9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県) 
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所











9/7(鹿児島県)  9/8(熊本県)   9/9(長崎県)   9/10(佐賀県)  9/11 
痛烈なヤブ漕ぎ     正体不明の遺構   壮大な海上廃墟    玄界灘の巨大岩    エピローグ
中渡瀬骨粉水車     トンカラリン       軍艦島          立神岩         これが僕の夏休み

9/2       9/3(福岡県)   9/4(大分県)   9/5(宮崎県)   9/6(鹿児島県) 
プロローグ      静寂の水中行軍    断崖の骸骨神社   山と渓流の世界    宇宙に思い馳せ
平成最強台風   千仏鍾乳洞       白鹿権現        尾鈴山瀑布群     内之浦宇宙空間観測所

9月3日 静寂の水中行軍 「千仏鍾乳洞」
9/2-3 走行距離:1186km 支出:\30,950


6:00 起床

ここは滋賀県の秦荘PA。2時間半仮眠してました。
いやー、揺れたね。寝ている間も強風で車がグワングワン揺れていたよ。
不安な夜を過ごしたよ。

相変わらずの雨

当然外はまだ雨。てゆーか台風はさらに日本列島に接近して来ているからね。
周囲の木々は強風でメッチャしなっていますよ。怖い怖い。
ダッシュでトイレを往復しました。早速濡れました。
では、出発しますか。

6:09 出発


雨はまぁ、常識レベルの強さ。でも風はとんでもない。スピード出したらいつスピンし
てもおかしくないよ。高速なのに制限速度は40kmになっているよ。

四国には渡れません

白霞の高速道路

「本州〜淡路島」、そして「淡路島〜四国」は二輪車通行止め。
本四架橋は危険すぎる模様です。
大阪府に入ったんだけどね、高速道路はガラガラ。
とても土曜日の朝とは思えないぞ。

7:14 吹田JCT

ここからは中国自動車道に乗り換えます。
雨の降りしきる中を淡々と走るよ。もう、修行みたいだよ、これ。ドライブする楽しさと
か、全然ない。冷や汗。忍耐。恐怖。


8:11 安富PA

ここは兵庫県の真ん中あたりの山間部です。雨はザバザバ降っています。
ずっとラジオで情報収集しているんだけどね、台風はスピードがどんどん落ちてい
るらしい。
そのせいで台風の真下の地域は長時間雨に降られてとんでもないことになってい
るんだけど、どうやら僕が台風の中心部に直撃することはないみたい。
まだ四国だとかその辺らしいので。

しかし、僕自身にとってはここからが最も台風に接近するエリア、岡山県。
僕のチキンハートは、果たして岡山県を突破できるのだろうか…。
行くぜっ!!

土砂降りPA

中国道、通行止め!!

うおぉぉぉ、やっぱダメだー!高速で岡山県、突破できねぇぇよおぉぉぉー!
落合ICから北房ICまで、通行止めだってさ。
その距離はそんなに長くはなかったと記憶しているが、ショックはデケー。

9:30 中国自動車道 落合IC
(高速道路 \5600)

高速を降ろされる

知らない一般道に放り出されちゃったよ…。
どこだっけ、ここ?日本2周目に観光した「満奇洞」とか、この近くだったよね?
で、中国道に再び乗れる北房ICはどっちだ??

あのさ、今回の行先は九州なのでツーリングマップルは九州版しか持ってきていな
いんだよね。そして車のナビはデータが兵庫県より東しか入っていないの。
だからここは地図すら表示されない。

どっちに行けばいいの?とりあえず勘で進むっきゃないでしょ。あぁ不安。あぁ無情。
こういうときに限って周りに車いないし。いっぱい車いれば、昨夜の富士ICのときみ
たいにみんな一緒の方向に進むから道を間違えることも無いのに。
国道313号をたぶん進行方向と思われる方向に進みだしました。

うわぁ。マジでピンチだと思う。
車停める余裕なかったから写真にも撮らなかったけど、あと30cmくらい水位が上が
れば氾濫しそうなところとかもあったぜ。
しかも台風の直撃はまだこれから。ヤバイよ、心配だよ。大丈夫かなぁ、この地域。


<道の駅 醍醐の里>

国道沿いに道の駅が出てきました。
道の駅だったら周辺の地図だとか、なんらかの情報があるのね。運が良ければ従
業員さんに情報をもらうこともできるでしょう。

9:42 道の駅 醍醐の里

増水してます

これはきっと国道沿いを流れる「備中川」。なんか水かさがヤバイことになってます
けど?濁流がうねっています。見た瞬間、背筋がゾワワッってなった。
河原が完全になくなってるよ。氾濫しかねないんじゃない、この水量は。

氾濫しそう

醍醐の里

あのポール(?)の上に乗っているベロベロした感じのオブジェ、この近所では有名
な「醍醐桜」っていう桜の木のオブジェなんだってさ。
桜に見えねー。マイタケだと思っちゃったよ。山間部だし。

んで、道の駅内で周辺地理確認。次に高速に乗る予定の北房ICの場所を確認でき
ました。基本的にこの道をまっすぐでいいのね。


高速に乗る前に、2度目のガソリン給油。
(ガソリン \5421)

ついでに店員のおじいさんに高速を降ろされちゃっていることを報告し、ICの詳細な
場所を聞きました。
おじいさんは「そうか、さっきの車も高速を降りちゃったって言っていたけど、通行止
めだったのかぁ。こりゃ、土砂崩れかな。」とようやく事態を把握。
「うん、てゆーか結構ヤバイですよ。ここの下の方の川も氾濫寸前でしたよ。」って報
告しといた。

どこまで行くのか尋ねられ、「九州です」と答えると「九州ーッ!?」と驚かれた。
うん、この台風の中、無謀だけど目指してみるよ。

10:03 中国自動車道 北房IC


11:56 筒賀PA

峠は越えた…

広島県に入りました。北房ICからここまでは時速40km規制だったり雨風激しかった
りとこれまたラクな道のりではなかったけれど、峠は越えました。
駐車場の地面は乾いています。雨は降っていません。
やったー!台風12号、突破!!

しかしもうお昼ですか。本来ならばこの時間には下関にいたかったのに、いろいろあ
って遅れを取ってしまったな。だけども無事で何より。

島根県でチラッと青空

もうすぐ九州

ひた走る。長い長い広島県を通過し、島根県に少しだけ足を踏み入れ、そして本州
最後の県である山口県が登場する。コイツがなか通過に時間がかかるのだ。

途中で雨が降ったり止んだり、そして突風に襲われたり。
だけれども前方が明るくなったり、青空が覗いたり。
その度に一喜一憂して疲れたぜ。で、結局どうなんだよ、九州の天気は。

そしていよいよ、九州に渡るときがやってきました。

14:00 壇ノ浦PA

関門橋&イオ

門司港レトロ

うーむ、何とも言えない微妙な天気。パラッと雨が降ってきたりもするけど、ちょっと
だけ晴れている。

ここは本州側最後のPAです。下関ICからすぐのところだけど、立ち寄ります。
僕は幾度となく九州に渡っているけれど、関門橋を使って九州に渡る前には必ずこ
こに立ち寄っています。
今回は「シルバーウィーク大暴走(3-73)」以来の2年ぶりの訪問だね。

関門橋はその名の通り、本州の下関と九州の門司を結ぶ橋。全長は1068m。
すぐ目の前にはもう九州の福岡県が見えています。
有名な観光地、「門司港レトロ」内の跳ね橋、「ブルーウィングもじ」だって普通に目
視できるのだ。
よーし、これからあそこでも観光してやろうかね。

福岡を1人旅している学生時代の仲間であり旅人の"ぶるるぶ"に「こんにちは九州」
みたいなメールを飛ばしておいた。
以前に「礼文島旅行2008(3-41)」では旅先で合流したりもしたけど、今回は会えな
いだろうな。僕、今回はハードに走りまくるしさ。

そして九州へ…!

14:18 門司港IC
(高速道路 \3700)

3回も乗り継いできた高速道路も、ここでようやく終了。不慮の事態で2回降ろされた
せいで、深夜割引が適用できた区間が当初より随分短くなってしまったよ。


<門司港レトロ>
14:20 門司港レトロ

「関門橋」のたもとにある観光地、門司港レトロにやってきました。
ここを観光するのは「九州旅2007(3-15)」以来だから4年半ぶりかな?
ちょっと散歩してみましょう。

国際友好記念図書館

旧門司税関&関門橋

船上レストラン「オッテゴーナ」

門司港は明治・大正時代に外国との貿易で栄えた町。
ここにはその頃の建築物が今でも残っていたり、復元されていたりするのだ。

「国際友好記念図書館」は、ロシアが大連に建てた東清オフィスを、北九州と大連と
の友好都市締結記念で複製したもの。
「旧門司税関」は1912年に建てられた税関庁舎をギャラリーに改築したものだそうだ。

台風大接近のせいか土曜日だというのにあまり人もいないし店も賑わっていない。
まぁいいや。僕はのんびりとマイペースに散歩をするよ。
あと、腹減った。家を出発してから食べていない。
そうだ、門司港の名物である焼きカレーを食べよっと。

旧大阪商船

港のウッドデッキ

大正レトロ、いい町並みだねぇ。日本じゃないみたいだ。
「旧大阪商船」は、1917年に建てられた大阪商船門司支店の建物を修復したもの。
オレンジ色のレンガが素敵だね。

焼きカレーのお店は門司港駅付近にあるそうだ。ブラブラ歩いて行ってみよう。

旧門司三井倶楽部

門司港駅

上の写真の2スポットは、2年前にもチラッと見て写真も撮ったね。
門司港駅がすごい。年季が入り、かつその繊細なデザインに心を打たれたぜ。
なんて綺麗なシンメトリーなんだ。
この駅は1914年建造で、ネオ・ルネッサンス様式。
日本初の鉄道駅の重要文化財になったんだって。


<「伽哩本舗」>
14:46 「伽哩本舗」

門司港駅のすぐ近くのお店に入りました。ちょっと有名なところだそうなので。
いろんな焼きカレーがあったけど、オーソドックスなヤツにしてみたよ。
(食費 \790)

伽哩本舗の焼きカレー

グツグツに煮えたぎった文字名物の焼きカレー。
チーズとタマゴがトッピングされているのが特徴です。ま、カレードリアを想像してい
ただくのが無難でしょうな。

あぁー…。平和だなー。
オシャレな街の喫茶店風のお店で休日に1人カレー食ってる僕。
なんて優雅でオトナな休日の過ごし方なのでしょう。

しかしね、こう一筋縄ではいかないのが【日本走覇】じゃないですか。うん、わかって
るよ。僕自身が一番よくわかっているよ。波乱万丈から逃げられない我が運命を。
だからこそ、こうやって束の間の平和を噛み締めていたいのさ。


食後、海沿いに「関門橋」を見ながら駐車場方面に歩いて戻る。
跳ね橋の「ブルーウィングもじ」は上がっているけど、あと10分くらいで下がるみたい。
これを迂回すると10分くらい遠回りになる。
どうせだったら待って行こうか。

跳ね橋・ブルーウィングもじ

間もなく跳ね橋がカパーッと開きました。
待っていた10数人の観光客が「わーい」みたいな感じで次々と渡って行く。

まぁ、開いてみれば普通の橋っすね。みんな橋の真ん中で記念撮影とかしているけ
ど、そこまでのテンションにはならないや。
てゆーか記念撮影しようにも1人だから撮影できないのが最大の理由ですね、はい
すみません。


駐車場に停めておいたイオに乗り込む。
次の目的地は、同じく門司エリア。
さっき高速道路を降りた門司港ICの向こう側の海岸にある、「太刀浦埠頭」です。
北九州を代表するコンテナターミナルです。

なぜコンテナターミナルなんかに行くのか、生粋の旅人や突端マニアだったらピンと
来ますよね?
そう、「太刀浦埠頭」は九州の最北端なのです。
久々に行くぜ!意を決して行くぜ!だけども悪いことはしないと誓うぜ!


<太刀浦埠頭>
15:40 太刀浦埠頭

門司港ICから東に1〜2km。
ハンドルを左に切り、埠頭エリアに突入します。一般車には全く用の無いエリア。
部分的に関係者以外親友禁止であり、その前には監視員が立っていたりする。
怪訝な視線をもらったりするけど、まだ大丈夫。
ここは合法的に入れるエリアなのだから。でもドキドキ。

工場地帯

立ち並ぶコンテナ

うおぅ。工場美だね。ガショガショしていていい感じだね。
なんだかよくわかんないレールが頭上を横切っているのもテンション上がりますな。

どんどん進んでいくと、コンテナがズラリと整列しだしたよ。
そのエリアを突っ切ると、ついに埠頭の先端に到着。ここでちょっと車を停めるか。

九州最北端&YAMA

すぐ側には海難救助船の"早潮丸"がいる。なんだか絵になったので、イオと一緒に
入れさせてもらった。
はい、ここが一応九州の最北端です。
本当に厳密にいうと、すぐとなりの埠頭の方がほんのちょっと北なんだけど、一般人
が立てる九州最北端はここです。

でも風がすっごい。塩水が風に煽られてこっちまで飛んできますよ。
しょっぱい。九州最北端の思い出、しょっぱい。
こんな感じでこれから九州の東西南北全部踏むからよろしくね。

太刀浦のパノラマ

ちなみに、あっちのキリンさんがいるあたりがさらに北です。
でも、立入出来ないのです。

僕もいろいろ調べました。コンテナターミナルは平日であれば一般人も見学できるツ
アーがあることとかも知っています。
だけども、それでもあっちには行けないのです。それでも一応申し込んで交渉してみ
ることも考えたけど、今日は土曜日だしな。ハナッからダメなのだよ。

では、試しに向こうに行ってみましょうか?どんな結末になるのか行ってみましょう。

さらに北へ

アートなコンテナ

キリンのカップル

もう、コンテナだらけ。山積みされた、見上げるようなコンテナの中を迷路のように進
んでいく。一応違法じゃないけど、見つからないように見つからないように…。
なんだか自分が小さくなったような気分。あぁ、僕ってチビだけど、もっとミクロになっ
たような気分。
両側にうず高く積まれた現職バリバリの箱を見ると、アメリカのスーパーを思い出し
てしまうよね。

さぁ、そしていろんなところをウロウロ走った挙句に来ましたよ。
ここが通行止めゲート。この先が埠頭の先端なのです。

ここが限界

このゲートの向こう側には警備員が駐在している監視小屋があります。
僕がここにイオを停めていたらね、2人の警備員が顔を見合わせ、そしてうなずいた
あとにこっちに向かってくるわけなんですよ。

うおっ!こりゃマズいですな。
ゲートを潜っているわけでもないのに、尋問されちゃう系ですか?
僕は悪い人じゃないよ。コンテナ倉庫の中で白い粉の取引をしたいわけでもないで
すよ。
でも捕まったらそれでけでメンドい。ここは一目散に逃げるッ!

埠頭からエスケープ

フヒヒ、楽しかったぁ。
ちょっと天気は悪かったけど、いろいろ写真が撮れて良かったなー。

ここは日本2周目の「九州大暴走(2-61)」でも到達しているんだけど、ロクな写真を
撮れていないし、ちゃんと一般人が行ける限界までチャレンジしていなかったからね。
九州の突端の中ではダントツに風情が無いところだってことはわかっていたけど、ち
ゃんと筋を通したかったのだよ。


県道72号から県道25号に乗り換え、新門司方面へ。
すぐに雨がパラパラと降り出した。えーっ!なんでだよ!せっかく台風を突破したの
に、なんでここで降り出すのかなー。

このあとは北九州の景勝地である「平尾台」にでも久々に行きたかったのに、雨じゃ
あ何もできないじゃないか。
あ、なら洞窟にでも入っちゃうか。「千仏鍾乳洞」か。

今は既に16時半を回っている。
「平尾台」にある「千仏鍾乳洞」に到着することには17:30近くになるかもしれない。
営業しているか微妙だなー。クローズしていたらヘコむなぁ。

国道322号に乗り、南下。途中でガソリン給油。
(ガソリン \5735)

見覚えのある「平尾台」の山々が雨の中に見えてきました。
左折して県道28号へ。よーし、山道登るぜ!

平尾台へ

ぐおぉ、周囲の木がバッサバッサ揺れているよ。そして木の破片が辺りに散らばっ
ているよ。台風の影響なのなね?すごいことになっています。
そしてもう既にこの悪天で暗くなり始めています。
そりゃこんな天気なら車もいないよな。怖いよ、寂しいよ。

濃霧と強風の中で

うわぁぁぁぁ、もう最悪だよぉぉぉ。
標高が上がれば雨も風も強くなりますよね。そおくらいはガマンできるんだけど、霧
まで出てきた。もう何も見えないんですけど?

こういうとき、皆さんならナビを心のよりどころにし、ナビを頼りに目的地に向かえる
んだと思う。
だけど西日本の地図データの無い僕のイオじゃそんなことできないし。

2つ上の写真に写っているナビをよく見てほしいんだけど、映し出されているのは東
京なんだぜ。
もっと言うと、日本の道路の中心地、東京の「日本橋」です。
もう地図にないところにいるから、開き直って「日本橋」を映し出してるの、このナビ。
やってらんないわ。


<平尾台>
なんとか平らなところに出ました。草原の中を細い道がクネクネとと続いている。
ここが日本三大カルストの1つ、平尾台です。

17:10 平尾台

無人の荒野

暴風雨のカルスト

強風の吹き荒れる草原。こりゃとても外には出れません。車の窓を開けて写真を撮
るのが精一杯。
そもそもあまいr立ち止まっている時間も無いしね。「千仏鍾乳洞」の営業が終わっち
ゃうかもしれないから。

平尾台は山口県の「秋吉台」、愛媛〜高知県の「四国カルスト」と共に日本三大カル
ストの1つです。
カルスト特有の白い石灰岩、ピナクルが草原から顔をのぞかせています。
羊のようにも見えるから、羊群原とも呼ばれているんだよ。

もう、こんな荒れ狂った写真じゃよくわかんないよね。
ここは日本1周目や日本3周目でも訪れています。
九州旅2007(3-15)」なんかが結構晴れていて気持ちよかったので、よかったらそ
っちを参照してやってくださいな。

しなる木々を縫って

<千仏鍾乳洞>
17:16 千仏鍾乳洞

木々に囲まれた駐車場に到着。なんかドアを開けられないくらいの風雨だ。
そして、鍾乳洞はこの時間でこの天気でも営業しているのだろうか。
実はここから洞窟は見えないのだ。
どうやら駐車場から続く森の中の階段をしばらく下がって行かないと到達できない
模様。

うえぇ。ただでさえ外出するのも憚られるのに、この薄暗い階段をさがっていかない
と営業中かどうかすら確認できないのかよ。

どうする?一瞬躊躇する。
とそこへ、階段の下からズブ濡れになった大学生っぽい連中が登場。
不幸にも、強風で傘が壊れたっぽいね。
しかし下から人が来たということは、少なくとも現時点では鍾乳洞は営業している。
行ってみようか!

山道を下る

こんな激坂を下ることおよそ5分。鍾乳洞の営業所が見えてきました。
係員らしい人に営業していますか?と聞くと、ギリギリでやっているみたい。
ぶっちゃけ、帰ろうとしていたような気配も見え隠れしていたけど。

とりあえず受付し、そして指定のサンダルに履き替えて洞窟に向かう。
なぜ洞窟なのにサンダルなのかって?そりゃ後でのお楽しみですわ。
(観光 \800)

入洞

はい、おじゃましまーす。誰もいない鍾乳洞。傘を片手に入洞。
実際は上の写真よりもずいぶん暗いよ。

昔は1人で鍾乳洞に入るのはちょっとドキドキしたり受付しづらいような気もしていた
んだけど、もう僕は全国の鍾乳洞を1人で入っているからね。
怖くもなんともないや。むしろ1人の方がくつろげる。

大石柱&YAMA

天景

「ザワザワ…」「ザワザワ…」。
どこからか人の話し声のような、歩く音のような反響音が聞こえてくる。
「あれ?やっぱりこの洞窟には僕以外にも誰かいたのかな?」

そう思うんだけど、それは思い過ごし。
洞窟を歩く僕の反響音か、はたまた流水の反響音か。不思議不思議。

鍾乳石を見ながら

鍾乳石のレベルはまぁまぁ。特に照明や演出に凝っているわけでもなく、規模もそこ
そこ。ま、ライトアップ演出しすぎている鍾乳洞もちょっと引いちゃうけどね。

そして入洞から15分近く経ったところ。
ここでロケーションに一気に変化が現れます。
来たよ…。キタよ…。

えぇ、これがね、千仏鍾乳洞の最大の特徴なのです。
入口から480m地点で現る川。ここから先はこの川の中をジャブジャブと歩いて探
索するのです。そのために最初にサンダルのレンタルがあったです。

足を水の中に入れてみると、うひょっ!冷てー!
だけどもそのうち慣れるでしょ。こちとら福島の「入水鍾乳洞」も突撃してますから
ね。あそこよりは100倍マシでしょ。

青い小川

鍵穴の通路

川の中にて

ここは石灰の一枚岩。床は水で洗われたためかツルツルなので、サンダルで歩い
ても危険ではない。かといって滑ってしまうほどツルツルでもない。
足首ほどの深さの川をどんどん進む。

しばらく行くと、床は乳青色になりました。その上をサラサラと流れる小川。
すごい色だね。なぜこうなったのだろう。
そして鍵穴のような形状の細い通路が続く。すっげぇ。その美しさに鳥肌が立つ。

初音乳

円形の池

この水中エリアも鍾乳石はポツポツと普通にあります。
しかし視線はそんなのよりもむしろ足元の川の方に行っちゃうのです。楽しすぎて。
そんな中でも目を引いた鍾乳石が、この「初音乳」。
天井から大きく突き出している、特徴的なかたちです。

そこを過ぎると、川は深くなってきた。ヒザくらい?もうズボンの裾がビショビショです
よ。そして通路も狭くて濡れていたから、服もビショビショですよ。
貴重な衣類が初日からこのありさま。明日からどうしよう。

サンダル待て待て事件

もうすぐゴール?

入口から歩くこと25分。ついに電気照明が途絶えてしまいました。
ここまで入口からは870mでした。

この先も300mほどは懐中電灯があれば行けなくもない。しかし漆黒の世界だし、通
路を豪快に滝が流れ落ちていてズブ濡れになると聞きます。
さらにその奥は水流の中をほふく前進でないと行けない危険ゾーンだそうで。
僕はここで引き返すよ。もう時間も時間だし。

終了ー!

Uターンし、また洞窟を戻る。
濡れた足を拭いて靴に履き替え、そして激坂を登って駐車場のイオのところまで来
ました。

って後ろからもう係員の人が登ってきたよ。営業所をクローズさせて速攻で来たの
だろう。つまり僕が洞窟内から出てくるのを帰れずに待っていたのね。
18:00頃、千仏鍾乳洞を出発する。

相変わらずの悪天候

ぐおぉ。相変わらず吹き荒れているねぇ。しかも今回はそれに暗闇まで加わってきた
よ。運転条件が劣悪すぎて笑える。

県道28号を、登ってきたのとは反対の東側に下って行橋の町に出ようと思います。
クネクネと山道を下ると、次第に雨が止み、風が落ち着いてきました。
やっぱ高原だから天気が悪かったのね。平和な街中に出て安心した。

行橋市街

なんか台風前後の夕暮れって空がセピア色になりますよね。気持ち悪い。
そして空気が変に生暖かい。
行橋からは国道10号を海沿いに東へと向かいます。

ラジオからは台風12号の情報が流れる。
どうやら現在は岡山県まで来ているらしい。時速10kmだって。遅ーい。
ゆっくりゆっくりと大量の雨を降らせながら進み、おかげで四国や近畿地方は記録
的な雨になって土砂災害が多く発生しているそうだ。


<道の駅 豊前おこしかけ>
19:19 道の駅 豊前おこしかけ

国道10号沿いの道の駅です。国道沿いなのに結構暗い。ここは車中泊も無難に出
来そうですな。しかし先にお風呂に入らないと。
ツーリングマップルによると、ここかあら東に数kmのところに温泉があります。
そこに入った後、またここへと戻って来よう。

事前チェック

県道133号に入り、宇島駅前を南に入って1kmほど。
そうすると「天狗の湯」っていうのはあるはずなんだけど、気付かずに国道に出ちゃ
った。
おかしいな。もう一度来た道を戻り、ウロウロしつつ発見。
ツーリングマップルでの標いjがちょっとずれているような気がしたし、縮尺も大雑把
なので気付かなかったわ。ナビないとこういう時に不便だね。


<「豊前温泉天狗の湯」>
19:38 「豊前温泉天狗の湯」

初日の温泉

九州は温泉天国だから、これから毎日温泉に入ろうと思うよ。
ここはヌルヌルスベスベのいいお湯でした。
(入浴 \460)


お風呂上り、道の駅に帰る途中にあったコンビニに立ち寄る。
夕ご飯とお酒を購入します。
(食費 \744)

そうそう、今回の旅の食事のスタンスを公開するとね、お昼はグルメ。土地の物を食
べたいだけ食べようと思う。
夕ご飯はサラダ中心。あと、お酒。車の中で食べることにしようと思う。
そんで朝は…。特にいらないや。しいて言えば、ガム。


<道の駅 豊前おこしかけ>
20:20 道の駅 豊前おこしかけ

さっきの道の駅に帰ってきました。イオをあらかじめ車中泊バージョンにしておき、
その脇の路肩で晩酌開始です。

秋に入ったためか夜は涼しくて気持ちがいい。
このわずかなシーズンだけ、車内ではなく外で飲み会ができるのだ。
お風呂上りに夜風に当たりながらビール飲めるなんて、最高ですよ。
昨日からハードなスケジュールをこなしてきたので、酔いが回るのが早い。
普段の3倍酔う。

ビール&サラダ

路上でカンパイ

1時間ほどでいい感じにできあがりました。
もうダメ。眠い。
イオに乗り込んで爆睡です。おやすみ。また明日。


21:20 就寝

9/2-3 走行距離:1186km 支出:\30,950走行距離:1186km 支出:\30,950

―― 本日の走行