日本の中心巡り

2007.5.11-12
走行距離:766km
実行人数:1名

僕らの住む日本の中心はどこだろう?
実際に日本の中心をこの目で見てきました

吾妻峡の緑








Chapter.1

日本の端はいろいろ走ってきたけど、「日本の中心」はまだ行ってなかった。
ところで、日本の中心とはどこなんだろう?

実はこれ、複数個所存在します。
中心の概念とは様々で、日本の国土の緯度経度の中心であったり、宗谷岬と佐多岬で
形成するする円の中心であったり、日本海と太平洋の海岸線のぞれぞれ中心を線で結
んだりと、よりどりみどり。

どこが本物の中心なのかと言われれば、もちろん全部本物なのだろう。
じゃあ、行けるだけ全部訪れてみよう。

情報を調査するとこの「日本の中心」、北は青森から西は兵庫、徳島まで全国に
散らばっている。
そこまではすぐには行けないので、関東近辺をピックアップし、さらに「本州の中心」も
追加してMAPを作成してみました。

関東近辺の
「日本の中心」、
「本州の中心」

今回はこれらのポイントを反時計回りにアプローチしてみます。


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5.10
23:50 出発

数時間前まで春の嵐だったが、なんとか雨も止んだようだ。
愛車の「サー君」に乗り込んで横浜を出発。まだ凄まじい強風なので、気をつけて行こう。


5.11
0:20 首都高

1:20 川口JCT

ここから東北道で栃木県まで行きます。強風でハンドルが取られます。

1:30 蓮田SA



2:10 佐野IC

一般道に出ると、強風で木の葉っぱがベチベチとフロントガラスを直撃し、風でいろんな
ものが転がってきます。ここいらはついさっきまで雨が降っていた様子。


<道の駅 どまんなか たぬま>
2:22 道の駅 どまんなか たぬま

ここ、栃木県佐野市の田沼町に「日本列島中心の地」があるんです。
この道の駅の名前もそれを意識してのものだよね?
実際のポイントはここから20kmほど山の中に入ったところなので、今夜はここで朝になる
まで寝ます。

6:15 起床

嵐の後だからなのか、綺麗に晴れています。
道の駅内に「日本列島中心の地」を示すものが他にあるのか、さらっと一周しました。

Chapter.2

Chapter.1

サー君、今回もよろしく!

道の駅を散策

ん…、特に何も無かったです。
では、目的の「日本列島中心の地」を目指します。

6:35 出発

県道201を延々山の中に向かって走ります。のどかな景色と真っ青な空。
道は狭いけど、こういうところを走るのは大好きです。
まだ強風で木々はしなっているけれど、天気は最高だ。

素晴らしい新緑!

<蓬山ログビレッジ>
<日本列島中心の地>

日本列島中心は、「蓬山ログビレッジ」っていう施設の敷地内にあります。
標識がたくさん出ていたので順調にたどり着きました。

7:02 日本列島中心

あ、この時間はログビレッジがまだオープンしていない。
駐車場もチェーンでガードしてあって駐車すらできない。
しょうがないので正面の狭い道になんとか駐車。
ほとんど車が通らないところなので、短時間なら大丈夫だろう。
そして敷地内にて、目的の「日本列島中心の地」を無事発見しました。

日本列島の中心

本土最北端の「宗谷岬」と本土最南端の「佐多岬」を結ぶ太平洋側と日本海側の海岸線、
これをそれぞれ半分にし、さらにその2点を結んだ中心らしいです。

根拠も書いてあります

なるほどね。しかし、ログビレッジはオープンしていないので他にやることないし、
サー君を路駐させたままなので撤退。
まぁログビレッジに用は無いんですけどね…。

次は群馬県の渋川市に向かいます。
直接向かうのは凄まじい峠道を越えなければいけないので、大事を取ってまた田沼の
中心地まで来た道を引き返します。


田沼の中心地は小学生の登校でごった返し、警官や交通整備の人がたくさん出陣
している。あ、今は春の交通安全月間とかだっけ?

信号待ちをしていると、1人の警官が近寄ってきた。
なんだろうと思って窓を開けると、「交通安全の実施活動として、ハーブをお配りしてます」
ってことで、ハーブをいただきました。ありがとう!

「さわやかハーブで事故ハーフ(半減)」
  by佐野警察署

芳香剤として使えるそうです。
うん、これで野郎1人の暗黒瘴気が少しでも中和できるといいね。


気温が上がってきた。
朝は相当冷え込んでいて上着が必要なくらいだったのだが、車の中は猛暑だよ。

国道293号と国道50号を走る。足利市、桐生市と通過し、西久保ってところでコンビニ休憩。

8:50 西久保のコンビニ

パンを1つ食べておいた。今回は中心ポイントを押さえるのが目標なので、
食は少々貧乏なプランで行きますね。


<寄居町会館>
<日本の臍(へそ)中心標>
前橋市の渋滞を乗り越え、次は群馬県渋川市寄居町にある「日本のへそ」。
国道17号と渋川駅のそこそこ近くなのだが、場所がわかりづらい。

「寄居町会館」にあると言うことは知っていたけど、場所が正確にはわからなかったので、
「四つ角」という交差点の近くにあるという情報を元に近所に駐車。
大体目星をつけた方向に歩いてみると、寄居町会館とへその碑を見つけました。

10:05 日本の臍(へそ)中心標

日本のへそ

ここは宗谷岬と佐多岬で作る円の中心だそうです。
そこそこ交通量の多い交差点にありました。


<道の駅 こもち>
<白井宿>

10:27 道の駅 こもち

先ほどの「日本のへそ」から数kmのところにあったので、休憩のために
立ち寄りました。
観光MAPを見てみると、ここから歩いていけるところに「白井宿」という宿場町が
あるらしい。用水路が今でも残る貴重なスポットだとか。

ちょっと散歩がてら歩いてみました。

白井宿を歩く

街並みは普通に近代的なものが多かったけど、ところどころに歴史を感じさせる物が
あるんだ。つるべ井戸なんて初めて見たかもしれないなぁ。

ここからさらに西に向かいます。


<道の駅 おのこ>
11:10 道の駅 おのこ

ここではトイレ休憩だけにしておきます。
先ほどから赤城山が聳えているのが綺麗に見えます。

国道353号で「伊香保温泉」の北側を通過。
さらにしばらく進むと「四万温泉」の南側も通過。
四万温泉!今僕の一番憧れの温泉。でも今は四万温泉企画は温めているところだから
今回はスルーします。




<吾妻峡>
11:47 吾妻峡

国道353号から分岐した国道145号を走っていると、「吾妻峡」の看板が目に
飛び込んできた。
ここって今まで知らなかったなぁ。
ちょうどこの道路沿いの緑があまりにも綺麗でノンビリ眺めたかったところなので、
早速駐車帯にサー君を停め、散歩してみることにしました。

車窓から見える
何気ない景色が好き

吾妻峡到着

山が生き生きしているね。もうこういう景色を見るだけでうれしくってたまらない。
他に何も入らないような気分になる。生きてて良かったなぁって。
マイナスイオンをたっぷり吸い込んでおこう。

空を見上げて

林の中の遊歩道があるみたいなので、そこをしばらく歩いてみました。
他にも数グループの観光客がいた。
でも、今日は平日だから比較的閑散としていて自由に行動できるね。

豪快な渓谷

上の写真、実際はかなり高いところから見下ろしているんだけど、それでも壮大すぎて
写真に収まりきらないほどの巨大さです。
下から目線を移動させると、激しい流れの渓谷・青々した木々・快晴の青空、という
順番で目に入る。なんて贅沢なんだろう。

鹿飛橋

いやー、最高の散歩でしたね。
もう日本の中心とかどうでもいいくらいいい天気ですもの。
山中を歩いて軽く汗もかき、凄い充実した気分ですよ。

さぁ次はどうしよう。どこに行っちゃおうか??
パラパラとツーリングマップルをめくる。

よし、草津温泉
に行こう!

「草津温泉」が近いので行ってみよう。
温泉に入るには時間が早すぎるしグッタリしちゃうので辞めておくけど、草津温泉って
確かお湯が噴出しているのが凄かったよね?
何気に10数年ぶりなので覚えていないけど、凄かった気がする。
それを見に行こう。

そして、草津温泉から峠を登れば日本国道最高所の「渋峠」だし。
そこも踏みたいし、「湯釜」も見たいし、渋峠の向こうは「志賀高原スキー場」だ。
「雲の上のパン屋さん」とか、今はやっているかな?ワクワクしてきた。


<道の駅 草津運動茶屋公園>
12:45 道の駅 草津運動茶屋公園

すぐ着いたね。運動?茶屋?公園?よくわかんないけど、すっごく寒いです。
気温9℃だってさ。風邪がハンパ無く強いから、体感温度はもと低いよ。
草津の街並みの向こうには雪をかぶった山々が連なっています。 

桜が咲いている

<草津温泉>
13:00 草津温泉

中心地であり、シンボルでもある「湯畑」を見ます。
温泉がガンガン湧き出し、その温泉成分である「湯の花」を採取できるから「湯畑」っていう
名前らしいです。ここ、中学生のときに来て以来だな。懐かしいです。

草津温泉の湯畑

独特の温泉のにおいがします。湯畑の周囲には食事処や旅館が立ち並んでいる。
湯畑の近くでノンビリくつろいでいる浴衣姿の宿泊客の人がいたりして。
うらやましいです、温泉旅行。僕はいつも時間に追われている気がするよ。

ついでに温泉街をフラフラッと散策し、今回はこれで満足しました。
来ようとすればいつでも来れるしね。

情緒ある佇まい

さぁ、次は国道最高所の「渋峠」!
標高2172mまで一気に駆け上がるぞ!
サー君は峠道をグングン上り、テンションもそれに合わせて急上昇。

…と思ったら…

雪・通行止

うわっ。ビックリした。動揺して写真もブレた。
5月も中旬になるというのに、ここは関東地方なのにまだ積雪があるのか…。
しょうがない、あきらめよう。

来た道を引き返し、草津温泉も再度通過し、延々戻ります。
国道144号に乗っかって長野県に入り、「菅平高原」を経由して上田まで行こうかな。
そっち方面に日本中心関連スポットがあるし…。


そんな煮え切らない思いで国道144号を西に向かっていると、「鬼押出し園」の標識が
出てきた。あ、行こうかな。
渋峠を観光できなくて悔しいので、急遽「鬼押出」を観光ポイントに追加しよう。

ハンドルを切り、「日本ロマンティック街道」を進みます。


<鬼押出し園>
14:15 鬼押出し園

入園料は500円。ちょっと痛かった。そしてここも凄く寒い。
軽井沢の山奥だし、目の前の浅間山は雪で白いし。

鬼押出からの浅間山

鬼押出し園っていうのは、1783年に浅間山が噴火したときの溶岩で出来た土地らしいです。
見渡す限りゴツゴツした溶岩が広がっている光景は圧巻です。
このネーミングは、当時の人たちが「山で鬼が暴れて岩を押出した」って考えたからだそう
です。
溶岩の間に遊歩道が設けられており、グルグル回って20分くらいかな。

荒涼とした景色

満足した。しいて言えば、有料道を使用しないと来れなくて、入場料も取られて、
帰りは別ルートを通る予定だけど、そこも有料道路でお財布痛いっす…。


南下して軽井沢に出ました。何度か走っているから見覚えのある道路だ。
しっかしこの辺、ガソリンが130円台後半だったり、140円も行ってたり。
リッター3km前後のサー君にはキツイですなぁ…。

…というより。
日本の中心ポイントに全然行ってないですね。
じゃあ今度は若干趣旨がずれるので冒頭の地図には載せなかったけど、
「日本で海から一番遠い地点」に行きたかったので、そこを目指します。

軽井沢を少し過ぎた御代田というところでコンビニに入りました。
「日本で海から一番遠い地点」は少し歩かないといけないところなので、ハンガーノック
を避けるために何か腹に入れておきます。

15:12 御代田のコンビニ

お決まりのカップヤキソバ。食べ過ぎて動けなくなると困るので、半分にしておいた。
もう半分は後で食べよう。


国道141号を南下し、佐久市の臼田駅から県道93号を東に入る。
山中のグネグネ道が始まります。

む…狭い

<日本で海から一番遠い地点>
雨川ダムを越えたところにある「湖月荘」に車を停めさせてもらいます。

16:20 湖月荘

ぶっちゃけ時間が非常に心配です。
山道を歩くと聞いていたけれど、今の時点で山を歩くには既に無謀ですし。
登山路入り口の注意書きを見ると、「2時間〜2時間半」と書いてある。距離は片道2.5kmくらい?

うわー、キツイね。でも急いでいけばなんとかなるか。走れるところは走ろう。

さぁ歩こう

しかしね、今回はリュックみたいに持ち運べるカバンを持ってきていないんですよ。
ペットボトルだけ持っていこうとしたけど、最悪なことに残り2口分しか残っていない。
あと、関係ないけどかなり眠い。
時間的にも所持品的にも何かあったら遭難必死ですけど、とにかく手ぶらにペットボトルで
登ることにしました。

しばらくは昔車道だったであろうダートが続いています。

気持ちのいい上り坂

しかし、残り1kmのところで道が激変。
普通に険しい山道になり、しばらく行くと道すらほとんどなくなった。
こっちであってるの?この道、現役なの?

沢に沿って登っているんだけど、沢を道と勘違いしていないよね、僕?
しかも土砂崩れがあったあとみたいに木々が散乱しているし、倒木をくぐったりしてるし、
沢に足は突っ込むし、沢の周辺の土壌はゆるくて崩れるし。
あ、そういえば昨日まで嵐だったんだっけ?それが原因?

ワイルドです

残り400mくらいのところに自転車が停めてあった。
は?なんで?

さらに進むと前方から降りてくる人が。ビックリした。自分以外に人がいるとは
思わなかったよ。
この人、さっきの自転車の持ち主で、あそこまで沢沿いを自転車かついで登って
来たんだって。ヒャー、凄すぎる。

残りの距離を聞いた。あと10分だって。
「頑張って!」と励まされた。うん、ありがとう。


16:50 日本で海から一番遠い地点

着いた!知ってはいたけど碑以外は何も無い!展望もゼロ!
しかもあんまりウロウロすると帰る道すら見失いかねない!

日本で海から一番遠い地点

帰りは帰りで急な下り坂でズルズル滑り、駆け下りることが出来なかった。
木々で腕とか傷だらけになったし。
しかも沢づたいで道がほとんど無いからさ、一瞬ネガティブになって
「沢を下りすぎていない?どっか途中で普通の山道に出るところがあったんじゃない?」
とか考えて西日が差す中、不安にかられたりしましたよ。

17:20 湖月荘の駐車場に戻る。

猛ダッシュで往復1時間でした。でもここは登山靴推奨。子供にはあまり向かないかな?

汗をかいたので最寄の温泉に向かいます。
ここまで来た県道93号をまた戻り、西に向かう国道142号へ。


<「穂の香乃湯」>
18:05 「穂の香乃湯」

お風呂にします

350円、結構安い。値段のわりには綺麗だったかな。
ボディソープがあるのにシャンプー無かったけど、ドライヤーはあったし。
あと、平日なので地元のじいちゃんばっかでした。


さらに国道142号を西に走ると、国道152号を少し北に入ったところに道の駅がある。
相当眠いので、今日はここでおしまい。


<道の駅 マルメロの駅 ながと>
19:35 道の駅 マルメロの駅 ながと

ローソンが併設されている。これはうれしいね!
ミニ弁当とビールを購入。車内で食べます。

カンパイ!

さすがに寝不足と運転の疲労で酔うね。普段の3倍酔う。
もうダメ。


20:45 就寝

Chapter.2

Chapter.1