2005.5.6 走行距離:597km 支出:\5,052

Chapter.8 収束     

<道の駅 三笠>
4:25 起床

…眠い。今までで一番遅い起床だ。
きっと昨日夜遅くまで頑張りすぎたからだな。
まぁいいや。今日は最初の目的地が比較的近所なので、あまり早く行き過ぎても
真っ暗で何も見えないだろうから。

4:35 出発


<日本一の直線道路>
南は美唄市の光珠内、北は滝川市の新町。
この距離29.2kmを直線で結ぶ国道12号が「日本一の直線道路」と呼ばれています。

そう、ここを走りたいがために一番近所にある「道の駅 三笠」に宿泊していたのです。
早朝であれば混雑も無く悠々と走れるだろうからね。

4:50 日本一の直線道路

上の写真がそのスタート地点を示すものなんですけど、後日現像してショック!
逆光で標識の文字が全然写って無いじゃないっすか!
ホントは「直線道路日本一 29.2km」って書いてあります。
…いずれまた写真を撮り直しに行くかもしれません。

この道、普通に街中を走るので、信号や交差点での右折左折レーンがあり、ハンドルを
切る箇所もそこそこ存在するので何も考えずにスイーーッと走れるわけではありません。
左右も建物が立ち並んでいるので、景観にも期待できません。

僕のように「日本一の直線道路を走ったというステータスを入手することに意味がある」
とか考えるのであれば、いいかもしれない。
爽快感とか景観とかを含めると、僕は断然「オロロンライン」が一番だと思う。


この日本一の直線道路、今回は完走するのではなく、終盤の滝川に入ったところで
国道38号に反れることにしました。

というのも、昨日書いたとおり美瑛の丘を観光したいから。
一昨日はイマイチの天気だったのでスルーしたけど、今日ならきっとバッチリだ。
しかし早朝なのに国道38号は結構込んでいるね。
みんなGWなので富良野にでも向かっているのだろうか?

富良野を経由したら渋滞にハマると思い、直接美瑛に行ける道を探す。
うん、あった。奈江川沿いに行こう。
その後も裏道を駆使して6:30、美瑛に到着。


さぁ、丘めぐりをしよう。
畑の中に立っている立て札を元に、順番にアプローチしていきます。

7:02 観光開始


<北西の丘展望台>

南端の美唄市から

畑と雪山

ギリギリ観光シーズンが始まった、といったところかな?
ホントは美瑛の丘ってジャガイモの花やトウモロコシ畑、ラベンダーが緩やかな丘に綺麗な
模様をを描き、パッチワークのような景観が広がるんですけど、今はまだそれには至っていない。

ちょうど耕運機で土を掘り起こし、ジャガイモの苗を植えたところ。
土と苗の緑で描くパッチワーク。まぁこれもこれでいいか。


<ケンとメリーの木>
丘の上にあるポプラの木。昔日産スカイラインのCMに登場した木です。
あ、写真は撮りませんでした。
2002年にドライブしたときに撮ったからいいやって思っちゃって…。
後から思い返せば撮ればよかった。残念。

ケンメリから北西の丘を見る

<マイルドセブンの丘>
ここも定番のスポットですよね。昔この丘でマイルドセブンのCMが撮影されたそうです。
でも今のこの時期は…、土ばっかりでした。茶色の丘。
でも天気がいいからいいや。

マイセンの丘

ところどころに立て札を頼りに畑の間の狭い道をステッピーでトロトロ走ります。

ここいらは観光地ではなく、あくまで個人の畑なので大きい道は存在しません。
ツーリングマップルで確認しようとしても道が複雑すぎてよくわからないので
実際に自分の目で確認しながら移動するか、駅前等の観光施設で詳細な観光
マップをもらってから行くのがいいかと思います。

もっとも、名前が付いていなくても綺麗な景色が広がっているところは無数にある
ので、適当に回ってみるのも賢いかも。


<セブンスターの木>
適当にグルグルと走り回っていたら、遠くの丘に一本の木が見える。
あ、あれがセブンスターの木かな。

丘の上の木

以前セブンスターのパッケージになっていた木だそうだ。
なだらかな丘にポツンと一般生えているのがいいアクセントになっているね。


この辺で美瑛北西部の観光はひとまず終了。
美瑛のスポットは大きく分けて北西部と南東部の2箇所にわかれているので、
今度は南東方面に行きます。

この時点で8:00ちょっと前。
まだ数台しか観光客の車と擦れ違っていない。
やっぱ美瑛観光を朝に設定してよかったな。昼近くになるとこの狭い道にも
観光バスがたくさん入ってきて、観光客ゾロゾロ登場の、とんでもない光景に
なるそうだ。


南西部ではまず「拓真館」の駐車場に車を停めて地図を確認。
「拓真館」は写真家前田真三が美瑛を撮り続けた写真を展示している施設です。
この時間はまだオープンしていません。
まぁいいのです。自分の目で見て回りますから。


<新栄の丘>

新栄の丘から

360度広がる畑の中に大きな駐車場。土産物屋みたいのもあります。
美瑛の丘の中でも結構メインに近いスポットらしいですね。シーズン中は激混みで
駐車もままならないとか。
しかし今はここも茶色い畑が広がっていて、現在はイマイチ。
しかも風が強くてメチャ寒いです。


<三愛の丘>
…むぅ、あまり丘らしい丘が視界にない。
どうやらここは、他の展望台に比べると地味だが観光客が押し寄せない穴場的な
スポットらしいです。
トイレだけ寄って出発しよう。写真は撮りませんでした。


<千代田の丘>
丘の上に白い教会のような展望台が立っているのを目印にアプローチ。
なかなか爽快な眺めの丘です。
この千代田の丘付近でステッピーと丘の写真を撮っておこうと思います。

美瑛の丘とステッピー

ステッピー、今日も頑張ってくれています。
相変わらずエンジンからは奇妙な音が発生しています。
そりゃこんだけ走ればどっかおかしくなっても不思議じゃないよな…。

8:27 美瑛観光終了

閑散としている中を走れてよかった。美瑛を立ち去ろうとしている頃、徐々に観光客
やバスが増え始めていたよ。
(ガソリン \4172)


さて、これで北海道における僕の目的がほぼ終了しました。
観光も一通りしたし、うまいものもたらふく食ったし、車中泊も自炊も滞りなくいって
良かったわ。
強いて言えば後やるべきは、北海道海岸一周におけるまだ未開拓の地域、つまり
函館より西の部分を回るくらいだ。非常に短い距離だけど。

帰りのフェリーは明日の夜20:30函館〜青森間で予約してあります。
だから余裕はまだある。
しかし正直な話、少し疲労がたまっている。昨日の夜の残業が大いに響いてます。
そして明日の天気予報が雨。
今ま必死になって低気圧から逃げてきたけど、明日からのは大きくて逃げられそうに
ありません。

だから以下のようなプランで行こうと考えました。

・今日中になるべく函館に近付く。(なおかつ静かな道の駅で車中泊が理想)
・でも極力今まで走ったことの無い道を走る。
・明日はフェリーの中くらいしか睡眠時間が無いので、今日はたっぷり寝ておく。
・明日はなるべく動かず、函館近辺でウロウロするだけにする。
・恵山岬は踏んでおきたい。

よし、プランはまとまった。
少し気が楽になったので、職場に連絡する用事を思い出し、電話しておいた。


富良野から道道135号に入る。
山の中を走る結構な裏道らしく、全く車が無くて爽快だ。
…全く景観は開けないけど。

国道452号に接続。進路を南の夕張方面に取ります。
すぐに「三段滝」の標識が出てきた。
あ、滝がこの道沿いにあるんだ。じゃあ見ていこう。


<三段滝>
9:35 三段滝

ここは簡素な店も併設されていました。
そこから山道に入り、鬱蒼とした木々の中を100mほど下る。
するとゴウゴウという滝の音が聞こえてきました。

三段滝(2段目と3段目)

ドッヒャー!すごい水量だよ、これは。
洪水みたいに豪快に川が荒れ狂ってます。落差は無いのであまり滝という感じはしない
けど、数えてみるとちゃんと3段あるっぽいかな?
落ちたら死ぬでしょうけど、柵とか無いのでギリギリまで近寄り、飛沫を浴びながらその
迫力を楽しんでみました。


引き続き国道452号をずっと南下。
何も無い夕張山地の中を突っ切ってます。交通量皆無。
「大夕張ダム」の辺りでお腹が減ってきたので自炊でもしようかと思います。

10:30 大夕張ダム近辺で自炊開始

荒れた空き地にステッピーで突入し、そこでお好み焼きを作ることにしました。
小麦粉やソースやキャベツを車に積んで置いて良かった。
肉系の具は一切無いけどまぁいいや。
小麦粉だらけのお好み焼きが完成!
エネルギー補給には最適か!?

車内でお好み焼き

もう時間もそんなに気にする必要が無いからいいね。
昼間っからゆっくり自炊して、ノンビリ食べました。
周りの草花や、すぐ脇を流れる夕張川の眺めが良かったです。


再びハンドルを握り、夕張市の中心部に入る。
そこからは西へ向かい、国道274号に乗る。
このまま道東自動車の下を辿るような感じで、追分町IC・千歳東IC・恵庭ICの下を通る。
途中は3桁道道だったりして異様に道が細くて間違えそうになり、何度もツーリング
マップルを確認しながらも無事通過。

恵庭からは道道117号で西に向かいます。
あぁ、この辺は昨日の朝に走った支笏湖のすぐ近くだ。昨日の朝はここの5kmほど南の道
を同じように西に向かって走っていたんだな。


<ラルマナイの滝>
走っていたら標識があったので車を停めてみた。

13:05 ラルマナイの滝

かなり落ち葉や木の枝等の貯まった遊歩道を数分歩くと、滝が見えてきた。
水量は少なめ、コンクリの固まりみたいなノッペリした岩の上を水が流れ落ちている。

うーん、午前中に三段滝を見た後では迫力不足な感が否めないかな。
観光客は僕のほかにもう1グループいたけど、「これが滝?」みたいな顔をしていた。
そんなワケで写真は撮りませんでした。


<白扇の滝>
13:30 白扇の滝

ラルマナイの滝のすぐ先にあった滝。
その名の通り、扇を広げたような幅の広い滝でした。
「おぉ!」というような感動は無いけれど、ラルマナイの滝よりも風情があって良かったと思う。


支笏湖側へは降りずに、国道453号を北上開始。
でもこのままだと札幌の中心地にまた突っ込むので適当なところで左に折れ、そしたら
国道230号に乗ったので南下する。
あぁ、この道って昨日の夜に定山渓から札幌に向かう途中に走った道かぁ。

そのまま定山渓を通過すると、峠に入ったようで道はグングン登っていく。
この先にあるのが「中山峠」なんだね。


<道の駅 望羊中山>
標高831mの中山峠にある道の駅です。ここで休憩します。

14:35 道の駅 望羊中山

この旅で何度も見ているけど、羊蹄山が凄く綺麗だ。

中山峠からの羊蹄山

似際手知多ので楽しくなって道の駅の建物内を巡ってみる。
ここでは「あげいも」っていうのが名物らしい。買ってみようか。
(食費 \280)

早速ステッピーの中に持ち帰って食べてみる。
アツアツでホクホクでうまいです。ずいぶん腹にたまって元気出てきたぞ。

あげいも!

ここから留寿都に向かって峠を下ります。
どんどん羊蹄山が近くに見えてきて気持ちのいい下り道だ。


<道の駅 230ルスツ>
15:20 道の駅 230ルスツ


ここはトイレ休憩のみで立ち去ります。

そしてボチボチ北海道中央部の広大な大自然ともお別れです。
ここから先は道南の渡島半島。
旅の終焉が徐々に見えてきた気分です。ちと寂しい。


国道230号を辿り続け、洞爺湖の側をかすめて豊浦で海岸線に出る。
そのまま海沿いに長万部まで行く。
しかし僕、今までいつも渋滞に巻き込まれている経験上からこの道はあまり好きではない。
このまま進んでいっても目ぼしい道の駅は無いですし、リフレッシュする意味でも違う道
を開拓してみたい気分。

だから国縫まで来たときに内陸部に入ることにしました。
あ、この道も国道230号なんだ。奇遇だ。
ということはぼくは札幌のすぐ南の地点からずっと国道230号を辿っていたのか。


<美利河峠>
17:05 美利河峠

…バテた。
今日は峠道ばかりだったので精神力も体力も削られた。しかも寝不足だし…。
何も無い駐車帯ですけど、ここでステッピーの後部シートに移動してゴロリと横になる。
体力が回復するまで少々休みます。


17:30、ちょっと回復。
最寄の入浴施設に行き、今日は早めに寝ようと思う。
観光客はあまり来そうにない、閑静な住宅街の中をのんびりのんびり運転する。


<「あったからんど」>
今金という町の、国道を少し反れたところにある入浴施設。
ここでお風呂にします。

17:45 「あったからんど」

小規模で地元の人が中心の入浴施設だけど、充分にくつろぐことが出来ました。
そういやまだ暗くなりきる前にお風呂に入ったのって今日初めてかな?
それだけ疲労していたのかも…。
(入浴 \370)

そして、今日が道内で過ごす最後の夜!
そしたらもうこれしかないでしょう。ビールを購入!
(食費 \230)

寝る前に飲むぞ!ちょっと元気出てきたぞ!急いで寝床を探そう。

日本海側の国道229号に出る。
ここは上陸初日に走った道だ。もうずいぶん昔のことにように思えるなぁ。


<道の駅 てっくいランド大成>
19:25 道の駅 てっくいランド大成

もう体はボロボロです。
そしてここは風が強いし寒いです。しかしやることはやらねば!
最後までポリシーは貫かねば!

…ってことで自炊しました。
今日は明太パスタです。風と寒さでなかなかお湯が沸騰しない。さらにコンロのガスが
切れかけて火力不足も原因かも。
もうどうでもいいや。沸騰しなくても、熱いお湯の中にしばらく沈めておけば充分柔らかく
なるでしょ。お湯をギリギリまで減らし、一度も沸騰しないままパスタがなんとか茹で上が
りました。

そして待望のビール。
北海道最後の夜にカンパイ!
酔うね。普段の3倍酔う。正直グッタリだ。


20:10 就寝

2005.5.6 走行距離:597km 支出:\5,052

Chapter.7

Chapter.9

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Chapter.3

Chapter.2

Chapter.8

Chapter.6

Chapter.5

Chapter.1

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