9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県) 
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所

9月10日 玄界灘の巨大岩 「立神岩」
走行距離:293km 支出:\13,222


<道の駅 伊万里>
5:50 起床

おはよう!今日が九州にいられる最後の朝なんだぜ!
最終日を締めくくる今日の天気はどうだっ?

走行距離:293km 支出:\13,222

9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県)
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所











赤い

お、おぅ…。なんなのだよ、この天気は。どう形容すればよいのだよ。
赤いとしか言いようがない。
どうやら雨上がりのようで、地面はやや濡れている。雲もちょっと多そうだぜ。
でも、晴れそうな予感がするぜ。
とりあえずやや寒いので缶コーヒーで温まりますか。
(食費 \100)

では、大長編の終盤恒例(←?)、愛車の車内紹介のコーナー行ってみましょう!
イオ、OPEN!

寝室ブース

はい、これが車中泊バージョンのイオです!
このかたちにすると運転席や助手席には人は座れなくなっちゃうんだ。
僕は運転席後部からカーゴルームにかけて、縦にエアマットを敷いた上に寝っころ
がります。足は充分に伸ばせるし、1回までなら寝返りも打てるよ。

そのすぐ右手、助手席後部からカーゴルームにかけては荷物スペース。
スーツケースは車内での飲み会のときのテーブル代わりにもなるし、ランタン置場
にもなります。
さらにその後部には、オレンジ色の巨大な袋。これ、洗濯物です。
1週間分以上の洗濯物がすでに入っている計算ですね。恐ろしいパンドラの箱。

では、走行バージョンに直してみましょう。

運転ブース

カオスブース

運転ブースはさすがにスッキリ。助手席にはツーリングマップルやカメラ・CD・ドリ
ンクなどいろんなものが置いてあります。その足元にはお風呂セットとか洗顔セッ
トも。あと、「吹上浜」で壊れたサンダルも。

後ろのエリアはなんかカオスなのでよくわかんないや。セカンドシートが外れたま
ま夏から転がっているし。だから説明やめときます。

6:40 出発


出発直前まで、どこに行くかまだ迷っていた。方向的には福岡県に行くべきなんだ
けど、福岡はちょっと苦手。それにそこまで急がなくても時間はまだある。
だから最初はやっぱり「波戸岬」に行きたいと思います。

霧深き山々

まずは国道202号を唐津方面に北上。
しばらく行ったところで県道50号や県道340号で唐津の内陸部を通りながら北西に
反れます。間もなく「名護屋城」前ですよ。

伊達政宗陣跡

名護屋城前

ここいらは有名な戦国武将の陣跡がズラッと連なっているので、戦国好きにはテン
ションが上がりますよね。

「名護屋城」は"豊臣秀吉"が朝鮮侵攻の足がかりとして建てたお城。
当時は「大阪城」の次くらいの規模を持つビッグスケールの城だったんだって。
ここは去年に観光したばかりなので、今回は素通りします。

道を反れて県道301号で突き当りまで3kmほど走る。
そこにあるのが本土最北西端の「波戸岬」です。


<波戸岬>
7:30 波戸岬

1年半ぶり、3回目の訪問です。駐車場はサザエのつぼ焼きだとか浜焼きのお店が
ひしめいています。
そこから海岸沿いに「The northwest end」の碑の方面に歩きます。

浜焼き小屋

海岸を歩く

ここは九州本土の最北西端であり、同時に日本本土の最北西端。
でも斜めの突端だからマニアじゃない限りはあまり知っている人のいない岬だよね。

ここに立っているのは「The northwest end.」、つまり北西端を表す碑。
北の「N」と西の「W」の2つの歯車が噛み合わさった台座の上に立っています。

本土最北西端の岬

「The northwest end.」&YAMA

ま、ここはこんなところかな?もっと歩けば小さな灯台があるところまで行けたりも
するんだけど、あそこは結構遠いしね。そんなに灯台見たい気分じゃないし。
碑を見れればいいタイプなのよ、僕。

イオに乗り込み、来た道を少し引き返す。


<道の駅 桃山天下市>
7:58 道の駅 桃山天下市

「名護屋城」の目の前にある道の駅。ここも3回目くらいの訪問ですね。
ここではトイレ休憩だけ済ませておいた。

天下市

海沿いに国道204号を1kmちょっと行くと、本土と「加部島」とを繋ぐ「呼子大橋」が
チラッと見えます。
あ、あそこ行こう。「加部島」にちょっとだけ立ち寄って行こう。ハンドルを切る。


<呼子大橋>
8:04 呼子大橋

橋のたもとには駐車スペースがあるので、そこにイオを停めて橋を眺めました。

加部島に渡る橋

呼子大橋は全長728m、そして支柱間が250mある、斜張橋です。
どうやらコンクリート製の斜張橋としては日本一長いそうですよ。
では、今からあの橋を渡りまーす!

呼子大橋走行中

加部島に上陸しました。南北の距離は3kmほどの小さな島です。
ここには「風の見える丘公園」っていうスポットがあって、橋を渡る手前からその敷
地内の風車が見えているんだ。
島内の観光スポットはそのくらいしか知らないので、そこに行ってみようと思う。


<風の見える丘公園>
8:12 風の見える丘公園

前回来たのは「九州旅2007(3-15)」なんだけどさ、前回も今回も僕以外誰もいな
いし施設も開いていません。ま、どちらも訪問が朝だからな…。
まぁいい。付近を散歩してみよう。

呼子大橋を見下ろす

公園の風車

いやー、ここは標高80mほどなんだけどさ、まるで航空写真かのように「呼子大橋」
を見下ろせるわ。これは圧巻。

そんで風車は微風なためか全く回っていませんでした。風の見える公園のはずな
んだけど、風は見えないし吹いてもいませんでした。
この時間になるとムワッとするくらいに暑い。


また「呼子大橋」を渡って島から陸に戻り、国道204号で東に行く。
数km走ると海の向こうにゴロンゴロンと無造作に投げ出されたような巨石群が見え
てきます。あれが「立神岩」ですね。
国道からもすぐなので、次はあそこを観光して行こうと思います。

海上の立神岩

最後はダート

<立神岩>
8:44 立神岩

短いダートを越え、「立神荘」という宿の前がいつも停めている駐車場。
なんか今回初めて『原則駐車禁止。どうしてもっていうときは宿の許可を。』みたい
な意味の立札が立っています。

たぶん長時間滞在する釣り人用のものだよね?僕のようにチラッと岩を見に来た人
に対する警告文ではないように思えるけど、念のために宿に挨拶。
「岩を見に来たんですけど、10分くらい停めといていいですかー?」って聞いたら、全
く問題なく「どうぞー!」ってなったよ。

海岸沿いの遊歩道を歩いて立神岩に向かう。
途中で落石のために通行止めって書いてあるけど、そこは遊歩道から降りて海ギリ
ギリの磯を歩いて行きます。

玄界灘の奇岩

高さ40mもある巨大な石柱が2つ、海際に立っています。
玄武岩が波や風の浸食でこのようになったらしいね。

2つの岩の隙間へとガシガシ登って行くと、そこには小さな社があったりする。
あと、前々から気になっていたんだけど、岩の上にグニグニした造形のヘンテコな
石が置いてある。

観音様?

改めてよく見ると、観音像なのだろうか。上の写真のサイズではちょっとわかりづら
いが、光背もあるし顔みたいな部分もあるし、胸の前で合掌しているようだ。
これは人工?それとも自然石?
少なくとも台座は人口だし、岩質が違うから後から乗せたものなんだろうけど、像自
体は天然かつ偶然の産物みたいに感じられるな。

ま、よくわかんねーや。
ここはややマイナースポットである上に、一般人がほとんど立ち入らないような通行
止め部分の先だからね。ネットにも情報はない。

片方の岩の足元で、ちょっと恒例の写真撮影をしますよ。
はい、少しだけ登ってみますよ。

立神岩&YAMA

・1回目: 「九州旅2007(3-15)
・2回目: 「長崎・佐賀ドライブ(3-88)

あの、実は悔しかった。
2回目に登った時に『前回ここに立ち寄ったときに比べて登っている距離が大幅に縮
んでいるのは、体力の衰えに他なりません。フフフ、歳は取りたくないものよ。』
って書いた。

なにをー!わしゃ、まだ若い…、かもしれない。
神よ、もうワンチャンス与えたまえ!で、セルフタイマーの10秒間で岩を駆け登る。

どうだい?去年に比べて随分と距離が伸びただろう?
だけどカメラのほうを振り向く際に「グキッ!」と普段使わない筋肉を使ったので、
筋を大いに痛めた。しばらく岩の足元で悶絶した。やっぱ歳だ。
しかも1回目の写真と見比べると、当時はさらに2mくらい上にいるのね。
無理。オッサンにはもう無理。


引き続き国道を走ると、唐津の中心地に着きました。
ここからは「唐津城」もよく見えます。「唐津城」は近くから撮影したことならあるけれ
ど、敷地内に足を踏み入れたことはありません。
この機会に訪問してみましょう。


<唐津城>
9:27 唐津城

駐車場にイオを停め、ゆっくりと天守へと続く石段を登る。
暑いな、今日も。気温は現時点で34℃もあるらしい。

唐津城の天守閣

唐津城が築城されたのは1608年。
今日の早朝に通過した「名護屋城」は、"豊臣秀吉"が朝鮮侵攻の足がかりとして建
てたんだけど、秀吉は死んじゃって時代は徳川になる。
「じゃあ、もう朝鮮進行しなくていいよね」ってことで、「名護屋城」を解体してその資材
で作ったお城がコレの元祖なのです。

僕は天守の中の有料の資料館や展望台には興味が無い。
木陰のベンチでこうして見上げているだけでいいんだ。
なんか他には観光客がいなくて、地元のおばちゃんたちが「暑い暑い」といいながら
草むしりをしていました。


ここで再度このあとの予定を考える。
せっかく福岡に行くので、最後に博多ラーメンでも食べようと思うんだ。
どの店が有名なのかな?そんでお昼頃からやっているお店はあるかな?
携帯から検索して調べておきました。

虹の松原方面の展望

天守の足元から見る展望もなかなか。
眼下には唐津の町並み、そしてその後ろには「鏡山」、さらにその左手には「虹の
松原」が広がっているのが見えます。
んじゃ、次は「鏡山」に行ってみようかなぁ。
(駐車場 \100)


国道202号から「鏡山」に登る道に入る。
海際から標高283mの「鏡山」まで、すごい傾斜で上り坂が続きます。
道路はスリップ防止のデコボコ仕様。あ、このデコボコは以前は無かったよね。
最近設置したのかな?

鏡山に登る

<鏡山>
日本三大松原の1つである「虹の松原」の眺望がすばらしい山です。
ここも3回目の訪問だね。

10:06 鏡山 

とりあえず前回と同様に「ひれふり展望台」を目指す。もう暑くてやる気ないので、
展望台に到達するまでの写真は存在しないっすよ。

駐車場から徒歩5分ほどで「ひれふり展望台」に到着。
眼下は全部「虹の松原」。その向こうに唐津湾。そして彼方にはさっきまでいた「唐
津城」が霞んで見えます。
いい眺めー!ちょっとだけ暑さを忘れることができた。

虹の松原

唐津城

あ、肉眼では「唐津城」は上の写真ほど大きくは見えないので注意ですよ。
場所を知っていないと気付くのが困難なほど小さいし、写真に撮ろうと思うとものす
ごいズームが必要となりますよ。


「鏡山」を下って、海沿いの国道202号を東に走る。
唐津湾の東側で、佐賀県から福岡県に入ります。ついに九州一周して福岡県に戻
ってきたのだね。僕の旅ももう少しだ。
(ガソリン \5302)

最後の県、福岡県へ

<姉子の浜>
10:45 姉子の浜

福岡県に入ってすぐに国号沿いにある浜辺です。昔ここで車中泊もしたね。
ここから先は福岡の市街地に入っちゃうから、安心して駐車ができる最後のポイン
トかもしれない。

駐車場は海水浴の人とかで結構ギュウギュウ。僕は暑すぎて浜辺まで降りていく
元気はない。トイレ休憩しつつ、浜を眺める程度が限界です。

灼熱の浜

国道202号を東に走る。
しかり海沿いを走ろうと思うと、県道54号の糸島半島っていうのがあるんだけど、そ
こは去年一周走ったので今回はいいや。
真っすぐに博多方面に向かって走ります。徐々に都会になってきてゴチャゴチャして
きましたぜ。

いやー、こういう市街地は走っていて楽しくないねぇ。車の流れも悪いよ。
こんな中でもちょっとした立ち寄りスポットがあればいいんだけれどもねぇ…。
ツーリングマップルを広げてみると、「福岡城跡」・「大濠公園」っていうのが隣接して
ある。
地図を見た限りでは緑っすよ。あぁ、緑!癒される!この市街地の喧騒から脱出で
きるかもしれない!

だから立ち寄ってみたかったんだけど、スルーしちゃった…。
どこから入ればいいのかわからないし、標識も無いんだもん。
国道側からは入れないの?

まぁいいや。天神でラーメン食べようと思っているから、あと2kmほどで車を停められ
るし。そんでもう結構お腹減っているし。


12:27 天神駅

よくわかんないけど、表示のあるまま地下駐車場にいざなわれ、そこにイオを停め
ました。では、ここから徒歩でラーメン屋に行くよ。「一風堂」の本店に行くよ。

しかしまぁ大都会ね。みなさんオシャレですね。僕なんて1週間以上車中泊の旅を
しているし、朝からの猛暑でベロベロな状態。恥ずかしいぞ。
携帯電話から地図を確認しつつキョロキョロと10分弱歩く。
そして無事に「一風堂」を発見です。


<「一風堂 総本店」>
12:41 「一風堂 総本店」

ラーメン食べよう

まぁ皆さんは「一風堂なんて全国どこにでもあるじゃん」とか思うかもしれませんが、
僕は実は初めてなのですよ。
博多で有名なラーメン屋でパッ思いつくのは2・3店舗だし、その中で本店にアプロー
チしやすかったのがここなのですよ。
最初の訪問が総本店だったということに重きを置きたい。そんなワケでの訪問です。

お店は数人しか並んでなかった上に回転が速くて、すぐに中に入れました。
すっげぇ威勢のいいお店だね。
頼んだのは白丸元味でトッピングもデフォルトで乗っているゴージャス版。
贅沢しちゃうぜ。

本場博多のラーメン

うめー!腹減っていたのでなおさらうめぇー!
調子に乗って替え玉も頼んじゃったよ。ノリで。もう満腹です。
(食費 \1000)


では、ついでにここ天神でお土産でも買っていきましょうかね。
これだけ長期休暇取っていて職場にお土産の1つも買って行かないとアレですもん
ね。周辺の土地勘がないので、とりあえず天神駅に行くわ。
駅だったらお土産コーナーとか絶対にあるもんね。

そして駅でお土産購入成功。
お土産はいつものようにテキトーに2分で選んだ。
(土産 \1470)

天神駅の改札

大きい駅だなー。すごいなー。思わず改札の写真を撮っちゃった。
さて、イオの待っている地下駐車場に戻りましょう。
…って、どこだっけ?

あ、ヤバいですよ、車をどこに停めたんだっけ?
確か地下駐車場からテキトーなエレベーターに乗ったら、よくわかんないビルの1
階について、そこからウロウロしているうちに外に出たんだった。

それっぽいところをウロウロするが、見つからない。
うーん、駐車券があれば駐車場の名前がわかるんだが、車内だしー。
地図とかも全部おいて来ちゃったしー。
そこいら中地下駐車場のあるビルばっかだしー。

あぁ、焦る。このまま一生駐車場が見つからなかったらどうしよう。
お土産の袋を抱えたままウロウロと永久に天神を徘徊する存在になっちまうよ。
街頭アンケートとか、話しかけてくるな。それどころじゃない。


むぅ…、僕って徒歩だとダメだな。ハンドル握ってないと何も覚えていないのな。
じゃあ、あハンドルを握っていたころの記憶から探ってみよう。
国道202号に出る。
ここで駅を発見してハンドルを切って、ここで地下駐車場への入口を発見して…。

なるほど!思い出したぜ!
だけども車の入口に人間は入れないからなぁ。人間用の入口を見つけないと。
でも、あと一歩だぜ!

…そんなこんなでようやくイオの元へと帰ることができました。
大都会、怖い怖い。
(駐車場 \500)

13:37 天神駅出発

天神駅を出発

次はどこに行こうかね?ここいらの観光スポットで思いつくのは「海の中道」だとか
「志賀島」くらい。ま、行ってみましょうかね。

数kmなんだけど福岡中心地の脱出に時間がかかるが、なんとか国道3号に出る。
そこから「海の中道大橋」を経由して「海の中道」に入ります。

海の中道大橋

志賀島に渡る

大観覧車「スカイファンタジー」
海の中道は福岡市北部の海上に突き出た8kmもある細長い砂洲。
そしてその砂洲の先端からは志賀島へと繋がる橋があるのです。
ここには遊園地やら水族館やらキャンプ場やらいろんな施設があり、福岡の人々
のレジャースポットとなっている模様。

施設郡を通過すると、左右ともに海ギリギリの砂浜とかが広がる。
そして橋を渡り、「志賀島」に入る。
ここは「西日本一周旅(3-27)」で一周ドライブをした、金印が発見された島。
日本史の教科書には必ず出ていた地だね。

海の向こうの福岡市街

志賀島を「金印公園」に向かって走る。大体2kmくらい。
左手を見ると、海の向こうに福岡中心部のビル群が見えています。
おぉ、かっこいいね。なんかニューヨークみたいだね。


<金印公園>
14:43 金印公園

後漢の光武帝が奴国に対してくれた、『漢委奴國王(漢の委の奴の國王)』と刻ま
れた金印が発見された地がここです。
農家の人が畑を耕していたら偶然掘り出されたらしいね。

金印発見の地

公園内をちょっと登ると、金印と同じ刻印のある碑があります。
前回もここで写真を撮ったよね?懐かしいね。

漢委奴國王

はい、じゃあ志賀島はこんなもんにしておきましょうかね。島一周すれば「蒙古首切
塚」だとか「潮見公園」とかあるけど、今回は別に見なくてもいいや。
暑くて暑くて喉が渇いた。早くコンビニに行きたいです。


海の中道まで戻り、コンビニに立ち寄る。お茶を買っておいた。甦った。
(食費 \150)

「海の中道」の付け根からは国道495号に乗ります。海沿いに宗像方面に走る。
ちょっと流れが悪いっす。


<宮地嶽神社>
15:54 宮地嶽神社

しめ縄ってあるじゃないですか。そして僕は日本一マニアじゃないですか。
過去に何度か島根県の「出雲大社」で巨大なしめ縄を見ているんだけど、「これって
実は日本一じゃないんだよな。もっと大きいのが宮城嶽神社にあるんだよな。いつか
見に行かなきゃな。」って思ってた。

そう、日本一の巨大しめ縄があるのが、ここ宮地嶽神社なのです。
海沿いの国道495号を走っていたら標識が出てきたのですぐにわかったよ。

牛馬像

宮地嶽神社は約1600年前の創建と言われる、全国の宮地嶽神社の総本山なんだ
って。歴史が古いねー。
参道には牛や馬の石像がチラホラある。

で、しめ縄が有名だという本殿が見えてきましたよ。

門をくぐり…

本殿としめ縄

「あ、しめ縄、思ったより大きくないな」っていうのが正直な第一印象。
あれ?「出雲大社」より大きいか?太いか?マジで。
「出雲大社」に一番最近に行ったのは2年前の「シルバーウィーク大暴走(3-73)
のときなので、写真を見比べてみてほしい。

あののしかかってくるような迫力、ここには無いぜ。
なんて呼ぶのか知らないけど、しめ縄のペロンと下に垂れている部分のボリューム
感の違いなのかなぁ。

数値データで確認してみる。
出雲大社   … 長さ:13m 重さ:5t
宮地嶽神社  … 長さ:13.5m 重さ:5t

むぅ…、確かにここの方が勝っている。つまりは日本一か。
しかしここの方が0.5m長いに関わらず重さが一緒だということは、やはり太さでいえ
ば出雲大社の方が勝っていたのだろうな。なるほど、納得。

日本一の大鈴

日本一の大太鼓

境内で発見したんだけど、どうやらこの神社にはしめ縄含めて3つの日本一がある
ことをアピールしているらしい。
その2つ目が日本一の大鈴。重さは450キロあるらしい。

大太鼓は直径2.2m。重さは1000キロ。
あれ?もっと大きいのを見たことあるぞ、と思ったら公式文書でも「今日では全国に
この太鼓より大きな太鼓があります」って書かれていた。

内容を意訳すると、単純な大きさだけでは日本一ではなくなったけど(昔は日本一
だった?)、全部を国内産の材料で作るのは今の日本ではできないので、全部国内
産で作られているこの太鼓は真の日本一、ってことみたい。
うん?わかったようなわからないような。

でも見どころが多くて楽しい神社でした。


<道の駅 むなかた>
「宮地嶽神社」から国道495号に戻り、8kmほど北上したところにある道の駅です。

16:25 道の駅 むなかた

宗像で小休憩

時刻は既に夕方となりました。明るいうちの観光はあと1箇所か2箇所が限界かな?
この国道495号をしばらくた辿ったところには「遠見ヶ鼻」という岬がある。
結構市街地走行が多かった今日の工程の中で、"岬"という自然見溢れる景勝地を
最後に踏襲できるのは嬉しい。
しかもこの岬は、昔九州最北端とも言われていたそうなので、なんだか興味あるぞ。


国道495号を30分ほど走り、北九州市に入りました。
最後はちょっとだけ国道を離れ、かんぽの宿の裏手にある岬への小道を入ります。

その小道の突き当りの駐車場に、「1回500円」の表示。
ぐおっ。ほんの10分ほど岬に滞在するために500円はイタイぜ。
もうちょっと手前だったら駐車帯もあったので、そこまで戻った方がいいな、これ。

突き当りにこの表示だったのでUターンして戻ろうとすると、「Uターン代200円」の表
示が目に入る。
ちょっ、待て。小道に入った時点で料金発生かよ。まだ私有地でもなんでもないの
に、結果的に料金取る仕組み?なんてアリジゴクだ。

しかし、駐車もUターンもせずにお金を払わずに戻る方法が1つある。
それは、バック走行です!
いいよね?日本語的に間違っていないよね?


<遠見ヶ鼻>
17:10 遠見ヶ鼻

岬へ歩く

はい、イオを停めて岬へと続く遊歩道まで戻ってきました。
ここから岬までは徒歩5分ほどだそうです。

ちなみに遠見ヶ鼻は「妙見崎」の別名もあります。
昔は岬の先端に「九州最北端」の立札があったそうですが、撤去されて既に10数年
は経っている様子。

地図を見ても門司の北部の方が緯度が高いしね。
ウワサでは「自然の海岸としては九州最北端」みたいな考え方もしていたそうですが、
詳細は不明です。

遠見ヶ鼻の灯台

砂岩の台地

雲多き夕照

周辺は砂岩なのかな?和歌山の南紀白浜の「千畳敷」を報復とさせるような黄色い
地層が印象的です。
ここから少しずつ沈んでいく夕日を見てました。
宿から散歩で来ているのか、チラホラと岬まで来ている人もいたよ。
途中で雲に隠れてしまったのでボチボチ撤退します。


九州でこのあとやるべきこと。
それは、お風呂と夕食、給油。それから最後に「関門海峡」を眺められるといいね。
では、まずはお風呂だ。
ツーリングマップルを見るとここから南に7kmほどのところに入浴施設があるぞ。

国道495号から県道277号で南下。国道199号に合流してさらに南下。
目指すのは本城天然温泉の「おとぎの杜」っていうところです。
ツーリングマップルの書き方が微妙なので一度1本裏の道には行ってしまったけど、
なんとか発見。なんだ、普通に国道髄沿いだったのか。


<「おとぎの杜」>
18:00 「おとぎの杜」
(入浴 \900)

九州最後の夕陽

本城天然温泉

うごっ。ちょと高いね。都会だからかな?しかし値段に見合うだけ綺麗だしいろんな
お風呂があって楽しめました。
露天にも入った。シルクの湯がよかった。

お風呂から出ると、わずかに残照が残っている。夜がやってきた。
さぁ、九州も残りほんのわずかですよ。

九州脱出へのカウントダウン

ここからは国道3号を使って門司方面に走るイメージですね。
しかし国道3号に乗る交差点を見逃した!数km走ってから気付いた!
そしてリカバリしようとして道を反れたらね、そこに待ち構えていたのは北九州都市
高速のIC。
うげー!乗るの!?いや、もう乗っちゃう以外に逃げ道がないんだけどさ。

19:20 北九州都市高速 黒崎IC

北九州都市高速

うおぉぉ、どうするの?この展開。
確かに一般道を使うよりかはすごい速度で関門海峡まで行けちゃうよ。
このまま九州脱出して本州に行けちゃうよ。スピード的にはラッキーだよ、むしろ。

しかしこれでいいの?
8日間かけて旅した九州一周のラストがこれで、本当にいいの?
まぁ僕と言えば僕らしくていい。だけど…。

北九州都市高速最後のICである春日ICが見えてきた。
ここから2kmほどで「門司港レトロ」や「和布刈公園」がある。
僕、最後は「和布刈公園」から関門海峡の夜景を見たかったんだよな…。

よぉぉぉし!行くか!「和布刈公園」に行くか!
わだかまりを残して九州を去りたくない!最後の観光に行くよ!
ICの出口ギリギリでハンドルを切り、都市高速を降りる。

19:42 春日IC
(高速道路 \475)

…うわぁ、なんだこのハンパな金額。


<門司港レトロ>
19:46 門司港レトロ

戻ってきたよ

九州一周して、一番最初に観光した門司港レトロに戻ってきました。
「和布刈り公園」に行く途中に立ち寄ることができるので、ちょっと夜景だけ眺めてい
こうかと思います。

最初、ここでこれから始まる九州の旅に思いを膨らませながら焼きカレー食べたよな。
なんだかすごく過去のことみたいだぜ。


ここで給油をしておく。高速道路に乗ると高いからね。
(ガソリン \2545)

次にコンビニに立ち寄って夕食にする。サラダとパンを食べる。
あと、これからの長い帰路のために予備のパンと栄養ドリンクを購入。
(食費 \680)

では、「和布刈公園」に登るぞ!暗い山道をイオでグイグイ登って行く。


<和布刈公園>
関門海峡を見下ろす展望所で、夜景もきれいなスポット。
初めてここに来たのは、まだ日本1周目のころでした。

20:26 和布刈公園

新しい展望台

門司の夜景

あ、なんだか全からの4年間の間に新しく展望台ができているね。
展望台の前にある展望スポットも心なしか綺麗になっています。
前回はここで車中泊をしたんだけど、もう車中泊なんて難しいくらいにオシャレにな
っているね。

背後には源平合戦のラストバトルである壇ノ浦の戦いの壁画もあります。
これも前回には無かったものですね。

源平合戦

では、最後にここに来たら絶対に見逃せない方角の写真をUPしましょう。
もうね、感極まるね。

関門橋&下関

「関門橋」と本州の夜景ーー!!
もう本州がすぐそこに!最初に九州に渡る直前に壇ノ浦PAから眺めていたのと、
逆側からの眺望となります。

ありがとう、九州。
僕はこれから本州へと帰るよ。


20:50 関門自動車道 門司IC

今度こそ、さようなら

関門橋を渡る

―― 前日までの走行

―― 本日の走行