Chapter.1(東海岸)    Chapter.2(西海岸)    エピローグ

Chapter.2 西海岸

3.2
<樫野崎>

6:00 起床

樫野崎の駐車場で目を覚ましました。うーん、よく寝た。9時間くらい寝た。
だんだんと空が白んできています。
灯台のところまで歩いて朝日を見てこよう。

6:09 出発
樫野崎駐車場

駐車場から灯台まではおよそ500mほど。寒い寒い。凍えながら歩きます。
ここ樫野崎は1890年、台風の影響で沖合いにいたトルコ船の「エルトゥールル号
」が沈没し、600名近くが死亡するという事件がありました。

で、歩道の横には「トルコ記念館」だとか「エルトゥールル号遭難慰霊碑」などが
あるのです。
それらを眺めながら歩く。海もだんだんも明るく見えてきました。

エルトゥールル号遭難慰霊碑
夜明けの熊野灘

土産物屋の立ち並ぶ、広くて綺麗な遊歩道の突き当たりには、樫野崎灯台があ
ります。ここが紀伊大島の最東端です。
2004年の秋以来の到達です。
では、ここで朝日を待ちますか!

樫野崎灯台

この灯台は現存する洋式灯台としては日本最古です。
1870年からこの地を照らしているのです。

横に設置されている螺旋階段を登り、灯台のテラスに行く。
TVクルーが4名ほど、同じように日の出を待っていました。

朝日を待つTVクルー

6:28 日の出

見事に水平線から太陽が登場。一瞬だけど、ダルマ型になりました。
空気の密度によって生じる、蜃気楼現象の一種だね。すごい!

水平線の太陽
ダルマ型

穏やかな海にに浮かぶ太陽。ステキです。
完全に昇りきるまでボケッと見とれていました。今日も快晴になりそうです。
紀伊半島西海岸のすばらしい景色を堪能できそうな予感です。

朝日&樫野崎灯台

樫野崎灯台を後にし、また歩いて駐車場まで戻ります。
すっかり明るくなったので、「トルコ記念館」の概観も写真に撮っておきます。
ここには「エルトゥールル号」の船員の遺品だとか、救出活動に携わった日本に対
するトルコからの贈り物とかが展示されているそうですよ。

トルコ記念館

6:55 樫野崎 出発

bobByの車内を片付け、本日の走行スタートです。
青空の紀伊大島を縦断し、「くしもと大橋」を渡って本土へと戻りました。

紀伊大島を走る
くしもと大橋

ここからは紀伊半島西海岸に行こうと思うのですが、ちょっとだけ内陸部を経由す
るルートを使いたいと思います。
目指すは「古座川峡」にある「一枚岩」。
2007年の「西日本一周旅(3-27)」で行こうと思ったけどなんとなく辞めてしまった
ので、今回は立ち寄っていこうと思うのです。


串本から国道371号で内陸部へと突き進む。
あたりは完全に山に囲まれた静かな快走路となります。
山間部だからか、いきなり濃霧に包まれて何も見えなくなったりしました。

霧の中の集落
桜発見!

途中の集落では桜が綺麗に咲いていたので、車を停めて写真を撮ったりしました。
霧の中なのであまり写真映えしないけど。
その後も霧の中を出たり入ったりしながら「古座川峡」を目指します。

濃霧と青空の境界で

<古座の一枚岩>
「古座川」に沿って形成されている凝灰岩の山脈。
その中の1つ、ひときわ大きい高さ100m・幅500mの一枚岩。
それが古座の一枚岩です。

7:29 古座の一枚岩

一枚岩の向かいの駐車場にbobByを駐車。
危なく通り過ぎるとことでした。「一枚岩バス停」が目印です。

巨大な一枚岩

うっわ、デカい。
この写真は岩からおそらく200mは離れたところから撮っているんですけど、それ
でも全景が入りきりません。岩というか、巨大な山肌です。
国の天然記念物にもなっている、日本で一番大きな一枚岩らしいです。

一枚岩&YAMA
反対側は深い山

雄大な渓谷美を堪能しつつ、出発。
国道371号を東に少し向かう。すれ違いがちょっと困難なレベルになってきました。
そこへ県道39号との分岐点が出てきます。
さらに狭くなりそうだけど、初めての道だから走ってみることにします。

あ。狭い。小さい集落の中をクネクネと進んだりします。
ガードレールもないので、ミスしたら転がり落ちますね、これ。

県道39号

山間部の道を淡々と海に向かって走り続けます。l
展望は全く開けずスピードも出ず、実際以上に体感時間は長く感じます。
うーむ、しんどい。

そしてようやく和深で海沿いの国道42号に出ました。
すっごい開放感。
すでに日は高く昇り、空は快晴で海は輝き、南国植物が道路沿いに咲き乱れてい
ます。いいねー!最高のドライブ日和だよ!

溜まっていた鬱憤を晴らすべく、しばらく停まらずにスイスイ走ります。
「道の駅 イノブータンランドすさみ」も今回はスルーです。


<道の駅 志原海岸>
8:38 道の駅 志原海岸

いつぞやも散策した、砂浜に面した道の駅です。
ここでちょっと外の空気を吸うために歩き回りました。

志原海岸

海岸を歩きながらこの後のスケジュールを考える。
こんなに天気がいいんだから、南紀白浜でも行ってみるか。
前回は「三段壁」だけにしか行かなかったもんね。白浜の名勝を一気に周って
みようかな。


国道42号を海沿いに北上し、県道34号を西へと入る。
道なりに行くと、南紀最大の景勝地が密集する白浜地区に入ります。

以前自炊した「いそぎ公園」を通過し、まずは「三段壁」をチラッと見て行こうか。

<三段壁>
9:10 三段壁

高さが50〜60mある断崖が連なっている景勝地です。
ここからエレベーターで地下に下ると「三段壁洞窟」という海蝕洞窟があるんだ
けど、1200円もかかるので今まで一度も行ったことがありません。

あと、茂みを掻き分けて行くと誰もいない絶壁のビューポイントに行けるんだけ
ど、今回はそこにも行かずにサクッとメインを観光して終わらせます。
もうすぐ三段壁!
展望所からの眺め

そうだ、ここは土産物屋が密集しているから、1つお土産を購入していこう。
ちょうど土産物屋がオープンし、店のおっちゃんに梅のお茶をシ試飲させてもらい
、世間話をしつつ店内を物色。
(土産 \600)

それからまたふらりと周囲を一周して出発しました。

断崖と海

<千畳敷>
「三段壁」から数100mのところにある景勝地です。
ここは日本1周目以来で5年ぶりくらいです。懐かしいや。

9:26 千畳敷

風や波で削られた砂岩が広がる美しい景勝地です。すさまじい風でそんなに長時
間はいられない位の寒さだけど、少し歩き回ってみます。

砂岩の海岸

ここで目立つのは、砂岩への落書き。
砂岩はコインとかで簡単に削れるので、記念に名前とかメッセージを書き込む人
が後を絶えないのです。
自然が長い年月をかけて作り出した景勝地なのに、酷いことをする人もいるもん
です。

千畳敷&YAMA

国道34号を先端部分に向けてしばらく走る。
「白良浜」の真っ白な砂浜が左手にチラリと見えました。
あ、「白良浜」行きたい!そういら「白良浜」って今までまともに見たり写真撮った
りしなことなかったや。

しかしこの辺は「白浜温泉」とか観光施設でゴチャゴチャしている。
ここいらも駐車場は全て有料で1日600円とかの表示が出ている。
貧乏旅行の僕に取っては痛すぎる金額です。とりあえずスルーし、無料の「円月
島」の駐車場から歩いて向かおうかな。

遠くに「円月島」が見えてきました。中央に穴の開いた不思議な形です。

円月島接近

<円月島>
ここは日本2周目以来の4年4ヶ月ぶりです。
真ん中には波によって丸い穴が開いていて、それがこの島の由来になっていま
す。観光船で接近することもできます。

9:48 円月島

円月島

では、ここから「白良浜」まで歩いて向かいます。距離は大体1.5km〜2km。
小走りすれば10分くらいで到着できるでしょう。


<白良浜>
結構疲れました。天気がいいので軽く汗ばみなした。

10:00 白良浜

すっごい白い!予想以上に綺麗な砂浜です。
こんなに間近で見るのは初めてなので、軽く感動しました。

真っ白なビーチ

白良浜は幅640mの遠浅の砂浜。夏場には海水浴客で溢れ返るそうだけど、冬季
の平日である今日はガラガラで数人が散歩しているだけです。

波打ち際まで行ってみると、水がすっごく澄んでいて、ずっと遠くまで海底が見え
ています。環境保全に相当な力を入れているのが伺えます。

うわー、綺麗!

これは一見の価値があったね。今回見れて良かった。晴れてて良かった。
幸せ気分でまた10数分歩いて「円月島」の駐車場まで戻りました。


白浜の半島をグルリと一周し、北側の県道33号に出ました。
ここには「とれとれ市場」があります。
ここって大々的に看板とかが出ているから、昔から気になっていたのです。
ちょうど空腹だし、立ち寄ってみます。


<「とれとれ市場」>
10:26 「とれとれ市場」

駐車場が広い!800台くらい停められるスペースがあるそうです。
でも平日のこの時間なのでそれなりに店舗の近くに駐車することができました。

とれとれ市場到着

とれとれ市場は超巨大海鮮マーケット。
和歌山の特産物、地元の魚介類、日本全国の海産物などなんでも揃っています
。とりあえず鮮魚とかを見ながら敷地内を一周してみる。

巨大な生簀があったり、マグロの解体ショー用の台があったり。
なかなかユニークな造りです。

にぎわってます

で、お目当ての食事ができるところを探し「とれとれ横丁」っていうコーナーに行っ
てみました。
うーむ、ちょっとションボリした造り。普通にフードコートみたいなところ。
セルフサービスだし、時間が早すぎるせいか人も全然いないし。
もうちょっと雰囲気作りに力を入れて欲しいところ。
とりあえず食べてみるか!奮発して結構高めの海鮮丼にしました。
(食費 \1360)

海鮮丼

うん、まぁ普通かな。可もなく不可もなく。
でもこの貧乏旅行の中では一番リッチな食事。噛み締めなければ!
あと、ご飯の量が少なかった。カロリーが必要なんだ、僕には。なるべく食事の回
数を少なくして節約しなければならないので。


これで南紀白浜エリアとはお別れ。
再び国道42号に乗り、北上を再開します。
で、すぐに出てきたのが「奇絶峡」の標識。どうやら国道から8kmほどしか離れて
いないようだ。よし、行こう!

国道29号で内陸部へとグングン入っていきました。


<奇絶峡>
11:21 奇絶峡

奇絶峡入口

舞台は一気に海から山へと変わりました。
田辺湾に流れ込む「会津川」っていう川に形成されている渓谷です。
そんなに内陸部ではないのに、かなり険しい岩盤やゴロゴロした岩が転がってい
る、本格的な渓谷です。

天気はいいし遊歩道もあるみたいなので、しばらく散策します。
まずはすぐに「赤城の滝(別名:不動滝)」っていうのが登場。

赤城の滝

小ぶりながら高さは23mあり、滝の横には不動明王を祀ってある社もあるそうだ。
とりあえず、ここに「磨崖大石仏」への標識が出ていたので、そっちを目指して歩
いてみることにしました。

結構普通の山道です。勾配もすれなりに急です。
川沿いの渓谷というより、普通のハイキング気分です。

完全に山の中

僕と中年ご夫婦したいない中、山道をしばらく歩いて「磨崖大石仏」の真下までた
どり着きました。岩肌に仏像が3体彫ってあります。
仏像とかってコメントできるほど詳しくはないので写真だけ掲載します。

磨崖大石仏

この後はすさまじい急降下のワンパクなルートをロープを伝いながら降り、先ほど
の「赤城の滝」の真横の社のところに出ました。
滝がすぐ近くで迫力があっていい感じ。

赤城の滝、再び

駐車場に戻ってきました。
ここからは国道30号を経由して「南部梅林」に抜けようかと思います。

さきほど梅祭りをやっているだかやっていないだかの看板が出ていたし。
この時期だからかなり散っているだろうけど、まぁ予定のないドライブなんだから
テキトーに走ろう。


<田辺梅林>
11:56 田辺梅林エリア

あ、一気に道が細くなりました。
ここがどこだかよくわからないけど、きっと田辺梅林エリアの一角。
ポツポツ梅が咲いていて綺麗だけど、道は究極に細いです。対向車が来たら100
%擦れ違いできません。

梅林と峡路

<南部梅林>
12:10 南部梅林エリア

ここがどこだかよくわからないけど、きっと南部梅林エリアの一角。
道はずっと狭いままです。落ちるよ、この道は危険だよ!
そして梅祭りはどこ?看板があるばかりで全然人がいないですよ!

あと、鼻水が酷い。なんらかの花粉が飛び交っています。
集中力が続かない。緊張の糸もブッチブチに切れています。

落ちそうな道

しばらく走り、ようやく下界に下りてきました。
まだ細い農道みたいな道だけど、路肩に駐車したり一帯に広がる梅林を眺めた
りする余裕くらいはあります。

ここいらの梅はほとんどが散った後でした。
わずかに残った梅の花を接写で撮影したりしました。

大体散りました
梅の花

梅の撮影をしていたら、車で通りかかったおじさん・おばさんに「祭りの会場はどこ
ですか?」って声をかけられました。

YAMA:「いやー、僕も探しているんですけど、よそ者なので全然わかりません。」

うん、こんなことしか答えられません。ごめん、おじさん。
僕は梅祭りの会場はもう探さなくていいや。
もう堪能したし。きっとほとんど散っているだろうし。


久々に国道42号に合流!快適な海沿いドライブの再開です!
このまま海に沿って「日の岬」まで行こうかと思う!

シーサイドドライブ

御坊の町から国道188号に入ると、左手には「煙樹ヶ浜」が見えてきます。
日本2周目の終盤に「日の岬」と共に踏んだスポットです。
ここで少し休憩していこうか。


<煙樹ヶ浜>
12:59 煙樹ヶ浜

浜辺の駐車場

この浜は砂浜ではなくて、波で削られた小石の集合体です。
だから遠目から見ると黒っぽい海岸。これはこれでいいコントラストです。
しばらく散歩し、そして車内でゴロゴロ。スタミナを養います。

黒い海岸

国道24号を西へ西へと走り、岬の先端部分に向かう。
ここには「龍王神社」っていうのがあり、大きなアコウ樹があるとツーリングマップ
ルに書いてあります。

僕って大きい木が好き。でも確かこれ、日本2周目のときにも行きたくて結局見つ
からなかったんだよね。
今度こそ、しっかり探しますか!
「アメリカ村」近辺の駐車場にbobByを駐車しました。


<アメリカ村>
13:30 アメリカ村 バス停

アメリカ村のバス停付近の周辺MAPで「龍王神社」を探すんだけど、記載されて
いない。ナビも起動させたんだけど、神社はない。
おかしいな…。ツーリングマップルだとこの辺なんだけどなぁ…。

アメリカ村バス停前

集落の中に入ると家がビッシリ隙間なく立ち並んでいる。
車はおろか、自転車でも通行が厳しいくらいの密集度です。どこだ?こんなとこ
ろに神社はあるのか?

家の隙間を歩く

滅多やたらに歩き回ったんだけど、神社の気配はありません。
辞めた。このままじゃスタミナを浪費しちゃうもんね。
「龍王神社」のアコウ樹はまた次回にします。ちゃんと場所を調べていつかちゃん
とリベンジするからね!


「日の岬」を目指し、ヘアピンの続く岬の高台を目指す。
海が広がってきた!興奮!もうすぐ「日の岬」だ!


<日の岬>
13:50 日の岬

いつぞやと同じ駐車場にbobByを停めました。海の眺めがすごい!
標高が高いところから見渡しているから、地球が丸く見えます。

駐車場からの展望

道路の曲線が芸術的だね。ずっと眺めていたくなるような絶景です。
ここから歩いて少し階段をく下り、灯台に向かいます。
ここの灯台も南国風な景観で真っ白でお気に入りです。

日の岬灯台

次は駐車場から上に登り、頂上のレストハウスの敷地に入りました。
僕は駐車場からの眺めのほうが足元の傾斜が見えて好きだけど、ここからも広
がりのある眺望が楽しめます。

はるか彼方に陸地が広がっているのが見えました。あれは四国だね!
たぶん徳島県の阿南の町とか、四国最東端の「蒲生田岬」の辺りだと思う。

四国の見える高台で

いったん国道42号まで戻り、また北上。
次は「白崎海洋公園」に行こうかなって思います。

「白崎海洋公園」は「西日本一周旅(3-27)」で最高の景色の中で見れたところ
なので、「もうこれ以上の景色は見れないだろう。だから今度は行かなくてもい
っか。」って思ってた。
でも、これだけ晴れていればあの時と同じくらいの景色がまた見れるかもしれな
い。よし、行ってみるか。

県道24号で海沿いギリギリのルートに出て、「白崎海洋公園」を目指す。


<白崎海洋公園>
14:48 白崎海洋公園

白い大地とbobBy

うん、今回もすばらしい白さだ。
この周辺だけ、石灰岩の大地なので遠目から見ても真っ白なのだ。
バカみたいに風が強くてまともに歩けないほどなんだけど、展望台に向かって
歩きます。

途中で大型観光バスが到着しました。
ヤベッ!あの中の人たちより先に先に展望台に到着しないと展望台が混雑し
て大変なことになるよね?急ごう。走ろう。

白亜の世界

まだ誰もいない展望台に登る。
展望台から眺めると、白い岩肌の向こう側に紀伊水道の青い海が垣間見えます
。白い岩と青い海。そしてその青い海を行き来するたくさんの船。
あぁ、すばらしいなぁ。

展望台からの海

「白崎海洋公園」を出発し、海沿いに北に走る。
この近辺の海沿いの道は結構狭いです。そして山間部にも容赦なく突入し、アッ
プダウンもあって変化に富んでいます。

僕、このまましばらく北に行ったところにある「戸津井鍾乳洞」に行きたいのです。
日本1周目のときに立ち寄った、すっごく安くてすごく小さくてジャンクな感じの鍾
乳洞。
ちょっとツボにはまったのでもう一度行ってみたいなって思うのです。

海沿いの山道

日本1周目の時にはなかなか見つからなくて、付近の峡路を行ったり来たりしてよ
うやく見つけた「戸津井鍾乳洞」だけど、今回はなんなく発見できました。
しかし…!


15:19 戸津井鍾乳洞 入口

『本日休業!』

ギャー!今日はお休みだ。
ここの規模からして、土日のみの営業だとか、冬季休業の可能性もあるしな。
残念。
ちなみに、鍾乳洞には看板の左側の死ぬほど狭くて傾斜のきつい坂を上ってい
きます。前回は軽自動車で行ったけど、それでも狭くてビビリながらでした。


県道23号を延々たどり、湯浅の町で国道42号に戻ってきました。
ここから北上しつつ和歌山市を目指したいと思います。少しずつ日は西へと傾い
てきました。

国道42号を淡々と北上。ここから先、道の駅だとか観光スポットはずっと無いっ
ぽいです。
どこかで一度休憩したい気分なんだけどなぁ…。

国道42号

有田市を越え、海南市に入る。
もうかなりの都市部です。ゴチャゴチャしていて走りづらいや。

ツーリングマップルを見ると、海南市の西部に「雑賀岬」っていうのがある。
ここに行ってみようか。
ハンドルを切り、岬方面へとbobByを走らせる。

岬近辺は急は傾斜の坂道にへばりつくように家が立ち並んでいます。
本当にこの先に岬や灯台があるんだろうか?全然標識も無いから不安だよ。

迷路のような町並み

<雑賀岬>
16:56 雑賀岬

雑賀岬の名前は、戦国時代の鉄砲傭兵団の雑賀衆から取られているっぽいです
。織田信長と善戦と繰り広げた無敵の鉄砲軍団ね。

灯台の前の駐車場に駐車。
小さな土産物屋の廃墟があります。完全にくたびれたような気配です。
でも味があっていい雰囲気。

灯台前の駐車場(?)
雑賀岬灯台

とりあえず灯台に登ってみました。そしたらちょうど17:00になり、なんか音楽が僕
の真横のスピーカーから大音量で鳴り響く。
ビックリして階段を転げ落ちそうになりました。

灯台からの風景

次は今回のドライブの最後の立ち寄りスポットです。
それは和歌山市内で和歌山ラーメンを食べること。

坂の町を下り、和歌山市の中心地方面に向かいます。
県道16号から紀ノ川に沿ってしばらく走る。その道沿いに目指すラーメン屋の「○
豊」があります。


<「○豊」>
17:40 「○豊」

ここは17:00開店の和歌山ラーメンの超有名店です。
ここに立ち寄るためにうまく17:00以降になるように調整しました。

店の裏側

上の写真が駐車場から見たお店の裏側です。結構ジャンクです。手作り感がバ
リバリで期待も高まりますね。
店内に入ると、お客はまだ誰もいなくて僕1人でした。
これはラッキーです。店内の写真を何枚か撮らせてもらうことができました。

斜めの店内

この店、地盤沈下の影響で店舗全体が傾いています。
カウンターの上にも傾きをなくすためのトレーが置かれているけど、これが無い
とラーメンがどこまででも滑っていきます。

なんか店内にいると三半規管が変になるような不思議な感覚です。
店内は全部で8席ほどです。右の写真、僕は店舗の一番奥から撮影したけど、
このくらいしか奥行きがありません。
客席側は大体4畳分くらいのスペースかな?

中華そば

オーダーしたのはオーソドックスに中華そば。
毎日鶏がらを8時間煮込んでスープを作っているそうです。和歌山ラーメンにして
はとってもアッサリした後味で、スープまですんなり完食できます。

色紙もいっぱい

(食費 ¥600)
店内の壁は色紙でいっぱいでした。
上の写真だと、「ナニコレ珍百景」・「ブロードキャスター」・「秘密の県民SHOW」な
どの色紙が確認できます。

とっても気さくで人の良いご主人に挨拶をし、店を出る。
最後に店の全景を撮影します。

○豊の外観

横の自販機と比べると、店の天井の低さがよくわかりますよね。
そしてモロに傾いていました。


ごちそうさま。
そして僕はこれから横浜の片田舎に帰ります。
暗くなっていく和歌山市街を東へ東へと、愛車のbobByを走らせました。

このくらい傾いています

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