北海道旅2002

2002.8.14-18
走行距離:3715km
実行人数:7名

北海道って、車でどうやって行くの?3日間で一周できたりするの?何も知らない僕らの夏の大冒険!

僕らの夢見た、北の大地

プロローグ

プロローグ   8月14日   8月15日   8月16日   8月17・18日     

※一部の写真について、赤外線撮影によりモノクロになっています。
  ご了承ください。


こんばんは、【日本走覇】のYAMAです。
今、僕が生きているのは2012年の8月。
サイト更新は日本4周目の前半エピソードが全て完了したところです。
そして日本4周目における北海道旅の計画を詰めているところです。

思えば、僕が一番最初に北海道を本格ドライブしてから、ちょうど10年の月日が経
ったのだなぁ。
今でこそ僕は北海道の主な景勝地はほとんど制覇しているし、年季の入ったベテ
ランライダーとも互角に会話で渡り合えるだけの北海道の知識がある。

しかし当然のことながら、初回のドライブは何もわかっちゃいなかった。
手探りで、アドリブも効かなくて、迷って悩んで…。
それでも仲間と助け合い、不器用ながら最高の思い出を作れたと思う。

車っていいよね。
ドライバーが交替できるもん。仲間がブッ倒れるまで運転してくれたら、それを僕が
交替して続きを走る。僕が力尽きたら、また替えのドライバーがいる。
バトンを繋ぎ、1人じゃできないことだって実現できる。

みんなで命を削って繋いだ道が、今も当時使った北海道の白地図の上にしっかりと
残っているんだよ。

そのときの話を、ちょっとしてみましょうか…  ―

当時の企画書の表紙

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ついに、ついに北海道を目指す日がやってきた!
僕の予告が実現するときだ!

ほら、5月のGWのときの「四国強行ドライブ2002(1-6)」で疲労から車ぶつけたりし
て大変なことになったじゃないですか。メッチャ反省した。
そしてその後、しっかり経験を積み、自分の限界を見極められるようになって帰って
きたってワケですわ。

四国ドライブのときの最後に宣言した通り、北海道自走ドライブを実現するよ!


早速7月の下旬からメンバー集めを開始した。
大きめの車で最大8人を乗せていきたいと思う。
まずは件の「四国強行ドライブ2002(1-6)」からのメンバーを最優先だな。

コアドライバーとして、お馴染みの"江成"。
うるさいし体重が重いので前回はクビにした"タケ山"の復活。
ナビと盛り上げ役、そして緊急時のドライバーとして"ワガママ姫"。
四国のときの参加者"マユゲ"は残念ながら仕事で不参加になっちゃった。
ここまででまだ4人か。

先輩枠として「東北4県強行ドライブ(1-7)」のメンバー"DIME"に声をかけたが、行
けないそうなので同じく大学時代の先輩の"ぐちくん"に参加してもらうことに。
あとは最近よく僕やタケ山とつるんでいる、大学時代の仲間の"クララ"。
最後もう1人くらい仲間が欲しいがちょっと見つからないので、大学時代の後輩にタ
ケ山と一緒に片っ端から電話。そして後輩"タモリ"の参加が確定。

過酷でクレイジーなドライブシリーズの経験者は僕を含めて4名。
初参加は3名。合計で7名だ。
正ドライバーは5人、それなりの運転スキルだったら7人全員。
これで行けるっしょ、北海道!

僕らの描いた旅の軌跡

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8.13

僕は14:00に仕事をバックレた。
メインメンバーの中では僕だけ今日仕事だったのだ。準備は担当分けして僕以外の
みんなにやってもらっているけど、早く合流したいのだ。

帰宅し、荷造りを行う。
そして18:00頃、横浜の片田舎の我が家を電車で出発。
集合場所である相模原市の某駅に向かいます。

19:40 相模原市 某駅

相模原市にYAMA登場

駅前にロータリーに出たら、パジェロの屋根の上に座ってカメラを構えている男がい
る。あ、江成だ。昼間のうちに車を連レンタルしてきたのだ。
なるほどー、今回はパジェロか。どうやらサードシートまで出してギリギリ8人乗りら
しい。しかし荷物を収容することを考えると、7人でもギリギリだな。

既に僕が先週のうちに江成に預けた調理器具や、ワガママ姫から借りたテントなど
が積み込まれている。
よぉぉーし、テンション上がってきたぞー!

間もなく先輩のぐちくん・後輩のタモリも合流。
それでは、今回の突撃弁当の作成の場であるワガママ姫の家に行きます。


20:00 ワガママ姫の家

ここでは昼間に買い出しを担当したタケ山とクララが、ワガママ姫と一緒に突撃弁
当を作って待っているはず。
しかしね、遅れていてまだお弁当ができていないそうで。家の前で待たされる。

あのー、優先順位的に、お弁当よりも突撃スケジュールの方が大事なんですけど。
フェリーに乗り遅れたらどうするんスか?イライラ。

20:30頃になってようやくタケ山とクララが弁当を持って出てくる。
最後に身支度を終えたワガママ姫がノソノソ来るんだけど、「もう疲れた」とかブー
ブー言ってる。はぁ?なんすか、この前途多難なテンションは。

とりあえず、青森に向かって走りますか。そこからはフェリーだ。

タモリ・ぐちくん・タケ山
江成・YAMA・ワガママ姫・クララ

パジェロの前で

毛布とかタオルケットとかガンガン積み込んだら、人の乗るスペースがほとんどなく
なった。これ、7人でよかったね。当初計画の8人だったら絶対無理だったわ。
セカンドシートの1人なんて、テントセットを抱きかかえて座るような感じだしな。

乗り込んでから、フェリーの時間が気になる。
担当しているタケ山に時刻を尋ねるが、「カーゴルームに申込書をしまったのでわか
らない」とのことだ。
バッカじぇねーの!?目標がいきなりわからなくなったわ。コイツ、マジ使えねーわ。
でももう時間も無い、とりあえず出発だ!!

20:39 相模原市出発

長い高速の始まり

最初のドライバーは前回に引き続き突撃隊長の江成。
僕は助手席でそれをフォローします。

20:50 東名高速道路 横浜町田IC

ここからは高速道路です。お盆時期だけど、混み具合はいかがだろうかね?
たぶんフェリーの時刻は明日の早朝。渋滞があったらヤバいよね?
とりあえず、ペースは「恐山ドライブ・ミレニアム(1-1)」を遥かに超えていなければ
ならないのだろう。
それだけでもプレッシャーがものすごいわ。アレは不屈の伝説なのに。

東京料金所

21:05 東京JCT

ここで早くも東名高速は終点。ここからは首都高で東北道方面を目指します。
道路はちょっと混雑してきている様子だね。
「東京タワー」の脇をすり抜け、首都高向島線に乗る。ここまで来るとスイスイだ。

東京タワー

向島線

そういやね、僕らが車で本州から北海道まで走行できないって知ったのも、ほんの
1ヶ月ほど前の話。それまでは「青函トンネル」で行けるもんだと思っていたわ。
あれは電車専用だったのだね。

その後、フェリーのルートとかいろいろ検討して青函フェリーを使うこととなりました。
どうやら帰りは予約できなかったので苫小牧から八戸の航路だそうなんだけど。

クララの友人で神奈川から車で青函フェリーを使って北海道まで行ったことのある人
がいるそうなので、コメントも求めたんだ。
そしたら「すっげぇ疲れた」くらいしか情報を得られなかった。うむ、参考にならない。
とりあえず横浜から青森の北端まで走る疲労度は僕も経験済みなのでわかる。
キツいけど、実行できないレベルではないさ。

ドライバー江成

タケ山、寝る

東北道に入る前に、騒ぎ疲れたタケ山が寝やがった。まぁ静かでいいけど。
ここから旅のゴールまで、きっと体力は減る一方なのだ。今までもラクな旅なんて
1つもなかった。寝れるときに寝るのもいいだろう。

21:50頃 川口JCT

22:05 蓮田SA

最初の休憩ポイント

蓮田は東北道で最初に出てくるSA。うわっ、さすがに混んでいるね、ここ。
ここで最初のトイレ休憩。
そしてドライバーは江成から僕のチェンジします。江成は夕方から車の手配とかで
随分活躍してくれたから。
助手席はタケ山。うるさくて運転に支障が出そうです。

第2区ドライバー、YAMA

タケ山と今までの中国地方や四国の旅の思い出話をしながらも、淡々と夜の東北
道を走る。
埼玉県から一瞬群馬県をかすめて栃木県へ。それから福島県だ。

この時間になると車も少なめだし、景色も楽しめないし。
ただただ安全に距離を稼ぐしかないよね。
後部のメンバーもそろそろ寝に入ってきているようだ。江成は起きているけど。


8.14

1:00時少し前に福島県から宮城県へと入りました。
ぼちぼち東北道も半分ってトコかな?このあたりでドライバーチェンジしようかな?

1:25 鶴巣PA

セカンドシートのタモリ&ワガママ姫

真ん中の席では全然寝られないって、タモリがボヤいていた。かわいそうに。
でも、そのうちどの席でも寝れるようになるよ、疲れすぎて。
…寝るというより、気絶だけどね。

ここでドライバーはぐちくんに交替。このまま青森港のフェリーターミナルまで突っ
切ってもらいます。助手席はクララ。よろしく頼む。僕はちょっと寝る。

第3区コンビ、ぐちくん&クララ

うげ…。やっぱセカンドシートの真ん中は寝れないや。
しかし僕のようなチビは真ん中の席の比率が高い。哀しき定めだ。

1時間ほど軽く寝て、4:00頃に目を覚ます。ここは青森県に入ったあたりかな?
深い森の中をひたすら走っていた。そして徐々に空が明るくなってくる。

青森の夜明け

今日は曇り…いや、雨か。パラパラと雨が降っているわ。
予報は雨じゃなかったんだけどな…。北海道は晴れのはずなんだけどな…。
ちょっと心配です。

4:50 東北自動車道 青森IC

東北道の終点

雨の降りしきる中、最後の青森ICに辿り着く。料金は13500円だってさ。高ッ!
料金を払うときに窓から吹き込んだ風が、とても冷たい。
真夏とは言え、早朝の青森。やっぱ神奈川とは比べ物にならないくらい寒いんだね。

これから北海道に行ったら、もっともっと冷え込むのだろう。
上着をちゃんと持ってきたほうがよかったかな?


5:01 青森港フェリーターミナル

着いたー!久々の青森県!ここからフェリーです!てゆーか出航時間は何時だ?
向こうの方に大きな船が停まっているが、あれが僕らの乗る船なのだろうか?

青森港のパジェロ

曇天の下の大型船

ようこそ青森へ

どうにか雨の止みつつあるフェリーターミナルの駐車場で、みんなで車外に出る。
今まで窮屈だった分、ここでようやく羽を伸ばせるぞ。

タケ山は車のカーゴルームのカバンの中からフェリー乗船の書類を引っ張り出す。
そして青ざめる。


            フェリー出航時刻 … 5:10


あと6分で出航…!!?
だから言ったじゃないか、タケ山、フェリーの時間くらい責任もって控えておけ!
とりあえず江成が受付に走る。
そんで車検証を忘れて取りに戻ってくる。あわわ、なんかバタバタしてきた。

江成、走る

江成から車の鍵を受け取り、僕はまだ状況を把握していない残りのメンバーを車内
に集めてすぐに動き出せるように準備をしておく。
ぐちくんが悠々とタバコを吸っているが、そんな場合じゃない。すぐ消させる。

タケ山は責任を感じたのか、江成を受付の建物の方に走って行ってしまった。
まぁいいや。でもあと3分で出航だぜ。早くーーー!!

出航まであと2分。江成とタケ山が車に戻ってきた。速攻で車を発進させる。
急げ急げ!!江成運転で車はフェリーに向かう。でも、フェリーは遠いしターミナル
も複雑で場所がよくわからない。途中で誘導員に聞いたりする。

「向こうへ急ぎなさい」

ギリギリでの乗船成功!

僕らが乗り込むや否や、背後のタラップが「ドゴゴ…」と持ち上がり、封鎖された。
あぁ、やっぱり僕らが最後だったのね。

すぐに船は出航した様子だ。
僕らはまだ客室に行く準備で暗い車庫エリアにいたが、振動でそれを感じた。

5:10 出航



※繁忙期のフェリーは1時間前、そうでなくても30分前には乗り場にいるようにしまし
  ょう。僕らのコレは、結構なミラクルです。

僕らは"びなす"というそのフェリーのタラップを上がる。乗船、成功!
「よっしゃーーッ!!!」と全員で歓声を挙げる。
これで北海道に渡れるぜ!ヤッホーイ!!

乗船口の係員

フェリー出航まであと1分を切ったーー!!
そこでようやくフェリーの乗船口が視界に入る。
今、まさに僕ら以外の最後の車がタラップからフェリーに乗り込もうとしているところ
だった。

タラップ前の係員に用紙を提出する。そして乗船の指示を受ける。
うおぉぉぉ、間に合ったーー!!

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乗り場はどこだ