<津軽峠>
<マザーツリー>

ちょっと開けたピークに出たな、と思ったらそこに津軽峠の立て札が立っていました
。マザーツリーへの遊歩道も確認できた。

4:50 津軽峠

フラットダート

最初の目的地は、ここから25分ほどの距離にある「津軽峠」です。
そこには白神山地のブナを代表する「マザーツリー」があるのです。

ダートは想像していたよりもフラットで締まっている。
ダートとしてはかなり走りやすいジャンルに入るね。
ガタガタするけど快適で面白い。

ダート道、始まる

ここから42kmダート

7月17日    7月18日    7月19日        

走行距離:869km  支出:\10,940   









―― 本日の走行

もうすぐ夜明け

7月19日 「白神山地」の章

<「アクアグリーンビレッジANMON」>
4:00 起床

薄っすら空が明るくなりかける頃、起きました。
今日は連休最終日。横浜の片田舎まで帰らなければいけないので早めの行動を
しないとね。

昨夜は蚊が車内にいて何度も目が覚めてしまったよ。
手足をそれなりに刺されたみたいでそこそこ痒い。
あと、深夜2:00頃に目が覚めたときに星空見上げていたんだけど、やっぱり山中
だけあってメチャクチャ綺麗だったよ。

7月17日    7月18日    7月19日        

走行距離:869km  支出:\10,940   

―― 前日までの走行

洗顔したりと出発準備。ここを見つけていなかったらトイレも水道もない山の中で車
中泊予定だったから、ありがたい。
自販機まであるしさ。でも、早朝の山中で結構肌寒いのに冷たいのしかないです。
ホットコーヒーを飲みたかったなー。しょうがない、アイスでガマンするか。
(食費 \120)

bobBy、今日もよろしく

4:21 出発

するとすぐに道はダートになりました。
なるほど、白神ラインで舗装されているのは「アクアグリーンビレッジANMON」まで
なのね。ここからいよいよ本番ですな。気合が入るぜ。

青森ドライブ2008(3-36)」のときは、まだGWだったから白神ラインの反対側の入
口で冬季通行止でガッカリした。
あのときから絶対に夏場にリベンジしようと心に誓ってきたのだ。
確かにbobByは車高も低くてダート道は全然向いていない。
しかし、頑張れば絶対に走行できるよ!今から突入するぞ!
よろしくbobBy!



<白神ライン>

津軽峠&bobBy

峠の先は鯵ヶ沢町

朝日が昇る

津軽峠は、ピークの50mくらい先に駐車場があります。
舗装されていてトイレもあって、綺麗な場所。そこにbobByを停めました。

ここからマザーツリーまでは遊歩道を5分。このくらいだったらサンダルでいいよね。
昨日まで履いていたジーパンももう汗だくだから、今日はジャージにサンダルで1日
過ごそうと思うよ。

マザーツリーへの遊歩道

周囲にブナが生い茂っている。早朝だからほどよく涼しくて、何より空気が美味しい。
テクテクと数分歩いていると、すぐにマザーツリーが見えてきました。

マザーツリー

マザーツリーは白神山地のブナの中でも極めて大きい1本の木。
幹周りは465cmあり、樹高は30m、そして樹齢は400年といわれています。
周りには柵があるけれど、すぐ近くまで寄ることができます。
樹齢は結構な年数だけど、白くて綺麗な幹、空に広がる若葉、ステキです。

ちょっと角度を変え、朝日が完全に昇るのを待ってみました。
マザーツリーと朝日を一緒に見れそうなタイミングだったので。
ほどなくして朝日が昇り、マザーツリーを照らす。
おぉー、綺麗だねー!おはよう、マザー!

マザーツリーと朝日

マザーツリー&YAMA

駐車場に戻り、車内で朝食にパン食べました。
ゴキゲンでテンション上がって腹減った。そういえば昨夜は結局夕食用に買ったパ
ンを食べなかったよな。
酒を飲んでいたのでつまみだけで済ませちゃったや。


「津軽峠」を越えるとしばらく下り坂。
ダートは少し荒れ気味になってきました。地面はデコボコ。ちょっと走りづらい。
途中で小さな滝があったりしたよ。

少しずつ荒れてくる道

白神山地の山々

滝が出現

<奥赤石展望所>
「津軽峠」から30分ほど走ったところにある展望スポットです。

5:35 奥赤石展望所

展望はまあまあかな。展望所の直前にある空き地には、大理石造りの白神ライン
の立て札と、「弘西林道」完工の記念碑があった。

奥赤石に立つ碑

なんだか少しずつ道は悪くなってきています。
これ、昨日無理してブレーキのメンテナンスしておいてよかったよ。
ブレーキの利きが悪かったらこんなテクニカルな道は運転出来なかったよ。

そういえばここいらで初めて他の車を見かけました。四駆でしたよ、当然。
あと、そういえばここいらでサルを見かけました。

岩崎方面へ

ダートを駆け下りる

もうダートにも慣れました。ずっとガタガタ。ときどきバキバキ。
時速30km前後で淡々と走ります。
道はあんまり広くないけど、他に車がほとんどいないのが嬉しい。
車が多いと僕のような車では走りづらいから、あえて車の少ない早朝か夕方を狙
おうともともと考えていたんだけどさ。

ひたすらダート

<天狗峠>
6:11 天狗峠

ようやく天狗峠だー。ダート区間は半分くらい来たのかな?
全く距離感がないし、現在地もよくわからない。周囲の景色はひたすら緑のブナ林
だけだしね。
「グルグル周ってもといた場所に帰ってきただけだよ」って言われても信じるんじゃ
ないかな、このロケーションは。

岩崎まで30km

どこまでも緑の山

いよいよ日が昇ってきました。車内は暑くなってきました。
道はデコボコです。
水溜りにザブーンと飛び込んだりして、車体がドロドロになりました。愉快。
もう既にリアガラスは砂埃でほとんど真っ白です。それも愉快。

一ツ森峠を目指して

ちょっと良さげな雰囲気の場所を見つけたら都度停車してエンジンを切ってみる。
すると、今まではエンジン音と走行音で聞こえなかった鳥のさえずりが聞こえてくる
んだ。
外に出ると、車内は結構な暑さだったんだけど、木陰はとても涼しい。
ブナの葉がほどよく日差しを遮ってくれている。

ブナの大森林

<一ツ森峠>
6:51 一ツ森峠

うん、景色は今まで散々見てきた峠の眺めとそんなに変わらないです。
だから詳細な説明や写真は省きます。
ここで残ったパン1つを食べておきました。文明はまだ遠いなぁ。

岩崎まで18km

ラストスパート!もうちょっとかもしれない!頑張れbobBy!
この後はちょっと舗装路が出てきたけど、やっぱ甘くってすぐにダート。
相変わらず大粒のダート。
対向からスポーツカーが登ってきた。うおっ、この後は大変ですよ。お気をつけて。


<白神岳展望所>
6:55 白神岳展望所

最後のダート

展望所のbobBy

各所にある展望所、大体こんな感じの規模です。ちゃんとした駐車場があるわけで
はない。3台くらい無理矢理停めるのが精一杯です。


しばらくダートをゆっくり下り、そして42kmのダート完走!
今日擦れ違ったのは、四駆3台とスポーツカー1台だけ。
しかも四駆3台は1グループでした。
あと、四駆1台に抜かされたので、見かけた車は合計5台。

あとは海までの数10km、ゆるい下り坂をスイーッと降りていくだけです。
交通量もほとんどないし、信号も基本ないような道です。
舗装路のありがたみを噛み締めながら走る。


次はお決まりの「十二湖」かな。白神山地の日本海側にある、いくつもある池の総
称です。
すると、白神ラインと「十二湖」を3kmで結ぶ道が出てきました。

あ、こんな道があったんだ。てっきり一度日本海に出てからまた山側に戻らないと
いけないと思っていたよ。
早速、「十二湖」へのショートカット道路を使って「十二湖」を目指します。
長かった白神ラインとはここでお別れ!

白神ラインから十二湖へ

<十二湖>
白神山地のブナ林に囲まれた湖の総称です。
湖の数はもっとあるんだけど、「十二湖」です。(30以上あるっぽい)
「大崩」から見ると12個あるように見えるのが由来だそうです。

7:25 十二湖

3回目の訪問かな、ここは。
今回のお目当てはもちろんハイライトの「青池」。過去2回とも思うような写真撮影が
出来ていないからです。今回こそは!って思ってきました。
だからこその他の池はサクサク見学していきますね。
「中の池」
「落口の池」

ブナ林に囲まれた、緑色の池。神秘的な池が次々と現れます。
この時期の緑は本当に綺麗だよね。

…って方向を間違えました。「青池」とは逆方面に行ってた。
いつもとは違うルートで、「白神ライン」から十二湖のド真ん中に登場したから方向
感覚がわからなかったや。
Uターンして一番の深部にある「青池」を目指します。


一番奥の立派な有料駐車場にbobByを駐車。
ハイライトの「青池」はここから徒歩10分くらいです。
ここだけ有料なんだ。でも、朝だからまだ料金所はオープンしていなくてラッキー。

改めてまじまじとbobByを見てその汚さに驚いた。あぁ、驚いた。
ジャージにサンダルというラフな格好でペッタンペッタン歩いて「青池」を目指す。
まず見えてくるのは大きな「鶏頭場の池」です。

「鶏頭場の池」

この時期のこの時間、「鶏頭場の池」の周りにはバードウォッチングの人が多いね。
「鶏頭場の池」を通り過ぎればいよいよハイライトである「青池」。

今回はどのくらい青く見えているかな?

青ッ!!

青いー!青すぎるー!すごい綺麗!
そう、これなんだよ、僕が5年前に初めて来たときに見れた池の色は。
あのときはまだ池に柵が無くて、水に手を触れることすら出来たんだけどね。

"青インクを流し込んだよう"と表現されるこの池。
何でこんな綺麗な色になるのか、科学的にはまだ解明されていないそうです。
池の底には枯れたブナの古木が横たわっていて、それがまたいい感じ。
見ているうちに刻々と青の濃淡が変化していきます。

青池

満足!いいすねー。今回のドライブは結構絶景続きなんじゃないだろうかねー。
こういう気ままな絶景巡りは大好きだ。
ここ十二湖で今回の大きな観光は終わりなんだけどさ、最高のラストになったと思
うよ。


県道280号で西へと山を下る。もうあと数kmで日本海だねー!
思えば太平洋側の八戸や下北半島から、頑張って走ってきたものだ。


<日本キャニオン>
8:05 日本キャニオン

県道280号で「十二湖」から日本海に出る間にあるスポットです。
あ、ちなみに僕はアンチ日本キャニオンなので前回の青森ドライブ2008(3-36)
」ではあえて写真を撮りませんでした。
撮影するのは「津軽大遠征(2-58)の5年ぶりかな。

日本キャニオン

白い岩肌の断崖が遠くに聳えているのが見えます。
アメリカのグランドキャニオンに雰囲気が似ているってことで付けられたネーミング
ですけど、「本家とは比べ物にならないほどショボイよ!」ってことで有名なスポット
でもあったります。


日本海沿いの国道101号に出ました。
ここで15時間ぶりくらいに僕の携帯電話に電波が戻ってきたぜ。こんにちは、文明。
ここから秋田県を目指し、国道101号をガンガン南下します。
交通量も少ない一本道。快適です。

国道101号と日本海

<須郷岬>
20kmほど南下した、青森県と秋田県の県境にある岬です。
目印はありません。観光地化も全然されていないので99%くらいの人が通り過ぎる
、国道沿いの地味な岬です。
しいて言えば、県境の標識が目印かな。
尖ってもいないので、ここが岬といわれても気付かないしね。

8:33 須郷岬

この岬は、白神山地の西端なのですよ。
白神山地はここで終わり、日本海に断崖となって落ち込んでいきます。
昨日の夕方からお世話になった白神山地。
それを見れる最後のスポットです。

白神山地の終わりの地
すぐ脇は県境
<道の駅 はちもり>
8:40 道の駅 はちもり

「須郷岬」から南へ1kmくらいのところにある道の駅です。
何度か来たことのある道の駅ですね。

ここはお殿水っていう湧き水があります。いつものように飲料水をゲットしました。
飲み水が少なくなってきていたので助かった。
水を汲んだだけで道の駅は1分で撤収。
お殿水

ところで、ツーリングマップルを見ると、道の駅からほんの1kmくらい南で国道101号
から反れたあたりに「チゴキ岬」っていう岬があるそうなのですよ。
特に尖っていないし目立たない地形なんだけど、そんな岬の存在は今まで知らなか
った。
ちょっと行ってみようか。
幸い国道101号にも標識が出ていたので、岬方面にハンドルを切ってみた。


<チゴキ岬>
8:44 チゴキ岬

チゴキ岬灯台
日本海の岩礁

ここはネットで検索してもほとんど情報が出てこないほどレアな岬です。
周囲も全然何もない。灯台の周りも何もない。
ただ、遊歩道が海に沿って続いていて、遠くのほうに展望所が見えたよ。

変に四角い灯台が海に面して建っている。このデザインはちょっと好きです。
全然誰もいないので、1人灯台を満喫しました。


<鹿の浦展望所>
国道101号を10kmほど南下したところにある、海沿いの展望所です。

9:02 鹿の浦展望所

岬の先端には東屋が1つ。
あと、ババヘラを売っていると思われるオバチャンが駐車場にいました。
さすが秋田県。
ババヘラ食べたいけど、貧乏なので今回はガマンします。
でも、気温は32℃。メチャクチャ暑い。
東北なのにこんなに暑いとは。梅雨明け、恐るべし。

展望所にて

景色はまあまあかな。そんなに良くはない。
男鹿半島が見えるらしいけど、ちょっとガスっていて見えなかったよ。
とりあえず暑い。東屋の日陰から出たくない。


さらに南へ走ります。
「八郎潟」くらいまで行けば秋田自動車道があるから、そこから高速道路で横浜に
帰りましょうかね。明日仕事だし。


<道の駅 みねはま>
9:20 道の駅 みねはま

ここも何度か来ているね。トイレ休憩だけしてすぐ出発。
あんまり長時間外にいると暑さで倒れます。

最後の休憩

日本五大松原の1つである、「風の松原」を見ながら隣を掠める。
能代に入ると、秋田自動車道のICがあります。
標識で知ったんだけど、能代東ICっていうのができたのか。知らなかった。
標識に沿ってICを目指す。


9:54 秋田自動車道 能代東IC

ここから一気に帰ります。
なんだか暑くてクラクラしてくるし、早起きしているから眠気の1回目のピークが来て
いるけど、頑張るぞ。
大曲近くでは気温34℃もあったよ。夏は好きだけど、ちょっとキツい。

灼熱の秋田道
岩手県突入
…暑い

11:37 錦秋湖SA

岩手嫌悪山中にあるSA。
秋田自動車道において、貴重なガソリンスタンドのあるSAです。

結構眠かったので、ここで缶コーヒーと栄養ドリンクを購入しました。
飲んだら途端に元気!
よーし、一気に関東まで走っちゃいますか??
(食費 \435)
(ガソリン \3800)



12:13 北上JCT

ここから東北自動車道です。
岩手県を南下し、宮城県に入る。宮城県もサクッと通過し、福島県へ入る。

ここでラジオをつけると、宇都宮近辺で東北道の渋滞が始まったそうだ。
この時点で渋滞があるということは、僕がそこに行き着くころには1・2時間レベルの
大渋滞に成長しているに違いない。

よしっ、では磐越道と常磐道の迂回路を使おうか。


14:28 郡山JCT

郡山JCT

ここから磐越道です。東の日本海を目指して進む。

15:09 いわきJCT

ここからは常磐道です。いよいよ関東地方!


15:27 中郷PA

茨城県のPAです。栄養ドリンクのおかげで岩手県からノンストップでここまで来れま
した。感謝。
腹が減ったのでお昼ご飯にカレーを食べました。
(食費 \730)
(ガソリン \3305)


17:20 守屋SA

よく立ち寄っている、常磐道最後のSAです。ここでトイレ休憩。

17:38 三郷JCT
(高速道路 \1650)

うわっ、安いねー。秋田県北部から走ってきたのに。
昔は10000円くらいしていたもんね。なんだかんだでETCの割引には経済的には助
かっています。

東京スカイツリー
お台場

首都高を走っていると、「東京スカイツリー」や「お台場」が見えてきます。
「東京スカイツリー」は現在高さ398m。
第1展望台の建設のためにここ2ヶ月ほど成長が止まっているけど、もうすぐまた高
さも成長する様子です。

なんか、今朝に「白神山地」の山の中を走っていたのがウソのようだね。
ずいぶん都会に戻ってきてしまったよ。

横浜ベイブリッジ
夕暮れの富士山

僕の地元、横浜に帰ってきました。
「みなとみらい」の観覧車や高層ビル群の背後には、「富士山」のシルエットが見え
ました。
(首都高 \900)


綺麗な夕日を眺めながら、まだ明るいうちに横浜の片田舎の自宅に到着。
素晴らしい夏本番の開始だな。

19:06 帰宅

横浜の片田舎

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◆支出:34,922円