7月17日    7月18日    7月19日        

走行距離:289km  支出:\10,324   









―― 本日の走行

国道279号南下

7月18日 「奥入瀬渓流」の章

<道の駅 よこはま>
3:50 起床

ぐわっ!寝てしまっていたか!
1・2時間ですぐに起きるつもりだったのが、深夜になってしまっているぞ。
夕食を食べ忘れた!酒も飲み忘れた!チクショ!
なんか無理して起きなくていい夢を見ていた気がする。なんて都合のいい夢だ。

フロントガラスは雨に濡れていた。そういえば深夜、雨が降っているような音がずっと
していたな。今も霧雨が降っている。


どうしようかな。まだ暗いし眠いけど、出発すべきか寝るべきか。
迷っていたら、両隣のワゴン車が同時にエンジンかけやがってさ、乗っている人たち
がそれぞれドッタンバッタン荷物の整理とかを始める。

どうやら両隣は合わせて1チームらしい。
あのー、よそ者の僕を挟んで駐車しないでもらえます?そして、こんな深夜に両側で
エンジンかけられて、そんな状態なのにいつまでも出発しないですごく迷惑なんです
けど。車の中に僕がいるってわかってるよね?

ウザいので、出発するっす。
負けじとエンジンをかけ、颯爽と出発です。

3:59 出発

7月17日    7月18日    7月19日        

走行距離:289km  支出:\10,324   

薄暗い直線道路を淡々と走る。
青森ドライブ2008(3-36)」で昼ご飯を食べた「レストラン 常夜燈」の前を通過。
うん、懐かしい。店内、殺伐としていたよな、ここ。

野辺地からは国道4号で内陸部を南下します。
野辺地町から東北町に入った辺りでコンビニに立ち寄り、朝ご飯にします。
昨日の夕食も食べていないしね、2食分です。

4:33 東北のコンビニ

早朝のコンビニ

スープとコーヒーで朝ご飯。
食べていると、ちょっとだけ青空が覗いている。
さっきまでは小雨だったけど、回復しそうな兆しかな?
(食費 \288)


出発して少し走ると、右手に見覚えのある施設が見えてきました。
うん、そろそろ見えてくる頃だろうなって思っていたんだけどさ。
東北町の「日本中央の碑保存館」。数ある日本の中心シリーズでも、最北のスポッ
トです。
『日本中央』と書かれた、1000年以上前からの伝説の"つぼのいしぶみ"。
詳細は 「青森ドライブ2008(3-36)」でご覧ください。

懐かしの日本中央の碑保存館

<道の駅 しちのへ>
国道4号を南下して七戸町に入りました。

5:16 道の駅 しちのへ

ここで洗顔とか着替えとかしました。
どうやら名馬の産地であるらしく、ここの出身であるダービー優勝馬の"ヒカルメイ
ジ"と"フェアーウィン"の像があります。
うん、競馬は1ミリもわからん。

サラブレッド

朝日が昇る

ここから広域農道とかを使って十和田市の中心部をトラバース。
国道102号に乗って「奥入瀬渓流」方面に進路を取ります。
さらに晴れてきたかも!

十和田広域農道

<道の駅 奥入瀬>
国道102号沿いにある道の駅です。

5:58 道の駅 奥入瀬

「奥入瀬渓流」ではちょっと徒歩で散策もしたいからね、サンダルからスニーカーに
履き替えておきます。
空もいい感じに晴れてきました。
スケジュール的にも、予定通りかな。日中になると「奥入瀬渓流」はすごい混雑する
からさ、狙うのであれば早朝しかないと考えていたのです。

天気も良好

国道102号をさらに西へ行く。
「奥入瀬渓流」は、国道102号と国道103号が合流した場所辺りから始まります。

うわー、ワクワクするなー。
「奥入瀬渓流」は6年ぶり。今まで 「青森ドライブ2008(3-36)」とか「北海道旅2008
(3-43)
」とか「三陸海岸縦走(3-84)」とか、青森に行くたびに再訪問のチャンスを
狙っていたのですよ。
だけども諸事情で行けないまま、6年が過ぎていたところでした。


<奥入瀬渓流>
6:20 奥入瀬渓流エリア

緑の世界

奥入瀬渓流とは、「十和田湖」から流れる「奥入瀬川」の、子の口から蔦川合流まで
の14kmを指します。
両側にはカエデやブナの林が広がり、渓流には遊歩道や多くの滝があり、散策には
うってつけです。

奥入瀬渓流エリアに入ると、深い木々が辺りをさえぎり、体感気温がグッと下がる。
窓を開けてみた。
爽やかな森の風が車の中に入り、すごく気持ちがいい。

横には「奥入瀬川」が流れていて、どこから見てもすごく絵になっている。
いろんなところにカメラを持って歩いている人がいます。
僕も適当なところで一度車を停めました。

奥入瀬川の流れ

緑の中を流れる清流。いいっすねー。
普段の都心のコンクリートジャングルに囲まれているストレスと比べるべくもないよ
な。なんて心安らぐ空間なんだ。


<石ヶ戸>
さらに少し「十和田湖」方面に走ると、石ヶ戸休憩所の駐車スペースが見えてきた。
ほとんど駐車場のない奥入瀬渓流だけど、ここだけは100台くらい道路脇に駐車で
きるスペースが豊富です。
この時間はガラガラの状態。

6:36 石ヶ戸休憩所

休憩施設の裏から渓流沿いの遊歩道に降りてみる。
そこに石ヶ戸があります。

石ヶ戸

"ヶ戸"っていうのはここいらの地方では小屋という意味。
つまりこれは石の小屋。
カツラの巨木で大きな岩がさあ得られて小屋のような形になっています。

昔、"鬼神のお松"っていう女盗賊がここをねじろとして旅人を襲っていたという伝説
もあるそうだよ。

石ヶ戸付近の渓流

付近の遊歩道を少し歩いてみました。他にも歩いている人がチラホラいる。
ここはとても静かな流れ。
剛であったり柔であったり、この渓流はいろんな顔を見せてくれます。


<雲井の滝>
さらに少し走ると、左手に滝を発見。立て札によると、雲井の滝というらしい。
付近には車が2台ほど停められるようなスペースがあったので、そこに停めて見て
きます。

6:52 雲井の滝

落差30mを2段に分けて流れ落ちる滝。
県道からは100mほど奥まったところにあります。
奥入瀬渓流には10数箇所に滝があって、いたるところでこのような景観を見ること
ができるのです。

雲井の滝

では、そろそろ奥入瀬渓流のハイライトの「銚子大滝」を目指します。
あの近辺は確か大きな駐車場はなかったはずだ。以前は注射するのがすごく大変
だったもん。
だから今回はなるべく早めにアプローチしたい。


付近を慎重に偵察しながら車を運転し、「銚子大滝」の1kmほど手前にわずかな駐
車スペースを発見しました。
ここから「銚子大滝」まで、渓流を見ながら徒歩で往復したいと思います。


<九段の滝>
遊歩道をしばらく歩いていると、滝が出現しました。

7:08 九段の滝

九段の滝

デコボコの岩盤を流れ落ちる、落差15mほどの滝です。
9段あるかどうかは数えにくくてよくわかんないや。


マイナスイオンを吸収しながら遊歩道を歩きます。すごく気持ちがいい朝の散歩。
やっぱりこういうところに来たら少し自分の足で歩いて自然を感じたいよな。
歩いて苦労して、五感をフル活用して初めて本質がわかることもある。
ここ数年で「屋久島」とか「礼文島」を歩いて、少しそう思うようになった。

剛の流れ

柔の流れ

渓流&YAMA

<銚子大滝>
遊歩道の奥のほうに、白い壁のようなものが現れる。
あれがハイライトの銚子大滝だ。比較的穏やかなこの渓流の中でも、一際異彩を
放っています。

奥入瀬渓流の本流の滝はこの銚子大滝ただ1つ。
だけどもこのダイナミックな滝があるせいで、海の魚は「十和田湖」まで到達できず
、それが「十和田湖」にあまり魚がいない理由の1つとも言われているのです。

7:15 銚子大滝

銚子大滝出現!

東北大暴走(2-12)」以来、6年ぶりの銚子大滝。
幅15m・落差7mなのでそんな大規模ではないけれど、「奥入瀬川」の本流なので他
の滝と比べると水量は段違い。
ゴウゴウと音を立てて流れ落ちていて、付近には飛沫が飛び散ります。

幸いにも朝早いので、僕以外に滝のそばにいるのは3人くらい。
いいロケーションで滝見物ができました。

奥入瀬渓流中最大の滝

しばらく滝を眺めたあと、また来た道を歩いて引き返す。
朝のいい散歩になりました。癒された。
じゃあ次は「十和田湖」に行ってみようかな。

駐車場へ引き返す

「銚子大滝」から2kmほど川をさかのぼれば、もうそこはすぐに「十和田湖」。
湖畔に沿って南側に回りこんでみます。

東北大暴走(2-12)」のときに観光した「瞰湖台」っていう「十和田湖」を見下ろす展
望台があるんだけどさ、新しくトンネルが近くに出来ていて、それを使うと「瞰湖台」
に寄らずにショートカットできるようになっていた。
だから今回は「瞰湖台」はスルー。
今回は初めて「乙女の像」に立ち寄りたいと思います。


<十和田湖>
十和田湖に突き出す中山半島の駐車場にbobByを駐車。
ちなみに湖の中の中山半島は、2年近く前の「秋田旅行(3-46)」のときに「発荷峠展
望台」から眺めたよね。懐かしい。

7:38 十和田湖

普段は駐車場は有料だけど、まだ早いので無料でした。やった!
ここから徒歩10分くらいで十和田湖のシンボルの「乙女の像」だそうです。

湖畔を歩く

今日はお祭り

途中で見かけたポスターによると、今日は11:00から「十和田湖湖水まつり」だそう
だ。もう少ししたら近所の駐車場が使えなくなったりするんだって。
早めの時間にここに来てよかったわ。


<乙女の像>
湖畔に沿って「御前ヶ浜」を歩き、駐車場からおよそ10分。
乙女の像が見えてきました。

御前ヶ浜

乙女の像

この像は"高村光太郎"の作品で、十和田湖の国立公園指定15周年を記念して造
られたそうです。ちなみにマッパです。思春期の僕には直視できねー。


<十和田神社>
「乙女の像」から数分歩くと、一気に不快林の中に入った。
そこにあったのがこの十和田神社。湖が近いのに、鬱蒼として荘厳な雰囲気だ。
"日本武尊"を祀っているそうだよ。

拝殿

林の中の境内

狛犬

そして林の中を通過して、また湖畔の駐車場に戻る。


次はどこ行こう?久々に「八甲田山」に行きたいな。
そこから西の田舎館に行って、それからさらに西の弘前、そして「白神山地」に突撃
できたらいい感じだな。
よしっ、今日はそのプランで行こう!


「八甲田山」に行くために、来た道を「奥入瀬渓流」方面に戻る。
「奥入瀬渓流」をまた貫通して戻ってもいいんだけど、もうこの時間だと混雑してい
そうだし、早朝に見た印象を大事にしたいからね。
だから「奥入瀬渓流」と併走する「惣辺バイパス」を使って戻ります。

バイパスに乗るまではクネクネした山道でちょっと大変だったけど、バイパスに出る
と景色も開けて道も広くて快適。

惣辺バイパス

なんか本格的にブレーキに違和感です。
昨日の朝に下北半島を北上し始めた頃から薄々感じてはいたんだけど、ここに来て
ブレーキの利きが極めて悪くなりました。

先月の「大井川ドライブ(3-90)」からおかしくなったbobByのブレーキ。今回も同じよ
うな現象。下り坂が多いので、なおさら実感できます。
恐ろしいです。生命の危機です。


途中、「十和田湖」を見下ろせる「惣辺バイパス」の名も無き展望スポットを発見しま
した。ちょっと雲がかかっちゃっているのが残念かな。
今まで全然車と擦れ違わなかったけど、ここでインド系のご夫婦と遭遇し、ちょびっと
世間話とかした。

十和田湖を見下ろす展望スポット

9:00ちょっと前に「奥入瀬渓流」の北部にて国道103号と合流。
今朝最初に散歩した、「石ヶ戸」のちょっと北の地点ね。
「十和田湖」からここまでずっと店も何もなかったけど、ガソリンスタンドを発見でき
ました。給油をしておこう。
(ガソリン \3216)

ブレーキの利きが悪いので、オイルのエア抜きとかしてもらえないかなって相談し
てみたんだけど、ここの設備じゃムリみたい。
民家のおばちゃんが1人でやっているような小さなガソリンスタンドだもんね。
しかたないか。


国道103号にて「八甲田山「方面への分岐点まで、「奥入瀬渓流」の北部を数km走
ります。
森林に囲まれた心地の良い空間。またいつか訪問したいものですな。

グッバイ奥入瀬

「道の駅 奥入瀬」があった国道102号方面と、「八甲田山」に続く国道103号との分
岐点まで来ました。
ここからは今回始めてのコースです。
ハンドルを切ると、早速前方に「八甲田山」が見えたよ。テンション上がるー!

八甲田山、出現!

ここからしばらくはまたクネクネの山岳路。
「蔦温泉」とかあるところですね。
6年前の「東北大暴走(2-12)」では、僕らはこの道沿いの渓流でザブザブ水遊び
しましたね。


「八甲田山」エリアの最大の目的地を、「雪中行軍遭難者銅像」としたいと思います
。ここはガチですよね。"後藤伍長"に久々に挨拶しとかなきゃ。
だから「八甲田山」の南側から北側に回りこむようなルートを選択しました。

県道40号を走っていると、少し県道を反れたところに「田代平湿原」があるとの標識
が出てきました。
存在は知っていたけれど、行ったことはないスポット。
ほんの1kmほど道を反れたところらしいので、寄ってみようか。


<田代平湿原>
9:35 田代平湿原

未舗装の空き地の駐車場にbobByを停める。む、やっぱブレーキの利きが極めて
悪い。
湿原はここから遊歩道を数100m歩いたところから始まり、徒歩30分位くらいで一
周できるようだ。

第四中隊之碑

傾いた鳥居

遊歩道を歩き出すとすぐに「第四中隊之碑」っていうのが出てくる。
これはどうやら第二次世界大戦のときの部隊名らしい。
ついつい「八甲田山」の第五雪中行軍をイメージしてしまいがちだけど、あれは明治
なので全然別物です。

さらに進むとボロボロの鳥居が右手に見える。
湿地だからか、傾いて沈没しかけています。
正規のルートではないけれど、その鳥居の奥の小道を覗いてみると、メッチャ綺麗
な沼がありました。

龍神沼

現地には立て札も何も無くてわからなかったんだけど、後日調べてみると「龍神沼
」っていうらしいね。

すごい濃い緑。周囲の森の緑も水面に映っているし、沼の中の藻も緑で水中に森
を形成しているみたいな感じだし。すごい神秘的です。
この沼の存在に気付いていよかった。
普通に湿原に向かうコースを淡々と歩いていたら気付かないもん。

湿原散策開始

八甲田の山々

結構草がボウボウで、木の遊歩道もほとんど隠れていたり、首近くまであるような
草を掻き分けるような感じで湿原到着。
数人の人がノンビリと湿原散策していました。結構ここも草が生い茂り、歩道は擦
れ違いも困難な感じ。

しかし人が少なくて和みます。
あちこちに咲いている湿地の草花を眺めながら、僕もブラブラ散歩しよう。

キンコウカ

ヒツジグサ

ノリウツギ

…わからん

代表的なニッコウキスゲとかワタスゲの時期が終わっちゃっていたのがちょっと残
念かな。
それでも楽しい散策です。慌しい日常を離れ、ノンキに花を見つけては喜んでいる
自分に酔うわ。

湿原&YAMA

そんなこんなで20分ほど軽くグルグルと散策してからまた駐車場に戻りました。
次はいよいよ「雪中行軍遭難者銅像」です。ここから西に行ってすぐの場所です。


<雪中行軍遭難者銅像>
10:12 雪中行軍遭難者銅像

駐車場では公衆トイレのガラスが何者かに破壊された様子で、警察がたくさん来て
て現場検証でてんやわんやでした。
ここから銅像までは階段を登って250mほど。

後藤房之助伍長
装備もリアルに再現

日露戦争を控え、冬の「八甲田山」で雪中行軍訓練をした青森歩兵第五連隊。
吹雪で遭難し、210名中199名が死亡したのだ。
後藤伍長は吹雪の中で目印として立ち、発見されたときは仮死状態だったそうだ。
生き残った人たちも後藤伍長始め多くのメンバーが凍傷で四肢切断になったんだ
よな。
冬山登山は恐ろしい。



出発し、さらに県道40号を西へと行って国道103号に合流する。
そこから南へ下り、「八甲田山」の南西に出ました。
国道394号をさらに西へ進んで黒石市に向かおうかと思います。


<城ヶ倉大橋>
「八甲田山」南西にある、国道394号の橋。
結構な観光名所で多くの人で賑わっています。

10:46 城ヶ倉大橋

城ケ倉渓谷をまたぐ橋
周囲は全て深い山

谷底からの高さは122m。橋の長さは360m。
路式アーチ橋としては日本一の長さをだそうだ。
前回も思ったけど、山梨県の「清里高原大橋」と雰囲気が似ている。
さっくりと見学してまたすぐに出発しました。


国道394号をダラダラと西の黒石市に走ります。
黒石のB級グルメといえば"つゆ焼きそば"。お昼はそれにしようかね。

走りやすい道だけにみんな結構なスピードで困ります。
ブレーキの調子が悪いから制限速度を守って走りたいんだけどな。
暑さもあってか、ちょっとイライラする。落ち着け、YAMA。
どこかに大きなガソリンスタンドはないものか。早いとこメンテナンスしたいわ。

国道394号

黒石市の中心地まで来ました。
どこの店のつゆ焼きそばがうまいとか、そういうのは知りません。
とりあえず黒石駅を探し、駅前の無料駐車場にbobByを駐車する。

11:30 黒石駅

…暑い!やっぱ「奥入瀬」や「八甲田」の山岳部のロケーションとは違うので、一歩
車の外に出ただけでうだるような暑さです。
すぐ目の前につゆ焼きそばの文字が掲げられている食堂を発見。
よしっ、ここに入ってみるか。


<「すごう食堂」>
11:32 「すごう食堂」

外観
内装

「津軽百年食堂」っていう小説のモデルになった店で、大正元年創業の老舗なんだ
って。
連休で観光客の来訪も多いのか、僕が入ってすぐに満席になりました。
昭和を思わせる、薄暗くてひなびた雰囲気の店内です。
あと、エアコンが無くて結構暑いです。片隅に冷風機があっただけだった。

早速黒石のB級グルメであるつゆ焼きそばを頼みました。
おばあちゃんが2人くらいで頑張って作っているので、結構時間掛かった。

黒石のつゆ焼きそば

焼きそばにラーメンスープをかけた食べ物です。具にはかき揚げみたいなものも入
っている。
ぶっちゃけ、この天候のときに食べるのはシンドい。
焼きそばのソースがラーメンスープに溶け出て味がミックスされています。
溶け出るとソースの酸味が結構強調されるな。

美味しいとか美味しくないとかじゃなく、なんか面白い。
うん、すげーうまいわけじゃないけど、スルスルっと食べれちゃう。
あと、メッチャ汗かいた。
(食費 \650)


この黒石の隣が田舎館村です。
この夏の時期に青森ドライブをしたかった目的は2つ。
1つは「白神山地」の深部を走行したいこと、そしてもう1つがこの田舎館にあるのだ。

数km西へ進み、田舎館村役場を目指します。
村役場は天守閣みたいな造りで、遠くからでも目印になりました。
うん、次の目的地は「田んぼアート」なのです。


<田舎館村役場>
<田んぼアート>

12:15 田舎館村役場

黒石からは車で10分も掛からずに到着しました。
村役場の前は人々でゴッタ返しているし、駐車場もキツキツです。

村役場
村役場前の田んぼ
行列!

なるほど、僕は浅はかだったぜ!
田んぼアートは上から見ないとデザインが把握できない。
そして上に上がれる人には制限がある。ということは行列が発生する。
そして今はベストシーズンの3連休!
行列はとんでもないレベルに成長しているぜ!

行列は村役場の裏側にまで達していました。とりあえず並ぶ。
村焼くなはなんかもう一大観光スポット見たくなっていて、焼きそばやらソフトクリー
ムやらの模擬店も出ていました。

これって1時間くらい掛かるんじゃなかろうかね。
近くのおばちゃんと「行列ハンパないっすねー」みたいなノホホンとした会話をしつつ
、ダラダラと待ちます。
この灼熱の下で1時間はかなりキツい。ちょっと甘く見てペットボトルも車の中さ。


40分くらいで役場の建物の中には入れました。さらに並ぶ。
どうやらエレベーターで屋上に行くらしい。
カウントしていた役場の人が、「あなたで1500人目よ」って教えてくれた。
このペースは今年1番なんだって。

一度に9人しか乗れないエレベーターで屋上直下の階に行き、そこからさらに階段
を登って屋上フロアに行く。

平成14年
平成16年
平成19年

最上階には、歴代の田んぼアートのパネルが飾られています。
こう見ると年々技術レベルがUPしていっているのがわかるね。

でもまだ実物は見れません。屋上のベランダ(?)は非常に狭く、一度に見れるの
は10数人がせいぜい。
そして、一方通行で擦れ違いも不可能。
係員の人が「後ろが詰まっているので早く進んでくださーい!」と言っている。

前の人が進んでいくのを待ち、いよいよベランダへ。
あ、でもまだ田んぼアートは見えません。津軽富士の「岩木山」なら綺麗だ。

ベランダの渋滞
このくらいの幅
岩木山

【日本走覇】を見てここに興味を持つかもしれないわずかな人のために、誰も撮らな
いような写真を撮ってみました。
このくらいの幅のベランダなのですよ。展望台として相当無理がある。
ま、かといって自由に動き回れるような展望台にしても大混乱だろうけど。

行列に並んでから1時間後、ようやく僕の目の前に田んぼアートが広がりました。

田舎館の田んぼアート

おおおぉぉぉーー!実際この目で見るとド迫力です。
2010年(平成22年)のデザインは、「五条大橋」の"弁慶"VS"牛若丸"です。

このデザインを、緑・黒・黄・白・赤の葉を持つ稲で表現しています。
見頃は稲が綺麗に生い茂る、7月中旬〜8月中旬だそうですよ。

弁慶
牛若丸
『東北新幹線12月4日全線開業』

後ろが詰まっているので、実際にこの光景を見られるのは小刻みに前進しながら
2〜3分がせいぜいです。
平日とかだったら少しはゆっくり出来るのかもしれないけど。
通路も狭いので、みんなで田んぼと一緒に記念撮影とかも困難です。
ま、それでも僕は見れて良かったよ。大満足。


階段で1階に戻り、灼熱と化しているbobByに乗り込んで、10kmほど西にある弘前
市の中心地に行こうと思います。
ちょっと「弘前城」を見てみようかと思ってね。
あと、車のメンテナンスもしたいし。

弘前へ

弘前の中心地には、いろんな車のディーラーがある。
しかしトヨタだけ見つからねー!どこだトヨター!ちなみに、ナビも調子悪くて検索も
目的地設定も出来ません。現在地を閲覧するだけ。ダメだこりゃ。

ガソリンスタンドでブレーキオイルのエア抜きを頼んでみるんだけど、1時間以上の
待ち時間とのこと。
「イエローハット」とかあるけど、行き方が複雑でうまく説明できないらしい。

1時間以上待つのはツライなー。そしたら少し郊外ですんなり対応してくれるガソリ
ンスタンドを探したほうがいいよなー。
じゃあとりあえず「弘前城」を観光しよう。


<弘前城>
なんか近所の駐車場は全て満車で、どこにどう停めたらいいのかわからん。
案内がなんだか不親切だぜ。
相当離れた駐車場になんとか駐車してみた。

13:47 弘前城 駐車場

博物館近くから入ったんだけど、天守に架かる橋が修理中なので「植物園」の中を
迂回するように案内され、そしたらなんだか門から外に出ちゃった。
こっちでいいのか?異様に遠い。天守はどこだよ。外からじゃ全然見えん。

ちょっと軽く見たいだけなのに、炎天下を延々歩いている。
600mくらい歩いたところで、「おかしい。絶対別ルートがあるはずだ。」と走って引き
返す。もう汗だく。

なんとかまた敷地内に入って天守への道を確認できたんだけど、それでも迂回を
繰り返して500mくらい歩いたよ。
築城400年祭とかでいろいろ準備しているからこんなに複雑化しているのかな?

追手門
弘前城天守閣

あ、天守、小さっ!
苦労して汗だくになってきただけに、拍子抜けした。
貴重な現存天守の1つであることは知っているけど、感動はイマイチ。

探せばもっといい構図を臨めるんだろうけど、ヘトヘトだしもういい。
すぐにまた駐車場へと引き返しました。
この一瞬だけのために30分以上もかけて、時間を無駄にしちゃったな。もっと簡単
に見れる城であればまた印象も違っただろうに。残念。


次は「白神山地」に向かいます。
今日のうちにどこまで進めるんだろうか。「白神ライン」突破まで行けるのかな?
どちらにしろ、過酷な道のりなので時間に余裕を持っておきたいな。
そして、「白神ライン」に突入する前までに車をメンテしてもらおう。

県道28号で弘前市中心地を脱出し、西目屋村が近付く。
西目屋村が「白神山地」を横断する「白神ライン」の東側の起点になります。

そろそろローカルな土地に入るので店もなくなってきちゃうかなってところでちょうど
よくガソリンスタンドがあったので、ブレーキオイルのエア抜きが出来るかたずねま
した。
…ムリだそうです。
機材がないそうです。弘前の中心地まで行かないと厳しいだろうって。


あー、チクショウ。何で僕はここまで来てしまったんだろう。
冷静に考えて、弘前の中心でガソリンスタンドを探しておけばよかったじゃないか。
やっぱ「弘前城」のときにちょっとイライラしていたのが原因かな?

ここから弘前まで引き返すには、車で30分。
メンテの時間も含めると、サクッと店を発見できてもここに戻ってくるのに1時間半は
かかるだろう。今後のスケジュールに大ダメージです。

では、引き返さずにブレーキが異常なままで「し「白神山地」を超えられるか?
40k見上も未舗装の道が続く、山岳地帯のアップダウン。

うん、なんとか行けるはずだ。僕なら出来るはずだ。
先へ行こう。
車を「白神山地」方面へと走らせました。


いや、やっぱりダメだ!
出発して数100mでUターンする。
たぶん行けるだろうけど、しっかり不安要素は取り除いていたい。
スケジュールがキツくなるのは事実だけど、僕ならそんな中でもベストを尽くせるじ
ゃないか。

ちょっと気が重いけど、弘前の中心地に引き返します。
ガソリンスタンド2つほどを回ったけど対応できないそうで、結局また「弘前城」の脇
まで帰ってきました。

再び、弘前城前
15:10 弘前市内のガソリンスタンド

さっきの「弘前城」出発から50分をかけ、また「弘前城」近くまで戻ってきちゃった。
とあるガソリンスタンドでエア抜きできるスタンドの情報を仕入れ、対応できるスタンド
までようやくたどり着きました。
ここも最初は断られたけど、事情を話して実施してくれることになりました。

よかったよかった。一安心です。
やっぱ運転する上で不安はないほうがいいよね。自分の判断に後悔はない。
ドリンクを購入し、疲労した体をクールダウンさせながら待機です。
(雑費 \3150)
(食費 \150)



16:05 出発

なんだかんだで1時間近くメンテナンスに掛かってしまいました。
あと、金額も思ったより高かった。仕方ない。とりあえず再出発だ。
西日の中の岩木山

16:35 弘前市郊外のコンビニ

さっき弘前中心地への引き返しを決意した辺りにあるコンビニに立ち寄りました。
ここで今晩の夕食と明日の朝食を購入しておきます。
パン2つとドリンクだけだけど。

もしかしたら今日は「白神山地」の何もない深部で夜を明かすかもしれないからね
、食料は必要です。
(食費 \440)


<白神ライン>
16:48 白神ライン

ご存知、世界遺産の「白神山地」。ブナが生い茂る深い山々です。
そこを横断する道が白神ライン。
山奥の峠を繋ぐ道で、そのうちの42kmがダートというハードな道です。

白神山地突入!

序盤は舗装されている道です。しかしちょっと狭くて擦れ違いには注意が必要。
みんなこの時間になると山を下りてくるから、対向車が多くて走りづらいぞ。
連休だしなおさら車が多いのかな。
てゆーか、この時間から山に向かう僕は、彼らにとっては異常に映っているんだろ
うな。


<暗門の滝>
17:05 暗門の滝 駐車場

世界遺産エリアの中にある、有名な滝です。
しかし滝まではここから徒歩で山の中を1時間ほど歩くと聞いています。

さぁ、どうするか。暗くなるまでに頑張って往復するか。
それともここで1泊して、明日の朝一に往復するか。でもそれは明日のスケジュー
ル的に厳しい。
では、「暗門の滝」は見ないで通過するか。うーむ…。

とりあえずダッシュで行くか。
念のため、ハロゲンライトとパンを1個持っていくわ。

滝への駐車場
夕日に照らされる渓流

歩き出して3分くらいの場所にあった休憩施設のトイレに寄り、川沿いの道を登り始
めます。

夕日が川面を照らしている。しかしその夕日ももうすぐ沈む。
ちょっと焦るね。
対向からはたくさん人が来るけど、これから山に向かう人はいないもん。
走れるところはちょっと小走りにします。遊歩道は綺麗だからスニーカーで小走りで
も何の問題はない。

あと1.5km
川沿いを歩く
第3の滝まであと20分

歩き出しておよそ15分、17:28分に上の標識が出現しました。
第3の滝まであと20分、第2の滝まであと30分、第1の滝まではと40分とのこと。
う、ちょっと心が折れそうになりました。
大丈夫かな、せめて第3の滝くらいは見たいけど、行けるかな?

さらにペースを上げて突き進みます。
暑い。すっごい暑い。この時間なのに。既に飲料が尽きかけてきたよ。
昼間だったらヘロヘロだっただろうな。そういう意味ではこの時間帯でよかった。

渓流ギリギリの歩道

もう全然擦れ違う人もいなくなっちゃいました。
狭い歩道をサクサク進みます。混雑時間だったら擦れ違いできないよね、ここ。
一部、滑りやすい土の道もありました。

そして、さっきの標識からおよそ10分で暗門の滝の第3の滝が出現!

17:28 暗門の滝(第3の滝)

世界遺産を流れ落ちる滝
滝の前で小休憩

落差26mの滝です。いやー、爽快。暑いから滝を見ているだけでも爽快。
ここから第2の滝へはすっごい登りの山道になっています。
まぁいっか。今回はここまでで満足しておくよ。滝3つ全てをメッチャ見たいわけでも
ないし。

少し休憩した後に来た道を引き返します。
なんか2組くらいこれから向かう人と擦れ違ったんですけど。ダラダラっとサンダル
で向かっている人とかだったんですけど。
大丈夫かな?僕がシビア過ぎていたのかな?
ま、でも想像より日が長くて山の中でのこの時間でも充分明るいな。

滝から引き返す道

最初のトイレとかあった休憩所近くには、「ブナ原生林の水」っていう湧き水スポット
があったので、空になったペットボトルに水を満タンにしておきました。
今回の旅もいつもと同様、酒でもコーヒーでもないただの水分補給のための飲料の
代金は極力削っているのです。

ブナ原生林の水

そして駐車場のbobByのもとへと帰還。
駐車場からの滝の往復、55分で実行できました。


さぁ、この時間になるともう100%白神ラインの今日中の完走はムリですな。
「マザーツリー」を見てみたいので、最高でも「マザーツリー」の駐車場での車中泊と
なるだろうな。

そう思っていたところ、駐車場のbobByの脇の看板に「アクアグリーンビレッジANMO
N」という施設の案内が出ていて、「暗門の湯」っていうフレーズも書いてある。
えっ、もしかして入浴施設!?だとしたらスゲー嬉しい。
今日は「弘前城」とこの「暗門の滝」で汗だくだもん。

とっくに諦めていたお風呂に入れるのであれば、アプローチしてみねば!
たぶん車で1分くらいのところみたいなニュアンスなので、「アクアグリーンビレッジ
ANMON」を目指してみました。


<「アクアグリーンビレッジANMON」>
18:14 「アクアグリーンビレッジANMON」

おー、広大な施設!白神山地の山中にこんな立派な施設があるとは!
キャン場とかアスレチックとかが一緒になっているみたいだな。
ここ、車中泊もできるんじゃないかな。

センターハウス

早速お風呂を借りようかなって思ってセンターハウスの案内板を見ると、『暗門の湯
9:00〜17:00』って書いてある。
とっくに終わってる!早すぎる!
しかしその下に小さい字で『状況によってはPM22:00まで対応』って書いてある。
よしっ、従業員の人に聞いてみよう。

暗門の湯にわずかな望みをかけて

従業員さんに聞いてみたところ、人数とか質問されて少し考えた末、「いいですよ」
って言ってもらえた。やったー、メチャ嬉しい!
早速お風呂に入り、さっぱりリフレッシュしてきました。
綺麗だし露天もあって、なかなか良かったです。
(入浴 \500)

風呂上り、センターハウス内の土産物屋でお礼に何点か買い物。
お土産とビールとおつまみね。
お土産はいつものように適当に2分で選んだ。
(土産 \1000)
(食費 \930)

じゃあ1人飲み会しますか。敷地内の芝生エリアにはベンチがたくさんあっていい感
じ。ちょうど涼しくなってきているので、そこで読書しながら酒を飲みました。
あー、気持ちがいい。酒がうまい。最高のロケーションだよ。

白神山地で飲む酒

20:40 就寝

―― 前日までの走行