9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県) 
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所

9月5日 山と渓流の世界 「尾鈴山瀑布群」
走行距離:254km 支出:\8,228


<日向岬>
6:45 起床

いやー、ずいぶんと長い時間寝てしまいましたね。8時間以上寝たか。
ちょっと前から起きていたんだけど、まだ太陽が昇っていなくて、「だったらもう少し
寝るか」ってやってたら3度寝しちゃった。
実は太陽は死角で、とっくに昇ってた。

うーん!でもこの時期の車中泊は本当に快適だぜ。
寝る前はちょっと暑いけど、深夜は毛布にくるまってちょうどいい。
朝はヒンヤリ爽やかな空気でシャキッと目が覚める。

岬を歩こう

走行距離:254km 支出:\8,228

9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県) 
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所











洗顔を済ませたら、さぁ、朝の散歩としゃれこもうか。
日向岬の先端に向かって歩き出す。ここはもう何度も歩いたことのあるお馴染みの
道。ダラダラと歩いていると正面から太陽が出てくる。あぁ、気持ちいいっすな。

遊歩道を歩いていて、まず現れるのは馬の背という柱状節理の断崖。
つまりは「東尋坊」とかの同じ原理だね。
高さは70mもある崖っぷちです。この狭い入り江に打ち寄せる波がパワフルです。

馬の背

細島灯台

岬の先端へ

ふと振り返ると、丘の上の木々から真っ白い細島灯台がコンニチハーと顔を覗かせ
ています。アイツは4年前の「西日本一周旅(3-27)」で攻略したよな。
以外に登りがキツくって、汗だくになったよな。
今回はあそこには行きません。こんな爽やかな朝にヒーヒー言いたくないらかね。

そして岬の先端が近づくと、もう両側はすぐ絶壁。どちらも海。
日向岬ってすっごい鋭角な岬なのです。その先端ギリギリまで歩いて行ける。
ホント岬の中の岬ってカンジの立地だよね。
こんな岬らしい岬なんて、全国見てもここと伊豆の「石廊崎」くらいしか知らんよ。

岬の先端にて

またダラダラと歩いて、車中泊をしていた駐車場へと戻る。
そういやここから車で数分のところに「クルスの海」っていう展望所があったよな。
あまりに綺麗な青空だし、南国気分を味わえそうな気がするから、そこも一緒に立
ち寄って行こうかね。

トロピカルな景観

あぁぁ、素晴らしいよ!この南国植物豊かな景色を目にすると、宮崎県!って感じ
がするのだよ。南九州だね!今までとはなんだか空気が変わったね!
これ、僕の夏休みなんですよ。
1人で遥々ここまで来ました。今、気分が最高に盛り上がってます!


<クルスの海>
7:32 クルスの海

『願いが叶う、クルスの海』―。
はーい、なんか1人でロマンチックなところ来ちゃいましたー。変にオシャレな鐘も設
置されちゃってますよー。

十文字の入り江

展望台から見下ろすと、海に巨大な十字が浮かび上がっている。
東西200m、南北220mもあるらしいです。
「叶」の文字にも見えるから、願いが叶うと言われているんだって。
僕の願いってなんだろう?身長があと10cmほど伸びるといいな。今年の目標だ。


昨日真っ暗な中岬に向かってきた道を戻って国道10号に出たら、今日も南に向かっ
て走ります。今日の目標は、鹿児島県入りとでもしておこうかね。


<道の駅 日向>
8:05 道の駅 日向

駐車場のイオ

フェニックス&イオ

ここはいつも特に利用はしないんだけど、フェニックスが絵になるから写真1枚撮る
ためだけに立ち寄っている道の駅です。今回もトイレを借りただけ。

で、ついでにこれからのルートを確認するためにツーリングマップルを開きます。
「尾鈴山瀑布群」…?
今まで気に留めていなかったスポットが、ここの南西にある。
滝がたくさんあるような場所らしいね。山の中だね。
んー…、時間もあるしな。新しい発見も必要だしな。行ってみるか。


国道10号を都農で県道40号に反れる。さらに県道307号で山間部へ。
「尾鈴山瀑布群」の中で最も有名なのが「矢研の滝」というらしく、各所に標識が出
ているのでわかりやすい。

でもね、どんどん山奥に入って行くの。
さっきまでシーサイドの気持ちがいい道だったのに、もう細い山道。
極めつけに、道路工事。工事のおじさんに「迂回してそっちの集落の中を通ってくだ
さいねー」と言われる。
うわっ、マジ集落。さらに道は細くなっちゃったよ。

完全に山の中

<尾鈴山瀑布群>
「矢研の滝」への遊歩道の始まる駐車場に到着しました。
ここっぽいですな。他に駐車している車も無くてちょっと不安なんだけど、ここにイオ
を停めて歩いてみることにします。

8:55 尾鈴山瀑布群

遊歩道はここから

イオの後ろから遊歩道が始まっています。
小さな標識が立っていて、「矢研の滝 徒歩30分」って書いてあります。
うおっ、結構距離がありますね。往復で1時間ですか。

国道10号を反れてここまで来た時間を考えると、「矢研の滝」だけに2時間ほどを割く
のだね。それだけの価値があると期待して行こう。

山道になりそうなので、せっかくトロピカル気分で履いていたサンダルもスニーカーに
履き替える。では、歩きますか。
渓流の上の橋を渡り、森の中をワシャワシャ進む。素掘りのトンネルをくぐる。
朝の森歩きは気持ちがいいね。

素掘りトンネル

山道を歩く

脇には渓流

10分くらい歩くと、キャンプ場の敷地に出る。
その敷地の中に地図の看板があったので道順を再確認。

キャンプ場を突っ切った裏手にある階段からさらに山奥に入るのね。傾斜がなかな
かのレベルです。
気持ちのいい朝でマイナスイオンが飛びかっているというのに、それを打ち消すほど
の道のり。汗かいてきたよー。
今日は海沿いの爽やかな1日になる予定だったのにー。だからアロハにサンダルだ
ったのにー。


<若葉の滝>
「矢研の滝」へと向かう途中に出てくる滝です。落差は10mほどだそうです。

若葉の滝&YAMA

ここ、いいねぇ!滝の間近まで接近して、飛沫を被ることができる。
そして滝つぼには倒木が刺さっていてこれもいい絵になるし、滝の飛沫で虹がかか
っているよ。メチャクチャ綺麗なんですけどー!

滝つぼにかかる虹

綺麗な滝を見てテンションが上がり、サクサクと山道を歩いて進む。
なんだか滑るし道が狭いな。
路肩迂分が弱いのか、各所に「足もとに注意」の札が立っている。いや、さすがにこ
れはちょっと数が多すぎだろ…。

足もとに注意

「足もとに注意」、上の写真の中だけで13枚設置されています。狂ったように乱立し
ています。全部読んでいたらそれこそ足元おろそかだぜ。


<矢研の滝>
歩行開始から23分、前方にザーザー音を立てて流れ落ちる壮大な滝が見えました。
日本の滝100選の1つ、矢研の滝だー!着いたー!

矢研の滝

残念ながらここから先は岩はゴロゴロ出し非常に滑るので立入禁止。
しかしここから見ているだけでも壮観です。水量がものすごい。台風の影響かな?
水が流れ落ちているというより、真っ白い巨大な布が波打っているかのように見え
るんだ。

この滝の落差は73m。初代天皇の"神武天皇"が、東方遠征の前にここの滝の水
で矢を研いだのが名前の由来なんだってさ。
では、また30分歩いて駐車場に戻りますかね。


時刻はおよそ10:00。
駐車場のイオに乗り込んだらまたクネクネした山道を下り、県道307号から国道10
号に戻る。ここいらの国道10号はスイスイと流れるし道幅が広くて快適です。
時折頭上を戦闘機が轟音と共に飛んでいきます。
基地が近いのかな?

宮崎の中心地へ

ここいらはあんまり惹かれるスポットがありません。海が近いけど、気軽に出れそう
な砂浜が無いし、目立った岬だとか展望所もないし。
「観音山公園」が唯一なのかな?でもちょっとピンと来ないんだ、あそこ。

そうこうしているうちに宮崎の中心地が近づいて来てしまう。
じゃあ、そこで若干早めのお昼ご飯でも食べましょうか。
九州と言えばやっぱりラーメンかな。宮崎ラーメンっていうジャンル、あったよね?
ちょっとマイナーだけど。

宮崎の中心地で有名で、そして11:00頃でも営業しているラーメン屋さんってどこだ
ろうか?車を路肩に停めて調べてみる。
あった。かなりの高評価のラーメン屋さん。11:00開店らしいので、そこに向かってみ
ようか。

正確に言うと宮崎中心地からは数km離れているんだけど、選んだのは「みすみ」。
国道10号を離れて県道9号・県道44号と細かく乗り換えてやってきました。


<「みすみ」>
11:01 「みすみ」

ほとんど開店と同時に入ったので、客はまだ僕1人でした。
オーダーしたのは全部乗せっぽい"なんじゃこらラーメン"。
店内の掲示物によると多くのTV取材や雑誌掲載されているようだけど、店の看板メ
ニューが"なんじゃこらラーメン"みたいなので、これにしたのです。

「みすみ」のなんじゃこらラーメン

トッピングされているのは、チャーシュー・海苔・キムチ・納豆…。
…納豆ッ!?
おっと、冷静に考えてオーダーすればよかったぜ。改めて店内のメニューを見ると、
納豆ラーメン系のメニューが何種類かある。その上位互換であるなんじゃこらラー
メンにも納豆が入る可能性をそこで察知できればよかったぜ。

いや、納豆は嫌いじゃないけどね。ご飯以外と食べ合わせるのは初めてだし、周囲
の具材やスープへの影響力がハンパないからね。つまり危険食材だよね。

麺はやや柔らかめ。そこに納豆がまとわりつくのでさらにヌルヌルで柔らかい食感。
ついでに海苔がやたらと多いしデロデロになってスープに溶け込む。
うーむ、せめて麺だけは固めにしておくべきだったか。スープは美味しかったんだけ
ど、いろんなものが溶け込んでわけわかんなくなってきたぜ。

あと、調子にのってライスまで頼んじゃったけど、思い起こせば僕って少食でした。
でも、根性でスープ以外は完食したよ。
(食費 \900)


ぐふぅ…。死ぬほど満腹。あと、納豆が尾を引いているしこの暑さでちょっとヘンテコ
な気分。これは休養を要するぞ。
ツーリグマップを見ると、近くに「生目古墳群」っていうのがある。
すっごいマイナースポットな香りがプンプンするけど、別にいいや。
そこに行って休憩しよう。


<生目古墳群>
11:41 生目古墳群

わりと整備されて綺麗で広い駐車場。よく見るとパンフレットをご自由にお取り下さい
的なボックスも設置されていました。

敷地内を散策

どうやら生目古墳群とは、1km四方ほどの台地上に形成されたスポットで、8基の前
方後円墳と25基の円墳があるらしい。
このスケールは古墳時代前期いのいては九州最大の古墳群なんだって。
へぇー、ナメてかかったけど、実は有名なところだったの?

いや、しかしメチャクチャ閑散。僕以外に1人もいない。
従業員のおばちゃんがそこいらの草をむしっていたり、おじさんが円墳の周囲をショ
ベルカーで整備していたり、そんな程度。

円墳を発見

周囲は草むら

なんかねー、古墳の上に土嚢を積まれたり、足元にブルーシート置いたりされても
ね。ただの工事現場みたいに見えちゃうぜ。
そんで円墳周りの道は普通に草むら。バッタが多いですよ。なんだかよくわからん。

そして直射日光を遮る場所も無いので結構シンドいです。
休憩所の東屋でしばらくダラダラし、撤退しますね。


ちょっと複雑な宮崎駅前を通過。ここからは海沿いの国道が10号から220号になり
ます。夜にここで混乱してとんでもない内陸部に行っちゃったこともあったよね、昔。

フェニックス並木

この宮崎中心部から「青島」にかけての道が好きなんだ。
綺麗に整備されたフェニックス並の下を海を見ながら走っていると、気分はもう南国
っすよね。


<青島>
宮崎随一の観光地、青島にやってきました。
ここに来るのは「西日本一周旅(3-27)」以来かな?
日本1周目・3周目で観光しています。2周目のときは夜だったので素通りしたのだ。

12:36 青島
(駐車場 \500)

青島登場

海沿いの遊歩道

お土産物屋の立ち並ぶ路地を抜けると海が広がり、前方に橋で繋がった青島が見
えてきます。青島は周囲1.5kmの小さな島。南国植物が生い茂っています。
島全体が熱帯・亜熱帯植物の群生地ってことで特別天然記念物になっているのだ。

橋を渡って青島に入る。ここの近辺の海岸は、有名な「鬼の洗濯板」。
今は満潮に近いのかかなり水没気味だけど、自然の力が作ったとは思えないような
綺麗な直線かつ階段状の浸食海岸が間近に見えます。

鬼の洗濯板

青島神社の碑

海岸に沿って歩いていると、「青島神社」の鳥居が近づいてきます。
「青島神社」は島のほぼ中央にある神社。境内はこの島全部っす。

この神社は小さくてコミカルな感じ。周囲を南国植物に囲まれている中で、真っ赤な
神社が登場するのって、なんだか違和感があるけどそれがまたステキです。

青島神社の鳥居

南国の神社

次は「青島」の3kmほど南にある、「堀切峠」だ!
日南海岸のシーサイドドライブにおいて、トップクラスの景勝地です。


<堀切峠>
13:15 堀切峠

注意していないと見落としそうな小さな駐車場にイオを停める。
ここに駐車をするのは、実は日本1周目以来の7年半ぶりです。
通過したことだったらその後もあったんだけど。この数100m先の「道の駅 フェニッ
クス」にも立ち寄っているしさ。

トゥクトゥクも走る

快走路、堀切峠

ここには目立った施設なんかは何もない。ただ、絶景があるだけ。
気持ちのいい緩いカーブを峠の頂上まで行くと、その向こうに広がる青い海、フェニ
ックスの木々、眼下には「鬼の洗濯岩」…。
そんな感動を味わえるスポットなのです。

日なたは日差しがキツいので、フェニックスの木陰に入り、芝生に腰を下ろす。
頭上にはキラキラと光る南国の太陽。最高だね。

フェニックスの下で

太平洋を眺める

<道の駅 フェニックス>
13:28 道の駅 フェニックス

「堀切峠」の数100m先にある道の駅です。
ここって実は苦い思い出がありまして、日本2周目の「九州大暴走(2-61)」のとき
に聞いていたZARDのCDが出てこなくなっちゃってさ、夜にここでCDデッキをガチャ
ガチャいじったんだ。
結局ZARDのCDは、そのあと5ヶ月間も出てこなくて大変だったんだよね。

鬼の洗濯板を見下ろす

ほろ苦い思い出の道の駅

ここは道を挟んだ対岸まで行くと、眼下に「鬼の洗濯板」が一望できます。
ここの撮りたくて立ち寄ったのだよ。


国道220号の通常「日南フェニックスロード」を、海を見ながら走ることおよそ10分。
少し気になっていた名前の岬が姿を現します。
その名は「いるか岬」。今まで立ち寄ったことの無いスポットです。


<いるか岬>
国道220号沿いの駐車スペースがあるが、狭いし岬の標識も無い。
だから事前に行こうと思っていない限り間違いなく通過しちゃうスポットでしょう。

13:40 いるか岬

ハイビスカスが咲く

イルカはいますか?

綺麗に整備されている

思いのほか、綺麗な駐車場。まぁ駐車場以外は何もないし、敷地面積もすごい狭い
けどね。海の眺めも普通でさっきの「堀切峠」には全く及びません。

ただ、ここはイルカが泳ぐ姿が見られることもあるってツーリングマップルに書いてあ
るんだよね。
そんな簡単に見れるとは思っていないが、そういう夢が見れるだけでも大きな存在価
値がありそうな気がするよ。


すぐに「サンメッセ日南」の敷地へと登る小道が出てきます。
「サンメッセ日南」と言えば、海に向かって立つモアイ像が有名。
「イースター島」のモアイの修復を日本の企業が実施したことにより、島の長老会から
「日本でモアイを復刻する許可を特別にあげよう」って言われたのが始まりです。

サンメッセ日南の入口

お金がかかっちゃうし、テーマパークに1人で突撃するのは勇気がいるので今回もこ
こは立ち寄りません。

少し通り過ぎたところでイオを停めてみる。国道からモアイ像が見えないかなーと思
って。しかし見えないな。
確か日本1周目のときメンバーの何人かが「モアイが見えた!」って騒いでいた記憶
があったんだけどな。まぁいいや。

「サンメッセ日南」から1kmほど南。「鵜戸神宮」に行くために国道220号を離れ、海沿
いギリギリの県道に乗り換えます。


<鵜戸神宮>
14:01 鵜戸神宮

さーて、久々にここを観光しちゃいますか。
駐車場から社殿までは徒歩15分ほど。そうだった、結構遠かったんだね。思い出し
た。アップダウンの激しい階段をテクテク歩いて社殿に向かいます。

桜門

すぐ右手は海

アップダウンの道を超えていくと、いよいと海際の桜門。ここいらからはフラットだし
眺めもいいので楽しんで歩くことができます。
海ギリギリの断崖に沿った参道を歩いていくと、いよいよ本殿のある洞窟を見下ろ
す絶景ポイントとなります。

玉橋付近からの眺め

ここでは運玉っていう粘土製の玉を海の中に立つ岩の窪みに向かって投げます。
男性は左手・女性は右手で投げて、見事に入れば願いが叶うそうですよ。

「僕も投げようかなー、どうしようかなー」って思ったんだけど、周囲にいっぱい投げ
ている人がいたのでやめました。
だってさー、みんな「惜しい!」とか「入った!」「頑張ってー!」とか行っている中で
1人で淡々と投げるのは寂しいじゃないですか。
前回は周囲に誰もいなかったから投げたけどさー。ま、そのときも全弾入らなかっ
たけどね。

運玉は挑戦者を待つ

あそこに入ればOK

そしてメインとなる海蝕洞内の本殿を一周見て回る。
天井とかかなりギリギリな感じで収まっていて迫力あります。
安産祈願で有名だったりするけど、僕と安産とは現状全く接点が無いやね。

洞窟内の本殿

再び国道220号を走り出す。しばらく走ると海の向こうに「鵜戸神宮」を有する「鵜戸
崎」が見えてきた。
「鵜戸崎」の灯台は、灯篭のかたち。「鵜戸神宮」に合わせてこういうデザインにした
そうだ。

灯篭型の鵜戸崎灯台

油津にて海岸沿いの国道は448号となる。もう宮崎県の最南端エリアですね。
油津の3kmkほど南には、海に突き出た「猪崎鼻公園」という小さい岬があるみたい。
出てきた標識に沿ってハンドルを切るとなかなかワイルドな道になったが、所詮1km
ほどの突起の小さい岬なのでビビることはないっしょ。

猪崎鼻への道

<猪崎鼻公園>
15:03 猪崎鼻公園

「猪崎鼻荘」の駐車場も兼ねたところにイオを停めるに到着。
ここから5分ほど歩くと第1展望地っていうところに出るらしい。
他にもいくつか山の中を縫うような遊歩道があるみたいなんだけど、もうこの暑さな
のであんまり興味はないです。とりあえず代表的な景色を1つ見られれば良い。

標識に沿って山の中を歩く5分ほど歩くと、木の展望台が出現。
そこからは「七ツ岩」っていう海の中に点々と突き出しいている岩が見えました。

木の展望台

七ツ岩

「七ツ岩」はそこそこカッコよかったが、総じてあまり印象には残らなかったかな。
人もいなくてさびしい感じの岬でした。
あと、今の天皇もここに訪れたことがあると、展望所に書いてあった。

宮崎県の最南端へ

<道の駅 なんごう>
15:35 道の駅 なんごう

ここの道の駅に入る直前に「茶碗山展望所」っていうのがあって一瞬興味を惹かれ
たんだけど、少なくとも10分は丘を登りそうな気配を感じたので止めました。
もう今日は結構歩いているしさ、日南の海はどこから見ても素晴らしいしさ。
てゆーかもう僕、そんな歩き回れるような歳じゃないしー。

茶碗山

海に浮かぶ変な岩

ここで今まで積み重なってきた暑さによる疲労を吹っ飛ばすために自販機でコーラ
買いました。コカコーラ・ゼロ。
うん、ここまで基本的にビール以外の飲み物は全部水だったのよ。
こういうところであまりお金は使いたくなかったので。

しかしもうガマンできん。たかが120円だ。買ってやる。
そんで飲んだらバカウマー!シュワシュワー!コーラってこんなうまかったのか!
テンション上がりまくる。疲労?なにそれ?
(食費 \120)

南郷にて

海ギリギリの国号448号を駆け下りる。いよいよ次が宮崎県の最南端の岬である「
都井岬」です。途中で何度か車を停め、海の写真を撮影しながら進むんだけど、そ
の辺は端折らせてもらいますね。

16:20、「都井岬」のゲートを潜る。ここで岬に生息する野生馬、御崎馬の保護育成
管理費として400円を支払います。
ちょっと高いけど、しょうがないね。かわりに数種類の立派なパンフレットをドサッとも
らえちゃいました。
(観光 \400)

緑の丘を走る

サルの親子

綺麗に整備された緑の丘がどこまでも続く岬の先端エリア。
あ、結構ゲートから岬の先端まで距離があるんだね。数kmは軽くある?

ここいらは御崎馬の生息地。せっかく400円払ったのだから馬も見たいところなんだ
けど、どこにもいません。あれれ?前回はいっぱいいたのにな。サファリパークみた
いになっていたのにな。ちょっとションボリ。
ちなみにサルならいました。親子でいました。チラホラ見かけたよ。


<都井岬>
16:26 都井岬

宮崎県最南端到着!

霞のかかる海

海抜250mに立つ都井岬灯台。あそこに行くにはまた料金が必要です。
九州大暴走(2-61)」では営業時間が終了した直後で、特別にタダで入れてもらっ
たんだよな。
しかも「若い人はゲートを乗り越えて入ってるから、あなたも乗り越えて入りなさい」
とメチャクチャなことを言われたんだっけ。

今回はかろういじてまだ営業しています。16:30で営業終了?
なんかビミョーな時間過ぎて楽しめそうにないし、空に雲が出始めてしまっている。
ここはおとなしく駐車場からの景色を楽しむのが吉と判断したよ。

都井岬灯台

しばらくダラダラと周囲の景観を楽しんだ後、また車に乗り込んで来た道を戻る。
そこで御崎馬を発見!3匹もいるわ!
ちょうど路肩充分分なスペースがある場所だったのでイオを停め、馬の写真を撮ら
せてもらいました。

日本在来馬、御崎馬

イオ&御崎馬

現在100頭もいない貴重な御崎馬。
サラブレットと比べると小ぶりでズングリしているのが特徴です。

夢中になって見入っていると、背後から何者かの視線を感じる。
…おかしい。車の音も人間の足元さえも聞こえていなかったのに、なぜ急に背後に
気配を感じたのか。

バッと振り返ると、サルがいました。
サルのヤツも御崎馬をガン見してました。僕に存在を悟られると慌てて逃げて行って
しまったけどね。


岬から国道448号まで戻り、串間の中心地に向けて西に走る。
ここで「一里崎」という標識が出てくる。おっ、岬なのかね?だったら行ってみようか。
標識に従い、海側に入ると途端に道はローカルになっちゃいました。

一里崎への道

しかし進んだ先に出てきたのは、まさかのT字路。そして標識も無い。
試しに右も左もちょっと行ってみた。だけども何もねぇ。狭い狭い市街地。
くっそ、どうなっていやがるんだよ。

もう一度T字路に戻り、よくよく観察する。
あ、ここ、T字路じゃなかったです。交差点でした。

真っすぐ行けたー!

うおぉぉ、狭い

海に出た

ここ、道?本当に道?なんか真っ暗なんですけど。
勇気を出して突っ込んでみると、すっごい森。木々のトンネル。トトロか。
それを抜けると海に出ました。なにここ?


<一里崎海浜公園>
17:30 一里崎海浜公園

地図と見比べて現在地を確認。ここは一里崎海浜公園だ。
後日ネットで確認すると、超穴場的な海水浴場とのこと。そりゃそうだ。外部の人間
じゃ存在に気付くのも困難であろうな。

しめ縄と紙垂?

砂浜

なせこんなところにこんなものが?
海に面した砂浜に竹が2本刺さり、その間をしめ縄が結ぶ。そこには紙垂がついて
いるし、地面にも紙垂が設置されている。
まぁいいや。考えてもわからんもんはわからん。
東の方を見ると、突き出た岬が見える。あれが「一里崎」か。


車に乗り込み、「一里崎」と思われる分岐に入ってみるが、途中で進行困難。
「一里崎荘」の敷地になっちゃうのか?他に道はないのか?
この先に展望所がありそうな表記がツーリングマップにはされているのだが。
しかし僕は別にそこまで「一里崎」にこだわる理由もない。
存在を知ったのもほんの20分前だし。諦めよっと。

※後日調べたところ、ここの展望所の存在はネット上に1件しかない上、辿り着いた
  人は僕は調べた限りでは皆無でした。

国道に戻ろう

県道454号を使って国道448号に戻る。この県道、狭いね。
宮崎県もあと5kmくらい。正面からの西日が眩しいね。もうすぐ日が沈む。

西日射すトンネル

昔お世話になりました

17:58、宮崎県から鹿児島県に入りました。
すぐに見覚えのある「大黒」ホテルが出てくる。ここは日本1周目にみんなでランチを
食べたところだね。懐かしい。

この直後にも小さい岬が出てくるんだ。その名は「ダグリ岬」。
日の沈む前に刊行してしまいましょう。
国道448号から海側に一瞬入る。「国民宿舎ボルベリアダグリ」の敷地が隣接してお
り、国民宿舎が経営する小さな遊園地の観覧車も見えます。


<ダグリ岬>
18:00 ダグリ岬

国民宿舎の裏手にある駐車場が、岬の駐車場を兼ねているっぽいです。

夕暮れのフェニックス

岬への遊歩道

岬へと歩きだしたら、うおっ、いきなり道がワイルドですな。しかも薄暗い。
ちょっと不安になりながらも歩き続け、5分ほどで岬の先端にある展望台へとたどり
着きました。

鉄筋コンクリの、大きな円形の簡素な展望台。
眺めは普通だけど、日暮れの風が気持ちよかった。
鹿児島入りしたという満足感と相まって、たそがれた。

ダグリ岬展望台

秋風に吹かれて

国道448号を西に行く。明日のことを考えて、ここでガソリンを満タンにしておこう。
(ガソリン \5313)


<道の駅 くにの松原おおさき>
巨大カブトムシが印象的な道の駅ですね。久々にやってきました。
ここは温泉があるしコンビニも目の前だしね、すごい便利。

18:49 道の駅 くにの松原おおさき

大型の道の駅

2匹の巨大カブト

ますはこの道の駅内の温泉、「あすぱる大崎」に入る。
ちなみにここは宿泊もできるのですよ。
(入浴 \300)

それから湯上りに歩いて向かいのコンビニへ行き、酒とサラダを買う。
お昼にこってりラーメン食べたから、サラダは2人前にして相殺するぜ。
でも、チキンも買っちゃったけどな。
(食費 \695)

飲み会開始!

では、飲み会を開始しますか。
自販機の灯りを頼りに、読書しながら道の駅のテーブル席で1人で飲みます。
この時期は多少蚊もいるのでね、肌の弱い僕は虫よけスプレーも欠かせません。

そういや昨日「白鹿権現」行ったじゃないですか。
そこで木々に絡まったりしたから腕がかぶれちゃったよ。僕、草とか葉っぱには基
本的に直接触れられないんだよ。薬塗っとこう。


明日は、この度で一番晴れてほしい日です。
なぜ晴れてほしいのか、それはこの度で一番の目的があるからです。
ここの立地と僕の旅のテーマを知っている人なら、すぐにわかるよね。
うん、明日が最高に楽しみです。

21:30 就寝

―― 前日までの走行

―― 本日の走行