山陰地方海岸線全走破 (4-56)

2012.6.8-10
走行距離:1875km
実行人数:1名

京都・兵庫・鳥取・島根・山口…。日本海側を全部一般道でドライブしながら、本州最西端の下関を目指そうぜ!

目指すは本州最西端!

6月8日     6月9日     6月10日
6月8日


皆さんは山陰地方って知ってますか?
うん、主に中国地方の日本海側を指す言葉ですね。

狭義には鳥取県と島根県を指すんだけど、一番の広義だと京都府の日本海側から
山口県の北部までを指したりするそうです。なるほど、かなりの広さですな。

今回の旅の舞台はこの山陰地方の海岸線沿い。
誰が判断しても「ちゃんと山陰地方を全て走った」となるように、福井県と京都府の県
境をスタートとし、一般道で山口県にある本州最西端の岬である「毘沙ノ鼻」まで走り
たいと思います。

では、早速前夜発でGo!



6.7

23:36 名古屋出発

仕事後、家で夕食を食べてシャワーを浴び、明日の朝食を準備したら愛車の"イオ"
に乗って速攻で名古屋の歓楽街を出発します。
近所には名古屋市街を走る高速道路もあるんだけど、お金が無いのでちょっとだけ
一般道です。

日本海目指して

6.8

00:30 東名高速道路 一宮IC

小牧と共に、自宅の最寄りの東名高速のICです。1時間もかかちった。想定外。
ここからは高速道路。
まずは福井県の日本海側を目指す。スタートラインは、福井と京都の県境だ。

1:01 米原JCT

「琵琶湖」の東岸です。ここから北陸道で日本側に北上。

1:30 北陸自動車道 敦賀IC

福井県の敦賀で高速を降りました。ここからは高速が通じていないので、一般道で
す。ここから県境までは70〜80kmってトコだろうか。
まだまだスタートラインは遠いな。

そうそう、敦賀って北海道行きのフェリーが出ているところだよね?
もしかしたら今年の夏は北海道に行くかもしれない。そしたらここからフェリーに乗る
ことの鳴るのだろうか。
さすがに横浜時代みたいに青森県まで自走はキツい距離だもんな。
敦賀だったら自宅からすべて高速を使えば1時間半だということが判明した。
これ、覚えておこう。

国道27号で日本海沿いに「三方五湖」あたりまで走り、そこからは国道162号に乗り
換えてさらに海沿いを走る。


<道の駅 若狭おばま>
2:22 道の駅 若狭おばま

小浜到達

昔の電話発見

高速を降りて40分ほど走り、小浜の道の駅まで来ました。
ちょっとここで寝るわ。まだ福井県は長いけど、眠いので無理。
イオを車中泊バージョンにしてしばし仮眠します。

2:40 仮眠


5:10 起床

夜が明けてきたので起きました。暦はもう夏だけど、まだ明け方はかなり涼しいね。
洗顔し、缶コーヒーで眠気を覚ましつつ出発。

5:24 出発

初夏の早朝

さて、寝る前の続きだ。国道27号を西へと走る。
数10分走ると前方に「若狭富士」が見えてきた。あぁ、久しぶりだな、この光景は。
確かあの山がちょうど福井県と京都府の県境。スタートラインは近いぞ。

5:58 県境

若狭富士

スタートライン!

はい、6:00ちょっと前に京都府に入りましたよ!
僕はここから一般道で本州の日本海側を全て走り切ります。

このエリアを一気に走りきるのは久々だ。
過去には「西日本一周旅(3-27)」や「シルバーウィーク大暴走(3-73)」で同じエリ
アを走っているんだけど、今回はそれらとまたちょっと違うテイストにしたいと思うよ。


<舞鶴赤れんがパーク>
京都府に入って間もなく出てくるのが、このスポット。
今まで何度もこの前まで来ているけど、具合のいい無料駐車場が無くってジックリ
眺められたことはない。

ただし今回は早朝。まだ静かな環境下でしっかりと見定め、無料駐車スポットを発
見できました。
やった!初めてまともに観光できる!

6:08 舞鶴赤れんがパーク

重厚な赤レンガ倉庫

赤レンガの上の青空

旧日本海軍の作った倉庫。近代産業遺産です。
横浜の赤レンガ倉庫は見慣れているけど、観光の渦に飲まれた横浜の倉庫とはま
た違った魅力があるね。
中は資料館だったり、自衛隊の倉庫として現在も使用されていたり。

この時間なので資料館もまだ開く気配がなく、敷地内をノンビリ1人で散歩。
早朝の空気が清々しい。倉庫の上には青空が広がってきた。
雨予報だが、午前中くらいは晴れるかもしれんね。

軍港、舞鶴

すぐ近くには軍艦が軟石も停泊しています。
もうちょっと西の「海上自衛隊桟橋」付近だとさらに迫力の光景が広がっているんだ
けど、あそこは本気で車を停められるような場所じゃないので、車窓からしか見たこ
とがありません。


出発し、少し西に行くとすぐに「五老岳スカイタワー」への標識が出てきます。
随分前から存在は知っているが、アプローチしたことのないスポット。
今回は行くぞ!
すぐ目の前だけど標高差があるのでクネクネと国道27号から3kmを走ります。
なかなかの登り坂だぞ。


<五老岳スカイタワー>
6:40 五老岳スカイタワー

スカイタワー

湾の向こうに若狭富士

リアス式海岸

ここは舞鶴のド真ん中。標高301mの五老岳の山頂です。
スカイタワーはまだ営業を開始していないけど、無人の駐車場からは絶景が広がっ
ていて、タワーに登らずとも素晴らしい景色を眺めることができました。

さっき通り過ぎた県境の「若狭富士」も、舞鶴の軍港も。
反対側にはリアス式海岸が続いています。あー…、いい朝だね。


<道の駅 舞鶴港とれとれセンター>
「五老岳」を降りて国道27号に戻ったところにある道の駅。
ここは日本1周目からお世話になっているところですね。

7:05 道の駅 舞鶴港とれとれセンター

海鮮市場

ここで地図を確認しておく。このまま海沿いを走って行くと、次の観光スポットは日本
三景の「天橋立」かね?ここ数年は通過しちゃうことが多かったから、久々に立ち寄
って見てもいいかな…。


国道178号に乗り換えて日本海沿いを走る。
途中でレトロ自販機で有名な「ドライブイン ダルマ」が右手に見える。
ちょっといきなりの発見だったので思わず通り過ぎちゃったけど、場所は覚えた。
いつか立ち寄ろう。

しばらく走ると栗田駅と宮津駅の中間ほどで、国道「栗田トンネル」の旧道がある。
ツーリングマップルでは『ここからの天橋立は絶景』と書いてあるのだ。
よしっ、そこに行ってみよう。
慎重に道を見極め、栗田駅の北から旧道の峠道に入りました。

緑の中の旧道

遠くに天橋立

あ、これは失敗です。この道は絶対に「天橋立」は見えやしない。
緑に覆われた峠を登り、古いトンネルを経由し、そして峠を下る。それだけ。
もうすぐ下に国道27号との合流地点が見えたあたりで、ようやく「天橋立」が現れた。
なんなのだよ、今までの苦労は。

※帰宅後にネット等々で調べました。
  ツーリングマップルのコメントに期待してこの道に入った人は例外なくガッカリして
  いました。


<天橋立>
ご存じ、日本三景です。有名すぎるスポットなので説明は省きますね。

8:00 天橋立

松林を歩く

どれだけ車で天橋立に近付けるか試していたら、住宅地を抜けて本当に目の前まで
来ちゃいました。んじゃ、ちょっとだけ歩きます。
天橋立を形成する松の生い茂る砂洲を歩く。

ま、知っているけど歩いてもあまり景色はすごくはない。
天橋立は「天橋立ビューランド」か「傘松公園展望台」から見下ろすのが絶景なのだ。
僕は両方とも行ったことあるよ。


しばらく松林を歩いた後車に戻り、「天橋立」の北側の展望スポットである「傘松公園
展望台」のふもとまで走った。
ここから展望台へはケーブルカーかリフトで640円かかる。
ぶっちゃけイタイ出費だけど、さっきのツーリングマップルのオススメスポットがイマイ
チすぎたのでしょうがない。金払って登ってみるよ。

あ、でも営業していないっぽいです。たぶん9:00からの営業開始です。
ま、いっか。640円に加えて駐車料金も取られるし、貧乏人にはキツイっす。
ここはスッパリ諦めましょう。まだ旅は始まったばかりだ。


<伊根の舟屋>
そのまま海沿いに丹後半島に入りました。先端付近には伊根の舟屋という独特の景
観があります。ちょびっと国道を反れて見て行きましょう。

8:35 伊根の舟屋

海ギリギリの家屋

中には釣り船

これが伊根の舟屋。日本2周目以来の6年半ぶりの訪問です。
伊根湾の海沿いに建てられた家屋。その1階はもう海面と一体化しちゃってて、船着
き場も兼ねているんだ。マイホームからダイレクトに出航。
僕らの感覚で言うと自宅に車庫がついているだけなんだろうけど、こんな光景が日本
でもここくらいしか見れないですよ。

少し場所を変えて別のところから見てみましょう。
ここは日本2周目でみんなで舟屋を眺めたところだね。

舟屋&YAMA

<道の駅 舟屋の里伊根>
視覚に道の駅があるそうなので、立ち寄りました。伊根湾を見下ろす高台にある道
の駅です。ここは初めての訪問ですな。

8:52 道の駅 舟屋の里伊根

道の駅の裏手には展望台があり、さっきまで眺めていた舟屋群を眼下に眺めるこ
とができました。

伊根湾の眺望

丘の上の道の駅

では、これから丹後半島最先端の「経ヶ岬」を目指します。
訪問するのは「伊根の舟屋」と6年半ぶりで、かなるのご無沙汰。再訪が楽しみだ。

国道178号は岬が近づくにつれてクネクネした細い道となる。
「経ヶ岬」の4kmほど手前で「蒲入展望所」っていうスポットが出てきたので車を停め
てみた。

<甲崎展望台>
現地には「蒲入展望所」って書いてあるけど、ツーリングマップルの表記では甲崎。
まぁどっちでもいいんだけど、こっちを採用させてもらいました。

9:23 甲崎展望台

駐車スペース3台ほどの小さな展望スポット。イオを駐車して階段を登って行くと、草
ボウボウの中に東屋がありました。ベンチとか、軽く草に飲み込まれていた。
「経ヶ岬」方面の絶壁が見えるが、そんなすごいレベルではないかな…。

しかしよく見るとまだ上の世界がある。もう歩道というか獣道だけど、もうちょっと進ん
でみよう。

丹後半島を走る

草むらのベンチ

さらに上へ

足もとのコバルト

ここで発見できたのは、足元の海の綺麗な色。コバルトブルーになってますけど?
これを見ただけでも草を掻き分けて進んできた甲斐があったわ。
うん、いいもの見たぞ。晴れているからこその海の色だね。
てゆーか、雨予報なのに晴れっぱなしだね。暑くなってきた。


<経ヶ岬>
9:39 経ヶ岬

丹後半島先端の岬です。広々し駐車場には、車が3台ほど。
あ、思ったより観光客いないのね。
そのわずかな人たちでさえ、この暑すぎる天気のためか、岬の先端まで歩くことを
躊躇している様子だ。
岬の灯台まではここから山道を徒歩15分ですからね。

かといって、それ以外にはここには何もない。
土産屋兼食堂の廃墟があるだけだ。なんかここ、寂れちゃっているのだ。昭和テイ
ストを脱却できなかったのだろう。
僕は廃墟に興味津々で近付いたのだが、中に入れそうな場所はありませんでした。

灯台への山道

序盤からなかなかの登りですな。
そして歩道のいたるところに動物の糞が落ちているのな。弾幕のように。
避けるのが大変だぜ。
そんでハエとハチも多い。なんなの、ここ。快適な散歩ができないじゃないっすか。

結構疲れますな。
名古屋に引っ越してきてから自転車に乗らなくなったし歩く距離も格段に減ったの
で、体力落ちているのかもしれない。

経ヶ岬灯台

6月8日     6月9日     6月10日











歩き始めて10分弱で、木々の間から灯台が見えてくる。うへぇーい、疲れた。
でもあともうちょっとだ。

灯台の足もとに到着。"経ヶ岬灯台"と書かれた古びた看板が落ちている。
あぁこれ、日本2周目のときも拾い上げて記念撮影をしたよな。懐かしい。

ボコボコの看板

灯台&YAMA

岬の絶景

オシャレで真っ白な灯台。何気にこの灯台、日本トップクラスの巨大なレンズを装備
していたりもするのです。
写真では綺麗に見えるかもしれないけど、実際の居心地はかなりハードでした。

暑すぎ。灼熱の太陽に照らされ、日陰はないわ白い壁と地面は光を反射してくるわ。
これ、日焼けしちゃいますよ、絶対。
まだ朝なのにこの気温って、ヤナいっす。今年の夏は暑くなりそうっす。
あと、虫が多い。相変わらず多い。長居できなかった。景色は良かったのだが。

帰り道、ようやく1組の観光客と擦れ違いました。
中年ご夫婦で、ヘロヘロになりながら「あと何分くらいですかー?」って聞かれた。
やっぱ今日は万人にとってシンドいに違いない。
帰りは下り坂なので、糞にだけ気を付けてマッハで駆け下りました。


イオを乗り込んで丹後半島の西海岸に入ります。
出発してすぐに、道端に数匹のサルがいるのを発見しました。
なるほど、サルの生息域だったか。さっきの糞はサルのであったか。了解。


<犬ヶ岬>
<丹後松島>

10:23 犬ヶ岬

西海岸北部にある景勝地。犬ヶ岬のすぐ東にあり、日本三景の「松島」に景観が似
ていると言われているスポットです。

犬ヶ岬の碑

海に浮かぶ島々

車数台分の駐車スペースと、自販機とトイレだけの、小さな国道沿いの展望地。
とりあえずさっきの歩きで喉がカラカラだったので、自販機でドリンクを買えただけで
もありがたい。
どこかに湧水ないかなー。飲み水を大量に確保したいところだ。
あと、ここで景色を眺めながら持参したサンドイッチで朝食にしました。
ま、貧乏だから挟んであるのはマーガリンだけなんだけどな。侘しい。


<道の駅 てんきてんき丹後>
10:38 道の駅 てんきてんき丹後

あ、「丹後松島」のすぐ先に道の駅がありました。そういやあったな、道の駅。
こっちで朝食にすればよかったかな?

てんきてんき

国道178号を西に行く。鳴き砂で有名な「琴引浜」が右手に出てきた。
あぁ、ここは日本2周目でみんなで砂を「キュッキュ」鳴らしながら遊んだところだ。
最近は観光破壊とかの影響であんまり鳴かなくなっちゃったんだっけ?
立ち寄ってみようか迷ったが、通過することにした。
まだまだ山陰地方は序盤中の序盤。先を急がねば。

丹後半島西岸も走りきったあたり、網野っていう町の中を走っていると、「最北子午
線塔」が数km先にあるとの看板が出てくる。
おぉ、ここいらは明石市の真北当たりなのだね?
こういうモニュメントっぽいのって大好き!早速行く!!

海ギリギリの断崖の上を走る県道665号で「最北子午線塔」を目指してみます。


<最北子午線塔>
11:02 最北子午線塔

断崖と海

モニュメントはこちら

到着しました。東経135度の標準時子午線の日本最北となる地がここ、京丹後市
網野町の断崖の上です。
少し遊歩道を歩くと、立派なモニュメントが見えてきました。テンション上がるー!

子午線の日本最北

グリニッジはあっちか?

このモニュメントは網野町の頭文字である「A」を表現しているそうだ。
塔には液晶パネルがついていて、日本標準時とグリニッジ標準時が表示されてい
ます。
あぁ、いいなー!こういう場所、好きだなー。誰もいないことが、なお良いわ。


県道665号をさらにクネクネ走っていると、海をバックに棚田が見えるポイントがあり
ました。名も無き棚田だけど、なかなか芸術ポイントが高いぞ。いい場所を見つけた
ー。嬉しいな。

日本海と棚田

<七竜峠>
県道665号の峠の頂上にある展望スポットです。
通り過ぎかけたけど、展望スポットがあると看板が出ていたのでちょっとバックして
寄ってみることにしました。

11:18 七竜峠

久美浜の見える峠

うーむ、あまり展望はよくないな。展望所とはいっても目の前はすぐ山で、その向こ
うにチラッと久美浜湾が見えるが遠すぎてイマイチ。
でも、あの向こう辺りが京都府と兵庫県との県境だね。

ツーリングライダー1人と擦れ違っただけの、ちょっと寂しめの展望地だ。
しかもなんだか雲がかかっているような感じ。
ほんの20分ほど前の「最北子午線塔」では晴れていたのに。

ちょっと嫌な予感がして、イオに乗り込んだあとに調べてみる。
その予感は当たった。
近畿地方、梅雨入りしたよ。11:00くらいに梅雨入り宣言が出たみたい。
あわわ、絶望だ。これからどうするよ。まだ旅は始まったばかりなのに。
でも、どうしょもない。僕は下関を目指すのみだ。


<久美浜湾>
「七竜峠」を下り、国道178号に再び合流。
さっき峠から見えていた久美浜湾にやってきました。

11:43 久美浜湾

静かな水辺

しばらく車を停めて湾の景色を眺めました。
日本2周目の終盤、すぐ近くにある「タカジンランド久美浜」のトレーラーハウスで宿
泊したことがあったよな。
「城崎温泉」で甘海老を大量に買い込んで、それをツマミに飲み会したんだった。

兵庫県!

京都府から兵庫県に入りました。
海沿いの県道11号を使い、「城崎温泉」の北側を抜けます。
クネクネした山岳路を走りながら、竹野海岸方面に走ります。


<竹野海岸>
12:20 竹野海岸

白い砂浜

あ、綺麗!思わず車を停める。
砂浜が真っ白だね。そして海の色も綺麗。沖縄みたいだ。日中帯に竹野海岸に来
たのはこれが初めてだね。確か今までは早朝だったり夕暮れだったりしていたの
で。だからこの海の青さは今回初めて気付いたよ。


<はさかり岩>
「竹野海岸」からちょっとだけ西に行ったところで、すっごいものが見えました。
これはすごい!写真に撮らねばなりませぬ!

12:28 はさかり岩

挟まりました…

両側の大きな岩に、絶妙に挟まった丸い岩。奇跡っすね!
これ、以前どこかのTV番組で見たことがあったかもなこんなところにあったのか。
そしてこの道は数回通ったことがあるのに、今回初めてこの存在に気付いたわ。
今までは逆側から来ることが多かったから、気付きにくかったのかな?


<かえる岩>
国道178号に再合流しました。
かえる岩は、そこからすぐのところにある「今子浜」にある奇岩です。

12:50 かえる岩

ここは2009年の「シルバーウィーク大暴走(3-73)」の最終盤に立ち寄った場所。
確かあのときは、かえる岩の目の前にあるキャンプ場の部外者立入制限がえらく厳
しくって、すごい遠くからヒヤヒヤしながら岩の写真を撮ったんだ。
しかし今はキャンプ場は営業していないらしい。フリーダムに岩の付近まで車で行け
るぞ。ラッキー!

カエル&イオ

カエルは相当デカいですな。そして相当リアルですな。気持ち悪いほどに。


国道178号で「香住海岸」エリアを通過。なんだかどんどん雲が広がってきました。
そろそろ雨が降り出したりしないかな?不安です。

毎度おなじみの餘部までやってきました。およそ3年振りだね。
見覚えのある風景の中、違和感を覚えてブレーキを踏みました。
あれ?違う。見慣れた風景が、変わっちゃっている…。

新時代・世代交代

『ようこそ!あたたかな里 余部へ』。そう書いてある看板。
いや、違うだろ。2005年にみんなで見上げた看板は違っていた。
2007年の「西日本一周旅(3-27)」でも僕はこの看板を見上げたが、書いてある文
字はこうじゃなかった。

『さようなら 余部鉄橋 ありがとう 余部鉄橋』、だったはずだ。
ということは…。あの「餘部鉄橋」は完全に消滅してしまったのだろうか。
後ろに見えているシャープなデザインの鉄橋、あれが新しい「餘部鉄橋」??


<餘部鉄橋>
13:23 餘部鉄橋

ちょうど車を停めたあたりから、ついに雨がポツポツ降って来てしまったよ。
梅雨入りだね。

かつてはここにレトロで真っ赤な鉄橋が架かっていて、民家の遥か頭上を通るその
景観に興奮したものです。でも、老朽化や耐久性の問題から架け替えの計画がさ
れたんだ。
2005年に初めて見たころにはまだ鉄道が走っていて、次の2007年には工事用の壁
ができていて、さらに次に見た2009年では、新しい橋が古い橋の横に建設されつつ
あったんだ。
そして2012年の現在は…。

脚だけの残骸

途絶えた線路

あわわわわ…。なんてこったい。
あのステキだった赤い鉄橋は、もう見るも無残な姿です。
脚だけしか残っていなかったり、本当に端の方に一部だけしか架かっていなかった
り。…そっか、もう完全に世代交代なんだね。

100年以上前から架かる歴史があって独特の景観を作り出していた旧餘部鉄橋。
ファンも多くてそのまま保存しようって声も多かったけど、やっぱ無くなっちゃうのだ
ね。見れるのはこれが最後かな?


さて、雨が降り出してきてしまったが、「余部埼灯台」でも行ってみるか。
この近くにある、日本一高い場所に作られた灯台だよ。
駅前の分岐から、海沿いギリギリの断崖の狭路に入って行きます。

狭い山道

海面ギリギリのところから一気に山を登って行きます。
すぐ右側は断崖なのだよ。
擦れ違いもできないような場所も多い。あと、なんか重機がゴウンゴウン仕事して
いてしばらく通れずに待たされたりした。
工事の人、「なんでここに車が来るの?」みたいな意外そうな目で僕を見ていたよ。

あと、以前わかりづらいと感じた直前の複雑な分岐は、わかりやすい表記が追加
されていて解消されていました。


<余部埼灯台>
13:45 余部埼灯台

日本一の高所

海は遥か下に

小雨の中、ダッシュで灯台まで行く。あー、せっかくの灯台なのに天気が悪いだなん
て、哀しすぎるぜ。
海からこの灯台の灯火までの高さは284mあり、日本一です。
ちなみに海から灯台の建物全部となると日本一ではなくって、それは北海道にある「
茂津多岬灯台」となります。あっちのほうが6m高いんだ。

景色は正直イマイチです。断崖側にあまり近付けないし、アクセントになるようなもの
もないし、そして今は雨だし。


では、ここから引き続き断崖の上のクネクネ道を走ろうと思います。
「但馬御火浦」っていう、険しい岩礁の連なる景勝地です。
その先には「不老の水」っていう湧水スポットもあるそうなので、貧乏な僕は飲み水
を汲んでおきたいし。

通り抜けできません…

気合いを入れて走り出したら、すぐに『工事中につき通り抜けできません』の標識。
おぉ、そうなのかよ。湧水入手できないのかよ。
だからさっきの重機の人、不思議そうな目でこっちを見ていたのか。納得。

どうしょもないのでUターンし、来た道をまた「餘部鉄橋」近くまで戻る。
そして国道178号で少し内陸側を走り抜けます。
雨は随分降ってきたぞ。
このあとは「鳥取砂丘」とかが待ち構えているのに、雨はイヤだなぁ…。

そして、国道178号で兵庫県から鳥取県に入りました。
山陰地方のハイライト、鳥取・島根エリアに入りましたね。雨だけど。


<小畑古墳群>
国道沿いに、古墳があるとの標識を発見。近くの駐車帯にイオを停めました。

14:45 小畑古墳群

道路沿いの石室

うわぁ、いきなり道路沿いにゴロンと棺桶が登場ですか?すっごい。
正式名称は小畑3号墳家形石棺ね。
ちょっとテンション上がって棺桶の周りをグルグル歩きました。

ここから遊歩道を奥に行ったところに小畑1号墳の穴観音っていうのがあるらしい。
ついでにそこにも行ってみよう。

しばらくは森の中

横穴式石室

うん、まぁこんな感じ。1号墳は横穴式の石室だって。
崩れてくるかもしれないので中には入れません。昔は玄室の周りにいっぱい観音像
は祀られていたので、穴観音って呼ばれていたそうだ。


<源頼朝の愛馬 生月誕生の地>
「小畑古墳群」の車を停めたすぐ近くにこんなスポットがありましたよ。
すっげぇマイナースポットね。
例え頼朝が好きでも、その愛馬が生まれた地を見て何か思うところがあるのだろう
か。でも、こういうの嫌いじゃないぜ。

海沿いの国道9号から、「鳥取砂丘」に向かう海沿いの県道の319号に乗る。
砂丘はもう何度も来ているし、そんで雨だからテンションはイマイチ上がりきらない
んだけど、山陰ドライブと銘打っていて砂丘をスルーするわけにはいかないでしょ。


<鳥取砂丘>
15:05 鳥取砂丘

お馴染み、鳥取砂丘です。日本1周目から通い続け、たぶんこれが7回目の訪問で
す。駐車場までは雨が降っていたんだけど、5分ほど車内で待機していたら雨が止
んだよ。今がチャンス!砂丘に繰り出そう!

茂みの中の碑

広がる大砂丘

砂丘を歩こう

雨上がりで湿度が高いね。なんだかムワッとする。
だけどもちょっと歩いてみよう。最近は「馬の背」の上まで行っていなかったから、今
回はそこまで行ってみようか。
観光客に紛れて歩くのは苦手なので、敢えて誰もいない足跡すらついていない砂地
をワシャワシャ歩きました。

東西16km・南北2.4km・最大高低差90mにも及ぶ、日本屈指の砂丘です。
観光用のラクダがいたりもしますが、今回は雨だったためか見かけないね。
ちなみに勝手にラクダの写真を撮ると怒られるし金を請求されたりしますのでご注意
を。そんな人を僕は何人も見ています。

馬の背を登る

馬の背は、鳥取砂丘の中でも一番高い丘。みんなこぞってここを登ります。
なかなかの傾斜角度だ。
普通の人が歩くところはまだそこまでじゃないんだけど、僕が過去日本1周目で登
ったところは四つん這いじゃないと困難なくらいの傾斜だよ。

馬の背の上に立つと、足もとには日本海が広がります。
ここからの下りはさらにすごい傾斜。海まで降りたこともあるけど、今回はここまで
にしておきたいと思います。

頂上からの眺め

鳥取砂丘には40分ほど滞在しました。
時刻は間もなく16:00です。お腹が減ったぞ。お昼ご飯、まだだったね。
ちょっと調べてみると、ここから車で10分ほどの鳥取港に海鮮市場があるらしい。
そこでご飯にしましょう。


国道9号を経由して、県道41号で海に向かって走る。
ここで思いもよらない看板を発見したよ。「B-1グランプリ」の看板だよ。

懐かしのB-1グランプリ

全国のB級グルメの祭典、「B-1グランプリ」。
今でこそ有名で、町1つの発展に繋がるほどの大イベントになったし、知っている人
も多いでしょう。
僕は2007年のまだ全然有名でない頃、「B-1グランプリ(3-21)」で第2回に遊びに
行っていたりします。懐かしいなぁ。

今回は鳥取で開催しているの?鳥取港で開催しているらしいけど、調べたところど
うやら明日と明後日の開催だそうだ。
きっと明日はこの一帯も車で溢れかえって大変なことになっているのでしょう。


<「鳥取港海鮮市場 かろいち」>
16:01 「鳥取港海鮮市場 かろいち」

海鮮市場で特選海鮮丼

この時間でも営業していた「賀露幸」っていう食事処に入りました。
もう夕方なのでさすがにガラガラね。
ちょっと奮発して特選海鮮丼っていうのを頼んでみる。
うん、うまい。旅先で贅沢できるって、幸せだ。


食後、国道9号を少し西に走ると「湖山池」が出てきます。周囲が18kmある、日本
一大きい池ですね。以前にスルーしてしまった、「湖山池」に浮かぶ「青島」を見て
行きたいと思います。
「湖山池」の南側に回り込もう。


<湖山池 青島>
16:41 青島

池に浮かぶ島

うわっ、ここに来て雨が本降りになりました。一応傘をさして外に出てみるんだけど、
歩きたい気分にはならないな。むしろ肌寒い。
橋を渡ればひょうたん型の青島なんだけど、行く理由も見当たらない。
写真を数枚撮ったら撤退しましょう。


<つづらお城跡>
16:56 つづらお城跡

湖山池の南西部にある城跡です。以前は「どこから入るんだろう」と思いつつスルー
してしまいましたが、今回は城跡の駐車場へと続く細い道に気付くことができました。
ちょっくら歩いて本丸跡まで行ってみましょう。

湖山池

本丸跡

本丸への遊歩道

雨が弱まっていてよかった。
サクサクと5分ほど歩き、小高い丘の上の本丸跡に辿り着きました。
湖山池を木立の間から見下ろすことができる広場。ま、それだけですけど。

この城は、戦国時代に"羽柴秀吉"が「鳥取城」に攻めて来た際に奇襲の拠点として
活躍したそうです。


<湖山池 福井展望台>
17:11 湖山池 福井展望台

湖山池の西岸に来ました。以前も立ち寄ったことにある展望スポットです。
前回も思ったけど、あんまりいい景観ではない。天気のせいなのだろうか?
ただ、池をそれなりに広く見渡すことができます。

西岸の展望地

はい、これにて「湖山池」巡りはおしまいです。再び国道9号に出て、日本海沿いに
鳥取県を西へと走って行きましょう。
あ、でもその前に道の駅に立ち寄ってから行きましょう。


<道の駅 神話の里 白うさぎ>
神話の"因幡の白兎"の舞台となった「白兎海岸」に面した道の駅です。
ここに立ち寄るときって、いつも雨じゃないっすか、僕。

17:24 道の駅 神話の里 白うさぎ

白兎&大国主命

うさぎ焼き

お土産で"うさぎ焼き"っていうのがありましたよ。一瞬ギョッとしたわ。「うさぎを焼い
ちゃうの?」って思ったわ。ここではトイレだけ済ませ、先を急ぐことにします。


<龍見台>
17:45 龍見台

国道9号沿いにある展望スポット。昔、ここから海の沖に数本の竜巻が見えたから
名づけられたそうです。
雨が降っているけど、もう傘をさすのも面倒だ。
「うおぉー!」って階段を駆け上って丘の展望所で写真を撮り、またダッシュで戻っ
てきました。

海沿いの展望スポット

梅雨のせいで楽しみきれないぜ。明日も明後日も雨だったらどうしようかね。
山陰にはまだまだ素敵な景勝地がいっぱいなのに。
とりあえず、雨でない日の龍見台については「シルバーウィーク大暴走(3-73)」あ
たりをご参照ください。


<魚見台>
17:56 魚見台

先ほどの「龍見台」から3kmほど国道の坂道を登ったところにある展望地です。
昔、ここから魚群を探したことにちなんで名づけられたそうです。
雨なので一瞬しか車外に出られませんでした。

魚群は見えますか?

そろそろ今日のお風呂でも探しますか?ここまで来たら、「羽合温泉」がいいでしょ
う。"日本のハワイ"ですね。羽合の温泉を利用するのはこれが初めてか。

国道9号を西に走り、「東郷湖」の西岸にある「ハワイゆ〜たうん」にターゲットを絞
りました。

ハワイの道路

周囲には南国植物が植えられています。天気さえよければ、もっとハワイアンな気
分になったでしょうね。
現実はジメジメジトジト、日本の梅雨っすよ。


<「ハワイゆ〜たうん」>
<東郷湖>

18:24 「ハワイゆ〜たうん」

うわぁ、相当な土砂降り。だけどもほんの100mほどの距離に東郷湖があるみたいな
ので、ちょっと見に行ってから温泉に入ろうと思います。

イオ@ハワイ

東郷湖

東郷湖の湖畔は綺麗な公園になっていました。
しかしね、雨でメッチャ増水しているんですけど。あと5cmくらいで公園内にまで水が
流れ込みますよ。えらいこっちゃ。

そして「ゆ〜たうん」に戻り、お風呂に入る。
なんかハワイアンなBGMが流れ、店員もアロハシャツでした。いいね。徹底しているね。
温泉も綺麗でなかなか良かった。くつろげた。


風呂上り、夕闇の迫る中、再び国道9号に乗って西に走る。
ここから西はしばらく広いストレートな道をスイスイ走れる快走エリアなのだ。

北条公園の風力発電

<道の駅 北条公園>
19:18 道の駅 北条公園

今夜の寝床は、ここにするか「道の駅 大栄」にするか…。
とりあえず先に出てきたここの道の駅に入ってみたが、うーん、やめておこう。
琴線がふれない。だから僕、今までもどういうわけかここの道の駅でゆっくりしたこ
とが無いんだ。
晩酌したいけどまだお酒買っていないしね。コンビニに寄りがてら、もう少し走ろう。

もうちょっと進もう

「道の駅 北条公園」を出るとすぐにコンビニがあった。ここでビールとつまみを購入。
次の「道の駅 大栄」まではあと数kmだ。そこで晩酌しよう。


<道の駅 大栄>
19:32 道の駅 大栄

今日の走行はここまで。なんとか暗くなる前に寝床を確保できました。
イオを車中泊スタイルにして、車内で晩酌を始めます。
あまり寝てないにも関わらず結構走ったから酔いが回るのが早いね。
普段の3倍酔う。

車内で飲み会

21:10 就寝