東海山間部突破 (4-12)

2011.4.16-18
走行距離:1233km
実行人数:1名

東日本大震災後の自粛期間から復帰!東海山間部をワイルドに横断ドライブします!

深沢峡の五月橋

Chapter.1     Chapter.2     Chapter.3
飛水峡       深沢峡       寸又峡

Chapter.1  飛水峡


東日本大震災から1ヶ月が経ちました。
関東の街からは光が消えて暗いままだけど、なんとか普通の暮らしに近いものが
戻ってきたような気配です。ガソリンも入手できるようになったし。

一時期は自粛自粛と言われてきたけど、そんな風潮も無くなりました。
では、そろそろ僕の復活のときですかね。

被災地の状況のこととか、自分に支援できることとか、考えることはいろいろあるけ
ど、一旦そういうことは胸にしまっておきましょう。
大事なのは、自分が自分であること。

だから僕はまず自分を取り戻すための旅に出ます。
僕らしいドライブ。ちょっとマイナーでワイルドで、ワクワクするような車中泊の行き当
たりばったりの旅。
前回のドライブから1ヶ月半。久々に愛車の"イオ"の活躍です。


4.16

6:12 横浜出発

雨が止んだばかりのドンヨリ曇り空。遅かった今年の桜は、横浜の片田舎でもまだ
咲いています。ここ数日の雨でずいぶん散ってきたけどね。

愛車のイオ

横浜の桜

はい、じゃあ出発しますよー。行先は特に決めていないけど、とりあえず岐阜県の
中央部くらいに行ってみようと思う。美並とか、あの辺。
目的は、まあ追々開示しますわ。

体調はなんとか運転できる程度って感じかな?
昨日は鼻水とダルさが酷くてね、東京都心を歩きながらフラフラだったのよ。
だから本当だったら昨日の前夜発の予定だったんだけど、夜はしっかり寝ることに
した。
今朝、体調が若干戻ったからこうして旅立てたのだよ。

まずは国道16号で横浜から東京八王子を目指します。
途中、相模原のマクドナルドでドライブスルーで朝マック。

8:07 中央自動車道 八王子IC

ここから中央道を使って岐阜県までワープしますね。
高速沿いの桜が綺麗だ。そして、なんとなく晴れてきたような気がする。

中央道に乗る

途中、山梨県の一宮御坂付近では左右に桃畑が広がります。桃も今が開花時期
なので、一面ピンクです。
ここは3年前の「山梨・お花見ドライブ(3-33)」で観光したよね。

8:38 初狩PA

「富士山」が綺麗に見えたので、このPAに入りました。
ついでになんだか眠いので、栄養ドリンクとコーヒーを買いました。
こんなところでややお疲れとはね。久々とはいえ、不甲斐ないっす。

初狩からの富士山

御坂の桃畑

このまま長野県に入り、「諏訪湖」を右手に眺める。ここからは折り返し地点。
岐阜県を目指し、中央道の南下が始まります。

諏訪湖

10:23 座光寺PA

長野県の飯田市までやってきました。ここで2回目の休憩です。
あと、今後のルート確認。
PAの敷地内には桜がいっぱい咲いていて綺麗。PAやSAって意図的に桜を植えて
いるのかな?桜が植わっているところ、多いよね。ナイス作戦だ。ステキ作戦だ。

座光寺の桜

かつては日本1の長さを誇った恵那山トンネルを通過し、長野県から岐阜県へと入
りました。こんにちは、岐阜県。

11:17 土岐JCT

ここからは東海環状自動車道を北上します。
美濃加茂とかを経由し、美並へと向かう予定なのだ。

11:33 美濃加茂SA

ハイオク165円

晴天の美濃加茂

ここで給油しておいた。震災後のガソリン価格、マジ鬼。
ハイオク車であるイオにとっては厳しい時代の始まりですな。でもこれからも走るけ
どな。

12:02 美濃関JCT

ここで東海環状自動車道から東海北陸道へと乗り換えました。
そしてさらに北へと走ります。もうすぐ最初の目的地です。

12:15 東海北陸自動車道 美並IC

ここで高速を降りました。最初の目的地は、もうここから見えている「日本まん真ん
中センター」です!
いやぁ、早くも苦笑いが込み上げて参りますなぁ!

とにかくまん真ん中

<日本まん真ん中センター>
12:16 日本まん真ん中センター

久々ー!「中部・東海一周旅(3-50)」以来、2年半ぶりに訪れたよー!
日本の中心マニアの僕は日本各所の日本の中心を回っていますが、ここだけは変
な笑いが込み上げてきちゃうのです。

説明すると、ここは人口重心地となったことを記念して建てられた施設です。
建物は巨大な日時計になっています。22億円かかっています。

美並は人口重心となったときに勢い付き、巨費を投じてこの施設を作って全国にア
ピールすると共に、まん真ん中温泉・まん真ん中の駅・まん真ん中広場とか、いろ
いろな施設にまで"真ん中"のキーワードを盛り込んで頑張りました。

しかしこの施設の完成からたったの5年で人口重心は隣町に移り、もう美並は人口
の中心ではなくなってしまった。
だってほら、人口は徐々に東京方面に集中傾向にあるからね。
必然的に重心は動くのだよ。
だから後には"真ん中"の名前の付いた施設だけが残ったっていう結果です。

日本まん真ん中センター到着

1995年の人口重心地です。
建物の上の柱が、その中心を指し示すとともに日時計の主軸になっているみたい
です。
この建物の中は前回は早朝過ぎてOPENしていなかったので入ったことが無い。
だから今回が初潜入となります。

「日本のまん真ん中 美並」

「美並村は人口のまん真ん中」

美並を示す日本地図

いや、どんだけ真ん中アピールしてるのよ、あなた。
ここまで熱烈アピールされると、逆に軽くイラッと来ちゃうわ。

館内はガランとしていて、とても静かでした。受付みたいな事務室みたいなところに
従業員の人が1人座っていたけど、無料なので素通りです。
他は誰もいません。

建物の屋根に突き刺さっている柱は、館内の日本地図の美並を指し示していました。
こういう日本地図は好きだな、僕。
この地図は中2階に上るとよく見えますよ。
あと、中2階には人口重心の説明や美並村の紹介資料がありました。
サクッと見てから立ち去ります。


今の「日本まん真ん中センター」が1995年の人口重心地じゃないですか。
国勢調査は5年置きなので、次は2000年の人口重心地に行きます。
…と言いたいところだけど、1個飛ばして先に2005年の人口重心地に行きます。

数km国道156号を南下したら、狭い県道325号に入ります。
わーい、狭い道大好きですー!でも擦れ違いできねー!

県道325号

しばらくは集落の狭い民家の間をすり抜けていたけど、すぐに山道になります。
「馬越峠」に向けて、クネクネと山を登ります。
もうここいらは車の通行量もほぼゼロだよ。

ここいらで綺麗な1本桜を発見!
全く名所でもなんでもないけど、こういう唐突な出会いっていいよね!

桜との出会い

さらに峠を登って行きます。狭い道には桜の花びらがたくさん舞い落ちています。
どこか付近にたくさん桜が咲いているのかな?とワクワクしながら走っていると、そ
の通りの展開になってきたぞ。

桜の咲く峠道

いやー、いいなー。ワクワクするなー。すごく嬉しいよ。
春だ!桜だ!
心が明るくなるね。みんな日本の美しい春夏秋冬をちゃんと5感で感じるべきだよ。
元気になるよ。誰ですか、花見は自粛すべきだなんて言い放った都知事は。
道端にイオを停めて、しばらく桜に見入っていました。

YAMA&イオ

<馬越峠>
13:00 馬越峠

さらに少し進むと峠のピークである馬越峠です。野生のサルがいました。
ここは石碑以外の特に何もなく、展望も開けないのでこのままスルーして峠を下っ
て行きます。

馬越峠の石碑

ここから7・8km下ってふもとの集落に入ったあたりで、ものすごくわかりづらい「人
口重心地点2005」の標識が出ています。
なにせこっちからだと標識が後ろ向きだから見えないし。

だから前回の「中部・東海一周旅(3-50)」のときには探すのにすごく苦労をしたよ
な。ガソリンスタンドのおじさんに手書きの地図まで書いてもらったしさ。
しかし2回目だとなんとなく景色も覚えている。
「ここだな?」と思った地点で後ろを振り返ってみました。

人口重心地の標識

はいビンゴです。さすがYAMAさんです。
しかし!標識がほとんどハゲている!まだ設置されてから4年なのに!
全く同じ写真を「中部・東海一周旅(3-50)」でも撮っているので見比べてやってくだ
さいな。相当にかわいそうなことになっちゃってますね。


<日本人口重心地点(2005)>
13:05 日本人口重心地点(2005) 駐車場

駐車場と呼べるような立派なものは無いけど、路肩に駐車スペースが2台分くらい
あります。未舗装だし斜めだしでなかなかスリリングだけど、仕方ない。

わずかな駐車スペース

では、ここから歩いてきますよ。
確かガシガシ歩いても10分くらいはかかったかなぁ?
かなりの勾配の上り坂を歩きはじめます。

すぐに汗ばんできたよ。今日は暑いね。シャツ1枚でも暑い。
確か僕、10日前まで真冬のコートを着ていたよね?この気温の急上昇っぷりはな
んなんだろうかね?一気に春が来たよね。

最初は林道

すごい傾斜&草木

中盤からはさらに勾配がキツくなります。
うっはー、運動不足の体に堪えますなー。運動まで自粛してたぜ、僕。

そして何よりこの道がヤバい。完全に手入れしてないだろ、これ。
少なくとも今年に入ってから手入れしていないだろ?

もう路面も全て草ボウボウで、さらに新芽が生えてきてすっげぇ障害。枝が容赦な
く体をこすります。
蜘蛛の巣に絡まる。うげっ、顔に張り付くー。
あと、トカゲとかチョロチョロ出てくるぞ。

障害だらけ

ここ、今後ちゃんと手入れするのかな?今年度はまだ春だからやっていなかっただ
けなのかな?
最初の標識といいこの道といい、地域の人のモチベーションは低いのかも。
そもそも、来訪者自体極めて少ないだろうしね。
僕のようなマニアしか来ないだろうかね。

もしこのまま手入れせずに夏になったら、もうアプローチは相当に困難だよ。
到達したい人は早めに、かつ草木の茂っていない時期に行った方がいいかもしれな
いよ。

2005年人口重心地

ベンチが…

着いたー。なんか柱が斜めになっているー。
今から2年半前の2008年11月に来たときは綺麗なオレンジ色の柱が聳えていたの
に、なんだかずいぶんボロくなっています。

横にある休憩用に設置されたと思われる丸太のベンチは、周囲の緑に飲み込まれ
てグズグズに朽ちかけています。
まぁ、こういう忘れ去られていくスポットを見るのも旅の一興だよね。
では、戻りますか。


次はさかのぼって「日本人口重心地点(2000)」に行きます!
美並から来ると、「1995→2005→2000」の方がアプローチしやすいんだよ。

経緯度だけでいえば時系列の通りに「1995→2000→2005」なんだけど、「2000」が
猛烈な山の中でね。
そしてその登山口は「2005」付近から迂回しないと行けないんだ。
だからこういう順番なのです。

水成集落と水晶山

目指せ、人口重心2000

たぶん正面のずっと奥に見えているのが、2000年の人口重心を有する「水晶山」で
す。実は僕、「2000」には立ったことが無いんだよね。
前回の「中部・東海一周旅(3-50)」ではここいらをウロウロしたんだけど、事前調査
不足で正確な場所を発見できなかった。

だから今回はしっかり下調べをした上で再アプローチとなったのです。
これで人口重心の3拠点を網羅できる。
ちなみに2010年の国勢調査の結果はまだわかんないみたいです。

集落に近づくと重心地を示す標識が出てきます。
ま、標識があるところまでたどり着くのが大変なんだけどね。
だから前回僕は失敗したのさ。

春色の水成

ここは気をつけろ

上の写真、橋のところは要注意ポイントです。
左上を指し示す標識があるけど、「橋を渡ってから左折」です。
渡る前じゃありません。
ビミョーな位置に標識があるので、間違える人が多いらしいですよ。

水成林道突入

ここからは林道でガンガン「水晶山を登って行きます。
『落石、段差、路肩の崩れ等による事故が発生しても、一茶の責任を負いません』
って書いてあるけど、気にしない。Go!

途中では山菜取りのおばちゃんが2人、道端でのどかにおしゃべりしていたんだけ
ど、僕が横を通過したらすごくビックリした顔で見られたよ。
地元民以外はほとんど来ないんだろうな。

ところどころダート

狭い道をグングン登って行くと、ついに行き止まりに出ました。
そこが「水晶山」登山口の駐車場です。他に車も人もいませんね。

<日本人口重心地点(2000)>
13:52 「水晶山」 登山口

水晶山登山口

目指すは日本人口重心地

詳細な地図が入口に設置されています。どうやら目的地である人口重心地までは
15分ほどだそうです。
ハハッ、じゃあ楽勝ですな。1ケタ台のタイムで到達してやりますよ。
勢い込んで山道に突入します。

まずは1分少々で「炭窯跡」に辿り着きました。
そこそこの登りだが、全然問題ない。ガンガン進んでやりますよ。

炭窯跡

道は徐々に険しく…

しかしだんだんとシンドい道になってきました。果てしない登り。とことんまで登り。
景観も開けない薄ら寂しい山の中を、黙々と登る。

あー、チクショ、なんかつまらんな。そして久々の運動は疲れるな。
そもそもこちとらインテリですよ。
普段は空調管理されたオフィスでPC叩いているこの僕がですよ。
なんでこんな山の中でヒーコラ喘いでいなければいけないんですか?

なんか理不尽な文句も出てきそうになったところで、次のポイントである「炭窯跡休
憩所」に着きました。炭窯だらけだな、この山は。
そしてその少し上にはさらに次のポイントの「氷柱石」もありました。
どちらもパッしないビジュアルなので、ここに写真は掲載しません。

このあと、さらに容赦のない登りが続きます。
ジグザグを繰り返しながら、傾斜45度を超えんばかりの急斜面を登ります。

発見ッ!

あ、見えた。写真の一番上、中央部分にチラッと見えている球体がそれです。
前方に見えているわけじゃありません。上方です。見上げているのです。
なんだ、この激坂は。

もうふくらはぎパンパン。歯を食いしばって登ります。
そして登山口から12分、ついに2000年の人口重心地に立つことができました。
ちなみにこれ、最初の看板には15分って書いてったけど、普通の人じゃムリだと思
うよ。20分〜25分が妥当だと思うよ。

2000年人口重心地&YAMA

ついに到着

いやー、疲れた。ちなみにここも景観は全然開けません。激坂の途中にポツンとあ
るだけです。あまりの坂なので、右上の写真も撮るのすごい大変だったよ。
それでも僕のようなマニアには大いに価値のあるポイントだけどね。

黒い球体のモニュメント。ここまで持ってくるのも大変だったろうな。
叩いてみたら中は空洞で、思いのほか軽そうだったけど。

じゃっ、ここで引き返します。あと10分の登れば「水晶山」の山頂で、水晶にビッシリ
覆われた山があるんだそうだ。
だけども僕は見なくていいや。僕は目指していたのはあくまでも、黒くて丸いコイツ。


また駐車場まで引き返し、イオに乗り込む。
さらに水成林道を戻り、水成集落まで下る。
県道58号と県道64号を使い、クネクネと山間部を走って西へと向かいます。
アドリブで行先を考えているんだけど、次は「飛水峡」にでも行こうと思ってね。

岐阜の奥地に咲く桜

30分ほどで七宗町の「飛水峡」エリアに入りました。
国道41号に突き当たる直前に「飛騨川」の上の橋を渡るんだけど、そこからの「飛
水峡」の景観が大迫力だったよ。

飛水峡、現る

ここから国道41号を左に行けば「飛水峡甌穴群」という景勝地。
左に行けば道の駅。
んー、まずは道の駅に行くわ。お腹減ったから何か食べたいです。


<道の駅 ロック・ガーデン ひちそう>
15:02 道の駅 ロック・ガーデン ひちそう

道の駅と裏の渓谷

道の駅のすぐ裏は「飛騨川」。雄大な渓谷美を見下ろすことができます。
では、ここでご飯を食べましょうかね。
…って覗いてみるんだけど、お昼どきをとっくに過ぎているのでレストランが営業し
ていない。

しょうがない、土産物コーナーとかにすぐに食べれる特産物はないかな?
見渡していたら朴葉寿司を発見。うん、これにしよう。
岐阜県飛騨地方の郷土料理の1つだね。車の中で食べました。

朴葉寿司

ところで、この道の駅の隣には「日本最古の石博物館」っていうのがあるんだね。
「飛水峡」のどこかには存在すると知っていたけど、最初の立ち寄りスポットでいき
なり発見するとはね。

僕は日本一マニアだったりするので、ここで日本最古の石とやらを見ていこうかと
思います。


<「日本最古の石博物館」>

博物館に入ってみよう

入館料を払って中へと入る。そしたら「15分ほどの映像があるので見ていきません
か?」って案内の人に声をかけられたので、誘われるがままにシアターに入りまし
たよ。
僕1人だった。僕1人のために映像作品が始まりました。

レッキーくん

マスコットキャラクターは、岩石の"レッキーくん"です。なんだか口の中のデザイン
がヤバイです。重度の口内炎みたいで心配です。
このオニギリくん、じゃなかった、レッキーくんが宇宙誕生から現在までの歴史を地
学の観点から説明してくれます。
うん、なんかそれなりにホノボノした気持ちにはなりました。

そのあとタイムスリップエレベーターで過去に行きます。
レッキーのヤツが「20億年前に案内するよ」と言うので、誘われるがままに20億年
前に行ってきます。
まぁ辿り着いた先は普通に石の並んだ展示室だったけど。

日本最古の石

館内の展示物

これが「飛水峡」で発見された、日本最古の石だそうです。
20億年前の物なんだって。20億年前と言えば、先カンブリア代。原子生命が最初に
誕生する時代ですな。なかなか古い。

その他、いろいろよくわからない岩石を見ながら無事日常に帰ってきました。
なかなか面白かったと思う。


次は国道41号を数分北に走り、「飛水峡甌穴群」に向かいます。


<飛水峡>
15:53 飛水峡

国道沿いの小さな駐車帯。標識もないし、すごく目立たない。
地味に石碑が1つあるだけです。

甌穴群の碑の前で

到着したのはいいけどさ、ここから甌穴見えるの?そんなに大きいの?
だって川は遥か下なんだぜ。しかも降りる道もない。ま、道があったところでこの高
低差を往復する気力はないけどさ。

甌穴とは、水流で作られた川底の穴。ポットホールとも言われるね。
穴の中の小石が水流で回ることによってさらに巨大化したりします。
僕の場合、過去に「四万温泉旅行(3-23)」などで甌穴群を見ているね。
でもここはよくわからない。まぁいっか。渓谷を見れただけでOKさ。


国道41号を川沿いに南西に向かって走る。「飛騨川」はここいらで「木曽川」に合流
します。

このエリアは「日本ライン」と呼ばれている。
美濃加茂から犬山にかけてはヨーロッパの「ライン川」に景観が似ていることから、
こう命名されたんだって。
ちょっと車を停めて「木曽川」を見ていきましょうかね。


<日本ライン>
16:32 日本ライン

木曽川沿いにて

こんな感じで道路の脇は高い土手。「木曽川」は全く見えません。
車を降りて土手を超えなければならない。川へ行く途中の道には「キケン!」とか書
いてあったけど、行けるところまで行ってみましょうね。

思ったより川面は遠くって、途中ところどころ水の溜まっている岩場を飛び越えつつ、
どうにか水面近くまでやってきました。

日本ライン

ギリギリまで来たよ

ふーん。僕は本場の「ライン川」のことを全く知らないから比べようもないけれど、と
りあえずここは穏やかでいい感じ。
時折遠くから車のエンジン音が聞こえてくるだけ。和むわー。

川岸には流木なのか倒木なのか知らないけど、デッカい木が横たわっていてなか
なか良かった。なんだかワイルドな光景だ。

倒木&YAMA

車に戻って数分走ると、「猿啄城展望台」への入口の標識が出てきました。
展望台!いいね!あまりに小さい標識だったので通り過ぎちゃったけど、少し先に
ある駐車スペースにイオを停めてから歩いて戻ってきました。

猿啄城展望台へ

さっき車で通過しながら一瞬見たときは「猿豚(さるぶた)城!酷い名前のお城だ!
」と盛り上がったんだけど、「猿啄(さるばみ)城」なのね。ちょっとだけガッカリ。

しかし妙なのですよ。
上の写真の看板の通り、展望台までは100mだそうなんだけど、まず国道から矢印
通りに右に行く道が無い。前後にも該当するような分岐が無い。
民家が並んでいるだけ。

まさか民家の庭の中を突っ切れっていうのはさすがにないだろうしな…。付近をウロ
ウロ歩いていたら、民家の中の人に怪しい目で見られたよ。
うーむ…。一番近い右に行ける分岐から、少し探索してみますか。

どこですか?

あ、芝桜

あの標識から100mという記載を頼りに付近一帯を捜索します。
石垣は「城壁かも?」と疑ってかかります。
ちょっとでも小高いところは「展望台かも?」と疑って周囲から登れる場所は無いか
と探します。

おかげでスゲー狭いところに入り込んじゃったりしました。なんだここ?
だけども展望台は見つからない。
100mでかつ展望台であれば、向こうからこっちが見えていてもいいはずなんだけど、
それに該当するような物件が無いのだ。

もうしょうがねーや、諦めるか。
どうせさっき通りすがりにたまたま目に入っただけの展望台の標識。
そこまで未練はないっす。

※後日調べてみると、「猿啄城展望台」は国道から直線距離でも200m以上も山側
 でした。しかも標高200m以上でハイキングレベルの登山らしい。
  …この標識じゃ100%わかんねーよ。


再び国道41号を下って行く。
すると「木曽川」の対岸に「犬山城」が見えてきたよ。

…狭い

木曽川の向こうの犬山城

国宝「犬山城」。見えたからには、行くっきゃないですな。
こっちは岐阜県、向こうは愛知県。
僕は「今回のドライブは岐阜県中心、たぶん愛知県には足を踏み入れないだろう」
と、心のどこかで岐阜限定のシナリオを思い描いていたけど、やめた。
川を渡ってあっちに行くわ。

手前には古い町並み

<犬山城>
お城はに全国数多くあるけれど、現存天守があるのはたった12城だけ。
その中でさらに国宝に指定されているのは、ここと「姫路城」・「松本城」・「彦根城
」の4つのみです。とても貴重なのだ。

17:18 犬山城

日中は有料だった駐車場も、17:00を過ぎると無料です。ラッキー!

駐車場の桜が綺麗

よっしゃ!観光するぞー!確か前回ここに来たのは日本2周目。
あれからもう5年も経っています。あのときは満足のいくような写真が撮れなかった
から、今回は頑張るぞ!

…って勢い込んで石段を駆け上っていたら、正面からお城の観光案内と思われる
人が来て、「今日の観光はもう終わったからこの先には行けませんよ」って言われ
ちゃいました。

なにー!とりあえず進んでみたけど、既にバリケード設置済み。
ダメだこりゃ。しかもここからじゃ天守すら見えない。なにも見えない。
せめて天守の写真くらいは撮っておきたいものです。
少し離れて遠景から撮りますかね。

また石段を下って道路まで出るのだが、天守はまだ見えない。
古い町並みにちょっと足を踏み入れるのだが、まだ見えない。
おいー、なんなんだよー、この城ー!


角度を変えてみよう。思いっきり横に反れると、「犬山丸の内緑地」っていう公園が
あった。そこに足を踏み入れる。

犬山丸の内緑地

あれ?デジャブ。
僕はこの光景を知っている。いや、このシチュエーションを知っている。

思い出した。5年前と同じパターンだ、これ。
あのときは早朝で城の中に入れなくて、しょうがないからこの緑地の金網越しに城
の写真を撮ったんだ。
だから満足のいくような写真にならなかったんだ。

また同じ轍を踏むとはね。
5年経ってもYAMAさんは1ミリも成長していないではないですか。

日本最古の現存木造天守

うい。なんだか若干モヤモヤした気分だけど、とりあえず天守を写真に収められて
よかった。
5年前と同じ場所からの写真だけど、あのときよりかは遥かにいい写真が撮れた。
きっと僕の写真の腕が上達したからだ。(←カメラの性能が良くなったからだよ)


そろそろ日も落ちる。今日の観光はここまでだな。
そして明日は朝一で「根尾谷の淡墨桜」を見ようと思う。これ、今回の最大の目的な
んだよ。
実は予定胃通りに昨日の夜発だったら、今日の朝一で見る予定だったんだ。
さすがに日本三大桜だから、日中見に行っても渋滞ギチギチだろうからね。

しかし出発が遅れて今朝になっちゃったから、1日後ろ倒しして明日の朝に見ようと
思うのだ。
だから今夜のうちになるべく「淡墨桜」に近づいておきます。

まずは国道21号を西へと向かう。
西日が眩しいです。18:00過ぎているのにまだ太陽が昇っているとは。自粛期間中
にずいぶん日が長くなったんだね。

岐南で日没

18:25、岐阜市の中心地の国道沿いのコンビニに入りました。
ここでコンビニ弁当で夕食にしました。
急がないとな。じゃないと、この先にある入浴施設の営業時間が終わっちゃうのよ。

岐阜市の中心部からは国道157号に乗り換えて、北西部に走ります。
本巣市を通過。どんどんローカルになってきましたよ。

途中では「道の駅 富有柿の里いとぬき」だとか「道の駅 織部の里もとす」だとかが
出てくるけど、過去立ち寄ったことがあるのでスルー。
それより風呂の時間がヤバイ。


<「谷汲温泉 満願の湯」>
19:26 「谷汲温泉 満願の湯」

谷汲温泉

手元のデータでは20:00終了なので、現在30分前。
慌てて駆け込んだんだけど、どうやら営業は20:30までらしい。
よかった、ゆっくりお風呂に入れるぞ。


ここから4kmほど県道40号を西に行くと「道の駅 夢さんさん谷汲」がある。
淡墨桜」まではまだ20kmほどあるけど、たぶんそこが最寄りの道の駅。
だからそこで車中泊しようと思う。

道の駅での晩酌用のビールは入浴施設で買えた。しかしオツマミがない。
従業員のおばちゃんに「近くにコンビニはありますか?」って念のため聞いてみたけ
ど、無いそうだよ。だよねー、しょうがない。


<道の駅 夢さんさん谷汲>
20:20 道の駅 夢さんさん谷汲

晩酌開始!久々の車の中でのお酒です。うめー!
オツマミはゴソゴソ漁っていたら石垣牛せんべいがが出てきた。

2月の「与那国島」のときのお土産です。
震災前の「内房ドライブ(4-11)」でみんなに配ろうと思っていたんだけど、グルメが
充実しすぎていたので手つかずで残っていたのだ。
これ、自分自身でちょっといただいちゃおう。

道の駅で晩酌

21:10 就寝

では、明日は朝が早いので寝るよ。おやすみ。

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