Chapter.3

Chapter.3

Chapter.2
Chapter.1
石鎚スカイライン突入
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Chapter.3








8.14
4:00 松山市内のバス停で車を停めて仮眠を取っていたんだけど、そろそろ起きよう。

アラームをセットしておいて良かった。
そうでなければ10時間くらい平気で寝れただろうな。

やよこを起こしてナビを頼み、真っ暗な松山を脱出します。
どこに行こうかねぇ。石鎚山なんて面白そうだね。そっちに行こうか。


国道11号から国号494号に乗る。
この国道494号がすまさじい酷道でしたね。
ツーリングマップルに「コーナー連続 練習と思って頑張ろう」だとか、「山中のハードな峠越え」
とか書いてあるんです。
四輪だったらさらにハードですよ。しかも今は真っ暗闇。

ただでさえバテ気味ですから、だんだんしんどくなってきた。
ステッピーもハイビーム全開なんだけど、あまりにカーブがきつすぎて、前方だけ照らす
ライトでは進行方向が見えないんですよね。


5:25 黒森峠

ダメだ。睡魔が襲ってくる。このときナビ席だったワガママ姫も完全に落ちている。
僕も寝よう…。


6:35 目を覚ます

ダメだ。寝ていたらもったいない。走ろう。
ワガママ姫は廃人のようにグッタリしているので、やよこを起こして隣に座ってもらう。
明るくなった黒森峠を下り、次の目的地の「石鎚スカイライン」に向かいます。


<石鎚スカイライン>
7:20 石鎚スカイライン

ここ、7:00からゲートが開くんだね。知らなかった。いいタイミングで来れたね。
そして、このころ太陽が登り、目が完全に覚める。
今日も最高の天気だ。ワクワクで睡魔は吹っ飛ぶよ。

標高はドンドン上がり、空がすぐ近くにあるかのような感覚。
そういえば石鎚山って西日本の最高峰だよね?
朝で空気が澄んでいるから、なおさら下界との空気の違いが明確化されますね。

この道は、1.5車線くらいで相変わらずのクネクネ道で、すれ違いも際どいくらいなん
だけど、幸い駐車スポットは多いから、絵になると思ったらすぐに車を停めて写真を
撮りますね。

快晴の朝

これだけ天気がいいのにね、後部で寝ているワガママ姫とタモリが起きないんですよ。
僕とやよこが、絶景を見るたびに「うおぉーー!」とか叫んでいるのに、全然起きない。

景色がいい休憩ポイントがあったから、「散歩に行かない?」と言ってるのに
グニャグニャ言ってて起きない。
だからやよこと散歩した。いい写真が撮れたさ。

狭路を進む

8:30頃、石鎚山の山頂への登山コース近くには、登山客がいっぱい歩いてる。
今日は最高の登山日和だね。
山は日が昇って一層緑が色濃く見えるようになってきた。

青い空と山

あまりの絶景に叫びっぱなしです、僕ら。
いちいち車も停めるので、なかなかペースも伸びません。
ま、うれしい悲鳴なんですけど。

あいかわらず道幅はギリギリで、ガードレールもほとんど無いから踏み外したら
転落死するようなコース。
対向車もときどき来るので、すれ違いはどっちかが決死のバックをしなければ
いけなかったりするんです。

普通だったらそういうとき、お互いちょっと不機嫌な顔になったりするもんなんですけど、
今日はすれ違う人みんな笑顔でお互い譲り合って進んで行ける。
天気がいいとみんな機嫌も良くなるんだね。

こんな綺麗な空の下で、いがみあったりはしたくないもんね。

どこまでも、山

間もなくスカイラインも終わりそうだ。
「この絶景を見ておかないと後で後悔するよ!」とワガママ姫とタモリを強引に
起こす。そしてまだ2人はボンヤリしているけど、9:30、山岳路は終わりを向かえる。


国道194号に乗り、瀬戸内海に面した街、西条に出ました。
石鎚山付近が思った以上のグネグネだったので、随分時間を消費してしまった。
そろそろ神奈川に帰ることを考えないとだね、今日が最終日だから。


10:25 西条のコンビニ

ここでごはんを食べ、身支度を整えます。
なんかワガママ姫が、「そんなに景色良かったんならもっと早く起こしてよ!」
とか言ってます。
いや、散歩に行くときに起こしたじゃん。自分で「起きれたら行く」とか言ってて
覚えていないよ、この方は。

西条でドライバーチェンジ

じゃ、この辺で僕は後ろに下がり、運転をタモリに頼みます。
このあとしばらくよろしくね。


<一六本舗>
やよこが四国土産として、この辺の名物である「一六タルト」を頼まれているらしい。
それで、近所の店の検索をしていたところ、伊予小松の国道沿いにあるらしいので、
寄っていくことにしました。

11:20 一六本舗

一六タルト

みなさん食いついてましたけど、残念ながら僕はお土産には無頓着な人なので、
後ろから見ているだけでした…。


<しまなみ海道>
さぁ、後は帰るだけ。
四国脱出には「しまなみ海道」を使います。

しまなみ海道は初めて!瀬戸内海に浮かぶ8つの島に10本の橋がかかる、
壮大なルートなのです。
しかもその橋の1つ1つも素晴らしい。

・世界初の三連吊橋:来島海峡大橋
・東洋一のアーチ橋:大三島橋
・県境を跨ぐ:多々羅大橋
・完成時は世界最長の斜張橋:生口橋
・上下二段構造:因島大橋
・2本の橋が並行して走る:尾道大橋&新尾道大橋

もう橋好きとしてはヨダレ物のビッグイベントなのですよ。
でも、もう睡魔に絶えられない。
「橋を渡るときには必ず起こしてね!」とワガママ姫に伝えて寝る。


12:20 しまなみ海道



早速、ワガママ姫に起こされた。
ワガママ姫:「YAMAちゃーん!1個目の橋が来たよー!」
YAMA:「ムニャー、ありがと…」

橋を過ぎたので再び寝ると、10分足らずで次の橋が現われる。
ワガママ姫:「YAMAちゃーん!次の橋が来たよー!」
YAMA:「うーむ…、了解…」

5分くらいでまた起こされる。
ワガママ姫:「YAMAちゃーん!橋ー!」
YAMA:「…ゲロ… …」

いやー、寝れませんね、これ。寝てるのか起きてるのかわからなくなったよ。

来島海峡を渡る
ありがとう、四国

13:20 瀬戸田PA

真っ青な"しおなみアイス"ってのがあったので、食べてみた。
あと、僕も適当に職場へのお土産を買いました。1分で選んだ。

多々羅大橋の前で
最後の記念撮影

14:12 しまなみ海道終了

そして本州、広島県の尾道に上陸しました。

14:15 山陽道 福山西IC

ここからは全部高速で神奈川を目指します。
ヤバイね、予定より遅れている。今日中に帰れないかもよ。

16:15 権現湖PA

兵庫県に入りました。うーん、もう夕方。
ドライバーのタモリは明日から仕事が始まる。だからなるべくもう負担はかけたくない。
でも、僕もこの後全部運転できるだけの体力は無いかもしれない。

…こんなときの最終兵器、「ワガママ姫、運転頼むわ」。
滅多に実現しない、禁断のワガママ姫・やよこペア。
ギャーギャー言ってますけど、体力温存のために僕とタモリは寝ますね。

18:53 多賀SA

夕食を食べ、1時間後に出発。
お盆の大渋滞に巻き込まれた。
でも、車内から花火が見えたりしてちょっと盛り上がったよ。

22:45 浜名湖SA


8.15
0:30 愛鷹PA

1:50 横浜青葉IC

ようやく戻ってきたー。ここでまずタモリを帰宅させます。
だから、兵庫からずっと温存してきたタモリに自分の家までの運転を頼んだんだけど、
いきなり道に迷ったみたいでさ、1時間もかかっちゃってるの。

2:43 タモリの家

お疲れ!運転ありがとう。今日の仕事頑張れよ!

3:40 ワガママ姫の家

4:23 やよこの家

4:55 帰宅


ほんのり空が明るくなってきちゃったよ、アハ。
かなりの強行軍、お付き合いありがとう。

ぶっちゃけキツかったよね?
でも、盛りだくさんで安上がりだった四国の旅。
ありがとう。
4日ぶりに布団で寝れるね。


2004年のお盆はこうして幕を閉じました。

走行距離は2775km。うん、なかなかクレイジーで。