―― 本日の走行

走行距離: 295km  支出:\4,874   

5月1・2日   5月3日   5月4日   5月5日(エピローグ)        









5月4日 「日本最初の国立公園・雲仙」の章

5.4
5:40 起床

「野母崎」に程近い公民館の駐車場で眼を覚ましました。
もうすぐ日の出かな?これから「野母崎」で朝日を見ようかと思います。

5:47 出発

道499号を南下すること数分。東の空から朝日が昇ってきちゃいました。
ぎゃー!遅かったか!2度寝して10分寝坊しちゃったからか。
でも朝日綺麗ー!

5月1・2日   5月3日   5月4日   5月5日(エピローグ)        

走行距離: 295km  支出:\4,874   

権現山に続く道

―― 前日までの走行

長崎の朝日

国道の終点から「野母崎」の「権現山展望公園」までは、以前は狭路でした。
2005年の「九州大暴走(2-61)」のときは、車1台がギリギリ通れるほどの狭い漁師町
の路地裏を繋いでアプローチしたのです。
しかし、今回来てみたら「権現山」に直接繋がる綺麗な道ができている。
これはずいぶんアプローチが楽になったなー!

<権現山展望公園>
5:58 権現山展望公園

野母崎の先端にある展望公園です。
標高は198mあり、晴れれば天草や五島も見えるそうだよ。ここは2005年以来です。
当時「九州大暴走(2-61)」で写真に写した南国植物は枯死してた。

権現山からの朝日

発起の鐘

日の出を見たかったのに、もう太陽が昇ってしまった。
とりあえず一刻も早く展望台に登りかたっかので、寝巻きのジャージのままで展望
台までダッシュしました。

展望台の横には発起の鐘という鐘がある。こんなの以前あったっけ?
外枠はファンタスティックなんだけど、鐘そのものは寺にあるような無骨なもの。
普通こういう観光スポットにあるものって、もっと小さくてかわいくて、「どうぞカップ
ルで鳴らしてください」みたいなものじゃないの?
とりあえず、撞木を振りかぶって思いっきり「ゴイーン!!」と鐘を鳴らしてみた。

展望台からの景色

軍艦島

ここからは有名な「軍艦島」が見えました。島丸ごと1つ、廃墟です。
あとでもっと近付いてみようね。

駐車場に戻り、身支度や洗顔をして出発準備。
駐車場にある観光案内の看板で見たんだけど、ここ「野母崎」のすぐ隣には「樺島
」っていう橋でつながった島がある。
そこには大ウナギが生息している井戸があるんだって。

全然わからないけど、行ったことの無い地に足を踏み入れるのはドキドキだね。
じゃあ今から「樺島」に行こうと思う!

野母崎付近からの樺島

樺島大橋

樺島は面積2.2ku、人口700人ほどの小さい島。そのほとんどが山です。
橋を渡って島に入り、少し進むと集落の中に「オオウナギ井戸」の立て札がありま
した。


<オオウナギ井戸>
6:47 オオウナギ井戸

民家に囲まれた空き地みたいなところが駐車場?雑然としていてよくわからん。
すぐ近くではおばさんが洗濯物を干していたりして、なんだかここにいていいのやら
悪いのやら。
そんなすごいローカルな雰囲気です。

そしてそこからさらに狭い民家の路地裏を歩いて井戸に向かいます。
散歩しているおばあちゃんの後に付いていく。
こんなローカルな観光スポットは、「北陸・中部旅行(3-69)」の「常神のソテツ」以来
です。あそこもすごかった。

ウナギは集落の奥に

数分歩き、その井戸を発見しました。普通の民家と民家の間にあり、うっかり通り過
ぎるところでした。
でも、よくよく考えてみればそうだよな。

この井戸って別にウナギを飼うためのものではない。生活のために使っていた井戸
に、いつの間にかオオウナギが住み着いていたのだ。もともと観光スポットでもなん
でもない。こういう場所にあってしかるべきなのだね。

ここは日本におけるオオウナギの生息の北限の地です。天然記念物なんだって。
近年、この井戸のウナギは観光悪化のせいで姿を現すことはめったになくなったっ
て、案内板に書いてあった。
見えるかなー、太陽が反射して見にくいぞー。

オオウナギ井戸

オオウナギの"うな太郎"

いた!見れてラッキー!すげーデカい!怖い!
このウナギ、1年半ほど前の時点で体長170cm・体重14.8kg・胴回り47.5cmあったら
しいよ。


次は島の反対側、最南端にある「樺島灯台」でも見ていこうかね。
小さい島だからすぐだろうと思ったら、なかなか道が狭くて困難。標識も無くてちょっ
とわかりづらい。
この島、観光への力の入れ具合が限りなくゼロだね。そういうの、好き。

集落から山岳部へ

島は山だらけ

すぐに集落は終わり、あとは擦れ違いが余裕で不可能な山岳路が続きます。
なんかネコからイヌやらトンビやらが道に登場する、緑いっぱいのワイルドな島。


<樺島灯台公園>
7:09 樺島灯台公園

樺島の南端にある、展望公園です。ここだけは綺麗に整備されていて、芝生が広が
っていて、その中に遊歩道が設置されています。

樺島灯台

展望台

まずは「樺島灯台」が見えてきました。海抜100mの断崖の上に立つ灯台です。
そして、敷地の先端には木製の展望台。
展望台に上がると、東シナ海がグルッとパノラマで見渡せます。

東シナ海の展望

さらに先に展望所があるみたいです。
かなり階段を下ったところにあるらしく、観光していたライダーがヒーヒー息を切らせ
ながら戻ってきてました。あ、じゃあ僕も行ってみよう。

先端の展望所

遊歩道の階段を下ることおよそ3分。海に突き出した展望所に到着しました。
ん…、海は広いが、これといって特筆するような部分も無いかな。
また階段を登って戻ります。
朝方はかなり涼しかったんだけど、少しずつ暑くなり始めていて、登っているとちょ
っと汗かくわ。


bobByに乗り込み、また狭路を走って樺島を脱出。
それから「野母崎」をかすめて国道499号に乗り、昨夜車中泊したスポットを通り過
ぎました。
このあたりが「軍艦島」に最も近づける陸地。
頃合を見て、bobByを路肩に駐車しました。


<軍艦島>
その名の通り、軍艦のように見える島です。ここからはおよそ4.5km沖にあります。
丸ごと廃墟の島。
九州大暴走(2-61)」ではいい写真が撮れなかったので、ちょっとズームで狙って
みます。

7:48 軍艦島

彼方の軍艦島

かつては炭鉱で栄えた島。
日本で最初の鉄筋コンクリートの住宅が作られ、世界一の人口密集地だった島。
映画館もパチンコ屋もあり、カラーTVが豊かさのy早朝であった当時に日本におい
て、軍艦島の島民は皆カラーTVを見ていた。

そんな日本最先端を走っていた島も、エネルギーが石炭から石油に切り替わった
際に一気に衰退し、瞬く間に無人島となってしまう。

栄枯盛衰

ま、軍艦島については詳しくて素晴らしいサイトが他にいくらでもありますので、こ
のくらいにしておきます。
去年からは島の一部に上陸できるようになって途端に有名になったよね。
僕は今回は上陸しません。でも、数年以内には上陸するでしょう。
その日を楽しみにしているよ。


次は長崎の中心地を再び目指します。
ベタだけど、「平和公園」でも行ってみようかと。日本1周目以来行ってないしさ。
再び国道499号を北上。


<女神大橋>
長崎港の入口に架かる巨大な橋。
昨夜も発見して車を停めて眺めたりしたんだけど、やっぱ明るい時間のほうがい
いね。だから改めて見学していきます。

8:18 女神大橋

女神大橋

2005年の末に出来たそうだから、僕はこの橋を見るのは初めて。
1289mの長さのビッグスケールの斜張橋です。


程なくして長崎の中心地に入る。この時間でも結構もう賑やかだね。
「長崎平和公園」ってどこだっけ?キョロキョロしながら慎重に走ります。
「グラバー邸」とか、修学旅行で行ったっきりでもう一度行ってみたいんだけど、結
構入場料が高いようなので断念。

路面電車と併走

8:42 「長崎平和公園」裏の駐車場

「長崎平和公園」の裏道を走っているとき、駐車場を発見。
すぐ横が「長崎平和公園」の敷地のようだ。GWだし、きっともう1・2時間もすれば付
近の駐車場はいっぱいだろう。朝早い行動でお得っす。

では、しばらく徒歩で散策しますか。
駐車場近くの標識を確認すると、数100mのところに「浦上天主堂」がある。
よしっ、行ってみよう。


<浦上天主堂>
8:50 浦上天主堂

日本最大のカトリック協会

わっ、すごい逆光。ここは日本最大のカトリック教会です。明治時代、東洋一の聖
堂を目指して19年もかけて建てたんだって。
第二次世界大戦の原爆投下の際には全壊したけど、その後に頑張って再建した
そうだ。
中の雰囲気がいいね。荘厳。ステンドグラスも綺麗です。

礼拝堂

<長崎平和公園>
結構な気温の中10分弱歩き、平和公園にやってきました。
非常に有名なところなので、説明は省きます。
懐かしいね。野郎8人で九州北部を暴走した、2003年以来かな?

9:01 長崎平和公園

平和の泉からの平和祈念像

平和公園からの稲佐山

平和祈念像

折鶴の塔の千羽鶴

階段を上がった高台の平和公園に入ったら、いきなりメインの平和祈念像がすぐ近
くに出現してしまいました。
あ、徐々に遠くから近付きたかったのに。

だから公園の正門(?)まであえて引き返し、平和の泉の向こう側からもう一度歩き
直しました。ここいらからは昨夜に夜景を見た「稲佐山」もよく見えました。

「右手は原爆を示し、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」という作者の
言葉がある、有名な平和祈念像です。
戦争の重さがズシッとのしかかってくるように感じる。


<爆心地公園>
「平和公園」から100mほどの距離にあるそうなので、歩いてやってきました。
僕はここに来るのはたぶん初めてです。

9:16 爆心地公園
原爆落下中心碑

1945年8月9日、この上空500mで原子爆弾が炸裂し、この町内にいた人は偶然防
空壕にいた少女1人を除いて即死したのです。
碑の足元に立ち、空を見上げてみた。2010年5月4日の、何の変哲もない平和な青
空が広がっていた。この青空に、感謝。

浦上天主堂遺壁

さっき見学した「浦上天主堂」の再建前の壁です。原爆でほぼ全て崩れたけど、わ
ずかに残った部分をここに移築して展示してあります。
偶然「浦上天主堂」を見学していてよかった。さらに感慨深いものになった。

被爆当時の地層

公園内には被爆当時の地層もあり、見学できます。
熱線で溶けた瓦やガラスとかが一体化して、地層になってしまっています。
茶碗だとかペンチだとか、当時のままで時が止まっていました。


駐車場への帰り際、コンビニに立ち寄り朝ご飯を購入。
(食費 \210)

駐車場に戻ったら朝ご飯を食べて出発です。車内、すげー暑い。夏だ。
次の目的地は雲仙にしようと思います。
(駐車場 \200)

9:47 長崎バイパス 川平IC

なんか有料バイパスに乗ってしまったよ。できれば行きと帰り以外は全部一般道
にしたかったのに。まぁでも通行料金130円だそうだからいいか。
古賀市布ICですぐに降りました。
(有料道路 \130)

天草灘に面した国道251号に出て、そこから海沿いに島原半島に走ります。


<愛野展望台>
島原半島の付け根付近、国道251号を走っていたら展望台があったので立ち寄っ
てみることにしました。

10:43 愛野展望台

天皇陛下御展望の地
足元の海

国道沿いだから車が多くて、土産物屋とか食堂とかがあって、ちょっとゴチャっとし
た雰囲気の展望所。
もしかしたら展望所よりも土産物屋とかの方がメインなのか?
標高100mに位置するので、島原半島とかも眺められるし海もそれなりに綺麗だな。


島原半島に入ると交通量が多くなり、流れもイマイチ。
ノロノロ走りながら抜け道がないか考えていました。

こいのぼり!

どうやら他の多くの車は国道57号を使って雲仙を目指しているようだ。
その手前の県道128号を使えば、ラクラク雲仙まで登れるのではないだろうか?
県道128号との分岐部分を偵察してみると、ほとんど県道を使う車はいない様子。
じゃあ行ってみよう。

で、県道128号はなかなかワイルドです。大型車は通行止めだし。普通車であって
も擦れ違い困難な箇所が多いし。なかなか楽しい道のりです。

県道128号

<鴛鴦ノ池>
県道128号でずいぶんと標高も高くなり、もうすぐ「雲仙地獄」というところ。
左手に綺麗なグリーンの広い池が見えてきました。
広くて閑散とした駐車場があり、トイレもついていたのでちょっと休憩。

11:17 鴛鴦ノ池

緑の池

出発して進むと国道57号に合流し、大いに賑わっている「雲仙温泉」エリアに入りま
した。
今回は温泉はスルー。その温泉パワーの源になっている「雲仙地獄」を観光したい
と思っているのです。

雲仙温泉

硫黄の噴気のあがる街中に「雲仙地獄」があるんだけど、付近の駐車場は全部満
車。どこもかしこも車があふれています。
頑張って探し、「雲仙地獄」から徒歩10分弱のところでようやく駐車場を見つけまし
た。じゃっ、歩いて「雲仙地獄」に行きます。


<雲仙地獄>
11:35 雲仙地獄

橘湾の改定のマグマから発生した熱とガスが地表に噴出しているスポットです。
湯煙はときどきすごく激しくなって、国道にまで流れ出したりしています。

地獄の入口
お糸地獄

雲仙地獄はキリシタン殉教の舞台としても有名ですよね。
僕はここを歩くのは日本1周目以来です。「九州旅2007(3-15)」は「平成新山」の
観光が中心だったもんね。

遊歩道では硫黄の熱で作ったゆで卵が売られていたりします。
1個単位であれば小腹が減っているので食べたいんだけど、みんな5個だか6個単
位なんだよね。1人でそんなに食えるか。

展望所から見下ろす
大叫喚地獄

次は大叫喚地獄。ここには"○○地獄"って名前が付くスポットが30あまりあるそう
だ。うむ、多いな。全部は見きれない。

邪見地獄&YAMA
泥火山?

こんな感じでザックリと地獄めぐりを完了。
そろそろお腹が減ってきたぞ。島原付近でなんか適当なものを食べれないかな?
これから雲仙を下って島原の街中に下りて行きたいと思います。


<俵石展望所>
国道57号を島原の街に向かって下っていると、展望所がありました。
ツーリングマップルにも好展望スポットとして載っている場所です。

12:20 俵石展望所

bobBy&俵石展望所

長崎県新観光百選の1つであり、島原半島の南部を展望できます。
しかし、僕の心には響かなかったぜ。見えるエリアが狭すぎるし遠すぎる。
僕、、全然違う方向見てたりしないよね?YAMAったらそそっかしいから、可能性が
無いわけではない。


雲仙を下って島原湾に面した深江町に到着しました。
今までは近すぎて全容が見えなかった雲仙の「平成新山」もここからならクッキリ
と見えます。


<道の駅 みずなし本陣ふかえ>
12:40 道の駅 みずなし本陣ふかえ

雲仙岳、平成新山

背後にはでっかく「平成新山」の聳える道の駅。ここは1992年の雲仙の平成の大噴
火で大きな被害を受けた場所です。

まずは日本最大規模といわれる、道の駅の敷地内を歩きます。
敷地自体はものすごく広い気はしないけど、いろんな施設が充実しているね。
名前の通り宿場町みたいな雰囲気で太鼓の演奏とかやっていてにぎやか。

みずなし本陣

屋外は相当暑くてもう頭がクラクラしてくるくらいだったので、早々にご飯にしたいと
思います。道の駅内にある食事処に入りました。


<「万福亭」>
かなり混雑していたけど、10分ほど待って中に入れました。
みんなグループ客なのに1人客は僕だけで、そして1人で4人席を占拠しちゃう。
ちょっと恐縮だけど、しょうがないやね。

お昼にしよう

今回のドライブで初めてまともな食事処に入ったね。ずっとテイクアウトばっかだっ
たから。
ここで島原名物の具雑煮穴子そうめんっていうのを頼みました。
そうめんとか穴子とか野菜を鍋でグツグツと煮るみたい。へぇー、すげー!

具雑煮穴子そうめん

野菜たっぷり。穴子もうまい。雑煮とは言うけれどお餅は入ってなくて、普通のそう
めんの他にここいらの名物と思われるもっと太い麺が入ってました。
猛暑の中でのアツアツ鍋だけど、うまかった。
(食費 \980)


<土石流被災家屋保存公園>

ここも道の駅の敷地内にあるスポットです。実はこの道の駅の施設の中で一番楽
しみにしていたのだ。無料で見学できるのも嬉しいね。

土石流に埋まった家

1992年の「雲仙普賢岳」の噴火のとき、島原には凄まじい土石流が押し寄せました
。その際に土石流に埋もれてしまった家屋をここに展示してあるのです。

どこにでも普通にあるような民家。家の中の家具とかも普通に垣間見えます。
まるで今でも普通に生活しているようだ。
だけども1階部分が地面の下にあるという、不思議な光景。

大型テント内の被災家屋

ここでは屋内に3棟・屋外に8棟の家屋が保存されています。平均で2.8m埋没してい
るんだそうだ。
災害は恐ろしいね。1軒1軒、丁寧に見学してみたよ。

埋没家屋&YAMA

このあと、道の駅の土産物屋で頼まれていたお土産を買いました。
土産はいつものように適当に2分で選んだ。
(土産 \600)

結構充実したな、この道の駅。あまりにいい天気だったのでかなり日焼けしたよう
で、自分の腕を見てビックリしつつ出発です。


道の駅からkmほど北に行くと、島原の中心地です。
ここは街中に50以上の湧き水が湧く水の郷です。僕の手持ちの飲み水も少なくな
ってきたので、そろそろ給水したいぞ。


<浜の川湧水>
13:52 浜の川湧水

車では近づけない路地の奥にあるので、少し離れたところにbobBを停めて歩いて
いくことにしました。

路地を進む

浜の川湧水は、名水100選にも選ばれているスポット。
民家の立ち並ぶ小さな広場に滾々と湧き出していて、周囲の人々の憩いの場所に
なっていました。生活に密着しているんだね、すごくのどかな空間で好きだ。
ここでペットボトルに水をゲット!

広場に湧く水

<島原城>
さらに少し進むと「島原城」が見えてきました。中に入るほど興味は無く、いいアング
ルで見上げることができればなって思うんだけど、駐車場も有料の気配です。
しょうがないのでちょっと離れた空き地に駐車し、城を見上げました。

14:08 島原城

むぅ、なんかあんまりいいアングルじゃなくなっちゃったな。でもしょうがない。
いずれちゃんと観光するよ。
…そんなわけで、ここは「九州旅2007(3-15)」に続き今回もほとんどスルーで済ま
せてしまいました。
(ガソリン \2056)


ここからは海沿いの国道251号の混雑を避けるため、一本山側の「雲仙グリーンロ
ード」っていう快走路で島原半島の北側に回ります。
信号もほとんど無い裏道なのだ。「平成新山」もよく見えるよ。
島原城
霞の中の平成新山
雲仙グリーンロード

「雲仙グリーンロード」を走っていると、そのうち「諫早湾」にさしかかる。
標高のあるこの道からは、遥か彼方に「諫早湾」のギロチンが見えました。ちょっと
車を停めてギロチンを見た。

自然豊かで"宝の海"といわれていた巨大な干潟の「諫早湾」は、1997年に通称ギ
ロチンといわれる堤防で封鎖された。
それによって自然は破壊され、奇形の魚が発生する死の海になったのだ。
当時ニュースを見てショックを受けたことを思い出したよ。


国道57号で「諫早湾」を南からグルーっと迂回し、国道207号に乗り換えて湾の北
側に出ました。
ここで気付いたんだけど、堤防道路っていうギロチンの上を走れる道路があったん
だね。あれを使えば20分くらい時間を短縮できたのだね。どうやら2007年の年末に
できた道路らしく、それ以降初めてここに来る僕は知らなかったさ。


<北部排水門付近の道路公園>
15:30 道路公園

正式な名前はわからないけど、堤防の北部排水門から少し進んだところにある道
路公園でちょっと休憩。向こうにギロチンを眺めることができました。

堤防道路
目の前には諫早湾

国道207号を数kmさらに北上すると、長崎県と佐賀県の県境です。
長崎県の外側の海岸線を走り終えたってことだね、久々の佐賀県!ただいま!

『ようこそ佐賀へ』

佐賀県に入ってすぐにところに、「夜燈鼻」っていう小さい岬があります。
海を臨む「竹崎城址展望台」や、「夜燈鼻灯台」などが立っているそうだ。
ちょっとそこに立ち寄ります。


<竹崎城址展望台>
<夜燈鼻灯台>

15:51 竹崎城址展望台駐車場

この2つはほんの200mほどしか離れていない場所にあります。
まずは灯台を見てみます。

城の見える駐車場
夜燈鼻灯台
夜燈鼻灯台跡

木立に中を進んだところに、現役の夜燈鼻灯台を発見。
高さ8.7mの小ぶりな灯台です。でも、ここが佐賀県の最南端の地なのだ。

さらに木立の中を進むと、以前夜燈鼻灯台があったという場所がありました。
灯台跡の碑があります。なるほど、灯台はここからさっきの場所に移築したのか。
でもわざわざ灯台跡に記念碑なんて建てるんだね。ちょっとその感覚不明。


次に、竹崎城址展望台に登ってみました。
竹崎城はおよそ600年前の南北朝時代の城。
しかし現在の竹崎城はバリバリのコンクリ造りで、遠目にも平成感丸出しです。
建物の入口には『定礎』とか書いてあるしさ。

竹崎城址展望台

中は同じくコンクリ造りの階段。展望台としての役目しかないので、階段以外何も無
いお城です。
頂上まで登ると有明海が見えました。あの向こうは熊本県だね。

そういえば、当初計画では昨夜のうちに長崎県の観光を終えて、今日は雲仙からは
熊本に渡って熊本観光するっていう選択肢もあったんだけど、消滅してました。
浅く広くよりも狭く深く。今回はそんな感じです。


<道の駅 太良>
「竹崎城址」から国道207号を有明海を見ながら北上すること数kmのところにある道
の駅です。

16:22 道の駅 太良

太良の道の駅

ここ、数年前には存在しなかったよね?新しい道の駅のようだ。
そろそろちょっと小腹が減っていてさ。お昼はそうめんだったから、空腹になるのが
早いのだ。
道の駅内に安くて魅力的な特産物の模擬店とか無いかなって思ったけど、無かっ
たので諦めた。


<道の駅 鹿島>
さらに国道207号を北上したところにある道の駅です。

16:37 道の駅 鹿島

道の駅の裏側には、大きな干潟がどこまでも広がっていました。
干潟すげー!僕、こんな見事は干潟は初めて見たよ!

広い干潟

ソリみたいなものが干潟に用意されています。干潟体験をできるそうだが、あれで
干潟を移動できるんだろうかね?
毎年5月下旬ごろにはここでガタリンピックっていう祭りも行われているそうだよ。
なんだか面白そうだな。


そろそろドライブも終盤です。
観光はもう終わりにしようか、ちょっと汗かいたからお風呂に入っていこうか、それと
もお風呂はスタミナ奪われるからやめておこうか、てゆーか腹減ったな、といろいろ
考えながら進む。

国道207号から2kmほど反れたところに、日本三大稲荷の1つである「祐徳稲荷」っ
ていうのがあるらしい。
別に興味は無いけれど、近くまで来ているのだから見ていこう。


<祐徳稲荷>
16:52 祐徳稲荷

近くに有料駐車場があるんだけど、お金を払いたくないので500m離れた無料駐車
場にbobByを入れました。
参道なのかな?神社に続く商店街をダラダラ歩きます。
そして境内に入る。

朱色の境内
親子のキツネ

あ、立派だね!一目見た印象としては、ちょっと圧倒された。
稲荷っていうから山肌に鳥居がデロデロッと連なっているだけかなって思っていたら
、いっぱいいろんな建物が建っていたので。
「本殿」は「清水寺」みたいに高い足場の上に建っているしね。

「楼門」をくぐり、「神楽殿」を見学し、そして急な渡廊を登って「本殿」まで行ってみま
した。境内が一望できました。

楼門
本殿
本殿からの眺め

「本殿」の奥からは山道になり、「奥の院」に繋がっている様子です。
さすがに時間的にもモチベーション的にも「奥の院」までは無理。200mほど様子見
で登った後に引き返しました。鳥居がいっぱい連なっていた。


車に乗り込み、近くにあるという「びぜん祐徳温泉 宝ノ湯」を目指そうかと思います。
ここから1・2kmのところにあるそうなのだ。
しかし、見つからない。ツーリングマップルで何度表示されている場所を周囲を回っ
ても見つからない。

携帯からのネット検索をして見ても、詳細地図や電話番号が載っていない。
なんなんだ。
そういえば「びぜん祐徳温泉 宝ノ湯」は、4年半前の「九州大暴走(2-61)」でも立ち
寄ろうと思ってスルーしてしまったいわく付きの場所。
縁がなかったと思って諦めるか。
もうあとは帰るだけだから別に風呂入らなくてもいいしね。

※後日PCから検索したら、ツーリングマップルの表示が実際とは1kmほどずれてい
 たそうです。チクショ!


17:31 備前鹿島のコンビニ

ちょっと早い夕食にします。コンビニ弁当です。
(食費 \398)


さて、ではそろそろ高速に乗って横浜に帰りましょうかね。ここから一番近い高速の
ICは、長崎自動車道の武雄北方ICかな。

国道408号をICに向かって走っていると、「ゆ」と書かれた看板が眼に入りました。
あ、さっきはお風呂なんていらないって言ってたけど、やっぱあるんだったら入って
いくわ。


<「嬉野楠風館」>
17:58 「嬉野楠風館」

楠風館

公民館みたいな位置づけの施設なのかな?中はウッディな造りで清潔でピカピカ
です。
いろんな設備がある中の1つが入浴施設。温泉じゃないみたいだけど、別に関係
ない。これからの長距離運転に向け、英気を養いました。
(入浴 \300)


再び武雄北方ICに向かう。途中で綺麗な夕日が垣間見えました。
これで3日連続しっかりと夕日が見れた。ずっといい天気でよかったな。

最後の夕日

18:55 長崎自動車道 武雄北方IC