<姉子の浜>
5:30 起床
昨夜は駐車場内にバイク集団が集まってきてブンブンうるさかったです。
まぁそれでも構わず寝てたけどさ。
5:45、外が少し白んできたので、姉子の浜を歩いて見ます。
ここ、九州で唯一の泣き砂なんだって。泣き砂ってアレですよね、歩くとキュッキュ
音がするヤツですよね?
Chapter.2 本土最西端
2005.9.19 走行距離:522km 支出:\5,424
2005.9.19 走行距離:522km 支出:\5,424
満月と砂浜

…なんか、歩いてみたけど音は鳴りませんでした。
早朝で砂が湿っているから鳴りにくいのかなぁ…。
まぁいいか、月の照らす砂浜を歩けて気持ちよかったし。
かなり辺りが明るくなってきたのでそろそろ出発しようと思うよ。
6:00頃 出発
そしていきなり道を間違えました。
国道204号あたりで西へ向かいたかったのに、国道323号で山の中を東に進み始めて
いました。
「七山温泉」とかに来ちゃった。
やっぱナビが無いといろいろ不便だね。
来た道を戻り、再び海沿いの国道202号に出る。佐賀県に入りました。
ここいらに「日本三大松原」のひとつである「虹の松原」を見下ろす山があるらしい。
さっそく行ってみます。
<鏡山>
<虹の松原>
鏡山は車で登れる、標高283mの山。「虹の松原」の展望で有名だそうです。
駐車場にステッピーを停め、朝の散歩をしている近所のジイチャンと話しながら「鏡山
神社」の展望所に行きました。
6:40 鏡山

眼下に広がる虹の松原
うおぉ、想像以上にいい眺めです。
海岸沿いに隙間無く松原の緑一色。防風林・防砂林のしての活躍が一目瞭然です
なぁ。そっか、松原は遠くから見たほうがいいのかもしれない。
次はまた佐賀県内で観光するところを探したいと思います。
とりあえず遠回りになるので「玄海灘」方面には行かず、国道202号で伊万里に入り
ました。
<道の駅 伊万里>
7:25 道の駅 伊万里
トイレに立ち寄りました。ここは国道沿いで交通量が多い。
車中泊には向かない道の駅だね。
伊万里の中心地から、県道26号と県道251号を使い、山の中に入る。
ここいらは「秘窯の里 大山内山」と呼ばれている。
山中でひっそりと作られる伊万里焼の産地だそうだ。
<鍋島藩窯公園>
7:45 鍋島藩窯公園
「秘窯の里 大山内山」内にある、無料の公園に立ち寄りました。
橋の欄干の飾りが伊万里焼の壷だったりと、オシャレです。

鍋島藩窯橋
公園は各所に伊万里焼に関するオブジェがあります。
伊万里焼の風鈴みたいのが吊るされていたり、伊万里焼のカケラで作られた
大きな壁のモニュメントがあったり、焼き物を焼く窯が設置されていたり。
各エリアを林の中の遊歩道が繋いでいるんだけど、ちょっと手入れが行き届いて
いないくてクモの巣が顔に引っかかるし、せっかくの伊万里焼のオブジェも落ち葉
とかでちょっと汚れていて残念。
しかも雨がポツポツ降り出してきたよ。おいー。
<秘窯の里 大山内山>
公園から歩いていると、窯元の建物が密集しているエリアに辿り着きました。

歴史のある窯元
大川内山は江戸時代に朝廷に献上する最高品質の伊万里焼を焼いていた、歴史
のある土地だそうだ。
まだ朝早いので里はまだ活気づいていないけど、ちょうど起きて釜に火を入れ始め
るところみたいでした。この時間もいいね。
次は伊万里の中心地までまた戻り、そこから再び国道204号で海沿いに西に行き
ます。もうすぐ長崎県です。雨はすぐに止みました。
<調川道路公園>
8:50 調川道路公園
長崎県を走っていると、巨大な兜が設置されている駐車エリアが見に入ったので、
休憩がてら見学します。

松浦水軍の兜
結構デカイです。兜だけで高さ1mはあるのかな?
松浦水軍って、初めて知ったんだけど平安から戦国時代にかけてこの近辺で活躍
していた武士団だそうだ。
さらに西へとステッピーを走らせると、「平戸島」へと渡る道と分岐します。
平戸は初めてだ!渡ってみよう!
赤い吊り橋を渡り、平戸島に上陸しました。
(通行料 \100)
9:30 平戸島
さて、どこを観光しようか。
ひとまず観光地が密集している「平戸城」方面に向かってみました。
小高い丘の上に立つ「平戸城」を眺めながら、「ザビエル記念聖堂」を目指す。
日本の城は今までたくさん見てきたけど、キリスト教の建物はあんまり見たこと
無かったなぁと思ったので。
<ザビエル記念聖堂>
わりと路地の奥まったところにあって、道に迷いそうになりました。
9:40 ザビエル記念聖堂

別名、「平戸教会」

YAMA&ステッピー
しかしワインディングロードが続き、運転していて非常に楽しいのは事実。
また晴れている日にドライブしてみたいね、ここは。
川内峠を道なりに進むと、「生月島」方面に行きます。
この島も橋で繋がっているので車で行けるんだけど、「生月大橋」がまた有料で、
往復に500円ほどかかるとか。
だから「生月島」には渡らずに、本土に戻りたいと思います。
10:40頃、再度「平戸大橋」を渡る。
(通行料 \100)
<道の駅 昆虫の里 たびら>
10:52 道の駅 昆虫の里 たびら
デッカいカブトムシのモニュメントがインパクトある道の駅です。
トイレ休憩と今後のルート確認で立ち寄りました。

たびらのカブトムシ
ここから県道18号で海沿いに南下します。
緑豊かな海沿いのクネクネ道を時間をかけて走る。
右手の海には「九十九島」と呼ばれる、小さい島が数え切れないほど点在して
います。
ツーリングマップルによると、平戸から佐世保までの間の25kmの海上に、
実に208もの島々があるそうだ。
この密集度は日本一なんだってさ。
天気も少しよくなってきたので、この「九十九島」が一望できるスポットに行きた
いと思います。
<長串山公園>
標高234mの山の頂上付近に広がる公園です。
11:20 長串山公園
駐車場にステッピーを停め、アスレチック広場みたいなところを横切って階段を
5分ほど登ると、九十九島の大展望が目の前に広がります。

長串山からの展望
これで青空だったら最高なんですけどね。天気が良ければ五島列島まで見ること
ができるそうです。
今日は雲が多くて湿度が高い。
ここまで登ってくるだけで汗だくになったよ…。
次は本日最大の目的地、本土最西端の「神崎鼻」です。
この九十九島界隈のクネクネした海岸線の一角にそれはあります。
最後は民家の裏とか狭い道を通り、小さな駐車場に車を停めて海沿いを歩きます。
<本土最西端 神崎鼻>
11:55 神崎鼻
本土最西端、つまりは九州の最西端です。
磯に沿って歩くと足もとには大量のフナムシ。なかなかワイルドな場所です。
ここで是非とも踏みたいのが、「本土最西端」の碑。
駐車場から5分ほど歩き、目指す碑が見えてきました。


「日本本土最西端の地」
周りには何も無くて、磯で釣りをしている人が数人いるだけだけど、そんな落ち着いた
光景がステキです。
対岸遠くに見える「平戸島」や「九十九島」を見ながら風に当たってくつろぎました。

神崎鼻とYAMA
お昼になりました。お腹が減ってきました。
県道11号を走り、佐世保の中心地へ行くちょっと手前のコンビニでお昼ご飯にする
ことにしました。
佐世保は大都市で混雑してそうだから、なるべく郊外で落ち着いて食事を済ませて
おきたいですもんね。
12:50、佐世保郊外のコンビニ
(食費 \176)
貧乏なのでカップ麺です。でも悔しいので九州トンコツラーメンです。
暑いっすわ。車内で食べていると汗が吹き出ます。たぶん気温は30℃を軽くオーバ
ーしてるでしょう。
ここからはかなりの渋滞。佐世保付近はもちろんだし、その後に国道202号で南下を
していても渋滞だし。車内は暑いし。
<雪の浦 いこいの広場>
14:51 雪の浦 いこいの広場
サクッとトイレだけ済ませ、長崎市方面に南下をします。
(ガソリン \4232)
15:50頃、長崎市の中心地に入りました。
こういうところ、正直苦手分野です。ゴミゴミしててナビがない車では運転がしづらい!
路面電車とか、普段一緒に走ることが無いからどういう対処をしていいのか迷ってしま
いますよね。

長崎市内を走る
長崎といえば、「平和公園」だとか「原爆資料館」だとか「中華街」だとかいろいろ有名
スポットがありますが、日本一周目で立ち寄っていますので今回は全てスルーします。
目指すは、長崎半島の先端の「野母崎」。
長崎の中心地から30kmほどの距離のところにあります。
国道499号で市街地を離れれば、後はスイスイとひさしビリにアクセルを踏むことがで
きます。
西日を受けながら長崎半島を先端に向かって疾走。
最後、展望台の敷地に入るちょっと前のところが小さな漁師町で、「野母崎」に行くには
物凄く狭い路地を通らなければいけない。ステッピーが通るともう数10cmしか余裕がな
いような路地でした。
路地には地元のばあちゃんが井戸端会議みたいのをしていたので「うわぁ、通れない」
と思ったんだけど、ステッピーが通過するときだけ曲がった腰を「シャキーン、ピーン!」
と伸ばしてくれて通れたよ。慣れてらっしゃる、この方々!
<権現山展望公園>
野母崎の先端にある、展望公園です。丘の狭い道をエンジンふかしながら登って行く
高台にありました。
16:55 権現山展望公園

ちょっと南国チック
公園からの景色は最高で、海が一望できたので、もう少し西日が傾くまでここでゆっくり
待つことにしました。
なかなかいい景観なのに僕以外の人がほとんどいなくって、長崎市内からドライブで来
ている数人のグループだけでした。
ここには各都市までの距離が書かれた標識がありましたよ。
『ソウル:600km 沖縄:720km 東京:950km 台湾:1170km 札幌:1530km』
僕は東京付近から1500kmほど運転してここまで来たわけだけど、ソウルからここへ来た
方がほうが近かったんだね。日本も広いや。

野母崎からの夕日
日が傾いてきたのでそろそろ出発します。
というのも、これからお風呂と寝床を探さないといけないじゃないですか。
どこでも寝れる山間部や田舎と違い、ここ長崎には道の駅も少ないので早めの行動
をしなければならないのです。
再び来た道を国道499号を使って戻る。
左手に「軍艦島」が見えてきた。夕日に照らされて不思議な存在感を放っている。
思わず車を停めました。
<軍艦島>


ゴーストタウン、軍艦島
軍艦島の正式名称は「端島」。
19世紀に炭鉱として栄え、最盛期には5000人もの人があそこで暮らしていた。
(東京の9倍の密度だったそうです)
これは世界一の人口密度で、軍艦島には当時としては珍しい鉄筋コンクリートの
アパートが作られ、複雑な通路が張り巡らされた。
でも、エネルギーが石炭から石油に移り、軍艦島も今や無人島となってしまって
いるんです。
かつては日本の近代化を支えたほどの島は、現在巨大なゴーストタウンとなって
長崎の起きにヒッソリと佇んでいます。
18:00過ぎ、長崎の中心地に戻ってきました。
前述の通りあまりここを動き回りたくは無いんだけど、せっかくなので日本三大夜
景のひとつである「稲佐山」くらいは行ってみようかと思います。
しかしまた道に迷った。
長崎は碁盤の目状の道で、初心者には運転しづらい。さらに路面電車、ジャマ。
碁盤の目を外れると一気に山の中に突っ込んでしまい、道が狭いので路駐もでき
ません。地図を開く余裕がない。
さらに日が暮れて暗くなったので、尚更地図が見えません。
あーー、何やっているんだろう、僕。
夜景を見るはずなのに、夜景の一部になって市街地をグルグル動き回ってます。
立場逆。
<稲佐山>
日本三大夜景の一つ、長崎の夜景を見下ろす展望台です。
1時間近く長崎市内で迷った挙句、ようやく辿りつきました。山は目視できるんです
けど、道がわかりづらくってね…。
19:00 稲佐山
頂上までのロープウェイができてるー!
日本一周目で行ったときにはなかったのに!車で頂上まで行けたのに!
なんかおめでたい音楽が流れ、ロープウェイの中でカップル達が盛り上がってい
ます。あれー…、拍子抜けだなぁ。
調べてみると、ロープウェイは往復1200円。高すぎ。そして野朗1人は場違いすぎ。
ちょっとだけ夜景を見れれば満足だったのになぁ。
少し歩き、木立の間から夜景が見えるポイントがあったので、そこから堪能しました。
でもちょっと悔いが残った。写真には撮りませんでした。
さて、これからお風呂と寝床探しです。急がなければ。
とりあえず、一度ドライブしたことのある雲仙エリアはスルーします。
熊本方面に向かいます。
またまた道を間違えて、一度「長崎バイパス」に乗ってしまいました。
まぁいいや、少しだけワープします。
(高速代 \260)
諫早ICで降りました。
ここから国道207号を使い、有明海をグルッと回って熊本方面に行きます。
市街地から離れた田舎道になりそうなので、その前にコンビニで夕食用のオニギリ
とパンを購入しました。
(食費 \556)
長崎県を北上し、佐賀県に入る。
立ち寄ろうと思っていた「びぜん祐徳温泉 宝ノ湯」を通り越してしまいました。
この近辺だけ国道が2本に分かれていたからか。クソッ。
国道444号で佐賀県から福岡県へ。もう眠いです。お風呂はもうどうでもいいから
車を停めれるところが欲しいです。
<柳川の水路>
有明海沿いを走っていると、東洋のベニスとして有名な柳川の町に来ました。
22:15 柳川の水路

水路に繋留される小舟
ちょっと路駐し、カメラ片手に小走りで辺りを巡ってみました。
当然夜なので町は静まり返っているけど、いずれ機会があったら水路を見ながら
のんびりと散歩とかしてみたいなぁ。
調べてみると、ここから20kmほどの距離のところに道の駅があるみたいです。
そこで今日は寝たいと思います。
最後の力を振り絞り、運転しました。
<道の駅 おおむた>
福岡県と熊本県の境目にある道の駅です。
22:55 道の駅 おおむた
結構シンドかったです。長崎で随分と体力を奪われました。
コンビニで買った食料でご飯にし、車中泊します。
おやすみ。
23:20 就寝
