四万温泉旅行2007

2007.7.21-22
走行距離:480km
実行人数:4名

ちょっとリッチに老舗旅館を楽しもう!
今回は群馬県の四万温泉でのんびりくつろぎます

四万温泉「積善館」









群馬県の奥地にある四万温泉。
伊香保温泉や草津温泉のように大々的に展開していない、山間の静かな温泉街です。
そこに惹かれ、今回はちょっとオトナな旅行をしようと思いました。

お目当ては日本最古の湯宿建築である「積善館」に宿泊すること。
「千と千尋の神隠し」のモデルの1つとも言われるこの宿に是非とも宿泊してみたいと
以前から思っていました。
実現するまでは長かった。
構想2年、企画5ヶ月。並みいる予約を掻い潜って、この度ようやく実現しました。

今回は島旅で現実逃避を続ける僕の変わりに副幹事を務めてくれた"やよこ"、"納豆"
、後輩の"室伏"との4人で出かけます。


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7.21
7:17 出発

9:00 横浜市内で全員集合。やよこが二日酔いでゲロゲロだったので集合に時間が
 かかっちまったわ。

このあとマックでドライブスルーをして朝ごはんにしました。


10:50 圏央道 あきるのIC

11:20 関越道 高坂SA

久々登場、愛車の「サー君」

愛車のサー君、いろいろありまして、昨日にようやく復活しました。
詳細は「DIARY」の『2007.7.10〜13 ショックウェーブ』とか『2007.7.20 オッド・アイ』
を参照してやってください。
運転席の窓ガラスだけ不自然に緑色の理由がわかるかと思います。

12:30 沼田IC

ここで高速を降ります。
ここから通称「日本ロマンチック街道」の国道145号を西に進みます。
5月の「日本の中心巡り(3-18参照)」で走ったルートなので記憶に新しいね。
ようやく二日酔いのやよこに生気が戻ってきた。

国道353号に乗り換え、北へと向かったどん詰まりにある温泉街が、四万温泉です。
今回はドライブ目的ではないので一気に宿まで行きます。
温泉街でゆっくりと過ごすのが今回のテーマなんです。


<「積善館」>
13:30 四万温泉「積善館」

うわっ、すっごい早く着いた。
チェックインを14:00と、ありえないくらい早く申告していたけど、さらに早く着いちゃった。
でも宿の人は快く了承してくれました。

積善館、僕の人生で泊まる宿では一番高級な宿なんです(親との旅行を除く)。
今までは1000円前後のバンガローに許容人数以上を詰め込むというアウトローな旅が
多かったので、この宿のサービスの良さに僕らは逆に戸惑ってしまいます。

荷物とか、係りの人が車から運んでくれるし。
担当の仲居さんがつくし。
まずは外の木立が綺麗に見えるロビーに案内され、ウェルカムドリンクと共に宿の説明
を丁寧にしてくれました。

スッキリサッパリ、梅ジュース

なんでもこの宿内だけで4つのお風呂があるらしい。ウキウキするね、これは。
一息ついたらお風呂も入りたいし温泉街も歩いてみたい。

ひとまず部屋へと案内されました。
内部の全てが歴史を感じさせる。みんなでスゲースゲーと驚きっぱなしです。

積善館内部

そして、僕らの宿泊する部屋。
実は副幹事のやよこの機転とかいろいろありまして、通常の料金で泊まれる部屋より
大き目の部屋となっております。ウヒャヒャ、ラッキー。

お部屋もなかなかの雰囲気。
僕らなんて、部屋に布団とか寝袋があっただけで喜んでいた時期があったから、こんな
ふうにアメニティから洗面台から浴衣まで揃っていると大興奮。
すこすぎるよ、この旅館。

仲居さんに説明を受けたあと、とりあえず茶菓子で一息入れながらプランを練ります。

作戦会議中…

で、夕食前に温泉街を散歩しながらオヤツを食べ、さらにお風呂に入った後に夕食にしよう
ってことになりました。
早速温泉街へと繰り出します。


15:00 観光開始

積善館本館の前で記念撮影。
ここは絵になるから、宿泊者以外の人も入れ替わり立ち代りで記念撮影をしていました。

まんま「千と千尋」な光景

納豆・やよこ・室伏・YAMA

そもそもはこの写真が撮りたくて四万温泉企画を立ち上げようと思ったんですよね。
念願がかなった!
本館からは川の上を通る渡り廊下があって、それもカッコイイ。

川を跨ぐ渡り廊下

じゃ、温泉街を見学して回ります。


<「もみぢや物産店」>
積善館の向かいにある、黄色が眩しい土産物屋さんです。

のれんに「炭酸まんじゅう」って書いてある。炭酸?もしかして口の中でシュワシュワする
のか?とか思い、店の人に聞いてみた。
炭酸まんじゅうは重曹を使ったまんじゅうらしいです。特にシュワシュワしたりはしないとの
こと。
それでも食べてみたいと思ったんだけど、相当な個数限定らしくて今日は売り切れだって。
残念。明日に食べよう。

変わりに「酒まんじゅう」っていうのが残っていたので、みんなで食べることにしました。

まんじゅう購入

少し歩くと飲泉所がありました。
興味津々でみんなで飲んでみました。
…えっと、蕎麦湯を飲みにくくしたみたいな味でした。これでちょっとは健康になれるかな?

温泉いただき!

四万温泉の温泉街って、普通の温泉街のようにお土産屋がひしめいていたり、客寄せ
があったり、観光客がワイワイと歩いていたりはしません。
ポツポツと目立たない店があり、観光客も少なめ。
観光客にこびたりしないスタンスが逆に落ち着けますね。


<「白石電機」>
ここは来る前から興味のあったお店です。
普通の町の電気屋さんなんですけど、店頭にはなぜか「温泉納豆」ののぼりが出ています。
実はここって納豆も作っている電気屋さんでして、その納豆が四万温泉名物となっているの
です。

豆をふかす前に四万の源泉につけて作っているそうです。
ここで温泉納豆と引き割り納豆を購入。夜にみんなで食べてみよう。

電気屋さんの納豆

<「あやめや旅館」>
メインの道路を反れたところに足湯を発見。
「あやめや旅館」の足湯ですが、屋外にあり、誰でも無料で浸かることができるそうです。
おぉ、うれしいね!せっかくなので是非入っていこう。

足湯でごくらく

<塩之湯飲泉所>
のんびり足湯に使った後に発見したのがこの飲泉所。
さっきの飲泉所よりは若干飲みやすいか??それとも慣れただけなのか?

飲泉所の室伏

ポツポツと雨が降ってきました。ここは山間部だから雨が降ると結構涼しく感じられる。
では、買出しをしながら宿の方面に戻ろうか。

お土産屋さんで漬物類や酒のツマミを購入。
されに酒屋に行き、ビールや地酒を購入。
ビールは四万美人っていう四万温泉オリジナルのものがありました。
ちょっと高かったけど、飲むのが楽しみだ。

四万川を眺める

16:30 積善館に戻る。

夕食前に浴衣に着替え、お風呂に向かいます。
四万温泉の名前の由来って、「四万の病を治す霊泉」から来ているそうです。

今回は「杜の湯」に入りました。
露天風呂有りのお風呂。設備も充実してて、風が気持ちよくて、リフレッシュしまくり。
さっぱりしたところで夕食です。残りのお風呂は夕食後に入ることにします。


18:30〜 夕食

夕食は会席料理を部屋食でいただきます。
一品一品が芸術作品のようですわ。ビールでカンパイし、いただきます!

開始の布陣

どれもが最高にうまいです。上品です。
仲居さんがいろいろと料理の説明をしてくれるんだけど、舞い上がっちゃってワケがわか
りません。

YAMA: 「さっきのナス、チーズが乗ってて斬新だったね。」
やよこ: 「違う!あれはウニ!」
YAMA: 「えーっ!」

…うん、ホントにバカ。

室伏&やよこ
納豆&YAMA

料理は次々と運ばれてきて、すごい量。
相当満腹になっちゃいます。ビールも飲んでいるからなんだけど。

終盤に女将さんが部屋まで挨拶に来てくれました。
うわー、こういうシチュエーションって慣れてないからオドオド…。

芸術です

…メチャ腹いっぱいになりました。
しばらく落ち着くまで部屋でゴロゴロします。

部屋は冷房とかつけていないのに、すごく快適な温度。
窓からは山間部ならではの涼しい風が入ってくるし、宿のすぐ前を流れている
川のせせらぎも聞こえる。さらには虫の鳴き声も。
贅沢だねぇ、こんな安らぐ空間でゴロゴロできるなんて。

布団を敷くのも、係りの人が来てやってくれた。
すげー、なんでもかんでも至れり尽くせりじゃないですか。

僕、つい数日前に北海道の礼文島にある「桃岩荘」ってところに泊まっていたんですけど、
あそこで自分で食器を洗い、掃除もしていたのがウソみたいですよ。
いや、どちらもとっても好きな宿なんですけどね。


しばらくくつろぎ、また内湯めぐりに行きます。
次は「元禄の湯」。この積善館の目玉となっている内湯です。
なんか、脱衣所が無くてビックリしたけど。
教会の入り口みたいな扉を開け放ったら目の前にいきなり湯船が広がる。
「はにゃ?」と思って横を見ると、申し訳ない程度に棚が有り、衣服を入れるカゴが
付いていたよ。

どことなく洋風の作りの湯船。
愛媛県の「道後温泉」みたいなカンジだな。

元禄の湯

ちなみに上の写真は女湯です。
あっ、誤解の無いように言っておくけど、写真を撮ったのは僕ではないからね!
納豆が撮った写真を後日もらったんだからね!(←必死)

さらに「岩の湯」に入る。
ここは混浴です(女性専用の時間帯も有り)。お湯がスゲー熱くて長居出来ませんでした。

最後のひとつは貸切形式の家族風呂なので、入らなくていいや。
部屋に戻ろう。


22:00 部屋に全員が揃い、飲み会開始。

「四万美人」登場!

もうさっきの夕食と食事中のビールで結構お腹がいっぱいなんですよね。
誰だ、野沢菜をこんなバカみたいに買い込んだのは。(←僕です)
誰だ、スナック菓子を2袋も買ったのは。。(←僕です)
いや…、ほらさぁ、いつもの貧乏旅行だとこんなカンジだからさ…。

布団の上でゴロゴロしながら酒を飲み、さっき買った温泉納豆を食べたり、くだらない話
をしていたらあっという間に1:00になりました。

飲み会

あ、僕の顔が赤いのは酔っているからではなく、先週礼文島に行ったときにメチャ日焼け
したからです。特に意味は無いけど、フォローしておきます。

では、おやすみなさい。

25:00 就寝



7.22
7:00頃 起床

なんか女性陣は既に散歩に行ったりお風呂に入りに行ったりしている。
元気がいいねぇ…。僕は布団の中でまどろんでいたいわ。


8:30頃 朝食

朝は部屋食ではなく、食堂で食べるそうです。
で、この朝食がこれまたオシャレ。

朝ごはん

うおぉ、なんですか?このカラクリボックスは。
2階層になっててワクワクだぁ。
そして量が多かった。これのほかに普通のご飯やおかゆ、焼き魚や味噌汁にデザートが
出てきました。大満足。


部屋に戻り、片付けをしながらコーヒータイム。
残念ながらそろそろチェックアウトの時間です。

チェックアウト前

10:15 チェックアウト

いやー、ゆっくりできました。
規定の時間よりは約チェックインし、遅くチェックアウト。…ゴメンナサイ。
仲居さんが見送ってくれる中、全員でサー君に乗り込み、出発しました。
積善館の雰囲気にサー君のデザインはとっても似つかわしくないと思ったよ。アハ。


<「もみぢや物産店」>
昨日買うことが出来なかった炭酸まんじゅうを買いにやってきました。
今日は購入できました。

そして、四万温泉外を南下しながら離れていきます。


<四万甌穴>
昨日、来るときに標識が出ていて気になっていたところ。
時間もたっぷりあるので立ち寄ってみることにしました。

10:50 四万甌穴

天気は回復し、青空が広がってきた。
甌穴を観光する前に、車内でみんなで炭酸まんじゅうを食べました。
うん、確かにシュワシュワはしない。普通においしかったです。

炭酸まんじゅう
今日は晴れだよ

ちなみにちょうどこのとき、四万温泉街にクマが出現し、観光客が重軽傷を追うという事件
が起こりました。
僕らは帰宅後にこのニュースを知るのですが、結構ニアミスだった。
温泉を出発するのが5分ほど遅れていたら出没のタイミングと重なっていたかも。


駐車場から階段を下って四万川沿いに行きます。
ここに甌穴群がある。

四万川の流れ
甌穴群

川の流れで転がってきた小石が、川底のくぼみにはまる。
でも水流で小石はくぼみの中を周り続け、そのためにくぼみは削り取られてどんどん大きくなる。
…こうやってできたのがこの甌穴群だそうです。

数十センチくらいの小さいものから深さ4mほどのものまで8つの穴が空いています。
写真では、やよこの右後ろにあるのが甌穴の1つです。

甌穴もすごいけど、ここの川自体もとても綺麗。
なんとも言えない青に輝いていました。触ってみるとヒンヤリして気持ちよかったよ。

四万川の清流

じゃあ、そろそろ出発しますか。
天気もいいし、気持ちがいいからのんびりのんびり帰ろう。
サー君の中はかなり灼熱になっていました。

緑に包まれる四万を出発

12:20 関越道 沼田IC

13:23 高坂SA

14:00 圏央道 あきるのIC


…お腹が減ったな。

14:50、町田市のガストで昼食。一気にランクが庶民レベルに落ちました。
そのあとの国道16号が渋滞。かなり時間がかかる。


17:03〜17:47 順次解散

18:20 帰宅