福島太平洋岸ドライブ

2010.2.6-7
走行距離:852km
実行人数:1名

東北で大寒波と遭遇してトラブルまみれのドライブ!
雪の中で太陽のありがたみを感じて来ました!

全てが凍りつく松川浦

Chapter.1

2010年2月6日。この日は日本列島に大寒波がやってくる。
東北は広い地域で吹雪になり、新潟では交通網が乱れに乱れたり、乗用車100台以
上が立ち往生したりする。

最初に言っておくと、僕はその被害をモロに食らうことになる。
当日に決めたことなんだけど、福島県の太平洋側を走ろうと思って。早く日本3周目を
終わらせなければならないというプレッシャーで焦っていたんだろうな。
悪天候を覚悟して、頑張って出発してしまった。

本当は岩手県の三陸から走れたらいいなって思っていたんだけど、それでも直前に妥
協して福島県メインにしたのだよ。


2.5
22:51 横浜出発

既にかなりお疲れなんだけど、恒例の前夜発です。
愛車の「bobBy(ボビー)」に乗って出発だ。

23:15 首都高

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横浜ベイブリッジ

鶴見のつばさ橋

2.6
0:10 川口JCT

ここからは東北道です。
さて、どこまで行こうか。仙台とかはどうかな?早朝の「青葉城」を見てもいいし、知り
合いから銘菓の萩の月のリクエストとかもあったし。
そこから海沿いに福島県を下れたら、なかなかいい感じだな。


栃木県の那須に入ると、既に気温は-4℃になっていました。うおぉ、寒い。
確か明日は仙台の最高気温が-1℃、岩手県になると-4℃くらいだっけ?
こりゃ岩手県に行かなくて正解だったな。車中泊したら凍死するわ。

なんとなく凍り付いて白くなってきた東北道をさらに北上し、福島県へと突入。


2:23 安達太良SA

休憩無くここまで来た。出発時の残り体力を鑑みると、よく頑張った。
ここで寝ようと思います。

SAの一角には雪が

なんか、駐車場の隅のほうには既に雪がうっすら積もっているし、その傍らには除雪
された雪が山になっています。
おいおい、大丈夫かな?高速はチェーン規制になるかもね。

まぁ明日のことは明日に考えよう。bobByを車中泊しようにして仮眠します。

2:40 仮眠


6:40 起床

てゆーか、5:00頃から除雪用の重機が近辺をブンブン走っていてうるさすぎてろくに
寝れませんでした。
寒い寒い。気温は-5・6℃ってところだろうか。もっと低いかな?
缶コーヒーで暖まる。

凍える夜明け

7:00 出発

ちょびっと晴れ間が覗いたりして期待もしたんだけど、やっぱなんだか変動が激しい
天気。フロントガラスがバリバリに凍りつき、ウォッシャー液もとっくの昔に凍結して全
然出て来やしないさ。

磐梯山の裾野?

道路はどんどん白くなっていきます。雪が積もっているというか、凍ってアイスバーン
になっている感じ。

こりゃ仙台まで行くのはマズイね。仙台のちょっと手前の白石ICあたりで高速を降り
て、太平洋岸の相馬に逃げるのがいいかもしれない。
海沿いだったらここまで雪に悩まされることはないだろう。
つまり、2005年の「相馬・白石放浪(2-52)」の逆打ちになりますな。

アイスバーン

福島県と宮城県の県境が近づくと、高速もチェーン規制となりました。
てゆーかこれ、スタッドレスであってもヤバイと思いますよ。
みんな慎重にトロトロ走っているけれど、危なっかしい。
僕の目の前で車同士が追突したりもしているし。

アワワワ…。微妙に滑る。
次は県境の国見SA、そしてその次が高速を降りる予定の白石ICだ。あともうちょっと
頑張れ!

国見SAに入る車線はすごい新雪に覆われていて除雪も出来ていない状態だったの
で、みんなタイヤを取られる。
bobByも一度スタックしそうになったので、素早くセカンドに入れて凌ぎました。
変な汗かいた。ヤバイ。


7:54 国見SA

うぅ…、極めて寒い。
考えてみると、僕はここに入って良かったんだろうか?
国見は県境の峠。当然雪の影響はここいらで一番受けやすい。もうちょっと頑張って
次の白石ICまで行ったほうが良かったのではないだろうか。

しかし、目の前の危機を避けることも重要。
ただでさえ睡眠不足の上、この雪で精神を磨り減らしているのだ。一歩一歩状況を判
断しつつ確実に進むことも重要だよね。
待っていればこのあと除雪車が来て状況が変わるかもしれないし。

とりあえず天候が回復することを祈りつつ、30分ほど車内で仮眠。寒い。


目を覚ますと、周囲は地獄でした。

一面雪原

あ、30分で見違えるほど事態は悪化しました。
付近はドッサリ雪が積もっていました。除雪どころの話じゃない。

周りの車はチェーンをつけたり途方にくれて知り合いに電話したりと、てんやわんや
です。なんてこった。
SA内の道路情報を見ると、SA付近で3件も事故が起きている。なんてこった。

行くべきか、とどまるべきか。
あともうちょっと行けば峠を降りて白石IC。雪はここより少ないに違いない。
しかし、そこまで無事に行けるだろうか。
無理して事故でも起こしたら社会人生命グッバイ。最悪現世とグッバイか。

ちょっと駐車場内でbobByを走らせてみた。
あ、無理。タイヤ取られまくり。
数年前の僕であれば無理して突っ込んで行ったかもしれない。しかし落ち着いて考
える。今はダメだ。保守的になるべきだ。

変な緊張がずっと続き、喉が渇くので何度もSA内の給茶機に通い、そして車に戻り、
寒すぎてトイレが近くなったりと、なんとも釈然としない時間が続く。

ついに通行止!

雪に埋もれるbobBy

東北道、福島飯坂ICから宮城県の古川ICまでが通行止めになっちゃいました。
あれ!僕のいる国見IC、通行止区間の真っ只中じゃないですか!

もう除雪車も来ないのかな?あーあ、なにやっているんだろう、僕。
疲れているのに無理して出発して、こんなところで足止め食って。
家で寝ているほうが何倍も幸せだったさ。12時間前に戻りたい。

とりあえず雪の中をザクザク歩いて、SA内のガソリンスタンドまで行きました。
チェーンを売っていないかなって思ったんだけど、売り切れ。
てゆーかbobByのタイヤに合うチェーンは存在しない。
そして高いだろうけど新しいスタッドレスタイヤにでも履き替えてみようかなって思っ
たんだけど、これも売り切れ。

さて、どうしよう。
ガソリンスタンドのおじさん曰く、もう雪が止まない限りは除雪車は来ないらしい。
そしてこのあとはどんどん雪は積もる一方で、数時間でもうどんな車も走れないほ
どになるらしい。

「JAFとかにレスキューを頼んでいる車が続々と出てきているよ。早めに頼んでみた
らどう?」ってアドバイスしてくれました。

そうするか。レスキュー頼むか。
金はかかるだろうけど、しょうがない。このまま夜まで待っていようと、事態は良くな
らなそうな気がするし。


9:00すぎ、JAFに電話しました。結構ニーズが多いので、3時間くらいかかるかもっ
て言われました。もうどうでもいいよ。無事に帰れればいい。待つよ。

あたりはすっかり人が少なくなっています。SAの店員さんたちもヒマそうだ。
通行止めのSAってこんな感じなのかー。
周りにはわずかに残った車がレスキューされたり、大型車は除雪車が来るようにな
るまで開き直って休息していたり。

レスキューされる車

現在、気温は-5℃。すごく寒いです。
SAのタダ茶で暖まりつつ、売店のおばちゃんと話をする。
「そのとおりだよー。無茶してもいいことなんてないんだよー。レスキュー頼んで正解
だよー。」と言われた。
うん、もう頼んじゃうと開き直って気が楽だ。迷っていたときが一番つらかった。

交通情報のモニターを見ていると、ここいらは風雪注意報。
そして通行止め区間が須賀川IC〜古川ICにパワーアップしてました。
あ、国見SAはそのド真ん中じゃないですか。


JAFの車が福島市から出発するとの連絡が入りました。
あと1時間あれば着くかな?でも、高速の路面状態は最悪だしな。無事に来れるの
かな?不安です。

SA内で1人の学生君と知り合いました。
なんでも昨日の夜東京を出て、1人で車を運転して岩手県の大船渡まで帰るらしい。
あ、大船渡、知ってるっすよ。
シルバーウィーク大暴走(3-73)」でお世話になったっすよ。
大船渡を知っていることに少し驚かれた。

明日までに大船渡に絶対に帰らなければ人生に関わるとか言っていた。
でも、除雪が開始されないと動けないから、ここで待機するって言っていた。
うひゃー、過酷な運命だね。
岩手県はここよりもっと寒いし、東北道の一関ICから大船渡までも遠いけど、頑張っ
てね。

することがないので、学生君とダラダラ世間話をしながら待つ。
もう積雪は40cmくらいになったぞ。


11:00、JAFから到着したと連絡が入りました。
「じゃあお気をつけて。お互い頑張ってこの雪を脱出しましょう。」と声を掛け合い、お
別れしました。

JAFの車、SAの入口のドカ雪に詰まってなかなか来れなかったらしい。
ブルドーザーに除雪してもらってようやく来れたんだって。
SAの人からシャベルを借りて車の周囲の雪かきをし、フックを取り付けて荷台に積
み込んでもらう。

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bobByを救出

もうこの間、吹雪いてどうしょもなく寒くて大変だったさ。
でも自分で作った原因だから、精一杯作業員さんを手伝うさ。
※以下、JAFの作業員さんを"堀江さん"って呼びます。昔の知り合いの堀江さんに
  そっくりなので。

作業車に積み込んだところで堀江さんから提案がありました。
「最寄の白石ICまで運ぶと4万円くらいかかっちゃうし、白石も雪で酷い状態だよ。タ
イヤも新調したほうがいいからお金がさらにかかる。だからSA内でタイヤを取り寄せ
られるのであれば、そうしたほうが安上がりだよ。」

あ、なるほど。取り寄せとかもできるのか。
bobByを乗せてもらったあとでアレだけど、堀江さんから提案してくれているんだし、運
んでもらわなかったらかなりコストを抑えられるよな。

2人でガソリンスタンドに歩く。
もうSA内の積雪はヒザくらいです。雪原です。靴の中に雪が入る入る。


ガソリンスタンドの従業員さんたちはお客さんが来ないので、「こんなときにしかできな
いことをやる!」とか言いながら壁とか磨いていました。
堀江さんからもう一度チェーンの確認やタイヤの取り寄せを交渉してくれたんだけど、
今日はメーカーの定休日で取り寄せ出来ないんだってさ。
トホホ…、やっぱ運んでもらわないとだね。まぁいいさ。

作業車の助手席に乗り込む

11:35 国見SA 出発

SA内はすごい雪なので、ブルドーザーで進む道を除雪してもらい、ゆっくり作業車
は動き出しました。
車が一台もいない高速道路を、わずかなわだちを辿りながら白石ICに向かいます。

目的地は、白石ICから2kmほどの距離にあるという「イエローハット」です。
そこで足回りを強化しようと思うよ。
堀江さん曰く、白石もどこもかしこもすごい雪で脱出は困難らしいから。
堀江さん自身、このあとどうやって福島市に帰ろうか迷っているくらいだそうだから。

「どこに行こうとしていたの?」「これからどうするの?」、みたいな質問を車内でされ
る。
んー、当初は仙台から相馬に抜けて、そこから茨城県北部まで海沿いを南下しよう
と思っていたけど、もうお金もないしテンションも下がったからこのまま帰ろうと思う。
そんなことを話したら、なんか堀江さんは悲しそうな顔をしていたけど。

いやー、ホントどうしたらいいのかわからんもん。遊べる気分じゃないし。
ただ数万を落として凍えて帰るのもバカみたいだけどさ…。

11:59 白石IC

国道4号を南に2kmくらい戻ったところにある「イエローハット」に入りました。


12:03 「イエローハット」

白石ICのイエローハット

堀江さんから店員さんにいろいろ提案もしてくれ、チェーンは無いのでスタッドレスを
新調することにしました。安いのあったし。

「今のタイヤはかなりレアなサイズだからオークションに出せば高く売れるかもよ」っ
て言われたんだけど、横浜まで持って帰るのが面倒だし家に保管する場所も無いの
で辞めました。
イエローハットで安く売却しました。

そしてbobByをピットインさせている最中、堀江さんにお会計。
JAFは運んだ距離に応じてお金がかかるので、5万くらいだったかな?そのくらいか
かった。
まぁ安全が第一だからしょうがない。

仕事とはいえ、堀江さんは親身になっていろいろアドバイスしてくれて助かった。
ありがとう。ここでお別れしました。
あとはタイヤの履き替えに1時間ほどかかるそうなので待合室でボケッとTVを見なが
ら過ごします。
あー…、眠いな。寝不足のところ神経使いすぎた。ドッと疲れが来た。

ピットイン

13:25 「イエローハット」 出発

では、とりあえず相馬に向かおうか。東北道は通行止めだし、東北道に併走する国
道4号を走って帰るのもなんだか危険な気がするし。
とりあえず国道4号を岩沼まで北上する予定です。
岩沼からは国道6号で南下すれば福島県を海沿いに帰れるしね。

国道4号は東北道通行止めの影響で大渋滞です。ほとんど動きません。
まぁこっちは急ぐ理由ももう無いから気楽だけど。

ラジオから交通情報が流れてきました。
通行止め区間は那須から古川までに拡大したそうです。

えっ!福島県は全て通行止めですか!ますます悪化しているぜ。
大船渡の学生君はまだきっと国見SAにいるのだろう。このニュースを聞いてヘコん
でいるに違いない。心配だ。

渋滞の国道4号

14:30 大河原のコンビニ

あれー?白石から1時間以上走ってて、まだ7・8kmしか進んでないぞ。
ここいらって、「船岡城」とか「一目千本桜」とかあるところだよね?去年の春にここを
走っていたな。

ここのコンビニでご飯にします。いろいろあって、出発から今まで何も食べていなかっ
たな。安心したらお腹が減ってきたよ。カップラーメンを食べて暖まりました。

ご飯を食べたらちょっと元気が出てきました。
じゃあ、観光をしますかね。せっかくだから。
ツーリングマップルを見てみると、岩沼には日本三大稲荷の1つである「竹駒神社」っ
ていうのがあるので、まずはそこに行ってみたいと思います。

地面は真っ白

「竹駒神社」は国道4号から少しだけ反れたところにあるんだけど、国道から外れた
途端に道路はもう雪でツルツルなのね。滑る、滑る!


<竹駒神社>
15:20 竹駒神社

駐車場は当然のように除雪されていなくって不安だったけど、ザクザクっと車で突入
しました。よーし、今回一発目の観光をするか!

雪の積もる参道

三大稲荷

あんまり詳しくなくてわからないけど、どうやらここは衣・食・住の守護神を祀っている
神社らしいです。
西暦842年に創建されていて、すごく歴史が古いそうだ。
ふーん。そんなものかな?結構小規模な境内で、そこまで荘厳な感じはしないんだ
けど。

竹駒神社の本殿

神社を出発し、国道6号を南下する。
相変わらずギンギンに寒いです。今回は車内でもずっと上着を着ていないとやって
られないほどだしね。

程なくして、宮城県から福島県へと入りました。ほんおちょっとだけ空が明るくなって
来たような気がする。

阿武隈川と朧太陽

福島県へ

「竹駒神社」を出発して、太平洋沿いに国道6号を走ること1時間ほど。
日本百景の「松川浦」が近づいてきました。ここは福島県の太平洋岸ではトップクラ
スの有名な観光地だと思う。
立ち寄らない手は無いぞ。

既に当たりは薄暗くなってくる中、国道6号からさらに海側に入る。
間もなく「松川浦大橋」に差し掛かりました。


<松川浦>

松川浦は細長い砂洲で海と隔てられた立地。だから波も無く、浅い海が続いていま
す。その内部に大小さまざまな島が浮かび、海苔の養殖と思われる杭が立っていた
りします。
「松川浦大橋」を渡り、太平洋沿いの細い砂州を縦断する道に入りました。

松川浦大橋

松川浦に続く道

こんな構造です

鵜の尾岬が見えてきた

上の写真、オリジナルサイズだと丘の上に鵜の尾埼灯台が見えてきます。
あそこ、今まで見たことがないから立ち寄っていこうかな。

16:50 松川浦

鵜の尾岬近辺の駐車場にbobByを停めました。
上の写真で言うと、一番右に出っ張っている部分です。
ここは2005年の夏にも車を停めた場所だったよな、確か。

岬の先端と灯台へは、山道みたいな遊歩道を登っていきます。
当然滑る!雪!気温は-7℃!

雪の遊歩道

夕顔観世音奥の院
前方に鵜の尾岬展望台

雪でズルズルに滑りながらも、なんとかわずかな足跡を辿って「鵜の尾岬展望台」
に辿り着きました。

簡素な木製の展望台です。
そこからは太平洋・「相馬港」・「相馬共同火力発電所」などが見えました。「松川浦
」自体は反対側なので見えません。究極に寒々しい景色です。

鵜の尾岬展望台からの眺め

ここからさらに100mほどで灯台だそうなんで、せっかくだから歩きます。
メチャクチャ風が強い。吹き飛ばされそうだ。
あぁぁ…、寒い。手袋持って来ればよかったな。家においてきちゃったよ。

鵜の尾埼灯台
灯台から見る水平線
百体地蔵尊

鵜の尾灯台の前まで来ました。なんだこの灯台。全景を写真に撮ろうとすると、どの
角度でも絶妙に小枝がジャマしてくれるぞ。

ここで雪の中にスッポリとカメラを落とし、探索と発掘に10分かかりました。
雪の冷たさで指が真っ赤になった。
暗くなってきてカメラが見つからなくて泣きそうになったけど、見つかってよかった。

再び丘を下って遊歩道入口に戻ってきました。少し道を反れたところには百体地蔵
尊っていうのがあったよ。
なんだか100体も無いような気配だけど、僕はアバウトな性格なので気にしない。

次にメインの松川浦を見てみます。雪で遊歩道は覆われているけど。

広がる浅瀬

あれ?天候のせいか、季節のせいか、なんだかパッとしないな。
相馬・白石放浪(2-52)」のときには「すごくいいところだな!」って感激したのに。
まぁこんな日もあるかな?
誰もいなくてひっそりした松川浦も、それはそれで雰囲気があっていいかも。

YAMA&松川浦

では、、松川浦を出発。砂州を南へと走っていると、右手の入り江側にはなんかの養
殖のイカダがたくさん設置されているのが見えました。
風光明媚な風景ですな。
でも残念ながらここいらには駐車できるスポットが無いのだ。車窓から眺めながらゆ
っくりと松川浦を去りました。

養殖イカダ

ここから数kmのところには、「百尺観音」っていうのがあるらしい。
相馬を代表するスポットの1つらしいぞ。ツーリングマップるにそう書いてあった。
どんなところだろう。行ってみようかな。

国道6号に戻った頃にはもう当たりは真っ暗。
そして雪の影響か、メチャクチャ渋滞。ゆっくりゆっくり南下します。
間もなく国道沿いに「百尺観音」の案内看板が出てきました。すごくわかりづらい。
道路が空いていたら見逃してしまいそうな看板と脇道だ。


<百尺観音>
17:47 百尺観音

一面雪の駐車場

ぶっちゃけ、真っ暗すぎてここが百尺観音の駐車場かどうかもわかりませんでした。
街灯とかないし。
とりあえず広い敷地があったのでここかな?って入ったら正解だったらしい。

ほぼ真っ暗な中適当に歩き、前方に観音らしいものがぼんやり見える場所にたどり
着きました。写真はちょっと明るめに補正しているけど、肉眼ではほとんど見えんよ。
近くまでも行けないみたいで、この距離が限界みたい。

暗闇の観音像
顔をドアップ

この観音、昭和初期に地元の仏師の人が掘り始めたんだって。
そして現在は三代目にあたるけど、未だに完成していないらしい。
うん、よく見ると観音は上半身しかしっかり出来ていないような気がするぞ。


それでは再び国道6号を南下。相変わらず交通量は多い。
すぐに道の駅が出てきたので立ち寄りました。


<道の駅 そうま>
18:10 道の駅 そうま

ここも雪原

この道の駅の隣にはコンビニがありました。ここで夕食にしようか。
昼間のレスキューとタイヤ購入で金欠なので、カップヤキソバにしました。
半分だけ食べた。もう半分は明日の食料にしよう。


国道6号を南下。道路は夜になってさらにカチカチ。
だからどの車もスローモーションのようにゆっくり進んでます。交差点のカーブとか
、ホントに怖いよね。慎重に行こう。
あ、てゆーか今日はどこまで走ろうか。とりあえずお風呂で暖まりたいぞ。


<道の駅 南相馬>
19:54 道の駅 南相馬

「道の駅 そうま」から1時間半くらい走って、まだここか。10kmくらいしか進んでい
ないぜ。

南相馬
野馬追いの騎馬武者?

このすぐ近所の原ノ町は相馬野馬追いで有名だよね。

とりあえず、この近所に温泉とかは無いものか。ツーリングマップるを見るけど、め
ぼしい場所が無い。
道の駅のパンフをいろいろあさると、原ノ町の駅の反対側に安い入浴施設がある
みたいだ。
ここから10分ちょいくらい?よし、行こう。


<「湯多利亭 もりのゆ」>
20:37 「湯多利亭 もりのゆ」

もりのゆ

ちょっと目立たない路地裏にある入浴施設です。ちょっと入口がわからなくてウロウ
ロした。
中は小規模なスーパー銭湯みたいな感じ。
料金は400円とお手頃だし、まあ値段に見合っているかな?

温泉じゃないのがちょっと残念だけど、今後のためにしっかり温まっておいたよ。
今回のドライブで初めて寒くない場所にいるね。幸せ。

狭い県道

裏道の県道120号を走ってしばらく南下し、小高で国道6号に再合流。
この時間になると国道もだいぶ空いているね。
しかしこの先、しばらく道の駅のような車中泊に適した場所は無いっぽい。
もう眠いし、疲労が溜まってきたよ。

双葉駅を少し過ぎたあたりの峠道で、簡易パーキングを見つけました。
自販機だけが設置されている、よく大型トラックとかが泊まっているようなところね。
ここで寝るか。


22:14 双葉の簡易パーキング

気温は-8℃くらいだって。寒い。でももう少し慣れた。
じゃあおやすみ。


22:30 就寝

ゆっくり休もう