四国大暴走

2004.8.12-14
走行距離:2775km
実行人数:4名

まとまった休みがないとなかなか行けない四国
今しかない! さぁ、2年3ヶ月ぶりのアタックだ!

車窓から眺める
最後の清流、四万十川

Chapter.1

Chapter.1

Chapter.2
Chapter.3

鷲羽山からの瀬戸大橋

Chapter.3
Chapter.2

Chapter.1








2002年のGW、僕らは初めて車で横浜から四国までを走った。

四国4県を完全に走りきるつもりだったけど、終盤、ちょっとしたトラブルがあって
愛媛県だけほとんど走ることが出来なかった。

あのときのリベンジを、今の愛車のステッピーと果たしたい!

四国は本州と橋で繋がってはいるけれど、通行料がバカにならない。
どうせ行くならある程度の日程を確保してから行きたい。
そして今回、お盆の3日間を使って2年3ヶ月ぶりの四国を目指すことになったのです。

メンバーは、
2002年のときに同行した"ワガママ姫"、
ドライバーの交代人員として後輩の"タモリ"、
ステッピー常連のナビ人員"やよこ"

この計4人でほぼ24時間体制で四国を巡ります。

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8.11
20:10 出発

恒例の前夜発で行きます。行き先が四国なので、いつもより若干早めの出発。
やよこを市内の合流ポイントで拾った後、横浜駅に向かいます。

21:15 横浜駅

後輩のタモリと合流。仕事後に速攻で来てくれたそうだ。サンキュです!
さらにしばらく待つとワガママ姫もやってきた。それで全員です。
じゃあ、四国に行こう!

22:25 東名高速 横浜青葉IC



なんか急に土砂降りになった!これは大変です。ワイパー全開だし、
時速40km程度しか出すことが出来ません。
車内ではやよこの作ってきてくれた突撃弁当で夜食にします。
よし、これで元気が出てきたよ。



8.12
1:15 浜名湖SA

雨はすぐに止みました。どうやら静岡県だけ降っていたみたいです。

3:00 養老SA

大阪近辺でルート相談。実はほとんど何も決めずに来ているんだ。
議題は「どうやって四国に入るのか」。
@淡路島を経由して鳴門から入る
A瀬戸大橋を使って香川に入る
B"しまなみ海道"で愛媛から入る

えーと、@はいつでもできる、Bはちょっと遠すぎ。じゃあAにしようか。

6:08 福石PA

7:00頃 児島ICで一旦高速を降りる


<鷲羽山>
瀬戸大橋を渡るからには、まずここで士気を高めたい!
昔、僕らが学生だった頃に仲間とここから朝日を眺めた思い出の地、「鷲羽山」!

7:12 鷲羽山


ここは2年半ぶりだけど、記憶が鮮明に残っています。
あの時と同じ場所から瀬戸大橋の写真を撮る。
今日は快晴なので、連なっている瀬戸大橋がずっと遠くまで確認できます。

瀬戸大橋とメンバー4人

で、この後児島ICまで戻って高速に乗り、いよいよ瀬戸大橋から四国に突入します。

僕とワガママ姫は昔四国で軽く事故ってトラブったからね、
「事故らずに帰れればウチらの勝ち!事故ったら四国の勝ち!」
とかワケのわからんスローガンをかかえ、瀬戸大橋を疾走します。

7:43 瀬戸大橋

言わずと知れた、元世界最長の橋。
昼間に渡るのは初めてです。いろんな種類の橋が連なって1つの大きい橋を構成
しています。だから走っていて楽しいなぁ。

四国に上陸!

7:50 四国上陸

海を越えて別の陸地に行くって非常にワクワクしますよね。
一同のテンションも最高潮です。早速、坂出北ICで高速を降りました。
…そして道に迷いました。

とりあえず国道11号に乗ろうと思っていたんですけど、変な市街地をウロウロ
しちゃって自分がどっちを向いているのかすらわかりません。
全員でワタワタしつつもようやく軌道修正。


<国分寺ジャンボ>
香川に来たので、讃岐うどんを食べたいと思います。
こういうこともあろうかと、あらかじめワガママ姫がうどんリストをプリントアウトして
きてくれ、今回行くのはそのサイトでトップクラスの評価を得ているという、
「国分寺ジャンボ」という店になりました。

ワガママ姫の持っている資料には国道11号沿いにあるって書いてあるのに、そんな
店全然ないじゃん。
国分寺町にあるらしいのに、通り過ぎて高松市まで入ったりしちゃったよ。

なんだかんだで、資料が間違いで、県道17号の国分駅のちょっと東にあることが判明。

8:35 「国分寺ジャンボ」

朝だったからか、客は僕らだけだった。広くて綺麗な店内。
讃岐うどんと言えば、もっと小規模な製麺工場みたいなところでセルフで
食べるのに憧れるんですけど、ちょっと慣れていないのでね、今回はこういう
ところでよかったかな…。

次の目的地は、やよこから熱烈な希望のあった祖谷の「かずら橋」にします!
ちょっと遠いけど、頑張っていこう!
県道17号に沿い、かなり狭くなってきた道をウネウネと通り、途中「首切峠」なんて
いう物騒な名前の峠道も走り…。
日本最大の人造池で有名な「満濃池」の南から県道4号で南下します。

狭い狭い山中のグネグネ道。
ずっと1.5車線くらいの道幅ですれ違いも困難。前回四国を走ったときのことを思い出し
ちゃいました。
ドキドキするけど、こういう道もスリリングで結構好きだなー。
首都圏じゃまず味わえないもん。



ようやくある程度の道幅がある国道32号に接続し、祖谷渓を目指していると、前方に
警備員みたいな人が立っていて、車1台1台に何かを伝えている。

聞くと、この先の国道32号の「大歩危小歩危」が土砂崩れで通行止めなんだって。
そっかぁ、四国はここ最近豪雨の被害で大変なことになっているもんね。
毎日ニュースでやってるくらい。
今回晴れたのはかなり奇跡なのかな?

県道32号の「かずら橋」方面は生きていると言うので安心。ならば問題なないです。

しかし32号も結構入り組んでいますね。
ここは替えドライバーのタモリに運転を頼んでいたんだけど、ステッピーはそこそこ
デカい車なので運転しづらいようで、完全にテンパっていました。


<かずら橋>
タモリ、大丈夫だった?県道32号に乗ってからここまで1時間以上もかかっちゃってるよ。

12:52 かずら橋

やっと着いた。すごい山奥ですね。かずら橋は日本三奇橋のひとつだったよね?
じゃ、通行料の500円を払い、いざ橋へ。

ギッシギッシといい音を立てて揺れます。
周りの観光客がキャアキャア言っております。

もともと平家の落ち武者がカズラを編みこんで作ったもので、追ってから逃れるために
いざってときには橋をぶった切って落とせるようにできているんだって。

足元の感覚もかなり空いていて、ちょっとしたら踏み外して落ちるんじゃないか、と
錯覚するくらいの空間がありました。

四国へ!

夜食にしよう

讃岐うどんだ

重機が道に詰まってたり

かずら橋を渡ろう

←全員手すりは手放せない?

<琵琶の滝>
かずら橋で渡った対岸にある、小さな滝。
夏に近くで見れる滝って清涼感があります。逆光でうまい写真が撮れなかったけど。

対岸から戻るときに、かずら橋を斜め上から見下ろせるポイントがありました。

渓谷にかかるかずら橋

グラグラ揺れる橋でビビッてる人を見ると笑えます。
つい数分前の自分たちがアレだったんですけど。


<龍宮崖公園>
13:55 龍宮崖公園

トイレを探して立ち寄りました。川にかかる吊橋を渡ったら施設とか何かあるかなぁ
と思ったら、かなり険しい傾斜の山の中に入っちゃった。
うわー、撤退。

国道439号線に乗り、「与作」の代表峠であるという「京柱峠」方面に向かう。
ここ、酷道の1つですね。すっごい道が細いし、見通しの悪いカーブが延々と
続いています。
時速は10〜20kmくらいしか出せないし、ガードレールなんてほとんど無いし、
交通量は皆無だけど、万が一対向車が来たら絶対すれ違いなんてできないし。

これぞ四国ってカンジの山道。
峠を登ったり下ったり、現在地もよくわからんけど適当に進みます。

酷道439号にて

しかも何を間違えたか、さらに支道に入ったり、山奥の集落の袋小路に紛れ込んで
究極に狭い道を泣きそうになりながら何回も切り返ししつつUターンしたりしました。
ホント、ちょっと運転操作を誤るとガードレースが無いから数10m下の崖に転落します
もんね。
支道、恐ろしい。でも楽しい。


すさまじい時間をかけて、ようやくまともに走れる国道32号に出ました。
山間部を南下し、次の目的地である日本三大鍾乳洞の1つ、「龍河洞」に向かいます。

営業時間に間に合うかな?峠で時間をかけすぎたので不安になってきた。
「龍河洞」に電話をかけ、入場時間の制限を聞いておきます。

営業は17:00までだからギリギリかな?
昼ごはんを食べていないので、みんなかなり腹が減っているんだけど、お菓子を
食べてガマン。
土佐山田くらいから市街地に出る。

信号待ちをしていてちょっと気が焦っていると、ナビ席にいるワガママ姫が
「う〜ん、いいカンジ」とか言うもんだから、「焦ってるのにどこがいいカンジだよ?」
と隣を見ると寝言だったり。
そんなこんなでなんとか龍河洞へ着く。


<龍河洞>
16:30 龍河洞

閉園30分前。なんとか辿り着いたよ!いそいで受付に向かい、チケットを購入。
ここまですれば、もう安心。
ゆっくりと日本三大鍾乳洞を観光したいと思います。

洞内で記念撮影

比較的大規模な鍾乳洞。
ライトアップが最近の鍾乳洞見たくバリバリに赤とか緑とか使っていないので、ハデさはない
けど、そのぶん本来の造形を楽しむことが出来るかもしれない。

洞内も寒すぎず、しかもハイライトには従業員の人が待機していてガイダンスをしてくれる。
なかなか行き届いたところでした。

終盤には「神の壷」っていうのがあって、これは2000年前の洞窟に住んでいた人が置き忘れて
行ったら、長い年月をかけて鍾乳石に半分近く同化してしまった物。
人工物と自然物の奇跡の融合。壮大な歴史の流れを感じます。


<珍鳥館>
龍河洞と併設してあったので、寄ってみました。
オナガドリがいた。あの、ニワトリの尾がすごく長いヤツ。初めて見たかも。
そう言えばオナガドリって高知が発祥だったっけ?
尾の長さは最大8mくらいまで伸ばすことが出来るんだって。

でも、尾を保護するために特殊ケージの中で育てられて、歩いたり方向転換も出来ない
生活環境ってのもどうかな…、と複雑な気分。


西日の傾く駐車場は暑く、売店でアイスを購入しました。
ひとまずここまで無事に来れてよかったわ。

アイス食べます

間もなく日が落ちる。

明日は四国の西側を観光したいから、夜間のうちに愛媛方面に移動するんだけど、
どうしよう?ここから普通に愛媛に向かう?

ちょっと話し合った後、四国まで来ているのだから室戸岬を拝んでから行こうか、って
なりました。
室戸岬、僕はまだ行ったことがないんですよね。ここはできれば抑えておきたいところ。
でも、今から行ったところできっと日没には間に合わないよ?
途中で見るようなカンジになると思うよ?

でもこれでみんなの賛同が得られたので、高知県の海沿いを、東へと進むことにしました。

国道55号を東へ向かうステッピー、時間は確か18:.30頃。
もう間もなく太陽が沈もうとしており、空が赤く染まっていました。

安芸市までしか来れなかったね。
ここで海から夕日を見ようと車を停め、そしたら近所のおばちゃんが、
「そこはここいらの住民の駐車場だよ」と言うのでさらに車を動かし。
海のそばに気軽に停めれる無料駐車場があれば便利だなぁって思うんだけど、実際は
なかなか無いし、海すらブロック塀で見えないことが多いですよね。

幸い、なんとか停めれる場所を近所に見つけたので駐車。
ブロック塀によじ登り、4人で太平洋に沈夕日を眺めました。
角度の関係で、夕日は太平洋は沈まなかったんですけどね、まぁいいのです。

日没直後の風景

<室戸岬>
言うまでもない、四国の有名な岬ですけど、真っ暗で何がなんだかわかりません。

20:00 室戸岬

室戸スカイラインの、岬を見下ろす駐車場に着いたらしい。真っ暗で灯台がどこにある
のかすらわからないけど。そんな予感はしていましたけどね。
とりあえず、ここが室戸岬だってわかるポイントに立ち、写真を撮れればいいんです。

でも、ここには何もないっぽいです。
再び車を動かし、海沿いの道路の、岬先端部分と思われる箇所に駐車した。
すると、対面に室戸岬の碑がありました。

真っ暗な室戸岬

写真ではほとんど見えないけど、ちゃんと「室戸岬」って碑に書いてありました。
しかし、岬っぽくない岬でした。

地図ではあんない尖がっているのに、実際は通りすぎてしまいそうなくらい何も無い
道路でした。
夜だからっていうのもあるかもしれませんが…。
いずれここは日中にリベンジしておきます。


21:50、再び安芸まで戻ってきました。
サークルKを発見したのでここで夕食とします。

あとは、日中相当暑かったのでなんとしてでもお風呂を見つけなければいけません。
でもツーリングマップルを調べても、国道55号沿いに立ち寄り可能な入浴施設が
見つからないんです。


困ったときは知り合いに電話。
よく一緒にドライブしている大学時代の先輩、"DIME"に電話が繋がりました。
電話したのがワガママ姫だったかやよこだったかは忘れましたけど、
「55号、高知近辺で深夜までやってる入浴施設を調べて。」って依頼し、
旅の状況も合わせて報告しました。
こっちは旅の途中で車を運転しながらだから、変にハイテンションで、たぶん
DIMEは引いたと思う。


間もなく返信が来て、「高知ポカポカ温泉」ってところを教えてもらった。
うん、ここなら問題なく行けるし、時間も規模も打ってつけだ。
DIME、ありがとう!


<高知ポカポカ温泉>
22:55 高知ポカポカ温泉

激混み!ハンパないです!
施設内でみんなビール飲んでたり、ロビーや通路の床にまで座り込んでいたりと
祭り騒ぎになってますよ!
…と思ったら、今日は「よさこい祭り」の日だったのか!それで、祭りの後の連中が
大挙して押し寄せてきているんですね。

チケットを買ったら、「女性は大混雑のため、今は入れません。放送があるまで
待機してください。」と言われた。
ヒャー!じゃあ僕はタモリと一足先に入ってきますね。


くつろぐどころじゃないので、さっさと風呂を上がったら、少しロビーは空いていたけど
やよことワガママ姫がまだ待っていて、ようやく入れ替わりで入れるくらいだった。
じゃあ僕とタモリはステッピーの車内でしばらく仮眠しておきます。


8.13
1:45 女性コンビに起こされて目が覚めた。1時間くらい眠れたのかな?

ここから明日の朝一で「四国カルスト」を観光できるように、再び走り出すことに
しました。海沿いの国道56号は、お盆なのにもう全然車がいなくて真っ暗で、
スイスイと距離を稼げる。

須崎で国道197号に乗り、一転して山中のワインディングロードに突入しました。
もうありえないほど真っ暗。


<道の駅 布施ヶ坂>
3:30頃 道の駅 布施ヶ坂

トイレ休憩にしました。
見上げると頭上には満天の星空。メチャクチャ綺麗で言葉にできないほどでした。


3:50、運転がしんどくなってきた。四万十川源流への立て札とかあるけど、当然
それどころではありません。助手席のやよこも死にそうです。

四国カルストはもう目前だし、でも道が細くてわかりづらいし、今は仮眠を取って、
明るくなってから動いたほうがいいかな?

じゃあ長い長い1日でしたが、ここいらで一旦休憩としましょう。
ステッピー、お疲れ様。
2時間ほど仮眠を取ります。

4:00 就寝

メーターを見たら、出発からここまでは1303kmでした。