。

19:30 出発

真っ暗な道を、村長さんの運転で出発する。既に風は涼しいね。快適だ。
車内ではログハウスについてのことをいろいろ聞いてみたよ。
ピカピカだから割と新しいのかと思いきや、25年前に宿を始めたころのままのログハ
ウスなんだって。
きちんと管理しているから使えば使うほど味が出てくるそうだ。

村長さんは星が好きで、星が綺麗に見える場所を条件にあの場所に宿を立てたん
だって。夜は天の川も見えるらしいって。うおぉ、天の川!見てみたい!!
「じゃあ風呂上りに一緒に見てみるかー!」みたいな感じで車内で盛り上がる。


…ところで、これからどんな温泉に行くのだろう。
きっとこんな会話をしている村長さんのことだから、素朴な温泉を紹介してくれるの
だろう。一昨日行った「雪秩父」みたいな感じのところだろうな、イメージ的に。

宿を出るときに真っ暗な車内で渡してくれた、温泉の割引チケット。
これを見れば温泉名がわかるよね。
携帯電話の光でそのチケットを照らしてみた。

 … 「ヒルトンホテル」

はいぃぃぃーー!!??イメージと違うッ!!
「ヒルトンホテルゥ!?」とビックリして顔を上げると、もう遠くに煌々と光るホテルの
ネオンが見えていた。
あわわ…、こりゃえらいこっちゃ。


<「ヒルトン ニセコビレッジ」>
19:45 「ヒルトン ニセコビレッジ」

どうしよう。僕みたいな貧民がこんなところに1人で来ちゃって大丈夫なのかな?
だって汗臭いしジャージにサンダル、そしてお風呂セット入れは春の「波照間クライ
シス(4-49)
」でブッ壊れましたから、今はスーパーの袋みたいなヤツよ。
こんな風貌でヒルトン入ったら怒られるんじゃないの?

これが他にも旅人がいるのであれば気が楽なのだが、僕1人というのが心細い。
それなのに村長さんは「ここの温泉はなかなかいいお湯だよー、ムフフ。」みたいな
感じでホテルのロータリーにズシャッと車を停める。

ホテルの従業員が車のドアを開け、「ようこそヒルトンへ!」みたいな感じでみんなで
僕にお辞儀してくれ、こちとらまだサンダル片方脱げかけているのに村長さんはもう
颯爽と帰って行ってしまった。

もうどうにでもなれ。
「こちらでございます」とか案内されるがままに真っ赤な絨毯を上をサンダルでペッタ
ンペッタン歩き、立ち寄り湯を申し込む。
(入浴 \500)

ログハウスの2階から

赤絨毯のロビー

あぁ、温泉は確かにとても良かったです。
スベスベになったし、露天風呂で外に風に当たりながらの入浴も最高だった。
人間ハダカになっちまえばもう身分も関係ないですからね、僕のような貧民でも普
通に温泉をエンジョイできますよ。

入浴後、ロビーにチョコンと座って村長さんのお迎えを待つ。
場違いだけど、もう入浴を済ませてしまえばこっちのもん。
ロビーのフッカフカのソファにジャージ姿で堂々と座って待機してやりますよ。

ソファで待機

ゴージャスな世界

21:00頃、村長さんが車で迎えに来てくれた。
いやー、心細かったよー。また車で宿に帰る。


<「ニセコ アンビシャス」>
21:10 「ニセコ アンビシャス」

真っ暗な宿の駐車場。村長さんと空を見上げると、もう一面の星空だった。
「あれが天の川だよ」と教えてもらう。うわー、天の川、久々に見たよ!
もうありとあらゆる星が見えるね。感動。

村長さんはスマホのアプリを起動させ、どの星がどの星座なのかをいろいろ教えて
くれた。うわ、メッチャ楽しい。
それから2人で流れ星の出現を待つ。10分ほどで2つ見ることができました。

ちょっと夜空の撮影を試してみようかな。
暗い景色の撮影に一番すぐれているのが、なぜか僕の場合は携帯電話のカメラな
ので、それを使って撮影してみた。

夜のアンビシャス

はい、全く分からないですよね、すみません。
これでもね、オリジナルサイズはちゃんと写っているんだよ。
この写真を村長さんにその場で見せたら、「天の川も写っている!○○星も○○星
もだ!携帯カメラはすごいなぁ!」って驚かれたんだからね。


21:40 飲み会

では、荷物を置いたら村長さんと居間でサシで飲み会します。
用意してくれたワイン、うめぇ。ついつい進んじゃいます。

ワイン会

僕は今回北海道に上陸してからここまでの行程を話す。気になっている「神威岬」
の崩壊の件だけど、村長さんに聞いてみたら復活は困難だって言っていた。

今までの遊歩道を補強したり直してどうにかなるような問題じゃないんだって。
別ルートを作るとかいっそ船で行っちゃうとか、そういうレベルの崩壊なんだそうだ。
地質的にもそんなに強くはないそうで。
そっかー、改めて残念。いつかまたあそこの岬には立ってみたいよ。


村長さんは今年の夏に宿開催のツアーで行った様々な写真を見せてくれた。
この宿のウリは、村長さんが案内してくれるニセコエリアの冒険。
誰も知らない洞窟や池を案内してくれたり、ニセコの山からみんなで朝日を見たり。
付近の地理とか、植物の生態系も含めいろいろ教えてもらった。

村長さん、本当にニセコを愛しているんだなー。
春夏秋冬、全部ニセコはステキだなー。
まぁニセコに限らず自然が多いところはどこも深く知れば魅力的なんだろけど、こう
いう狭く深くの楽しみ方は今まで僕はあんまりしてこなかった。

自分、薄っぺらいな。そりゃ実際住んでいる地元の人にかないっこないけど、僕も実
はちょっと日本についても詳しい人間だと自負していた。
しかしまだまだだ。僕は表層部しか日本を知らない。
でも悔しくも無ければ恥ずかしくも無いよ。嬉しい。人と話し、教えてもらい、日々僕
も成長しているのだ。
謙虚な気持ちを忘れなければ、僕も死ぬまで成長できる。

奥深いニセコ

みんなで夜に「神仙沼」に行って寝転んで星を見たり、渓流で釣りをしたり…か。
僕もいつか、連泊して1つの地を深く楽しんだりするようになるのかな?
興味はあるが、まだ手が出せない世界かもしれないな。

スライドショーの春夏秋冬の風景写真が一巡したところで、「キミもニセコに興味を
持ってくれたのならばまたいつでもおいで。どんな季節でも、2泊3日あれば魅力的
なツアーを開催するよ。」って村長さんがニッコリほほえんでくれた。
ヤベー、いいなー!惹かれる!
いつかね!数年後か数10年後か知らないけど、僕もいつかこういうことしてみるよ。

…あとね、スライドショーの中に見たことのある人がいたね。
ちょっと有名なサイトのオーナーさんだね。ふふっ。
でも直接面識はないからここでは触れないぜ。


23:50頃、飲み会はお開き。
ここでもう一度村長さんが夜空を見ようと誘ってくれた。
ログハウスのバルコニーから天体望遠鏡で星を見るんだって。
今日はめったにないくらいに星の綺麗な夜だから、チャンスなんだそうだ。
よーし、喜んで!

そういや僕、今まで天体望遠鏡を覗いたことなんてそんなになかったからさ、どれも
新鮮でいい思い出になったよ。
アンドロメダ星雲・カシオペア星雲・スバル…。
肉眼では見れないいろんなものを見せてくれた。

せっかく村長さんが望遠鏡を星にセットしてくれたのに、僕がチビすぎて全然覗けな
いようなハプニングもあったりしたけど、ちゃんと再調整してくれて全部見た。
ワイン飲みすぎて結構足元おぼつかなかったけど、全部見れた。
木星の衛星とかも見た。


僕は正直、最初宿泊者が自分1人と知ったときは「思う存分楽しめるかな?」って思っ
ちゃったけど、結果すごい楽しかったよ。
そりゃ複数名いたら別の意味で楽しかっただろうけど、これもとても印象深い旅の一
夜になったよ。
いやぁ、本当にいい夜だ。

24:20頃、部屋に戻る。
もう結構冷え込んできたね。軽く寒いくらい。
北海道は寒暖差が大きいですな。

24:30 就寝