世界遺産・白川郷

2005.1.9
走行距離:1131km
実行人数:4名

本州に低気圧が接近してきた
こんな中、どこへ行けば楽しめる? …じゃあ白川郷!

白川郷の合掌作り









1.8
20:45 出発

「とりあえず、ヒマな連中でどっかに行こうか?」みたいな話でした。
それで、その前夜の20:45、僕は仲間との集合場所に向けて、ステッピーを
走らせました。

21:30 横浜駅

今回のメンバーである、江成・さかもと、そして後輩の室伏が合流。
そういえば、さかもとってまともにステッピーに乗るのは初めてだっけ?
散らかった車内ですけど、どうぞよろしく。

2:05 東名高速 横浜町田IC

北に行ったら豪雪に飲み込まれそうなので、とりあえず西に向かうことにした。
目的地はそのうち決まるでしょう。


1.9
0:30 浜名湖SA

ここで夜食休憩。まだ目的地が決まらない。
SA内に地図があるので、それに向けて画鋲を投げて、刺さった場所に行こうか
って話になった。
室伏が画鋲を投げるんだけど当然うまく刺さらない。

一応ぶつかったところ、ってコトで、北陸に向かうことにしました。
さかもとが日本海を見たことが無いと言っているので、ちょうどよかったかな。

愛知県の一宮JCTから東海北陸道に乗り、北上を始めるステッピー。
そしたらすぐに凄い雪になった。

3:40 ひるがの高原SA

SAの駐車場も積雪!

SAの駐車場なんて停止線とか全然見えなくて、10cmくらい積雪があるから
決死の覚悟で車を突っ込ませなければならないよ。
そこからトイレに行くにも雪の中をザクザク歩いていくカンジなんです。

そりゃ周りに車もほとんどいないハズですわな。

ステッピーにも積雪

トイレに行って戻ってきた頃にはステッピーのフロントガラスにも雪が積もって
中が見えなくなってました。
うわー、ステッピーも凍えているよ〜!かわいそう。

なんか周りを見たら、長時間停まってそうな車なんて屋根の上に雪が50cm
くらい積もっていて大変なことになっていたよ。
タイヤも半分くらい雪の中だったし。

ステッピーの前で
記念撮影

ここからの高速も相当リスキーです。
全面雪で、わずかにできているわだちを恐る恐る走らなければいけないので、
時速50〜70kmくらいしか出すことができない。
しかも江成に運転を代わっているときには、スリップして180度回転した車も
見たそうですし。アワワ…、恐ろしい。

4:10 荘川IC

このあと東海北陸道は途切れるので、ここから一般道になります。
これまた心細い道をザクザク進んでいきます。

5:25 白川郷IC

ここから東海北陸道が復活するので、再び高速に乗ります。
そういえば、ここがあの有名な白川郷なんだ〜。
すごい雪の中にあるんだね。素通りするのはちょっともったいなかったかな?

6:05 東海北陸道から能越自動車道に接続

6:13 高岡IC

ここから国道160号に乗り、北を目指せば能登半島だ!
もうすぐ日本海を見ることができるよ!

7:00 氷見市

氷見市の北部で日本海がすぐ横に見える。
しかしね、天気は雨、太陽は見えずに薄暗く、海はよどんでいる…。
これは観光したいテンションではないわぁ…。

どうしようか考え、
「どうせ低気圧なら雨より雪がいいだろう。雪だったらさっき通過した白川郷が
いいだろう。あそこだったら雪が降ってたほうが絵になるし、ちょうどいい。」
ってことで、早速白川郷に引き返すことにした。

今度は一般道で。
五箇山辺りの雪道はかなりスリリングだったけど、なんとか走行。
五箇山も合掌集落だっけか?
興味はあるけど、今回は白川郷に行きたいからまた機会があったらってコトで。


<白川郷 どぶろく祭りの館>
10:23 白川郷 どぶろく祭りの館

なんか地図を見てもイマイチ合掌集落の場所がわかんなくて、ここに入って
道を聞いたりパンフをもらったりしました。
何も調べずに来たから何があるかも全く分かりませんし。


<白川郷 萩町集落>
11:00 白川郷 萩町集落

ようやく到着。ものすごい雪ですけど、歩いて観光しましょう。

道を一本反れると雪の中

土産物屋が並んでいて、お決まりのせんべいとか飛騨牛コロッケとか
飛騨牛の握り寿司とか店頭で販売されているんです。
僕は飛騨牛コロッケの店でコロッケを購入。
ソースではなくて、塩で食べるらしいんだけど、牛の風味がそのまま生きていてさ、
こんなコロッケ初めてですよ。
確かにソースじゃなくて塩のほうが素材の味が生きるよな。


<和田家>
ここいらで一番大きく、そして有名だと言う和田家の前に行きました。
中にも有料では入れるけど、とりあえず外から眺めます。
豪雪に耐えたドッシリとした合掌作りにしばし見入る。

雪の中の和田家

ちなみに白川郷を縦断する、しっかりした道路と両側に立ち並ぶ土産物屋もちゃんと
あるんだけど、雪と戯れまくっていたせいで写真をあまり撮っていませんでした。
だからこんな雪だけど、しっかり楽しむことができますよ。


雪は降り続ける。
フワフワの雪で、結晶まで肉眼でわかるほど綺麗な状態なんです。

調子に乗った江成は雪溜まりの中にダイブします。

雪に埋もれる江成

…そして雪の中に見えなくなりました。
しばらくかけてもがきながら脱出したようだけど。

雪の中は柔らかいのかと思いきや、凄い圧迫感で動けないし
息もできなかったらしい。
というワケで、江成は雪まみれで顔も真っ赤になってるんですけど、
次のスポットに向けてまた4人で歩き出します。


<萩町城跡展望台>
合掌集落を一望できる小高い展望台です。
ここに向けて歩こうと、標識どおりに脇道を歩いていたんですけど…。

道も埋まってます

車はおろか、人間すら通れなさそうなほどの雪。パッと見、積雪は30cmくらい。
決行するならヒザ下を犠牲する覚悟が必要そうです。
これは無理しないほうが良さそうな気がするけど…。

「どうする?」と、女性メンバーのさかもとに尋ねてみた。
女性のさかもとが「嫌だ」とい言うのであれば、当然決行はしないし僕らも突撃の
必要が無くなって一安心できる。
逆に「行く」と言うのであれば、キャラ的に僕らが尻込みするのはカッコ悪い。

さかもとの答えは、「行こう」でした。
えええーーっ!?
命知らずだー!でも行こうと言われたからには断れないやー。突撃ー!


※あとから聞いたら、さかもとの認識は、「俺らは行くけど、オマエはどうするの?」
 と言う意味で聞かれたと思って「行く」と答えたらしい。
 そりゃ、そういう意味だったら行くって言うわな…。尋ね方が悪かった。(←反省)

雪はヒザ丈

ちょっと、雪が深いんですけど!
最初はヒザくらいまでだったけど、モモくらいまでのところとか普通にあるし!
僕は調子に乗って一番前を歩いていたので、全く足跡とか無い場所にわだちを
作って行かなきゃいけないので大変な労力だ。
展望台に向かっているんだから当然登り坂ですし。

暑い。カサはもういらない。
でも足はとっくにグチョグチョで感覚なんか全然無いですよ。


はるか後方を見ると、僕らが歩いているのを見て観光客のオジサンが着いて
きている。
きっと「普通に歩けるんだ」と思って着いてきて、今は後悔の念でいっぱいで
しょうけど、僕らが開拓したわだちを易々と使わしてあげるのもシャクだなぁと…。

で、イジワルな僕はワザとジグザグ走行し、ヘンテコなわだちを残してオジサン
を困らせることにしてみた。
まぁ、そんな歩き方をすれば、先頭を歩く僕が一番体力を消費して困るんです
けどね。


たった数100mに20分をかけ、ようやく展望台に辿り着きました。

なぜか人がいっぱい。今まで雪に足跡すらなかったのに、人がいっぱい。
「あれ?」と思ってると、展望台の裏のほうからシャトルバスが「ブーン」とか
普通にきてました。

愕然!
歩く必要なかった!!

…でもいいや。こういうことできるのが僕ららしさだもんね。

展望台から集落を見下ろす

うーむ…。雪でよく見えない。
ここは、ガイドブック等々で必ず目にする、合掌集落を一望する有名スポット
なんですけどね、上の写真では目を凝らさないと家がわからないですね。

ちなみに右側に連なっている合掌作りの家々の間を右下から左上に通る道が
白川郷のメインストリートです。

帰りはちゃんとシャトルバスを使用しました。
途中で四駆の車が雪にはまって立ち往生していました。
雪って恐ろしいです…。


<であい橋>
シャトルバスの到着地点付近の景色もなかなかです。
庄川と一緒に視界に納まる集落が幻想的です。

<「いろり」>
であい橋を渡ると、ようやく最初の合掌集落のメインストリートまで
帰って来れました。無駄な運動をしたのでお腹が空きました。

食事処の検索を行うと、「いろり」という合掌作りの食事処がメインストリート
沿いにあるらしい。
「いろり」という単語が、グチョグチョになった僕らの体を暖めてくれそうな
気がしてさ、行ってみることにしました(実際囲炉裏はあります)。

合掌作りの店内は落ち着きのある空間。
名物の飛騨牛の朴葉焼き定食を注文しました。
味噌仕立てです。飛騨牛、やわらくておいしい!


食べ終わって店を出た瞬間、屋根の雪が「ドザザーッ!!」って崩れてきてね、
僕はギリギリで避けたんだけど、江成の頭に直撃してすごいことになった。

近くにいた同い年くらいの女性観光客グループも爆笑していた。
なんか食後と言う一番の至福の時間に、首を痛めるんじゃないかってくらいの
雪の直撃を食らってさ、それも一種の才能だよね。(←?)
うらやましいわ。


民芸品を見たり、お土産を購入したら、そろそろ白川郷ともお別れです。

14:00 白川郷出発

「であい橋」付近で

水墨画のような世界も
見納め

帰路は名古屋経由ではなく、一般道で松本まで走っちゃいます。

15:30 飛騨高山通過

16:35 平湯通過

このアプルス超えが今回で一番標高の高いところだね。
雪はハンパないし、気温も氷点下11度だって。寒い寒い。

16:42 安房トンネル通過、長野県へ

ここから上高地エリアですなー。走り慣れている道だ。…夏であれば。

18:04 松本IC

ここから高速に乗っかります。既に真っ暗。急いで帰ろう!

18:58 双葉SA

19:55 八王子IC

高速を降りる。あとは一般道を数十キロ走ればゴールです。

21:35 横浜駅で解散

いやー、寒かったね。みんな、今夜は暖かくして寝ようや。

22:30 帰宅



白川郷に行った割りには、雪に興奮しちゃって肝心の合掌集落の写真が
少なかったことに気付きました。
次回、白川郷や五箇山に行くときにちゃんと写真を撮ってきます。
お楽しみに!
「中部北陸大暴走(2-73参照)」