8月27日 「朝日も夕日も大地を照らす」

<「ひとつぶの麦」>
3:45 起床

朝日を見に行くのでね、こんな時間に起きました。
横にいるkatsu君に声をかけて起こす。

天気をチェック。
窓の外は真っ暗で何も見えないんだけど、なんだかポツポツと雨が降っているよう
な音がする。
えっ!?まさか雨っすか!?
一瞬固まる。これは朝日を見に「摩周湖」まで行ったところで無駄足になるんじゃな
かろうか。
katsu君と話し合う。そして結論が出た。

行こう。せっかくこんな時間に起きたんだから。
そして、例え朝日が見れなかったとしても、それはそれで旅の思い出。
笑い話のネタくらいにはなるだろう。
ジャージのまま、最低限の所持品だけで外に出ます。

3:55 出発

走行距離:711km  支出:\10,053   

8/27 朝日も夕日も大地を照らす
8/28 いつか辿り着きたいあの岬
8/29 エピローグ:1つの時代の終焉
8/24 オホーツクを駆け下りて
8/25 メジャーよりマイナーを
8/26 いつかは滅びるこの光景
8/21 プロローグ:風は僕を北へと導く
8/22 北の海だって青く輝く
8/23 願えば晴れる、最北の空
8/27 朝日も夕日も大地を照らす
8/28 いつか辿り着きたいあの岬
8/29 エピローグ:1つの時代の終焉
8/24 オホーツクを駆け下りて
8/25 メジャーよりマイナーを
8/26 いつかは滅びるこの光景
8/21 プロローグ:風は僕を北へと導く
8/22 北の海だって青く輝く
8/23 願えば晴れる、最北の空

走行距離:711km  支出:\10,053   









―― 本日の走行

―― 前日までの走行

月夜の出発

外に出ると、モヤの中に薄っすらと月が見えました。
ちょっと安心。分厚い雲が出ているわけではなさそうだ。
そして雨も降っていなかった。さっき聞こえたのは夜露の音だったのだろうか?

bobByにkatsu君も乗り込み、2人で「摩周湖」方面に走り出します。
途中、少し寒いので弟子屈の中心地の自販機で缶コーヒーを買った。
温かいのを飲みたかったんだけど、冷たいのしかなかった。我慢して飲む。
(食費 \120)

空は明るく

道道52号を「摩周湖」に向かって北上していると、早くも空が明るくなってきた。
弟子屈の町の中はずっと深い霧だったけど、「摩周湖」への峠道はちょっと霧が
晴れている。
これはもしかしたら日の出を見れるかもしれないね!テンション上がる!

…と思いきや、またすぐに深い霧の中に突入してしまった。
霧の中を慎重に走っていると、右手に「摩周湖」の第一展望台が見えてくる。
霧で駐車場自体がよく見えないくらいな状態。

こんなところにいてもしょうがないので第一展望台はスルーし、3km程先にある第
三展望台に向かいます。
依然霧の中です。ヤバいね、このシチュエーション。
しかし可能性はゼロではない、第三展望台の霧が晴れていることを願って進む。
第三展望台は第一展望台よりも標高が高い。だから可能性はあるのだ。

摩周湖の湖畔は濃霧

第三展望台の数100m手前で、奇跡的に霧が晴れる。
一気に視界がクリアになり、深いコバルトブルーの空が一面に広がった。

「うおぉ!晴れた!スゲー!!」
もうkatsu君と2人で大興奮です。嬉しすぎる。信じてここまで来て良かった!
きっとね、これから見れるであろう朝日は最高のものになるよ!!


<摩周湖 第三展望台>
4:25 摩周湖 第三展望台

第三展望台駐車場

雲海の上の硫黄山

周囲は全て雲海。スッポリと下界を包み込んでくれている。
その雲海の上の道路を月光に照らされながら走り、第三展望台に到着。
なんだか夢の中のような神秘的な光景です。

外に出ると、弟子屈の町は全部霧の中だけど、「硫黄山」だけ雲海の上に少しだけ
頭を出している。
風も無く、ちょっと涼しいけど寒くも無く、不思議な空間。

そして反対側の摩周湖への遊歩道を歩きます。
見えてきた摩周湖は、"霧の摩周湖"の名のとおり、見事な霧の中だった。

霧の摩周湖

ヤッベ、すごすぎる。眠気もとっくに吹き飛びました。
展望台のデッキの足元から、湖面全てが霧に覆われている。

霧に覆われた摩周湖っていつぶりだろうか?8年ぶりだろか?
実は僕もkatsu君も晴れた摩周湖ばかり見ていたので、たまには霧の摩周湖を見
たいと話し合っていたんだ。
だからこの光景を見れて本当に良かった!

朝焼けの雲海

徐々に空は明るくなってくる。日の出まではあと10分くらいだろうか。
雲海・空の色、刻々と姿を変えるその一瞬一瞬が芸術です。
ゆっくりと流れる雲海を見ながら、僕らは日の出を待つ。

katsu君&YAMA

山々と雲海

僕らが到着したときには先客は1人オジサンがいただけ。
この時間にはようやく7・8人になりました。
相当早起きしなければならないし、町はドンヨリ曇り空だからね。この時間にここ
まで辿り着ける人は稀少なんだろうな。

日の出直前の光景

そしていよいよ日の出です。
摩周の山肌がピカッと光り、神々しい太陽が姿を現しました。

4:45 日の出

摩周湖からの朝日

すっごい。絶景すぎる。
僕もいろんなところで日の出を見てきたけどさ、これはトップクラスです。

弟子屈近辺を散々走り回ってきたkatsu君でも、この景観には感動したみたい。
「正直朝日は見れないと思っていた。YAMAさんが行くと言わなければ1人でここ
まで来なかった。だからこそ、感動だ。」って喜んでいた。

素晴らしい1日のスタート

すっかり明るくなりました。
じゃあボチボチ「宿に帰りましょうかね。帰ってひと寝入りしましょうかね。

右手の「硫黄山」を見ながら、また峠を下ってきた道を引き返す。
程なくしてまた道は深い霧に覆われました。
第一展望台は未だに霧の中だった。ホント僕らは幸運だったよな。

硫黄山

再び霧の中へ

<「ひとつぶの麦」>
5:20 帰還

もうあたりも明るいし、ちょっと興奮しちゃってなかなか寝付けない。
ほとんどうたた寝しかしないまま、出発準備の時間になりました。

6:40 起床

今日はかなりの長距離を走る予定。「噴火湾」を回りこんで渡島半島まで行くよ。
そして渡島半島付近は旅人宿がほとんどない。
しかも宿泊しているだけの時間の余裕が無いかもしれない。
状況次第だけど、「恵山岬」まで走ろうかな。そしてそこで車中泊して明日の朝日
を見ようかな。

7:30 朝食

みんなで朝食

朝食時間、みんなに「摩周湖」で撮った朝日の写真を見せた。
みんなその綺麗さにビックリしてた。フフッ、早起きした甲斐があったな。

朝食後、身支度をして早々に出発します。
katsu君は「層雲峡」に行くそうだから足寄辺りまでは一緒のルートなんだけど、カ
ラスの糞を食らったバイクを洗車してから出発するらしい。
だから僕1人で先行します。
(1泊2食 \3000)

ひとつぶの麦
katsu君

じゃっ、katsu君、また会えたら会おう。良い旅を。
ガソリンスタンドに洗車に向かったkatsu君を見送った後、僕もベテランライダー・
オーナーさんたちに見送られて出発。

8:20 チェックアウト


国道241号で真っ直ぐ西へと走ります。
昨日立ち寄った「道の駅 摩周温泉」を通過し、しばらくするともう町も消えて何も
ない直線道路です。

国道241号・阿寒横断道路

ここから阿寒エリアに向け、どんどん標高が上がっていきます。
最大8%の急坂もある、急カーブの連続の峠道です。


<双岳台>
急カーブの途中にある、地味な展望所です。
本当に駐車場しかないので気をつけてないと通り過ぎてしまうし、わかっていても
うまいタイミングで入らないとカーブの途中だからちょっと危険です。

8:49 双岳台

雄阿寒岳&雌阿寒岳
ここは「雄阿寒岳」・「雌阿寒岳」の2つを同時に眺められるスポットです。
北海道旅2008(3-43)」のときには霧でどちらも見えなかったけど、今回はどちら
も中途半端に見えています。

写真右側の独峰が「雄阿寒岳」、そして写真左側、「雄阿寒岳」の裾野の遥か彼方
に薄っすらと見えているなだらかな山が「雌阿寒岳」です。


<双湖台>
こっちはそこそこ有名な展望スポット。
「ペンケトー」・「パンケトー」の2つを見下ろす展望所です。「双岳台」から2kmくらい
のところにあります。

8:55 双湖台

ここは3回目かな?トイレ付きの広い駐車場から遊歩道を2分ほど上がっていくと、
小さな売店併設の展望所に辿り着きます。
双湖台の展望所
ペンケトーは北海道の形

ここから見るペンケトーは北海道の形なのだ。
そして、その左奥には大きなパンケトーがあるはずなんだけど、見えない。
もともと手前の山に遮られてほとんど見えない湖なんだけど、今回は全く見えない
のだ。
あれれ?どこにいったんだろ、パンケトー。


さらに国道241号を西へと行くと、道幅は広くなってにわかに賑やかになる。
「阿寒湖」の湖畔です。
多くのホテルや土産物屋・コンビニとかが立ち並び、人も車もひしめいています。

以前の記録にも書いているけど、「阿寒湖」の湖畔は苦手なのだ。
駐車場は有料だし観光地化しちゃってゴミゴミしているしで、魅力を感じないのだ。

だけどもちょっとマイナーな「阿寒湖展望台」は別だ。
湖畔からも遠いし駐車場も無料だし、人も少ない。
今回も「阿寒湖畔展望台」には立ち寄ります。
国道から、スキー場方面に湖畔とは反対にハンドルを切る。

最後はダート

<阿寒湖畔展望台>
9:21 阿寒湖畔展望台

2年前に「モクモク十勝」で出会ったスイスのご夫婦から教えてもらったスポットで
す。今回でここに来るのは2回目。
冬場はゲレンデになっている斜面を登っていくと、阿寒湖が見えてくるのです。

ゲレンデを登る
途中にある駐車スペース

湖面まではちょっと遠いけど、かわりに阿寒湖の全貌が見える。
僕は湖畔よりもこっちのほうが性に合っているな。
遠くの喧騒を1人でノンビリと眺めて過ごしました。

阿寒湖を遠望する

ダートを引き返しているとき、正面に「雄阿寒岳」が見えました。
あ、来るときは背後だから気付かなかったけど、ここから見えるのか。
なかなか近い距離なので、迫力あるっすね。

雄阿寒岳

さらに国道241号を西へと行きます。
次のスポットは、国道からは少し外れるけど当然「オンネトー」だよね。
ここまで来たからには「オンネトー」を見ていかねばね。


国道に設置されている電光掲示板で、『足寄・本別IC〜千歳東IC 無料化社会実
験中』っていうのを発見。
ちょっと前に始まった全国のマイナー高速道路の社会化実験、この先の区間で適
用されているみたいです。

そういや昨夜ベテランライダーの人も「無料区間をフルに使って道南に行くといい
よ」ってアドバイスくれたっけ。よし、後ほど足寄から使ってみよう。

高速は千歳まで無料

「オンネトー」に行くには一旦国道241号を反れ、道道664号に入ります。
ここからはちょっと道幅は狭い。
中央線は無く、なんとか車同士が擦れ違いができる程度です。
しかし有名な「オンネトー」へのアプローチルートなので結構な交通量です。

オンネトーへの道道

<オンネトー>
時間と日の当たり方で色が変わると言われている、北海道を代表する湖の一つ
です。

9:50 オンネトー

立派な展望台(名前不明)からだとあまり綺麗じゃないし人が多かった記憶があ
るので、湖畔の半分路肩みたいな駐車スペースの展望所にbobByを停めました。
足元は土と湿地で、本当に自然のままのスポット。
ここのスポットは、過去2回くらい来たことがあったっけか?

雌阿寒岳&阿寒富士
緑色の湖面

淡い緑色をした湖面が綺麗。触れるくらいすぐ近くまで降りて行けるし、ここはいい
スポット。くつろいでいたら次々と他の車がbobByの近くに停めだして賑やかになっ
ちゃったけど。

ときには碧く

では、来た道を数km、国道241号まで引き返します。
このまま道道664号を直進するルートもあるんだけど、こっちはすぐにダートになっ
ちゃうから走りにくいのですよ。
たぶん戻ったほうが時間的にも早いし。


ここからはたいした観光スポットも景勝地もありません。
足寄までのおよそ30km強を黙々と走ります。信号も何も無い。

でも、不幸なことに前方に観光バスの集団が出現しちゃってさ。
視界が悪い上にペースもイマイチ。なんか10台くらいの団体バスの真ん中にいる
んだもん。不愉快極まりない。
2・3台頑張って抜いてみたんだけど、数km単位で硬直状態の部分も多くって、団
体ゾーンを突破できずにモヤモヤした気分のまま、足寄の道の駅に到着しちゃい
ました。


<道の駅 あしょろ銀河ホール21>
以前に何度か立ち寄ったことのある道の駅だね。

10:43 道の駅 あしょろ銀河ホール21

不幸なことにさっきまで揉まれていた観光バスの団体さんも一緒に道の駅に入っ
てきたよ。
そんで乗客のおばちゃんたちは女子トイレが溢れたので男子トイレに入ってきたよ
。うおぉーい、カンベン。
てゆーか、女子トイレが空いてきているのに普通に男子トイレに一直線のおばちゃ
んも多いぞ。うおぉーい、どういう趣味嗜好?

旧ふるさと銀河線足寄駅

旧足寄駅の駅舎である道の駅の建物を撮影していると、目の前の国道を1台のバ
イクがやってきた。
あ、katsu君だね。お互い手を振る。

katsu君は「層雲峡」に行くから、この先も国道241号をキープするのだろう。
僕はこの先はほんの4kmほど先にある道東自動車道の足寄ICに乗るから、katsu
君とはこの先完全に別ルートです。
じゃあね、お元気で。


10:56 道東自動車道 足寄IC

ここからは高速で占冠ICまで行きます。道東自動車道は占冠ICで一旦途切れて
いるのだ。
僕の持っている2008年度版のツーリングマップルではその手前のトマムICで切れ
ているけどね、最近道路が延びたらしい。
走り去るkatsu君
道東自動車道に乗る

11:42 十勝平原SA

帯広の少し先にあるSAです。ここまで結構眠かったぜ。北海道の高速は眠くなる
ね、ヤバイヤバイ。ちょっと休憩して眠気を覚ましました。

十勝平原

12:39 占冠IC

いやー早いね。一般道だと十勝平野からこっち側に来るには、「狩勝峠」か「日勝
峠」かを越えるワイルドなコースしかないんだけど、高速だとトンネルで一瞬なん
だね。このルート、初めて使ったわ。そして無料なのが嬉しい。

ここで道東自動車道は途切れます。
一般道を4・50kmほど進むと夕張ICがあるので、そこから道東自動車道にもう一度
乗るのです。


<道の駅 自然体感しむかっぷ>
12:41 道の駅 自然体感しむかっぷ

ICを降りてすぐのところにある道の駅です。
ここ、過去に自炊したり車中泊したりでお世話になっているところだね。

占冠、再び

高速が途切れたすぐ脇にあるためか、すっごい混雑していました。
車もバイクも多すぎ。なんとか停めてトイレだけ行った。この喧騒じゃあくつろぐこ
とは出来ないな。以前はもっとずっと静かだったのに。


国道274号の通称「石勝樹海ロード」で峠のアップダウンを越えつつ、夕張を目指
します。しかしここがバカみたいな渋滞なんだ。

そうだよね、高速を降りた車はみんなここを通るもんね。
乗用車もバイクもトラックも。そして大型トラックはこの峠道だと時速30〜40kmが
せいぜい。そりゃ渋滞も起きますよ。
信号は全然無いルートなのに、この渋滞。こりゃ先が思いやられます。
もう、やるせない気分だぜ。

樹海ロードは大渋滞

あー、もー、暑い。ヒマ。そして腹減った。
なんでこんな北海道の山の中で渋滞して足止め食らっているんだよ。
正直ね、ペース次第では夕張から高速に乗らずに、少し観光も織り交ぜようと考
えていた。

しかしこのペースじゃムリだ。高速を最大限に活用しないと、今日中に渡島半島
まで入れないよな。
あー、観光したいなー。2時間に1回は観光したい。イライラ。

13:48 夕張IC

やっと高速だ。これでスイスイ走ることが出来ます。
単調な道だけど、渋滞よりかはよっほどマシ。

夕張IC
再び道東道

2つ目のICが、千歳東IC。無料区間はここまでです。
うん、でももう少し乗っていよう。さっきの占冠〜夕張間の渋滞で思っていたよりだ
いぶ時間をかけてしまった。
それを巻き返すためにも、高速の力が必要だ。


しばらく走っていると千歳恵庭JCTが現れる。
随分西まで来たものだね。序盤にまっつんと会うためにドタバタしていたのはこの
あたりだもんね。
北海道をグルッと周ってそこまで戻ってきたのだね。

ここのJCTでどっちに行くべきか。
南に行けば苫小牧・室蘭を経由して渡島半島の南海岸ルートとなる。
函館方面に行くならこっちのほうが近い。
西に行けば札幌を経由して小樽まで行け、そこから渡島半島の北海岸ルートとな
る。函館方面に行くならこっちは遠い。

ホントに数100m手前の直前まで悩み、そして前者を選択しました。
今回絶対に踏んでおきたい「白神岬」と「尾花岬(近辺)」。
この2つを明るい時間帯に順調に周るなら、前者のルートがより良いと判断したの
だ。

ここからは道央自動車道。北海道上陸の地、苫小牧を通過する。


14:37 樽前SA

樽前SA

いろいろあったけど、これで今日と明日の進路はほぼ確定した。
ジタバタしたところで、明日の夜には苫小牧から帰りのフェリーに乗らなければな
らないのだ。やれることは限られている。

進路が決まったのでお腹が減っていたことを思い出しました。
何かいいものあるかな?せっかく北海道に来ているのに、SAで食べちゃうのはな
んだかもったいない気もするけど。

SAにはセイコマが併設さえているので試しに入ってみる。
そしたら豚丼が売っていた。あ、これ買おう。

実は昨夜、katsu君が「セイコマの豚丼はメチャクチャうまい!」って興奮して話し
ていたのだ。
「YAMAさんならもちろん食べたことありますよね?」とか言われたけど、僕は存在
すら知りませんでした。
だって僕は今まで北海道ではコンビニには一切寄らない主義だったし。

それを打ち明けたら、katsu君は「だったら機会があれば是非食べてください。本
場の帯広にも匹敵する美味しさなので。」って言っていた。
まさに今がそれを食べるチャンスですな。
(食費 \490)

セイコマの豚丼

あ、うまい。普通にうまい。
関東のコンビにチェーンじゃちょっと味わえないクオリティだよね。
ちょっとう嬉しくなって元気出てきたぞ。
半分だけ食べて、残り半分は後でに取っておこう。

よーし、次は適当なところで観光したいぞ。
「オンネトー」以来まともに観光していないもんね。せっかくの北海道尾晴れの日の
日中なのに、移動だけで1日が終わっちゃったらもったいなすぎるよ。


15:09 道央自動車道 登別東IC

樽前SAから2つ目の、登別で高速を降りました。
手っ取り早く観光できる場所として、登別を思いついたのだ。
(高速道路 \1350)

IC脇の赤鬼

登別のICはすごいね。料金所の左奥には赤くてでっかいワイルドなおじさんが立
っているんだもん。さすが地獄谷、登別。

道道2号数km内陸部の山岳方面に入る。
まもなく噴煙を上げる「登別温泉」が見えてきます。


<地獄谷>
15:17 地獄谷
(駐車場 \410)

あ、そういえば今回駐車にお金を使ったのってここが初めてかな?
地獄谷は「北海道旅2006(3-8)」に続いて4年ぶり2回目ですね。

爆裂火口跡

地獄谷は直径450mの爆裂火口跡。硫黄のにおいが立ち込め、いたるところから
白煙が噴き出しています。まさに地獄ですな。
そしてこれを眺める反対側は、もう観光客がウジャウジャ。
特に中国名の人がすごく多いです。たぶん日本人より多い。

今回の旅で周ったところの中では、一番俗化しています。ちょっと苦手。
でも、今日は観光に飢えていたので、たまにはこんなのも悪くないぞ、と感じてし
まったりしている自分がいる。

熊を捕獲!

近くには捕獲されて軽トラに縛り付けられた熊がいました。
てゆーかニセモノだけどね。結構リアル。
すぐ近くにある「のぼりべつクマ牧場」の宣伝用のオブジェです。

続いて温泉街方面に向かって少し歩いてみます。
ところどころに鬼のオブジェがあります。

青鬼&赤鬼
鬼神輿製作中

付近の駐車場では、鬼神輿を製作中でした。神輿って言うか、まんま鬼だけどね。
どうやら明日から「登別地獄まつり」っていうのが始まるみたい。
その中のイベントの1つで使用するらしいよ。


<登別温泉 泉源公園>
さらに賑やかな方に歩いていると、泉源公園っていうのがある。
間歇泉があるらしく、ゴボゴボ音がしているので覗いてみようか。

泉源公園と鬼の銅像
間歇泉

間歇泉は間近で見ると、ドッコンドッコン音を立てながらすごい勢いでお湯を噴き
出していました。
この泉源公園、2008年の7月に登別温泉の開湯150年記念オープンしたばかり
の非常に新しいスポットなんだそうだ。
どうりで前回来たときにここの記憶が無かったはずだぜ。


また歩いて駐車場に戻る。
駐車場はここ「地獄谷」と「大湯沼」の駐車場の両方を利用できるそうだ。
じゃあこの次は「大湯沼」っていうところに行ってみたいと思います。

さらに登別の奥地へと入る。
ここから先、「倶多楽湖」方面は2t車制限です。
以前「北海道旅2006(3-8)」で来たときは、当時の愛車の"サー君"が2t超だった
のでアプローチを断念したのだ。だからここから先は初めてです。

大湯沼への道

<大湯沼>
あ、ここは地獄谷からも遊歩道で2・30分歩けば来れるらしいね。
何人か歩いてきたであろう人を見かけた。

15:42 大湯沼

「地獄谷」に比べると人は一気に減って、駐車場もトイレくらいしかなくて簡素。
でもこの大湯沼の景観はなかなか好きだぞ。

大湯沼
水面を覆う湯気

水面の表面温度は40〜50℃くらいだそうで、常に薄い湯気に覆われています。
それが風によって水面を滑るように移動していく様子がなかなかいいんだけどね、
静止画じゃわからないよね。


<奥の湯沼>
「大湯沼」の駐車場の裏手にある沼です。
この沼は小さいけど、すごい熱そう。そして温泉成分が濃いためか、ドロドロ。

奥の湯沼&YAMA

ここの水温は大体80℃、深いところでは130℃もあるそうだ。
硫黄のにおいが周囲に立ち込めているよ。長居は危険か?

ブクブク湧き出す

さらに奥へと行きます。
道はどんどん細くなるけど、2t車でも擦れ違いは普通に可能なレベル。
これは"サー君"時代でも来れたなぁ。なんで2t制限なんだろ。地面の強度の問
題なのかな?


<日和山展望台>
ここいらになるともう全然車はいません。
走っていると左手に展望所があったのでbobByを駐車しました。

15:58 日和山展望台

日和山の噴煙

日和山は、さっきの「大湯沼」の背後に聳えていた標高580mの山です。
それを目の前に見れる展望スポットがここ。
眼下には「大湯沼」が見えました。

逆光で少しわかりづらいけど、山頂部からはいきおいよく噴煙が出ています。
すっごい勢いです。
「東京ディズニーシー」の「プロメテウス火山」を連想した。
しかし天然でこれなんだから、自然ってすごい。

大湯沼を見下ろす

さらに進むと道は通行止めになります。
この道道350号線、一応周回してまた「地獄谷」に戻れるようになっているんだけど
、近年はここで通行止みたいなのだ。


<倶多楽湖 扇型展望台>
その通行止の目の前にあるのが、倶多楽湖を遠望するこの展望台です。

16:05 倶多楽湖 扇型展望台

通行止にある展望台
倶多楽湖、初めて見ました。
直径3kmの、極めて円に近いかたちをした綺麗なカルデラ湖です。
透明度は「摩周湖」に次いで国内2位らしい。

木々があるので全景は見えないけど、それでも円形を感じ取ることは出来ます。
静かでなかなかいい穴場スポットだ。
倶多楽湖

ここで登別エリアの観光はおしまい。
来た道をまで引き返す。
「地獄谷」の前を通り、山を下って登別東ICをかすめ、海沿いの国道36号に合流。
(ガソリン \4000)

ここからは北海道尾初日の走ったコースと一緒です。
海沿いに西へと、室蘭方面に向かって走ります。
交通量はちょっと多めだな。
ダラダラと進んでいるうちに徐々に日は傾いてきました。

室蘭の中心地を通り過ぎると、夕日に照らされた「白鳥大橋」が見えてくる。
前回見たのはたった5日前なのに、なんだかとても懐かしく感じるな。

室蘭市街
白鳥大橋、再び

<白鳥湾展望台>
5日前は曇っていたのでスルーした、国道36号沿いの展望台。
今回は立ち寄っていこうと思います。

17:03 白鳥湾展望台

小さな土産物屋数軒とトイレ、そしてちょっとくたびれた鉄骨の展望台がある。
ひとまず展望台に登ってみました。

展望台からの白鳥大橋

なんか手前の工業地帯のエントツがジャマで、見栄えはイマイチ。
駐車場からはもっとよく見えるスポットへの散策路がある様子だったけど、面倒
なので今回はスルーすることにした。


さらに走っていると、数日前に立ち寄った「道の駅 だて歴史の杜」が見えてくる。
今回はここも通過。
道の駅の隣にある「びっくりドンキー」、城をイメージした造りなんだね。
「びっくりドンキー」といえば通常はアメリカ西部を意識したような店造りだからさ、
こっちがビックリさ。

今回はスルーします
和風びっくりドンキー

どんどん太陽は傾いてくる。正面が西なので眩しいぞ。
「噴火湾」を回り込むように走っていきます。
どこかでいい夕日スポットは無いものかな?

西日に走る

<道の駅 あぷた>
17:41 道の駅 あぷた

ここは初めて立ち寄る道の駅かな?
「噴火湾」をグルッと見渡すことが出来ました。

夕日も正面に見え、日没を待っていると思われる旅人もいる。
しかし日没まではまだ2・30分はありそうだな。僕はまだ進むよ。
とりあえず小腹が減ったので、お昼の豚丼の残り半分をここで食べた。

虻田の夕日

<道の駅 とようら>
「道の駅 あぷた」から国道34号を8kmほど進んだところにある道の駅です。
夕日がいい感じに沈もうとしていたので立ち寄りました。

18:00 道の駅 とようら

豊浦の道の駅
朝日も夕日も大地を照らす

今朝の4時台に見た太陽が、今沈もうとしています。
いい1日だったな。朝日も夕日も見ることが出来て幸せだな。
「噴火湾」に日が消えるまで、ずっと眺めていました。

そしてここでツーリングマップルを開く。
すぐ近くに「豊浦温泉 しおさい」っていう温泉施設があるみたいだ。
そこに行ってお風呂に入ろう。


<「豊浦温泉 しおさい」>
道の駅から1・2kmの距離でした。海沿いギリギリにある温泉。
国道を反れて何度か曲がるので道は複雑だけど、ところどころに標識が出ている
のでそれを見落とさなければ辿り着けます。

18:05 「豊浦温泉 しおさい」

豊浦温泉

広くて立派な施設。スーパー銭湯みたい。宿泊も出来るみたいだ。
お湯は赤茶けた色で、肌スベスベになったよ。
(入浴 \500)

外に出ると辺りはほぼ真っ暗。涼しい風が吹いている。
ここから一気に渡島半島を縦断するぞ。頑張るぞ。

夜間走行スタート

国道34号で「噴火湾」を迂回。
長万部からは海沿いの国道は国道5号になります。

長万部から焼くも近辺の国道は広くて障害物も無く、ひたすら真っ直ぐ。
夜間だから車も無いし信号もほとんど黄色点滅。すごく走りやすい。

渡島半島を快走

走りやすいけど、退屈。そして早起きしたので眠い。
窓を開けて夜風を浴び、ラジオ番組を聴くことで眠気をごまかしながら走ります。
このあたりはずっと道の駅が無いので、休憩もしばらくはガマンガマン。


<道の駅 YOU・遊・もり>
20:42 道の駅 YOU・遊・もり

ひとやすみ

いかめしで有名な森駅の近くの道の駅です。
ここの直後に、内陸経由で函館に行く国道5号と、海沿いで「恵山岬」方面に行く
国道278号との分岐点があります。

僕の今日のゴールは「恵山岬」にしたいので、後者です。
函館に行くよりも遠いっす。ちょっとくじけそうだけど頑張ろう。


20:59 砂原のコンビニ

国道278号を海沿いに走ると、間もなくコンビニ発見。
ここで今晩の夕食を購入しよう。安くカップ麺で済ませることにした。
ここから2kmほどのところに次の道の駅があるので、そこで食べることにするか。
(食費 \183)


<道の駅 つど〜る・プラザ・さわら>
21:06 道の駅 つど〜る・プラザ・さわら

ここでさっき買ったカップ麺を食べて過ごしました。
満腹になったら眠い。でも、負けてなるものか。

真っ暗な道の駅

国道278号を海沿いにひたすら走る。
この辺りにもちょっと興味のある景勝地があるんだけどね、真っ暗なので立ち寄り
ません。ここで明るくなるまで待っていたら、渡島半島を一周回れなくなるし。
またの機会に訪問しよう。

「恵山岬」の数km手前で国道を外れ、道道231号に乗ります。
道幅の狭い小さな漁師町の中を走っていくルートです。
道道231号の突き当たりに「恵山岬」があるのです。


<恵山岬>
真っ暗でほとんど見えないけど、恵山岬灯台と思われるものがボンヤリと見えまし
た。ここが本日のゴールです。残業長かったー。

22:32 恵山岬

恵山岬灯台
周辺の様子

今夜はここで車中泊します。宿は取りません。
そしてこれがbobByでも最後の車中泊です。
さらにこれが北海道最後の夜だから、僕らしく車中泊で過ごすよ。

明日は晴れるかな?
晴れるならば、ここから明日の朝日を見るのだよ。

23:00 就寝