9月20日 遠野にカッパはいるか!?

走行距離: 284km 支出:\15,530

7:15 起床

中尊寺PAにて目を覚ましました。うおぉ、すっごい寒いね!
ここまでは半袖シャツと夏場はいつも履いているクッサいサンダルだったんだけど、
耐え切れずに長袖とスニーカーにチェンジしました。

洗顔や車内の片づけをし、出発準備をします。

芭蕉の句

9/25 北九州で再会しよう!
9/26 
走れ、SLやまぐち号!
9/27 
ここに神々が集結する!
9/28 エピローグ:浅き夢見じ…
  

◆第3部:中国編

9/22 ここは南国シーサイド!
9/23 目指せ、四万十川源流!
9/24 山深い秘境の地に突撃!  

◆第2部:四国編

◆第1部:東北編

9/19 プロローグ:冒険は岩手から!
9/20 
遠野にカッパはいるか!?
9/21 大自然の驚異、リアス式!  

『五月雨の降り残してや光堂』
芭蕉が「金色堂」を見て詠んだ句の碑がPA内にもありました。
おぉ、テンション上がる。これから僕もそれを見るからな!


7:45 出発

7:52 平泉前沢IC
(高速代 \1450)

すぐに高速を下ります。「中尊寺」へは、標識に従って数分です。


<中尊寺>
7:58 中尊寺

さすが有名どころ。既に半分近く駐車場は埋まりつつありました。
ここを観光するのは19年ぶりくらい。結構久々です。
数年前にも中尊寺の前を車で通過したことはあったんだけど、観光はしなかったんだ
。もうちょっと仏閣の良さがわかるようになってから来ようと思って。
(駐車場 \400)

長い月見坂

弁慶堂

まずは杉に囲まれた「月見坂」をゆっくりと歩いて登っていきます。
ここから「金色堂」までは800mもあるのだ。遠いけど、ワクワクする。
歩いているうちに少し体も温まるしね。

途中にはいくつか小さいお堂とかがあります。
300m登ったところにあるのは「弁慶堂」。なかなかいい形だったので写真撮ってみま
した。

山門

中尊寺本堂

山門をくぐり、本堂を見学。ここ本堂が中尊寺一体の中心となる建物だそうだ。
中では「比叡山延暦寺」から持ってきた火が1200年燃え続けているらしいよ。
「峯薬師堂」・「大日堂」とかを見ながら坂を歩く。
「鐘楼」はなかなか僕の好きなデザインだった。

鐘楼

次は有料エリアに入ります。
「金色堂」・「金色堂旧覆堂」・「讃衡蔵」・「経蔵」などなどをひっくるめて800円です。
かなり高いけど、ちゃんと見たいから奮発するぜ!
(観光 \800)

まずは宝物殿である「讃衡蔵」。中は撮影禁止です。
仏像、平安時代のアイテム等が展示されていました。結構混んでいたけど、なかなか
貴重なものが見れました。


<金色堂>

中尊寺金色堂

中尊寺の目玉です。ベタだけど、ここの前で写真を撮ります。
近くにいた中年ご夫婦と撮り合いっこしたんだけど、おじさんがシャッターを押すときに
懇親のパワーを込めるもんだから、写真ブレたわ。

上の写真に写っているのは金色堂の覆堂です。
本物の金色堂はあの中にあるんだけど、写真撮影は禁止です。

中に入った人だけが見れるんだけど、一回り小さいお堂が中にあり、全て緊迫で覆わ
れています。すっげー金ピカ。
そして中にはたくさんの仏像が飾られています。
うん、19年前の僕はここを見て、しばらく仏像がマイブームになったんだよな。

昔は金色堂の横に小さい資料館があって、金色堂復元過程とか奥州藤原三代のミイ
ラとかのビデオを見れたと思うけど、あれはなくなっちゃったのかな?

さくらちゃん&YAMA

経堂

YAMA&芭蕉

経堂は、その名の通りお経を納めていたもので、中尊寺建立当時からある建物だそ
うです。
近くに"松尾芭蕉"がいたので、一緒に写真を撮っておきました。
芭蕉さん、今年に入ってからもう各所で4回くらい出会っているような気がします。

旧覆堂

旧覆堂は先代の覆堂です。室町時代に建設されて、なんと約500年間も金色堂を風
雨から守っていたそうです。
今はコンクリの覆堂で温度湿度共に厳重に管理されていて安心ではあるけれど、こ
の旧覆堂に入っている金色堂も赴きがありそうだよな。


<中尊寺白山神社>
寺の中に神社?よくわからないけど、能舞台があるとの看板に沿って歩きました。
僕、この間「桧枝岐の舞台」を見た辺りから能舞台がマイブームになったのだ。

近くの休憩施設からは下界が見渡せました。ちょうど太陽も高く昇ってきて、日が射
してきた。気付かないうちにここまで登ってきていたのかー。

中尊寺の能舞台

のどかな景色が広がる

再び「月見坂」を下る。帰りは参道の土産店だとかもOPENし始めていたので、チョコ
チョコ見学しながら歩きました。

少しお腹が減っているので朝ご飯を食べれればいいんだけど、さすがに食事処はま
だやっていないか。
19年前に蕎麦を食べた食事処、まだ覚えていた。そしてまだ存在していた。

次はほぼ隣に位置する「毛越寺」です。車で5分もかかりません。
駐車場を出ようとしたとき、もう余裕で満車で、中に入ろうとする車でズラッと長い列
ができていました。


<毛越寺>
結構有名なので説明する必要なないかもしれないけど、「もうつうじ」って読みます。
奥州藤原氏の2代目、"藤原基衡"が建立しました。
(駐車場 \200)

9:30 毛越寺

拝観料を払い、境内に入ります。ここも19年ぶりだな。少しだけ覚えている。
(観光 \500)

毛越寺本堂

走行距離:284km 支出:\15,530

9/25 北九州で再会しよう!
9/26 
走れ、SLやまぐち号!
9/27 
ここに神々が集結する!
9/28 エピローグ:浅き夢見じ…
  

◆第3部:中国編

9/22 ここは南国シーサイド!
9/23 目指せ、四万十川源流!
9/24 山深い秘境の地に突撃!  

◆第2部:四国編

◆第1部:東北編

9/19 プロローグ:冒険は岩手から!
9/20 
遠野にカッパはいるか!?
9/21 大自然の驚異、リアス式!  









毛越寺といえば「浄土庭園」ですよね。伽藍の横には広い庭園が広がっているのだ。
庭園の中央「大泉が池」を囲み、遊歩道が整備されている。
ここを一周散歩してみたいと思います。

大泉が池

紅葉発見!

真っ赤なのは1本だけだけど、紅葉している木があったよ!
そっかー、寒いもんなぁ。もう岩手では紅葉が始まりつつあるのかー。関東南部では
まだ半袖で充分過ごせるくらいなのにね。

「開山堂」を見て、池のほとりに沿って歩く。
既に昔の火災で焼け落ちてしまった「○○跡」みたいな敷地がいくつかあります。

遣水
常行堂

「遣水」は、クネクネと曲がりくねった人工的な小川。
「大泉が池」に水を引き込むためのものなんだけど、これは平安時代に作られた唯一
の遺構なんだそうだ。つまりメチャ珍しいらしい。

大泉が池&洲浜
池のほとりを歩く

次は「厳美渓」に行きます。ここから県道31道をまっすぐに7kmほどの距離です。
快適に走れるローカルな道。

その途中、「達谷窟」という看板が出てきました。なんだろう、ここ。
どういうところか知らないけど、無料だったら見てみてもいいかなって思ってbobByを
駐車しました。


<達谷窟(たっこくのいわや)>
10:05 達谷窟

受付に料金を尋ねてみたら、300円かかるらしい。
どういう施設か聞いてみた。岸壁にめり込むような形で作られたお堂らしい。
あぁ、そこならガイドブックで見たことあるわ。できれば実際に見てみたいな。お金は
あんまりないけどな。
少しさくらちゃんと考えた末、やっぱ見学することにしました。
(観光 \300)

達谷窟

"坂上田村麻呂"による蝦夷平定を記念して作られたお堂だとか。
やっぱ自分お目で見ると違うね。お堂がすごいテンションで洞窟にめり込んでいる。
中に入ると108体の多聞天像が祀られていました。

同じ敷地内には、「毘沙門堂」や高さ16.5mの磨崖仏があります。
ひととおり全て見学して回りました。

磨崖仏

<厳美渓>
岩手を代表する渓谷の1つです。ここに来るのはちょうど4年ぶりです。
あのときは駐車料金をケチるために近くの道の駅から歩いたけど、今回は最寄の土
産屋の駐車場を使わせてもらうことにします。

エリアに入ると、観光用の馬車とすれ違ったりしました。馬デカい!

馬車と遭遇

10:29 厳美渓

一定額以上のお土産を買うと駐車料金が無料になるスライルの土産屋に駐車しまし
た。目の前はもう渓谷。人ゴミを掻き分け、さっそく渓流を見下ろしてみました。

ダイナミックな渓谷美

厳美渓は「栗駒山」からの渓流が岩を削って出来た、2kmほどの渓谷です。
「栗駒山」の噴火によって堆積した凝灰岩で形成されているようだ。

写真では伝わらないダイナミックさがあります。
写真のずっと奥のほうの、人が立ち入れない荒々しい領域を段になって流れ落ちる渓
流がすごくカッコいい。
遠近感を的確に判断できる人間の目だからこそわかる感動だね。

かっこう屋の東屋前

ここの名物の1つが「郭公だんご」です。
渓谷の上の東屋には、対岸の「かっこう屋」という茶屋からロープが張られています。
ロープにくくりつけられたかごの中にお金を入れ、備え付けられている板を木槌でコン
コン叩くと、対岸の茶屋の人がかごを巻き上げ、だんごとお茶をかごに入れて送って
くれます。

そのだんごが滑空する様子が名物になっていて、東屋の前は人がギュウギュウ。
みんなこぞってだんごを注文しています。

かっこう屋の空飛ぶだんご

僕らも空腹なのでおだんご食べたい。
しかしここは人がギュウギュウだし、おだんごを注文しても屋外のそこいら辺で食べ
るスタイルじゃないですか。
ゆっくり食べるために、対岸の「かっこう屋」本体に行きます。


<「かっこう屋」>
それなりに混んでいるけど、窓の外が見渡せるいい席に座ることができました。

かっこう屋訪問

ここでおだんごの3本セットを頼み、さくらちゃんと分け合って食べる。
みたらし・黒胡麻・あんこが各1本ずつ入っています。
甘すぎないけど濃厚でうまいです!

そうそう、この席は滑空して行くだんごのかごの真下の席でした。
ひっきりなしに飛んでいくだんごのかごがよく見えて面白かったよ。
(食費 \360)

3本セット
宙を舞うだんごのかご

では、空腹も満たされたので出発します。
駐車場では駐車料金を無料にするための帳尻合わせのために缶コーヒーを一本購入
しました。
今回はアルコール以外の飲料にはお金を払わないルールで行こうとしたけど、まぁしょ
うがないか。
(食費 \100)


次は「猊鼻渓」に行きます。
国道342号と県道19号を使って東へと走ります。


<猊鼻渓>
11:39 猊鼻渓

ここも4年ぶりです。今日は混雑しているのか、国道を挟んだ対岸の河原の駐車場を
案内され、そこから渓谷まで歩きました。

猊鼻渓入口

猊鼻渓は高さ100mほどの絶壁が両側に連なる水墨画のような渓谷。
日本百景にも選ばれている景勝地です。
そこを流れる渓流を、舟下りしながら眺めるというスポットなのです。

逆を言うと船に乗らなければ渓谷はほとんど見ることは出来ません。
そして前回は僕は1人だったので舟に乗るだけのテンションが持てず、そして今回は
さくらちゃんが酔いやすいので乗ることが出来ません。

ま、それがわかっていて来たんだどね。ちょっとでも雰囲気を感じられればいいなって
思ってね。

渓流を進む舟

渓流を進む舟は昔ながらの竹ざおを握る船頭さんが操縦する人力の舟。
一度の数10人が乗り、ゆっくりと川を進んでいきました。
シルバーウィークなので結構舟はギュウギュウだったけどね。

船着き場から川を眺めたり、土産物屋を覗いたりして過ごしました。

聳える断崖

次は遠野に行きます!僕、遠野付近はいまだかつて行ったことがないのです。
今回が初なのです。だからとても楽しみです!

県道104号から県道10号に接続。そのままずっと山間部を北に向かいます。
何もないね。快適な道です。
だけどホントに何もない。トイレもない。トイレにメッチャ行きたい。

県道8号に乗り換え、さらに北へ。
ようやく見つけたローカルな野菜直売所の横にある小さなトイレに入れたよ。ふぅ。

のどかな県道を走る

県道27号でゆるやかな峠をいくつか越え、国道283号に出たら東へ進み、「猊鼻渓」
から走ることおよそ1時間半、ついに"民話の里"遠野の地にたどり着きました。

ここは"柳田国男"の「遠野物語」で有名な地。
カッパ・天狗・座敷わらしなどの妖怪や神々の住まう、古き良き日本の原風景を思い
出させてくれる地です。

ちょうど僕らの訪ねた日は「遠野まつり」っていうのが駅付近で開催されていました。
郷土芸能のパレードがいたるところで行われています。
なんか、店とか旅館とかの前で、そこの人に対して踊るというスタイルなのかな?
みんなそんな感じで建物側を向いて踊っていました。

<とおの昔話村>
13:27 とおの昔話村

適当に遠野の中心地近くで見つけた有料駐車場にbobByを駐車し、ガイドブックを広
げて現在地を確認しました。
どうやらとおの昔話村の近くにいるらしい。

そろそろお昼ご飯にしたいのでガイドブックを調べ、「一力」っていう郷土料理を食べ
れる店を目的地にし、歩き出しました。
旅館に向かって踊る人々
とおの昔話村

遠野に昔から伝わる民間伝承や昔話を紹介しているテーマパークです。
敷地内を歩き、ちょびっとだけ中を覗いてみました。

建物の中では語り部による昔話を聞くことも出来るようだ。
でも中に入るのは有料だし、ちょうど昔話がうまいタイミングでやっていなかったので
、このまま食事処に向かいます。

敷地内には、お祭りの準備をしている郷土芸能の衣装をまとった人が数多くいたよ。

お祭り参加者たち

駅の近くの交差点では、小さい山車が出ていたり、しし踊りっていう獅子舞みたいなイ
ベントの公演もやっていました。
混雑していてうまく写真は撮れなかったけど、ちょっと見学してみた。

お祭りの中心地にて

<「一力」>
13:47 「一力」

ここのお座敷席で遠野の郷土料理であるひっつみの定食を食べました。
これは小麦粉を練ったものをひっつまんで鍋に入れたもの。
だからかたちは不揃い。分厚いワンタンみたいな感じかな。
素朴であっさりしていておいしい。

さくらちゃんは鶏の釜飯をオーダー。ちょっと食べさせてもらったけど、これも薄味で
食べやすくておいしかったよ。
(食費 \900)

ひっつみ
鶏釜飯

また歩いて駐車場に戻り、今度は遠野の市街地を離れ、有名な「カッパ淵」に行っ
てみたいと思います。
遠野に来たならここは絶対外せないよね。
(駐車場 \150)


<カッパ淵>
<常堅寺>

14:50 カッパ淵 駐車場

「遠野物語」によれば、ここにカッパがいたそうだ。カッパ淵に繋がるのどかな小道
は観光客がぞろぞろ歩いている。
僕らは車でかなり近くの駐車場まで入り込むことが出来ました。

カッパ淵は常堅寺の裏側にあります。まずは常堅寺の境内に入る。
ここにはカッパ狛犬がいるんです。

カッパ狛犬

コイツ、頭の上に皿があるのです。昔常堅寺が火事になったときにカッパが消火を手
伝ってくれて、それ以来ここで祀られているようです。

カッパ狛犬&YAMA

境内の裏は木々に囲まれた小川になっている。ここがカッパ淵です。
はば3mほどの小さな清流。ここにカッパがいたんだね。
なんてことない小川かもしれないけど、そして初めて来たのにどこか懐かしい風景。
そんなところなんだね、遠野は。

カッパ淵

カッパ淵にはカッパの像と小さな社があったりし、横ではおじさんが観光客にカッパの
話をしてくれていました。
渓流には釣竿が仕掛けられ、先っちょにはカッパの好物のキュウリがついていたよ。
子供達も釣竿を手に川辺で遊んでいた。ほのぼの。

カッパをキュウリで釣る

<早池峰山古参道跡>
「カッパ淵」から戻ること数100mのところにあるスポットです。
ちょっと普通の人とは完成の違う僕、遠野で一番見てみたかったのがここなのだ。

15:09 早池峰山古参道跡

「早池峰山」っていうのは主に平安時代に盛り上がった修験場です。いわゆる霊峰
ですね。かつてのその霊峰への登山道の入口には、今も朽ちた鳥居が残っていま
す。

古参道跡の鳥居

あぁぁー!いいなー、これ!こういうボロいの好き!
昔はこの鳥居をくぐって多くの人が「早池峰山」を目指したんだろうなぁ。

長年風雪に耐えてきて、横木の上のほうは既になくなっちゃってます。
残っている部分も若干傾いていてボロボロです。
ポスターとか数々の媒体で僕が知っていた鳥居は、残った横木も真ん中でバッキリ
折れちゃっているヤツだったんだけど、どうやら2007年ごろに横木は修復したみたい
ですね。
とにかくいい。ちょっと見れて感動したよ。

伝承園の茅葺屋根

鳥居の横には「伝承園」っていう重要文化財の家があったり工芸品を作れたり昔の遊
びを体験できる施設があります。
せっかくなので入口の写真だけ撮っておいたよ。


次は水車を見てみます。
国道340号を少し東へ行き、そこから狭い小道を田園の中へと入っていく。

遠野ってレンタサイクルで近隣を回る人が多いんです。
ここいらにもたくさんの自転車の観光客を見かけることができました。
もう結構駅から遠いのにみんな頑張ってるな。
でも、この遠野の里をノンビリと自転車で走るのは気持ちがいいだろうな。
こういいうところはホントは車じゃなく自転車とかでマイペースでゆっくり巡りたいよね。


<山口の水車小屋>
15:26 山口の水車小屋

水車小屋と田園風景

遠野の農村のイメージを感じられるところとして人気のスポットです。
ポツンと立つ水車小屋がいいね。僕、水車小屋が好きなんだ。

これは今でも使用されています。水車はゴトゴト回り、小屋の中を覗くと水車の動力
を利用して杵が粉をついていました。

回る水車

では、遠野の観光はここまでです。
まだまだ遠野にはいろんなスポットがあって時間があれば見てみたいところもあるけ
れど、それは次回の楽しみに取っておきますよ!

次は「滝観洞」です。営業終了時刻は調べていないのでわからないけど、間に合うか
な?たぶん洞窟関連って17:00くらいに終わるから、到着は最低でも16:30までがい
いかと思うんだ。

急ぎ足で出発。じゃ、ありがとう遠野!また来るよ!

遠野に別れを

さっき観光した遠野駅前を経由し、国道283号をしばらく南下します。
そして県道167号に乗る。

ちなみに数時間後に気付くんだけど、このルートは凄まじく遠回りです。
本当だったら国道283号のバイパスでトンネルをブチ抜いて「滝観洞」までタダでスイ
ーッと到達できます。
そんなバイパスが少し前に完成していたのです。
しかし僕の持っている2005年版のツーリングマップルにはその道は載っていなかった
ので、30分以上遠回りするワイルドなルートを選択してしまいました。

県道167号

<滝観洞>
16:17 滝観洞

前述のバイパスが通る前は、東も西も険しい峠道でアプローチが難しかった場所。
周りは360度深い山に囲まれています。
ここにあるのが滝観洞(ろうかんどう)という鍾乳洞。
洞内の滝としては日本一の落差を誇る、「天の岩戸の滝」が目玉です。
「お得に楽しめる鍾乳洞 第1位」になったり、TV番組「ザ・ベストハウス123」の「日本の
美しい鍾乳洞BEST3 」にラインクインしているところです

最終受付は思ったとおり16:30までだったので、なんとか間に合いました。
係員の指示により、靴を長靴に履き替えました。
そしてポンチョとヘルメットの着用を指示される。

うおぉ!?そんなにワイルドなところなんだ!知らんかったわ!
なんかワクワクする!
(観光 \1000)

その名の通り小さい「小滝」の前を通り過ぎれば、間もなく終着点の「天の岩戸の滝」
です。もう水がザーザーと流れ落ちる音が聞こえてくるんだ。
最後は足元は水流、頭上は岩でしゃがみ歩きをしないといけないちょっとした難関が
ありました。
そして、880mの長い道のりを経てようやく滝の前に出ます。


<天の岩戸の滝>

最後の難関
小滝

途中には「八つ墓村」のロケ地が2箇所ほどあります。
よくこんなところまで頑張ってきたよな。

滝まではあと○mという看板が随所にあるんだけど、これがかえって遠さを実感させて
くれます。
僕は鍾乳洞慣れしているし長時間いても全く苦にならないんだけど、ワイルドなのが苦
手なさくらちゃんにとってはかなり精神的にキツいと思う。
…あとで怒られるな、こりゃ。

鍾乳石
洞内の川の侵食による溝
狭い通路

内部はほとんどアップダウンは無くてかなり歩きやすい部類の鍾乳洞。
しかしところどころ天井が低いのでヘルメットがないと天井に頭を打ち付けて今以上
にバカになってしまいます。
天井から水滴は滴ってくるし、ところどころ浅い水たまりもあるのでこの装備が必要
なのだね。

洞内潜入

この鍾乳洞はほぼ直線でメインの滝まで880mあります。
通常の観光鍾乳洞とは違い、そこまでは大規模な鍾乳石とかライトアップも無くて、
結構ひたすら歩くようなスタイルです。

「ようこそ滝観洞へ」
洞内落差日本一の滝
滝つぼ
天井から流れ落ちる水流

最深部は高さ60m・周囲50mのドーム状の空間になっています。
そしてその奥にこの天の岩戸の滝が流れ落ちています。

いやー、ここまで遥々歩いてきた甲斐があったね。
天井の大理石にできた亀裂から、流れ落ちる大量の水流。落差は29mあるそうだ。
そのゴーゴー流れ落ちる音は、ドームに反響して一層大きく聞こえます。

ここからはまた880mの道を歩いて引き返します。
もう時間が時間なので対抗から来る人はほとんどいなくて擦れ違いが無い分ラクなん
だけど、それでもなかなかシンドい道のりです。

帰り道
雨だれ石を穿つ
YAMA

往復でおよそ1時間。ようやく外に出て深呼吸。
ふぅー…。でも楽しかった!


あと、今日で残っているミッションはお風呂と夕食。そして宿に向かうだけです。
一応宿は旅館なのでお風呂はあるだろうけど、せっかくなので温泉を見つけて入る予
定。夕食はどうするか全然決めていません。安く行こう。

「滝観洞」から太平洋沿いの大船渡に向かいます。
つい最近までは「滝観洞」から東に行くにはすさまじい峠道を越えなければならなかっ
たけど、無料のバイパスが出来ていることを発見。
しかも滝観洞ICだなんていうちょうどいいICまである。
こりゃ利用しなきゃ。釜石に通じているらしいぞ。

バイパスのおかげでスピーディに釜石市まできました。
「釜石大観音」も車窓から見えます。
今回、観音も見学しようかなって思っていたけど車窓から写真撮れたからいいや。
見学には結構な料金がかかる記憶があるし。

釜石大観音の後姿

国道45号に乗り、海に沿って三陸海岸を南下していきます。
少しずつ空が暗くなってきた。


<道の駅 さんりく>
18:05 道の駅 さんりく

ここで一旦休憩。お土産を見て回り、今晩のお酒のつまみ用に南部せんべいを買った
りしました。やっぱ岩手といえば南部せいべいだよね!
さくらちゃんもいろいろ家へのお土産を買っていた。
(食費 \210)

道の駅で買い物

宿のある大船渡へはもう少しです。
なんか無料のバイパスがあるので乗ってみて、大船渡ICで下りました。
さて、近くに確か温泉があるのでここいらで詳しい場所を確認してみようか。
ツーリングマップルを取り出した。

目指したかったのは「夏虫のお湯っこ」という入浴施設。
でも、よくみたら全然通り過ぎていたよ。てゆーか、「道の駅 さんりく」よりも手前だっ
たよ。
うわー、10〜15kmくらい通り過ぎていたよ。

もう暗いしこういうUターンって結構精神的にも疲労が溜まるんだけどしょうがない。
引き返します。
「夏虫のお湯っこ」は国道から3kmくらい離れた山の中で、「ホントにこの奥に温泉な
んてあるの?」みたいなところです。
途中で一度温泉施設に電話までしちゃったし。


<「夏虫のお湯っこ」>
19:06 「夏虫のお湯っこ」

着いたー!わりと綺麗。とても綺麗。ここでお風呂に入ります!
道を間違えた分、順調に走るよりも50分ほど遅れちゃったけど、「滝観洞」からの無料
バイパスが完成してなかったらこのくらいの時間になっていただろうしね。
プラマイゼロだと考えておこう。
(入浴 \300)

温泉に入る

湯上りに改めて大船渡を目指します。
また「道の駅 さんりく」の前を通ってね。この道、湖の短時間にもう3回も走ったや。
途中で給油しました。
(ガソリン \4077)

大船渡の駅前近くでコンビニに立ち寄る。うん、今日の夕食はコンビに弁当でいいや。
そっちのほうが気楽に食べれる。これを宿に持って行こう。
ついでにお酒とかおつまみも買いました。
(食費 \783)


<「大東館」>

20:28 「大東館」

大船渡の駅から150mほどの好立地にある素泊まり専用旅館。ここが今日の宿。
申し込んだのはつい数日前です。
このシルバーウィークの大盛り上がりだから、岩手県の宿という宿は全て予約で埋ま
っていてね。ホント冗談抜きに岩手県内全てを検索しても全然空いてなかった。

だからネットには絶対掲載されていないだろうローカルな宿を必死に検索して見つけ
たのです。ナイスYAMA。

まったくネット上からは情報を得られなかったのでどんあところか少々不安もあったん
だけど、やさしいおばあさんが迎えてくれました。
館内は古いけどとても綺麗で、なんか田舎の婆ちゃんの家を訪ねたようなイメージで
した。
他にお客さんはいないっぽい。

なんかおばあさんの布団敷きに「僕らも手伝いますよ!」って言って、3人で協力して
布団を敷いたりしました。
(宿泊 \4000)

で、夕食と飲み会を同時スタートです!

コンビニ弁当と酒
南部せんべいとかもめの玉子

TVを見ながらダラダラ飲みました。
今日は結構走り回った。
たぶん今回の旅で一番スケジュールが充実するのが今日だと思う。
それだけにちょっとお疲れです。だから酔いが回るのが早い。普段の3倍酔う。
(あと、一番出費が多いのも今日だと思う…。)

行方不明になっていた"クレヨンしんちゃん"の作者が死亡していたことを知りました。
残念です。
コンビニ弁当は半分しか食べれなかったので、明日の食料として取っておこう。


23:50 就寝

―― 本日の走行

―― 前日までの走行