6月8日     6月9日     6月10日
6月9日


<道の駅 大栄>
4:10 起床

はい、すっごい早起きしてやったぜ。まだ周囲は暗い。
雨はほとんど止んでいるようだ。これは幸い。

この道の駅は、「名探偵コナン」の作者の出身地。この道の駅の敷地内にはコナン
の像も設置されています。洗顔がてら、それを見て行きましょう。

コナンがいました

6月8日     6月9日     6月10日











はい、暗くてよく見えませんでした。明るい写真は「西日本一周旅(3-27)」をご参
照ください。では、出発!

4:31 出発

早朝のスタート

5:05 はまなすPA

国道9号沿いのパーキングです。トイレくらいしかないけど、大型トラックも停めること
のできる広い敷地。ここでしっかり身支度を整える。さっきは暗くていろいろ準備が出
来切れなかった部分があったので。

晴れていればここいらから「大山」が見えるんだけどな。麓がチラッと見えるだけだ。

紫陽花と風力発電

国道9号を西へ西へと走り、淀江という町に差し掛かった時。
少し内陸に行くと「上淀廃寺」っていうのがあるらしい。標識に出てきた。
なんすか!?廃寺って、なんすか!?

廃墟や廃村好きと僕としては見逃せない標識です。ちょっと行き過ぎたけどUターン
し、この廃寺にアプローチすることにしました。

雲の中の大山

古代の町

どうやらこの近所には「伯耆古代の丘公園」っていうのがあるらしくて、周囲には遺
跡をイメージしたような施設がチラホラとありました。
遠くには物見櫓みたいなものも見えているんだけど、この時間はまだ古代の丘はO
PENしていないので、近付くことはできません。


<上淀廃寺>
5:40 上淀廃寺

オフィシャルの駐車場からは500mほど離れていたんだけど、早朝の時間帯というこ
ともあって、境内の真横まで車で行けちゃいました。
そのかわり、道はメッチャ細かったけどな。

寺は更地

柱の跡

うおぅ、更地。何もない。柱の跡や石段くらいしかない。
ま、充分に予想していたけどね。そりゃあ度々僕が探検しているような残留物盛り
だくさんの廃墟だったらいいなって、1ミリくらいは考えていたけどさ。

ところで、この寺の跡地はどのような歴史的価値があるのだろうか。
手元でネットで調べてみた。
なんと、「法隆寺」に匹敵する日本最古の壁画が出土した場所だそうだ。
飛鳥時代の寺で、平安時代に火災でなくなったんだって。
あぁ、それじゃあ現存しているはずはないよな。

しかし案内板に書いてある当時の想像図などから、ほんのちょっと当時の様子が
垣間見えたよ。多くの土器や鉄器が出土した、すごい歴史的価値がある場所だっ
たんだね。
気紛れで来ちゃったけど、実はすごいところでした。


海沿いに西に進むと米子から先は国道431号になります。
ここでマクドナルドを発見したのでドライブスルーで朝マックを食べました。
マクドナルド、久々だ。名古屋に引っ越してきてからは初めてだ。


<弓ヶ浜展望台>
6:18 弓ヶ浜展望台

米子市の「皆生温泉」エリアにある展望台です。ここはいつも通過しちゃっている
ので、今回は初めての立ち寄りです。

遠くに美保関を臨む

海の向こうには、「美保関」が見える。このあとあっちに行こうと思うんだ。
直線距離だと15kmくらいだけど、美保湾を回り込んでいくのでかなり時間のかかる
ルートです。


国道431号で境港までやってきました。鳥取県と島根県の県境の町です。
そしてここは"水木しげる"の故郷としても有名な街ですね。
あ、今回は「水木しげるロード」に立ち寄ってから行こうかな?

今まではあまり興味がない上に、急ぎ足のことが多かったのでスルーしていたスポ
ット。
僕も名古屋の住人となって西に本人少し近づいたから、ここを観光していく時間くら
いはありますよ。よしっ、じゃあ立ち寄って行こう!


<水木しげるロード>
6:37 水木しげるロード

ぬり壁&一反木綿

猫娘

ねずみ男

水木しげるの代表作品である「ゲゲゲの鬼太郎」の妖怪が大集合している街です。
もう町中が妖怪一色ですな。
僕は「ゲゲゲの鬼太郎」は小さいころにちょっと見たことがある程度だけど、それでも
歩いていると楽しいぞ。いろんなキャラクターがいて。

路地沿いにあるほとんどの店や施設が、「ゲゲゲの鬼太郎」の要素を取り込んでい
るんだ。まだ開店時間ではないけど、ダラダラ店の外観を見ながら歩く。

鬼太郎タクシー&目玉

鬼太郎幽便屋さん

妖怪パン

至るところに妖怪が

商店街には一定間隔で妖怪の銅像が設置されている。全部で139体あるそうだ。
知らない妖怪ばっかりだけど、見ながら歩くのはとても楽しい。
途中にはいい感じの大きさの"ねずみ男"がいて、僕に手を差し伸べていたので記
念に握手をしておいたよ。

コイツ、好き

主人公&眼球

握手

爺さん・婆さん・少年

ふむ、一通り楽しんだ。野郎1人ではちょっと楽しみ方に苦労するけど。
今度来るときには、にぎやかな時間帯に誰かと一緒に来たいものですな。

戻り際、サギとネコが視線バトルしていたけど、この視線の間に突入しちゃって良い
ものですか?そうしないと駐車場に戻れないのですが。

早朝のバトル

では、島根県に行くぞ。そんで「美保関」に行くぞ。
境港からは、「境水道大橋」を渡ればすぐに島根県です。


<境水道大橋>
途中で「境水道大橋」をいい感じのアングルで見上げられるスポットを発見。
写真を撮ってから行きましょう。

6:58 境水道大橋

鳥取県から島根県を臨む

境水道大橋を渡り、7:00頃に鳥取県から島根県に入りました。
すぐに右折して県道2号に乗り、海沿いに東に走る。目指すは「美保関」だ。
10km弱で岬の先端です。


<美保関>
地蔵崎の先端です。ここに来るのは3回目だったっけ?
もっと来ているような気がしたけど、意外と回数が少なかったな。

7:18 美保関

ここは神話の時代から登場する歴史ある地で、神話の中では"事代主命"がここで
漁をしたんだそうだ。では、灯台まで歩いてみます。

岬からの日本海

美保関灯台

灯台前の敷地

美保関灯台は、日本の灯台50選に入っているし、世界の灯台100選でもある。
エリート中のエリートなのだ。山陰最古の灯台でAランクの保存灯台ですからね。

日本2周目ではここから朝日を眺め、海の向こうの「大山」のシルエットもクッキリと
見えて最高だったんだ。日本3周目でも晴れ渡っていたし。
今日は梅雨空でドンヨリだ。まぁ何度か足を運べばこんなこともあるだろう。

遠くの空からはちょっと晴れ間が見えているので、もしかしたらこの後晴れるかも。
梅雨入りしたばかりで晴れるとは思いにくいが、淡い期待はしておくっす。

境水道大橋、再び

7:50、およそ1時間ぶりに「境水道大橋」の脇を霞める。

いつもはここから西は、「宍道湖」沿いの国道431号を使っている。
しかし今回は日本海ギリギリを走ろうと思うよ。すっごい山深いルートだよ。
どのくらいすごいかっていうと、日本の秘境100選の中に「島根半島北岸」っていう
のがちゃんとあるくらいだよ。

この北岸ルートも「水木しげるロード」同様、今までは計画に余裕が無くてアプロー
チできていなかったのだ。だから今回は初めて。
どんなエリアなのかな?ワクワク。
まずは七類湾のフェリー乗り場付近いあるという「メテオプラザ」に向かってみよう。


<七類湾フェリーターミナル>
7:57 七類湾フェリーターミナル

隠岐に行く船が出ている港です。この時間なのに駐車場はとても混んでいるぞ。
そして「メテオプラザ」はどこだ?
周辺をキョロキョロすると、どうやらフェリーターミナル内にあるらしい。
9:00から開館で、200円かかるんだってさ。
あれ、そうだったのか。意外と条件厳しかった。これはムリですな。

「メテオプラザ」っていうのは、この付近に以前落下した隕石が展示・解説されてい
たりするそうなのだ。興味があったんだが、しょうがない。
とりあえずフェリーをしばらく見学してから撤収しましょう。

フェリー"おき"

さて、僕はこれで隕石を諦めたわけじゃないぜ。この付近の民家に直撃したという
隕石、今ではそこに記念碑が立っているらしいのだ。それを見に行くよ。

県道37号から山間に入ると、それを示す標識が出てきましたよ。

隕石落下点へ

なるほど、その隕石は1992年の12月に落下したのか。今から20年前なのね。
そして直撃を食らったのは、"松本さん"という人の家なのか。
家、さすがにブッ壊れたのかな?気になる。

細い山道を下り、静かで小さな漁港の集落に出る。
そこに何の案内も無しに隕石落下のモニュメントがありました。
いや、これは気付かないでしょ、普通。僕も通り過ぎがてら「あれ?」って思って車
を停め、まじまじと見てようやくそれと分かりました。


<美保関隕石落下地>
8:11 美保関隕石落下地

モニュメントと隕石のレプリカ

普通の民家の隙間に設置されているコレが、隕石落下地のモニュメントです。
真ん中には隕石のレプリカがはめ込まれています。

この隕石は、松本さんの家の2階の屋根から床下までをブチ抜いて落下してきた
んだそうだ。そりゃあビックリしますね。なかなか遭遇できない事件です。


県道37号に戻り、島根半島の北岸を西へと進む。
どんどん道は細くなります。車もないし、町もほとんどないのです。
たまーに小さな集落があるくらい。コイツは楽しくなってきました。

ひたすら狭路

島根原発

もうずーっとこんな道。40分ほど淡々と走りました。
途中から遠くに見えていた「島根原発」が徐々に近付いてきたよ。

東日本大震災からのゴタゴタで、日本中の全原発が稼働を停止したのはつい先月、
2012年5月6日のこと。42年振りに国内の原発から火が消えたんだそうだ。
まだまだ国内の電力を巡る混乱は続きそうですな。
原発を見ていると、胸がザワつくよ。

原発の敷地方向は、ガッチリとしたフェンスでバリケードが作られている。
侵入出来そうなところはもちろんだが、完全に崖だとか山になっているところも全て。
さながら「万里の長城」のように切れ間なく山間部にフェンスが続いているんだ。
すごいディフェンス精神だね。恐れ入ったよ。

山道は続く

<片倉小十郎の墓>
原発を過ぎてしばらくまたクネクネ道を堪能していたら、いきなり"片倉小十郎"の墓
があると標識が出てきました。

あれ?なぜこんな人里離れた山の中に?
"伊達正宗"と一緒にいたんじゃなかったの、アナタ?
そんなに詳しく歴史を把握しているわけではないのでナゾなんだけど、とりあえず墓
参りしよっか?

9:07 片倉小十郎の墓

駐車場はありません。付近はスペシャルなカーブ地帯の上に狭路で駐車は危険な
ため、しばらく離れた場所にイオを停めました。

墓へは山道

小十郎の墓

県道37号から山道をおよそ80m。なんかクモの巣とかいろいろ引っかかり、あまり
頻繁に人が来ている雰囲気ではないっすね、ここ。
そんで普通に墓参りをしてみました。


武代の集落に辿り着きました。ここはちょっと大きな集落。
ここで県道37号を離れ、さらに海沿いを西へと行く「横手林道」を探します。
僕のナビは西日本はエリア外なので、ツーリングマップルと自分の目で勘をつけて
路地に入り込んでいく。
そしてなんとか「横手林道」を発見。これからはこの林道を突き進みます。

森深き横手林道

木漏れ日の中を

ぬおぉぉぉ、舗装されているとはいえ、結構ワイルドですよ。
そんで自分がどこにいるのは全く分からなくなりましたよ。
なるべく日本海沿いをキープして走りたいけど、ツーリングマップルを見るに一部は
道路が通行不能になっているらしい。

迂回できるルートも無いわけではないが、ナビ無しでそれを正確に選択するのは至
難の技っぽいですよ。
バリバリ走っているうちに、川沿いの道になった。
これは「秋鹿川」か?だとすると、ちょっと行き過ぎたか?今僕は南に向かっている
のか?

いろいろナゾだが、ヘタに動き回らない方がいい。道なりに進もう。
そのうち民家がポツポツ増え出し、線路が見えた。
あ、線路の向こうは国道431号だね。そのさらい向こうが「宍道湖」だね。
線路の切れ目をまたぐと、そこは過去に立ち寄ったこともある、見覚えのある道の駅
だった。


<道の駅 秋鹿なぎさ公園>
9:53 道の駅 秋鹿なぎさ公園

「宍道湖」に面した道の駅です。本当はもうちょっと島根半島北部にいたかったけど、
ここまで来ちゃったらしょうがない。トイレ休憩だ。

宍道湖&YAMA

この道の駅の裏手には、「宍道湖」が広がっているんだ。
そこで湖を眺めながらこのあとのプランを考えた。
次は「出雲大社」か「日御碕」か…。「出雲大社」に先に行こうかな?
その2つを回った後くらいにお昼ご飯だな。

世界遺産の「石見銀山」はどうしよう?あそこに行くとかなり時間を取られるんだよ
な。海沿いではないし、行かなくても山陰の海岸線全走破の企画に偽りのないドラ
イブをできるよな?だったら行くのやめるか。


いろいろ考えた後、「出雲大社」を目指して「宍道湖」沿いの国道431号を走ります。
この道をずーっと行けば「出雲大社」。
なんだか晴れ来たっぽいですよ。

出雲で青空

<出雲大社>
10:44 出雲大社

はい、たぶんこれが4回目の訪問ですね。まずはお決まり、神楽殿を見に行きましょ
う。無料駐車場にイオを停め、参道をテクテク歩く。

大注連縄

ネットが取り付けられました…

この神楽殿は大注連縄で有名です。
長さは13mで、重さは5tもあるのだ。残念ながら日本一の大きさではなくて、真の日
本一は福岡県にある「宮地嶽神社」。
僕はそこには「九州一周ドライブ2011(4-30)」で訪問しています。
でもぶっちゃけね、この出雲大社の注連縄の方が迫力あるよ。

しかしこの注連縄、一個変わってしまった点がありました。
今まではお賽銭を下から投げて、注連縄の下部に挟ませる人がいっぱいいたよね。
僕も日本1周目の頃からここに来ているけど、多くの人がそんなことしていたよね。

だけども今回見たら、それを防止させるためのネットが取り付けられていました。
あ、禁止になっちゃったんだ。
僕は別にそういうことをやる人じゃないので影響はないんだけど、本当はNGな行為
だったのだろうか…?

神前式

ヴェールに覆われた本殿

空中神殿

前回の訪問時と同じく、本殿は平成の遷都の途中で工事中。
来年の5月にようやくお披露目だよね?次のここを訪れるときには、完成した新しい
本殿を見ることができるでしょう。その日が楽しみだね!

あと、出雲大社と言えば、幻の空中神殿が有名。
一説には高さが48mもあったと言われる当時の本殿。伝説と言われてきたけれど、
それの存在を裏付ける巨大な柱が出土してもう12年。
だけどもまだナゾは解けません。果たして空中神殿は実在していたのか…。
ナゾはナゾのままの方がロマンがあっていいかもしれないけどね。


次は島根県の中でもトップクラスに好きな景勝地、「日御碕」に行きます!
ここから10kmほどの距離だよ。
「出雲大社」の正面から海に出たら、海沿いに北上するだけ。
日本1周目〜3周目まで、キッチリ1回ずつアプローチしている岬へのルートです。


<日御碕>
11:20 日御碕

駐車場からイカ焼きとか貝の浜焼きなどの模擬店や土産物屋の立ち並ぶ歩道をし
ばらく歩くと、目の前に高い灯台が見えてきます。東洋で一番高い灯台で、その高
さ43.65mもあるのです。

東洋一の高さの灯台

断崖に近付こう

ぐぬぉぉ…。悔しいことに雲が出てしまっています。
さっき「出雲大社」に到着する直前には青空が広がっていたというのに。やっぱ岬は
晴れてくれなきゃ100%の満足感は味わえないよ。

でも、ここの灯台大好き。「トドヶ崎」の灯台と同じくらい好き。
真っ白いレンガ造りの灯台をいろんな角度から見上げ、そして少し離れた断崖の上
に座ってボケッとする。
ここはあまり海に近付きすぎると落ちて死にます。気をつけよう。

あ、そういえば「旧大社駅」に立ち寄っていないですね、僕。
あそこに行きたいよ。
確か「出雲大社」の近くだったよな。どうせこれから西に行くのにまた「出雲大社」
かすめる予定だったから、プランに大きな変更はない。大社駅、行こう。


<道の駅 大社ご縁広場>
11:59 道の駅 大社ご縁広場

「旧大社駅」のほど近くに道の駅があるので、トイレ休憩に立ち寄りました。

あれ?でもおっかしいな。
僕はこの道の駅を見て「初めてくる道の駅だ!きっと最近新しくできたんだ!」って
大喜びでアプローチしたんだけど、調べてみたら18年くらい前から存在していたわ。
おっかしいな。自分が今まで行った市区町村で存在に気付かない道の駅なんて無
いはずなんだけど。
記憶に全くなかったわ。なんてこった。


<旧大社駅>
12:10 旧大社駅

「出雲大社」のちょっと西のわかりづらい場所にある昔の駅です。
ここは3回目。廃モノ好きな僕にはたまらんです。

古風なデザインを取り入れた

廃駅&YAMA

草生した線路

ここには1990年まで大社線っていうJRの路線が通っていて、これがその当時の駅
なのです。まるで武家屋敷のような立派な造り。これは「出雲大社」を模しているん
だよ。
駅舎は大正時代に作られたもので、木造建築です。国の需要文化財にもなってい
るのです。

喫茶室

何かの機器

駅舎内にあるレトロな喫茶室の雰囲気とか、たまんねー。
ここでレコード聞きつつ汽車を待ちながらまったりとコーヒーを飲んだりしたら最高
だろうな。

あとは当時の機器類の展示が何点かありました。これは、券売機かね?形状から
してそれっぽいのだが?

改札の向こうのSL

電車の来ないホーム

精算所

はい、これでだいぶレトロな気分になりましたね。
それではこれからお昼ご飯にしようと思うんだけど、レトロ繋がりでレトロ自販機での
お昼ご飯にしたいと思います。

ちょっと戻る方向だな。国道431号で南に行き、国道9号に乗り換えて東に10km強走
る。国道沿いに目指すお店が見えてきました。


<「コインレストラン コウラン」>
来た!お昼は自販機メシですよ!

ほら僕、「レトロ自販機巡り(4-47)」だとか「神流湖・長瀞ミステリー(4-46)」とかで、
旧時代の活躍した自販機をちょいちょい巡っているじゃないですか。
先週も「富山県縦横無尽ドライブ(4-55)」で北陸に唯一残るハンバーガー自販機を
発見できたし。
滅びゆく自販機でご飯食べてみたいのよ。

12:47 「コインレストラン コウラン」

コウラン&イオ

ドキドキの入店

ガラス戸を開けて入ると、昭和な雰囲気のゲームコーナー、そしてその隣に自販機
エリア。
うおぉ、あったよ!お目当てのカレーライスの自販機!国内でこのカレー自販機は
1台しか現存していないらしいじゃないですか。ここで食べなきゃ、今後一生食べる
機会はないですよね?

レトロ自販機がズラリ

日本に1台しかない自販機

よーし、カレーの辛口にしよう。値段は350円だって。コインを入れて27秒待つ。
すると、ライスとルーが別々の場所からシュゴッ!って出てきました。
アツアツの島根県産のコシヒカリがお皿に盛られているんだよ。テンション上がるっ
すよ、これ!

ライスは下から

自分で盛り付け

こんな感じに出てきます。「レトロ自販機巡り(4-47)」でも自販機から出てきたカレ
ーを食べたけど、アレはカレー専用自販機じゃなったじゃないですか。
御飯も普通にプラケースだったじゃないですか。
しかしここのは丸皿で、福神漬けつき。ハイテクだ!美味しそうだ!

ペロッとカレーを食べちゃって、まだ行けそうな気分。
ここには同じくレアなそば・うどん・ラーメンの自販機がある。
今までそばやうどんは食べたことがあるけど、ラーメンは自分の金で買ったことは
なかったな。仲間が購入したヤツを1口もらったことがあるだけだったな。
だから今日はラーメンにしますね。

ラーメンは250円。20秒ほどで出来上がりだよ。

自販機から出てくるラーメン

いただきます

ラーメンにはモヤシがどっさりでした。
あの…、僕はこの4週間ほど、名古屋で1人暮らしを始めて金がないからモヤシば
っか食べているんだよね。ここに来てまたモヤシですか…。
ちょっとゲンナリしたけど、ラーメン自体はおいしい。もうお腹いっぱい。

ここには他にも惣菜類の自販機が充実していて、地元の人と思われる方々がちょ
いちょい購入しに来ていましたよ。
すごいね。故障せずに今後も長く商品を提供し続けてほしいものだね。


また来た道を戻ります。「コウラン」を出て国道9号を西に走る。
10kmちょっと引き替えし、そこからは新たなエリア。


<道の駅 キララ多岐>
13:46 道の駅 キララ多岐

洋風のデザイン

メルヘンチックな外観の道の駅です。その裏手は日本海で、「キラキラビーチ」って
いう名前らしい。なにそれ?今日は全然キラキラしていないし。
とりあえずここではトイレ休憩だけです。


<手引ヶ浦台場公園>
さっきの「道の駅 キララ多岐」から数km西に行ったところで、道の脇にチラッと砲
台が見えました。続いて台場の標識。
あ、ここは台場なのか。立ち寄りたい!ギリギリでハンドルを切り、敷地に入る。

13:58 手引ヶ浦台場公園

ここには海を向いた大砲が2門。かっこいいー。
大砲の周りをグルグル回ったりよじ登ったりしてみました。

和式大砲

洋式大砲&YAMA

ここに砲台が設置されたのは幕末の頃らしい。
外国船の襲撃に備え、ここ出雲と石見の国境付近に数門の大砲を設置したのだそ
うだ。和式の方は原寸だけど、洋式は4分の3サイズだってさ。


長かった出雲エリアを後にし、国道9号を日本海を右手に走る。
大田の中心地近くで道の駅を発見。あ、これは今までなかったよね?新しくできた
道の駅だよね?


<道の駅 ロード銀山>
14:17 道の駅 ロード銀山

新設された道の駅

2010年にOPENしたばかりの道の駅です。だから僕が立ち寄るのは初めて。
同じ大田市に世界遺産の「石見銀山」があるから、このネーミングしかり、意識して
いるみたいですね。


<道の駅 サンピコごうつ>
江津の中心地のちょっと手前まで来ました。ここに道の駅があるぞ。

14:59 道の駅 サンピコごうつ

江津の道の駅

ここも2010年に出来たばかりの道の駅らしいですよ。盛り上がっているなぁ、山陰。
ここで今後のルートを考えておいた。ここいらはあんまり立ち寄れそうな場所がない
んだよな。「石見畳ヶ浦」っていうところでも行ってみようか?


江津の中心部くらいまで来たとき、「島ノ星山」っていう標識が出てくる。
標識に一緒に書いてあるイメージイラストを見ると、山に星の絵が描いてある。
なにこれ?ちょっと興味津々なんですけど?
よくわからないけど標識に従ってハンドルを内陸方面に切ってみた。

てゆーか、「島ノ星山」ってまでどのくらいの距離なんだろう?あんまり遠いと行けな
いよ。10分走って手かがりを掴めなかったら引き返そうかな。


しばらくゆるやかなワインディングを登っていると、「高角山公園」という標識も出てく
る。どうやら「島ノ星山」にも近いようだ。
そこに入って一度「島ノ星山」の場所を検索しようかな。
そう思って「高角山公園」に近付くと、前方の山の星のマークがついていることに気
付く。あぁ、あれか!


<島ノ星山>
<高角山公園>

15:25 高角山公園

「☆」の山

上の写真は高角山公園の駐車場から道路に出たところで撮影しました。
山の山頂ギリギリまで雲が下りているのでちょっとわかりづらいけど、確かに星形
だ。でも、なんで山に星マークをつけているんだろう?
あと、あの山にはハイキングコースがあって登れるそうですが、僕は登りません。

では、せっかくなので高角山公園も少し見て行こう。
どうやら島ノ星山と高角山が同じ山を指すらしい。
そんで高角山は"柿本人麻呂"のゆかりの地で、人麻呂の歌にも詠まれているそ
うだね。

人麻呂さん

公園内は小さな祠があったり歌碑があったり、そして人麻呂さん夫妻の銅像があっ
たりしました。


<石見畳ヶ浦>
国道9号からさらに海側に2kmほど進んだところにありました。
駐車場が結構離れたところにしかないのが難点ですな。

16:00 石見畳ヶ浦

長いトンネル

垣間見えた洞門

駐車場から車道を歩くこと300mあまり。そこからようやく遊歩道です。
遊歩道はまずは細長いトンネルから始まる。ゴールが見えないくらい長いぞ。
トンネルの終盤はコミカルに折れ曲がり、天然の洞門の奥へと続く。
そこから見えた洞門内部の景色がすごくよかったよ。

長いトンネルを抜け、ようやく山の向こう側の畳ヶ浦の景観が姿を現します。
誰もいなーい!結構爽快!!

ノジュール

馬の背

目の前に広がった岩礁地帯。そこにはモコモコと無数の隆起物があるのだ。
ノジュールっていうんだけどね、波の浸食でこのような形になったのだ。ここの海岸
を形成しているのは砂岩だったり礫岩だったりするので、比較的浸食を受けやすい
材質なのだね。
丸みのあるデザインにほっこりしますわな。

遠くに見えているナイフエッジのような岩は、馬の背と呼ばれているスポット。
波や風で削られて、地層丸見えですわ。

さらに奥に行けばいろんなスポットがあったりするんだけど、いかんせん広すぎる。
僕は欲張らない謙虚なタイプなので、ここいらで引き返します。


<道の駅 ゆうひパーク浜田>
16:40 道の駅 ゆうひパーク浜田

「石見畳ヶ浦」からちょびっと走ったところにある道の駅です。

高台にあるので景色もバッチリです。「瀬戸ヶ島」を眺めていたら、なんか横浜の片
田舎の実家から「梅雨入りして雨がひどい」と電話が架かってきた。
「名古屋はどうだ?」と聞かれたので、こちらは島根県だと伝えたら驚かれた。
しょうがないじゃないですか、僕は旅人なんだから。


<道の駅 ゆうひパーク三隅>
17:02 道の駅 ゆうひパーク三隅

大規模な施設

瀬戸ヶ島方面

続・ゆうひパーク

ここもさっきの浜田の道の駅と同じく、"ゆうひパーク"のフレーズがある。
まぁ夕日なんて全然見えないけどね、この天気じゃ。

さて、島根県も終盤に差し掛かってきました。
途中ではちょっと雲から日が射したりして明日の天気に期待しつつ、山口県に向か
って走り続けています。
下関まではあと163km。かなり近づいてきましたな。

島根県終盤戦

ここで少し早目の夕食にするために、ちょびっと寄り道をします。
益田から海沿いの国道は191号になるんだけど、僕はそのまま内陸部の向かう国
道9号をキープする。
そして数km進んだところにお目当てのお店があるのです。


<「後藤商店」>
17:43 「後藤商店」

ここで何を食べちゃうのかというと、また自販機メシを食べちゃうのです。
2食連続自販機なのです。さすが機械大国、日本。

魅惑の麺類自販機

黄昏時のオープンテラスで

商店の軒先に麺類自販機が3台も並んでいるのが見えますね。うわぁ、興奮する。
メニューを見てみて、ピンと来たのは肉そばですね。ここ以外ではちょっとお目にか
かれないメニューでしょう。
値段は350円と、やや高めではあるが肉が食べれるのであればいたしかたない。

絶品、肉そば

うわぁ、うめぇ。肉の旨味がスープに溶け出していて絶妙だわ。
時折大型トラックが前を通過する川沿いののどかな商店の軒先。
ちょっと涼しくなった黄昏時にノンビリと自販機そばをすする。最高じゃないですか。

食べていると近所のおじいさんがやってきた。
「今日のダシの濃さとつゆの量はどうだい?」と聞かれる。

「いや、ここに来るのは初めてなので他の日と比べようがないのですが…。でも、
味も量も適量で最高です!」って答えた。
おじいさんは「そうか!喜んでもらえてよかった!」と喜んで、自分の分を買ってい
たよ。


国道191号に戻り、山口県方面に走る。
18:20、山陰地方最後の県、山口県に入りました。
明日の午前中にはゴールとなる本州最西端の「毘沙ノ鼻」を踏めそうだね。


<道の駅 ゆとりパークたまがわ>
18:23 道の駅 ゆとりパークたまがわ

山口県に入りました

夜が近づいてきました。観光できるのはあと一箇所かなー。「ホルンフェルス」あた
りに行こうかなー。
そのあとは「道の駅 阿武町」に併設されている温泉に入ろう。
そんでそのまま車中泊で、オールOKですな。


国道191号から日本海に突き出す県道305号に乗る。
このまま4・5kmクネクネ道を進めば「ホルンフェルス」です。

オレンジ色のガードレール

山口県の山間部のガードレールは、県の名物のみかんの色。
そう教えてくれたのは、確か「西日本一周旅(3-27)」のときに1日同行した"のんた
ん"だったね。
「ホルンフェルス」の存在を教えてくれたのも、のんたんだったし。


<ホルンフェルス>
ここに来るのは3年振りです。
ホルンフェルスとは、白や灰色の入り混じった断層のような縞模様の岩肌。
砂岩と頁岩が交互に融合した変成岩。
まぁつまりはすっごい岩肌の景勝地ですよってこと。

18:43 ホルンフェルス

ここは人里離れた景勝地なので、もう周囲に人はゼロ。
駐車場もガラガラ。そんな中、ホルンフェルスに向かう遊歩道を1人歩きます。

ギョエェェェーー!!すっごい量のフナムシだね、この遊歩道。
フナムシ好きにはたまらんだろうけど、あいにく僕はフナムシのことをあんまり好き
ではない。
フナムシも僕のことを嫌いらしくて近付くといっせいに逃げていく。
さながら海を割って歩くモーゼのの気分。
だけども僕の足の方がほんのちょっと速いので、油断していると踏むよ。

断崖の上に立つ

落ちたらさようなら

これが、ホルンフェルスだ。手すりも何もない断崖の上。どこまで行くか自己責任。
あー…、やっぱりここは天気が大きく関係するね。
シルバーウィーク大暴走(3-73)」でここに来たときは、そりゃあいい天気で絶景だ
ったものだよ。海もコバルト色だったよ。


国道191号に戻り、西に走る。
もうすぐお風呂に入れるぞ。今日は雨こそ降らなかったが梅雨特有の湿度の高い
日。わりと体はベタベタだ。早くお風呂に入りたい。


<道の駅 阿武町>
19:30 道の駅 阿武町

道の駅発祥の地

道の駅発祥の地を掲げるスポットですね。まぁどこを第1号とするかは諸説あって、
そのあたりは過去【日本走覇】内でいろんな道の駅を巡りながら書き綴ってきたの
でここでは割愛しましょう。

着目すべきはそこじゃないんだ。
温泉施設、「テルメ阿胡」が営業していないのだ。ここでお風呂にしたかったのに。
しばし絶望に襲われる。
調べてみると、老朽化のために無期限休業となったそうだよ。

じゃあ僕はどこでお風呂に入ればいいのだ?
次の町、萩は大きそうだがツーリングマップルを見ると入浴の表示はない。
ネットで調べてみてもヒットしない。

次は長門の国道191号のほど近くにある「湯免ふれあいセンター」か。
21:00までの営業と書いてある。間に合うだろうか?
いや、間に合わなければ他にない。そうと決まれば急ごう。


<道の駅 萩シーマート>
19:55 道の駅 萩シーマート

暗闇迫る萩市

ここに到着する手前、暗がりに世界一低い火山である「笠山」が見えていたよ。
あー、登りたかったな。
「道の駅 阿武町」にお風呂さえあれば、「笠山」には明日の朝に立ち寄ることができ
たのにな。まぁしょうがない。「笠山」は以前に登ったから良しとしよう。

「湯免ふれあいセンター」に電話をする。
20:30がラストオーダーだってさ。予想通りだが、時間的にヤバイぞ。急ごう。


ここからは真っ暗な峠道。しかも雨が降ってきた。
うわー、見づらい。運転しづらいよ。でも早くしないと温泉入れなくなるー!
んで、かんじんの「湯免ふれあいセンター」、国道からちょっと外れていてわかりづ
らい。
一度国道を行きすぎて、Uターンしているうちに20:30になっちゃった。
ぬおー、あと1kmくらいなのに!


<「湯免ふれあいセンター」>
20:33 「湯免ふれあいセンター」

タイムアップか??

3分過ぎちゃった!でも構いやしない!入口には営業終了の札が出ているが、とり
あえず見えていない設定で中に入った。
「まだ大丈夫ですか?」と聞くと、「もう終わっちゃいましたけど…」とのこと。

ちょっと粘って聞いてみると、「20:50くらいにお湯を抜いたり清掃を始めるので、15
分くらいでいいなら入れますよ。」とのこと。
僕ね、なぜかそこで断っちゃった。「じゃあいいです」って言っちゃった。
他に宛てはないのに。シャワーだけでも浴びれたらハッピーだったのに。

最後に「近所にお風呂に入れるところはないですか?」と聞いたんだけど、「向かい
に1軒あるけど、もう終わっちゃっているかもしれないですね…。」とのコメントでした。
うん、知ってる。ここに来るときに見た。もう終わってた。

うーん、無念。
まだ暗くなってからたったの30分ですよ。もうちょっと頑張って営業しようよ。


僕にとってはお風呂に入れないというのはかなりの絶望レベル。
そんなに綺麗好きってわけではないが、ちゃんと毎日お風呂には入りたいのだ。
次に観光したいのは「川尻岬」。
もうそこまでの間にお風呂はない。あっても20:00とかで営業終了。

どうしよう。もういちどネットを調べたりツーリングマップルを見ていたら、見つけた!
23:00まで営業している温泉が奇跡的に目についた!
「長門湯本温泉」。国道から7kmほど寄り道すれば立ち寄れそうだ。
ちょうどツーリングマップルのページをまたいでいたので気付かなかったよ。


<「長門湯本温泉 恩湯」>
21:15 「長門湯本温泉 恩湯」

待望のお風呂

風情のある温泉街の古びた入浴場に辿り着きました。
国道の一本裏の川沿いに温泉街が広がっていたので、最初は気付かずに通り過
ぎちゃったよ。
国道は真っ暗なので何も見えなかったよ。雨ポツポツ降っていたし。

ここは銭湯風の簡素な造り。料金も200円と激安。
だけども僕はお風呂にありつけるだけでハッピー。なんか歴史ありそうなお風呂な
ので、ダブルハッピー。
すっごいぬるめの温泉でした。
ちょっと遅めの時間だけど、浴衣姿の温泉客とかで賑わっていたよ。

情緒のある景観

ちゃんと滞在するような旅行であれば、ここはとてもいい温泉街に違いない。
こんな急ぎ足で来てしまって残念だ。
そう思えるほどにいい佇まいの温泉街でした。では、さらば。


国道191号に戻り、海沿いを西に行く。
もう道の駅が無いんだよね、この先は。明朝一番に「川尻岬」に行くには、どこで寝
ればよいのだろうか。
国道を反れると「川尻岬」までかなり狭いしクネクネ道もあるので、この時間からそ
こには入り込みたくないな。

じゃあ、もういい。国道で寝る。駐車帯見つけて、そこで寝るよ。
もう眠いし。

22:13 長門市 国道191号沿い


フフ、まさか車中泊の熟練者の僕がこんなところで寝るハメになるとはね。
しかし、思い返せば7年ちょっと前。僕が初めて1人旅で車中泊をした「中国大暴走
(2-41)
」のときも、確かこのあたりの峠道で寝たよな。
僕の初めての1人車中泊は、山口県の国道191号沿いだったのだ。

奇遇。じゃあ寝る。
夕食はもう夕方に肉そば食べたし。酒はちょっと飲みたいけど、コンビニすらない山
の中だし。

22:30 就寝