Chapter.3 最西端エリアで
2007.2.22 走行距離:376km 支出:\11,596
不知火の夜明け
2007.2.22 走行距離:376km 支出:\11,596

6:50 出発
予定は無いけど、今回のテーマは「九州の北半分を走る」だから、ここから南には
行かず、北に行こう。
街が動き出す前に迂回ルートを使って熊本市街を回避します。
<げんやま展望公園>
有明海沿いを走っていると、間もなく海の向こうに雲仙の山々が見えてきた。
熊本を通過する頃、「げんやま展望公園」の標識が出てきたので、そこに
立ち寄ってみたいと思います。
8:02 げんやま展望公園
有明海と雲仙の展望がそこそこ良かったです。

展望公園を下る
なんか展望公園を下る途中に道を間違え、すっごい細い路地裏に入っちゃうような
ハプニングもありましたが、テキトーに走っていたらまた国道に出ました。
国道501号を北上していると、フェリーターミナルがあるそうです。
このまま走って「日本のベニス」こと柳川に行くのもいいかなって思いますが、
そのあたりのエリアは1年半前の旅の行程で一番キツイ思いをしたところでさ、
ちょっとトラウマが発動して思わずフェリーターミナルに入ってみました。
8:35 有明フェリー 長州港
なんだか自分の置かれた境遇がわからないので、駐車場に車を停めて
ターミナルの姉さんに質問して来ます。
YAMA:「ここって料金はいくらなんですか?」(←とにもかくにもまずお金)
姉さん:「5m未満の車だったら2390円ですよ。」
YAMA:「おっ、安いですね。ところでこのフェリーはどこに行くんですか?」
姉さん:「えっ。雲仙です。」
ほう、じゃあ乗ってみようかなぁ…。どうしようかなぁ。
YAMA:「ちなみに次の出港はいつですか?」
姉さん:「3分後です。」
うわー、考える余地が無い!思わず「のっ、乗ります!」とか言っちゃった。
言ったからにはダッシュ!
急いでサー君に乗り込み、受付で支払いを済ます。
(フェリー \2390)
車の中からさっきの姉さんに最後の質問。
YAMA:「雲仙までどのくらいかかるんですかー?」
姉さん:「40分くらいですよー。」
早っ!
とりあえず急いでフェリーに乗り込む。

ギリギリセーフ!
いやー、無計画に乗っちゃったけど、なんとかなりそうで一安心ですね。
客室に持ち込むための荷物をゴソゴソやっているうちにフェリーはもう動き
出しちゃったりしていますけど。
8:40 フェリー出港
天気もいいし、風も気持ちいいし、こんな朝は客室よりもデッキで風を感じていたい。

カモメが併走
乗客は30人くらいかな。
小さい子を連れたファミリーが多いように思われる。
「海って綺麗だねー!」と子供が純粋な感想を言い、ハシャイでいる。
そうだねー、船に乗るってなんか異様にワクワクしますよね。

デッキが好き

雲仙が目前に迫る
9:25 有明フェリー 多比良港
雲仙の地形に沿い、海沿いをしばらく南下してみます。
ポカポカいい天気になってきたぞ。
<島原城>
島原駅のすぐ近くにありました。
ここはわざわざ内部までは見学しなくていいや。駐車スペースに車を停め、しばし
眺めた後に出発します。
9:50 島原城

城の横を走る
そう、ここまで来たからには平成新山のそばを走りたくってね。
まずは標識に出ていた「焼山園地」というところに寄ってみたいと思います。
<焼山園地>
交通量皆無ですぐ着きました。
10:05 焼山園地
しかし…、逆光でイマイチ眺望がよくないし、平成新山や雲仙も見づらい。
というより周りに木々が多すぎるな、ここは。
でも、他に車は全く無いし、空気は綺麗だ。朝ごはんでも食べて行こうかな。

焼山園地の駐車場
メニューは、トーストを焼き、昨日の残りのヤキソバを挟んでヤキソバパンにします。
手早くできてボリュームも充分。
これでようやく余ったヤキソバを全て消費できたよ。

ヤキソバパン
<島原まゆやまロード>
数キロ道を戻り、平成新山の近くまで迫る「島原まゆやまロード」を走ることにしました。
平成新山、活火山だけあって頭頂部は草一本生えていない。
ゴツゴツした溶岩に覆われている様子がここからでも見て取れます。
そんな山を眺めながら、ゆっくりとワインディングロードを走ります。
<平成新山展望園地>
「島原まゆやまロード」内にある展望スポット。
10:40 平成新山展望園地
うん、いい眺めだ。
でも結論から言うと、ここが随一ってカンジはしなくて、まゆやまロード内のどこから
でも平成新山の眺めはいいので、走り回っていろんな角度から自分の好きな眺めを
探したほうが面白いように感じたかな。

平成新山がすぐ近くに
まゆやまロードを下るときに背後に見える平成新山もまたいい顔を見せて
くれました。またまた駐車をして写真を撮ってみます。

この角度もいいね

下りも最高
国道57号を走り、雲仙の反対側に周り込みます。この先には有名な「雲仙地獄」や
「仁田峠」があるんだよなー。
雲仙地獄は昔のドライブで言ったけど、仁田峠は未だ走ったことが無い。
どうしよう。有料道路だけど行こうかなぁ。
…迷ったら行くべし。
料金所への分岐の10mくらい手前まで迷ったけど、意を決してハンドルを切りました。
<仁田峠>
厳寒期であれば、「花ぼうろ」と呼ばれる霧氷が名物の峠ですね。
4年前もこれを見たいと思ってたんだけど、当日はそんなに寒くなくて発生しなかった
んだったな。
今回も当然暖冬なので、霧氷どころではありませんね。
(通行料 \770)
おー、距離の割りには結構な値段がしますが、それでも一度くらいは走って
おかないとね。
で、仁田峠なんですけど、反時計周りの一方通行。
道幅は狭めですけど、対向車の無いワインディングなので、存分の走りを楽しむ
ことができます。しかも他の車にもほとんど遭遇しなかったし。
峠を走るのが好きな人にはオススメですね、コレ。

循環道路からの展望
仁田峠駐車場の一個手前にある展望駐車場に車を停め、最高の眺望を堪能する。
他の車は1台しかいなくて、開放感もたっぷり。

駐車場にて、
YAMAとサー君
仁田峠を出た後、国道389号を北に走る。
このまま長崎県に北部に向かおうと思うんだ。
で、県道58号に乗ってみたのがちょっと失敗。
雲仙を下らずに、山を周遊するようなコースで、しかもアップダウンの激しい狭路。
おいおい、どこ行っちゃうの?ってカンジでした。
ローカルな風景を見ることができたのは良かったけど…。
遠回りしつつも国道57号を掴んだので、北上を再開します。
国道34号に乗り換え、大村湾を左手に捕らえながら佐世保を目指します。
(ガソリン \7496)
大村湾沿い、景色はそこそこなんだけど、走っていてあんまり楽しめないね。
車が多いし。時間ばっかりかかってしまいます。
<道の駅 彼杵の荘>
13:32 道の駅 彼杵の荘
ちょっとだけ休憩。ここから国道205号に入ります。相変わらず海沿いをキープ。
13:57 ハウステンボス前を通過。
あぁ、大昔に来たなぁ、ここ。
佐世保付近はやっぱり混んでますね。
僕は旅ではなるべく都市部を避けているんですけど、今日は佐世保バーガーを
食べたいと思ってね、それで市街地を目指しているんです。
佐世保、大都市だ。
駅前に無料でテキトーに駐車できるスペースとかあれば…、とか思っていたけど、
この雰囲気では絶対ムリだ。
しかもビックリして駅前を通り過ぎちゃったよ。
慌ててハンドルを切って裏道に入り、そこにあった有料駐車場にサー君をブチ込み
ました。付近には立体駐車場が多かったけど、ここは青空部分があって助かった。
立体だとサー君、頭をこすって入れないので…。
14:25 佐世保駅付近の駐車場
(駐車料金 \300)
さて、佐世保バーガーを食べに来たわけなんですが、如何せん佐世保バーガーの
知識が皆無です。
どこに店があって、どこが有名なのかも全く知りません。
駐車場の管理人のおじさん2人に聞くことにしましょう。
YAMA:「佐世保バーガーと言えばどこですか?」
唐突な質問におじさんも面食らってしまった様子でしたが、奥から佐世保バーガー
MAPを持ってきてくれ、くれました。
おじさんの説明によると、「BIG MAN」ってところがオススメらしい。
そのMAPでも丸で囲ってあった。
大体の道順を聞き、MAPを片手にそこを目指してみたいと思います。

いざ、佐世保バーガー
「四ヶ町アーケード」ってトコに入りました。
ここ、日本で一番長いアーケードらしいです。2kmあるらしい。長い!
人も多いし、佐世保バーガーの店もいっぱいあります。
でもここはせっかくなので薦めてくれた「BIG MAN」を探してみよう。
<BIG MAN>
アーケードからちょっと出たところにあり、一度行き過ぎたけど戻るときに
見つけられました。有名店らしいですね。
有名店だからもしかしたら支店とかが他の地方とかそこかしこにあるかもしれない
けど、本店で食べることに意味がありますよね。

「BIG MAN」発見!
店内は10席で、全部埋まっちゃってる。
ここは持ち帰りにします。1番人気という、ベーコンレタスバーガーを注文しました。
ハンバーグから焼き上げてくれ、アツアツを受け取りました。
おー、楽しみだな、これは。
(佐世保バーガー \440)
急いで駐車場に戻り、さっきのおじさんに「アツアツを持ち帰ってきたよ」とか
いらん報告をした後、車内で食べました。

初めての佐世保バーガー!
ボリュームたっぷり!
ベーコンが分厚くって肉!ってカンジ。こんなベーコン初めて食べたわ。
マヨネーズベースのソースもおいしいです。大満足。
食べ終わったら駐車場のおじさんに挨拶し、佐世保を出発します。
次は平戸にでも向かおうかな?
実はどうしても踏んでおきたいスポットが平戸の島に一個あるのですよ。
さて、北上すると本土最西端の「神崎鼻」とのルート分岐を迫られるんです。
しかし、そろそろ日が傾いて来ているのでこのあと平戸まで行くことを考えると
時間がね・・・。
神崎鼻近辺の道って結構走りづらかったし。
ま、一昨年に踏んでるし、今回は今後のことを考えてスルーします。
ちょっと残念だけど。
<道の駅 昆虫の里 たびら>
ここも2回目の訪問です。デッカいカブトムシのいるところですね。
16:00 道の駅 昆虫の里 たびら
ここに着いたくらいから急に空模様が怪しくなってですね、すぐにポツポツ
雨が降ってきました。
さらには雷も鳴り出す始末。なんだなんだー、今朝はあんなに晴れていたのに。

たびらのカブトムシ
16:18 平戸島に上陸します。平戸の赤い橋を渡るのは3回目。
雨は本降りになってきたよ。
(通行料 \100)

平戸大橋
「平戸城」の脇を通り過ぎて、「ザビエル記念聖堂」か、ここも以前歩いたなぁ…。
川内峠は雨だから迂回して…。
ここで道を間違えたことに初めて気付いた。
島の北部に向かっちゃってるじゃん。あと数キロで生島大橋ってところまで来ちゃったよ!
行きたいのはね、ずーっと南。
そう、「橋でつながれた日本最西端」の地を踏みたいんですよ。
もう夕方なのに、このタイムロスは痛いよ。
いい迂回路がなさそうなので、また平戸大橋の近くまで延々引き換えし、改めて
国道383号を南下する。
あーあ、地図を見ておけばよかった。
雨はどんどん激しくなり、サー君を叩きつけている。
さながらスコールだ。

そんな中、南に行くにつれて道は細く走りづらくなるんだよね。気持ちだけが焦る。
暗くなってから着いてもアレですからねぇ。
なんか途中で職場から電話が来て、しかもこんなトコにいるからメッチャ電波が
悪くて電池も無くててんやわんやになったりもしましたけど、なんとか走り出します。
最西端、遠いですね、平戸は島だからってナメていました。
かなり距離がある。
<橋でつながれた日本最西端の港町>
17:41 橋でつながれた日本最西端の港町
着いたー。薄暗くなってきてるけど、なんとか間に合った。
でも唐突に碑が出てきてビビッたわ。
激しい雨が…

ここがゴール!
いやー、思ったより長かった。
平戸大橋からゆっくり走ると1時間近くかかってしまうのだね。
では、雨が少し小降りになっているので飛び出て写真を撮ってきます。

ここが本土から車だけで来れる
日本最西端の地
うん、来れて良かった。
本土最西端といえば「神崎鼻」で、ここはレアな存在だからここ1年くらいでようやく
存在を知ったんですよね。
まぁでも踏んだからには他にやることも無いので引き返します。
帰り道は余裕が生れて周囲を見渡しながら走ることができます。

さぁ、引き返そう

あれが志々伎山かな
雨とハンドル操作での肩こりで、真っ暗な平戸を観光する体力はもう残ってないや。
また「オランダ橋」の見学を見送っちゃったなぁ…。
また次回ね。
18:45 平戸大橋
(通行料 \100)
再び本土に戻る。お風呂と寝床を探したいけど、地図を見る限りではめぼしい入浴施設
がないみたいだ。どうしよう、今日はお風呂はあきらめようかな。
あと、道の駅が近所に無い。たびらの道の駅にまた戻るのもシャクだし…。
フラフラと佐賀県を目指してサー君を走らせる。
雨で真っ暗な道はホント走りづらい。センターラインが見えず、精神力が削られるなぁ。
<道の駅 松浦>
19:05 道の駅 松浦
えっ、何ココ?1年半前には無かったよ。
駐車場がダダッ広いし綺麗だし、申し分ないじゃないですか!
早速車を停めて考える。
寝るにはまだ早い。料理しようにも雨が降っててメンドい。しかもあんまり腹が減っていない。
風呂に入りたいが近くにない。体力も無い。走ったところでその後にここほど好条件な寝床
が見つからないだろうし…。
とりあえず疲れているので布団の上でゴロゴロしてみる。
30分ほどすると、幾分肩も楽になってきた。雨も止んだ。少し腹も減ってきた。
じゃあ、ここで料理だけして寝ようかな。準備に取り掛かる。

綺麗な道の駅です
今日は手間をかけずにレトルトも活用してソーセージカレーにします。
食欲無くてもカレーは意外と入るよね。
今日は3食も食べてる。すごいね、これは。

カレーです
片付けをして、早々と布団に潜ります。
明日、晴れるといいなぁ。
21:00 就寝
深夜、ふと目が覚めたときに窓から綺麗な星空が見えていました。
Chapter.3
Chapter.3