2007.10.31 走行距離:480km 支出:\19,845
10月31日 「日向岬」の章

2007.10.31 走行距離:480km 支出:\19,845

わー、迫力あるね!
そしてライダーさん曰く、洞窟の中にピッチリと社殿が収まっているそうなん
ですよ。
すごいな、自然と一体化しているね。
階段を降り、洞窟の中を覗いてみました。



運玉っていうのは粘土製の玉でして、5個セットで100円。
これを、洞窟の入り口から見下ろす岩のくぼみに投げ入れて、見事に入れば
願いが叶うのです。
ちなみに男性は左手、女性は右手で投げなければいけないそうです。
(運玉 \100)

距離は10mくらいかな。結構強風です。
チャンスは5回!レッツ・トライ!!
…はい、予想通り全敗ね。
左手じゃ無理。
ライダーさんに「「僕も負け組みに入りました。ブハハハハ…。」みたいな報告
をし、そろそろここを立ち去ります。
そして再びフェニックスロードを駆け上がる。
日が高く昇ってきて、空は真っ青に晴れ渡っている。
うん、いいぞ。ここは是非とも晴れて欲しかったポイントの一つなのだ。
<道の駅 フェニックス>
<堀切峠>
7:45 道の駅 フェニックス
休憩のために立ち寄りました。
ここって実は苦い思い出がありまして、2年ほど前に九州を一人旅していたとき
(2-61参照)、聞いていたZARDのCDが出てこなくなっちゃってさ、夜にここでCD
デッキをガチャガチャいじったんだ。
結局ZARDのCDは、そのあと5ヶ月間も出てこなくて大変だったんだよね。
そんな思い出に浸りながら、堀切峠方面にちょっと歩いたりしました。


気候がいいせいか、この時間から結構ライダーやチャリダーを目にします。
ワクワクするような天気だね。
<青島>
<鬼の洗濯板>
ここもフェニックスロード沿いです。
本土から橋で繋がった周囲1.5kmの緑に覆われた小島です。
「海幸彦 山幸彦」の神話の舞台にもなっているらしい。
島へは車の乗り入れが出来ないので、付近の観光用駐車場に停めてから、歩いて
島へ渡ります。
8:01 青島付近の駐車場

青島に渡る橋を歩いていると、もう「鬼の洗濯板」が周囲に広がっています。
島の中心部は亜熱帯植物でコンモリし、島の外周は真っ白は砂浜、そして島は
「鬼の洗濯板」という波で削られた波状岩で囲まれた3重構造。
まずは島のメインスポットである「青島神社」に立ち寄りたいと思います。
<青島神社>

南国っぽい植物に囲まれた神社。
なんかミスマッチな感じもするけど、それが魅力だと思う。
ここはツアーと思われる観光客がゾロゾロ。外国人の人もいっぱいいました。
今回は外観の見学だけにして、お参りはしません。
確か以前はここで引いたおみくじが大吉で大喜びしたこともあったっけ。
続いて島の外周を周り、鬼の洗濯板の上も歩きます。


この規則的な波形が自然に出来ただなんて信じられない。
この鬼の洗濯板ずーっと島に沿って視界の限り広がっています。
洗濯板の上を歩き、ときどき濡れているところで滑って転びそうになりながらも
散策を楽しみました。
島から駐車場に戻るころには商店街の土産屋がオープンし始めていました。
東国原知事をすっごいアピールしているのね。等身大パネルまで飾ってあったよ。
では、再び北上します。
ここからはしばらく停車の予定は無いので、車窓からの景色を楽しみながらのドラ
イブです。

まもなく道路は宮崎市の中心に突入しました。
ここは一気に通過してしまいたい。
この辺って2年前に夜、死ぬほど迷ったんだけど、こうやって明るい時間に冷静に
走れば全然迷う要素が無いよね。
一体2年間には何が起こったんでしょうね。
宮崎駅付近からは海沿いの道は国道10号線となる。
流れのいい道なのでグングン北へと向かいます。
早くローカルなエリアに入りたいな。そんでご飯を食べたいです。
そろそろお腹が減ってきました。
<道の駅 日向>
一気に100kmくらい走ったかな?ここで一息入れます。
10:23 道の駅 日向

ここいらで観光もひとつ挟みたい。
ツーリングマップルを見ながら考える。
やっぱ…「日向岬」かな?今年の頭に行ったばかりで記憶にも新しいけど、もう一回
行ってみようか。
走り出すと「日向岬」への標識が出たので、それに沿って国道を反れたら有料道路
に突入してしまった。
うわっ!失敗!地図を見返して気付いたけど、南から行く場合はこの「小倉ヶ浜有料
道路」っていうのを通ると早いんだ。
もう3kmほど遠回りすれば普通に無料だったのに。
前回は北からのアプローチだったから知らなかったよ。
(通行料 \100)
しかも有料道路を降りた後に岬方面に曲がる道を間違えて通過してしまったりしたの
でなおさら意味が無かったわ。
岬へと続く山の中の小道に駐車スペースがあったので、そこでゲリラご飯にすることに
しました。
10:52 日向岬への途中で自炊
今回は、熊本で買った「熊本 黒とんこつラーメン」です。
「要冷蔵」なのに全然冷やしてなかったけど、そういうことは気にしない。
具はモヤシです。
なんかこれも微妙にクッサイんですけど、そういうことも気にしない。


この猛暑の中でこのチョイスは間違ったか?
外で食べたけど、なんか汗が噴き出してきました。
<クルスの海>
岬へ向かっている途中で見つけました。「願いが叶う、クルスの海」だそうです。
前回は急いでいたから気付かずに通過してしまったんだね。
11:15 クルスの海

展望台から見下ろすと、海に巨大な十字が浮かび上がっていました。
東西200m、南北220mもあるらしいです。
「叶」の文字にも見えるから、願いが叶うと言われているんだって。
ここまで来れば、もう「日向岬」は目と鼻の先です。

11:23 日向岬の駐車場
見覚えのある駐車場に着きました。
ここから遊歩道で岬の先端までは10分くらいです。
<馬の背>
まず現れるのは馬の背という柱状節理の断崖。
つまりは「東尋坊」とかの同じ原理だね。
高さは70mもある崖っぷちです。打ち寄せる波がパワフルです。

<日向岬>
岬の先の先まで続く、突き出た遊歩道があります。
そこからは300度くらいの範囲で海で、リアス式海岸を一望できる。
逆光になってしまったのが残念だけど、まぁいいや。
日向岬の写真は「九州旅2007(3-15参照)」にもあるので合わせてご覧ください。

そして、今回の目的のもうひとつは「細島灯台」。
この遊歩道の途中から分岐してて、徒歩10分少々のところ。
前回は飛ばしてしまったけど、今回は時間にほとんど縛られていないので
是非行ってみよう。
岬に比べて人が少なそうなのも、行きたい要素のひとつです。
道は登り坂で、正直ちょっとしんどい。というより、今日は暑すぎだと思う。
なんでTシャツ一枚なのに汗かいているんだろう?
<細島灯台>

あ、この景色好きだ。
ゼーゼー言いながら辿り着いたらこんな爽やかな景色が待っていたから
なんだか嬉しい。
僕以外には誰もいないし。
芝生に転がって汗が引くのを待ってました。空が青かったよ。


こんな感じで歩き回り、日向岬駐車場に戻ってきました。
なかなか充実した時間を過ごせたな。満足。
車に乗り込み、再びこの後のルートを考える。
このまま北上すればあと2時間くらいで宮崎県を抜け、大分県に入るだろう。
それから四国に入りたいので、「佐賀関」からフェリーで愛媛県に上陸しよう。
四国での予定はほとんど考えていないんだけど、最低でも11月3日の朝には
四国から本州に渡っていなければいけないことを考えると、今日にでも四国入
りしてもいいと思う。
うん、これから九州を出ちゃおうか。
大分県は既にいっぱい観光しているので、今回はごっそり飛ばしてしまおう。
九州南部を回るという目的は達成したし。
ちょうど連絡のやり取りをしていた"のんたん"に、「今日の夕日か明日の朝日を
四国最西端の佐田岬で見るよ。」と伝えた。
この通りにしようと思う。
国道10号をキープしたまま北上再開。
<道の駅 北川はゆま>
13:00 道の駅 北川はゆま
トイレ休憩で立ち寄りました。すぐに出発。
(ガソリン \9765)
県境近辺は交通量が少なくてスイスイ進めます。
順調に大分に入りました。

ガンガン進みますね。今日の夕日を「佐田岬」で見ちゃう気分です。
「佐賀関」から国道九四フェリーで愛媛県の三崎港に渡ろうかと思います。
結構お気に入りの「道の駅 やよい」も目の前を通過。
2月に立ち寄った日本一美しい「風蓮鍾乳洞」も通過。
国道502号との分岐が出てきたので、東に折れて海岸側に向かいます。
「臼杵石仏」、ここも前回来たばかりなので通過です。
臼杵の中心地から国道217号に乗ると、そろそろ「佐賀関」の射程距離です。
時刻は14:30を回りました。
ここでちょっと悩む。
フェリーはいったい何時に出航なのか。
確か佐賀関から三崎までは70分だったから、逆算すると遅くとも15:30には
フェリーに乗らないと佐田岬の夕日に間に合わない。
でもそう都合良くフェリーが出航するわけないしね…。
よし決めた!
もし夕日に間に合うのであれば、もちろん速攻で乗船する。
間に合わなかったら、佐賀関の名物の関サバを食べて、お風呂も入ってから
四国に渡る。そして朝まで佐田岬で寝て待てばいいか。
そう考えながらもアクセルを踏む。
15:05 国道九四フェリー 佐賀関港
ダッシュで受付に走り、次の便の時刻を調べます。
『16:00』
ちくしょー!遅い!どうやら5分前に船が出たっぽいです。
どうする?やっぱ佐田岬は明日??
メチャクチャ急げば佐田岬での夕日に間に合う確率が10%…ってトコかな?
行くか。やるだけやってみるか。
でも今から50分もここでノンビリ待つのは時間の無駄だ。
サー君に乗り込み、来た道を3kmほどバックする。
<関あじ関さば館>
15:12 関あじ関さば館
そう、これだけ時間があるなら関サバを食わねば!悔いは残したくない!

ここ、どうやら2007年の4月のオープンしたばかりだそうです。
確かに2月にここを走ったときは無かったしね。
さっきフェリー乗り場に行くときにここを覚えていたので戻ってきたのです。
16:00の便に間に合うように食べます。
2階にある「レストラン凪浜」ってところに入り、関サバ定食を頼みました。

待っている間にツーリングマップルを開き、夕日のプランを詳細に立てます。
三崎港上陸が17:10で、佐田岬駐車場はそこからグネグネ道を15kmほど。
さらに駐車場から先端の灯台までは山道を1.8km歩く。
ま、ぶっちゃけ間に合わないでしょうね。
しかし残照なら見れるはず。先日山口県で見た「毘沙ノ鼻」の夕日の時間から
算出すると、明るいうちに灯台に行けるはず。
夕日を佐田岬で見たら、そのあとは夜間移動に時間を使えるので、これは非常
に大きいメリットとなるのです。
…って考えているうちにメニューが来ました。


佐賀関は何度か観光したことが歩けど、ここでサバを食べるのは初めて。
うまーい。
最近はまともな食事をしていなかったから、なおさらうまい。
そして食べ終わったらもうフェリーの出航まで20分を切っています。
ヤバイ、急いで港へ行こう。
(食費 \1880)
15:47 国道九四フェリー 佐賀関港

速攻で書類を記入し、乗船手続きと支払いをする。
そしてすぐさまフェリーに乗り込みます。
(フェリー \7660)
16:00 出航
すぐにデッキに出て、出航シーンを眺めます。
さよなら九州。楽しかったよ。


風に吹かれながらデッキで読書してましたけど、30分くらいしたら冷えてきました。
うーむ、やっぱデッキでTシャツ一枚はさすがにキツかったか。
船内にもときどき入りつつ、景色を眺めます。

しかしソワソワしちゃってどうにも落ち着きません。
だってもう太陽がメッチャ低空飛行してますもん。
さらには西方向に雲が出てきました。さっきまであんなに晴れていたのに。

佐田岬灯台の横をフェリーがゆっくりと通り過ぎます。
佐田岬駐車場も目視できます。
ああぁぁぁ…、ここで降ろしてほしい。今だったら確実に間に合うから…。
しかし佐田岬っていうのは日本一長い半島。
その半島に沿ってフェリーは根元方向に進んでいきます。
遥か彼方に三崎港が見えてきました。うわー、まだだいぶ距離があるなぁ。
それに対してもう空は暗くなってきているよ。
こりゃマズイ。本気でマズイ。

↓
↑
佐田岬灯台
三崎港
↓
駐車場
上の写真、オリジナルサイズだと全部のポイントがはっきり見えているんです。
もうこの先の道のりが全部見渡せますから、「ヤバイよヤバイよ…」ってずっと
つぶやいていました。
暗くなるのはもう覚悟の上です。
その中でもベストを尽くすためのプランを一生懸命イメージトレーニングしておき
ました。
17:15 国道九四フェリー 三崎港 着岸
予定より5分遅れです。今は5分と言えどもとても大きい。
さらに車用のタラップが降りるまでに5分くらいか。
この5分で一気に装備を整えます。
走るから服装はTシャツのままでOK。靴紐はギッチリ結び直し。
水は2リッターペットボトル1本。ハロゲンライト装備。カメラ&三脚もOK。
17:20 四国上陸
四国に上陸したけど、全然感慨に耽っている余裕はありません。
フェリーを降りた車がみんな根元方向の八幡浜方面に向かうのに対し、僕の
車だけが佐田岬方面のレーンに入る。
港の作業員が「えっ?」みたいな顔をしていたけど、関係ない。
<佐田岬メロディーライン>
一気にアップダウンの激しい狭路に入るので、ハイビームにしてアクセルを踏む。
でも触れ違いが困難なほどの道なので、思うように進めません。
空はどんどん暗くなる。というよりほぼ真っ暗。焦る。
<佐田岬>
17:40 佐田岬駐車場
着いた!ここからが本番!
すぐに飛び出し、1.8kmある山道に突入します。
空はまだ真っ暗ではないけれど、木々に囲まれた歩道はもう真っ暗。
ハロゲンライトで照らしながら走ります。メチャメチャ怖い。
なんとなく道のりは以前歩いて覚えているので平気だったけど、初めてだったら
絶対に半泣きだろうな。
遠くに漆黒に包まれる海を見ながら走りまくった。
「日本一の石段」のときの筋肉痛がまだまだ絶好調なんだけど、痛みなんて気に
しているヒマはないよ。
17:47 佐田岬灯台


もう汗が噴き出してるし脈が死ぬほど速くなっててさ、灯台の前でヘタり込みました。
でも普通の人があんまり夜にここの灯台に行かないだろうからさ、ちょっとレアな写真
が撮れたかもしれないね。
さっきまでいた佐賀関の夜景も綺麗だったよ。
でもあんまり長居できません。とにかく真っ暗ですから。どこもかしこも。
また走って戻ります。
もちろん帰り道はさらに真っ暗。外灯なんて当然全く無いし。
お化け出るよ、絶対。

アワワ…、暗い。
人なんて誰一人いないしね。てゆーか、いたほうが怖いけどね。
でも「ガサッ!」とか音がして「ヒエェーッ!」と思ったらタヌキ出現したりしてね。
心臓止まりましたよ。
18:10 駐車場に戻る
ブハーーッ!疲れた!汗だくです。早くお風呂に入りたい。
しばらく休憩して呼吸を整える。
これから佐田岬半島を根元部分に向けて走ります。
そして大洲の町でお風呂に入ろうかと思うんだ。大洲で一度お風呂に立ち寄った入浴
施設があるから、そこにする予定。
で、根元方面に走るんだけど、この辺はローカルだから道は狭いし真っ暗だし。
しかも微妙に分岐があって、道がわかりづらい。
見事に迷い込みました。
佐田岬に行くときはいろいろ標識が出ているけど、帰りは不親切なのね。
夜景が見える方向が八幡浜や大洲だろうなぁと思うんだけど、どうにも方角が
しっかり特定できない。
小さい漁港に辿り着いたりして、もう泣きそう。
早く休みたいよ、お風呂に入りたいよ。
かなり引き返したり、確証がもてないまま恐々と細い道を進んだりしつつも、なんとか
フェリーから降りた三崎港に到達。
すごく時間がかかったよ。
ここからは道は真っ直ぐの快走路なので大丈夫。
<道の駅 伊方きらら館>
19:17 道の駅 伊方きらら館
トイレに立ち寄りました。道の駅も周辺もかなり真っ暗だったよ。
<「ゆう湯 さがの」>
19:54 「ゆう湯 さがの」
大洲にある、今日のお風呂です。
3年前の「四国大暴走(2-16参照)」で立ち寄って綺麗だったから覚えていたんだ。

いやー、昨日は石鹸ないお風呂だったから今回のお風呂が気持ちいいね!
僕にしてはかなりゆっくりしてしまったよ。
しかも今日は水曜日の半額デーとかで、かなり綺麗なお風呂なのに安く入れて
お得!やったね!
(入浴 \340)
21:30近くなって出発。
今日はここから国道56号をガンガン南下します。
明日の朝に四国最南端の「足摺岬」を踏む予定なのです。
確かここからの国道56号ってずっと道の駅がないんだよね。
「九州大暴走(2-61参照)」のときも九州から上陸後に夜間、相当走ったっけ。
宇和島を通過し、津島を通過し、御荘に入ると「みしょうMIC」っていう道の駅が
あるんですけど、ここは「九州大暴走」で泊まったところ。
同じところで力尽きるのはなんだかカッコ悪いし、ここは確か町中で寝心地が
悪かったから、通過。
高知県に入りました。
宿毛に道の駅があるからそこで寝よう。
でももうすぐそこまで来ているはずなのに道の駅がない。
既に時刻は23:00を回り、いい加減クタクタです。
路駐して地図を確認したら、道を間違えていた。
ずっと国道56号を走っていたけど、宿毛駅で国道321号に乗り換えるべきだった!
もう10kmくらい間違えたよ。
ヘロヘロになりながら戻る。
しかも雨が降り出してきました。あー…シンドい。
<道の駅 すくも>
23:37 道の駅 すくも
疲労がたまっているし、雨が降っているしでブルーです。
今までに無いほど夜更かししてしまったので、今日はすぐに寝ます。
ご飯は無しです。さっきの関サバが夕飯だったので。
じゃ、おやすみなさい。
24:10 就寝
