9月24日 山深い秘境の地に突撃!

走行距離: 422km 支出:\4,275

<道の駅 ふれあいパークみの>
5:45 起床

まだ薄暗い中起床。ちょっと寒いので洗顔とかは後ででいいや。

今日はちょっとマニアックなところを中心に走ろうかと思います。
では、早速出発します。

6:00 出発

国道11号を高松市方面に向かって走ります。
途中、丸亀市と坂出市の境にある「讃岐富士」の向こうから朝日が昇ってくるのが見
えました。
今日も晴れになりそうだね。

讃岐富士と朝日

9/25 北九州で再会しよう!
9/26 
走れ、SLやまぐち号!
9/27 
ここに神々が集結する!
9/28 エピローグ:浅き夢見じ…
  

◆第3部:中国編

9/22 ここは南国シーサイド!
9/23 目指せ、四万十川源流!
9/24 山深い秘境の地に突撃!  

◆第2部:四国編

◆第1部:東北編

9/19 プロローグ:冒険は岩手から!
9/20 
遠野にカッパはいるか!?
9/21 大自然の驚異、リアス式!  

走行距離:422km 支出:\4,275

9/25 北九州で再会しよう!
9/26 
走れ、SLやまぐち号!
9/27 
ここに神々が集結する!
9/28 エピローグ:浅き夢見じ…
  

◆第3部:中国編

9/22 ここは南国シーサイド!
9/23 目指せ、四万十川源流!
9/24 山深い秘境の地に突撃!  

◆第2部:四国編

◆第1部:東北編

9/19 プロローグ:冒険は岩手から!
9/20 
遠野にカッパはいるか!?
9/21 大自然の驚異、リアス式!  









―― 前日までの走行

―― 本日の走行

逆光の眩しい高松市内を通過する。
今日の最初の目的地は、「白鳥の松原」です。

僕、いくつかのドライブエピソードで書いてあるとおり、全国各地にある日本一低い山
を周っているんですけど、その1つが「白鳥の松原」にあるのです。
この機会に是非行かなければ。そして登らなければ。

高松市内を走る

<道の駅 津田の松原>
<津田の松原>

7:19 道の駅 津田の松原

高松市を過ぎ、さぬき市に入りました。ここにある道の駅で洗顔とかします。
ここ、以前も来たことあったよね?4年前だったかな?

ここで朝の身支度

着替え完了後、津田の松原を少々散策しようかと思います。松原自体には足を踏み入
れたことがなかったからね。

この松原は、吹き抜ける風の音がまるで琴が音を奏でるように聞こえるため、「琴林公
園」とも呼ばれているんだって。
なんてファンタスティックなネーミング!

松原に入る

寄付された松の木

内部には、全国の名だたる松原から寄付された松の苗木が育っていました。
上の写真は静岡県にある日本三大松原の1つ、「三保の松原」からのもの。
「三保の松原」は先月に「清水・静岡ドライブ(3-70)」で行ったばかりなので記憶に新
しいっすね!


引き続き国道11号を東へ10kmほど走る。
国道から少し海側にそれたところに「白鳥の松原」があります。
特に標識とかも無かったので勘で曲がり、「白鳥神社」の駐車場にbobByを駐車。


<白鳥神社>
<白鳥の松原>

8:03 白鳥神社 駐車場

よくわからないけど、神社の境内の向こう側に松原がありそうな雰囲気です。
では、境内を突っ切って行ってみよう。

白鳥神社

境内の裏側に出ると、思ったとおり松原が広がっていました。
さて、僕は目指すのはこの中にあるといわれている日本一低い山、「御山」です。
どこにあるんだろう?
松原内の案内図も無いので、右か左かまっすぐか、全く見当がつきませんな。

白鳥の松原

実は「御山」って、山として登録されたのは2005年の夏だと聞いています。
だから「御山」に行った人の情報や山の詳細情報もネット上にあまり無いんだよね。
しかも松原内で案内図を見つけたけど、山の情報がどこにも無い。
年季の入った案内図だから、そらや書いてないよなー。

散歩している人もいないので聞ける人がいなくてウロウロしていたら、立て札を見つ
けましたよ!
なるほど、境内を通過して右側の方向にあるのね。

御山はこっち

<御山>
まさかね・・・。
松原の中に碑が一本立っているけど、あれが御山ってことはないですよね…?
しかし予感は当たりました。なんだか山じゃない気がするけど、あれが御山です。

あれが御山です

僕、今までいろんなジャンルの日本一低い山を登ってきました。
大阪の「天保山」(4.53m)・徳島の「弁天山」(6.1m)・宮城の「日和山」(6.05m)・秋田の
「大潟富士」(0m)…。

しかしここほどなだらかなところも無かったね。
「天保山」よりなだらかだね!
どこから山なのか皆目見当がつかないわ。笑える。とりあえず登山してみよう!

日本一低い山の山頂で

登頂しました!サンダルで登山できる山でした!
僕、いつも日本一低い山では何秒で登頂できるか計ったりしているんだけど、ここはど
こが山のふもとかわからなかったので計測不可でした。

もともと、2005年の台風の際に松原内の一番高い場所を計測してみたんだって。
そしたらここが一番高い標高3.6mだった。
念のため昔の資料を確認してみると、この場所を山として記載してある資料が見つか
ったんだって。
「じゃあ現代もここを山として認定しよう!」…ってなったそうです。

自然の山ではあるけれど、国土地理院には登録されていない山です。
登山証明書は無料で発行してもらえるそうだよ。


それでは、これで香川県はおしまい。
国道318号を南下し、山間部に入っていきます。

国道318号

あー、香川県をもうすぐ出るっていうのにアレだけど、さぬきうどん食べたいな。
基本的に自炊メインの貧乏旅ではあるけれど、うどんは一杯100円程度だし、時間も
かからないじゃないですか。
うどんくらいならいいかなって思うんだけどね、この時間だと見つからないね。

そのまま香川県から徳島県に入ってしまいました。

再び徳島県

徳島に入ってすぐの国道318号沿いは、たらいうどんが名物となっている地域です。
山の中なのにポツポツたらいうどんの看板が出ています。

たらいうどんもいいよな。どこか営業している店は無いかな?
でも時刻はまだ9:00前。全然開いている店がありません。
店の敷地の中まで確認しに入ったりりもしたけど、結局やっていなかったり。

うむ、しょうがないね。もともと自炊だけのプランだったし、予定通りあとでどこかで自
炊しようか。


南下を続けて「吉野川」を渡り、国道192号を西へと入ります。
もうここは幾度と無く走っているルートだな。また来ちゃいました。
しばらくは淡々と西を目指して「吉野川」沿いを走りますね。


<道の駅 貞光ゆうゆう館>
9:40 道の駅 貞光ゆうゆう館

ゆうゆう館

ここ、初めて来ました。今まではわりかし「吉野川」の反対側を走ることが多かったし。
「うだつの町並み」とかがあるのがあの向こう側だよね。

ちょっと歩けば「吉野川」が見えそうなので、この後の行き先を考えがてら歩いてみま
した。j今日も暑くなってきた。気温30℃レベルです。

吉野川と美馬橋

「吉野川」をしばらく眺めて考えました。
今日は「奥祖谷二重かずら橋」と「ゆめりあ34」に行きたくて、どっちを先に行くべきか、
どういうルートで行くべきか迷っていたんだけど、「ゆめりあ34」に先に行きます。

「ゆめりあ34」っていうのは、ここ数年くらいで判明した、日本の中心の1つです。
ほら、僕は日本各地の日本の中心を回っていてさ。
そろそろ全制覇になるのです。ここは見逃せない。
今年の1月の「香川&徳島⇒明石旅行(3-54)」でも一瞬行ってみようかと思ったところ
です。
あのときは雪もあって深く考えずに諦めたので、リベンジに戻ってきたのです。

このあとは携帯が余裕で圏外の秘境中の秘境だぞ。気合入れてくぞ。


引き続きしばらく国道192号を「吉野川」沿いに西に行き、三加茂の駅近くから県道44
号で山中に南下します。
しばらくはちょっとした町並みがあるけれど、すぐに山道になりました。

山間部の峡路

山間部の序盤で、道路工事の誘導員のオジサンに声をかけられました。

オジサン:「あんた、どこまで行くんだい。この先は行き止まりだよ。」
YAMA:「ゆめりあってところまで行こうと考えているんですよ。」
オジサン:「なに?ヌメリア?なんだそこは?」

…えっとー。もういいや。
あわよくば所要時間とか、詳細な所在地とか聞ければなぁと思ったんだけど、諦めた。

オジサンは、「この先は道も狭いし時間がかかるから気をつけてね。」って送り出してく
れました。
へい、頑張ります!

ひらすら登る

もう対向車なんて当たり前のように1台も来ないし、人の気配すらゼロ。
クネクネとどこをどう走っているのかわからない山の中。
いやぁ、楽しいわ。

しかし気になるのが、「ゆめりあ34」の標識が1つも出てこない。
できれば「ゆめりあ」までの距離を、せめてこの先にあるとかの標識を立てていただき
たいのだが。
この点は不安でならないわ。もし道を間違えていたら意気と鞠まで永久に走り続ける
よ、僕。


<桟敷峠>
10:36 桟敷峠

三加茂駅の前を通過してから30分後。
桟敷峠の分岐でようやく「ゆめりあ34」の文字が出てきて一安心。
ここからは6kmあるそうですよ。

水の丸方面へ

ゆめりあまで6km

ちなみに、手元のツーリングマップを見ても桟敷峠の文字は存在しません。
たぶん書く必要もないほどのマイナーな峠だからです。

そしてこの先にあるらしい「水の丸」の文字すら書いてありません。
あと、この先の道もほとんど目視出来ません。
当然「ゆめりあ34」すらツーリングマップルには存在していません。うむ、こういうレベ
ルの秘境ですか。


さらに道を進み、「風呂塔キャンプ場」へ行く道と分岐。
今まで「風呂塔キャンプ場」は『あとちょっと!』みたいな励まし文句の立て札があっ
てさ、僕もそこから勇気をお裾分けしてもらっていたんだけど、これで勇気の供給が
ストップされちゃいました。

路面も荒れてきた

間もなく『← 水の丸ふれあい公園』という看板が出てくるけど、それはこのままスル
ー。さっき撮影した「桟敷峠」の写真によると、ここからあと3kmか。長いな。こういう狭
路の3kmって果てしなく長く感じるよな。


さらに1km進んだところで「六地蔵峠」に出ます。
ここが一番のクセ物でした。
どちらともがメインと取れる分岐。そして標識類は一切無し。

僕、右を選びました。結果、失敗でした。
1km少々頑張って進み、あまりの狭さと向かっている方向から「違うのでは?」と思っ
て引き返しました。
車1台がギリギリの道がずっと続いているような場所なので、Uターンに5回くらい切り
替えしたよ。
変な汗がいっぱい出た。一歩間違えたら脱輪で帰れないもん。


「六地蔵峠」まで戻り、左のルートを選ぶ。
するとこんな山の中なのにちょびっと開けて集落みたいのがありました。
ビニールハウスが点在してる。
しかし人の気配は相変わらず無い。なにも音の無い静寂な世界で、僕の車のエンジン
音だけが響いていました。

どこまでも山

集落前後である程度視界も開けるけど、逆に分岐が多くなります。
さらに「ゆめりあ34」の標識は皆無です。
この時点ではまだ「六地蔵峠」で左を選んでよかったのか、すらわかりません。
道を聞こうにも人がいません。

ここまできてアプローチできなかった、とかはシャレにならないですよ。
かなりの時間と精神力を使っていますもん。
とりあえず分岐は全て道が太い方を選びます。微妙なところもあるけれど、そういうと
ころは舗装面の色が分岐前と同じ方を選びます。

ようやく、「ゆめりあ34」への標識が登場しました。

あと0.7km!

道はさらに悪くなるけど

上の写真の分岐だけ、メインではなく分岐している方の道を選ぶので要注意です。
標識がちょっと奥の方にあるのでボケッとしていると見逃すかもね。

間もなくです!
深い木立の中を突き進んで行きます!対向車来たら100%擦れ違い出来ません。
もっとも、序盤の工事現場のオジサン以外に人も車も全く見かけてないけどな。
でもシカがいてビックリした。かなりデカいヤツでした。

ラストの直線

<ゆめりあ34>
着いたぁーーーーー!!!

10:59 ゆめりあ34

三加茂駅から55分ほどでした。迷わなければ45分くらいかな?
ネット上でわずかに発見できる情報では、駅からおよそ1時間と書いてあるところが多
いです。
しかし、たぶん初回は精神が大いに削られるかと思いますよ。

砂利の駐車スペースには他の車は皆無。伸び伸び出来ますなぁ!
外に出ると、標高が高いので空気が冷たい。
そういや水の丸近辺は"四国の軽井沢"とか呼ばれたりもするそうです。
ホントかよ?試しに今度軽井沢に行ってみようかな。

駐車スペースのbobBy

駐車スペースにあるボード

ここ、何か特別な施設とかがあるわけじゃありません。
山の傾斜に沿い、アジサイやツツジが植えられていて、それなりに管理されている雰
囲気です。ま、どちらも今は季節じゃないので花は咲いていないけど。

傾斜に沿い、遊歩道の階段を下りていきます。
眼前には深い谷とどこまでも続く山々。そしてその山肌に点在する小さいな集落。
四国の山間部ってこんな感じだよね。こうい雰囲気の四国が好き。

ゆめりあは山肌の敷地

山肌に張り付く小さな集落

そして敷地内のほぼ中央、ツツジの植え込みが日本列島の形に植えられている場所
に、目指す日本列島中心のモニュメントがありました。
やったー!これを求めてずっと山間部をここまで頑張って運転してきたのだよ。

日本列島中心点のモニュメント

日本の中心に関する地点は、いろんな概念があるけれど多くが北関東や信州近辺に
その多くが集まっています。
なぜここの日本の中心は四国なのか。

日本国内の緯度と経度の下2桁が一緒の場所、つまり「北緯37度・東経137度」のよ
うな場所は9箇所存在します。
その地点の最北は北海道の常呂町、そして最南は沖縄県の竹富島。
その2点の中心がここだそうなのです。

かなり強引!
そりゃこの地点が日本の中心としてデビューしたのが近年なのもうなずけるわ!

しかし、日本の中心と聞けば旅好きの僕は黙っていられません。
これでいろいろ調べて割り出した日本の中心は全て制覇できたかな?
もう全国各地10箇所以上は軽く行ったよね?

日本中心の根拠

誰もいない。全くいない。
たぶんここを目指す人ってほとんど存在しないと思われる。
辿ってきた県道44号自体、もっと進むと四国山地にぶつかって行き止まりだしさ。

見向きされないところに自分なりの価値を見出すことこそ、ツアーやガイドブックでは
絶対に堪能できない旅の優位性だよね。
満足満足。


では、誰もいないのでここの駐車スペースでノンビリとご飯でも作りましょう。
時間と環境が整ったときにしか作らないお好み焼きにしよう。

お好み焼きを作ります

粉は初日に横浜で買ったし、今まで四国で買ったキャベツや卵を使用して作ります。
肉は無いので少し寂しいけど、まぁいいのです。

満足の出来映え。こんな晴天の屋外で食べれて幸せだ。
ある意味さっきうどん食べれなくて正解だったかもしれない。

アウトドアクッキング

もちろん、現地には一切ゴミは残さないよ。
しっかり片づけし、ゆめりあ34を後にします。


帰りはまた来た道を引き返します。
集落の中は、帰り道だと行きとはまた違った視点なので迷いやすそうな分岐が4つほ
ど出現します。
これは行きのときに注意深く周囲や後方を見渡しながら来たので全てルートを覚えて
いる。難なくクリアです。

「六地蔵峠」・「桟敷峠」を経由して県道44号に出て、また「吉野川」目指して山を下り
ます。


「吉野川」沿いの国道192号に戻りました。
2時間半ほど前に僕がいた場所に戻ってきました。

ここから今朝いた「道の駅 貞光ゆうゆう館」方面にさらに戻る予定なのですが、ただ
戻るだけはなんとなくシャクだ。
このすぐ近くに「加茂の大クス」があるので、それを見ていこうと思います。


<加茂の大クス>
12:31 加茂の大クス

樹齢1000年のクスノキ
香川&徳島⇒明石旅行(3-54)」以来の9ヶ月ぶり3回目だね、ここ。
このクスの木は高さ26mm、幹周り17mほど、枝の広がりは50mを越すそうです。
遠くから見ると森に間違えそうなくらいだね。

クスノキの周りには水田があって、しっかりと穂をつけていました。
そろそろ収穫シーズンですな。
頭を垂れる稲穂

国道192号を東へ戻る。
ようやく携帯電話に電波が戻ってきました。途端に職場から電話が来て路駐してやり
とりとかしてね。一瞬現実世界にカムバックでした。
(ガソリン \3175)


13:12 「道の駅 貞光ゆうゆう館」通過

3時間半ぶりに道の駅の前に戻ってきました。このまま通り過ぎます。
道の駅の裏手から南に伸びる国道438号に乗ります。
「剣山」方面の山間部に突入します。また圏外になるよ、これ。

山の中の狭路
集落の中の狭路

しばらくは「貞光川」っていう川が右手を流れているんだけど、ここで沈下橋を発見!
おぉ、この川にも沈下橋があるのかぁ!

沈下橋っていうのは川が増水して橋が水没したときに、橋が水の抵抗を受けて壊れ
たり、水をせき止めたりしないように欄干とかがない、必要最低限の機能だけを持っ
ている橋です。
「四万十川」に多くて有名な形態の橋です。

車窓からの沈下橋

このあとは山の中の1.5車線くらいの見事な酷道を淡々と登っていきます。
凄まじい角度のヘアピンも連続で登場するので肩凝るね、この道。
途中でリスが飛び出してきてビックリしました。
標高は間もなく1000mを越えます。

ひたすら1時間以上も国道438号の山の中を走り続けました。
このあたりは「剣山ドライブウェイ」の別名があるそうです。
ずっと見所も無く、ダラダラ走っていたところ、「夫婦池」の看板が出てきました。
一度車を止めよう。そして少し休憩をしよう。


<夫婦池>
14:23 夫婦池

緑の池
そばには祖谷の看板

標高1446mの山中にある緑の綺麗な池。
雄池と雌池の2つがありますが、上の写真は大きい雄池のほうです。
オジサンが1人、池で釣りをしているだけというのどかな光景でした。


いよいよ「剣山」のふもとにある見ノ越のパーキングを経由する。
「剣山」ってリフトで山頂近くまで行けるのだね。多くの観光客がリフトに群がっていま
した。

剣山は間近

しかし、僕の目的地は先ほど書いたとおり「奥祖谷二重かずら橋」です。
「祖谷のかずら橋」は2回ほど行ったことがあるけれど、「奥祖谷二重かずら橋」は行っ
たことがない。

前回の1月の雪の降る中「祖谷のかずら橋」まで行き、さらに「奥祖谷二重かずら橋」
に行こうとしたら係員の人に「行ったら帰って来れなくなりますよ」発言もらったもんね。
だからリベンジするのです。

いよいよ国道439号(ヨサク)。これを祖谷方面へ西へと行きます。
ヨサクはさすが、四国を代表する酷道。激しいっすね。

ヨサクを突き進む
<奥祖谷二重かずら橋>
すっごい山の中にある、2本のかずら橋です。
「祖谷のかずら橋」よりも観光地化もされてなくて、秘境感をより味わえます。

14:50 奥祖谷二重かずら橋

受付で料金を払って渓谷に入る。500円だって。なかなか高い。
(観光 \500)
深い谷にかかるかずら橋

かずら橋は、その名のとおりかずらで編んである橋。
平家の落人が作ったっていう言い伝えがあります。あえて切れやすく作り、万一追っ
手が来たときは橋を切断して追ってこれなくするんだとか。

二重かずら橋は男橋と女橋とがあり、まず渡るのは男橋です。

男橋&YAMA

「祖谷のかずら橋」は観光客が多くてノンビリ橋を渡れなかったり写真撮影の行列が
出来ちゃったりするけど、こちらはご覧のとおりほとんど人がいません。

ただ、近くにカップルがデートで来ていて、写真を頼まれたので撮ってあげたり会話
したりしたよ。
そして僕も写真を頼んだよ。
「いかんせん一人旅なものでね、すいませんねぇ」とか言いながら頼んだよ。
敗者の気分!

誰もいない橋を自分のペースでゆっくりと歩く。
橋はギシギシと揺れます。足元の渡り木の間隔は15cmはあります。
子供だったら足を踏み外すでしょう。僕でも、足元を見ながら歩かないと怖いし。

足が落ちそう
編み込まれたかずら

橋の下の渓流脇まで降りれるみたいだったので降りてみました。
そこには滝が流れている。大きな岩の上に座ってしばらく日光浴してみました。

気持ちがいい。
木々のざわめきと小川のせせらぎだけが聞こえ…、いや、ミンミンゼミの鳴き声も聞こ
える。今は秋ですよ。9月も後半なのにまだミンミンゼミですか、ここは?

橋からの渓流
渓流の滝
男橋を見上げる

渡り終えてからしばらく遊歩道を歩くと、今度は女橋が見えてきます。
男橋で渡った川を女橋で戻ってくる構図です。

さっきの男橋は長さが42mあるのに対し、女橋は半分ほどの20mです。
川からの高さもそれほどではなくて初心者向き。

女橋を渡る

<野猿>
さらに歩いていると、野猿を発見!
野猿っていうのは、畳半畳ほどの座敷に屋根がついている構造の人力ロープウェイ
です。
存在は知っていたけれど、ここにあるとは全然知らなかった!
これいいね!興奮する!

人力ロープウェイの野猿

野猿は2人が座ってギリギリくらいの狭さの乗り物。
中に座って渓谷の両側で滑車構造になっているロープを引っ張り、腕力だけで谷を渡
る愉快な乗り物です。

500円で男橋・女橋・野猿と楽しめるのであれば、これは決して高くは無いね。
コール取り次第では何度でもこれらを楽しめるし。
大体同じ値段で橋一本を1回渡って終わりの「祖谷のかずら橋」よりも充実しているか
もね。


次はさらにヨサクを西へと走ります。
長い。ひたすら長い。道は狭い。そして何も無い。
店もコンビニもガソリンスタンドも、もちろん無いよ。あるのは山ばかり。それがヨサク。

国道439号(ヨサク)

国道439号を途中で離れ、県道32号に乗り換える。
この道もそれなりに狭い山の中です。
もうすぐ「祖谷のかずら橋」だよな。さっき「奥祖谷二重かずら橋」を見て満足しちゃっ
ているんだけど、せっかく前を通るのであればチラッと見るだけ見ていこうか。


<祖谷のかずら橋>
遠く離れた無料の駐車スペースにbobByを駐車しました。
ここから10分ほどテクテク歩いて向かいます。

16:12 祖谷のかずら橋

なるほど、1月に来たときとは川を挟んで反対側だったのか。
展望のためのコンクリの橋の中央部まで来た。っこなら無料で橋が見れるのです。
1月の「香川&徳島⇒明石旅行(3-54)」で、みんなと橋を眺めた場所です。

一般的な方のかずら橋

1月に来たときは架け替え中だったかずら橋。
今はきっと新品なんだろうね。
そういやこのかずら橋って、意外と渡ったのは4年も前の「四国大暴走(2-16)」の一
度きりだったのだね。次来たときは渡ってみるか。


<道の駅 にしいや>
16:40 道の駅 にしいや

「祖谷のかずら橋」から県道を少し西に行ったところにある、とても小さな道の駅です。
ここでツーリングマップルを開いて今後のプランを考える。

西祖谷にて
これからまた愛媛県の今治方面に走ろうかと思います。
順当に行くのであれば、この先の大歩危から国道32号を北上して「吉野川」に出れば
よい。
そこから国道192号で瀬戸内海に出たら、昨日の夕方から夜にかけて走った四国北部
の海岸線をずっと西へと向かえばよい。

ただ、それではつまらない。
国道32号は過去幾度と無く走っているし、瀬戸内海沿いは昨日走ったばかりだ。
じゃあ四国のド真ん中を横断するルートに乗ってみますか。


国道32号を北には行かず、南へ折れました。
ま、この道も2年前に走っているけど、まだ新鮮な気分が味わえる。
西日が眩しい

ここいらも山間部だけど、国道は広くて整備されていて走りやすいです。
信号も少ないのでとても快適。

大豊の町に出ました。日本一大きい杉である「杉ノ大杉」のがあるところだね。
あそこの杉は「西日本一周旅(3-27)」で見たよね、懐かしいな。

日本一の大杉はこのそば

大豊からは再び国道439号(ヨサク)に乗ります。
でもこの区間のヨサクさんはまだ良心的です。走りやすいっす。
夕日を追いかけながらガンガン西へと走りました。


<道の駅 土佐さめうら>
2年前に車中泊した場所だね。明るい状態のここ、初めて見たかも。

17:35 道の駅 土佐さめうら

かつての車中泊の場所

ここから県道17号で国道を反れ、「さめうら湖」の湖畔を走るローカルルートに入る。
地図で見るとかなりクネクネの道だけど、大丈夫かな?
さっきみたいな山間部の狭路で暗くなったらちょっとマズイっすよ。


<さめうら湖>
17:52 さめうら湖

多少展望の効く場所があったので湖を眺めてみました。
「早明浦ダム」の建設によって出来た、日本有数の規模の人造湖だそうです。

さめうら湖

この湖畔の県道17号、クネクネしているけど道幅はそこそこだし信号も民家も全く無
くてすごくいいペースで走れます。
迂回する国道ルートじゃなくて近道の県道ルートを選んで大正解だったな、こりゃ。


<小金滝>
湖畔の道を走っていたら右手に小さい滝が見えた。
ちょど駐車スペースもあったので眺めていきました。
反対側を見ると月が登ってきて神秘的でいい眺めだったよ。

18:12 小金滝

月夜の滝

県道17号を西に向かい、国道194号に合流。
そこを少し北に行くと道の駅があります。


<道の駅 木の香>
18:36 道の駅 木の香

ここの道の駅の建物の中には「木の香温泉」という入浴施設があります。
今日はここでお風呂にするよ。
(入浴 \600)

温泉付き道の駅

綺麗なお風呂でした。サッパリ。
外に出るとこの道の駅以外には全然明かりの無い山間部で、頭上の星空がすごく綺
麗。駐車場も奥のほうにしたのでほぼ真っ暗で居心地がいい。

じゃあ、ここでゲリラご飯にします。簡単にチキンラーメンで済ませました。

ラーメン、再び

食後は国道194号を北に走ります。
すぐに「寒風山トンネル」が出てきます。
四国大暴走(2-16)」では、「石鎚スカイライン」を走り終わった後にここに出て来た
んだっけか。

この「寒風山トンネル」は日本一長い無料のトンネルだったりします。
長さは5432mもあるのです。

寒風山トンネル

ここいらは道路は広いし信号も町も無い山間部の快走路。
スイスイ走ってあっという間に伊予西条の町に出ました。
昨日の夕方にお風呂に入ったあたりだね。

県道13号や国道196号を使って西へと走り、見覚えのある道の駅に到着します。


<道の駅 今治湯ノ浦温泉>
20:45 道の駅 今治湯ノ浦温泉

昨日もここで駐車したよね。今日はここで寝ることにします。
ライダーやチャリダーが各所にテント張っているので仲間意識を感じるわ。

今治に戻ってきたよ

これで四国の旅はおしまい。
次は「しまなみ海道」から中国地方に渡るよ。

ではおやすみなさい。


21:20 就寝