8月29日 「エピローグ:1つの時代の終焉」

8.28
18:58 出航

缶ビールを飲みながら苫小牧港の夜景を見つめていたけど、20分ほどでそれも
見えなくなってしまった。
あーあ、北海道とお別れだ。自分の目で最後まで見届けたことで、なおさら実感
できる。

走行距離:183km  支出:\2,400   

8/27 朝日も夕日も大地を照らす
8/28 いつか辿り着きたいあの岬
8/29 エピローグ:1つの時代の終焉
8/24 オホーツクを駆け下りて
8/25 メジャーよりマイナーを
8/26 いつかは滅びるこの光景
8/21 プロローグ:風は僕を北へと導く
8/22 北の海だって青く輝く
8/23 願えば晴れる、最北の空

北の大地は海の向こうに

船室の自分のブースに戻ってみる。
繁忙期だけあって、1人のスペースは普通の布団の半分ほどしかありません。
枕とほぼ同じ幅。そして両隣にも別の旅人有りです。
全体を見渡す限りでは、うまく配置すれば全員他の人と隣り合うのは片方だけに
できそうなのにな、僕って不幸。

下の写真の真ん中が僕のスペースです。

狭い布団スペース

とりあえず夕食にでもしますか。
さっき樽前で買ったカップ麺を食べます。
ラウンジはどこも人でいっぱいだったけど、船内をグルグル回ってなんとか一箇
所座れる場所を確保できたよ。

そしてさらにビールも飲むっす。
(食費 \300)

夕食はカップ麺

最後のサッポロクラシック

読書をしながら、21:30くらいまで1人で酒飲んでいました。
安堵感とたまっていた疲労で結構酔いが回りました。

21:50 就寝



8.29
10:20 起床

いやー、よく寝たねぇ。12時間以上寝たねぇ。
実は一度7:00頃に起きて、トイレ行ったりちょっと外の様子をデッキから眺めたり
したんだけど、その後またすぐ寝てしまったのだよ。
朝日を見ようかなとか思っていたんだけど、全くムリでしたな、ハハハ。

微妙な天気

茨城県の大洗港に着くのは14:00の予定。あと3時間半です。
苫小牧港からの19時間15分の長い船旅も、これだけ寝てればなんだか短く感じる
よね。

デッキに出てみると、外はモヤがかかっていてスッキリしない天気。
だけどもモワッと湿気を含んだ暑い空気で、ここがもう関東圏であることを感じさせ
てくれます。
しばらくデッキで読書して過ごしました。


昼頃、お腹が減ってきたので行きのフェリーで食べ損なっていたカップヤキソバを
食べる。
そしてラウンジでツーリングマップルや「とほ」の本・「なまら蝦夷」とかを見ながら
旅のデータのまとめをしていました。

とほ宿のスタンプ

あとはもうやることも無いので、デッキに出たり自分の布団の上で本を読んだり、
眠くなってまたウトウトしたり、船内をウロウロしたりと挙動不審。
どこも人がいっぱいであんまり落ち着けるスペースがないぜ。

デッキに立つ

船内探索

13:30頃、あと30分で着岸なので再びデッキに出てみました。
もう目の前には大洗港が見えていました。
目を凝らせば「大洗・海鮮ツアー(3-67)」のときの「大洗磯前神社」も見えるね。

大洗磯前神社

大洗港

旅は終わる

14:00 大洗港

14:20 下船

ここからは正真正銘最後の走行。
目指すは横浜の片田舎の我が家。
bobBy、あとちょっとだ。もう少しだけ、走れるよね?最後まで頼むよ。

下船のとき

さよなら、さんふらわあ

14:38 東水戸道路 水戸大洗IC

ここからはもう幾度となく走っているコースです。
同じフェリーに載っていた車やバイクと併走しながら、都心に向かって走る。

14:50 友部JCT

ここからは常磐自動車道です。
都心に向かうにつれ、周りに多くいたライダーたちも少しずつバラけ、少なくなって
いく。
バイクに積んだ大荷物も、その上ではためく「宗谷岬」のフラッグも、首都圏ではど
ことなく浮いていて、それが切ない。
もうあの広大な大地は遥か彼方なのだなぁ。

旅人たちは家路に着く

北海道での思い出を噛み締めながら、そして日本3周目で巡った多くのスポット・
思い出・出会いを思い返しながらアクセルを踏む。

本当に楽しかったな。とても充実した4年半だったな。
しかしその冒険の日々も、これで一旦終止符だ。

15:32 川口JCT
(高速道路 \1500)

東京スカイツリー(438m)

日本3周目が終わる今、僕はこれから先、何をすればいいのだろうか。
これで車も手放すし。
なんだか心がカラッポだ。

また車を買って、日本4周目を走るのだろうか。
それとも新たな趣味を発掘するのだろうか。
それとも仕事を充実させつつ人生設計でも本気で考えるのだろうか。

横浜ベイブリッジ

ま、なんにせよYAMAはYAMAのまま、等身大で生きられる方法を模索するよ。
もしかしたらこれで"旅"と言えるような旅は最後になるかもしれないけど、ひとま
ず悔いはないよ。やりきったよ。
(高速代 \900)


17:02 帰宅

横浜の片田舎にbobByを停める。
2年半、ありがとうbobBy。これでキミの役目も終わりだ。
ブレーキはギリギリ壊れる寸前だけど、なんとか走ってくれてありがとね。

お疲れ様

まだまだ関東は暑いけど、夏は終わりそうにないけれど、僕の夏は終わりです。

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-Fin-

◆支出:136,832

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長らくのご愛読、誠にありがとうございました。

「【日本走覇】:日本3周目」はこれで完結です。
そして、これと共に現在の時系列上(2010年)のエピソード更新はしばらくお休み
します。


でも、全くサイトを更新しないわけではありません。
日本1周目・2周目のエピソードや、各種コンテンツの更新をしていきたいと思うの
で、更新頻度は今まで通りを予定しています。
もちろん「DIARY」には最新の日記を書き続けますので、よかったらそちらも合わ
せてお読みください。

そんなわけで、しばらくは【日本走覇】本編の主人公は2010年現在のYAMAでは
なく、若かりし日のYAMAとなります。
(オッサンYAMAには少し休暇をください。)


再開は今から4ヵ月半後、2011年の4月1日です。
「【日本走覇】:4th Stage」にて、新しい愛車の"イオ"と走り回るストーリーを連
載開始します。

では、春うららかな4月まで、しばしお別れ!
皆様冬の寒さに負けずにお過ごしください!良いお年を!(←早い)

ありがとうございました!




                                2010.11.20 管理人YAMA

日本3周目  終了

8/27 朝日も夕日も大地を照らす
8/28 いつか辿り着きたいあの岬
8/29 エピローグ:1つの時代の終焉
8/24 オホーツクを駆け下りて
8/25 メジャーよりマイナーを
8/26 いつかは滅びるこの光景
8/21 プロローグ:風は僕を北へと導く
8/22 北の海だって青く輝く
8/23 願えば晴れる、最北の空

走行距離:183km  支出:\2,400