6月8日     6月9日     6月10日
6月10日


4:45 起床

長門市の国道191号沿いで目を覚ましました。
ちょっと蒸し暑くて、茂みが近いにもかかわらず窓を少し開けて寝ていたんだ。
僕の大嫌いな蚊に刺されなくてよかった。

僕の寝ていた場所

6月8日     6月9日     6月10日











なるほど、僕はこういうところで寝ていたワケなのね。明るくなってきて初めて周囲の
状況がわかる。
そして今日も曇り空みたいだ。あれー…。

4:55 出発


では、昨日予告したとおり、本日最初の観光スポットは「川尻岬」です。
ここは本州最北西端という、珍しい斜めの途端なんだよ。わりとレアで知名度も低い
よね。
国道191号をしばらく西に進み、そして北浦広域農道に入る。のどかな田園地帯だ。

巨大な球体が浮かぶ

ほのかな朝焼け

山間部を走る

もうこの半島の先は、県道ですらない、名もなき道。
なんとか標識がポツポツ出ているので、ナビが無くても岬に近付いている感じ。
前回来たのは「西日本一周旅(3-27)」なんだけど、ちょっとだけ道も覚えているし。


<川尻岬>
5:22 川尻岬

ここが本州最北西端の川尻岬です。食堂とキャンプ場の受付を兼ねた小さなお店が
建っているだけで、周囲には何も無いような場所。
5年半前に僕はここでのんたんとパスタ作ったんだっけ。のんたん、元気かな?

岬の駐車場

遊歩道を歩き、岬の先端方面に向かう。草の茂る中に東屋が建っていたりと、それ
なりにくつろぐこともできそうなロケーションです。

岬の灯台まで歩くと確か15分近くかかるんだけど、僕の目当ては本州最北西端の
碑。そこまでなら半分の時間で行けるのだよ。
でも、前回はどこに書いてあるのかわからずに先端の灯台まで歩いてしまったのだ
よ。往路のときには気付きにくいのだ。

灯台への遊歩道

本州最北西端の碑の前に辿り着く。
太陽が見えないかなーとか思いつつ、しばらくボケッとしていたら、ちょうど雲の切れ
間から朝日が見えだしたよ。
やった!雲は多いけど、これで景色が映える!急いで記念撮影をしてみた。

朝日の到来

本州最北西端の碑&YAMA

古びたパックマンみたいな奇妙なかたちの本州最北西端の碑。結構ボロボロ。
しかし味わい深くていいところだ。
帰り際、岬の先端方面に向かう1人の釣り人と擦れ違い、挨拶を交わしました。
岬で出会ったのはこの1人だけだったよ。


イオに乗り込み、さっきとへ別のルートを辿って国道191号に戻ろうとするが、道に迷
って見知らぬ集落に迷い込んだりした。
なんとか軌道修正し、県道357号に出る。そこから海沿いに国道に帰ったよ。

梅雨空よ、消し飛べ

国道191号を西に走っていると、青空が見えてきた。昨日は出雲で垣間見えた青空
に期待しすぎて結局あんまり晴れなかったけど、今回は違うぞ。これはすっごい晴
れそうな予感。
梅雨だけど、今日はイケるんじゃないでしょうかね!ウキウキしてきた!
旅の最後は青空で締めくくりたいねぇ!

南に折れ曲がる国道191号を離れ、さらに西の海を目指す。
さぁ!ここまで来たら、もうアレしかないですよね!

「角島大橋」、走っちゃうよーー!!


<角島大橋>
6:40 角島大橋

2000年に完成した、「角島」と本州本土を結ぶ1780mの無料の橋。
完成当時は島へと渡れる無料の橋としては最長だったのです。その後、沖縄の「古
宇利大橋」に抜かれてしまうけどね。
でも「古宇利大橋」もすっごいいいところなんだぜ。

この橋は車のCMだとかいろんな場面で使われている有名な橋なので、見たことの
ある人も多いのではないでしょうか。
橋のたもとには駐車場やトイレが完備されているし、ちょっとした展望台もある。
イオを停めて展望台に登ってみます。

芸術的な曲線の橋

青い海を渡る橋

角島大橋&YAMA

上の写真、左からの2枚が展望台からの撮影です。
いつも思うんだけど、やっぱ僕は展望台からのアングルよりも、道路の正面くらいの
方が好き。そっちのほうが、より橋がねじれて見えるのだ。
角島大橋の素晴らしさの1つは、そのねじれですよ。湾曲が好き。

では、これからこの橋を渡って「角島」に上陸してみます。

角島へ渡る!

うっひょーー!!海の上を走るのは快適ですな!
そして角島に上陸するのも、何気にかなり久々ですな。

角島は小さな島なので数分で一気に横断し、反対側にある「角島灯台」の下までや
ってきました。


<夢ヶ岬>
<角島灯台>

6:58 夢ヶ岬

普段は有料の灯台直下の駐車場も、この時間ではまだ無料。誰もいない駐車場に
イオを駐車する。空は見事に雲1つ無い快晴になりました。やったー!

角島灯台&イオ

あぁ、かっこいいなー。僕、この灯台大好きなんだ。
1876年に完成した、日本海側で最初の灯台。レンズは日本に6か所しかない最大
サイズのもので、日本の灯台50選に入っているし、Aランク保存灯台でもあります。

さらに好きな要素が、西洋のお城の塔のようなレンガ剥き出しの姿。
ここの灯台は外壁を白く塗っていないのだ。
実は、この無塗装の灯台はここを含めて日本にはたったの2基しかないのだよ。

夢ヶ岬の公園

灯台の向こう側はなだらかな岬エリア。公園として綺麗に整備されています。
和む風景ですな。海もきれいだ。


では、この後の大きな観光はあと1つです。
今回のドライブのゴールとなる、本州最西端の「毘沙ノ鼻」です。
また「角島大橋」を渡って国道191号に戻り、海沿いに南に向かって走ります。

特牛(とっこい)

特牛と書いて"とっこい"と読む地名。昔初めて見たときには、もちろん読めません
でした。


<道の駅 北浦街道豊北>
国道191号沿いで道の駅を発見。今年の春にOPENしたばかりのとても新しい道の
駅です。

7:22 道の駅 北浦街道豊北

建物のすぐ裏は海が広がっていて眺めはバツグン。
さっきまで走っていた「角島大橋」も遠くに見えました。

新築物件

下関に向かってどんどん南下する。吉見付近で国道を離れ県道245号で西に入る。
この数q先に「毘沙ノ鼻」があります。

田園地帯や参観のアップダウンを経由するけど、標識が出ているので迷うことはあ
んまりないです。日本2周目を走っていた頃は標識がわかりづらかったんだけどね。
空は依然快晴。これはいい景色を期待できるよ!

国道191号

本州最西端へ

<毘沙ノ鼻>
ここまでに何度も記載してきたとおり、ここが本州最西端の岬。僕はここを訪れるの
はこれで4回目になります。
今回気付いたんだけど、車道から駐車場に入る部分にも『本州最西端の地』の看板
が作られたんだね。

8:12 毘沙ノ鼻

新しい看板

車越しに本州最西端の海

ここから海を眺められる展望所までは200〜300mほど。
"本州最後の夕陽が見える丘"の碑のから遊歩道を歩きます。
この碑も随分古くなってきたよな。最初に見た2005年の「九州大暴走(2-61)」のと
きはピカピカだったんだけど。

本州最後の夕陽が見える丘

周囲を茂みに覆われた遊歩道を歩き、視界がパッと開けた広場が本州最西端の毘
沙ノ鼻の展望広場です。
東屋がポツンと建ち、海側には展望デッキと灯台型のモニュメント。そして毘沙ノ鼻
を示す立札があります。
そのどちらにも"本州最西端"のフレーズが入っているところが、ポイント高い。

旅のゴールへ

いやぁ、いい天気だ。ちょっと日向に出るのがはばかられるほどのいい天気だ。
今までの毘沙ノ鼻の中でも、今回がブッチギリでいい天気ですよ。最高だ。突端ハ
ンター冥利に尽きる。

そして、ここで今回のドライブもゴールです。
福井県と京都の県境から走りだし、本州の最西端の地まで、山陰地方の海岸線沿
いを大体網羅できたと言えましょう。
顔何度か走ってい入るけれど、山陰地方海岸線全走破という目標を持って走ったの
は今回が初めてなので、なかなかの達成感を感じられたよ。

本州最西端のYAMA

毘沙ノ鼻の立札

では、帰りましょう。名古屋の我が家に帰りましょう。
とりあえず腹が減ってきたので車の中にあったスナック菓子で小腹を満たして朝食
にしつつ、来た道を引き返して国道191号まで戻る。

そしたらそのまま国道を南下。下関ICまでは20kmちょっとです。
もうここまで来れば数分で九州に上陸できるけど、それはまたの機会のお楽しみ。

9:05 中国自動車道 下関IC

帰路へ

9:42 山口JCT

ここでは中国自動車道か山陽自動車道かを選べます。
んー、気分的には山陽道ですね、断然。

9:52 佐波川SA

ここではガソリン入れたりトイレ行ったり、なんやかんや。そんで引き続き先を急ぎ
ましょう。

周防灘のSAで

そのあとは一気に山口県を通過。ついでに広島県と岡山県も通過。
どれもデカい県で時間はかかるけど、天気が良くて気分が乗っていれば楽勝。

13:16 龍野西SA

兵庫県までやってきました。ちょっとお腹が空いたかな?
SAの模擬店でたこ焼きを購入。これをお昼ご飯としましょう。

龍野西のたこ焼き

14:37 吹田JCT

大阪まで戻ってきました。名神高速道路に乗り換えます。あとちょっとだね。
そして1時間後の15:44、滋賀県の米原JCTを通過する。
戻ってきたね。

ここは僕が3日前の夜に出発して日本海側に舵を切ったJCT。
ここから僕は日本海側の福井県に向かったのだ。
中国地方を一周して、ここでルートが重なったね。

中国地方一周完了

16:18 名神高速道路 一宮IC

愛知県です。ここから都市部の複雑な高速網をクネクネ走りながら、名古屋の歓楽
街へと帰るのです。

名古屋帰着

16:40 帰宅

まだまだ日が高いぞ。日は長いぞ。
これからノンビリ買い物行って、今日の夕食の食材でも買ってくるかー。

<次回予告>

「えーっと、腕の無い聖徳太子、腕の無い聖徳太子…。」

とまぁ、僕は普通の人が普通の人生を歩む上ではあんまり口にしない
フレーズをつぶやきながら山間部に車を進めて行きました。

下の町から確かに見えたんだ、山の中腹に腕のない聖徳太子の像が
立っているのを。だからそこを目指しておおよその見当をつけ、山間部
に車を乗り入れたのだ。

「ウケケケケ…」
「ホケケケケ…」

なんなんですか、この誰もいない森の中での無数の奇妙な視線は。
なぜ不気味な木が笑いながらこちらを見ているのですか?
怖いよ、助けて聖徳太子!

次回、「
岐阜県南部のミステリー(4-57)」、乞うご期待!!