雲海だ!

Chapter.2

Chapter.2

Chapter.1
Chapter.3
Chapter.3
Chapter.1

Chapter.2










8.13
6:00 起床

2時間の短い仮眠から目覚めました。ここは「四国カルスト」の近く。
見渡すと、明るくなってきているので僕らがどんなところにいたのかようやく把握できる。

とんでもない山道の路肩に停めていたんだね。まぁ、どうでもいいか。
出発しよう!今日も晴れそうだ!

狭い山道をウネウネと登っていると、素晴らしい朝が僕らを迎えてくれる。

雲海ですよ!この早朝だからこそ見ることの出来る絶景。
もし僕らが宿を取ってのんびる旅をするスタイルだったら、見ることは
できないに違いない。

後部で爆睡しているワガママ姫とタモリも起こしてやろうかと思ったが、
まだいいか。もうちょっと待てば、さらに最高の景色になりそうだ。

雲海に包まれる山々

<四国カルスト>
6:30 四国カルスト

この辺から四国カルストって呼んでいいのかな?
「天狗高原」近くまできました。ここから南下すればカルストのハイライトだね。

高知県と愛媛県の県境があったので、看板の下で写真を撮りました。
愛媛県って日本1周目で唯一深夜にかすめただけの県で、観光すらしたこと
ないんですよ。
初めての明るい愛媛県!

向こうは愛媛県!

「五段高原」近くの一番展望のいいエリアにステッピーを止め、ワガママ姫とタモリを
起こしました。天気は最高、眺めも最高です。


日本三大カルスト!

白い石灰岩が緑の草原に映える。やっぱりカルスト台地はこの時期がいいね。
日本最大三大カルストは、秋吉台・平尾台、そしてここ四国カルスト。
これで全てをアプローチ完了です。

息を呑むその絶景

再びステッピーに乗り込んで数100m走ると、右手に風力発電のプロペラが見えてきた。
プロペラを見るとなぜかワクワクする。
雄大な土地にのみ立ってる巨大建造物だからかなぁ。

さっそくいい位置で車を停め、ステッピーも一緒に写真に入れる角度で写真を撮りました。
ステッピーも一緒に頑張ってくれている大切な旅の仲間だからね!
ところで、ここってツーリングマップル2004年版の裏表紙に写っているところかな?
同じ場所に来れてうれしいね。

一緒に風を感じよう

まだ朝の7:30ですけど、もう既にお腹がいっぱいなくらい堪能しちゃってます。

このあと、四国カルストを下っている最中にすれ違った軽自動車が路肩の溝に
落っこちて、みんなでレスキューするというハプニングがあったりするんですけど、
そのエピソードの詳細は「DIARY」に書きますね。
レスキューに30分くらいかかって大変だったよ。


<道の駅 ゆすはら>
<雲の上のレストラン>

日も高くなり、お腹が減ってきました。どこかにいいところはないかなぁと思っていた
ときに見つけたのがここの道の駅。

8:45 道の駅 ゆすはら

併設している「雲の上のレストラン」で朝ごはんが食べれるかどうか聞いてみる。
ここは「雲の上のホテル」内の施設で、朝ごはんは宿泊客しか食べれないそうだけど、
ちょっと待ってれば食べさせてくれるらしい。
わーい、ありがとうございます。

とってもオシャレな高原の施設で、おいしい朝ごはんを宿泊客の人もいる中で
食べさせてもらえました。
そのあと身支度をして、時間はおよそ10:00。


次の目的は、四万十川との並走!
以前の旅では河口近くしか観光していないから、今回は中流付近を観光し、夏だから
四万十川で遊ぼうって魂胆なのです。

国道439号のグネグネ道を黙々と攻略。
狭くて険しくて、想定よりずっとスピードの乗らないキツイ道ですね。


<道の駅 四万十大正>
12:00 道の駅 四万十大正

ついに、念願の四万十川と合流した。
道の駅から四万十川に降り、みんなで日本最後の清流を堪能しよう!

最後の清流で

いやー、もう童心に帰って遊んじゃいましたよ。僕はいつも帰っているけど。
天気がいいので気持ちがいい。水も輝く。
キャッキャとハシャイで水を掛け合ったりしていました。いやー、夏っていいね。

気持ちいいぞー

この後はしばらく四万十川を眺めながらのドライブを楽しみたいと思います。
国道381号を西へと走り出しました。
全開の窓から吹き込む風が気持ちいです。

緑も豊かな四万十

近見町からは国道441号へ乗る。

宇和島へ出れば、海沿いの走りやすい道へ出れるんだけど、市街地で
混雑する可能性がありますからね。
せっかく四国に来たので、多少運転しづらくても、山の中の空いている道を
走ったほうが面白いかなって思うんです。

でもまた狭い道が連続し、ヒヤヒヤしながら対向車とすれ違い、体力も精神力も
どんどん奪われていくんですけどね…。
展望もイマイチでした。でもそれが四国山中の醍醐味だと思って頑張りますよ。


しかし、思ったより時間がかかってしまっている。
希望としては、このあと四国最西端の「佐田岬」そして夕日を見ながら
「夕やけこやけライン」を走りたいんです。

このプランは2年3ヶ月前に計画していたんだけど、そのときは四国最南端の
「足摺岬」から北上していたところ、愛媛県に入る数km手前の宿毛町で車を
パンクさせて、涙ながらに愛媛観光を断念したんです。

今回ははるばるリベンジしに来た。佐田岬だけは何としてでも踏んでおきたいね。

15:00頃、佐田岬の付け根辺りでどうしても市街地を通らざるを得なく、
そこで渋滞に巻き込まれてゲッソリしましたけど、なんとか脱出。


<佐田岬メロディーライン>
15:10頃 佐田岬メロディーライン

日本一細長い半島、佐田岬を走る約50kmの快走路、それが「佐田岬メロディーライン」。
先端部分はやっぱり狭くなってすれ違いが厳しかったけど、狭路は散々走って
もう慣れっこです。


<佐田岬>
16:02 佐田岬 駐車場

ここから徒歩20分ほど山道を歩けばゴール。
アイスも模擬店を出しているおばさんとチラッと世間話をし、アプローチ開始。
岬だけあって風がすごく強いです。

目指せ先端!

そして、ついに岬先端の灯台まで辿り着きました。
やった!四国最西端、初のアプローチ完了!

ここは九州の「佐賀関」までわずか15kmしか離れていないんだって。
ということは、正面に見えている陸地が九州かー!
九州、佐賀関。
いつになるかわからないけど、あっちからこっちを眺められる日が来るといいね!

向こうは九州!

そして、九州をバックにみんなで写真も撮りました。
とりあえず僕は誰よりも九州に近づきたかったのでこうなりました。

四国最西端
おめでとう!

このあと、遊歩道に「椿台展望台」への分岐があったので、そっちも行ってみました。
丘の上だったので高いところから景色を眺めることが出来たけど、周りに木々が多くて
イマイチでした。
この長めに高さはさほど関係ないしね。


17:20、佐田岬の駐車場まで戻ってきました。少しずつ西日が強くなってきている。
そして空腹…。
そういえば四国カルストの近くの「雲の上のレストラン」から何も食べていなかったね。

食べれる施設があったら即入ろう。
佐田岬メロディーラインをまた引き返します。


<道の駅 瀬戸町農業公園>
18:23 道の駅 瀬戸町農業公園

佐田岬メロディーラインの途中にある、風車がシンボルの道の駅。
ここでごはんにしよう。
まだレストランは営業しているかな?うん、ギリギリやっているみたいだ。

ここいらの名物はジャコ天らしい。
それが入ったそばを注文してみました。
みんなお腹が減っていたのでよみがえりましたね。
少しずつ暗くなる佐田岬の海と空を、ゆっくりごはんを食べながら見ていました。


19:08、すっかり暗くなったメロディーラインを、根元に向けて走ります。

次はお風呂。
川で遊んだり、岬を歩いたりで動き回ったので、もうお風呂に入りたいね。
ツーリングマップルで最寄の入浴施設を調べてみると、大洲に1件ありました。

ちょっと内陸部に入っちゃうけど、このあとは特別予定が無いから道を
反れてもいっか。行ってみよう。


<ゆう湯さがの>
20:00 ゆう湯さがの

綺麗なスーパー銭湯風(←?)の施設でした。リフレッシュ。
女性陣はごゆっくりで、閉店の22:00頃に帰還してきました。

22:15、再びステッピーは走り出します。

ホントに特に予定が無かったので、運転を交代したタモリに、
「どっか好きなところ走って、面白いところがあったら起こして。」と言って
後ろで仮眠しました。


8.14
日付が変わりました。
松山の近くまで来ているそうです。大きな国道沿いで、大都市ってカンジです。

0時過ぎ、コンビニでみんなで夜食にしました。
僕はこういうときはいつもカップヤキソバ。
隣のガソリンスタンドに入るとき、ステッピーが「ガリガリッ!!」と香ばしい
悲鳴を上げました。

えっと、タモリが運転していたんですけど、ガソリンスタンドに入る際の歩道、
乗り上げられるところを若干ずれ、普通に段差のあるところから突入しちゃった
みたいです。

うわぁー!ステッピーのエアロがグラグラガタガタだよーー!

タモリは必至に謝って、「修理費払います」とか言ってるけど、そこは僕は
気のいい先輩ですからドンマイです。
修理したら偉い金がかかると思うし、どうせ乗り潰す予定だし、ガムテープ
貼っとけばとりあえず平気そうだしね。

タモリは1人後輩としても参加だから、気も使っているだろうし、慣れない車の
運転で疲れてもいるだろうしね。


<松山城>
0:30 松山城

起こされたら松山城の見える道路に停まっていました。
なんか、タモリとワガママ姫の話では、松山城のすぐ近くに車を停めてみた
かったけど、深夜だからそんな場所が無いし、大通りばっかで路中すらも
ままならなかったそうです。

うん、とりあえずそんなワケで松山城を車窓から眺めました。暗かったです。
当たり前だけど。


1:00、タモリが力尽きました。
「すいません、ここが限界です。寝かせてください。」と言って、松山の市街地
のバス停で駐車しました。

僕も後ろで寝ていて頭が回ってないし、体力的にもまだ厳しかったので、
「うん、いいよ。ここでみんなで少し仮眠しよう。」
と言い、深夜のバス停でしばし眠りについてしまいました。


1:00 松山市内のバス停で仮眠