岩手県!(ぬいぐるみの足が被った!)

では、これにて三陸海岸最北部、八戸エリアの観光はおしまい。
次はしばらく海沿いを南下して、久慈エリアに向かいます。

海沿いの県道1号は国道45号に合流。ここからは海沿いの道は国道45号です。
そして、この国道45号はきっと今回の旅で最後までお世話になる、三陸を縦走する
国道です。
いよいよ岩手県に突入!

太平洋を見下ろす高台

簡素な展望に到着。景色は…うーむ、可もなく不可もなくといったところかね?
展望はそこまで良くはないけど、眼下の岩礁と波打ち際はちょっとだけカッコイイ気
がするぞ。

展望台へと登る

三陸海岸縦走

2010.3.5-7
走行距離:1812km
実行人数:1名

青森県八戸から宮城県女川まで三陸海岸縦断!
リアス式海岸の景勝を存分に楽しんで来ます!

龍泉洞の地底湖

Chapter.1

「三陸海岸」って、知っていますか?
青森県の東南端から宮城県の牡鹿半島までの、長大なリアス式海岸です。
今回はその「三陸海岸」を北から南まで走ってみたいと思います。

出発日の4日前にはチリ地震の影響で「三陸海岸」に17年ぶりの大津波警報が出さ
れたばかり。
ちょっと心配ではあるけれど、直接的な影響はまず無いでしょう。

では、3日間かけて三陸縦断してきます!

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<今回の旅の舞台:三陸海岸>
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3.4
21:59 横浜出発

恒例の前夜発です。愛車の「bobBy(ボビー)」に乗り込んで、横浜の片田舎を出発。
いやー、最初っから土砂降りね。珍しいパターンです。

僕、よくこの天候の中岩手まで行く決意をしましたね。
ちなみに今回の計画、今日の夕方くらいに決めました。
何事も勢いって必要なのだな。

22:25 首都高

23:20 東北自動車道 川口JCT

ここからは東北道です。一気に北上するぞ。
青森県まで行ってやろうか、おぉ、そうするか。

Chapter.1     Chapter.2     Chapter.3                

浦和の料金所

東北道をガンガン北上します。最低でも福島県と宮城県の県境にある国見SAまで
は一気に行ってやる。
先月、「福島太平洋岸ドライブ(3-82)」のときに国見SAで足止め食うわ寒いわで散
々だったじゃないですか。
リベンジです。「国見くらい余裕で到達してやるぜ!」くらいの意気込みでないと今
回はダメです。日々成長したいっす。



3.5
2:00 国見SA

はい、一気に来れました。ちなみに、ここまでずっと雨でした。
日は晴れるのかね?心配だけど眠いので、ここで少し仮眠します。

2:20 仮眠

雨の国見

5:55 起床

霧雨みたいのが降っています。そして濃霧です。
あと、うっすらと雪が溶け残っているところがあります。…ということは、ここより北は
雪ですか!?気合を入れねば。

霧に包まれる県境

1ヶ月前は、ここで3時間半くらい雪の中で不安な時間を過ごしました。
洗顔とかのために中に入るといろいろ思い出しちゃうぜ、チクショウ。

6:08 出発

宮城県の中部くらいからは晴れ間も見えてきました。よしっ、この調子だぜー。

東北道中間地点

雨止んで青空

7:30 中尊寺PA

岩手県に入りました。「中尊寺」の近くにある、小さなPAです。
『五月雨の降り残してや光堂』
芭蕉が「金色堂」を見て詠んだ句の碑がPA内にもあります。なんか5ヶ月ほど前にも
これを見て写真に撮っていたような気もするけどな。

芭蕉の句

秋田自動車道との分岐点である北上JCTのちょっと手前くらいから、周りは本格的
な雪景色。これは寒いぞ!
そして出発後数時間経ってから気付いたんだけど、僕は今回自宅に上着を忘れて
来ました。致命的ですなー、ワハハハ。

雪景色の岩手県内陸部

8:53 畑PA

「八幡平」のちょっと北にあるとっても小さなPAです。もう岩手県も北部だね。
ここ、初めて立ち寄ったかも。でも、特筆すべきようなものは無かったけどな。
トイレに寄っただけです。

畑PA

9:05 安代JCT

ここで東北道を離れ、八戸自動車道で八戸市に向かいます。
あとちょっと!もうちょっとで三陸海岸の北端に出れるぜ!でも濃霧!雪!

濃霧の中

青森県突入!

9:43 八戸JCT

9:45 八戸自動車道 八戸IC

長かった高速道路もここで終わりです。ICからは「八戸港」方面を目指して車を走ら
せます。
北海道を行き来するフェリーに乗ったり、初めて「恐山」を目指したときにも立ち寄っ
た思い出の港です。

どうやらこの辺はほとんど雪が無いね。
やっぱ雪が積もっているのは内陸部だけだったのかな?ありがたい。

それでは最初の観光地は、「八戸港」のすぐそばにある「蕪島」にしたいと思います。
車窓から見てビックリしたことはあるけど、まともに観光するのは初めてです。


<蕪島>
遠くからでも島の存在がわかりました。
陸続きの島なんだけど、島の周りだけ黒いオーラに纏われているんだもん。
それは大量のウミネコなんだけどさ。

10:11 蕪島

蕪島の全景

上の写真のサイズでわかりますでしょうか?
島の斜面に沿ってポツポツと白いものが見えるかと思うけど、それが全部ウミネコで
す。さっきはなぜか全部飛び立ってギャアギャア鳴きながら島の周りを飛び回ってい
たので、まるで黒煙のように見えたよ。

では、今から島の中に入りたいと思うんだけど、大丈夫だろうな?
一斉に飛び立って糞とか落とされたら、僕は泣くぞ。旅の最初から最悪の気分だぞ。

ウミネコうじゃうじゃ

ここは日本でも有数のウミネコの繁殖地。
2月の下旬に飛来してきて、春になると卵を産むそうだよ。そのころになるとこの狭い
島に3〜4万羽くらいのウミネコが飛び交うそうなのだ。恐ろしい。

怖々と島の階段を登り、山頂神社に向かう。足の踏み場が無いよね。
どこもかしこもウミネコだらけだから、ウミネコの顔色を伺いつつ恐る恐る進みます。

蕪嶋神社

境内もウミネコのテリトリー

蕪島の裾野には「七福の岩」っていうのがあるそうでさ。
案内板によると、7つの岩に七福神の名前が付いていて、反対側から見ると宝船に七
福神が乗っているように見えるんだってさ。

よくわかんないや。てゆーか、目のピントは岩ではなく、どうしてもウミネコに合ってし
まうよな。

七福の岩

「蕪島」から海岸沿いに2kmほど走ると、「葦毛崎展望台」っていうのがあります。
次はそこに行きます。
走り出したらすぐ、「鮫角灯台」っていう看板が出てきた。
海沿いの県道1号を1km程反れたところに灯台があるみたいです。あ、じゃあ行く。

いきなり分岐なのに標識が出てなかったりするけど、「海を見下ろす丘の上にでも
立っているんだろ?」とか大体の予測で走ります。
サラブレッドを育成している「タイヘイ牧場」の横を通過し、灯台が見えてきました。

<鮫角灯台>
10:33 鮫角灯台

「八戸港」を行き来する船の目印になっている灯台で、「日本の灯台50選」にも選ば
れている貴重な灯台です。

へぇ、そんなに重要で価値のある灯台とは思わなかったな。
現にここで見上げていても、そんなに大きいわけでもないし、周りに何も無いし、す
ごくわかりづらい立地の灯台だし。

牧場脇を走る

鮫角灯台

<葦毛崎展望台>
灯台からは葦毛崎展望台にすぐ降りれる道があったので、一瞬で葦毛崎展望台に
たどり着きました。
ここ、6年ぶりくらいです。2004年の夏に「東北大暴走(2-12)」で来て以来だね。
あのときジェラートを食べたお店、「ホロンバイル」もまだあったぞ。

10:42 葦毛崎展望台

要塞のような展望台

カッコイイっすね。要塞みたいですよね。
実は、ここは幕末には国外の船を監視するために砲台が設置され、第二次世界大
戦のときには軍がレーダーを設置していたそうなのです。
だからこそのこの物々しい景観なのかな?

展望台に登ると、周囲は岩礁に覆われています。

ちょっと曇っているけどさ、昼には晴れるんだろ?確か。
よーし、これからこのワイルドな景観を辿りながら三陸海岸の南端まで走るぜ!

展望台に立つ

出発すると、数kmですぐに「種差海岸」エリア。
このまま通過してもいいんだけど、せっかく駐車場も無料なので一瞬降り立っていこ
うか。


<種差海岸>
11:01 種差海岸

ここ、海岸とは言うけれど岩礁でもなければ砂浜でもなくて、人口芝生が海沿いに広
がっているのですよ。
日本1周目の2002年にここに立ち寄ったときには、芝生を走り回ってウミネコを追い掛
け回したっけかね?

種差海岸の芝生

ここいらには、新鮮な海鮮を使った食事処がいくつかあります。
海岸に面して建つ「芝亭」は日本1周目・2周目ともにお世話になったお店。
今回は立ち寄らないけどね、また機会があれば!

過去2回お世話になりました!

この近辺にはさらに「高岩展望台」っていうスポットがあります。
海岸沿いにあるので、もちろん立ち寄っていきますぜ!
なんか「蕪島」以来、スポットの連続で5分以上連続して車を運転していないような気
がするけどさ!


<高岩展望台>

入口の目印はここ

海沿いの県道1号沿いに展望台の入口があるんだけど、相当見つけにくいです。
目印は廃バス。その向かい側に展望台への入口があります。
バスだから撤去されちゃうかもしれないけど、見た感じもう20年くらい経っていそうな
一品だから、もう10年くらいはここに放置されているでしょう。

駐車場が無いので少し離れた空き地にbobByを停め、歩いて入口まで行きました。
入口から展望台までは100〜200mほど登り階段の遊歩道。

11:11 高岩展望台

久慈の中心地に到着。ちょっと晴れてきました。
ここから県道268号の海沿いギリギリの道に入っていく。

国道45号は今まで何度か走っているけれど、久慈の海岸ギリギリ部分って今回走
るのが初めてです。
結構道が狭いぞ。擦れ違いはかなり際どいぞ。
ところどころ補修工事をしている。この間の津波?それとも普通に工事?

久慈の海岸

<兜岩>
12:19 兜岩

海沿いのクネクネ道を走っていたら、兜岩の立て札が出てきました。
正面の岩が兜岩?いったいどこをどう見れば兜?
一見そう思ったんだけど、どうやら右側の岩の頭頂部の角が兜っぽいらしいです。

兜岩の全貌

角っ!

<つりがね洞>
ここもまた狭い道の途中に突然現れます。
近くに車1台がギリギリ停められるくらいの駐車帯があったので、bobByを停められ
ました。

12:23 つりがね洞

ここ、"つりがね洞"って書いてある立て札の前からだと非常に見栄えが悪いね。
つりがね洞のシンボルである岩に開いた穴が全然見えない。
結構ガレた磯場に下りていくと、ようやく全容が見えてきました。

つりがね洞

昔はあの穴の中に、釣鐘の形をした岩がぶら下がっていたそうだよ。
だけど明治に大津波が来てブッ壊れたそうだよ。

ヨタヨタしながら磯を歩き、つりがね洞にギリギリまで近付いてみました。
これ以上はもっと潮が引いてくれないと無理っす。

これ以上は近づけなかった

さらにしばらく走り、遠くの小さな漁港に巨大な夫婦岩があるのが見えてきました。
あれが小袖び漁港ですかね?
道路の脇には「北限の海女」の文字も書いてありました。
とりあえず、夫婦岩の目の前に駐車スペースがあるので行ってみるか。


<小袖海岸夫婦岩>
12:40 小袖海岸夫婦岩

でっかいなー。全国各地の夫婦岩を見てきたけど、これはトップクラスに大きいかも
しれないなー。
ちょっとかたちは無骨だけどね、三陸海岸なんだもん、このくらいワンパクなかたちの
ほうがいい。

そうそう、つりがね洞を見るには、僕のように磯には降りずに車道を100mくらい戻れ
ば良かったみたいだよ。
僕、いらぬ苦労をしてましたか?ガクッ。


ここから「小袖漁港」への道は最高でした。
細かい岩礁が三陸の海の中に消えていっている様子がよくわかります。
新潟県の「笹川流れ」を彷彿とするような景観だなーと思ったりした。どうかな?

点在する小袖海岸の岩礁

漁港の横の夫婦岩

<小袖海女センター>
「小袖漁港」の敷地内にある施設です。「夫婦岩」からも100m足らずのところ。
海女の見学ができるところですよね。
しかしさすがに冬季は海女漁はオフシーズンみたいです。
施設の前には7月1日〜9月30日って書いてありました。

施設の横には海女見学遊歩道っていうのがあって、短いけれどすごく水の澄んだ入
り江を覗き込めるスポットでした。
夏にはここで観光客の前で海女さんが潜ってウニとか取ってくれるそうですよ。

冬はお休み

ここに海女さんが潜る

ここで、海沿いギリギリの脇道である県道268号から、三陸メインルートの国道45号
に戻ります。
海に近いのに、国道に向かう道は峠道です。チラホラ雪もあるぜ。
すごいローカルルートで楽しいですな。

雪の残る道

陸中野田で国道45号に再合流しました。国道を海沿いに南下すると、すぐに道路沿
いにいくつか食堂が出てきました。
そろそろお腹も減ったので、ここいらで新鮮な魚介類でも食べていこうか。


<十府ヶ浦>
<綿津神神社>

十府ヶ浦っていう海岸に面した無料駐車場があったので、まずそこにbobByを駐車し
ました。十府ヶ浦、初めて聞いた地名だな。

13:13 十府ヶ浦

静かな浜辺

これまでの荒々しい海岸線とは違い、ここは穏やかな浜辺なのだね。
三陸海岸でも珍しい、砂浜の海岸らしいです。

この海岸を見下ろす国道沿いには「綿津神神社」っていう小さい神社がありました。
なんか小さくて、鳥居も色あせている神社。

敷地内の奥のほうには「津波記念碑」っていうのがありました。
昔津波の被害があったときの記念碑とかなんだろうか?先日の津波があるので、つ
いつい津波の言葉に敏感になってしまう。

ここの付近にはローカルな感じの食堂が3・4件。海鮮ラーメンを売りにしているとこ
ろが多いように思える。
ブラブラと歩いて物色し、海に面していてちょっと店内が明るそうな「十府ヶ浦食堂
」っていうところに入ってみることにしました。


<「十府ヶ浦食堂」
13:20 「十府ヶ浦食堂」

綿津神神社

津波記念碑

お昼ご飯

海の良く見える窓際の座敷席に座りました。
店員さんにオススメメニューを聞き、イカホタテイクラの三品丼にしました。
ホタテの養殖をここいらでやっているそうなので。
うん、うまい。海を見ながら海鮮を食べれるだけで美味しい気分。

イカ・ホタテ・イクラの丼

食後は座敷席でパラパラとガイドブックを読む。
あ、もう「安家洞」が近いんだね。日本一長いといわれている鍾乳洞だし、興味があ
るな。
そこからしばらく南に行くと日本三大鍾乳洞の1つである「龍泉洞」だ。

この「十府ヶ浦」の近くには「玉川鉱山」の内部を観光できる「マリンローズパーク野
田玉川」っていうのがあるらしい。
ちょっと興味あるな。でも、この後に行きたい「安家洞」や「龍泉洞」も洞窟だから系
統がカブっちゃうよね。

しかも「玉川鉱山」、見学料金が1000円か。
このあとも「安家洞」や「龍泉洞」でそれぞれ1000円ほどかかるだろうから、出費を抑
えたい。ここは今回はスルーしよう。


では、ここにて久慈エリアの観光はおしまい。
そして次は今回唯一の内陸部に向かって、「十府ヶ浦」の数km南の県道273号から
「安家洞」を目指します。

渓流沿いの快走路

県道273号ってローカルでいい道だな。ツーリングマップルにも『見事な渓谷美!』
って書いてあるし。
ほとんど目線と同じ高さで渓流が流れています。
道路と渓流の間にガードレールとかの障害物が無い区間も多くて、川と平行して走
る楽しさが味わえます。

気持ちのいい景色だから
2回ほどbobByを路肩に停めて渓流に見入ってしまったよ。
春になれば緑に覆われてもっともっと綺麗なんだろうなー。

渓流&bobBy

<安家洞>
県道202号と県道7号が交わる、山間部の交差点にありました。
安家洞は総延長が23702mにも及ぶ、日本一長い洞窟です。
ヘルメットと上着を貸し出され、それらを装備して入るスタンスだそうですよ。

14:28 安家洞

雪に覆われる駐車場

ちょっとボロい看板

わわっ、酷い雪だな。スタッドレスじゃないと敷地内に入れないぜ。
車から出て、足元グチャグチャの中を歩き出す。
洞窟はどっちだ?ちょっと距離を歩くのかな?うっすら雪が積もるゆるい坂道の先
が洞窟みたいなので、気をつけて歩いて登る。

こっちですか?

そして間もなく洞窟の入口に到着しました。
まぁ、アレだね。
予想してたよ。駐車場が雪まみれだったり、併設されている小さな売店が営業して
いなかった時点で胸騒ぎはしていたよ。

はい、冬季休業中ーー!!

やってないー!

残念、いつか暖かい時期また来よう。
今回は鉄格子の隙間から中を覗くのが精一杯だ。あと、悔しいのでトイレ借りた。
たぶん冬季期間中は掃除もされていないなかったので結構汚れてたけど。


県道7号の山の中を真っ直ぐ南へと走り、次の「龍泉洞」を目指します。
「龍泉洞」は冬だって営業しているのを知っている。是非見なければ。
県道7号は山間部を走るにも関わらず、かなりストレートな道。しかも全然車がいな
い。うおぉ、走っててメッチャ気持ちがいいぞ。


<龍泉洞>
山口県の「秋芳洞」・高知県の「龍河洞」と共に三大鍾乳洞の1つに数えられる洞窟
です。深い地底湖が有名な場所だね。
僕はここに来るのは5年半ぶりの3回目です。

14:58 龍泉洞

ここも洞窟までの遊歩道は雪に覆われていて、結構ツルツル滑る。
面倒なので開き直って滑りながら歩いた。
横浜から上着忘れて来ているけど、もう寒いのは慣れたよ。


龍泉洞は、チケットを購入するとメインの龍泉洞と、併設されている洞窟の「龍泉新
洞科学館」の2つに入ることが出来ます。
まずは「龍泉新洞科学館」に入りました。

龍泉新洞入口

この龍泉新洞のみ、内部での撮影は禁止されているので写真はありません。
"科学館"と名称には付いているけれど、普通に鍾乳洞の空間です。
その中に石筍・フローストーン・洞穴真珠とかの鍾乳洞特有の現象についてやや説
明を細かく記載してあるって感じです。
あと、洞窟内で発見された土器だとか、洞穴生物の説明とかのパネルがあります。

ここもそれなりにいろんな鍾乳石を見学できるけど、スケールはメインの龍泉洞のほ
うが遥かに上。
内部では誰にも遭遇しませんでした。
でも、終盤に洞窟内で暮らす原始人一家の模型が突然出てきて心臓止まりました。
こんなの記憶に全然無かったからマジでビビったわ。

いよいよ龍泉洞へ!

では、本日のメインイベントである龍泉洞に入ります。
道内の温度は6.6℃だって。うーむ、外とほとんど同じか。

すぐに遊歩道に沿って流れる洞窟内の渓流が現れます。すごく青くて綺麗な水。
まぁ終盤はすごい地底湖がガンガン出てくるので、このくらいで驚いていたら心臓
がいくつあっても足りないんだけどさ。

基本バリアフリー

洞窟内の清流

内部は広々としたバリアフリーの通路で、狭い部分や天井の低い部分は原則ありま
せん。しかもルートはストレート。「百間廊下」ってネーミングされています。
鍾乳洞としては、非常に歩きやすいタイプです。

通路の右手を流れる清流は、洞窟を奥に行くにつれて深く大きくなっていきます。

玉響の滝

龍の淵

なんかさ、こういう泉に小銭を投げ入れるのってなんでなんだろう?
日本だけの文化?外国にもあるの?

『小銭を投げ入れないでください』って書いてあるのになんで投げ入れるんだろう。
見栄えは悪くなるし、回収する人も大変だし、自分自身も貧乏になるし、マナー違反
だしで、いいこと1つもないじゃないですか。

白亜宮

ちょっとアップダウンを越え、次に見通しの良くなった広いフロアが「白亜宮」。
写真で伝わるかなー?
ずーっと奥のほうにまで通路が延びていて、その頭上や横には鍾乳石がビッシリで
す。
ここまであまり鍾乳石はハデなのが無かった分、ここで大終結しています。
それが徐々に変わる七色のライトアップに照らし出されています。

すごーい!綺麗!ここまで誰にも会っていないし、ここにも誰もいない。
過去2回はどちらも人がゾロゾロだったので、こんなの初めてだ。独り占め!

ライトアップされる鍾乳石

いいですなー、すばらしいですなー。周囲をキョロキョロ見渡して感動しながら歩い
ていくと、いよいよハイライトである地底湖ゾーンに来ます。

まずは第1ホールの第1地底湖。水深は35mだそうです。
この鍾乳洞内の地底湖の透明度は41.5mもあるんだって。これは世界トップクラス
だそうだ。

第1地底湖

おぉー!深いのに、内部の岩肌が手に取るように見えて不思議な感じ。
洞窟内だから水面がほとんど動かず、だからこそ見える水底の景観なのだろうな。

以前の2回では僕はデジカメすら持っていなかったので全くもっていい写真が撮れ
なかったのだが、なんとか今回は色だけでも伝わる写真が撮れたように思うよ。
ようやくこの辺で初めて僕以外の観光客を発見しました。

では、次は第2地底湖です。

第2地底湖

第1地底湖よりもさらに深い、水深38mです。覗き込むと、背筋がスゥーっと寒くなっ
て来るほどの透明感。吸い込まれそうな気分です。
この世界有数の透明度だからこその深い青色はドラゴンブルーって呼ばれたりもし
ています。

ただ、写真に撮るとどうしても水面のわずかな揺れがあるから、水の中の景色が鮮
明には写らないんだよね。
本当の眺めは自分の目で実施に見るより他ないですな。それが一番。

そして最後の第3地底湖です。立て札を見ると、水深は脅威の98m!
えーっ!飛躍的にUPしたぞ!どうなっちゃうのよ!

第3地底湖

アハハハ、笑いしか出てこないほど綺麗。こりゃ参ったわ、降参です。
第1地底湖・第2地底湖もとんでもなく綺麗だったけど、別格です。
水面の向こう側にはもう1つの宇宙が広がっていたわ。
なんて人を惹きつける青なんだ。しばらくその場を離れることが出来ず、ずっと見入
っていたよ。

ただ、実は第4地底湖というのはこのさらに奥にあって、それは水深120m。
これは世界1の深さの地底湖なんだけど、残念ながら一般人は見ることができませ
ん。でも、いつか見てみたいよね!公開される日を待ってるよ。


このあとは洞窟を脱出するために地上に向かう鉄製の階段が少々続きます。
さらに分岐があり、体力がある人はもっと上を目指せるようになっています。
その先には地底この展望台があるのです。
当然僕は先に進むよ。

ここから先にもポツポツ鍾乳石があるんだけど、「白亜宮」ほどではないし、今までの
地底湖でバロメータが壊れているしで写真に撮るほどの魅力は感じませんでした。

そして地底湖展望台。
縦穴を通して、第1地底湖を上から見下ろすことが出来ます。

展望台からの第1地底湖

ここからの眺めは、よく龍泉洞のポスターやパンフに使われていますよね。
写真の右上部分が、上から見下ろした洞内の遊歩道です。
ちなみにカメラは結構ズームを効かせています。実際はもっともっと下のほうに地
底湖を見下ろす感じになるよ。

見所はこのくらい。こんな感じで洞内を出ました。すごく満喫したね。
洞窟の出入り口には洞内からの湧き水を飲めるスポットがあります。
飲んでおいたよ。

16:05 龍泉洞 出発


さて、もう夕方だな。だいぶスタミナも使っているので、今日はそろそろお風呂に入り
たい気分です。かなり体も冷えているしね。
どこかに温泉は無いかな?近くには「龍泉洞温泉」っていうのがあったけど、旅館み
たいで立ち寄り出来る雰囲気じゃなかったしな。

ひとまず今いる内陸部から三陸海岸に戻る方向に走ります。
国道455号を東に走る。


<道の駅 いわいずみ>
16:17 道の駅 いわいずみ

「龍泉洞」の近くにある道の駅です。確か日本1周目にも立ち寄って、"龍泉洞コーヒ
ー"を買ったりしたよね。
今回も"龍泉洞コーヒー"と、あと"龍泉洞の烏龍茶"を買いました。
どちらも「龍泉洞」から湧き水を使ったものだよ。

龍泉洞烏龍茶

岩泉の道の駅

しばらくは海に向けてのどかな山間の道が続きます。
小本の町が近づいてきたところで、道路脇に「小本温泉」の看板を発見。
温泉だー!よしっここから近いみたいだし、入っていこう!

再び海岸目指し

温泉に行こう!

<「小本温泉」>
国道45号から数100mのところで、建物自体にもデカデカと名称が書いてあったので
すぐに発見できました。
ツーリングマップルにも「三陸海岸で数少ない本格温泉」って書いてあります。

16:40 「小本温泉」

黄金大龍王を祀っています

落ち着いた雰囲気の、ちょっと歴史ある内装の温泉。
明るいうちからお風呂に入れると、なんだか幸せな気分になるね。露天にもゆっくり
と浸かりました。


温泉から出ると、あたりは薄暗くなってきている。
次のミッションは夕食と晩酌用のお酒の購入、そして寝床探しです。
夕食はコンビニとかでいいんだ。あと、一緒にビールとか買えれば満足。

そしてここから15km程北上したところに「道の駅 たのはた」があるから、そこで寝れ
れば一番だ。
ここ小本にコンビニがあればよかったんだけど、見当たらなかったので国道45号を
北上しつつ、コンビニを見つけたら入ることにします。

それではここで岩泉エリアはおしまいです。
次は三陸海岸のハイライトの北山崎エリアです。

暗くなる国道45号

あー、失敗ですね。コンビニどころか店の一軒もないわ。
信号とかも全然無い、すさまじい快走路です。明日にアプローチしてみたいと思って
いる、「鵜ノ巣断崖」のすぐ近くを通過。
何事も無いまま、目指す道の駅が見えてきてしまいましたよ。


<道の駅 たのはた>
17:48 道の駅 たのはた

道の駅で小休憩

ホントだったらここで車中泊をしたかったんだけど、まだ夕食を食べていない。
かなり空腹になってきた。
だからもう少し北に行きます。今日のゴールは景勝地の「黒崎」の駐車場にしようか
。そして明日は朝一で「黒崎」観光だ。


引き続き国道45号を北上するんだけど、依然としてコンビニは皆無。
次は普代の村なので、そこに期待しよう。

そして普代の村に到着。中心地をグルグル車で巡ってみたけど、2・3軒の個人商店
があるだけでコンビニやスーパーの類は無いね。
ここから「黒崎」はもうあとわずかな上、大自然エリアに入ってしまうので店の存在は
期待できない。
だから商店をちょっと覗いてみることにしました。

18:20 普代村の商店

中を見てみると、お弁当やオニギリみたいなものは無いな。
すぐに食べれそうなのは菓子パンしかないので、パン1個とスナック菓子を購入。
お酒も無いんだね。酒販売の免許を取得していないのかな。晩酌したかったけど、
無いならしょうがない。


ここで国道45号を離れ、海沿いの県道44号に入ります。
数kmで「黒崎」です。


<黒崎>
18:41 黒崎 駐車場

本日の走行終了

真っ暗で何も無い駐車場。でも寝るには好都合だ。
ほとんど手探りで夕食のパンとお菓子を食べ、早速寝ます。
もうクタクタだしね。明日はかなり歩く予定があるからね。


19:30 就寝

―― 本日の走行

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