2005.5.4 走行距離:682km 支出:\6,219
Chapter.6 大地

氷のモニュメント
ここ、すっごい寒いです。さすが元最寒冷地ってトコでしょうか。
周りに雪が1mくらい積もっている。その雪の上にカメラを設置してこの写真を撮ってみたよ。
見るだけで寒々しいモニュメントです。
敷地内には温度計があり、現在の気温がわかるようになっていました。
このとき気温何度だったか忘れたけど、1桁だったのは間違いない。
ここクリスタルパークにはちゃんとした観光施設があり、「日本最寒の地到着証明書」が
発行できたりするんだけど、当然この時間にはオープンしてなかったです。
僕はわりと証明書好きなのになかなか集まらないなぁ…。
<朱鞠内湖>
7:15 朱鞠内湖
クリスタルパークのすぐ南にある巨大な湖。
地図を見ればわかりますけど、他に例が無いほど複雑な形をしていますね。
ここも今まで見てきた中規模の湖と同様に凍ってしまっています。

朱鞠内湖
朱鞠内湖で忘れてはいけないのが、ここのダムと鉄道の建設に当たって多くの犠牲が
あったこと。その中に強制労働させられた朝鮮人も数十名含まれていること。
この厳しい環境下で、粗末な衣類と食料でキツイ労働をさせられたのだから、その光景
は凄惨だったんだろうなぁ…。
慰霊碑も湖岸に立っているそうですが、場所がわからないし今回はスルーします。
<道の駅 森と湖の里 ほろかない>
腹が減ってきた。雪原を走っていると道の駅の標識が見えてきた。
ここはソバの生産量が日本一らしい。
へぇ、今まで北海道とソバってあまり結びつきが無かったので意外だなぁ。
7:50 道の駅 森と湖の里 ほろかない
もし日中だったら道の駅でソバでも食べてみたいところだったけど、この時間なので
自炊をします。
自炊といっても簡単にトーストと目玉焼きね。
食パンは先日稚内で買ってまだ使っていなかったので消費しなければ。

トースト&目玉焼き
トーストは直火でコンロであぶります。
火に被せるようにして焼けば炎上するようなことはありません。
でも焼き上がりのタイミングを見極めるのがちょっと難しいかもしれません。
食後は再び国道275号を南下します。
交通量がほとんどなくて走りやすいです。南に行くにつれて少しずつ雪が消えてきた。
曇り空だけど日も昇ったみたいで気温も高くなってきた。
9:30頃、旭川に入りました。
ここは都会なのでなるべく立ち止まらずに通過したい。
次の目的地を大雪山方面に定め、旭川を東側に抜けました。
<道の駅 ひがしかわ道草館>
あれ、こんなところに道の駅があるよ。2005年版のツーリングマップルには
載っていないから新しいところなのかな。
休憩のために立ち寄ろう。
10:00 道の駅 ひがしかわ道草館
ここはトイレだけ借りてすぐに出発。
目的地は大雪山のふもとにある「天人峡」の「羽衣の滝」。
羽衣の滝は落差270mを7段に分けて流れ落ちる優雅な滝だそうだ。
これは是非見ておきたいですね。
正面に雪を被る大雪山を見据えてステッピーを走らせます。
道はゆるやかに高度を上げていきました。
<天人峡>
10:35 天人峡 駐車場
…なんか変だぞ。駐車場で係員が一台一台の車のドライバーに何かを伝え、
その車はUターンして戻って行ってる。
なんだなんんだ??
係員がステッピーにも近付いてきました。
係員:「どちらまで行かれるんですか?」
YAMA:「もちろん羽衣の滝を見に来たんですけど。」
係員:「羽衣の滝、実は昨日に雪崩が発生して滝まで行く遊歩道が塞がって
しまったんですよ…」
YAMA:「何ー!じゃあここまで来たのに滝を見れないじゃないですか。
ここいらには他に見所はありますか?」
係員:「うーん…、後は有料になっちゃいますけど温泉とかなら入れるホテルが
ありますよ。」
YAMA:「温泉は今は入りたくないなぁ…。そうだ!ここに来るまでに間に大雪山旭岳
方面に分岐する道がありましたよね?そっちは通行止めだったりしますか?」
係員:「そっちはたぶん大丈夫だと思いますよ。」
…良かった。
実は天人峡、山間部の行き止まりにあるスポットなので、ここからはどこにも
行くことが出来ないんです。それこそ空振りだったら旭川までまた戻るしかない。
では、大雪山旭岳への道が生きているそうなのでこれからそっちへ行きます。
しばらく来た道を戻る。
そして旭岳方面への分岐に入る。
<大雪旭岳原水>
分岐を入ってすぐ、原水の標識が出ている。おぉ、これは寄っていこう。
少々狭い道を走ったところにそれはありました。
11:00 大雪旭岳原水
全部のペットボトルに水を補充。
他の旅行者の人と暫し歓談したりする。
周りにあまり人がいないから、ちょっとステッピーを洗ってあげようか。
実はもうステッピーは全身ドロドロで、ドアを開け閉めするだけでも手が汚れるくらい
なんですよ。
ペットボトルに汲んだ水をかけてやり、軽くスポンジでこすっただけでずいぶん綺麗
になった。
そうだ、この旅で購入した宗谷岬・納沙布岬・襟裳岬のステッカーをステッピーに貼っ
てあげよう。リアの綺麗になったに貼ってやり、うん、満足。
<大雪山 旭岳>
11:30 大雪山 旭岳
これも道の行き止まりまで行きました。

大雪山が間近に
「大雪山」っていうのは1つの山の名前ではなく、いくつかの山々の総称なんです。
その大雪山系の中でも最も標高が高いのがこの旭岳で、通常「大雪山」と言ったら
ここを意味します。
標高は2290mあり、日本百名山のひとつでもあります。
で、相当に寒いです。
旭岳へと昇るロープウェイ乗り場で車を停めて降りてみた。
ロープウェイは吹雪のために止まっていたようだが、ちょうど僕が到着した頃に
動き出したらしい。
一瞬上まで行ってみようかなぁと思ったんですけど、周りを見たらみんなスノボウェア
とか着込んでいて、ボードを持っているんですよね。
ヤベッ、場違い。
上まで行ったら凍死してしまいますね。見上げるだけにします。
<忠別ダム提頂広場>
12:00 忠別ダム提頂広場
忠別側に設置されたダム。旭川と大雪山方面を結ぶ道道1160号から見下ろせます。
巨大なダムです。特にグッと来るものはありません。
そろそろお昼の時間です。
今日はどこで何を食べようか。旭川に戻るので、定番だけれど「あさひかわラーメン村」
に行ってみようか。
ツーリングマップルを見てみると旭川の町中の交差点にあるよ。
こりゃ行くまでがブルーになりそうだけど、まぁいいか。
<あさひかわラーメン村>
旭川ラーメンが8店舗入ったテーマパーク(?)です。
複合ショッピングセンターの「旭川パワーズ」内にあります。
駐車場は結構混雑しててギュウギュウで出し入れしにくかった。
12:50 あさひかわラーメン村

ラーメン村外観
ここに来るのは3年ぶりだな。
店舗はあのころからチェンジされているのかな?
でも前回どこで食べたかも覚えていないから関係ないか。
そこそこ興味があり、行列も少なそうな「元祖 旭川ラーメン」という店の列に並びました。
GWってこともあってか、どの店舗もかなりの待ち時間です。ファミリーも多いです。
寒いな。風も強いしガタガタ震えるほど寒い。
30分ほど並び、店内に入れた。
寒い日のラーメンは生き返るね。
(食費 \800)
(ガソリン \4919)
ここからのルートを考える。
南下して北海道海岸線一周の続きでもやろうかな。
そうするとここから美瑛や富良野を通ることになるな。
美瑛も富良野も魅力的な観光地ではあるけれど、この天気では美瑛の丘も見栄え
はイマイチだと思うし、富良野にいたってはまだ花とか咲いていないんじゃないかな。
だから美瑛はパス。
天気が良くなったらまた来よう。
富良野は花畑の観光は一切せずに、季節に左右されない「麓郷の森」でも行って
みようか。
よし、じゃあ出発。
国道237号(花人街道)を南下し、美瑛を通過。
そして目的地の麓郷の森が全然見つからないというハプニング。
この辺は無名の道ばっかりで全然目印が無いなぁ…。
グルグル回り、ようやく道を発見。狭くて擦れ違いすら困難な道だね。
富良野駅からは思ったよりずいぶん距離があったけど、なんとか到着できました。
<麓郷の森>
15:10 麓郷の森
ご存知、ドラマ「北の国から」の舞台になったりロケ地になったりした場所です。
しかし僕は前述の通り、「遺言」の後半しか見たこと無いのでどこか見所なのか
イマイチわからない。
実はこの麓郷の森自体2回目なんだけど、前回は遺言すら見ていなかったので
退屈なだけだったなぁ…。
今回は目に付いた「拾ってきた家」というスポットの駐車場に入りました。
混んでいます。満車でした。
駐車場には警備員が常駐し、数分待ったところで誘導されて駐車できた。

ロケ地を遠望
ここには他にもドラマで登場した家がいくつかあったのですが、よくわからないので
上の一枚だけを写真に収めました。
僕が写真を撮った場所より近付いたり、中に入るには数100円かかります。
当然僕は遠望でいいや。
周りはファミリーや中年旅行客で溢れていました。
うーん、やっぱ僕みたいのが行っても無意味か。
一応パネルみたいにのが各展示品ごとに用意されており、説明文やドラマのシーン
がついていました。例のじいちゃんも昔は若かったんだなぁ。
次はさらに車で奥地まで走り、「五郎の石の家」というところに来ました。
ここはメインらしく、駐車場もかなり広いし土産物屋まで出ています。
ここから歩いて10分くらいで石の家らしいです。
他にも行くつか見どころはあるようだけど、石の家だけでいいや。
森の中をフラフラ散歩してると石の家が見えてきました。
ここも近付いたり家の中に入るのは有料です。
無料コースだと、数10m離れた展望台から遠望することになります。
迷わず無料コース。
確か以前は中まで入ったっけ?

石の家
うん、こんなところかな。
そろそろ日も傾いてきたので、引き続きに南を目指して走り出そう。
<道の駅 自然体感しむかっぷ>
16:51 道の駅 自然体感しむかっぷ
トレイ休憩。
ふと空を見ると、ちょうど雲の切れ間にいた。進行方向の南側が晴れている。
やったね!
この旅では一度もカサをさしていないんだけど、代わりにスカッと青空が広が
ったこともほとんどない。
季節的なものなのかもしれないけど、やっぱり晴れて欲しいよね。

天気の境界線
あとはひたすら海を目指すだけだ。
海へ出るポイントを静内の「二十間道路桜並木」に設定。
さぁ走ろう。
なんかステッピーを酷使しちゃってるから、ときどきエンジン音が変になったりして
凄く気になる。
せめて無事に神奈川に帰るまでは持ってくれよ、ステッピー。
とりいそぎ、僕の好きなCDを取り出して大音量でかける。
こうすればエンジン音はほとんど聞こえなくなるし、バカな僕はそのうちノッてきて
不安なんて消しこんでしまうのです。(←それでいいのか…?)
旭川からずっとキープし続けてきた国道237号で振内町まで南下し、そこから
道道797号で貫気別へ、そして道道71号に乗り換える。
うーん、複雑。
あとはこの71号をまっすぐ行けば「二十間道路桜並木」に着くみたいだね。
しかし71号は狭いし山道だし普通の住宅地は通るし、地図で見てもありえないほど
蛇行しながら海に接続している。
普通に海に出たいだけだったら他にいくらでも便利な道があるけれど、こういう道を
走るのもまた楽しいね。
二十間道路桜並木のちょっと手前で日が落ちる。
空雰囲気から察するに、明日は快晴になるな。
凄く楽しみだ。

静内の落陽
<二十間道路桜並木>
18:45 二十間道路桜並木
ここは5月の中旬くらいには直線7kmの道路沿いの桜が咲き、素晴らしい観光スポット
となる場所。
道路の幅が36m(二十間)あることが名前の由来です。
夕日の残り火が消えようとする頃にここに到着。
当たり前ですけどまだ桜は咲いていなくって、ほとんどツボミです。
また機会があったら桜の時期に来てみようか。
ついに海沿いの道に出た。既にあたりは真っ暗です。
これからやることと言えば、お風呂と寝床探し。
海沿いの国道235号を西に向かって走りつつ、これらのポイントも同時に探索します。
<門別温泉 とねっこの湯>
おっとー!なんか温泉施設がありましたよ。
一度通り過ぎた後に慌ててUターン。道内の道路は僕も他の人も飛ばしてるから、
何かあってもつい通り過ぎてしまいがちだし、気付いても後ろの車も飛ばしているから
急ブレーキは危険。
じゃあここでお風呂にしよう。
19:40 門別温泉 とねっこの湯
ここも僕好みの綺麗な入浴施設でした。
(入浴 \500)
ここで仲間に電話をして今後の天気を調査してもらった。
明日は快晴、明後日も晴れだそうだ。
じゃあ明日は海岸線や積丹を走り、明後日に今日観光しなかった美瑛の丘をリベンジ
しようかな。
疲れは貯まっているけど、ヤル気出てきたぞ!
また西へ向かって走り出し、鵡川にある道の駅を目指す。
道内は大都市でもない限り、日が暮れるともう真っ暗。
しかも周りの車は80km以上出してくるから自然とかなりのハイペースになる。
もうお疲れだし風呂上りだからマッタリノンビリ走りたいのになぁ…。
<道の駅 むかわ四季の館>
ふぅ…。今日はここまでね。今日は結構残業しちゃったな。
20:57 道の駅 むかわ四季の館
今日はヘロヘロなので食欲もないし、自炊はしません。
一応朝に自炊をしたから、ちゃんと道内では毎日自炊はしてることになってるね。
このまま寝ます。おやすみ。

2005.5.4 走行距離:682km 支出:\6,219
Chapter.6
Chapter.6