9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県) 
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所

9月8日 正体不明の遺構 「トンカラリン」
走行距離:355km 支出:\14,352


<道の駅 長島>
5:20 起床

まだ薄暗い中、起床しました。
ここは鹿児島県のほぼ北端に位置する島、長島。
今日はこの島のさらに北にある「諸浦島」からフェリーに乗って熊本県の天草市に
入り、前半は島々を繋ぐドライブをしようかと思います。

走行距離:355km 支出:\14,352

9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県)
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所











夜明けは近い

5:45 出発


短い間だけど、昨日に引き続いて国道389号を北上します。

海岸沿いから段々畑がずーっと山の方まで続いているのが見える。
長島の段々畑って特徴的で、「上り浜・汐見の段々畑」という名前で新かごしま百景
にも含まれているらしいね。
写真を撮ってみたけど距離が遠いし薄暗いのでボケちゃった。だから写真掲載は無
しね。

島を突っ切る県道379号に入り、内陸部を経由して島の北端を目指す。
このあとは県道47号に乗り換える予定だったんだけど、その場所をちょっと早とちりし
て間違えちゃった。「三船港」の西側に出ちゃった。数km戻る。

たぶん、フェリーの時刻は7:10。昨日酒を飲みながら調べたんだ。
まだまだ時間は充分にあるので、道を間違えても大丈夫だし島で1つくらい観光もで
きる。
そこで立ち寄りたいのが、県道47号から外れてすぐのところにある「針尾公園」。

針尾公園の展望台へ

<針尾公園>
6:15 針尾公園

ちょっと農道チックなローカルな道を走りつつ丘を登り、展望スポットに到着。
ここは長島の北端に位置する公園。
ちなみに手元の2011年度版のツーリングマップルと見比べると、ツーリングマップル
の記載位置は実際よりも1.5kmほど北になっています。
これ、注意必要だね。

展望台に登ってみる。ちょっと半袖では寒いくらいの気温だね。でも気持ちいい。

展望台

伊唐大橋

長島のすぐ東にあるのは、橋続きの隣の島である「伊唐島」。
島を繋ぐ「伊唐大橋」を見下ろすことができます。

眺めているうちに「伊唐島」の向こうから朝日が昇ってきた。
もともとここから朝日が見たくてあの時間に起床したので、目標はバッチリ達成でき
ましたな。途中で迷って漁港に行っちゃったけど、時間的には全く問題なかったわ。

薩摩松島の景観

ここは「松島」と景観が似ていていろんな小島を一望できるから、薩摩松島と呼ばれ
ることもあるんだってさ。
北側を見ると「竹島大橋」で繋がれた小さな島、「竹島」が見えます。
その橋を潜ってたくさんの船が出勤して行っているよ。

さらにその向こうに見えている陸地は「諸浦島」だね。僕はこれからあの島に渡り、
そしてフェリーに乗るのです。


短い橋を渡って「長島」から諸浦島に入りました。南北5kmほどの小さい島です。
ここまで来ればもうすぐ港だね。

諸浦島の巨大生物

6:42 諸浦島フェリーターミナル

はい、出航30分前に天長フェリーの乗り場につきました。ここから天草の中田湾の
港まで小1時間とのことです。
海岸線が複雑なので、陸路を使うよりは数倍速いのだ。

他には全然車がいないんだけど、本当にフェリーは出るのかな?
とりあえず先に手続きしよう。

フェリーの受付

一見すると普通の売店みたいな建物。売っているものも売店みたい。
その一番奥に小さいな受付があり、そこでフェリーの乗船手続きをしました。
(フェリー \1980)

そのあと指定されたところにイオを持って行ってフェリーに乗るのを待つ。
っていうか、もう出航まで10分を切っているというのに、肝心なフェリーが影も形もあ
りませんけど?とりあえず読書しながらノンビリ待つ。

フェリーが現れる

出航わずか7分前になって、ようやくフェリーが見えてきた。
売店から飛び出してきたエプロン姿のおばちゃんが、テキパキとフェリーのロープを
桟橋に結んだり車を誘導したりと1人で働く。すっげぇミスマッチ。

フェリーは小さな2階建てて、1階部分が吹き抜けの駐車スペース。
8台くらいしか車が乗らないのかな?そのくらいの規模。

7:15 出航

10人くらいの客を乗せてフェリーは諸浦島を出発します。5分遅れです。
これで鹿児島県とはさようならですね。僕はデッキに出て遠ざかる鹿児島県を眺め
ていた。

バイバイ、鹿児島県

フェリー内部

10人ほどの乗客だけど、客室は地元のじいちゃんやばあちゃんたちが大声で話して
いて結構賑やか。
しかし船旅って短距離でもなんか旅情を感じられていいよね。
窓から外を見ながら読書して、ちょっとリッチな気分を味わっていた。

フェリーは途中「獅子島」に立ち寄り、乗客の多くはここで下船してしまった。

客席でくつろぐ

今日も晴天

8:09 中田港フェリーターミナル

出発が5分遅れた分、ここにも5分遅れで到着しました。
ここは熊本県の天草市の「下島」という島。天草ドライブのスタートです!

中田湾を出発

しばらくは中田湾に沿って県道26号を南下します。いきなりだけど道が狭い。そして
海沿いギリギリです。
左手には、既に折り返し出発したさっきのフェリーがグングン追いついて来ています。
しばらくはフェリーと並走しながらのドライブ。

フェリーとのレース

天草は古くからキリスト教の栄えた地。いくつもの天主堂があるので、それらを見て
回りたいと思います。僕にしてはなかなかオシャレな企画でしょ?グフフ。

県道326号で狭い道をクネクネと山を登る。そして国道256号に合流。
本当はここで左折して「崎津天主堂」に行くはずだったんだけど、右折しちゃった。
気付いたのは10kmほど先。隣町に入って気付いた。
おいーっ!YAMAのドジー!どうしようかちょっと迷ったけど、戻ることにした。
やっぱ「崎津天主堂」、見てみたいもん。無視するわけにはいかない。

県道326号

国道389号で海沿いの道を走る。崎津の小さな町に入ったところで、湾の対岸に「
崎津天主堂」が現れたよ。おぉ!なかなかステキなアングル!


<崎津天主堂>
9:03 崎津天主堂

通称、海の天主堂

最初にここに教会が立てられたのは1569年のこと。
天草のキリスト教布教の中心となったのも、この教会でした。その後キリスト教が
迫害され、隠れキリシタンの集合地になったり踏み絵が行われたり。

何度か立て直されているので、現在の建物は1935年のものだそうです。
小さな港町に聳えるゴシック様式の尖塔。
僕のイメージの天草が、すぐそこにある。

天主堂&YAMA

車でちょっと移動して、天主堂の近くまで来ました。
駐車場から狭い路地を通り抜けると、唐突に現れる教会。和と洋が不自然なく融合
していて面白い。
まだ朝早いためか扉は閉まっていたけれど、窓から中を垣間見ることができました。


次は「大江天主堂」。ここから国道389号を5kmほど北上した、丘の上に建っている。
一瞬で到着できるね。


<大江天主堂>
9:28 大江天主堂

青空に白亜の教会

うわっ、ここも絵になるねぇ。こっちはロマネスク様式だそうだよ。

1874年に、長き迫害の歴史を終えて復活したキリスト教。
その後、この地にやってきたフランス人の"ガルニエ神父"が私財を投げ打って頑張
って作った教会がこれだそうです。ガルニエさんの胸像も敷地内にあったよ。

あと、境界に隣接してキリスト教の聖地であるフランスの「ルルドの聖母」の像もあり
ました。

ルルドの聖母

国道389号を海沿いに北に向かって走る。ここ下島の北部には「四季咲岬」っていう
海に突き出た岬があるので、次はそこに行ってみたいと思います。
海沿いの国道だけれど道は一部狭い。
ツーリングマップルにも『ブラインドカーブ続く 対向車注意』って書いてあるし。

天草の海沿いの道

<四季咲岬>
なんか綺麗な名前の岬だね。駐車場も綺麗に整備されていました。
他に車は全くいなかったけどね。ここから灯台までは遊歩道を10分弱だそうだ。

10:10 四季咲岬

作業中の灯台

整備が行き届いた公園エリア

灯台への遊歩道

あ、いきなり遊歩道がシンドいことになっちゃいました。登りが急だし半分山道だし。
そんで何気にクモの巣が多くて顔面に絡まるし。僕以外誰もいないし。

灯台前に辿り着いた。灯台は作業員によって整備されている状態。
あ、これはもしかしてチャンスかも。気さくに話しかけてみる。

作業員さん:「どう?ちょっと灯台の上まで登ってみる?今回だけの特別だよ。」
よっしゃー!
日本中にたった15個しかない参観灯台。それ以外の灯台にて登ったり内部を見る
貴重な方法の1つが、作業員御許可をもらうことなのです。
では、早速登っちゃいます。

灯光の真横で

展望台を見下ろす

天草灘

ひょーっ!いい眺め!このサイズの写真ではわからないだろうけど、雲仙の山々
まで見えましたよ。あそこはもう長崎県なんだね。
下を見ると、本来の岬の展望台も遥か下。ほんの10mくらいだろうけど、灯台最上
部の開放感はすごいぞー!

だけど、なかなか怖いぞ。作業用なのでまともな柵もないし。
特にハシゴを下るときのスリルはなかなかのものです。

下りは怖い

あとは作業員さんたちとダラダラとお話しして楽しんだ。
「九州を時計回りで車中泊で走ってみます。もうここいらで3分の2くらいかな?」とか
言って興味を持ってもらい、「すごいですねー!」とか言われた。

「このあとはどうするんですか?」とか言われたけど、それはよくわからないや。
1つ決まっていることといえば、明日の朝には長崎県にいるであろうことくらい。
明日は全行程の中で唯一、予定を既に確保しているイベントがあるのでね。

イルカの外灯

ロザリオライン

下島を海沿いにぐるりと北部を回り込む。
五和近辺はドルフィンウォッチングが有名だそうだね。よく見れば町の外灯もイル
カをかたどっているのだ。

国道324号は下島から「上島」へと入りました。
「上島」は一部を日本2周目で走ったね。「天草五橋」の展望などで有名です。

ここいらの有明エリアはタコ漁がさかん。この国道324号も通称「ありあけタコ街道
」と呼ばれていたりします。お昼はタコでも食べようかなー。


<道の駅 有明>
11:32 道の駅 有明

道の駅の道路を挟んだ向かいには、大きなタコのオブジェがあります。
これ、何気に数年前から気になっていて、ひそかにいつか自分の目で見てみたか
ったのです。

近付いてみた

食べられた

じゃあ、せっかくなのでこの道の駅でお昼にしましょう。ちょっと時間は早いけど。
いろんなタコメニューがある中で、タコカツ丼っていうのにしてみました。
うん、おいしい。タコ本来の味が割とアッサリしているのでもうちょっとパンチが欲し
いところだが、七味唐辛子をたくさんかければとてもおいしい。
(食費 \880)

道の駅のタコカツ丼

上島をさらに東に走り、「天草松島」エリアにやってきました。
天草の中で一番風光明媚なところ。とくに島々を渡す「天草五橋」の展望が有名で
す。これはどこかで展望して行かねばね。

展望スポットの1つ、「千巌山」は昔「九州大暴走(2-61)」で登っている。
それ以外のところがいいなって思ってツーリングマップルを調べると、「高舞登山展
望所」っていうところが有名だそうだ。
それではそこに行ってみましょう。

国道266号で合津から2kmほど東に行く。
そうすると「高舞登山展望所」への標識が出てきました。

山を登る

<高舞登山展望所>
いやー、実はドキドキしていたんですわ。ここ、名前の一部に"登山"って入っている
じゃないですか。
だから「おいおい、この猛暑で食後の苦しい時間帯に登山かよ。」って思っていたの
ですよ。そしたら"高舞登山"で一単語だったので、登山は関係なかった。
現にここからほんの数10m登れば展望台らしいし。

12:30 高舞登山展望所

天草諸島のハイライト

こりゃすごいね。2階建ての展望台から見ると、たった117mの山だけどこの絶景。
「天草五橋」もすべて見えています。遠くには「雲仙普賢岳」も見えるし。
ここは夕日もきれいで、「日本の夕陽百選」に選ばれているそうだよ。

大矢野島へ渡る

天草四郎メモリアルホール

国道266号にて「天草五橋」のNo2〜5を一気に渡り、大矢野島に入りました。
この島の一番北部は「天草五橋」の一号橋で九州本土の宇土半島に繋がっていま
す。その一号橋の付け根付近に展望所の標識があったので車を停めてみました。


<天門橋展望所>
ちなみにこの"天門橋"っていうのが天草五橋の一号橋の正式名称です。
九州本土と天草諸島を繋ぐ唯一の橋だよ。

13:07 天門橋展望所

天草諸島のエントランス

あー…、僕的にはちょっとイマイチ。そこそこいい場所を狙ったにも関わらず、橋が
茂みに隠れているし。そんでロケーションはただの空き地だし。なんにもない。

天門橋から九州本土へ

「天門橋」を渡って九州本土に帰還しました。今日は朝からずっと島ドライブだった
ので、昨夜以来の九州本土だね。


<道の駅 宇土マリーナ>
国道57号で宇土半島の北海岸をトレースしているときに出てくる道の駅です。
ここではルート確認だけ。

13:27 道の駅 宇土マリーナ

雲仙&イオ

国道501号をさらに北上。トロピカルな雰囲気の国道です。そんで山側を見るとミカ
ンの段々畑がとんでもない高さまで続いています。
これ、ミカン畑というよりかは堅牢な城塞じゃないっすかね?そんなスケールの段
々畑です。

そして国道501号で島原湾の海沿いの道を北上。
ここいらは過去でも数回、熊本中心地の喧騒を避けるために使ったよな。

島原湾を挟んだ対岸には雲仙の山々が聳えいているのが見える。この付近の眺め
が結構好き。ちょっとした空き地を見つけたので車を停めて展望しましょう。

マリーナを臨む

島原湾岸を走る

ミカンの段々畑

あ、この辺って、「九州旅2007(3-15)」で立ち寄った「げんやま展望公園」があるあ
たりだよね。あのときは写真を撮り忘れちゃったんだよな。だからリベンジしておきた
い場所の1つ。

しかし僕はちょっと急いでいる。今日、日が暮れるまでにぜひ立ち寄ってみたいスポ
ットがあるからだ。「トンカラリン」っていうんだけどね、そこ。
さらに今日中に長崎市を射程に入れておきたいんだよね。結構忙しい。
どうしようかな、ダッシュで行けばなんとかなるよね?じゃあ行く。

…そんで道に迷いました。無念。
いや、前回もそうだったんだけど、「げんやま展望公園」ってものすごく道がわかりづ
らいの。
標識がいくつか出ていて残り1・2kmくらいのところまでは簡単に行けるんだけど、ミカ
ン畑の中のT字路でいきなり標識がなくなるのですよ。

そこでパニック。前回は当てもなくウロウロしていたら偶然発見できたんだけどね。
今回もナビとかないし、前回の記憶ももうないし、同じところを行ったり来たり。


<小天ロードパーク(仮)>
360度ミカン畑という、フルーツを全く食べれない僕にとってこの上ない過酷な環境の
中でグルグル走っているうちに、展望所を発見しました。
とりあえずあそこに行ってみようか。

14:31 小天ロードパーク(仮)

県道1号沿い、メチャ細い道を登ったところにある東屋の展望所です。
ロードパークとだけ書いてあったので、わかりやすく頭に小天地区の名称を入れた上
で紹介します。

東屋&YAMA

田園風景がどこまでも

西側に開けた展望なのでこの時間だと逆光で見づらいのが残念なんだけど、圧倒
的スケールの水田が島原湾までずーっと続いています。
ここに限らずこの付近はちょっと山側に入ればこんな感じの景色が簡単に眺められ
るのです。ドライブすると楽しいかも。


そんなワケで満足した。もう「げんやま展望公園」なんていいや。
確かあそこからもこんな感じの景色だったと思うしさ。
「何を見るか」が重要なのであって、「どこで見るか」はそんな重要じゃないよね。
海沿いの国道501号に戻るため、県道1号で山を下り始める。

すると再び「げんやま展望公園」の標識が出てくる。今諦めたばっかなのにー。
そしてこの光景を見ることで、僕は4年前の記憶を思い出しちゃった。
そっか、県道1号のループから外れたところに公園があるんだった。
前回も諦めて山を下りかけたところで発見したんだった。

しょうがない、ついでだから立ち寄って行こう。ここまで来れば一瞬だし。
ループポイントから狭い道に入り、公園内の狭路の激坂をグイグイ登る。


<げんやま展望公園>
14:45 げんやま展望公園

絶景の県道1号

展望所からの眺め

もうさっき景色はロードパークで堪能したから、ここは写真を撮るだけに留めます。
西日で眩しくてツラいし、長居していると日焼けしそうなのだ。
ちゃんと毎日日焼け止めは塗っているんだけど、ヘンテコな場所で汗だくになるから
落ちやすいし、実際にこの数日間で結構日焼けしているっぽいですからねぇ。


国道501号に戻りました。
途中でコンビニを見つけたので、デジカメ用のSDカードを買いました。
ちょっとこのペースで撮り続けていると明日くらいにメモリが無くなりそうなので。
3年ぶりくらいに買うSDカード。
最近はかなり手ごろな値段になっているので、奮発して2GBを買っちゃうぜ。
(雑費 \2280)

有明フェリー乗り場

あぁ、これは4年前に使ったフェリー乗り場だね。これに乗れば一気に雲仙まで行け
るんだったよな。
今夜はこれを使って長崎方面に向かうか。終便に間に合うように観光や入浴を済ま
せておこう。
では、次のスポットに向かいますか。次は以前より気になっていた「三池炭鉱」エリ
アに行こうと思うよ。

熊本県から福岡県に入る数100m手前、海沿いの酷道から内陸方面に少し入る。
そこには「三池炭鉱」の中でも最も大規模だった「万田坑」があるのだ。
それを見学したいと思います。


<万田坑跡>
ぐおっ。なんか観光施設化されているのね。知らなかった。有料だ。
どうやら去年から観光整備して、内部も見学できるようになったらしい。
もっとヒッソリ見たかったので一瞬ガッカリしたが、今まで外部からでは到底見れな
かったような内部までをも見学できるようなので、俄然テンション上がった。

15:42 万田坑跡
(観光 \400)

稼働していた頃のジオラマ

受付のある施設で「資料館を先に見て行った方がいいかもしれないですよー」と言わ
れたので、軽く流し見しておく。
なるほど、これからこのジオラマの跡地に足を踏み入れるのだね。

200mほど歩くと、万田坑跡の敷地に入る。
どうやら係員のおじいさんがアテンドしてくれるシステムらしい。
いろいろ説明してくれて嬉しい反面、撮影とかがちょっとしづらいかな…。

シンボル、第二竪坑櫓を臨む

安全灯室に残された備品

「深い坑道に降りる前には、必ずこの山ノ神に安全祈願をしてから行くのです。」とい
うように、敷地内のいろんな場所を説明をおじいさんがしてくれる。

巨額を投資して、現在のように一般人が観光できるように整備したんだそうだ。
向こうに聳えている第二竪坑櫓も、表面を全部補修した上に塗り替えて新品同様の
外観にしたんだってさ。
あー…、あれだけはボロいままのほうが味があったような気もするのだが…。

安全灯室の入口

ツタの絡まった赤レンガの安全灯室。外には銀色の重油タンクや給湯タンクが並べ
られています。その手書きの文字が昭和を匂わせ、なんだか温かい。

軒下には当時の備品が今も残っています。
ボロボロになったヘルメットは、当時の作業の過酷さを物語るようだ。

錆びたトロッコ

昇降用のケージ

いよいよ第二竪坑の目の前まで来ました。
そこにはもう動かなくなったトロッコが日なたぼっこをしている。もう、暗い穴に入る必
要も無くなって、太陽の下でノンビリと第2の人生を歩んでいるのだね。お疲れ様。

竪坑の入口付近には、竪坑に降りていくためのケージも置いてありました。
これに20人くらいの工夫が乗り、何100mも
地下に降りて行ったんだそうだ。
2つのケージが滑車を挟んで1つずつ取り付けられ、片方が上がれば片方が下がる
ような仕組みだったそうだよ。

昇降機の制御室

信号規定

ここの竪坑は深さが274mもあったんだって。
既に埋め立てられているので現在は深さはないけど、なんか臨場感だけはあった。

その横には竪坑に降りていく昇降機の制御室。
中を覗くといろんなレバーやボタン、そして下の制御室との連絡用の信号一覧が貼
ってある。
この信号一覧は新しそうに見えたんだけど、聞いてみたらこれも当時のままなんだ
ってさ。すごい貴重だね。

ここでちょっと時系列はズレるんだけど、おじいさんの全ての案内が終わったあとに
撮影した安全灯室付近の写真を載せておきます。

安全灯室の浴室

安全灯室前にて

実は僕は万田坑の敷地内を2周していたからね。
1周目は係員のおじいさんと、そして2周目は許可を取って1人で。
その2周分の写真をブレンドさせてUPしていっています。

次に巻揚機室に行こうと言われました。
完全に建物内部の見学となるんだけど、古い建物だから万一の落下物に備えてヘ
ルメットを被るようにと言われました。なんかワクワクするー。

てゆーか、1人1人にこんな懇切丁寧に説明していて大丈夫なの?人件費的に。
これは400円程度で得られる内容じゃないと思うんだけど。親切すぎやしないか?
ま、嬉しいんだけどさ。

ケージ巻き上げ用のウインチ

深度計とロープ速度メーター

ここに来てテンション上がっちゃったのは、僕じゃなくてむしろおじいさんのほうです
よ。「このぶっとい何100mもあるロープをこのウインチで巻き上げて!このレバー1
つで速度を調整して!」って絶好調。
うん、僕もメカ系好きだからなんとなくわかるけど、おじいさんのペースに着いていく
のが大変。もうちょっとゆっくり見たい。

見学の最中もおじいさんとはいろいろ世間話をしてて、僕が九州一周の旅の最中で
あることや、このあと三池炭坑にもう1つ残っている「宮原坑」も探してみたいと思って
いることを伝えたんだ。

おじいさん、「宮原坑はあっちの方向だ。2階からだと竪坑櫓のてっぺんだけ見えてい
るよ。」だとか、「距離は近いけど道は細いし複雑だから30分くらいを見積もっていた
ほうがいいかもしれない。」みたいにいろいろアドバイスをくれた。

ま、大体場所のイメージはついているのですよ。たぶんズレてても200mくらい。
そして距離もここから直線で2kmほどだから、おじいさんは大げさすぎ。
なんとかなるっす。

おじいさんにお礼を言い、「万田坑」を後にしました。
数人の係員さんで観光客みんなに丁寧な説明してて大変だよなぁ。
もしかして平日の客の少ないときだけのサービスだったりするのかなぁ。
この猛暑の中、真っ赤に日焼けした顔が印象的でした。


さて、では「宮原坑」を探しますか。
竪坑櫓しか残っていないから「万田坑」よりか規模間は遥かに劣るけど、補修され
ていない状態を見れるという意味で楽しみなのだ。

しかし、見つからない。ヤベー、ナメてた。おじいさんの言ったこと、正しかった。
もう道が細くてギリギリだわ、目印何もないわで。
当然観光地じゃないので地図を見たところで全く手かがりはないしね。
ここいらは熊本県と福岡県の境目なんだけどさ、もう両方の県を行ったり来たりで
すよ。

しまった、調査不足だったなぁ。僕はこのあともう一箇所行きたいところがあるのに、
もう日が傾いてきました。
これはマズい。よしっ。「宮原坑」は諦めよう。その上位互換である「万田坑」を見れ
たから
良しとしよう。

散乱する遺構

今日最後の観光へ

行くよ、「トンカラリン」。ネット上でもほとんど見かけない場所だけど。

県道29号と県道3号を繋いで、熊本県と福岡県の境界線をなぞるように内陸部に行
く。九州自動車道の高架下を走り、菊水ICの近くに目的地はあります。
「道の駅 きくすい」から歩いて行けるほどの距離だそうなのだ。


<トンカラリン>
まずは「道の駅 きくすい」の隣にある「江田船山古墳」の敷地にイオを停める。
「トンカラリン」は広義ではここの一部というウワサを聞いたことがあるので。
そして計算通り、ここの敷地内案内MAPで「トンカラリン」の場所を発見。

しかしここで警告。結果としてここのMAPはとんでもなくわかりづらかった。
僕はこのあと実際の場所とMAPの示す場所の違いに混乱し、車で2回もここに確認
のために戻る羽目になるのだ。

← これは間違い

↑ 本当はこんな感じ

17:16 トンカラリン駐車場

既に15分ほどこの付近を車でウロウロしてしまったが、確信を持って上の写真の「
P」のところにイオを停める。
便宜上ここをトンカラリン駐車場と呼ばせてもらうね。

トンカラリンのことはよくわからないけど、正体不明の遺構。
太古の遺跡なのか、墓場なのか、用水路なのか、専門家がいくら便宜しても結論
の出なかったミステリースポットなのです。
一説には邪馬台国の名残とも言われているけど。

とりあえず、トンカラリンは暗くて狭い洞窟系スポット。
ヘッドライトや軍手を用意し、体に念入りに虫よけスプレーを吹きかけておく。

冒険の始まり

長刀横穴

うへっ。ぶっちゃけ言っちゃうと、もうこの駐車場の時点で結構アレです。
陰気だし湿度が高いしヤブ蚊が多いし。一刻も早く脱出したい場所です。

駐車場の奥の雑草地帯を進んでいくと、右手に茂みに隠れた小川が見えている。
一応「ホタル公園」という名前があるそうだが、蚊の巣窟になっている。
近付くことなんて絶対にできない。

左手には穴がいくつか開いているようだ。「長刀横穴」というらしく、ボロボロになった
説明版があるので読んでみる。
幅2.1m、奥行き2.4m、高さ1.4mの3つの屍床…。
うぎょっ!古墳か?つまりは半分天然・半分人口の棺桶ってことですな。
恐ろしい。

タンタン落とし

住宅と畑?

次に出てくるのは、「タンタン落とし」と呼ばれているエリア。
写真右側の階段の下は邪馬台国の祭壇とも推測されている場所。
そして正体不明の隧道は、実はもうこのあたりから始まっていて、僕の足元に沿っ
てトンカラリンに繋がっているらしい。
その入口(出口?)はよくわからなかったけどさ。

この「タンタン落とし」もトンカラリンの一部と考えたほうが自然だそうだよ。
そしてそれのすぐ隣に「長刀横穴」があるから、これらすべて何らかの関係性があ
るという見方もあるそうだ。

一度民家何軒か建っているところを通過する。
そして畑の間からさらに進行方向に進む。

あった…。
トンカラリンの本番、登場だ。

第1トンカラリン

トンカラリンは3部構成です。
どっちから攻略するかは好き好きなんだろうけど、僕の進行方向では一番キッツイ
の、いきなり出てきちゃった。エヘ。

キモい。腐ったようなすっごい匂いが洞窟からあふれています。
蚊が大量に周りにいて不快極まりない。蚊じゃない変な虫もたくさん。
そしてジメジメ最悪で、既にかなり汗をかいています。

右の写真をよく見ればわかるかもしれないけど、洞窟の入口は高さ1mほど。
しかしすぐに7段の階段が出てくるんだ。だけども天井の高さは変わらないんだよ。
つまり、7段目を登ったところではもう四つん這いにならないと進めないような高さ。

全長460mのトンカラリンの第1部は、すさまじい狭さの石造りのトンネルが数10m
続いているそうなのだ。…じゃっ、入ってみますか。

激狭グチャグチャダンジョン

うん、怖いよ。1人で来る場所ではないと思うよ。
ほふく前進で進んでいるんだけど、床が粘土質の泥でグッチャグチャ。最悪。
まぁこれを想定して今日は耐水性に優れたズボンを履いていたんだけどね。

中はもちろん真っ暗。暗いのがダメな人も無理だし、狭いのが無理な人もダメでし
ょう。
確かここ、変形頭蓋骨が発見されたこともあったんだっけ?
古代の墓だという説もあるからね。怖い怖い。僕はどこに行くのやら。
そんで床に変な白いものも転がっているしね。意味不明。

む…。ゴメン、ムリ。
あれだけ虫よけスプレーしたのに蚊に刺されまくるし、ゲジゲジいるし、臭い。
なんか生理的にダメだ。オエッ。
これがあと20mも30mも続くと考えると、やってらんない。
まだここは10m地点。戻るっす。Uターンできないから、後ろ向きのほふく前進で戻
るっす。


いやー、厳しかったなぁ。
第1部は地上にトラバースできる道があるので、そこを使って回避。
第1部の反対側の出口を確認。やっぱ狭いね。
さらに奥へと進むと、第2部が見えてきました。

第2トンカラリン

この第2部は、3つの中で一番難易度が低いです。
天井も高めで歩いたまま入れるし、入口を入って少し進めば出口が見える。
半分天然みたいな感じだそうだけど、この壁面はなんなのだろう。ビキミだ。

第2部を抜けて、また山道を数10m歩く。
トンカラリン同士を結んでいるのは、山間の谷のようになった道。
現代の産物ではなくて、昔からあるらしい。この連結路を含めて謎だらけなのだ。

第3トンカラリン

そして最後に現れる第3部です。ここは天井が高ーい!7mくらいある。
自然に出来たであろう大きな地隙の天井を人工的にフタをしてあるのだそうだ。

天井は高いけど、幅が狭ッ!そして曲がりくねっているし、登り坂になっている。
あっという間に入口の光は見えなくなり、漆黒の闇となったよ。
怖い怖い。なんか小さな祭壇みたいなものが登場する。ドキッとする。

闇のトンネル

珍しくマジな顔

自分の足音と息遣いだけが洞窟内に反響し、唸り声のように聞こえる。
数10m進んだだろうか。突然行き止まりになった。でもよく見ると狭い通路がまだ続
いている。第1分と同じようなほふく前進レベルの通路。

これ、もうヤダ。通気ダクトを這って移動しているような気分なんだぜ。しかもドロドロ
になるので、やってらんない。では、僕のトンカラリン捜索はここまでだ。


<道の駅 きくすい>
17:57 道の駅 きくすい

「トンカラリン」の」の向かいにある道の駅にやってきました。
手を洗い、ボディタオルで汗を拭き、そして蚊に刺されまくったところに薬を塗る。
あぁ、もう汗だくだ。足元もドロドロだ。最悪だ。早くお風呂に入りたい。

ここから5kmくらいのところに「庄屋の湯」っていう入浴施設がある。
ラッキーなことに、このあと向かいたい有明フェリー乗り場方面だ。
そこでお風呂に入ろう。急いでは入れば、フェリーの終便に間に合うよね?
時間調べてないからわかんないけどさ。

菊水の道の駅

<「庄屋の湯」>
道の駅から県道16号を南下。ツーリングマップルの縮尺だと位置が微妙でちょっと
無駄に付近を一周してしまったけど、無事に発見できました。

18:09 「庄屋の湯」
(入浴 \400)

受付、無人でした。声をかけると奥でTVを見ていたであろうおばちゃんが出てくる。
「日本が1点取ったね!!」と気さくに声をかけてくれるので、それに合わせて一緒
に喜んでみるが、何の話?

携帯から調べてみると、サッカーの"なでしこジャパン"がロンドン五輪出場を賭け
て北朝鮮と闘っているらしいね。スポーツ、僕は全然わからないのだ。

こじんまりした温泉施設

ここは玉名温泉に属する入浴施設。小さな施設で地元のおじいさんとかが数人いる
だけだったけど、みんな愛想が良くていい雰囲気の場所でした。

お風呂上りに有明フェリーの終便を調べる。
20:00発が最終だって。あと1時間ちょっとある。余裕ですな。

夕暮れの玉名バイパス

国道208号の玉名バイパスを数km西に走る。そして県道46号でちょっと南下すれば
有明フェリーです。
(ガソリン \5670)

港の近くで給油をし、さらにコンビニで夕食のためのサラダを2つを買っておいた。
フェリーを待ちながら食べようかと思って。
(食費 \538)


19:23 長洲フェリーターミナル

有明フェリーのターミナルです。これから長崎県の雲仙に渡ります。
このフェリーに乗るのは「九州旅2007(3-15)」に続いて2回目だね。

熊本県とお別れ

乗船手続きはドライブスルー形式なんだ、ここ。車から降りずに支払できる。
(フェリー \1960)

そんでフェリーに乗船できるまでの時間を利用して車内でワシャワシャをサラダを
むさぼりました。ヤギのようにな。

20:00 出航

船内にて

外は闇でやることないので超リラックス。風呂上りでジャージ姿だしさ。
ゴロゴロとソファ席でくつろぎながらと読書して時間を潰しました。眠くなった。

あと、今夜の寝床を考える。
実は明日ね、朝に長崎港発の船に乗って「軍艦島」に行く予約をしてあるんだ。
だからなるべく長崎中心地に近付いておきたいけど、大都会だから車中泊に向いて
いない。
かといって雲仙の港から長崎市内の間には道の駅が無い。

そこで思いついたのが、去年に「長崎・佐賀ドライブ(3-88)」で立ち寄った「愛野展
望台」。あそこは無料駐車場だしトイレもあったよね。あそこなら車中泊できそうだ。


20:50 多比良フェリーターミナル

長崎県に上陸ー!夜でなければドカンと聳える雲仙の「平成新山」が近くに見えて
いることでしょう。早速有明海に沿って国道251号を東に走る。

諫早では暗闇の中にうっすらと巨大水門が見えていたよ。
ここで国道57号をちょっとだけ南下して「愛野展望台」に向かう。
直前のコンビニでビールとチーズを買っておきました。
(食費 \244)


<愛野展望台>
21:34 愛野展望台

ここで車中泊します。テーブル&ベンチがあったので、そこで夜風に当たりながら
ビールを飲む。あー、うまい。

展望台で酒

22:30頃、車の中で横になる。

しかし失敗した。この車の中には蚊がいるわ。プーンと飛びやがってイライラする。
虫よけスプレーをしたが、刺された。
布団を頭からかぶって朝までやり過ごそうとしたが、暑くて無理。
いつも朝方は涼しいが、夜中まではそれなりに暑いのだよ。

ダメだ。寝れない。僕は人一倍皮膚が弱いから、蚊に刺されただけでもヘタすると
半年は治らない。これは、殺るか殺られるかですね。それが自然の摂理ですね。
ムクッと起き上がり、ランタンの光でおびき出してブチ殺し。
なんか3匹いたけど、ジェノサイド。


24:00、無事に殲滅を終えました。
「これで落ち着いて寝れるぞ」と思ったところ、窓ガラスを「コンコン」と叩かれる。
社内を懐中電灯で照らされている。警察です。職務質問です。
ここ、そこそこ市街地に近いからな。しょうがない、相手します。寝ぼけてるけど。

もうメッチャ気だるい顔して車内からテキトーに受け答え。
警察官: 「なるほど、それで1人で休みを取って旅行をしているのですね。」
YAMA: 「休みっていうか、"夏"休みです。」
人より夏休みの取得が遅かったことを潜在意識下で気にしているのか、変なところ
で食いついちゃいました。

警察官: 「それで、九州は初めてなの?」
YAMA: 「いや、スゲー来ています。」
警察官: 「では、長崎は初めて?」
YAMA: 「いや、スゲー来ています。」
警察官: 「アハハ…(苦笑) 長崎はいかがですか?」
YAMA: 「あーっ?好きですよ。海と丘と、狭い道…。」

もう、寝ぼけていなかったらもうちょっとマトモな受け答えできたのにー。
なんだよ、狭い道って。

警察官はイオに貼ってある日本各地のステッカーを見ながら「すごいすごい」と言い
ながら立ち去って行きました。ようやく寝れる…。
でも興奮しちゃって寝れなくなった…。

25:00 就寝

―― 前日までの走行

―― 本日の走行