津軽大遠征
2005.8.13-14
走行距離:2003km
実行人数:4名
土日の2日間で横浜から津軽を往復できるのか?
久々に1泊2日の強行ドライブに繰り出します!
階段国道:339号線

お盆がやってきた!
…とは言っても別に会社にお盆休みがあるわけでもなく、休日は普通に土日だけ。
だけど夏気分を味わいたくって、2日間で行けるところまでドライブに行こうと企画を
しました。
今回の目標は1年ぶりの津軽半島。
そしてまだ走っていない日本本土の海岸線、津軽半島の西側の根元から秋田県の
男鹿半島に至るまでのコースを走ってみようと思います。
愛車の「ステッピー」はもう随分とくたびれてきたので、東北に旅立つことができるの
はきっと今年の夏が最後なのです。
今回のメンバーはドライブ常連の先輩"DIME"と、ナビを担当してくれる後輩の"NON"
、それからドライブ仲間の"まっちー"の計4人です。
おそらく往復で2000kmほどの道のり。
結構距離はあるけれど、春に1泊2日で広島往復もしているので、そのときと大差は
無いと思います。
ドライバーも2人なのでなんとかなるよね。
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8.12
今回も恒例の深夜発です。仕事後の合流です。
いきなりですけど僕、品川で以前の職場のメンバーとの飲み会が入ってまして、大い
に盛り上がってしまっています。
このあと運転もあるので乾杯くらいしか酒は飲んでいないですけど、2次会まで顔を
出してしまっています。
23:00、あらかじめ愛車のステッピーを預けておいたメンバーのDIMEから品川到着の
連絡が入る。
ここで2次会を撤退し、駅前の集合場所に向かいます。
既に伊豆からやってきたNONが横浜で合流しており、続けてまっちーも登場して4人
が集合。
僕は1杯とは言えお酒を飲んでしまっているのでしばらく後部の寝室ブースで休ませ
てもらい、東北突入まではDIME運転にお任せします。
23:10 品川出発
23:25 首都高速 芝公園IC
8.13
0:25 川口JCTにて東北道突入
お盆のため、早くも渋滞表示が出てきました。
宇都宮付近で数10km単位の渋滞らしい。ヤバイです、関東内で時間をロスするのは
かなり痛いです。
1:10 佐野SA
栃木県に入りました。渋滞に備えてトイレ休憩します。
ここからの渋滞がすごかった。
何も無い深夜の暗闇の東北道に車がビッチリ。
しかも台風か?暴風雨が直撃で速度制限のオマケ付き。
4:10 那須高原SA
ここでDIMEと運転交代。僕の出番です!
6:02 吾妻PA
ようやく福島市までやってきました。ペースが遅いです。本来ならばこの時点で青森県
くらいには入っていたかったのに…。相変わらずの雨です。
ここで給油。
9:00 紫波SA
岩手県です。もうすぐ盛岡です。ここで朝食にしました。
今日は暑くなりそうだ。
11:05 青森IC
ようやく東北道の終点まで来たーー!
こんなに時間がかかったのは初めてじゃないかな?もうお昼近いよ。
とりあえず一般道はそこそこ空いていそうなので、急いで津軽半島を駆け上がります。
幸い雨は止んでスカッと青空が広がっています。
今回は海岸線沿いではなく、途中から津軽半島の内陸部を経由して行ってみたいと
思います。
蟹田で「トップマスト」を右手に見ながら進路を内陸に取る。
途中で県道14号に乗り、のどかな山岳風景の中を北上します。
今別で再び海に出て、国道280号を津軽最北端の「龍飛崎」を目指して疾走します。
<青函トンネル入口公園>
12:40 青函トンネル入口公園
世界一の長さを誇る53.85kmある青函トンネルの本州側の入り口にある公園です。
ここは密かに来てみたかったスポットなのです。
何時に電車が来るのかイマイチわからないので、みんなで洗顔とかしながら時間を
潰します。
15分位した頃、かすかにトンネルの奥から振動音が聞こえてきました。
うおぉぉぉ、来るよ!北海道から電車が来るよ!!
みんなに声をかけ、公園にあった遊具の一番上まで登って電車が出てくるのを待つ。

青函トンネルから現れる列車
もちろんみんなで歓声を上げながら手を振る!
北海道からの長い長いトンネルを抜けてようやく太陽を拝んだ列車!
でもそのスピードは思いのほか速くってさ、乗客の人々が僕らの存在意義を理解する
には短すぎる時間だったみたい。
唖然とした表情で口をポカンと開けて僕らを眺めながら通過すること2秒。
そして僕らの背後にまたもや待ちかまえるトンネルにゲロンと吸い込まれていきました。
…うん、青函トンネルが終わってもまた100mくらい先からトンネルが連続しているんで
すよね。
乗客の方々には白昼夢みたいな時間をプレゼントしてしまいました。
僕らは大満足で20kmほど先の津軽半島最先端「龍飛崎」を目指し、海沿いの道を進み
ます。
あと数kmで龍飛崎ってところで、急にポンコツのステッピーから異音が聞こえ出しました
。なんかペダル操作するたびに「ギャギャギャーー!」と泣き叫ぶんですけど!
壊れた!ついにステッピーが過労で壊れた!
GWだけで6000km以上走り回ったツケがついに来ました。
エンジン音も変だし、いきなりエンストしたこともあったし不安だったけど、今回一番横浜
から遠くまで来た地点でトラブル発生とはなんたる不運!
でも龍飛崎は目前なのでなんとか走り、まずは観光します。
<龍飛崎>
13:20 龍飛崎

DIME・まっちー・NON
うわっ…。
すっげー海が青い。爽やかなブルーが眼下に広がっています。
南国の海もいいけど、北国の夏の海も透き通るようなカンジで好きだ。

津軽の最北端
ここに立つのも「東北大暴走(2-12)」以来の1年ぶり。
記念に近くにいたライダーに写真を撮ってもらいました。
確かここはボタンを押すと石川さゆりの「津軽海峡冬景色」が流れる碑があったんだ
よな。前回は早朝からガンガン鳴らしちゃって軽く近所迷惑になったんだっけ。
今回ももちろん「津軽海峡冬景色」を流しました。
ここから北海道最南端の白神岬まではわずか19.5km。
3ヶ月前、僕は向こう側から龍飛を見ていたんだなぁ…。
<階段国道339>
龍飛崎の駐車場のすぐ脇にある、日本で唯一階段の国道です。
何の変哲も無い遊歩道の階段に国道標識が立っています。
昔国道を制定するとき、偉い人が地図上だけを見て「ここを国道にしよう」と言ったん
だけど、実はそこは階段でした…という場所です。
前回は上から眺めて携帯カメラで写真を撮っただけだったけど、今回は1往復歩いて
みたいと思います。

日本唯一の階段国道
結構急な階段を下っていきます。
階段の数は361段、距離にして388mあります。
海を見下ろしながら一段一段降りていくのは散歩として気持ちがいいけど、こりゃ登り
はキッツイだろうな。
途中で記念のスタンプを押せるところがあったのですかさずゲットしました。


階段国道踏覇
下った階段をまたヒイヒイ言いながら登り、駐車場に戻りました。
バリバリ破壊音のするステッピーを恐る恐る走らせながら、龍飛崎に乱立する風力
発電のプロペラの真っ只中を目指して移動します。
<竜飛ウィンドパーク>
14:00頃 竜飛ウィンドパーク
龍飛崎の名前の由来のひとつに龍が飛ぶがごとく強い風が吹くっていうのがあるとお
り、ここは1年を通しての強風を利用して風力発電が行われています。
全部で11機の風力発電のプロペラがあるらしい。
うまく全部を視野に納めるられるところがあればよかったんだけど、よくわからないの
でプロペラの近くの適当なところにステッピーを駐車させました。


風力発電プロペラ
このプロペラ、高さは大体30mくらいだそうだ。
GWに北海道を走ったときに見た「オトンルイ風力発電所」の3分の1もない高さだけど
、こうやって近寄ってみると写真に納まりきらないくらい大きくて迫力ありますね。

YAMA・DIME・まっちー
このあと再びステッピーに乗り込み、車体をバキバキ言わせながらドライブ再開です。
ちょっとこれさぁ…、どっかで見てもらったほうがいいんじゃないの?
でもこんなところにカーショップなんて無いしなぁ…、しかたない、走るか。
<龍泊ライン>
この道、最高だ!青々した北国の大地を大きくうねるワインディングと共にゆっくりと
下っていきます。
空は快晴、360度緑!
でもステッピーが変な音で泣き喚いているので残念ながらワクワクできません。
不安で仕方が無くって写真も撮れなかったよ。
ちくしょう、いずれまた夏の日に走りに行こう…。
そのまま海岸線沿いを南下し県道12号に乗り換えると、1年前にも訪問した「十三湖」
が右手に見えてきました。
<十三湖>
15:10 十三湖
シジミが取れることで有名な湖です。
かなり空腹なのでいい店が近くにあったらお昼にでもしようと思うのですが、イマイチ
ガッツリ食べるのに適したお店がありません。
お土産屋のオバチャンとおしゃべりしたりトイレ休憩したり、十三湖のほとりを散歩した
りして楽しみました。

十三湖に架かる橋
このあと、しばらく運転していて気付きました。
そっか、窓を開けて走っているからステッピーのバキバキ音が気になるんだ。
窓を閉めて音楽をガンガン鳴らせば少しは気がまぎれるぞ。
そんな何の解決にもならない対処法を生み出し、恐る恐る走り続けることにしました。
本格的にヤバくなったらそこいらのガソリンスタンドにでも飛び込むさ。
日本海沿いの国道101号に乗り、南下。
ここいらの汗顔線沿いは初めて走る道なので嬉しいな。
これで東北地方の海岸線沿いは一通り網羅できたかな。ステッピーとの旅の目的の
ひとつは日本本土の海岸線を全て走りきることなので、これで目標達成へまた一歩近
付くことができたぞ。
道沿いにあったコンビニに入る。ここで遅い昼ご飯にしようと思います。
16:00 国道101号でお昼
僕はいつも通りにカップヤキソバね。節約できるところでは節約節約…。
さらに海沿いを南下し、世界遺産の「白神山地」の近くまで来ました。
ここの「十二湖」は今回の最大の目的地のひとつ。
でもこの時間じゃあ観光はちょっとしんどい。明日に立ち寄ることにしようか。
実は今回は秋田県の奥地にあるキャンプ場に宿泊予定なのです。
まだまだこれから南下しなければなりません。
あー、その前にどこかの温泉でお風呂にしたいね。
ギャッ、少し手前に東北最強の「黄金崎不老不死温泉」があったのに通過しちゃった
じゃないか。ここもまたの機会にしようか。
ツーリングマップルを調べてみると、秋田県の八森町の海沿いに入浴施設があった
ので、そこに入ることにしました。
<湯っこランド>
18:10 湯っこランド
こじんまりとしていましたが、目の前に日本海が広がるいい温泉でした。
19:30、出発。
うーん、暗くなってしまった。急がないと宿まで辿り着けないな、こりゃ。
20:00 秋田自動車道 能代南IC
「八郎潟」の北側にある秋田自動車道のICです。少し急ぐのでここから少々ワープ
してしまいたいと思います。
20:20 五城目八郎潟IC
ここから30数kmほど山の奥地に突っ込んだところが今日の宿です。
「萩形キャンプ場」っていうところ。
ホントはもっと交通の便のいいところが良かったんだけど、ギリギリで予約したから
ここしか取れなかったのだ。しかもべらぼうに安いし。
深い山道に入るので、その前にコンビニで買出し。
酒やおつまみを購入しました。
県道15号に突入。真っ暗な道からどんどん民家が少なくなり、漆黒の山の中に
吸い込まれていきました。
杉沢っていう地域に来た頃にはもう本格的にヤバイ。
完全にダート道。しかも両側はギリギリまで背の高いヤブが生い茂っているし、
道も轍以外は草ボウボウです。
ここ、どこだよ?何も目印が無くて不安マックスです。
そもそも目的地の「萩形キャンプ場」、普通車で行くにはギリギリのところでして、
ネットであらかじめ調べたら『四駆じゃなくても行けないことはない』くらいなネガテ
ィブな表現が目立ちます。
しかも予約するときにキャンプ場に電話したら、「途中で道が崩落しているので通
行止めの立て札が出ています。でもその先にキャンプ場があるので無視して来て
下さい。」とか言われましたし。
ヒイィィー、どんだけ困難な場所なんだよ。
で、最悪なことに道に迷いました。もちろん人一人いないし外灯もありません。
周りは茂みだけです。あと、携帯が圏外なのでキャンプ場にも連絡できません。
もう1時間くらいさまよっています。
しかも何の看板も無く分岐とかあって、間違えたら完全に後戻りのできないような
細い山道。これはもう心が折れた。
明るかったらまだしも、この暗闇の中、壊れかけたステッピーで突入するのは得策
ではないと。
戻ろう。宿泊、辞めた。どっかの道の駅で寝よう。
で、来た道を五城目方面にまた延々と戻りました。
<道の駅 五城目>
22:10 道の駅 五城目
疲れたー…。でもここで飲むぞ!駐車場で宴会開始だ!!

路上飲み会
ビールはクーラーボックスに入れて冷やしておいて正解だった。
夏の夜に旅先の外で飲むお酒もうまいもんです。
あ、そういや僕は昨日の夜も飲んでいたんだっけか?
ろくに寝ていないので酔いが回るのが早いです。普段の3倍酔う。
8.14
随分盛り上がったので日付が変わってしまいました。
じゃ、今日は車中泊です。
結構暑かったので窓を開けて就寝。蚊が入ってきてちょっと困った。
24:20 就寝
6:10 起床
じゃあ今日はまた昨日の夕方に走った道を100km近く北上して青森県の「白神山地」
を目指します!
結局宿泊できなかったので何のために南下したんだかよくわかりませんけど、トラブ
ルは旅のスパイスです。気にしない気にしない!
能代の風力発電プロペラを遠望しながらステッピーのアクセルを踏みます。
ステッピー、ガタガタギイギイ言ってるけど今日もかろうじて走ってくれてます。
<風の松原>
東京ドーム163個分の広さを誇る、日本五大松原のひとつです。
7:50 風の松原
ちょっと立ち寄って散歩しました。
近くに「はまなす画廊」っていうところがあったのでそこも歩き、描かれた絵を眺めました
。地元の桜木町の路上アートにちょっと似ているな。
「はまなす展望台」は早朝のためにまだ開いていませんでした。
そして一気に北上。昨日温泉に入ったところとかの横を通り過ぎ、再び青森県に入りまし
た。念願の「白神山地」の「十二湖」!
<十二湖>
8:50 十二湖
十二湖っていうのは白神山地の33の湖の総称です。
この中でも「青池」は青インクを流したような真っ青な色で有名です。
僕らももちろん青池だけは見逃せない。
森の中の遊歩道をいろんな池を見ながらテクテク歩き、深部にある青池を目指します。

神秘的な青池
もうすっごい青くて、なのに透き通っていて泳いでいる小魚や水底が良く見えます。
でも写真失敗!光が入りすぎです。
こういうときにフィルムカメラは不便です。でもちゃんと自分の目に焼き付けたよ。

透き通る青
<日本キャニオン>
十二湖から日本海沿いの国道101号に戻るときに見ることができます。
9:55 日本キャニオン
白い岩肌の断崖が遠くに聳えているのが見えます。
アメリカのグランドキャニオンに雰囲気が似ているってことで付けられたネーミング
ですけど、「本家とは比べ物にならないほどショボイよ!」ってことで有名なスポット
でもあったります。

日本キャニオン
…まぁね、そもそも日本にグランドキャニオンを求める方が無理があるしね。
確かに個人的にはこれといった感動はありません。
空気は綺麗ですたけど。
もっと岩肌が綺麗に見える高台があって、そこには遊歩道をしばらく歩くそうなんだけ
ど、そこまでして近付きたいとも思わなかったので遠くから眺めるだけにしました。

DIME・NON・YAMA
ではこれから関東に帰る方向に走り出します。
またまた国道101号を南下。
もうこの道は昨日と今日だけで3回も走っています。
<道の駅 はちもり>
10:30頃 道の駅 はちもり
青森県と秋田県の県境近くにあります。
少しお腹が減ったので、何か手頃な食堂がないかなーと思って入りました。
でも心に響くものが無かったのですぐに出ました。
<道の駅 みねはま>
10:50 道の駅 みねはま
ここの食堂でみんなでそばを食べました。なかなかおいしかったです。
石川そばっていうここいらの名物そばで、この道の駅ではそば打ち体験もできるみ
たいですよ。
12:10 秋田自動車道 能代南IC
昨日の夜に宿に向かうために使ったICです。また戻ってきました。
ここから高速で帰ります。
でも乗った瞬間に酷い土砂振り。ワイパー最速でも全然前が見えないくらいで
盛り上がってしまいました。
いやー、でも晴れているうちに観光できてよかったよ。
秋田市を経由して東北道方面にガンガン走る。
頑張れステッピー、横浜まで完走してくれ!
14:03 北上金ヶ崎PA
東北道に合流しました。でもまだここは岩手県。急いで帰らないと明日に支障が
出そうです。
16:36 国見SA
宮城県と福島県の県境まで来ました。
ここはよく立ち寄って牛タン串焼きとかを食べるSAです。
ちょっと帰ってきた感覚があります。
しかしここから宇都宮までかなりの渋滞。そうだったー!今はお盆だったー!
そりゃ混むわ。
21:10 佐野SA
あー、まだ栃木県です。疲労が溜まってきました。
22:18 川口JCT
ここから首都高に乗り、都心で降りて池袋に向かいます。
22:55 池袋駅
ここでまっちーとNONが解散。遅くまでお疲れ様でした。
ここから僕とDIMEとで睡魔と疲労と闘いながら「あー」とか「うー」とか言いなが
ら横浜を目指します。
8.15
0:30 帰宅
DIMEは僕の駐車場に停めている自分の車でさらに自宅まで運転。
あとわずかですけど頑張ってください。
…ふぅ。なんとかできました、2日での横浜〜津軽の往復。
ドライバーが2人いて、さらにナビ役の2人がサポートしてくれたからこそ出来た
ドライブでしたけどね。
明日からまた仕事です。さぁ寝よう。

おまけ